一方通行

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&u(){ここに文字を入力}&u(){ここに文字を入力}#image(20090922183749fcf.jpg,title=……ったく、シケた遊びでハシャいでンじゃねェよ) #contents &font(22,b,i){「さてと。美学が足りねェオマエに一つ教えてやる」&br()&br()&font(24){「これが超一流の}&font(24,b,red,i){悪党}だ、クソ野郎」} *原作における一方通行 **とある最強の&ruby(キャラクタライズ){人物概要} 鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』に登場するキャラクター。 この名前は、最強の能力者としての通称及びその能力名であり、「いっぽうつうこう」ではなく&b(){「アクセラレータ」}と読む。 読みの元ネタは「[[粒子加速器>レッドバロン]]」を意味する「パーティクル・アクセラレイター」から。&s(){「一方通行」とはまるで関係ない} 本名は不明。苗字2文字で名前3文字で日本人らしく、ありふれた名前であったらしい。 アニメにおけるCVは岡本信彦氏。 学園都市に7人しか存在しない超能力者(レベル5)の第一位に君臨する。 初登場の3巻では優しさの欠片も無い外道な人間と思われるような言動を取り、この巻のボスキャラを勤める。 その後、5巻では短編の主人公を担当。 以降も事件の裏側で活躍し、今では「第二の主人公」として人気は不動のものとなりつつある。 口癖?として小さいア行(「ぁ」や「ぅ」等)と「ん」は全てカタカナ(「ァ」、「ゥ」、「ン」等)で表記される。 この口調は彼の能力演算と無関係ではないらしく、彼の演算パターンを人工的に移植された能力者も感情が高ぶると似た口調になる事がある。 非常に強力な能力を持つだけでなく、頭脳面も極めて優秀であり、 カオス理論が絡む複雑な分子運動の計算を簡単に行うだけでなく、劇中で手に入れた魔術の羊皮紙を解読し、 自分が接した魔術サイドに関わるヒントを元にして独力で魔術の理論を形成しているなど、 第一位にふさわしい頭脳の持ち主。 **とある悪党の&ruby(アクセラレータ){「一方通行」} 能力である「一方通行」はあらゆる力と物質のベクトルを触れただけで感知・変換する事を可能にするもの。 この「触れた」とは皮膚との接触ではなく、皮膚の表面を完全に包み込んでいる不可視の膜状の力との接触の事。 普段は「反射」に設定されていて、重力・酸素のような必要物以外のあらゆる力と物質は、 その膜に触れた瞬間にベクトルを180度変換され、反射される。 無意識のうちに紫外線なども「反射」しているためか全身のホルモンバランスが崩れ、 アルビノを思わせる白髪赤眼、男か女か区別の付かない中性的な容姿になっている。 そのせいで本名・[[鈴科百合子]]なんてネタが生まれている。 ちなみに原作の挿絵にて、お風呂では下半身のみにタオルを巻いており、原作地の文では「彼」と表記されている。 基本は「男」として見て問題ないだろう。 また、自動的に行なっている「反射」以外でも、膜に触れたモノのベクトルを任意に操作可能で、 身体運動増幅、風向操作による暴風、高電離気体、石や鉄筋を目標に跳ばす、血流操作、細胞の再生促進といった、 様々な現象を起こす事も出来るため、能動的な能力としても非常に優秀である。 能力自体に特筆すべき弱点は無いが、[[上条当麻]]のようなイレギュラーや理論が違う魔術サイド相手には攻撃が「反射」出来ない場合もある。 また、攻撃自体は直接通じなくても、酸素を減少させるなど、彼の生存に必要なものを取り払う事で、 「反射」されない間接的な干渉は一応可能(能動的に能力を使う事で対策出来るが)。 他にも「反射」は自動的に180度方向を変えている事を逆手に取られ、外側へ向かう動きを自動的に反射して内側に攻撃が直撃したり(通称「木原神拳」)、 [[「反射」対象外のベクトルに偽装された攻撃>垣根帝督]]などで裏を掻かれた事も。 それらに加えて、戦闘は能力に依存し切っているため身体能力はからっきし。&s(){ファンからの愛称は[[白もやし>パチュリー・ノーレッジ]]} #region(その能力の本質) 上記のベクトル操作は付加価値に過ぎず、 彼の能力の本質は&b(){「自身が観測した現象から逆算して、限りなく本物に近い推論を導き出す」} という代物である事が後に劇中で語られる。 当初、魔術による攻撃を上手く「反射」出来なかったのはこのため。 #endregion 後述の打ち止め(ラストオーダー)の一件で脳を負傷した後遺症により、言語・計算能力の欠落で思考や歩く事さえままならない為、 専用のチョーカーを介してミサカネットワークから演算能力を補助してもらう事で補っている。 ベクトル能力も使えるが、[[使えば使うほどチョーカーのバッテリーがどんどん消耗される>ストライクガンダム]]ので、 能力を全開で使うとわずか15分でバッテリーが切れる。後に暗部の技術により改良されたが、それでも持って30分が限界。 その他、15巻で演算能力を失った状態下で行われた戦闘を切っ掛けに、 既存のものとは違った非科学的法則に基く噴射にも似た一対の「黒い翼」の能力を発現出来るようになった。 この状態になると演算補助なしでも活動でき、同じノイズ混じりの人外言語を発するようになる。 この能力は謎が多いが、原理的には「AIM拡散力場」という超能力者が無自覚に発してしまう微弱な力のフィールドのベクトルを操作しているとの事。 この能力の発動時は、音速の数十倍の速度で相手を吹き飛ばす、翼を一気に100m以上に膨張させたり、 100本以上に分裂させて全方位から襲うなど、さらに凄まじい戦闘力を発揮する。 この能力の発現以降、身体が魔術やそれに関する物品に近付くと指先から震えるという奇妙な現象が起きるようになる。 そして、第三次世界大戦において、それまで激昂して勢いで使用していた翼を任意で発現出来るようになる。 