F.O.E.

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#image(strong_foe.png,title=オレンジ色の憎いやつ) &font(b,i,15){森の道を進む君たちの耳に遠くから激しい咆哮が聞こえてくる!} &font(b,i,15){何者とも知れぬ叫び声にあわせ蹄のようなもので地をける激しい足音まで響いてくる。} &font(b,i,15){君たちの近くに、今まで戦った敵とは比較できないほど巨大で恐ろしい敵が近づいてきているのだ!} &nicovideo(sm209408) 『[[世界樹の迷宮>ソードマン(世界樹の迷宮)]]』シリーズに登場する、フィールド上を徘徊する[[モンスター>カミキリオンβ]]の総称。 本家シリーズ以外の『[[ペルソナQ>善と玲]]』や『世界樹の不思議なダンジョン』にも登場する。 「F.O.E.」とは"Field on Enemy"の略であり、foeという単語自体も「敵」という意味を持つ。&link_anchor(*1){*1} フィールド上では記事上部の図のように動き回る一色の火の玉のような姿をしている (4以降は個別の3Dモデルが表示されるようになったが、その後もこれがF.O.E.を示すアイコンとして用いられている)。 [[接触すると戦闘になり、そのフロアに登場する他の雑魚敵とは&b(){桁違いの強さ}を誇る>オメガ]]。 それと同時に、移動のパターンを読んだりマップ上のギミックを駆使したりすることで、F.O.E.との戦闘を回避出来るようになっている。 そのため通常攻略時は、思考錯誤を重ねてF.O.E.との戦闘を回避することになる。 まあ大抵は初見で動きを見切れず戦闘になり、為す術も無く殺されて(俗にこれを&b(){「[[HAGEる>花諷院骸羅]]」}と言う&link_anchor(*2){*2})トラウマになるのだが。 なお徘徊、接触の判定は戦闘中のターン経過でも発生するため、一部のF.O.E.付近では戦闘ターンにも注意する必要がある。 「雑魚と戦闘中、F.O.E.が乱入してきて死んだ」「なんとか倒せるF.O.E.と戦闘中、他のF.O.E.が追加で来て死んだ」なんてことも。 その分強力な装備を作る素材を落とす相手も多く、十分な対策と準備の上で挑めばPTの大きな戦力強化も狙える。 『I』にて結局[[経>メタルスライム]][[験>はぐれメタル]][[値>メタルキング]]や素材のために「狩るべき敵」になってしまったことを反省してか、 『II』では『知恵を絞って避けるべき障害』であることを強調するため倒しても取得経験値が0になり、 代わりにマップ上でのF.O.E.の動きをコントロールするスキルやアイテムが登場したが、 不評(強いが故に苦労して倒しても&b(){見返り(=ボーナス特典)が無い})だったのか『III』では経験値を貰える仕様に戻っている。 #region(一種類だけでないF.O.E.の概要) -&b(){&color(orange){オレンジF.O.E.}} 所謂ごく普通のF.O.E.。 一般的故に、まるで罠のように出たり障害物だったり、中ボスのように陣取ったり…と強さも出方もまちまち。 場所によっては雑魚顔負けの物量で攻める事もあったり、後述の赤F.O.E.と遜色ない能力の奴もいたりで油断ならない。 -&b(){&color(red){赤F.O.E.}} &b(){&color(red){赤はその階層のボスより強い。}} しかもF.O.E.の動きを制限する技も一切受け付けない。 『I』『II』でははっきり言って、&b(){初めて会う段階で戦うのは自殺行為}。 大体能力だけでなく、全体攻撃・状態異常など技が強いのが特徴である。 『III』ではやや弱体化したが、それでも撤退を必要とするほど消耗してしまう分には変わりない。 その分、動き方に特徴があり見切れば必ずやり過ごせるようになる。マッピングを積極的に行って動き方を見極めよう。 なお、ここに属する連中は強力な武具になるアイテムをドロップしやすい(条件付きならほぼ確定)。 -&b(){&color(purple){紫F.O.E.}} &b(){『II』のトラウマメーカー}。 他のF.O.E.と違い、&b(){下マップに表示されない}(警告表示には出る)。 &b(){「F.O.E.は見えるために回避する事前提」という概念を振り払う}、精神ダメージをも与えてくる恐るべきF.O.E.。 おまけに登場も独特のものであり、気が付いたら囲まれていたというケースも。 終盤でも登場するが、仕様上初見では間違いなくハマってしまう恐怖の存在である。 -&b(){&font(yellow,black){黄色F.O.E.}} 『III』で初登場。本作では「ケセランパサラン」という空飛ぶ[[毛玉]]の一種のみ。 こいつらの特徴は川は勿論壁すらも無視して移動する事。 [[すぐに逃亡しておまけに硬い>メタルスライム]][[厄介な相手だがその分経験値が高い>はぐれメタル]]というボーナスエネミー的な存在であり、 更に深層では経験値・獲得金どちらも凄い値になる種類も出現する。 この「黄色のFOEアイコンはボーナス敵」という概念は後のシリーズ作品にも受け継がれており、 『IV』では「プーカ」というステータスアップアイテムをドロップするモンスターに、 『新II』では迷宮内に稀に出現する「世界樹の芽(双葉・四つ葉)」というレアモンスターに割り当てられている。 ……のだが、何故か『V』ではこれを逆手に取った(あるいはネタにした)ような謎の登場の仕方をしていた。 #region(『V』での黄色FOE) 『V』では「万物を刈りしもの」というFOEに黄色アイコンが割り当てられているのだが、 この敵は上記のような基本ほぼ無害のボーナスエネミー達と違って&b(){ガチガチに強い}。 出現階が第5層25Fというゲーム中でもかなり終盤に登場する事もあって、&b(){下手をしたらストーリーボスよりも普通に強い}。 さらに、『IV』以降の作品はゲームの3D化に伴いFOEもダンジョン内にモンスターのモデルが歩いているようにされているのだが、 このFOEだけは&b(){『III』以前のように球体がそのままダンジョン内を浮いている}ように描画されている。 つまり、このFOE自体が旧作の仕様をネタにしたセルフパロディ的なFOEであり、シリーズ経験者に対するお遊びとしての要素が強いため、 FOEアイコンも他のFOEとは別物という事で黄色FOEにしたという事なのだろう。 ……そのせいで旧作経験者には&b(){ボーナスエネミーと勘違いして突っ込んで呆気なくhageる}という事が普通に起こり得る辺り、 お遊びにしては少々悪質な気もするが。 #endregion -&b(){黒F.O.E.} [[ボス級>昏き海淵の禍神]]であり、シナリオを進める上で絶対に戦わなければならない相手であったり、[[隠しボス>クラーケン#Kraken_SQ]]だったりする。 中にはシナリオクリア前に戦えるのに&b(){シナリオのラスボスより強い}個体も。 