沙悟浄

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#image(NoName--1.gif,title=ざんねん! また じかい ちょうせんしてくれ) #image(NoName--2.gif,left,float,title=ギャップ萌え) &font(25,b,i,purple){ 「お久しぶりです。昔のようにはいきませんよ?」} #clear 『悟空伝説~MAGIC BEAST WARRIORS~』のキャラクター。 #region(沙悟浄とは) 小説『西遊記』に登場する神仙。「降妖宝杖」という杖を武器とする (両端にそれぞれ三日月型の刃と鏟(さん。[[スコップ>リップ・セイバー]]に似た刃)の付いた「月牙鏟」の形状で描かれる事が多い)。 元々は天界の「捲簾大将」という役人であったが天帝の宝であった玻璃(水晶)の杯を誤って割ってしまい、人を喰らう妖仙に落とされた。 その後三蔵法師を9回も食い殺すが、転生を重ねた三蔵法師と[[孫悟空]]の力によって負かされ、仲間となる。&s(){つーか三蔵法師パネェ} そして天竺へ到達した後は釈迦如来より「金身羅漢(金身阿羅漢菩薩)」になる事を約束された。 ちなみに大将の位が指しているように天軍でもかなりの位置にあり、天帝の近衛軍の大将を勤めるエリート中のエリートだったりする。 仏教の護法神であり、[[北宋末>水滸演武]]~南宋元に成立したと見られる『大唐三蔵取経詩話』にも登場する「深沙神」がモデルと言われている。 [[髑髏の首飾り>ダルシム]]という外見的特徴もこのモデル元が由来で、これは先述の三蔵法師の前世から作った物である (仲間になった後は[[数珠>花諷院骸羅]]に取り替えている)。 [[河童>河城にとり]]というのは日本でのオリジナル設定であり(そもそも河童は日本の妖怪であり、中国には無い)、 原典の記述によれば色黒な老人の僧の姿をしている。&link_anchor(*1){*1} #endregion #region(『悟空伝説』とは) そもそも『悟空伝説』というのは、1995年にプレイステーションで出された実写格闘ゲームのことである。 作ったのは、『[[ブランディア]]』を手掛けた&b(){「アルュメ」}という大変発音し辛い名前(フランス語で「火を灯す」という意味)のメーカー。 このゲームを出した4年後にひっそり倒産した。 勿論元ネタは『西遊記』。実写格ゲーブームに乗る形で作られ、『[[ツインゴッデス>カーミラ]]』とは同期の仲。 このゲームの特徴として、対戦の合間にNHKの教育番組のようなほのぼのした実写ムービーが挿入されることが挙げられる。 ただし説明セリフが無いまま場面が突然変わるので、ストーリーは観ていて分かり辛い。 大まかに説明すると、旅を終えた後の孫悟空の元に、何者かに洗脳されたかつての仲間や敵達がやってきてドンパチやるという感じ。 なお、何故か&b(){マルチエンディング}である。ラスボスにとどめを刺したキャラによってエンディングが変わるが、 ロクでもないオチばかりなので沙悟浄ENDが一番GOODENDに近い (例を挙げると悟空はラスボスを倒した直後に何故か仲間達に襲われそうになりそれに挑む内容だったり、  八戒はOPにも登場した女神に地球並みにデカいお饅頭を頼んだらそれに潰されたりと、わけが分からないEDになっている)。 ゲームとしては、まだ当時としては珍しかった[[キャンセル]]技があったり、キャラごとの個性はある。 ただ[[判定]]が色々とおかしく、[[ゲージ]]技が無いなどイマイチな点も目立ってしまう。 &nicovideo(sm5567489) #endregion ---- **『悟空伝説』における沙悟浄 沙悟浄=河童なのはまあいいとして、何故か&b(){[[ウルトラクイズの司会者みたいな格好>イーグル佐武]]}で登場。 原作と違い武器は使用せず、奇声を発しながら徒手空拳で戦う。 その突飛な印象とは裏腹に、[[イケメン]][[ボイス]]と紳士的な言動で女性達の心を掴む(多分)。 正気を取り戻した際には「悟空、すまん…ゆるしてくれ!」と詫び、 襲ってきておいて助けを求める牛魔王に「ふざけるんじゃないぜ!」と怒鳴るなど熱血漢の一面も秘めている。 羅刹女に対しては「どうしてもと言うのならば…。かかってきなさい」とやはり紳士的。 ただし、「オマエだけには勝ちたいんや、スゴく」と切実な様子で言う[[猪八戒>ハイパーストーム・H]]に対しては、 &b(){「ハハハ。勝てるものなら勝って見なさい。このブタ!」}とえらく辛辣である。彼らの間に一体何があったというのか。 &nicovideo(sm1959504) とはいえ、このゲームにはもっとぶっ飛んだキャラもいるので、一行の常識枠と言った所か。 #region(その一例) #image(goku005.jpg,title=やったーカッコイイー!) #endregion ---- **MUGENにおける沙悟浄 NGI氏による原作のグラフィックを用いて製作された沙悟浄が存在。 氏曰く「ほんとはブタが作りたかった」らしい。 