デオキシス

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#image(deokisith.jpg,title=「幻のポケモンはかわいい系」を覆したポケモンでもある,left,float) 分類:DNAポケモン タイプ:エスパー 高さ:1.7m 重さ:60.8kg 特性:プレッシャー&br()&space(9)(相手が使用した技のPPを1多く減らす(バトル時)&br()&space(13)先頭にすると自分よりもレベルの高いポケモンが出やすくなる(フィールド時)) #clear &font(b,i,20,#ff734a){「いんせきに ふちゃくしていた うちゅうウイルスの} &font(b,i,20,#ff734a){ DNAが へんいして うまれた ポケモン。」} 任天堂の育成RPG『[[ポケットモンスター]]』に登場するポケモンの一匹。 初出は『ルビー・サファイア』(実際は『ファイアレッド・リーフグリーン』から)で、所謂第3世代における幻のポケモンである。 アニメでの声優は[[千葉進歩>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:千葉進歩|]]氏と[[野島健児>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:野島健児|]]氏。 宇宙に存在するウィルスが、レーザーを受けて変異して誕生した地球外生命体のポケモン。 胸の水晶体が本体であり、水晶体から発する力で、レーザーや念力の発射、オーロラの発生、仲間とのコミュニケーションといった事が可能。 水晶体以外の身体の形状や性質は自在に変化させることができ、戦闘時にはノーマル・アタック・ディフェンスと、 後に追加されたスピードの四つの形態(フォルム)に変化する。 今では伝説のポケモンで多く見られるようになったフォルムチェンジが初めて搭載されたポケモンである。 名前の由来は恐らくDNA情報を構成する物質である「デオキシリボ核酸」から。 ちなみに、初登場時の「ディフェンス」「ノーマル」「アタック」の各フォルム名の頭文字をとると「D・N・A」となる。 ---- **原作ゲーム及びアニメ等におけるデオキシス 入手には特殊な方法を用いないと不可能。 『ルビー・サファイア』発売時点ではデータしか存在しておらず入手が不可能だったが、 その後発売された『ファイアレッド・リーフグリーン』において「たんじょうのしま」で捕獲出来る。 但し「たんじょうのしま」へ行くには、2004年の映画『裂空の訪問者 デオキシス』の前売り券特典としてデータが配布された、 「オーロラチケット」が必要であるため、通常のプレイでは行くことができない。 その後も2007年の『ディアルガVSパルキアVSダークライ』での前売り券の特典ポケモンとして受け取る事が出来た他、 2010年3月6日から5月17日までの期間限定で配布された『ポケモンレンジャー 光の軌跡』のスペシャルミッション「デオキシスとなぞのしんでん」において、 仲間になったデオキシスを『ダイヤモンド・パール・プラチナ』『ハートゴールド・ソウルシルバー』へ転送する事が可能だった。 ただし一台のプレイでは入手困難であり、多人数プレイが前提な難易度であった。 ちなみに、第3世代の配布で入手できるポケモンは「出身地」という隠しデータの都合により、 改造や裏技等でこれらのポケモンを生成した場合、配布で入手出来るソフト以外の出身地だと 所持バッジに関係無くトレーナーの言う事を聞いてくれないという仕様がある。 例として[[ミュウ]]は『エメラルド』、デオキシスは『ファイアレッド』か『リーフグリーン』が出身地でないといけない。 #region(『オメガルビー・アルファサファイア』では) 『ルビー・サファイア』のリメイク版、『オメガルビー・アルファサファイア』では本編クリア後にプレイできる追加シナリオ 「エピソード・デルタ」にてまさかのラスボスとして登場を果たす。 基本的には配信限定でしか入手できない幻のポケモンがシナリオに本格的に関わってくるという非常に珍しい展開である。 ホウエン地方に接近した隕石に隠れており、[[メガレックウザ>レックウザ]]によって破壊された隕石の破片に潜んでいた。 出現時のムービーでは三角形の物体からデオキシスに変身する際のギミックが表現されている。 LVが80と非常に高いが、下記のように防御・特防ともに脆いため、軽く削るはずがそのまま倒してしまう事も。 余談だが、隕石を破壊するために[[主人公>ハルカ]]は特製スーツ(元はグラードン/カイオーガ捕獲用に製作したもの)だけに身を包み、 メガレックウザに跨って宇宙へ飛び、そのまま隕石を打ち砕いている。