なお、『II』では唯一経験値を出す上にドロップアイテムも出す(しかもどちらも高額)F.O.E.のため、&b(){狩りの対象にされていた}。 ちなみに『I』『II』では一度倒せば更に深い階から先制して一方的にぼこられる光景が見られた。 流石にあんまりすぎたのか、『III』では先制攻撃が出来ないように変更された。 #endregion #region(主なトラウマ一覧) -&b(){狂える角鹿(『I』)、狂乱の角鹿(『III』以降)} シリーズ最初に登場した記念すべきF.O.E.。 遭遇時点では圧倒的な攻撃力と&b(){混乱攻撃}で無数のプレイヤーをHAGEさせた。 2以降は全体を混乱させる技を使用してくるので、厄介さが増した。 脚さえ封じれば混乱攻撃は使えない…と思いきや『新・世界樹』(『I』のリメイク)では自慢の角を使うようになったため、 新旧プレイヤーが仲良くHAGEることになった。 |分かる人には分かるトラウマ動画&br()&nicovideo(sm437539)| シリーズを問わず『世界樹の迷宮』をプレイしたなら誰もが知っているF.O.E.であり、MUGENのF.O.E.が鹿を召喚するのもこれが元ネタと思われる。 ちなみに「ゴールドホーン」という亜種が存在するが、こちらは力押し一辺倒。 -&b(){全てを刈る影(『I』)、刈り尽くす者(『II』)、全てを狩るもの(『III』以降)} 巨大カマキリ。名前を変えながらも全シリーズに登場する常連。 毎作々々初登場時は態々イベントで「危険だ!」と知らせてくれるとてもイイ奴。 ただし危険と言われると挑んでみたくなるのがヒトのサガ。 戦闘になると&b(){即死効果付き}高威力単体物理攻撃でPTを一人一人確実に葬る上に非常に固い。 しかも、通り抜けなければならない部屋のド真ん中に陣取りプレイヤーを追いかける。 特徴的なパターンで動くため、それを考慮してパズルのように部屋を攻略するのが恒例。 『III』ではプレイヤーやF.O.E.の位置をMAP上で確認できなくなるダークゾーンに現れるため、避ける事が余計困難に。 お馴染み即死攻撃に追加して全体ランダム複数攻撃が追加される等、深層部に登場するためかさらに強力に。 とはいえ、黄色に格下げされているので全力で相手すれば倒せなくはない。 毎度レアドロップ取得条件が1ターンキルである(『III』まで)ため、最終的には乱獲される運命にある悲しき虫でもある。 『IV』では迷宮内には登場せず、大地を飛び回るF.O.E.として登場。 これまで遅かった移動スピードが、なんと気球(冒険者の大地での移動手段)の移動速度の&b(){倍}になっている。 縄張りと知らずに入ったプレイヤーに予想外の位置から戦闘を仕掛けてくるため、そのままパーティ壊滅も珍しくない。 『世界樹と不思議のダンジョン』では、まさかの大型D.O.E.(9マス分の大きさがある)として登場。 勿論そのままでは1マス分の通路を通れないので、&b(){迷宮の壁を破壊しながら移動}してくる (所謂ローグライク系(不思議のダンジョンシリーズもこの系列)には、こういう壁破壊系の敵は割と居たりする。  [[なおプレイヤーも壁を壊したり造ったり出来るので、それを利用して敵を嵌める事も>ロミアス]])。 「アイスシザーズ」や「デスマンティス」といった亜種も存在し、いずれも即死攻撃持ち。 余談になるが、『ペルソナQ』に登場する「刈り取る者」(『[[ペルソナ3>ペルソナ3主人公]]』及び『[[4>ペルソナ4主人公]]』におけるF.O.E.のような敵)も、似たパターンで移動する。 -&b(){飛南瓜シリーズ} ディフェンスに定評のある[[カボチャ>ジャックランタン]]。 青・緑・赤の三種類が存在し、作品毎に名前が異なる。 『II』では全てMAP上では姿が見えない紫F.O.E.。 見えないために初見では戦闘を回避しにくい上、&b(){氷・雷・無属性以外のあらゆる攻撃がほぼ無効}。 巡回ルートでランダムエンカウントしようものならいつ乱入されるか冷や汗モノである。 最下層に登場する「呪われし飛南瓜」は無限湧きしてジリ貧になることも。 しかしレアドロップ条件が比較的楽かつ事実上の最強鞭作成に3つ必要なため、「幻惑の飛び南瓜」の登場階層到達直後に乱獲される事も多い。 『III』では最下層の雑魚になったが、それぞれ全体脚縛り+全体高威力物理、全体頭縛り+高威力炎魔法、全体腕縛り&他二種の仲間を呼ぶ上、 3匹揃えば連携して全滅必至の全体攻撃を行い、耐久力も高いという非常に嫌らしいモンスターである。 『IV』では隠しダンジョン2FのF.O.E.として登場。 3体並んでマップを周回しており、プレイヤーが一体に接触すれば勿論残りの2体が乱入してくる。 『III』で登場した時と同様の嫌らしい行動に加え、順に無属性以外の全属性に完全耐性、全F.O.E.中最大のHP、全体回復技といった、 F.O.E.復帰に相応しい&s(){最早おかしいレベルの}強化が加わっている。 -&b(){三竜} 「雷鳴と共に現る者」「偉大なる赤竜」「氷嵐の支配者」の三体の隠しボスのこと。 全作に登場するクリア後の常連。 まず、1ターン目に&b(){超威力のブレス}を吐いてくるため、[[無対策で突撃すると即死する>スーパーメカ翡翠]]。 これを耐える対策を用意して初めてまともに挑戦出来るのだが、そもそも素の能力が非常に高い。 加えてブレス以外にもそれぞれがパーティ壊滅(あるいは撃破し切れない詰み状態)に繋がる手段を備えている。 『I』では倒せるようになっても、今度は彼らのレアドロップ(ランダム、0.1%程?)である「逆鱗」を求めて何度も戦うことになる。 湧き場所自体到達が面倒な場所にあり、ショートカット等も無いので、プレイヤーは過酷なマラソンを強いられるという二重のトラウマメイカー。 流石に『II』以降は条件さえ満たせば確実に落とす仕様に変更された。 『III』以降はこの三竜を倒す事で戦えるようになる、さらに強い竜も存在する。 //有名どころ以外は冗長かなと思ったのでコメントアウトしてみる。とりあえず3作以上の登場を基準に #co{ -&b(){ハイキラーアント} 『I』に登場。単体の力はそこまで強くないのだが、一定ターンで周囲に増援が湧き、延々乱入してきてジリ貧になりHAGEる。 同様の出現パターンを持つF.O.E.に蟹系列・宿木系列がいる。 -&b(){女王蟻(クイーンアント、傲然たる女帝)} 『I』ではキラーアントを束ねる女王蟻。こちらも次々にハイキラーアントが乱入してくる。 『III』では雑魚蟻から来るのではなく雑魚蟻を呼ぶ。クエストを受けることで現れる裏ボス的なものだが、 発生するタイミングが少しばかり早く、数階先のボスとほぼ同等の強さを持つため、ただの蟻だと挑んだ幾多の冒険者をHAGEさせてきた。 -&b(){魔界の邪竜} 『II』『III』に登場。どちらも強敵(赤)F.O.E.として出る。 『II』では主に昼と夜での移動パターンの違いを身をもって教えてくれる存在。 なお、戦闘になった場合攻撃力の異様に高い全体攻撃を行うため、バックアタックから先んじて行動を封じるか殺られる前に殺るのが一番良い。 