その際、彼の精神に呼応するかのように翼の色が純白に変化し、頭上には同じ色の小さな輪が現れるなど、 天使に近い形態へと変化する。 #region(劇中での活躍) 自らの能力で多くの人間が傷付いた過去から、自身が最強の絶対能力者(レベル6)になる事で周囲の人間を傷付けずに済むのではないかと考えて、 &b(){「20000通りの戦闘環境で第三位の能力者・[[御坂美琴]]の[[クローン>妹達]]を20000回殺害する」} という絶対能力進化(レベル6シフト)実験に参加、 1万を超えるクローンを殺害し、そこに居合わせたオリジナルの御坂も格の違いを見せ付けて一蹴するが、実験を止めに現れたレベル0の上条に敗れる。 レベル5の一方通行がレベル0に敗北するという事態に実験は中止された。 当初は「[[クローン>妹達]]を人形扱いし(まぁクローン本人もそう認識していたのだが)、殺す事に何の躊躇もなく、むしろ楽しんで殺している狂った外道な敵」 のような描写をされていた。 後に「本当は殺すつもりではなかったが、撃たれた銃弾を反射して殺してしまい、後戻り出来なくなって精神が摩耗していった」という事実が明かされた。 後述する打ち止めの推測では、 殺す事を楽しんでいる様子も「殺されるのを嫌だと言って欲しいポーズ」「実験を辞めたいというサイン」だったのではないかと言われ、否定出来なかった (実際、登場巻の時点でも一般人相手に攻撃する事には抵抗を示しており、あくまで「人形だから」殺していたらしい  一方で挑発を受けて戦闘に突入した後は当たれば死ぬだろう攻撃を連発している事から、キレると誰でも殺す攻撃性は有ったと思われる)。 8月31日にクローンの一体である打ち止め(ラストオーダー)に出会い、 訳あって狙われていた彼女をその能力で彼女を救うも、その際に銃で頭を撃たれ脳を負傷。 ミサカネットワークの補助無しでは生活出来ないようになる。 退院した9月30日、打ち止めを狙うかつての自分の研究者である木原数多と、彼が率いる暗部組織「猟犬部隊」と交戦する。 「反射」を無効化し、更に打ち止めを人質に使うなどの手段を用いる木原に大苦戦するが、追い詰められた事で「黒翼」を発現させ、 なんとか木原を殺害。打ち止めの救出に成功するが、猟犬部隊の殺害現場をアンチスキルに見られており、指名手配された上に約八兆円を請求され、 学園都市上層部との取引で暗部組織「グループ」に所属する。 学園都市の裏側で活動しながら、同じくグループのメンバーである土御門・海原・結標らと学園都市上層部への反抗を画策する。 その途中で[[垣根帝督]]らが起こした事件に巻き込まれるも、彼を撃破。 学園都市の最重要機密である「ドラゴン」の調査を進めるが、彼の前に現れた「ドラゴン」の正体であるエイワスから、 「自分が顕在すると打ち止めに非常な負荷がかかって、いずれ彼女が死ぬ(意訳)」と聞かされて戦いを挑むも、 それまで無敵だった黒翼も通用せず惨敗する。 衰弱した中でエイワスから提示された、打ち止めを救う可能性を持つ超能力とは違う法則と、 「禁書目録」という言葉を頼りにエリザリーナ独立国同盟へ向う (実はそれ以前に禁書目録こと[[インデックス]]とは交流はあったが、この際お互いに名乗らなかった上に上条ともニアミスしている)。 丁度このタイミングで、学園都市とローマ正教の衝突を発端とした第三次世界大戦が起きる。 大まかに分けて、「魔術サイド」と「科学サイド」の戦争に巻き込まれる中で、計らずとも魔術と接する機会を得る。 そこで、「歌」による魔術を行使して打ち止めの救出に成功した。 そして、学園都市に凱旋後に暗部組織を全て解体させしばらく平穏な時を過ごすが、 暗部の生き残りである「新入生」に狙われ、主要人物の一人である浜面仕上と協力してこれを撃破。 その際、学園都市に帰還した上条と、彼についてきた魔術結社のボスであるレイヴィニアから魔術サイドの情報を得て、世界を取り巻く実情を知る。 その後もコンスタントに出番に恵まれて6巻と7巻にも登場。 インフレや物語の進行が著しい新約11巻以降でさえ、たまに登場してはさながらマップ兵器のような八面六臂の活躍を見せている。 最新刊(2018年6月現在)の新約20巻では美少女となった(!?)学園都市統括理事長アレイスター=クロウリーに引き連れられ、 [[上条当麻]]や浜面仕上、[[オティヌス]]、[[インデックス]]と共に大悪魔コロンゾンの本拠地イギリスに突入、 戦闘シーンはさほど多くないが、中盤では新約20巻における「大体こいつのせい」枠の騎士派の男をネルソン記念柱からビッグベンまで蹴り飛ばした (なお本編中では1000メートル以上と表記されているがネルソン記念柱からビッグベンまでの直線距離は820メートル程である。それでも化物)。 最終盤ではイギリス全体の意志を歪めていた人工悪魔クリフォパズル545と、彼女(?)の生殺与奪を握る形で契約する。 これにて、一方通行にも「上条当麻にとってのインデックスやオティヌス」のような対魔術のブレーンorセコンドが就いたのである。 #endregion #region(他作品での活躍) &nicovideo(sm9240207) 電撃文庫のキャラクター達が共演するDS用ゲーム『[[電撃学園RPG Cross of Venus>電撃学園RPG Cross of Venus主人公]]』では、裏ボスの1体として登場。 何故か「[[キノ]]の世界」に紛れ込んでおり、コロシアムでは「凄い手錬れ」と評判になっていた。 原作通り通常時はあらゆる攻撃を反射するためこちらの攻撃は一切通用せず、 一撃で戦闘不能にする「血液逆流」などの強力な技を持つ極悪な敵として立ちはだかる。 こいつを倒すには、一定時間の間反射を無効化する特殊なカードが必要となっている。 2018年には『[[電脳戦機バーチャロン>テムジン747J]]』とのコラボ作品『とある魔術の電脳戦機』に参戦した事を受け、 スマートフォンゲーム『スーパーロボット大戦X-Ω』(スパクロ)に愛機であるスぺシネフと共に期間限定参戦。 