衝突の衝撃とか岩の破片とかあるのに。 そして宇宙空間でも普通にポケモンを出したり、モンスターボールを普通に投げたり、道具を使っている。 なおポケモン達には一切宇宙服とかは用意されない。[[ポリゴン>ポリゴンZ]]などの電子生命体や[[ゲンガー]]などの霊体はまだしも、 完全な生物体の[[バシャーモ]]や[[サーナイト]]が平然と活動してるということになる。 ……一見すると生物と殆ど変わり無いように思えるポケモンを、 深海や宇宙などの無酸素空間で生身で活動できないと決め付けるなんて、&b(){「想像力が足りないよ」}という事か。 また、このエピソードでは『オメガルビー・アルファサファイア』の世界は原作の『ルビー・サファイア・エメラルド』のパラレルワールドと判明した。 すなわち『RSE』の登場人物と、『ORAS』の登場人物は同じ名前の似て非なる人物という事になる。 ちなみにイベントではないため、&b(){通常通り捕獲可能。} 基本的に各作品で全国図鑑完成をするにあたって、幻のポケモンは捕まえなくてもよい設定なっているのだが、 『ORAS』の全国図鑑においてはデオキシスは必須となっている。 ただし本作における特例のような扱いであり、他の作品においては依然として幻のポケモンとして扱われている。 そのせいで『ポケモンGO』では交換不可能となっている。 #endregion 当然の如くバトルタワーなどのルールでは使用禁止に当たる「禁止級伝説」と呼ばれる区分に該当。 前述のように4つのフォルムが存在し、それによって性能も大きく異なってくる。 種族値の合計値はいずれも同じだが、いずれのフォルムでも能力はやたらに偏っているので、クセがあり非常に扱いづらい。 初登場した第三世代ではデータが存在するカセットのバージョンによってフォルムが変わる仕様だったが、 第四世代以降では、特定の場所にある隕石に触れるとフォルムチェンジ出来るようになっている。 レベルアップで覚える技もフォルム毎に違うが、専用技の「サイコブースト」を始めとした一部のエスパータイプの攻撃技はどのフォルムでも修得可。 またフォルムチェンジしても覚えている技は変わらないので、各フォルムの技を自在に組み合わせて覚えさせる事ができる。 #region(フォルムチェンジについて) フォルムチェンジは第三世代で登場した概念。ポケモンが特定の条件を満たした場合に一時的に姿を変える現象または能力をいう。 進化と同様にタイプや能力値、覚える技が変化することがあるが、変化後も同じ種類のポケモンとして扱われ、 条件が満たされなくなったり特定の操作を行うと元の姿に戻れるのも進化とは異なる。 デオキシス以前にも、個体としては姿は変わらないが同一種でも複数の姿を持つ[[アンノーン]]や模様の違うパッチールなどがおり、 また天候で姿とタイプが変化するポワルンも存在していたが、各形態を「~フォルム」という呼称で分類したのはデオキシスが最初であり、 以降のフォルムチェンジを持つポケモンも各形態を「~フォルム」と呼ぶものが多い。 「~フォルム」の呼称は持たなくとも姿とともに能力の変わるポケモンも多数登場しており、 中には姿が変わるだけで強さは変化しない種類もいるが、フォルムチェンジの厳密な定義は公式でも発表されていないため、 姿が変化するポケモンのうち正確にはどこまでがこの範疇に含まれるのかはよくわからない。 フォルムチェンジの条件は特定のアイテムを持たせる、天候に反応する、HPが一定以下まで減るなどポケモンによって様々で、 中にはフォルムが進化に影響する種類もいる。 実はソフト内のデータ解析によって『ルビー・サファイア』発売の直後からデオキシスの存在はネット上では知れ渡っていた。 改造ツールによって不正に用意されたデオキシスも出回っており、技や能力値、戦法も考察が進んでいた。 先にもう一体の幻のポケモン・ジラーチの配布を伴った映画が公開されたのもあって、 次の映画に合わせて配布されるであろうことは誰しもが察しがついており、少なくともネット上では注目度は明らかに低下していた。 それを意識してかせずにか、発売される『ファイアレッド・リーフグリーン』と連動した新機軸の企画として登場したのが、 このフォルムチェンジであり、新作発売と主役映画のお披露目に合わせた情報公開を連動させて、 デオキシスの登場を盛り上げるというそれまでになかった販売戦略が取られた。 この試みが成功して以降、新バージョンやマイナーチェンジ版のソフトが出る度に伝説のポケモンや幻のポケモンの姿が変わるのが一般的になったと言える。 アイテムを使用しての変化、特定の技習得での変化、メガシンカ・ゲンシカイキなど、ひとえに伝説のポケモンと言えども、その変化方法は多種多様である。 