基本は[[原作通り>原作再現]]だが、巨大なキュウリを相手に叩き付ける&s(){見た目とボイスがそこはかとなく卑猥な}オリジナル[[超必殺技]]が追加されている。 …が、無敵が無い上に[[発生]]も速いとは言えず、[[カットイン]]表示後にサクッと潰されるという[[哀しみを背負った>無想転生]]技である。 むしろノー[[ゲージ]]で4割以上消し飛ばし、[[コンボ]]にも組み込める[[乱舞技]]の方が脅威。キュウリよりも火力高いし。 なお、[[地を這う>パワーウェイブ]][[飛び道具]]は何故か一発目にしか[[攻撃判定>判定#id_0bbb23a0]]が無いという謎仕様だが、これは原作再現とのこと。 [[AI]]は未搭載だが、5%オフ氏の外部AIが存在。正に黄金タッグである。 とにかく上記の乱舞技が強烈で、跳び込みからのラッシュを喰らうと5~6割ほど持って行かれることも。 |&nicovideo(sm17746131)|プレイヤー操作&br()&nicovideo(sm18379856)| &font(25,b,i,purple){「また戦えることを、楽しみにしていますよ。」} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[沙悟浄],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[沙悟浄],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[沙悟浄],sort=hiduke,100) } ***プレイヤー操作 [[アルで昇華]](part54) ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 本来は河の妖怪というだけで、そのため中国製作の映画『西遊記~はじまりのはじまり~』だと&b(){[[巨大な魚>プクプク]]}だったりするし、 またフランスのメーカーのゲーム『Unruly Heroes』に至っては&b(){[[瞼の無い目>ウルトラマン]]をした髭むくじゃらの巨漢}だったりと、河童要素は微塵も無い。 日本でも、手塚治虫氏の作品『ぼくの孫悟空』やこれ経由のアニメ『西遊記』(1960年の東映映画)・『悟空の大冒険』などは、 (細かい所は作品ごとに色々違うが)沙悟浄が「河童などではない、髭を生やしたおっさん」というキャラにされている。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //妖怪,魔物,河童,水使い,紳士
#image(NoName--1.gif,title=ざんねん! また じかい ちょうせんしてくれ) #image(NoName--2.gif,left,float,title=ギャップ萌え) &font(25,b,i,purple){ 「お久しぶりです。昔のようにはいきませんよ?」} #clear 『悟空伝説~MAGIC BEAST WARRIORS~』のキャラクター。 #region(沙悟浄とは) 小説『西遊記』に登場する神仙。「降妖宝杖」という杖を武器とする (両端にそれぞれ三日月型の刃と鏟(さん。[[スコップ>リップ・セイバー]]に似た刃)の付いた「月牙鏟」の形状で描かれる事が多い)。 元々は天界の「捲簾大将」という役人であったが天帝の宝であった玻璃(水晶)の杯を誤って割ってしまい、人を喰らう妖仙に落とされた。 その後三蔵法師を9回も食い殺すが、転生を重ねた三蔵法師と[[孫悟空]]の力によって負かされ、仲間となる。&s(){つーか三蔵法師パネェ} そして天竺へ到達した後は釈迦如来より「金身羅漢(金身阿羅漢菩薩)」になる事を約束された。 ちなみに大将の位が指しているように天軍でもかなりの位置にあり、天帝の近衛軍の大将を勤めるエリート中のエリートだったりする。 仏教の護法神であり、[[北宋末>水滸演武]]~南宋元に成立したと見られる『大唐三蔵取経詩話』にも登場する「深沙神」がモデルと言われている。 [[髑髏の首飾り>ダルシム]]という外見的特徴もこのモデル元が由来で、これは先述の三蔵法師の前世から作った物である (仲間になった後は[[数珠>花諷院骸羅]]に取り替えている)。 [[河童>かっぱ]]というのは日本でのオリジナル設定であり(そもそも河童は日本の妖怪であり、中国には無い)、 原典の記述によれば色黒な老人の僧の姿をしている。&link_anchor(*1){*1} #endregion #region(『悟空伝説』とは) そもそも『悟空伝説』というのは、1995年にプレイステーションで出された実写格闘ゲームのことである。 作ったのは、『[[ブランディア]]』を手掛けた&b(){「アルュメ」}という大変発音し辛い名前(フランス語で「火を灯す」という意味)のメーカー。 このゲームを出した4年後にひっそり倒産した。 勿論元ネタは『西遊記』。実写格ゲーブームに乗る形で作られ、『[[ツインゴッデス>カーミラ]]』とは同期の仲。 このゲームの特徴として、対戦の合間にNHKの教育番組のようなほのぼのした実写ムービーが挿入されることが挙げられる。 