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「MONSTER」(2024/01/22 (月) 18:20:24) の最新版変更点
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#image(monster12.jpg,width=400)
&font(25,b,i,black){「私の使命は、守ること」}
同人サークル「8105graphics.」が製作したWindows用2D格闘ゲーム。[[浦沢直樹氏による漫画作品>アトム]]でも[[尾田栄一郎>モンキー・D・ルフィ]]氏による[[短編集>リューマ]]でもない。
『[[MELTY BLOOD]]』のように原作があるわけではなく、
各ケモノジャンルのwebサイトの絵師達がデザインしたオリジナルキャラクター達が参戦している。
「獣人」と呼ばれる種族のキャラクターが大半を占めているのが特徴。
開発はShoK氏がほぼ一人で担当。初版は2006年の冬コミで販売。
ネット対戦が非常に手軽なのが特徴だが、反面システムやゲームバランスに粗が見られる作品。
最新バージョンは1.11bだが、それまでとゲージシステムが大きく変わっているため、
1.01をベースに解説する。
後に『[[アルカナハート]]』シリーズで知られるエクサムによって、『MONSTER AncientCline』として
アーケード進出する予定があったのだが、当初は「2008年夏稼働」と発表されていたものの開発が長引き、
2010年には中野TRF等でロケテも行われていたのだが、その後の音沙汰はない。
同人版の公式サイトは既に消滅しており、エクサムのAC版公式サイトも未だトップページ1枚絵のみ。
そして2012年11月、エクサム公式のTwitterが「おそらくもうエクサムからAC版を出すことはないでしょう」と発言。
2013年10月頃にはAC版公式サイトの消滅も確認された。
|AC版プロモーションビデオ&br()&nicovideo(sm4487251)|
**キャラクター
-同人版無印『MONSTER』のキャラクター
>カッツェ=ヴィルトファング、シェリー=ウィルナー、ライル=フォールド、真達羅燎原
>[[デルガ]]、古郡真夜、[[オセロ]]、アレクサンドル=パーブロヴィチ、王樹、イフリート
-AC版『AncientCline』から登場
>オリガ、大水青、真達羅焔赫、アルト=アグリッパ、ジール、イザングラン=ルガール
**システム
ボタンは弱中強の攻撃ボタンと、シフトボタンの計4ボタン式。
***シフト
本作の特徴とも言える「シフト」は、対戦前に3種類のモードから予め1つを選択し、
シフトゲージを消費することで一定時間そのモードに移行し、必殺技の性能などが変化する。
シフトゲージは試合開始時は0だが、時間経過で自動的に徐々に溜まっていく。
シフトボタンを押してシフトを行うと超必殺技用のレベルストックが1つ上昇し、一定時間モードが切り替わる。
シフト終了後はシフトゲージが0に戻り、再び時間経過による上昇が始まる。
(※1.11bでは超必殺技のゲージと統合され「通常モード時に1ゲージ消費で発動」に変わっている。)
シフトゲージさえ溜まっていれば、のけぞり中やガード中などあらゆる動作からシフトボタン1つで移行できるため、
緊急回避やコンボの手段として幅広い戦術に組み込めるのが特徴。
いわゆる『[[わくわく7]]』のスーパーモードみたいなもの。
-モンスター(攻撃性重視モード)
攻撃性を重視したモード。各種必殺技の発生が少し遅くなる代わりに、威力が増したりダウン効果がつく。
単純明快なパワーアップのため、初心者向け。
-フリーダム(機動性重視モード)
コンボに特化したモード。必殺技の威力が若干低下する代わり、キャラクターの機動力が上がる。
さらに他の必殺技や通常技でキャンセルが可能になったりなど、連続技向きのモード。
-トランキュリティー(安定性重視モード)
安定性を重視したモード。必殺技の発生が少し遅くなり火力も低下するが、
各技に無敵判定やガードポイントの付加、溜めが可能になるなど、攻撃性よりも安定性に特化した性能に変化する。
AC(ロケテ)ではさらにシステムが違い、1.01までのような自動上昇型のシフトゲージに戻ったが、
シフト発動後にシフトボタンで特殊操作を発動するというものに変わっている。
***ポイント / パワーブレイク
以下の条件を満たすと画面に「ポイント」が表示され、溜まっていく。
-相手の攻撃をガードした場合。
-相手に攻撃を連続ヒットさせた場合。