ちなみに「フォルム」は独語または仏語(英語の「フォーム」に該当)、「チェンジ」は英語(仏語では綴りは同じだが発音が異なる)なので、 [[異なる外国語同士の組み合わせ>ルガール・バーンシュタイン]]になっているのだが、まあ[[和製洋語ではよくある事>○○だからしょうがない]]である。 #endregion ***ノーマルフォルム #image(386n.png,title=器用貧乏とか言うなよ?) HP:50 攻撃:150 防御:50 特攻:150 特防:50 素早さ:150 GBA版の『ルビー・サファイア』における姿。両腕がDNAの二重螺旋のような形状をしている。 また自在に5本指の手のついた腕に変化させることもできるようである。 ノーマルとは言いつつもかなり攻撃に偏っており、防御が弱め…と言うよりかなり[[紙]]になっている。 具体的には、物理攻撃に対してかなりの紙装甲であることで有名な[[フーディン]]と同じくらい物理防御・特殊防御共に紙。 しかし攻撃技、防御技共に優秀な技を覚え、素早い事で有名なマルマイン(140)やアギルダー(145)を超えるほど高い素早さもあるので、 サポート能力も優れていると言えない事もない。 だがこのまま使用するよりは、別のフォルムに変えた方が良い。 ***アタックフォルム #image(386a.gif,title=攻撃は最大の防御なり) HP:50 攻撃:180 防御:20 特攻:180 特防:20 素早さ:150 GBA版の『ファイアレッド』における姿。 全体的に鋭利な外見をしており、先端の尖った触手の様な腕が特徴。 中身も外見通りノーマルフォルムをさらに尖らせたような能力値であり、 あの[[ラムパルド]]を凌ぐ攻撃と、[[ミュウツー]]をもたやすく超える特攻を持ち合わせているが、 最早[[紙]]と呼ぶのすらもおこがましいくらいに防御が低く、ほんの少しの攻撃でも致命傷になってしまうという、 [[どこぞの黒胴着のおじさん>豪鬼]]もびっくりなほどピーキーな性能となっている。 よって、これを使っていくためには打たれ弱さを補うためのきあいのタスキ (HP満タンから一撃で倒される攻撃を受けると、HPを1残して一度だけ耐える)がほぼ必須になる。 圧倒的な高さの攻撃、特攻、素早さで如何に敵に手出しさせずに倒すかに全てがかかっているといえる。 紙装甲+タスキを生かしたカウンター・ミラーコート(それぞれ物理攻撃・特殊攻撃を受けるとダメージ2倍で返す)も可能。 HPは低いものの、それでも大抵の相手を返り討ちにできる。 ***ディフェンスフォルム #image(386d.gif,title=色違いは別名「バナナ」) HP:50 攻撃:70 防御:160 特攻:70 特防:160 素早さ:90 GBA版の『リーフグリーン』における姿。 頭部とやや一体化した強固な腕部を筆頭に、全体的に重厚でごつい外見をしている。 耐久型のポケモンにしては素早い方だが、代わりに攻撃力を失った。 禁止級としては遅い方になってしまうし、耐久型としてならHPの高い[[ルギア]]やクレセリアも壁になる。 多彩な補助技をどう活かすかが鍵となるだろう。 ***スピードフォルム #image(386s.gif,title=最も幾何学的な風貌) HP:50 攻撃:95 防御:90 特攻:95 特防:90 素早さ:180 GBA版の『エメラルド』における姿。 全体的にシャープな外見をしており、腕部は極めて細い紐状になっている。 素早さはマルマインやアギルダー、テッカニンなどよりも数段高く、 第8世代出身のレジエレキ(すばやさ&bold(){200})に抜かれるまで全ポケモン中No.1の数値を誇っていた。 その他の能力もそこそこの値で、ノーマルフォルムよりもずっとバランスがいい。 攻撃力は悪くないが禁止級ポケモンの中では低い方なので、 圧倒的な素早さを生かして補助技によるサポートや嫌がらせをしたり、自分の能力を上昇させる技を積んで戦うのがメインになる。 『[[大乱闘スマッシュブラザーズ]]』シリーズにおいても、『X』以降[[モンスターボール]]から出現するポケモンの一体として登場。 出現確率は低いが、アタックフォルムで登場し、上空から真下に向けて「はかいこうせん」を照射して攻撃を行う。 #region(メディアミックスにおけるデオキシス) アニメでは、映画『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス』で初登場。 「かげぶんしん」のようなわざを使い、アタックフォルムとディフェンスフォルムを使い分けてレックウザと死闘を繰り広げた。 