ただし説明セリフが無いまま場面が突然変わるので、ストーリーは観ていて分かり辛い。 大まかに説明すると、旅を終えた後の孫悟空の元に、何者かに洗脳されたかつての仲間や敵達がやってきてドンパチやるという感じ。 なお、何故か&b(){マルチエンディング}である。ラスボスにとどめを刺したキャラによってエンディングが変わるが、 ロクでもないオチばかりなので沙悟浄ENDが一番GOODENDに近い (例を挙げると悟空はラスボスを倒した直後に何故か仲間達に襲われそうになりそれに挑む内容だったり、  八戒はOPにも登場した女神に地球並みにデカいお饅頭を頼んだらそれに潰されたりと、わけが分からないEDになっている)。 ゲームとしては、まだ当時としては珍しかった[[キャンセル]]技があったり、キャラごとの個性はある。 ただ[[判定]]が色々とおかしく、[[ゲージ]]技が無いなどイマイチな点も目立ってしまう。 &nicovideo(sm5567489) #endregion ---- **『悟空伝説』における沙悟浄 沙悟浄=河童なのはまあいいとして、何故か&b(){[[ウルトラクイズの司会者みたいな格好>イーグル佐武]]}で登場。 原作と違い武器は使用せず、奇声を発しながら徒手空拳で戦う。 その突飛な印象とは裏腹に、[[イケメン]][[ボイス]]と紳士的な言動で女性達の心を掴む(多分)。 正気を取り戻した際には「悟空、すまん…ゆるしてくれ!」と詫び、 襲ってきておいて助けを求める牛魔王に「ふざけるんじゃないぜ!」と怒鳴るなど熱血漢の一面も秘めている。 羅刹女に対しては「どうしてもと言うのならば…。かかってきなさい」とやはり紳士的。 ただし、「オマエだけには勝ちたいんや、スゴく」と切実な様子で言う[[猪八戒>ハイパーストーム・H]]に対しては、 &b(){「ハハハ。勝てるものなら勝って見なさい。このブタ!」}とえらく辛辣である。彼らの間に一体何があったというのか。 &nicovideo(sm1959504) とはいえ、このゲームにはもっとぶっ飛んだキャラもいるので、一行の常識枠と言った所か。 #region(その一例) #image(goku005.jpg,title=やったーカッコイイー!) #endregion ---- **MUGENにおける沙悟浄 NGI氏による原作のグラフィックを用いて製作された沙悟浄が存在。 氏曰く「ほんとはブタが作りたかった」らしい。 基本は[[原作通り>原作再現]]だが、巨大なキュウリを相手に叩き付ける&s(){見た目とボイスがそこはかとなく卑猥な}オリジナル[[超必殺技]]が追加されている。 …が、無敵が無い上に[[発生]]も速いとは言えず、[[カットイン]]表示後にサクッと潰されるという[[哀しみを背負った>無想転生]]技である。 むしろノー[[ゲージ]]で4割以上消し飛ばし、[[コンボ]]にも組み込める[[乱舞技]]の方が脅威。キュウリよりも火力高いし。 なお、[[地を這う>パワーウェイブ]][[飛び道具]]は何故か一発目にしか[[攻撃判定>判定#id_0bbb23a0]]が無いという謎仕様だが、これは原作再現とのこと。 [[AI]]は未搭載だが、5%オフ氏の外部AIが存在。正に黄金タッグである。 とにかく上記の乱舞技が強烈で、跳び込みからのラッシュを喰らうと5~6割ほど持って行かれることも。 |&nicovideo(sm17746131)|プレイヤー操作&br()&nicovideo(sm18379856)| &font(25,b,i,purple){「また戦えることを、楽しみにしていますよ。」} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[沙悟浄],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[沙悟浄],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[沙悟浄],sort=hiduke,100) } ***プレイヤー操作 [[アルで昇華]](part54) ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 本来は河の妖怪というだけで、そのため中国製作の映画『西遊記~はじまりのはじまり~』だと&b(){[[巨大な魚>プクプク]]}だったりするし、 またフランスのメーカーのゲーム『Unruly Heroes』に至っては&b(){[[瞼の無い目>ウルトラマン]]をした髭むくじゃらの巨漢}だったりと、河童要素は微塵も無い。 日本でも、手塚治虫氏の作品『ぼくの孫悟空』やこれ経由のアニメ『西遊記』(1960年の東映映画)・『悟空の大冒険』などは、 (細かい所は作品ごとに色々違うが)沙悟浄が「河童などではない、髭を生やしたおっさん」というキャラにされている。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //妖怪,魔物,水使い,紳士

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