ちなみに『I』では無限に仲間を呼ぶモンスターを使って経験値稼ぎを行うテクニックがあったが、 『II』ではそれをやろうとすると15回目あたりでこいつが出てくるため、何も知らない無印経験者を恐怖のドン底に叩き落とした。 『III』ではほぼ全く違うと言っていいF.O.E.になり。即死を含む常態異常を散布する「七つの悪疫」が恐ろしい。 どう対策しようとも防ぎようが無いため、カンストパーティーですらHAGEる可能性のある唯一のF.O.E.とも言われる (リアルラック的な意味で)。 -&b(){永劫の玄王} [[巨大なカメ>ガメラ]]。『I』にも登場するが、よく言われるのは『II』に登場する方。 『I』ではただひたすら固いだけのパッとしないF.O.E.だったのだが、 『II』では移動パターンが特徴的になり、前作の経験から舐めてかかったPTを即死級の全体攻撃で貪り食らう容赦の無さから、 多くのプレイヤーが&b(){[[「カメェェェェェェェーッ!! 」>エクスデス]]}と叫んでHAGEた。 ちなみに、『II』でも『I』と同様無茶苦茶に硬い。 『III』では雑魚に格下げされ、同時に少し柔らかくなったが、高威力の氷属性ランダム複数攻撃を習得。 後列を狙うことが多く、しかも後列の攻撃力減衰効果を受けないため、後衛キャラはほぼ即死。 固くて強いが戦闘開始直後からしばらくは何もしない事が多い(しかしランダム)のため、殺られる前に殺るのが基本。 -&b(){緋緋色金の剣兵} 『II』に登場。出現MAPは非常に広い大部屋モンスターハウスのごとき様相となっており、 その中の定点で振り向きながらPTを待ち、視界に入るととにかく執拗に追いかけてくる。 戦闘の序盤では手に持つ[[紅いレーザーソードと思しき剣>ダース・ベイダー]]による異様に高い通常攻撃でPTを次々葬り、 HPが半分を切ると「殺戮の光刃」という炎+斬の単体ランダム複数回攻撃スキルを使用する。 このスキルは通常攻撃に比してさらにダメージが高く、属性防御を固めるか防御専門職のスキルに頼るかしない限り、防御職でも一撃で瀕死になるほど。 しかも固いため、倒すのにも時間がかかり気味。 それでもやっぱりレアドロップによりクリア前最強剣「緋緋色金の光剣」を作れるため、乱獲される。 -&b(){アステリオス} 『II』の隠し階層のみに登場。PTが定点を通ると急に地面から湧いて出てその後はずっと背中を付いてくるトラップ型F.O.E.。 べらぼうに威力の高い技を持ち、それを惜しげもなく使ってくる。 ……が、対処法が分かりやすいので、最強の剣の素材を求めて狩られることもしばしば。 -&b(){泥中より迫る者} 『III』に登場する巨大ミミズ。 使用する2種類の全体攻撃は威力が高い上に、片方はこちらの頭を使う行動を、もう片方は足を使う行動を封じる効果がある。 しかもかなり高い物理耐性まで持っている。 軽い気持ちで挑むと、回復技を使うことも戦闘から逃げることすらも出来なくなりHAGEる。 -&b(){母なる爆炎竜} 『III』に登場。一つの部屋に複数待機し乱入してくるタイプなのだが、単体の能力が到着時にしてはかなり高い。 湧く数が有限なのがせめてもの救いか。大抵は殲滅しきる前にHAGEるが。 なお、同階層のベビードラゴンが戦闘中に呼び出すため、(文字通りの)「モンスターペアレント」や「PTA」等と呼ばれることもある。 一応低確率とはいえ石化で即死が通用し、レアドロップ条件も同じなのでPTの構成次第では乱獲されるF.O.E.でもある。 -&b(){解き放たれし凶獣、異海の巫女、異海の胸甲兵} 『III』に登場。強さはそうでもないのだが、執拗に追ってくるのと移動を制限するMAPの仕掛けが相まってかなり凶悪。 後者二体は更に乱入までしてくる上、二体揃うと即死効果を持つ連携技まで使うので手間取るとHAGEる可能性が跳ね上がる。 -&b(){[[吸い尽くす宿木>カミキリオンβ]]} 『III』に登場。蟻や南瓜と同じく定点無限湧きするタイプ。更に毒や体力吸収、TP吸収などでPTに与える被害が非常に大きい。 倒した傍からMAP上にPOPされる樣は精神的にも被害が大きい。 さらにエンカウント率の異様に高いダークゾーン迷路中にも涌きポイントが設定されており、 (しかも順路から1マス隣の左右に2箇所!)何体倒せばいいのか、いったい今どこにいるのか等の重圧は精神的にもHAGEかねない。 -&b(){禍神の触手} 『III』の最深層に出現する、文字通り蛸のような&s(){二次創作的においしい}外見のF.O.E.。 なんとプレイヤーから逃亡しようとする唯一のF.O.E.である。 その行動通り能力が高いだけで特技は一切無しと、強さとしては目立った存在ではないが、 場所によっては前述の「吸い尽くす宿り木」が出るスポットにもいる。 一ターンにニマスも移動するため、計画通り追い詰めないと戦う事はできない。 そこまでしないと倒せないのには理由があり、実はこいつの存在が『III』完全クリアの鍵を握っている。 -&b(){[[ゴーレム]]} 皆勤賞のボス格F.O.E.。脳筋に見られがちな姿だが、絶対専制や自己の戦力強化を使いこなし、果てには蘇生までしてくる。 『I』ではタイミング詐欺のクエスト、『II』では不意打ちで猛威を振るったが、『III』では大人しめ。 ちなみに『III』でこいつと戦う大航海クエストは、NPCをPTに入れて戦うことになるのだが、 その内の一人に[[「ボンガロ」という名前>テリー・ボガード]]で「壊炎拳」という物理攻撃スキルを連発するキャラがいたりする。 -&b(){アルルーナ} 『I』『III』に登場する女性型のボス格F.O.E.。『I』では表ラスボスと同レベルの戦闘能力を持ち、全体常態異常技で猛威を振るった。 『III』ではさらに隠しボス格に昇格し、ハイスタンダードな戦力で多くの冒険者をHAGEさせている。 -&b(){ヘカトンケイル} 『II』に登場する隠しボス。これもまた脳筋な見た目とはそぐわない搦め手や強化を行ってくる。 更に恐ろしいのは脳筋な見た目に違わぬ高威力技の数々や物理耐性の強固さ、高いHPまで有している所。 -&b(){イソギンチャク} 『III』に登場する名前が直球な隠しボス。凶悪な搦め手技を多数所持。 高い物理耐性と吸収技で粘られ、全体即死でHAGEに導かれる。 -&b(){[[クラーケン]]} 『III』に登場する隠しボス。イソギンチャクが搦め手で攻撃してくるのに対してこちらはガチガチの肉体派。 威力の高い技もそうだが、何より回数制限無しで一万五千回復するレストレイションが脅威の一言。 ジリ貧で永遠に終わらない戦いに精神的にHAGEる。 -&b(){エルダードラゴン} 『III』に登場する三竜を束ねる竜。ブレスの代わりに「スーパーノヴァ」という全滅確定レベルの技を持つ。 最初から全部封じられていて封じの耐性も非常に低く、ゲーム中唯一何度縛られても縛りに対する耐性が上昇しないが、 逆にそれが前提であっても三竜よりも強いということである。 