ちなみに、劇中では2体のデオキシスが登場し、水晶の色がそれぞれ違っている(鼻とコアの色が紫と緑)。 後に、アニメ本編でも登場している。 漫画『ポケットモンスターSPECIAL』では第5章「ファイアレッド・リーフグリーン編」で2体の個体が登場。 ポケスペで幻のポケモンが複数いるのは異例のため、それぞれ「個体・壱」、「個体・弐」と呼称され区別されている。 宇宙ウイルスが変異した存在で、トクサネ宇宙センターで保管されていたが、第4章の災害の混乱の最中[[ロケット団]]に盗み出された。 当時はまだ任意にフォルムチェンジできなかった設定を再現して、フォルムチェンジはその土地の風土の影響を受けるという設定で、 ホウエン地方ではノーマル・スピード、カントー地方ではアタック・ディフェンスのフォルムのみ可能とされ、 ロケット団は紅色・藍色の宝珠の欠片である「ルビー」と「サファイア」を装着した装置でカントーにホウエンの風土を再現し、 4つのフォルムに自由にフォルムチェンジ可能にするという手法を取っていた。 「個体・弐」は、脱走を試みた際にサカキがレッドとの戦闘の際に入試して保管していた「レッドの血」を吸収しており、 その影響でレッドと度々共鳴する現象を起こしていた。 一度はサカキに捕獲されレッド&ミュウツーと戦うが、マサキが装置の石を奪取したことで、フォルムチェンジを制限された所を突かれ敗北。 これによりコントロールを脱し、レッドに協力した。 テレパシーは使用できないが機械に干渉して意思疎通は可能であり、 事件後に行方不明の同胞「個体・壱」を探す意思をレッドに伝えてその場を去った。 そして、ORAS編(エピソードデルタに相当する)である第13章で件の「個体・壱」が再登場。 「個体・壱」は「個体・弐」ほど容体が安定しないままロケット団によりブルーの両親を攫うなど酷使され、 使い物にならないと称されるほど衰弱して廃棄処分されたと第5章で公言されていたが、いかなる方法か宇宙に逃げ延びていたらしく、 散々酷使した末にごみのように自分を廃棄したサカキへ復讐すべく、巨大隕石「グランメテオΔ」を地球に誘導し、 &b(){全人類を巻き添えにサカキに報復を試みるという、}ポケスペ史上最大スケールの危機を起こした。 しかし、事態に対処すべく宇宙に来た図鑑所有者の中でも最強格のルビーとその相棒のサファイア、そしてメガレックウザの前に呆気無く敗北した。 #endregion &i(){(以上、Wikipedia及びポケモンWikiから一部転載・改変)} ---- **MUGENにおけるデオキシス #region(めるふぃむ氏(現・浅瑠璃 るめ氏)製作) -めるふぃむ氏(現・浅瑠璃 るめ氏) 現在は公開停止。 //めるふぃむ氏の復帰に伴い少し修正。動画使用も解禁されています(2023年12月現在) 「映画に登場した2対のデオキシスとは異なる第3のデオキシス」という設定だが、何故か[[ジャスティス]]の声で喋る。 アタックフォルムの姿で、攻撃面は[[飛び道具]]も近距離攻撃も豊富。 そして非常に高威力かつハイスピードなので万能に攻める事が出来るのだが、 例によって防御力は低く、LIFE760・DEF73とかなり低めの設定。 [[コンボ]]にさえ持ち込めばあっという間に倒せるので、展開の早い勝負が決め手になる。 #endregion #region(Richárd Mohos氏製作) -Richárd Mohos氏製作 『[[JUS>ジャンプスーパースターズ]]』風[[ドット>ドット絵]]を用いた[[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用の[[ちびキャラ]]。 デフォルトではノーマルフォルムで、攻撃や[[必殺技]]の時のみフォルムチェンジする演出となっている。 [[ちびキャラ]]ながら、触手を伸ばす攻撃でリーチは長め。 [[超必殺技]]では空中で光線を発射する。 |DLは下記の動画から&br()&youtube(https://youtu.be/JulL3w55qaI){320,240}| #endregion ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[デオキシス],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[デオキシス],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[デオキシス],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:千葉進歩|,|CV:野島健児|,任天堂,ポケモン,宇宙人,超能力者,触手,赤色