専用のコラボシナリオ『幻想の中へ』では、トラブルで転送された異世界「無人の学園都市」にて、 上条一行が事態収拾のために戦う裏で、暗躍していた敵の黒幕を討つべく単独で行動する。 シナリオの詳細は[[上条当麻]]の項目に譲るが、前述のように『禁書目録』キャラの中では唯一単独行動。 『[[コードギアス>ルルーシュ・ランペルージ]]』の登場人物、&ruby(シーツー){C.C.}に黒幕の存在を教えられ、 黒幕のもとに殴りこみ、その能力を活かして無双したが、 黒幕の側近であり、ギアス能力を打ち消す力「ギアスキャンセラー」を持つジェレミア・ゴットバルトと相対した際には、 「無人の学園都市」の世界法則を利用され、&b(){ジェレミアに能力を封じられて一方的に叩きのめされた。} (端的に言えば、[[『禁書』の超能力と『ギアス』のギアス能力が同じルールのもとにまとめられている>仮面ライダーディケイド]]) しかし、世界を超えて届いた「打ち止め」の激励を受けて復活。 キャンセラーを上回るパワーを発揮、ジェレミアを一蹴すると[[不死身の体>藤原妹紅]]を持つ黒幕を能力で&b(){楽しそうにボコり返した。} ゲーム的な性能は、一言で言えば「攻撃力極振りの紙装甲」。 相手に攻撃を当てる度に攻撃力が上がっていくため最終的に凄まじい火力になるが、 装甲は薄く、精神スキルも機体同様攻撃に特化しているため、集中砲火を浴びるとあっさり沈んでしまう極端なキャラクター。 対人モードのアリーナでは、反射能力を「攻撃した相手に対し反撃を行う」という形で再現。 さらに通常攻撃は3hitし、防御、バリア、分身を無効化、攻撃する度にHPが40%回復していく。 問題は、最終アビリティの「HPがマックスの時、即死級のダメージを受けてもHPが残り即死しない」という能力。 「攻撃を受けると3hitの通常攻撃で反撃」「通常攻撃でHPが回復」という上述のアビリティと合わさった結果、 &b(){紙装甲だが即死は狙えず、下手に殴ると3hitの反撃でHP120%回復し全快}という不沈艦ぶりを発揮する。 そのため、[[ゲッタービーム>ゲッター1]]や[[ゴルディオンクラッシャー>ジェネシックガオガイガー]]など「単発、高火力」の必殺技に滅法強く、 「いい所まで相手を追い詰めたが、&b(){最後に一方通行を残してしまったので泣く泣く降参}」という光景も珍しくない。 一方で、HPがマックスでなければアビリティは発動しないため、 [[連続攻撃>乱舞技]]や射撃を連射するタイプの必殺スキルを受けると、反撃でリジェネする間もなくあっさり撃破されてしまう。 上条の[[テムジン707>テムタン]]の必殺スキル(幻想殺し)は2hitするため、うかつに対面させると&b(){[[原作再現]]でワンキルされる}ので注意。 #endregion #region(ニコニコ動画における扱い) 外見年齢が10歳前後の打ち止め(ラストオーダー)との触れ合いによって人間性を取り戻し、 彼女を大切している事から、ほぼ&b(){ロリコン扱いで、憑いたあだ名が一方通報(アクセロリータ)}。 [[ロリコン四天王>>https://dic.nicovideo.jp/a/ロリコン四天王]]の一角とされており、最強のロリコンと言われる事も。 そこからさらに発展して、ハァハァしすぎて通報され(「一方通報(サツヨバレータ)」)、警察から逃走(「一方逃走(バックレータ)」)、 本人にその気がなくとも打ち止めから一方的に好意を抱かれており(「一方好意(ナツカレータ)」)羨ましがられたりと、 色々弄られている。 %%誰が上手い事言えと%% また、アニメにおける岡本信彦氏の強烈なインパクトを誇る怪演も手伝ってか、彼の音声を切り張りした「[[クソヤロイド>>https://dic.nicovideo.jp/a/クソヤロイド]]」なるものも存在する。 「ッエーイ☆」「木ィィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」や、彼がとある人物(女性)の顔面をぶん殴った際の音を使用した「あわきんドラム」、 逆に彼が(上条か木原に)ボコられるシーンの音を使った「一方暴行(ボコラレータ)」などネタが多く、 それだけニコニコでは愛されているキャラクターと言えよう。 『とある』シリーズの主人公である上条当麻、 ヒロインの1人でありスピンオフ作品『とある科学の超電磁砲』で主役に抜擢された御坂美琴に並ぶ人気がある事から、 彼を主役にしたスピンオフ作品があってもいいじゃないかという声があったのだが、 電撃大王にて『とある科学の一方通行』のタイトルで連載が決定した。当然主人公はタイトル通り彼である。 #endregion #region(一方通行に対する世論について) 人気キャラではあるものの、前述の様に劇中において(当時は当人達すら自分の命を物と見ていたクローンとはいえ)一万人以上の少女を殺害しており (更に、当初は「殺す事に何の抵抗も抱いていないどころか、むしろ面白がっている狂った敵」として描写されていた)、 それ以外にも敵部隊とはいえ劇中で明確に何人か殺害している。 &b(){「[[自分の犯した罪に苦悩しながらも戦うダークヒーロー>バットマン]]」}と言えば聞こえはいいが、 ぶっちゃけ&b(){「[[正気を失った大量殺人鬼>ジョーカー(バットマン)]]」}とも言えるわけで、嫌っている人も普通にいる。 良くも悪くも両極端なキャラクターである。 #endregion #region(「電撃文庫FIGHTING CLIMAX」での一方通行) 格闘ゲーム「電撃文庫FIGHTING CLIMAX」には家庭版追加キャラとして登場。上条さん同様、[[サポートキャラ>ストライカー]]。 &b(){5S:特殊攻撃} 迷子の打ち止めが登場し、投げか幻想殺し以外の攻撃を受けるとブチ切れた一方通行が手痛い反撃を見舞ってくる。 打ち止めの待機時間は長めだが、出掛かりは普通に潰されるのでダウン時や画面端での固めに使われる事が多い。 &b(){4,6S:攻撃} こちらは一方さんが直に登場。衝撃波で攻撃する。攻撃範囲が広い上に発生も速く、喰らった相手は画面上下端の間を跳ね回るので追撃も容易と、 使用可能なだけで相手にプレッシャーを与えうる性能を誇る。 #endregion ---- **MUGENにおける一方通行 #region(無虚氏製作) -無虚氏製作 #image(muko_old.gif,title=最初期のバージョン) 2013年4月、[[百合子>鈴科百合子]]を除くと一番最初に公開された一方通行で、 スプライトやキャラの動作は『[[電撃学園RPG Cross of Venus>シャナ]]』のものが踏襲されており、「反射」もきっちりと再現されている。 氏のサイトは2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴い消滅してしまったが、OneDrive自体は健在なので現在も入手可能。 &nicovideo(sm21203606) 専用ゲージとして画面下に「バッテリー」があり、無くならない限り常に無敵状態で相手の技を反射するが、 残量は徐々に減少していき、切れると約8秒の間無防備になり行動不能になる。 そのため、このキャラを倒すには、バッテリーが切れるまで手を出さず相手の攻撃を耐え、 バッテリーが切れて行動不能になった所で一気に攻撃を喰らわせなければならない。 幸い、原作の虚弱さも反映してか、[[体力はたったの500>紙]]である。 …のだがAI戦では大半の相手のAIが反射の機能を認識しないため、 基本的に相手が勝手に反射状態の所に攻撃し、バッテリーが切れる前に自滅する事が多い。 操作性はシンプルであり、ダウン中にもヒットする「衝撃波」「突風」や、 相手の体力が少ないほどダメージを増加するガード不能の技「血液逆流」など高性能なものが揃っている。 しかし、前述のように体力が紙なのでバッテリーが切れて行動不能になると一瞬で敗北する可能性が高い。 そのため、これらの技と反射を駆使して、いかにバッテリーが切れる前に敵を倒すかが重要になる。 要するに「やられる前にやれ」なキャラである。 また、体力が2割以下かつバッテリーが0の時に自動発動する3ゲージ技「黒い翼」は、 前方に黒色の広範囲な竜巻を発生させ相手を吹き飛ばすガード不能かつ即死級ダメージの技であり、 さらに3ゲージ溜まった状態だと一方通行をKO出来なくなるため、 3ゲージ溜まった一方通行を倒したい場合は大ダメージの投げやロック技などのステートを奪う攻撃をする必要がある。 前方にしか攻撃判定がない上攻撃時に一方通行が若干前進するため人操作なら一方通行を飛び越して避けるという方法もあるが。 2ラウンド以上ある試合の場合に敗北すると次のラウンド開始から約10秒間の間一時的に性能が強化される。 また選択時に7Pカラーボタンで決定すると強化モードになり、攻撃力上昇やゲジマシ、バッテリー上限2倍などの他「黒い翼」を自由に使えるようになる。 ただしバッテリーが上昇した分回復時間も2倍となっているので注意。 ゲジマシの影響で自動発動版黒い翼が非常に出やすいため、「バッテリー切れ→被弾→黒い翼→バッテリー回復」という流れも多いが。 #image(muko_old2.gif,title=こちらが更新後) 2014年2月の更新により性能がいくらか変化した。 まず頭身が上が%%ったせいで更にもやしっぽくな%%りライフが750に上昇、 7Pが反射オフモードに変化し、従来の強化モードは12Pへと変更された。 また強化モードのバッテリー増加が消去され、代わりにバッテリーの消費速度と回復速度(いずれも少ないほど短くなる)、 黒い翼の発動条件を満たしている状態でKO出来なくなるするかどうかなどをOptionで変更出来るようになった。 &nicovideo(sm23066218) #image(muko_new.gif,left,float,width=65)  2018年2月に更新され、ドットが『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』のものに一新された。  ちなみに旧バージョン(2014年2月更新版)も引き続き別途公開中である。  元が[[サポートキャラ>ストライカー]]でドットが少ないためか性能自体はあまり変化していないが、  新技として地面を砕いて欠片を飛ばす「蹴り飛ばし」が増えた。砕いた地面にも判定がある上に近距離だとヒット数アップ。  また、血液逆流が突進タイプに変わり当てやすくなったが、その分%%木原神拳%%当身による反射貫通もされやすくなった。ある意味原作通り。  黒い翼はモーションが『電撃FC』の飛び上がって放つものに変わったが、  エフェクトも性能も以前とほぼ変わっておらず密着状態だと当たらなくなった。  オプションでは新たに黒い翼の自力発動可能化スイッチと反射OFFスイッチが追加されている。  これに伴いdefファイルから7P・12Pのpalが削除されているが、cnsの記述そのものは削除されていないため、[[defを弄れば使用可能>永遠のアセリア]]。 #clear #endregion #region(otika氏製作) -otika氏製作 #image(otika.gif) [[上条当麻]]の製作者でもある氏によって、約3年余りの製作期間を経て2014年5月に公開された。 ファイル名が上記の無虚氏製と同じなため注意。 &nicovideo(sm23537386) ドットのベースは[[ワルク>暴走アルクェイド]]だが、[[志貴>遠野志貴]]や[[ロア>ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]、 [[ワラキア>ワラキアの夜]]など多数のメルブラキャラの動作が改変されている模様。 また例によって原作再現で体力820の紙仕様。 下に特殊ゲージ「電池メモリ」があり、時間経過・超必殺技・特殊動作によって消費され、 ゲージがすべて消費されると一定時間行動不能になる。 