頭を封じなければスーパーノヴァ、腕封じでの攻撃力半減が無ければ固い前衛でも即死~ドット単位の瀕死レベル、封じ込みで柔らかい前衛は即死レベル。 ちなみに脚は重要度が低そうに見えるが、実はパッシブスキルとして「脚を封じられていなければダメージ半減」という凶悪なものを持っている。 -&b(){フォレスト・セル} 『I』での隠しボスにしてラスボス。「森の・[[細胞>セル]])」を意味する名の通り世界樹を生み出し守護する存在。 &s(){つまり侵略者はどちらかと言うとプレイヤーである} 莫大な体力と豊富な技の数々、全ての常態異常無効という耐性を持っている。 特にやたら確立の高い全体即死技「ネクローシス」と、ほぼ確実にどれかは封じられる全体封じ技「エンタングルレイ」が強力。 長期戦になりやすいため最後で乱数が傾いてこれらに引っかかってしまうと精神的にもHAGEる。 -&b(){始原の幼子} 『II』の隠しボスにしてラスボス。表ラスボスが製造したが、あまりの強さで手に負えず破棄された「失敗作」。 高い防御性能と豊富な技の数々、変則的で凶悪な技を持っている。 特に全常態異常を全体にばら撒く「踊り狂え」と、超ダメージ無属性全体攻撃「去れ永久に」が厄介。 去れ永久には食らったら全滅ほぼ確定かつ軽減不可能な無属性なので非常に恐ろしい。 なお、昼間は完全に行動パターンがターン数で決まっているが、 夜は凶悪なスキルのみ使用する上に、行動パターンが完全ランダムになるという、パターン攻略型ボスの型を完全破壊する鬼畜。 -&b(){[[昏き海淵の禍神]]} 3での隠しボスでありラストボス。敵対する種族から文字通りの「神」として崇められている存在。 ライフ一定以下からのパターンの崩壊や別物と言っていいほど性能の変わる形態変化を持っている。 一発で全滅するような攻撃手段こそ持っていないが、体力を1万程度回復する「深淵への供物」、 無属性以外全てに反応するカウンター&全常態異常散布の「ほとばしる瘴気」が手強い。どちらも防御形態で使う。 パターン崩壊後の供物or瘴気が嫌らしく、攻撃するとカウンター、攻撃しないと回復をされてしまったりする。 } #endregion ---- **MUGENにおけるF.O.E. #image(F.O.E..gif,title=イントロで冒険者がHAGEるが、逆にあっち側のイントロでバイトにされることも。正に弱肉強食) [[ソードマン>ソードマン(世界樹の迷宮)]]を作成したKFC?氏製作のものが公開されている。 ただし、その姿は&b(){[[毛玉]]の顔の下にやたらマッチョな体が付いている}というものだが。 ドットのベースは[[ユリアン]]のもの。毛玉を打ち出したり[[鹿>ネロ・カオス]]を呼び出したり、タックルしたり…。 いや本当に&b(){どうしてこうなった}と言わざるをえない。 一応無意味にマッスルになってるわけではなく、上記の動画(主に1:19~)が元ネタなのだが。 ネタ成分が遥かに上回っているのは確かだが、上記の原作F.O.E.が持っていた技っぽい攻撃が搭載されており、 [[効果音>SE]]は世界樹の迷宮のものが使われているなど芸コマな部分もある。 外部[[AI]]はめそっぷ氏及び名無しのぽろろ氏によるものが公開されている。 なお、後者は12P専用なので注意。 |めそっぷ氏AI&br()&nicovideo(sm19637014)| この他、MUGEN入りしている[[クラーケン>クラーケン#Kraken_SQ]]や[[昏き海淵の禍神>昏き海淵の禍神]]もF.O.E.の一種である。 #region(余談) 『ペルソナQ』には「あしばや野郎」「したたり野郎」という、 &b(){仮面+褌一丁で体色が体の左右で異なる2色の筋肉モリモリマッチョマン}なF.O.E.が登場する。 万が一MUGENのF.O.E.のベースがユリアンでなく[[ギル]]だったら、それはもう&b(){そっくりさん}な事態になったであろう事は想像に難くない。 #endregion ***出場大会 #region(一覧) ''シングル'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[F.O.E.],sort=hiduke,100) ''タッグ'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[F.O.E.],sort=hiduke,100) ''チーム'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[F.O.E.],sort=hiduke,100) ''その他'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[F.O.E.],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[F.O.E.],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[F.O.E.],sort=hiduke,100) ''削除済み'' #list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[F.O.E.],sort=hiduke,100) #endregion ***出演ストーリー [[シンクロナイズド・ストーリーズ]] ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 『ペルソナQ』では「フューシス・オイケイン・エイドロン」、 『ペルソナQ2』では「フィルム・オプスキュリテ・エタンデュ」という名称だったり(尤も作中では殆どF.O.E.と呼ばれる)、 『世界樹と不思議のダンジョン』ではD.O.E.("Dungeon on Enemy"の略)という区分で登場したりするため、 (並外れた強さの)敵という意味であること以外に深い意味は無いと思われる。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} 由来は2chの「世界樹の迷宮で全滅したらhageるスレ」("ageる"の入力ミス)。 公式用語では無いのだが、世界樹プレイヤーには広く浸透したスラングである。 驚くべき事に、『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』ではなんと&b(){「ぜんめつ」の予測変換でhageと表示される}。 これ以前にも公式が予期せずプレイヤー間で生まれた慣習(例:「アリアドネの糸(脱出用アイテム)は持ったか?」と迷宮の入り口にメモを貼る)を、 公式側で会話文にこっそり混ぜてきた例があるので、ノリが良い公式の一例と言える。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //ボスキャラ,中ボス,ラスボス,トラウマ,魔物