#image(deokisith.jpg,title=「幻のポケモンはかわいい系」を覆したポケモンでもある,left,float) 分類:DNAポケモン タイプ:エスパー 高さ:1.7m 重さ:60.8kg 特性:プレッシャー&br()&space(9)(相手が使用した技のPPを1多く減らす(バトル時)&br()&space(13)先頭にすると自分よりもレベルの高いポケモンが出やすくなる(フィールド時)) #clear &font(b,i,20,#ff734a){「いんせきに ふちゃくしていた うちゅうウイルスの} &font(b,i,20,#ff734a){ DNAが へんいして うまれた ポケモン。」} 任天堂の育成RPG『[[ポケットモンスター]]』に登場するポケモンの一匹。 初出は『ルビー・サファイア』(実際は『ファイアレッド・リーフグリーン』から)で、所謂第3世代における幻のポケモンである。 アニメでの声優は[[千葉進歩>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:千葉進歩|]]氏と[[野島健児>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:野島健児|]]氏。 宇宙に存在するウィルスが、レーザーを受けて変異して誕生した地球外生命体のポケモン。 胸の水晶体が本体であり、水晶体から発する力で、レーザーや念力の発射、オーロラの発生、仲間とのコミュニケーションといった事が可能。 水晶体以外の身体の形状や性質は自在に変化させることができ、戦闘時にはノーマル・アタック・ディフェンスと、 後に追加されたスピードの四つの形態(フォルム)に変化する。 今では伝説のポケモンで多く見られるようになったフォルムチェンジが初めて搭載されたポケモンである。 名前の由来は恐らくDNA情報を構成する物質である「デオキシリボ核酸」から。 ちなみに、初登場時の「ディフェンス」「ノーマル」「アタック」の各フォルム名の頭文字をとると「D・N・A」となる。 ---- **原作ゲーム及びアニメ等におけるデオキシス 入手には特殊な方法を用いないと不可能。 『ルビー・サファイア』発売時点ではデータしか存在しておらず入手が不可能だったが、 その後発売された『ファイアレッド・リーフグリーン』において「たんじょうのしま」で捕獲出来る。 但し「たんじょうのしま」へ行くには、2004年の映画『裂空の訪問者 デオキシス』の前売り券特典としてデータが配布された、 「オーロラチケット」が必要であるため、通常のプレイでは行くことができない。 その後も2007年の『ディアルガVSパルキアVSダークライ』での前売り券の特典ポケモンとして受け取る事が出来た他、 2010年3月6日から5月17日までの期間限定で配布された『ポケモンレンジャー 光の軌跡』のスペシャルミッション「デオキシスとなぞのしんでん」において、 仲間になったデオキシスを『ダイヤモンド・パール・プラチナ』『ハートゴールド・ソウルシルバー』へ転送する事が可能だった。 ただし一台のプレイでは入手困難であり、多人数プレイが前提な難易度であった。 ちなみに、第3世代の配布で入手できるポケモンは「出身地」という隠しデータの都合により、 改造や裏技等でこれらのポケモンを生成した場合、配布で入手出来るソフト以外の出身地だと 所持バッジに関係無くトレーナーの言う事を聞いてくれないという仕様がある。 例として[[ミュウ]]は『エメラルド』、デオキシスは『ファイアレッド』か『リーフグリーン』が出身地でないといけない。 #region(『オメガルビー・アルファサファイア』では) 『ルビー・サファイア』のリメイク版、『オメガルビー・アルファサファイア』では本編クリア後にプレイできる追加シナリオ 「エピソード・デルタ」にてまさかのラスボスとして登場を果たす。 基本的には配信限定でしか入手できない幻のポケモンがシナリオに本格的に関わってくるという非常に珍しい展開である。 ホウエン地方に接近した隕石に隠れており、[[メガレックウザ>レックウザ]]によって破壊された隕石の破片に潜んでいた。 出現時のムービーでは三角形の物体からデオキシスに変身する際のギミックが表現されている。 LVが80と非常に高いが、下記のように防御・特防ともに脆いため、軽く削るはずがそのまま倒してしまう事も。 余談だが、隕石を破壊するために[[主人公>ハルカ]]は特製スーツ(元はグラードン/カイオーガ捕獲用に製作したもの)だけに身を包み、 メガレックウザに跨って宇宙へ飛び、そのまま隕石を打ち砕いている。衝突の衝撃とか岩の破片とかあるのに。 