特徴である「反射」の大半や無敵高速移動の「ブーストダッシュ」などの要となる技がこの電池メモリに依存しているため、 それらの技の使い所に気を付けなければならない。 なお、「反射」(打撃)は同氏製作の上条当麻の「幻想殺し」には無効化される。&s(){何故かゴリ条パンチは反射可能だが。} 防御面は心許ないが、遠近共に優秀な技の数々と高い機動力によって押し切る戦術が強力であり、 こちらも電池が切れる前に速攻で勝負を決める事が必要な「やられる前にやれ」を体現するキャラである。 超必殺技「黒翼」もあるが、電池残量が半分以下、体力3割未満、ゲージ4本以上の時のみ使用可能という制限がある。 なおこの黒翼、[[どこかで見たような>ハクレン]]エフェクトとなっているが、これはPSP版『とある魔術の禁書目録』の再現にもなっている。 |参考動画(3:23~)&br()&nicovideo(sm13426859)| #image(otika2.gif) 同月21日の更新によりバグ修正が行われた他、ニュートラルが変化した。 Air氏による外部AIが公開されていたが、現在は入手不可。 また、上条さんのAIも製作した>天<氏によるAIも公開された。 いくつかの欠点が存在するが、一番の致命的な不具合としては、 相手に跳び越されて背後を取られると棒立ち状態のまま固まってしまうという点であろう。 他には[[ネコミサカ>御坂美琴]]の製作者であるモブ学生7氏によるAIも、氏のOneDriveにて公開されている。 |>天<氏AI紹介動画&br()&nicovideo(sm23608233)| #region(とある一通の特殊彩色) 2014年の更新で特殊カラーが追加された。 詳細は一覧にすると以下の通りになる。 =7P= コンボ補正緩和 =8P= ノックバック補正緩和 =9P= 使用条件に「体力一定以下」とある技の体力に関する条件を解禁 微妙に分かりにくいが、9P以降のカラーでは「黒翼」を体力MAXから使えるという事である。 =10P= ゲジマユ この表記だと分かりづらいが、このカラー性能は、「nP以降のカラーに適用される」という形のものであり、 カラーの数字が大きいほどノックバック補正やコンボ補正もより緩和されていく。 例えば10Pではノックバックやコンボ補正が緩和され、体力制限解除な上にゲジマユなのである。 2014年更新版では7Pでノックバック補正緩和、8Pでコンボ補正緩和、9Pからゲジマユとなっていた。 一方通行は上条当麻とは違い特殊カラーでも髪色が変わる事はないが、9Pだけは妹達編を意識して黒い服を着たカラーになる。 #endregion #region(とある一方通行の必殺技) :風巻き上げ|腕を振って風を起こして攻撃する。 地上と空中でそれぞれにA版B版が存在し、A版は地上が[[烈風拳>ロック・ハワード]]、 空中が飛び込み烈風拳、B版は地上が逃げ烈風拳、空中が空中逃げ烈風拳と動画で説明されていた。 特筆すべき点こそないが攻撃だけでなく牽制や固めなど小回りがきく。 :竜巻|腕を振って竜巻を起こして攻撃する。 A版B版が存在する。 A版は目の前に竜巻が発生、ヒットすると壁吹っ飛ばし。追加入力でB版に派生可能。 B版は問答無用で相手のいるX座標に竜巻が発生、ヒットすると床バウンド。なお射程距離もあるにはある。 :血液逆流|相手に触れて血液を逆流させる。やってる事の割りに一撃じゃねえのかよというツッコミは野暮ってもの。 A版B版が存在する。 A版は相手の胸ぐらを掴んで持ち上げ(相手の体に直接手を刺し込んでいる可能性もある)、血液を逆流させる打撃投げ。 2015年8月7日の更新でアニメが変わっていて、公開当初はB版と同じモーションだった。 B版は倒れ伏した相手に触れて血液を逆流させる。投げ判定のためガード不能。ダウン追い撃ちが可能なため、 二回三回程度ならこの技だけで繋げられる。 :ベクトルキック|空中から重力などのベクトルを変換して相手を蹴り付ける。 A版B版が存在する。 A版は始動に無敵があり、威力も抑え目。 B版は始動に無敵が付いていない代わりに若干威力が高く、少しだけピーキーな性能。 それぞれ射程距離が存在し、A版は角度が浅く画面端から画面端までの約六割弱まで届き、 B版は角度が深く画面端から画面端までの約九割まで届く。 どちらもそこそこ遠くまで届き、当たっても外しても距離を取れるが、しかし勿論隙が無いわけではない。 乱用は死を招きますので、用法用量を守って正しくお蹴りください。 :地面砕き|地面を踏み鳴らしその作用のベクトルを180度方向転換、 束ねられた作用と反作用のエネルギーで地面を砕いて相手を足下から打ち上げる。 エリアル始動になるスタイリッシュ昇竜だが、自分自身は跳ばないのでジャンプでキャンセルしてからGO。 #endregion #region(とある一方通行の超必殺技) :風巻き上げEX|1ゲージ+電池5%消費。 腕を大きく振って風を起こして三連撃を行う。 三段目が当たったら相手を壁まで吹っ飛ばす。 公開当初は空中の相手には全段ヒットしなかったが、2015年8月16日の更新で空中の相手にも全段当たるようになった。 :竜巻EX|1ゲージ+電池5%消費。 大きく腕を振って竜巻を起こして三連撃を行う。 最初の竜巻まで無敵で、三段目が当たったら相手を壁まで吹っ飛ばす。 :血液逆流EX|1ゲージ+電池5%消費。 相手を壁に叩き付けて動きを封じてから血液を逆流させる。 ガードされると相手の背後の方にすり抜けていくが、裏回りとかではなくただ相手に背中を見せるだけ。 40フレーム(2/3秒)前後隙を晒す事になるので確定状況以外からの使用には気を付けよう。 壁に叩き付けられている間相手の姿は見えなくなっている。見せられないよ!という奴である。まあ血が吹き出すからね。 :ベクトルキックEX|1ゲージ+電池5%消費。 空中から重力などのベクトルを変換して相手を強く蹴り付ける。蹴られた相手は[[仮面ライダー>仮面ライダー1号]]よろしく爆発する。 始動に無敵があり、距離もB版と同程度まで届く。 