#image(strong_foe.png,title=オレンジ色の憎いやつ) &font(b,i,15){森の道を進む君たちの耳に遠くから激しい咆哮が聞こえてくる!} &font(b,i,15){何者とも知れぬ叫び声にあわせ蹄のようなもので地をける激しい足音まで響いてくる。} &font(b,i,15){君たちの近くに、今まで戦った敵とは比較できないほど巨大で恐ろしい敵が近づいてきているのだ!} &nicovideo(sm209408) 『[[世界樹の迷宮>ソードマン(世界樹の迷宮)]]』シリーズに登場する、フィールド上を徘徊する[[モンスター>カミキリオンβ]]の総称。 本家シリーズ以外の『[[ペルソナQ>善と玲]]』や『世界樹の不思議なダンジョン』にも登場する。 「F.O.E.」とは"Field on Enemy"の略であり、foeという単語自体も「敵」という意味を持つ。&link_anchor(*1){*1} フィールド上では記事上部の図のように動き回る一色の火の玉のような姿をしている (4以降は個別の3Dモデルが表示されるようになったが、その後もこれがF.O.E.を示すアイコンとして用いられている)。 [[接触すると戦闘になり、そのフロアに登場する他の雑魚敵とは&b(){桁違いの強さ}を誇る>オメガ]]。 それと同時に、移動のパターンを読んだりマップ上のギミックを駆使したりすることで、F.O.E.との戦闘を回避出来るようになっている。 そのため通常攻略時は、思考錯誤を重ねてF.O.E.との戦闘を回避することになる。 まあ大抵は初見で動きを見切れず戦闘になり、為す術も無く殺されて(俗にこれを&b(){「[[HAGEる>花諷院骸羅]]」}と言う&link_anchor(*2){*2})トラウマになるのだが。 なお徘徊、接触の判定は戦闘中のターン経過でも発生するため、一部のF.O.E.付近では戦闘ターンにも注意する必要がある。 「雑魚と戦闘中、F.O.E.が乱入してきて死んだ」「なんとか倒せるF.O.E.と戦闘中、他のF.O.E.が追加で来て死んだ」なんてことも。 その分強力な装備を作る素材を落とす相手も多く、十分な対策と準備の上で挑めばPTの大きな戦力強化も狙える。 『I』にて結局[[経>メタルスライム]][[験>はぐれメタル]][[値>メタルキング]]や素材のために「狩るべき敵」になってしまったことを反省してか、 『II』では『知恵を絞って避けるべき障害』であることを強調するため倒しても取得経験値が0になり、 代わりにマップ上でのF.O.E.の動きをコントロールするスキルやアイテムが登場したが、 不評(強いが故に苦労して倒しても&b(){見返り(=ボーナス特典)が無い})だったのか『III』では経験値を貰える仕様に戻っている。 #region(一種類だけでないF.O.E.の概要) -&b(){&color(orange){オレンジF.O.E.}} 所謂ごく普通のF.O.E.。 一般的故に、まるで罠のように出たり障害物だったり、中ボスのように陣取ったり…と強さも出方もまちまち。 場所によっては雑魚顔負けの物量で攻める事もあったり、後述の赤F.O.E.と遜色ない能力の奴もいたりで油断ならない。 -&b(){&color(red){赤F.O.E.}} &b(){&color(red){赤はその階層のボスより強い。}} しかもF.O.E.の動きを制限する技も一切受け付けない。 『I』『II』でははっきり言って、&b(){初めて会う段階で戦うのは自殺行為}。 大体能力だけでなく、全体攻撃・状態異常など技が強いのが特徴である。 『III』ではやや弱体化したが、それでも撤退を必要とするほど消耗してしまう分には変わりない。 その分、動き方に特徴があり見切れば必ずやり過ごせるようになる。マッピングを積極的に行って動き方を見極めよう。 なお、ここに属する連中は強力な武具になるアイテムをドロップしやすい(条件付きならほぼ確定)。 -&b(){&color(purple){紫F.O.E.}} &b(){『II』のトラウマメーカー}。 他のF.O.E.と違い、&b(){下マップに表示されない}(警告表示には出る)。 &b(){「F.O.E.は見えるために回避する事前提」という概念を振り払う}、精神ダメージをも与えてくる恐るべきF.O.E.。 おまけに登場も独特のものであり、気が付いたら囲まれていたというケースも。 終盤でも登場するが、仕様上初見では間違いなくハマってしまう恐怖の存在である。 -&b(){&font(yellow,black){黄色F.O.E.}} 『III』で初登場。本作では「ケセランパサラン」という空飛ぶ[[毛玉]]の一種のみ。 こいつらの特徴は川は勿論壁すらも無視して移動する事。 [[すぐに逃亡しておまけに硬い>メタルスライム]][[厄介な相手だがその分経験値が高い>はぐれメタル]]というボーナスエネミー的な存在であり、 更に深層では経験値・獲得金どちらも凄い値になる種類も出現する。 この「黄色のFOEアイコンはボーナス敵」という概念は後のシリーズ作品にも受け継がれており、 『IV』では「プーカ」というステータスアップアイテムをドロップするモンスターに、 『新II』では迷宮内に稀に出現する「世界樹の芽(双葉・四つ葉)」というレアモンスターに割り当てられている。 ……のだが、何故か『V』ではこれを逆手に取った(あるいはネタにした)ような謎の登場の仕方をしていた。 #region(『V』での黄色FOE) 『V』では「万物を刈りしもの」というFOEに黄色アイコンが割り当てられているのだが、 この敵は上記のような基本ほぼ無害のボーナスエネミー達と違って&b(){ガチガチに強い}。 出現階が第5層25Fというゲーム中でもかなり終盤に登場する事もあって、&b(){下手をしたらストーリーボスよりも普通に強い}。 さらに、『IV』以降の作品はゲームの3D化に伴いFOEもダンジョン内にモンスターのモデルが歩いているようにされているのだが、 このFOEだけは&b(){『III』以前のように球体がそのままダンジョン内を浮いている}ように描画されている。 つまり、このFOE自体が旧作の仕様をネタにしたセルフパロディ的なFOEであり、シリーズ経験者に対するお遊びとしての要素が強いため、 FOEアイコンも他のFOEとは別物という事で黄色FOEにしたという事なのだろう。 ……そのせいで旧作経験者には&b(){ボーナスエネミーと勘違いして突っ込んで呆気なくhageる}という事が普通に起こり得る辺り、 お遊びにしては少々悪質な気もするが。 #endregion -&b(){黒F.O.E.} [[ボス級>昏き海淵の禍神]]であり、シナリオを進める上で絶対に戦わなければならない相手であったり、[[隠しボス>クラーケン#Kraken_SQ]]だったりする。 中にはシナリオクリア前に戦えるのに&b(){シナリオのラスボスより強い}個体も。 なお、『II』では唯一経験値を出す上にドロップアイテムも出す(しかもどちらも高額)F.O.E.のため、&b(){狩りの対象にされていた}。 ちなみに『I』『II』では一度倒せば更に深い階から先制して一方的にぼこられる光景が見られた。 