そして宇宙空間でも普通にポケモンを出したり、モンスターボールを普通に投げたり、道具を使っている。 なおポケモン達には一切宇宙服とかは用意されない。[[ポリゴン>ポリゴンZ]]などの電子生命体や[[ゲンガー]]などの霊体はまだしも、 完全な生物体の[[バシャーモ]]や[[サーナイト]]が平然と活動してるということになる。 ……一見すると生物と殆ど変わり無いように思えるポケモンを、 深海や宇宙などの無酸素空間で生身で活動できないと決め付けるなんて、&b(){「想像力が足りないよ」}という事か。 また、このエピソードでは『オメガルビー・アルファサファイア』の世界は原作の『ルビー・サファイア・エメラルド』のパラレルワールドと判明した。 すなわち『RSE』の登場人物と、『ORAS』の登場人物は同じ名前の似て非なる人物という事になる。 ちなみにイベントではないため、&b(){通常通り捕獲可能。} 基本的に各作品で全国図鑑完成をするにあたって、幻のポケモンは捕まえなくてもよい設定なっているのだが、 『ORAS』の全国図鑑においてはデオキシスは必須となっている。 ただし本作における特例のような扱いであり、他の作品においては依然として幻のポケモンとして扱われている。 そのせいで『ポケモンGO』では交換不可能となっている。 #endregion 当然の如くバトルタワーなどのルールでは使用禁止に当たる「禁止級伝説」と呼ばれる区分に該当。 前述のように4つのフォルムが存在し、それによって性能も大きく異なってくる。 種族値の合計値はいずれも同じだが、いずれのフォルムでも能力はやたらに偏っているので、クセがあり非常に扱いづらい。 初登場した第三世代ではデータが存在するカセットのバージョンによってフォルムが変わる仕様だったが、 第四世代以降では、特定の場所にある隕石に触れるとフォルムチェンジ出来るようになっている。 レベルアップで覚える技もフォルム毎に違うが、専用技の「サイコブースト」を始めとした一部のエスパータイプの攻撃技はどのフォルムでも修得可。 またフォルムチェンジしても覚えている技は変わらないので、各フォルムの技を自在に組み合わせて覚えさせる事ができる。 #region(フォルムチェンジについて) フォルムチェンジは第三世代で登場した概念。ポケモンが特定の条件を満たした場合に一時的に姿を変える現象または能力をいう。 進化と同様にタイプや能力値、覚える技が変化することがあるが、変化後も同じ種類のポケモンとして扱われ、 条件が満たされなくなったり特定の操作を行うと元の姿に戻れるのも進化とは異なる。 デオキシス以前にも、個体としては姿は変わらないが同一種でも複数の姿を持つ[[アンノーン]]や模様の違うパッチールなどがおり、 また天候で姿とタイプが変化するポワルンも存在していたが、各形態を「~フォルム」という呼称で分類したのはデオキシスが最初であり、 以降のフォルムチェンジを持つポケモンも各形態を「~フォルム」と呼ぶものが多い。 「~フォルム」の呼称は持たなくとも姿とともに能力の変わるポケモンも多数登場しており、 中には姿が変わるだけで強さは変化しない種類もいるが、フォルムチェンジの厳密な定義は公式でも発表されていないため、 姿が変化するポケモンのうち正確にはどこまでがこの範疇に含まれるのかはよくわからない。 フォルムチェンジの条件は特定のアイテムを持たせる、天候に反応する、HPが一定以下まで減るなどポケモンによって様々で、 中にはフォルムが進化に影響する種類もいる。 実はソフト内のデータ解析によって『ルビー・サファイア』発売の直後からデオキシスの存在はネット上では知れ渡っていた。 改造ツールによって不正に用意されたデオキシスも出回っており、技や能力値、戦法も考察が進んでいた。 先にもう一体の幻のポケモン・ジラーチの配布を伴った映画が公開されたのもあって、 次の映画に合わせて配布されるであろうことは誰しもが察しがついており、少なくともネット上では注目度は明らかに低下していた。 それを意識してかせずにか、発売される『ファイアレッド・リーフグリーン』と連動した新機軸の企画として登場したのが、 このフォルムチェンジであり、新作発売と主役映画のお披露目に合わせた情報公開を連動させて、 デオキシスの登場を盛り上げるというそれまでになかった販売戦略が取られた。 この試みが成功して以降、新バージョンやマイナーチェンジ版のソフトが出る度に伝説のポケモンや幻のポケモンの姿が変わるのが一般的になったと言える。 アイテムを使用しての変化、特定の技習得での変化、メガシンカ・ゲンシカイキなど、ひとえに伝説のポケモンと言えども、その変化方法は多種多様である。 