ボイスはGジェネの[[フォン・スパーク>ガンダムエクシア]]からの中の人ネタ。 爆発については紹介動画内で「これもベクトル操作能力のちょっとした応用だ」と説明されていた。 どこの[[木原マサキ>天のゼオライマー]]だお前は、「木ィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」だなんて特殊イントロまで組んでる癖に。 :地面砕きEX|1ゲージ+電池5%消費。 地面を踏み鳴らしその作用のベクトルを180度方向転換、 束ねられた作用と反作用のエネルギーで辺り一帯の地面を砕いて相手を足下から叩き上げる。 全地上にガード不能の攻撃判定を展開する技で、その分火力が控えめな上、ここからキャンセル出来る技や行動もジャンプだけ…と思われていたが、 YouTube等のプレイヤー操作動画では、この技をしれっと後述のブーストダッシュでキャンセルしている。 りどみには記載されていないが、 実際Accelerator_cmd.cnsのブーストダッシュの部分にもこの技からキャンセル出来ないという記述はされておらず、 これが記載忘れなのかルートの封じ忘れなのかは不明。 ちなみに「とある一方通行の必殺技」において風巻き上げを「牽制や固めなど小回りが利く」と説明したが、 実際に>天<氏のAIは風巻き上げBで距離を取り、風巻き上げAで固めた所にこの地面砕きEXを叩き込んで崩している。 :血流操作|2ゲージ+電池5%消費。 掴んだ相手とその血流を文字通り引っ掻き回し、最後に竜巻と共に撒き散らす。 「は・・・[[八稚女>真八稚女・МИЗУЧИ(みずち)]]」と説明されていた。 前述のように、血流を相手ごと引っ掻いているのだと納得しよう。 最新版AIでは後述の粉塵爆発と並んでの主戦力。 :粉塵爆発|2ゲージ+電池10%消費。 何故か&font(b,red){踏み付けた地面から}小麦粉かなんかが飛び出し一気に炸裂する。 時々によってヒット数が安定しないが、攻撃判定発生から終了まで無敵なため切り返しとしても優秀。 なお削りダメージは&font(b){アレ}なので、そこはまあお察しください。 :空気.zip|3ゲージ+電池12.5%消費。 空気を圧縮して高電離気体(所謂プラズマ)を精製、 空気を圧縮する際に操作したベクトルを相手に向ける事でプラズマをビーム状にして撃ち出す。 こちらはアニメ「とある魔術の禁書目録」の再現、ビームっぽいのはそれが理由。 攻撃判定発生から終了まで無敵なため回避技にもなり(贅沢だというツッコミも野暮ってもの)、判定が広く火力も4.6割と高いまさしく主力技。 発生がべらッぼうに早く、潰せるタイミングはほとんど元気玉精製から発射までの暗転が解除されたほんのわずかな時間のみ。 人操作で潰すのはほとんど不可能だった…。 が、2015年8月7日の更新で、修正!判定が広くなった!って馬鹿あ!! この更新で元気玉の方にも判定が付き、そこまでの火力も含めるとぴったし5割消し飛ばされる。 しかしそれと一緒に発射の発生が遅くコンボ向けな性能になったため、 「遠距離で敵が動いたら即zip」という、>天<氏AIのゲジマユ時の&s(){クソゲー}問答無用さは影を潜めた。 :空気.zip(超電磁版)|電池残量70%以下の時ゲージ+電池25%消費。 突風を纏い、触れた敵を吹っ飛ばしながら急上昇、遥か上空から巨大な高電離気体でもって辺り一帯を削り取る。 こちらは原作『とある魔術の禁書目録』及びアニメ『とある科学の超電磁砲S』の再現。 なおプラズマは直径20mなので、この技の演出でもまだ小さかったりする。 突風発生中無敵で、その突風は全身を包むように発生するため近付いて出されたらほぼ確定で6割7分飛んでいく。 カウンターアタック時にコンボ補正が緩和されると7割強持っていかれるため中々鬼畜。 ゲジマユ時空気.zipがコンボでしか使われなくなったとは言ったが、 むしろこちらの.zipが多用されるようになったため&s(){クソゲー}問答無用さは健在。 切り返しとしても性能が高いから仕方ない。 ちなみにタッグ時、この技はとんでもない20割パーツに変貌する。 始動の突風がまず壁バウンドでダウンをとる=プラズマがダウン追い撃ちにも使えるので突風が当たればまず終わりなのだ。 [[凶者繚乱タッグバトル]]のパート18、パート44を参照の事。 &s(){[[相棒>パチュリー・ノーレッジ]]が優秀すぎたのもあるが、}このタッグの爆発力は大会屈指の物だった。 |空気タッグから満を持して初登場。&br()鮮烈なファーストインプレッションを植え付けた&br()&nicovideo(sm25841328)|大会終盤だったためこの回では二回登場。&br()二戦目第二ラウンド、世界がヤバい〆に一部の視聴者がビビり散らした&br()&nicovideo(sm26521020)| :「黒翼」|体力三割未満+電池残量50%以下の時4ゲージ消費。 相手を掴み、黒に染め上げられた翼で悪滅よろしく嬲り殺す。 初登場時既に電池が切れていた事の再現として、&font(b,red){発動による電池消費はゼロ}である。 だがその代わり、掴み損ねたら即刻電池切れor電池無制限時一時行動不能化なので、外したら死んでください。 ちなみに上条さんは掴まれている際それ専用のやられドットを用意している。 #endregion #region(とある一方通行の特殊行動) :ブーストダッシュ|電池10%消費。 超スピードで裏回りする。ボイスは「遅っせェなァ」だが、 コンボ中に発動すると相手の目の前に移動し、ボイスも「逃がすかよォ」に変わる。各攻撃でキャンセル可能。 先述の通り実は地面砕きEXからもキャンセル可能だった。 さらにブーストダッシュからは空気.zip(超電磁版)もキャンセル出来るため、 ゲジマユだと場合によっては全地上ガー不から7割5分持っていかれるという事にもなる。 :ブーストバックダッシュ|電池10%消費。 超スピードで後ろに退がる。 動作中完全無敵なので電池があるときはこれを使って距離を取ろう。 