お互いの攻撃がかち合って相殺されると「パワーブレイク」が発生し、この際に上記のポイントが少なかったキャラクターが、
お互いの「ポイント」を合計した時間の分だけ無防備な状態で浮かされてしまう。
このため、下手な暴れプレイを行うと却って不利になるというシステムになっている。
なお、このポイントは時間経過と共に徐々に減少していく他、ガードと連続ヒットのうち他方を行うとリセットされてしまう。
そのため、相手に連続ガードされてしまった場合はわざと攻撃を食らって相手のポイントをリセットさせるという戦術もある。
***超必殺技
各キャラクターには3種類のタイプの超必殺技が各1つずつ用意されており、レベルストックを消費して発動する。
レベルストックはシフトを1回行う事に1ずつ上昇し、最大レベル3まで溜められる。
(※1.11bでは技を出すと増えるパワーゲージを消費するという一般的な格ゲー方式に変更されている)
-モンスターブロウ
その時溜まっているレベルストックを全て消費して発動。消費レベル(1~3)に応じて威力が変化する。
発生が早く、安定してコンボに組み込みやすい。
-バッシュコンボ
連続入力型の技。ストック1レベル分を消費して発動後、特定タイミングで追加入力を行うことによって
さらに1つずつストックを消費して連続で攻撃を行うことができる(最大3レベル分)。
追加入力タイミングが難しい場合が多く、モンスターブロウより安定しにくいが威力は高め。
-アブソード
ストックがレベル3、かつシフトゲージが満タンの時のみ発動可能。
キャラクター毎に異なる効果を発動させる。
全ゲージ消費だけあって、攻撃力の高い一発逆転技であったり、全画面攻撃であったり、
または『[[ヴァンパイア]]セイヴァー』のダークフォースっぽい性能だったりなど、内容は様々。
強力な反面、使用後はシフトゲージが一定時間回復しなくなる(次ラウンドにも影響する)という諸刃の剣でもある。
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**MUGENにおけるMONSTER
一部のキャラクターがL.C氏によってMUGENに移植されているが、動画で見る機会はまだ少ない。
複雑なシフトシステム等はゲージ技としてアレンジされている。
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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//格闘ゲーム
#image(monster12.jpg,width=400)
&font(25,b,i,black){「私の使命は、守ること」}
同人サークル「8105graphics.」が製作したWindows用2D格闘ゲーム。
[[浦沢直樹氏による漫画作品>アトム]]でも[[尾田栄一郎>モンキー・D・ルフィ]]氏による[[短編集>リューマ]]でもないし、[[十字結社のロボット>鉄人28号]]でも[[スパイダーマッ]]の怨敵でもない。
『[[MELTY BLOOD]]』のように原作があるわけではなく、
各ケモノジャンルのwebサイトの絵師達がデザインしたオリジナルキャラクター達が参戦している。
「獣人」と呼ばれる種族のキャラクターが大半を占めているのが特徴。
開発はShoK氏がほぼ一人で担当。初版は2006年の冬コミで販売。
ネット対戦が非常に手軽なのが特徴だが、反面システムやゲームバランスに粗が見られる作品。
最新バージョンは1.11bだが、それまでとゲージシステムが大きく変わっているため、
1.01をベースに解説する。
後に『[[アルカナハート]]』シリーズで知られるエクサムによって、『MONSTER AncientCline』として
アーケード進出する予定があったのだが、当初は「2008年夏稼働」と発表されていたものの開発が長引き、
2010年には中野TRF等でロケテも行われていたのだが、その後の音沙汰はない。
同人版の公式サイトは既に消滅しており、エクサムのAC版公式サイトも未だトップページ1枚絵のみ。
そして2012年11月、エクサム公式のTwitterが「おそらくもうエクサムからAC版を出すことはないでしょう」と発言。
2013年10月頃にはAC版公式サイトの消滅も確認された。
|AC版プロモーションビデオ&br()&nicovideo(sm4487251)|
**キャラクター
-同人版無印『MONSTER』のキャラクター
>カッツェ=ヴィルトファング、シェリー=ウィルナー、ライル=フォールド、真達羅燎原
>[[デルガ]]、古郡真夜、[[オセロ]]、アレクサンドル=パーブロヴィチ、王樹、イフリート