ちなみに「フォルム」は独語または仏語(英語の「フォーム」に該当)、「チェンジ」は英語(仏語では綴りは同じだが発音が異なる)なので、 [[異なる外国語同士の組み合わせ>ルガール・バーンシュタイン]]になっているのだが、まあ[[和製洋語ではよくある事>○○だからしょうがない]]である。 #endregion ***ノーマルフォルム #image(386n.png,title=器用貧乏とか言うなよ?) HP:50 攻撃:150 防御:50 特攻:150 特防:50 素早さ:150 GBA版の『ルビー・サファイア』における姿。両腕がDNAの二重螺旋のような形状をしている。 また自在に5本指の手のついた腕に変化させることもできるようである。 ノーマルとは言いつつもかなり攻撃に偏っており、防御が弱め…と言うよりかなり[[紙]]になっている。 具体的には、物理攻撃に対してかなりの紙装甲であることで有名な[[フーディン]]と同じくらい物理防御・特殊防御共に紙。 しかし攻撃技、防御技共に優秀な技を覚え、素早い事で有名なマルマイン(140)やアギルダー(145)を超えるほど高い素早さもあるので、 サポート能力も優れていると言えない事もない。 だがこのまま使用するよりは、別のフォルムに変えた方が良い。 ***アタックフォルム #image(386a.gif,title=攻撃は最大の防御なり) HP:50 攻撃:180 防御:20 特攻:180 特防:20 素早さ:150 GBA版の『ファイアレッド』における姿。 全体的に鋭利な外見をしており、先端の尖った触手の様な腕が特徴。 中身も外見通りノーマルフォルムをさらに尖らせたような能力値であり、 あの[[ラムパルド]]を凌ぐ攻撃と、[[ミュウツー]]をもたやすく超える特攻を持ち合わせているが、 最早[[紙]]と呼ぶのすらもおこがましいくらいに防御が低く、ほんの少しの攻撃でも致命傷になってしまうという、 [[どこぞの黒胴着のおじさん>豪鬼]]もびっくりなほどピーキーな性能となっている。 よって、これを使っていくためには打たれ弱さを補うためのきあいのタスキ (HP満タンから一撃で倒される攻撃を受けると、HPを1残して一度だけ耐える)がほぼ必須になる。 圧倒的な高さの攻撃、特攻、素早さで如何に敵に手出しさせずに倒すかに全てがかかっているといえる。 紙装甲+タスキを生かしたカウンター・ミラーコート(それぞれ物理攻撃・特殊攻撃を受けるとダメージ2倍で返す)も可能。 HPは低いものの、それでも大抵の相手を返り討ちにできる。 ***ディフェンスフォルム #image(386d.gif,title=色違いは別名「バナナ」) HP:50 攻撃:70 防御:160 特攻:70 特防:160 素早さ:90 GBA版の『リーフグリーン』における姿。 頭部とやや一体化した強固な腕部を筆頭に、全体的に重厚でごつい外見をしている。 耐久型のポケモンにしては素早い方だが、代わりに攻撃力を失った。 禁止級としては遅い方になってしまうし、耐久型としてならHPの高い[[ルギア]]やクレセリアも壁になる。 多彩な補助技をどう活かすかが鍵となるだろう。 ***スピードフォルム #image(386s.gif,title=最も幾何学的な風貌) HP:50 攻撃:95 防御:90 特攻:95 特防:90 素早さ:180 GBA版の『エメラルド』における姿。 全体的にシャープな外見をしており、腕部は極めて細い紐状になっている。 素早さはマルマインやアギルダー、テッカニンなどよりも数段高く、 第8世代出身のレジエレキ(すばやさ&bold(){200})に抜かれるまで全ポケモン中No.1の数値を誇っていた。 その他の能力もそこそこの値で、ノーマルフォルムよりもずっとバランスがいい。 攻撃力は悪くないが禁止級ポケモンの中では低い方なので、 圧倒的な素早さを生かして補助技によるサポートや嫌がらせをしたり、自分の能力を上昇させる技を積んで戦うのがメインになる。 『[[大乱闘スマッシュブラザーズ]]』シリーズにおいても、『X』以降[[モンスターボール]]から出現するポケモンの一体として登場。 出現確率は低いが、アタックフォルムで登場し、上空から真下に向けて「はかいこうせん」を照射して攻撃を行う。 #region(メディアミックスにおけるデオキシス) アニメでは、映画『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス』で初登場。 「かげぶんしん」のようなわざを使い、アタックフォルムとディフェンスフォルムを使い分けてレックウザと死闘を繰り広げた。 ちなみに、劇中では2体のデオキシスが登場し、水晶の色がそれぞれ違っている(鼻とコアの色が紫と緑)。 後に、アニメ本編でも登場している。 