流石にあんまりすぎたのか、『III』では先制攻撃が出来ないように変更された。 #endregion #region(主なトラウマ一覧) -&b(){狂える角鹿(『I』)、狂乱の角鹿(『III』以降)} シリーズ最初に登場した記念すべきF.O.E.。 遭遇時点では圧倒的な攻撃力と&b(){混乱攻撃}で無数のプレイヤーをHAGEさせた。 2以降は全体を混乱させる技を使用してくるので、厄介さが増した。 脚さえ封じれば混乱攻撃は使えない…と思いきや『新・世界樹』(『I』のリメイク)では自慢の角を使うようになったため、 新旧プレイヤーが仲良くHAGEることになった。 |分かる人には分かるトラウマ動画&br()&nicovideo(sm437539)| シリーズを問わず『世界樹の迷宮』をプレイしたなら誰もが知っているF.O.E.であり、MUGENのF.O.E.が鹿を召喚するのもこれが元ネタと思われる。 ちなみに「ゴールドホーン」という亜種が存在するが、こちらは力押し一辺倒。 -&b(){全てを刈る影(『I』)、刈り尽くす者(『II』)、全てを狩るもの(『III』以降)} 巨大カマキリ。名前を変えながらも全シリーズに登場する常連。 毎作々々初登場時は態々イベントで「危険だ!」と知らせてくれるとてもイイ奴。 ただし危険と言われると挑んでみたくなるのがヒトのサガ。 戦闘になると&b(){即死効果付き}高威力単体物理攻撃でPTを一人一人確実に葬る上に非常に固い。 しかも、通り抜けなければならない部屋のド真ん中に陣取りプレイヤーを追いかける。 特徴的なパターンで動くため、それを考慮してパズルのように部屋を攻略するのが恒例。 『III』ではプレイヤーやF.O.E.の位置をMAP上で確認できなくなるダークゾーンに現れるため、避ける事が余計困難に。 お馴染み即死攻撃に追加して全体ランダム複数攻撃が追加される等、深層部に登場するためかさらに強力に。 とはいえ、黄色に格下げされているので全力で相手すれば倒せなくはない。 毎度レアドロップ取得条件が1ターンキルである(『III』まで)ため、最終的には乱獲される運命にある悲しき虫でもある。 『IV』では迷宮内には登場せず、大地を飛び回るF.O.E.として登場。 これまで遅かった移動スピードが、なんと気球(冒険者の大地での移動手段)の移動速度の&b(){倍}になっている。 縄張りと知らずに入ったプレイヤーに予想外の位置から戦闘を仕掛けてくるため、そのままパーティ壊滅も珍しくない。 『世界樹と不思議のダンジョン』では、まさかの大型D.O.E.(9マス分の大きさがある)として登場。 勿論そのままでは1マス分の通路を通れないので、&b(){迷宮の壁を破壊しながら移動}してくる (所謂ローグライク系(不思議のダンジョンシリーズもこの系列)には、こういう壁破壊系の敵は割と居たりする。  [[なおプレイヤーも壁を壊したり造ったり出来るので、それを利用して敵を嵌める事も>ロミアス]])。 「アイスシザーズ」や「デスマンティス」といった亜種も存在し、いずれも即死攻撃持ち。 余談になるが、『ペルソナQ』に登場する「刈り取る者」(『[[ペルソナ3>ペルソナ3主人公]]』及び『[[4>ペルソナ4主人公]]』におけるF.O.E.のような敵)も、似たパターンで移動する。 -&b(){飛南瓜シリーズ} ディフェンスに定評のある[[カボチャ>ジャックランタン]]。 青・緑・赤の三種類が存在し、作品毎に名前が異なる。 『II』では全てMAP上では姿が見えない紫F.O.E.。 見えないために初見では戦闘を回避しにくい上、&b(){氷・雷・無属性以外のあらゆる攻撃がほぼ無効}。 巡回ルートでランダムエンカウントしようものならいつ乱入されるか冷や汗モノである。 最下層に登場する「呪われし飛南瓜」は無限湧きしてジリ貧になることも。 しかしレアドロップ条件が比較的楽かつ事実上の最強鞭作成に3つ必要なため、「幻惑の飛び南瓜」の登場階層到達直後に乱獲される事も多い。 『III』では最下層の雑魚になったが、それぞれ全体脚縛り+全体高威力物理、全体頭縛り+高威力炎魔法、全体腕縛り&他二種の仲間を呼ぶ上、 3匹揃えば連携して全滅必至の全体攻撃を行い、耐久力も高いという非常に嫌らしいモンスターである。 『IV』では隠しダンジョン2FのF.O.E.として登場。 3体並んでマップを周回しており、プレイヤーが一体に接触すれば勿論残りの2体が乱入してくる。 『III』で登場した時と同様の嫌らしい行動に加え、順に無属性以外の全属性に完全耐性、全F.O.E.中最大のHP、全体回復技といった、 F.O.E.復帰に相応しい&s(){最早おかしいレベルの}強化が加わっている。 -&b(){三竜} 「雷鳴と共に現る者」「偉大なる赤竜」「氷嵐の支配者」の三体の隠しボスのこと。 全作に登場するクリア後の常連。 まず、1ターン目に&b(){超威力のブレス}を吐いてくるため、[[無対策で突撃すると即死する>スーパーメカ翡翠]]。 これを耐える対策を用意して初めてまともに挑戦出来るのだが、そもそも素の能力が非常に高い。 加えてブレス以外にもそれぞれがパーティ壊滅(あるいは撃破し切れない詰み状態)に繋がる手段を備えている。 『I』では倒せるようになっても、今度は彼らのレアドロップ(ランダム、0.1%程?)である「逆鱗」を求めて何度も戦うことになる。 湧き場所自体到達が面倒な場所にあり、ショートカット等も無いので、プレイヤーは過酷なマラソンを強いられるという二重のトラウマメイカー。 流石に『II』以降は条件さえ満たせば確実に落とす仕様に変更された。 『III』以降はこの三竜を倒す事で戦えるようになる、さらに強い竜も存在する。 //有名どころ以外は冗長かなと思ったのでコメントアウトしてみる。とりあえず3作以上の登場を基準に #co{ -&b(){ハイキラーアント} 『I』に登場。単体の力はそこまで強くないのだが、一定ターンで周囲に増援が湧き、延々乱入してきてジリ貧になりHAGEる。 同様の出現パターンを持つF.O.E.に蟹系列・宿木系列がいる。 -&b(){女王蟻(クイーンアント、傲然たる女帝)} 『I』ではキラーアントを束ねる女王蟻。こちらも次々にハイキラーアントが乱入してくる。 『III』では雑魚蟻から来るのではなく雑魚蟻を呼ぶ。クエストを受けることで現れる裏ボス的なものだが、 発生するタイミングが少しばかり早く、数階先のボスとほぼ同等の強さを持つため、ただの蟻だと挑んだ幾多の冒険者をHAGEさせてきた。 -&b(){魔界の邪竜} 『II』『III』に登場。どちらも強敵(赤)F.O.E.として出る。 『II』では主に昼と夜での移動パターンの違いを身をもって教えてくれる存在。 なお、戦闘になった場合攻撃力の異様に高い全体攻撃を行うため、バックアタックから先んじて行動を封じるか殺られる前に殺るのが一番良い。 ちなみに『I』では無限に仲間を呼ぶモンスターを使って経験値稼ぎを行うテクニックがあったが、 『II』ではそれをやろうとすると15回目あたりでこいつが出てくるため、何も知らない無印経験者を恐怖のドン底に叩き落とした。 