-AC版『AncientCline』から登場
>オリガ、大水青、真達羅焔赫、アルト=アグリッパ、ジール、イザングラン=ルガール
**システム
ボタンは弱中強の攻撃ボタンと、シフトボタンの計4ボタン式。
***シフト
本作の特徴とも言える「シフト」は、対戦前に3種類のモードから予め1つを選択し、
シフトゲージを消費することで一定時間そのモードに移行し、必殺技の性能などが変化する。
シフトゲージは試合開始時は0だが、時間経過で自動的に徐々に溜まっていく。
シフトボタンを押してシフトを行うと超必殺技用のレベルストックが1つ上昇し、一定時間モードが切り替わる。
シフト終了後はシフトゲージが0に戻り、再び時間経過による上昇が始まる。
(※1.11bでは超必殺技のゲージと統合され「通常モード時に1ゲージ消費で発動」に変わっている。)
シフトゲージさえ溜まっていれば、のけぞり中やガード中などあらゆる動作からシフトボタン1つで移行できるため、
緊急回避やコンボの手段として幅広い戦術に組み込めるのが特徴。
いわゆる『[[わくわく7]]』のスーパーモードみたいなもの。
-モンスター(攻撃性重視モード)
攻撃性を重視したモード。各種必殺技の発生が少し遅くなる代わりに、威力が増したりダウン効果がつく。
単純明快なパワーアップのため、初心者向け。
-フリーダム(機動性重視モード)
コンボに特化したモード。必殺技の威力が若干低下する代わり、キャラクターの機動力が上がる。
さらに他の必殺技や通常技でキャンセルが可能になったりなど、連続技向きのモード。
-トランキュリティー(安定性重視モード)
安定性を重視したモード。必殺技の発生が少し遅くなり火力も低下するが、
各技に無敵判定やガードポイントの付加、溜めが可能になるなど、攻撃性よりも安定性に特化した性能に変化する。
AC(ロケテ)ではさらにシステムが違い、1.01までのような自動上昇型のシフトゲージに戻ったが、
シフト発動後にシフトボタンで特殊操作を発動するというものに変わっている。
***ポイント / パワーブレイク
以下の条件を満たすと画面に「ポイント」が表示され、溜まっていく。
-相手の攻撃をガードした場合。
-相手に攻撃を連続ヒットさせた場合。
お互いの攻撃がかち合って相殺されると「パワーブレイク」が発生し、この際に上記のポイントが少なかったキャラクターが、
お互いの「ポイント」を合計した時間の分だけ無防備な状態で浮かされてしまう。
このため、下手な暴れプレイを行うと却って不利になるというシステムになっている。
なお、このポイントは時間経過と共に徐々に減少していく他、ガードと連続ヒットのうち他方を行うとリセットされてしまう。
そのため、相手に連続ガードされてしまった場合はわざと攻撃を食らって相手のポイントをリセットさせるという戦術もある。
***超必殺技
各キャラクターには3種類のタイプの超必殺技が各1つずつ用意されており、レベルストックを消費して発動する。
レベルストックはシフトを1回行う事に1ずつ上昇し、最大レベル3まで溜められる。
(※1.11bでは技を出すと増えるパワーゲージを消費するという一般的な格ゲー方式に変更されている)
-モンスターブロウ
その時溜まっているレベルストックを全て消費して発動。消費レベル(1~3)に応じて威力が変化する。
発生が早く、安定してコンボに組み込みやすい。
-バッシュコンボ
連続入力型の技。ストック1レベル分を消費して発動後、特定タイミングで追加入力を行うことによって
さらに1つずつストックを消費して連続で攻撃を行うことができる(最大3レベル分)。
追加入力タイミングが難しい場合が多く、モンスターブロウより安定しにくいが威力は高め。
-アブソード
ストックがレベル3、かつシフトゲージが満タンの時のみ発動可能。
キャラクター毎に異なる効果を発動させる。
全ゲージ消費だけあって、攻撃力の高い一発逆転技であったり、全画面攻撃であったり、
または『[[ヴァンパイア]]セイヴァー』のダークフォースっぽい性能だったりなど、内容は様々。
強力な反面、使用後はシフトゲージが一定時間回復しなくなる(次ラウンドにも影響する)という諸刃の剣でもある。
----
**MUGENにおけるMONSTER
一部のキャラクターがL.C氏によってMUGENに移植されているが、動画で見る機会はまだ少ない。
複雑なシフトシステム等はゲージ技としてアレンジされている。
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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//格闘ゲーム