漫画『ポケットモンスターSPECIAL』では第5章「ファイアレッド・リーフグリーン編」で2体の個体が登場。 ポケスペで幻のポケモンが複数いるのは異例のため、それぞれ「個体・壱」、「個体・弐」と呼称され区別されている。 宇宙ウイルスが変異した存在で、トクサネ宇宙センターで保管されていたが、第4章の災害の混乱の最中[[ロケット団]]に盗み出された。 当時はまだ任意にフォルムチェンジできなかった設定を再現して、フォルムチェンジはその土地の風土の影響を受けるという設定で、 ホウエン地方ではノーマル・スピード、カントー地方ではアタック・ディフェンスのフォルムのみ可能とされ、 ロケット団は紅色・藍色の宝珠の欠片である「ルビー」と「サファイア」を装着した装置でカントーにホウエンの風土を再現し、 4つのフォルムに自由にフォルムチェンジ可能にするという手法を取っていた。 「個体・弐」は、脱走を試みた際にサカキがレッドとの戦闘の際に入試して保管していた「レッドの血」を吸収しており、 その影響でレッドと度々共鳴する現象を起こしていた。 一度はサカキに捕獲されレッド&ミュウツーと戦うが、マサキが装置の石を奪取したことで、フォルムチェンジを制限された所を突かれ敗北。 これによりコントロールを脱し、レッドに協力した。 テレパシーは使用できないが機械に干渉して意思疎通は可能であり、 事件後に行方不明の同胞「個体・壱」を探す意思をレッドに伝えてその場を去った。 そして、ORAS編(エピソードデルタに相当する)である第13章で件の「個体・壱」が再登場。 「個体・壱」は「個体・弐」ほど容体が安定しないままロケット団によりブルーの両親を攫うなど酷使され、 使い物にならないと称されるほど衰弱して廃棄処分されたと第5章で公言されていたが、いかなる方法か宇宙に逃げ延びていたらしく、 散々酷使した末にごみのように自分を廃棄したサカキへ復讐すべく、巨大隕石「グランメテオΔ」を地球に誘導し、 &b(){全人類を巻き添えにサカキに報復を試みるという、}ポケスペ史上最大スケールの危機を起こした。 しかし、事態に対処すべく宇宙に来た図鑑所有者の中でも最強格のルビーとその相棒のサファイア、そしてメガレックウザの前に呆気無く敗北した。 #endregion &i(){(以上、Wikipedia及びポケモンWikiから一部転載・改変)} ---- **MUGENにおけるデオキシス #region(めるふぃむ氏(現・浅瑠璃 るめ氏)製作) -めるふぃむ氏(現・浅瑠璃 るめ氏) 現在は公開停止。 //製作者の復帰に伴い少し修正。動画使用も解禁されています(2023年12月現在) 「映画に登場した2対のデオキシスとは異なる第3のデオキシス」という設定だが、何故か[[ジャスティス]]の声で喋る。 アタックフォルムの姿で、攻撃面は[[飛び道具]]も近距離攻撃も豊富。 そして非常に高威力かつハイスピードなので万能に攻める事が出来るのだが、 例によって防御力は低く、LIFE760・DEF73とかなり低めの設定。 [[コンボ]]にさえ持ち込めばあっという間に倒せるので、展開の早い勝負が決め手になる。 #endregion #region(Richárd Mohos氏製作) -Richárd Mohos氏製作 『[[JUS>ジャンプスーパースターズ]]』風[[ドット>ドット絵]]を用いた[[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用の[[ちびキャラ]]。 デフォルトではノーマルフォルムで、攻撃や[[必殺技]]の時のみフォルムチェンジする演出となっている。 [[ちびキャラ]]ながら、触手を伸ばす攻撃でリーチは長め。 [[超必殺技]]では空中で光線を発射する。 |DLは下記の動画から&br()&youtube(https://youtu.be/JulL3w55qaI){320,240}| #endregion ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[デオキシス],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[デオキシス],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[デオキシス],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:千葉進歩|,|CV:野島健児|,任天堂,ポケモン,宇宙人,超能力者,触手,赤色

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