『III』ではほぼ全く違うと言っていいF.O.E.になり。即死を含む常態異常を散布する「七つの悪疫」が恐ろしい。 どう対策しようとも防ぎようが無いため、カンストパーティーですらHAGEる可能性のある唯一のF.O.E.とも言われる (リアルラック的な意味で)。 -&b(){永劫の玄王} [[巨大なカメ>ガメラ]]。『I』にも登場するが、よく言われるのは『II』に登場する方。 『I』ではただひたすら固いだけのパッとしないF.O.E.だったのだが、 『II』では移動パターンが特徴的になり、前作の経験から舐めてかかったPTを即死級の全体攻撃で貪り食らう容赦の無さから、 多くのプレイヤーが&b(){[[「カメェェェェェェェーッ!! 」>エクスデス]]}と叫んでHAGEた。 ちなみに、『II』でも『I』と同様無茶苦茶に硬い。 『III』では雑魚に格下げされ、同時に少し柔らかくなったが、高威力の氷属性ランダム複数攻撃を習得。 後列を狙うことが多く、しかも後列の攻撃力減衰効果を受けないため、後衛キャラはほぼ即死。 固くて強いが戦闘開始直後からしばらくは何もしない事が多い(しかしランダム)のため、殺られる前に殺るのが基本。 -&b(){緋緋色金の剣兵} 『II』に登場。出現MAPは非常に広い大部屋モンスターハウスのごとき様相となっており、 その中の定点で振り向きながらPTを待ち、視界に入るととにかく執拗に追いかけてくる。 戦闘の序盤では手に持つ[[紅いレーザーソードと思しき剣>ダース・ベイダー]]による異様に高い通常攻撃でPTを次々葬り、 HPが半分を切ると「殺戮の光刃」という炎+斬の単体ランダム複数回攻撃スキルを使用する。 このスキルは通常攻撃に比してさらにダメージが高く、属性防御を固めるか防御専門職のスキルに頼るかしない限り、防御職でも一撃で瀕死になるほど。 しかも固いため、倒すのにも時間がかかり気味。 それでもやっぱりレアドロップによりクリア前最強剣「緋緋色金の光剣」を作れるため、乱獲される。 -&b(){アステリオス} 『II』の隠し階層のみに登場。PTが定点を通ると急に地面から湧いて出てその後はずっと背中を付いてくるトラップ型F.O.E.。 べらぼうに威力の高い技を持ち、それを惜しげもなく使ってくる。 ……が、対処法が分かりやすいので、最強の剣の素材を求めて狩られることもしばしば。 -&b(){泥中より迫る者} 『III』に登場する巨大ミミズ。 使用する2種類の全体攻撃は威力が高い上に、片方はこちらの頭を使う行動を、もう片方は足を使う行動を封じる効果がある。 しかもかなり高い物理耐性まで持っている。 軽い気持ちで挑むと、回復技を使うことも戦闘から逃げることすらも出来なくなりHAGEる。 -&b(){母なる爆炎竜} 『III』に登場。一つの部屋に複数待機し乱入してくるタイプなのだが、単体の能力が到着時にしてはかなり高い。 湧く数が有限なのがせめてもの救いか。大抵は殲滅しきる前にHAGEるが。 なお、同階層のベビードラゴンが戦闘中に呼び出すため、(文字通りの)「モンスターペアレント」や「PTA」等と呼ばれることもある。 一応低確率とはいえ石化で即死が通用し、レアドロップ条件も同じなのでPTの構成次第では乱獲されるF.O.E.でもある。 -&b(){解き放たれし凶獣、異海の巫女、異海の胸甲兵} 『III』に登場。強さはそうでもないのだが、執拗に追ってくるのと移動を制限するMAPの仕掛けが相まってかなり凶悪。 後者二体は更に乱入までしてくる上、二体揃うと即死効果を持つ連携技まで使うので手間取るとHAGEる可能性が跳ね上がる。 -&b(){[[吸い尽くす宿木>カミキリオンβ]]} 『III』に登場。蟻や南瓜と同じく定点無限湧きするタイプ。更に毒や体力吸収、TP吸収などでPTに与える被害が非常に大きい。 倒した傍からMAP上にPOPされる樣は精神的にも被害が大きい。 さらにエンカウント率の異様に高いダークゾーン迷路中にも涌きポイントが設定されており、 (しかも順路から1マス隣の左右に2箇所!)何体倒せばいいのか、いったい今どこにいるのか等の重圧は精神的にもHAGEかねない。 -&b(){禍神の触手} 『III』の最深層に出現する、文字通り蛸のような&s(){二次創作的においしい}外見のF.O.E.。 なんとプレイヤーから逃亡しようとする唯一のF.O.E.である。 その行動通り能力が高いだけで特技は一切無しと、強さとしては目立った存在ではないが、 場所によっては前述の「吸い尽くす宿り木」が出るスポットにもいる。 一ターンにニマスも移動するため、計画通り追い詰めないと戦う事はできない。 そこまでしないと倒せないのには理由があり、実はこいつの存在が『III』完全クリアの鍵を握っている。 -&b(){[[ゴーレム]]} 皆勤賞のボス格F.O.E.。脳筋に見られがちな姿だが、絶対専制や自己の戦力強化を使いこなし、果てには蘇生までしてくる。 『I』ではタイミング詐欺のクエスト、『II』では不意打ちで猛威を振るったが、『III』では大人しめ。 ちなみに『III』でこいつと戦う大航海クエストは、NPCをPTに入れて戦うことになるのだが、 その内の一人に[[「ボンガロ」という名前>テリー・ボガード]]で「壊炎拳」という物理攻撃スキルを連発するキャラがいたりする。 -&b(){アルルーナ} 『I』『III』に登場する女性型のボス格F.O.E.。『I』では表ラスボスと同レベルの戦闘能力を持ち、全体常態異常技で猛威を振るった。 『III』ではさらに隠しボス格に昇格し、ハイスタンダードな戦力で多くの冒険者をHAGEさせている。 -&b(){ヘカトンケイル} 『II』に登場する隠しボス。これもまた脳筋な見た目とはそぐわない搦め手や強化を行ってくる。 更に恐ろしいのは脳筋な見た目に違わぬ高威力技の数々や物理耐性の強固さ、高いHPまで有している所。 -&b(){イソギンチャク} 『III』に登場する名前が直球な隠しボス。凶悪な搦め手技を多数所持。 高い物理耐性と吸収技で粘られ、全体即死でHAGEに導かれる。 -&b(){[[クラーケン]]} 『III』に登場する隠しボス。イソギンチャクが搦め手で攻撃してくるのに対してこちらはガチガチの肉体派。 威力の高い技もそうだが、何より回数制限無しで一万五千回復するレストレイションが脅威の一言。 ジリ貧で永遠に終わらない戦いに精神的にHAGEる。 -&b(){エルダードラゴン} 『III』に登場する三竜を束ねる竜。ブレスの代わりに「スーパーノヴァ」という全滅確定レベルの技を持つ。 最初から全部封じられていて封じの耐性も非常に低く、ゲーム中唯一何度縛られても縛りに対する耐性が上昇しないが、 逆にそれが前提であっても三竜よりも強いということである。 頭を封じなければスーパーノヴァ、腕封じでの攻撃力半減が無ければ固い前衛でも即死~ドット単位の瀕死レベル、封じ込みで柔らかい前衛は即死レベル。 ちなみに脚は重要度が低そうに見えるが、実はパッシブスキルとして「脚を封じられていなければダメージ半減」という凶悪なものを持っている。 -&b(){フォレスト・セル} 『I』での隠しボスにしてラスボス。「森の・[[細胞>セル]])」を意味する名の通り世界樹を生み出し守護する存在。 &s(){つまり侵略者はどちらかと言うとプレイヤーである} 莫大な体力と豊富な技の数々、全ての常態異常無効という耐性を持っている。 特にやたら確立の高い全体即死技「ネクローシス」と、ほぼ確実にどれかは封じられる全体封じ技「エンタングルレイ」が強力。 長期戦になりやすいため最後で乱数が傾いてこれらに引っかかってしまうと精神的にもHAGEる。 -&b(){始原の幼子} 『II』の隠しボスにしてラスボス。表ラスボスが製造したが、あまりの強さで手に負えず破棄された「失敗作」。 高い防御性能と豊富な技の数々、変則的で凶悪な技を持っている。 特に全常態異常を全体にばら撒く「踊り狂え」と、超ダメージ無属性全体攻撃「去れ永久に」が厄介。 去れ永久には食らったら全滅ほぼ確定かつ軽減不可能な無属性なので非常に恐ろしい。 なお、昼間は完全に行動パターンがターン数で決まっているが、 夜は凶悪なスキルのみ使用する上に、行動パターンが完全ランダムになるという、パターン攻略型ボスの型を完全破壊する鬼畜。 -&b(){[[昏き海淵の禍神]]} 3での隠しボスでありラストボス。敵対する種族から文字通りの「神」として崇められている存在。 ライフ一定以下からのパターンの崩壊や別物と言っていいほど性能の変わる形態変化を持っている。 一発で全滅するような攻撃手段こそ持っていないが、体力を1万程度回復する「深淵への供物」、 無属性以外全てに反応するカウンター&全常態異常散布の「ほとばしる瘴気」が手強い。どちらも防御形態で使う。 パターン崩壊後の供物or瘴気が嫌らしく、攻撃するとカウンター、攻撃しないと回復をされてしまったりする。 } #endregion ---- **MUGENにおけるF.O.E. #image(F.O.E..gif,title=イントロで冒険者がHAGEるが、逆にあっち側のイントロでバイトにされることも。正に弱肉強食) [[ソードマン>ソードマン(世界樹の迷宮)]]も手掛けたKFC?氏によるものが公開されている。 ただし、その姿は&b(){[[毛玉]]の顔の下にやたらマッチョな体が付いている}というものだが。 ドットのベースは[[ユリアン]]のもの。毛玉を打ち出したり[[鹿>ネロ・カオス]]を呼び出したり、タックルしたり…。 いや本当に&b(){どうしてこうなった}と言わざるをえない。 一応無意味にマッスルになってるわけではなく、上記の動画(主に1:19~)が元ネタなのだが。 ネタ成分が遥かに上回っているのは確かだが、上記の原作F.O.E.が持っていた技っぽい攻撃が搭載されており、 [[効果音>SE]]は世界樹の迷宮のものが使われているなど芸コマな部分もある。 外部[[AI]]はめそっぷ氏及び名無しのぽろろ氏によるものが公開されている。 なお、後者は12P専用なので注意。 |めそっぷ氏AI&br()&nicovideo(sm19637014)|[[プレイヤー操作]]&br()&nicovideo(sm43539537)| この他、MUGEN入りしている[[クラーケン>クラーケン#Kraken_SQ]]や[[昏き海淵の禍神>昏き海淵の禍神]]もF.O.E.の一種である。 #region(余談) 『ペルソナQ』には「あしばや野郎」「したたり野郎」という、 &b(){仮面+褌一丁で体色が体の左右で異なる2色の筋肉モリモリマッチョマン}なF.O.E.が登場する。 万が一MUGENのF.O.E.のベースがユリアンでなく[[ギル]]だったら、それはもう&b(){そっくりさん}な事態になったであろう事は想像に難くない。 #endregion ***出場大会 #region(一覧) ''シングル'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[F.O.E.],sort=hiduke,100) ''タッグ'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[F.O.E.],sort=hiduke,100) ''チーム'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[F.O.E.],sort=hiduke,100) ''その他'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[F.O.E.],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[F.O.E.],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[F.O.E.],sort=hiduke,100) ''削除済み'' #list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[F.O.E.],sort=hiduke,100) #endregion ***出演ストーリー [[シンクロナイズド・ストーリーズ]] ***プレイヤー操作 [[実況付きP操作 Tarie配信]](464キャラ目操作キャラ) ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 『ペルソナQ』では「フューシス・オイケイン・エイドロン」、 『ペルソナQ2』では「フィルム・オプスキュリテ・エタンデュ」という名称だったり(尤も作中では殆どF.O.E.と呼ばれる)、 『世界樹と不思議のダンジョン』ではD.O.E.("Dungeon on Enemy"の略)という区分で登場したりするため、 (並外れた強さの)敵という意味であること以外に深い意味は無いと思われる。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} 由来は2chの「世界樹の迷宮で全滅したらhageるスレ」("ageる"の入力ミス)。 公式用語では無いのだが、世界樹プレイヤーには広く浸透したスラングである。 驚くべき事に、『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』ではなんと&b(){「ぜんめつ」の予測変換でhageと表示される}。 これ以前にも公式が予期せずプレイヤー間で生まれた慣習(例:「アリアドネの糸(脱出用アイテム)は持ったか?」と迷宮の入り口にメモを貼る)を、 公式側で会話文にこっそり混ぜてきた例があるので、ノリが良い公式の一例と言える。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //ボスキャラ,中ボス,ラスボス,トラウマ,魔物

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