粉塵爆発からのキャンセルによって粉塵爆発の隙消しも可能、 &s(){実際プレイヤー操作でやるかはともかく}タッグ時でも粉塵爆発が使いやすくなったかもしれない。 :充電|電池を回復する。 ボタン押しっぱなしで効果持続可能。秒間0.6%回復。 :急速充電|1.5ゲージ消費。 一瞬で電池を30%回復させる。%%更新で「トランザム!」とか口走るようになったけど気にしない。%% 公開当初はロマン強めだったが2015年8月7日の更新で各種行動からのキャンセルが可能になり攻撃判定が追加された。 なお、ダメージは無く相手を浮かせるだけである。 だがコンボ始動やコンボパーツとして使えるようになったため、これでも結構な上方修正だったりする。 電池無制限時はいよいよ死に技だったが、同日の更新で「電池無制限時の使用によってコンボ補正をリセット出来る」ようになり、 ノーマルカラーでも10割余裕になった。そのため、急速充電を使えるのは1コンボにつき3回までになった (始動に急速充電を使った場合それは「3回」の中には入らず、さらに言えば回数制限があっても10割余裕である)。 :反射(喰らい抜け)|やられ中に2ゲージ+電池30%消費。 反射を使って相手を壁まで吹っ飛ばしコンボを中断させる。 喰らい抜け後の隙こそないが電池三割と2ゲージは決して軽い代償ではないので使う場面はよく見極めよう。 :反射(アドバンシングガード)|電池消費なし。立ち、しゃがみガード中発動可能。 押し出し判定を発生させ相手の攻撃をノーダメージで弾いて相手を遠ざける。 :反射(飛び道具)|飛び道具のダメージを反射して相手を大きく弾き飛ばす。 反射出来る飛び道具はattrがPに設定されているものに限られ、見た目飛び道具や遠距離攻撃でも弾き返せない場合がある。 なおダメージを反射しても飛び道具が消えていないせいで延々とダメージが返され続けたり、 複数ヒットする超必殺技の反射ダメージを相手が無敵解除後にまとめて受けたりで、10割が達成されるなんて事もしばしば。 |15:55を参照&br()&nicovideo(sm25731290)| :反射(打撃)|打撃のダメージを反射させて相手をその場に硬直させる。 ダメージを返したり相手を硬直させたり出来るのが相手が前方にいる時のみだったが、2015年8月7日の更新でめくりにも対応した。 #region(反射ヘルパーについての余談) 反射には攻撃を受け止めるヘルパーが使われている。このヘルパーの名前は「Offence armor」。 原作に登場する&ruby(レベル4){大能力者}の少女&ruby(きぬはたさいあい){絹旗最愛}(もあいではない)の能力名、 「&ruby(オフェンスアーマー){窒素装甲}」から来ている。 この絹旗は「暗闇の五月計画」という実験によって一方通行の演算パターンを脳に移植されており、 キレたり能力を全開で使ったりすると口調が一方通行のそれと同一のものになる。 この「暗闇の五月計画」において一方通行の能力の全体を再現出来た者は一人とておらず、同じ計画の被験者だった&ruby(レベル4){大能力者}、 &ruby(ボンバーランス){窒素爆槍}の&ruby(くろよるうみどり){黒夜海鳥}に「優等生」と揶揄された絹旗でさえも、 「一方通行の防護性」を抽出した能力を発現させるに留まっている。 なお、「暗闇の五月計画」は「一方通行の攻撃性」を抽出した能力を発現させた黒夜によって、 研究者が皆殺しにされた事で頓挫している。 しかし黒夜曰く他者の演算パターンを植え付けるのは危険な行為らしく、大半の子供達は廃人になってしまったらしい。 学園都市、その闇は未だ深く……。 #endregion #endregion 現状一方通行は同作者の[[上条当麻]]や[[球磨川禊]]に比べるとやや大会で目立たないポジションにいると見られている。 1Pに>天<氏AIを入れて完全デフォルト設定だと凶下位といった所で同ランク帯でもそこそこ強めなのだが、 それに反してAI戦での実力の底はというと、 恐らく最高設定である10P電池無制限、反射三種全て10、急速充電コンボON、黒翼狙いOFF、コンボレベル4でも狂下位に入れるかどうか怪しい所なのだ。 2018年現在MUGENで最も人気の出る大会は主に狂下位周辺であり、 本体が紙装甲な割に火力も特段高くはなく無敵も少な目と付け入る隙が多く、ワンチャン勢の多い狂下位のキャラとの戦いに不利となりやすい事、 氏のAIが最新版で数多く追加された超必殺技のキャンセルを活用しておらず、攻撃を比較的早期に切り上げてしまう事、 電池無制限だと何故かサキスパを極端に使用しなくなる事、 さらに狂下位で大会を行うとなると同ランク帯では無虚氏の一方通行や後述の一方通行-異の方が審査に通りやすい事、 そしてそもそもMUGENで一方通行の最も適性が高いランクと思われる凶下位~凶中位新規大会が開かれなくなってきた事、 など多くのファクターが絡み合って、大会で姿を見る事は公開当初に比べ少なくなってしまっている。 しかし今でも幅広いランクのキャラが登場する大会には[[上条>上条当麻]]や[[垣根>垣根帝督]]と共に出場しており、 そもそも本体だけ見ると的確な立ち回りであれば、理不尽を押し付けて狂中位とも(凶悪技術が持ち出されない範囲には限るだろうが)戦える性能なので、 今後の本体やAIの更新によっては思わぬ大躍進にも期待出来ると言っていいだろう。 #endregion #region(にわかロリコン氏製作 一方通行-改) -にわかロリコン氏製作 一方通行-改 にわかロリコン氏が最初に公開した一方通行の改変キャラで、正式名称は「原作再現一方通行」である。 編集した2015年8月19日現在では製作動画は削除されてしまっているが、そのランクは主に狂最上位~下位神中堅レベルだと思われる。 常にhitoverrideを用いた反射を展開しており、「木原神拳(当身)」以外ではダメージを負わないようになっている。 &font(b,red){が、[[上条>上条当麻]]と対戦させると反射そのものが機能しなくなり、ランクを飛び越えた原作再現とも言えるジャイアントキリングが実現する。} &s(){攻撃されたらアウトだが。} AIは搭載されていないが、そもそもコンボがないため、MUGENのWATCHモードでなら充分戦える。 現在正規入手は不可能だが、栄光夜-Night of Glory-氏とCJJを好む単細胞氏によって転載されている。 ちなみにCJJを好む単細胞氏による拡張パッチも転載しているものに同梱される形で公開されており、適用することによって特定の製作者への専用記述の削除やオプション追加による調整範囲の向上が可能となっている。 #region(一方通行-改のカラー差) =1P= 基本となるカラー。 =2P= 全盛期カラーで、全ての攻撃の威力が10倍になる。 その分耐久力は半減するが、それを補ってあまりある強さだろう。 黒翼や白翼、自転砲が使用不能になり、一部の技の演出が若干簡素になる。 上条当麻、御坂美琴、妹達と戦わせたときの反応や掛け合いにも変化が起きる。 =3P= 基本的には1Pと変わらないが、1Pで任意に発動出来る黒翼が瀕死時に発動するようになる。 黒翼時は全ての技が一新、ジャンプとダッシュが使用不能になる。 =12P= 演出が若干白翼を意識したものになる。 性能自体は黒翼時とほぼ同一。 #endregion #endregion #region(にわかロリコン氏製作 一方通行-異) -にわかロリコン氏製作 一方通行-異 にわかロリコン氏が2番目に公開した一方通行の改変キャラで、正式名称は「アレンジ一方通行」である。 そのランクは凶下位~狂最上位と幅広く、&s(){本家を差し置いて}多くの大会で起用されている。 メルブラ式の演出や、勝利イントロで登場する打ち止めなどの仕様に関する演出も作り込まれており、 技やデフォルトAIの基本コンボもスタイリッシュにまとまっている。 本家には無い白翼も即死技として搭載されている。 0.5ゲージで飛び道具反射が使用可能だが、ニュートラルと反射モーションが変わらないためP操作では中々厄介。 3ゲージ以上で使用可能のエンハンス技「アクセラレート」を使うと打撃反射が解禁され、 飛び道具反射の0.5ゲージのコストも解消される他、1ゲージ技をノーゲージで使えるようになる。 2020年5月に凶悪ロダ15にて6P用性能調整パッチが公開された。 6Pカラーをベースに、凶上位~狂上位程度の強さに調整が出来るとのこと。 オプションの追加が行われているが、自動設定の項目だけを変更することにより簡単にランクを調整できるようになっている。 |一方通行-異の最新紹介動画&br()&nicovideo(sm27060654)| #region(一方通行-異のカラー差) =1P= 凶中位。 補正付加。 =2P= 凶下位。 受けるダメージが1.2倍になり、空中ガードも使用不能になっている。 補正付加。 =3P= 狂上位。 ゲジマユに攻撃中無敵、試合開始からアクセラレートが発動しており、のけぞり中は被ダメージを激減させる。 その上ライフが半分以下で常時食らい抜けが作動するようになるので、出来る事なら即死技でケリを付けたいカラーである。 =4P= 狂下位。 ゲジマユ、初めからアクセラレート。 =5P= 凶上位。 1Pから補正を取っ払っただけ、製作開始当初のノーマルカラーだった。 =6P= 凶最上位。 初めからアクセラレート。 =12P= 狂最上位。 &font(b,red){常時反射}、ゲジマユ、初めからアクセラレート、&font(b,red){全攻撃即死化、不死身}、当身されない、常時くらい抜け、常時当身展開。 全攻撃即死の上、反射の唯一の弱点であった&s(){木原神拳}当身も通じないという、 狂最上位に相応しい鬼畜カラー (にわかロリコン氏が言っているだけであり全体的な性能はいわゆる準神に足を踏み入れ、防御性能は一方通行‐改の1Pも越えていると思われる)。 凶悪技術を用いない限り撃破不可能? #endregion #endregion #region(にわかロリコン氏製作 一方通行-変) -にわかロリコン氏製作 一方通行-変 にわかロリコン氏が3番目に公開した一方通行の改変キャラで、正式名称は製作者と同じ「にわかロリコン」である。 注意事項を述べると、このキャラは&font(b,red){変態である。} コマンドはただの3つ。 ↑ボタンでドゥエり、bボタンでベクトル小足を叩き込み、cボタンの「いただきまァァァァァァァァァす」でP2Nameに登録した幼女を美味しく頂くのみである。 ちゃんとAIも搭載されている。 ちなみにこのキャラは一方通行-異をさらに改変したもので、カラー性能も12Pのものが残っている。 &font(b,red){つまり、12Pを選択すれば、ゲジマユ+常時反射の変態が幼女に襲い掛かる様を&s(){堪能する}見せ付けられる事も出来るのである。} 最新版では12Pのスプライトが鈴科百合子のモノに、&s(){どういう事なの…}。 |紹介動画&br()&nicovideo(sm27060654)| そしてこのキャラはkira氏に天啓を授け、その結果[[「ドゥエ条ドゥエ麻」>上条当麻#id_236f8de9]]なるキャラクターが誕生している。 なお、この二人はMUGENサイドとは別に「変態サイド」と呼ばれ、一度だけ動画の中で共演もしてしまっている。 |変態と変態が交差するとき、物語が始まる────!&br()&nicovideo(sm26320659)| #endregion #region(kira氏製作 アクセラ七夜) -kira氏製作 アクセラ七夜 #image(nanacelerator.gif,width=65) 2015年7月にkira氏が公開したキャラ。その名も「アクセラ七夜」。 名前の通り、あくまでベースは[[七夜志貴]]であり、そのドットに一方通行のボイスやカットインを加えたものとなっている。 見た目は完全に七夜だが同年8月18日に更新されたバージョンでは瞳孔を赤くして一方通行っぽさをちょい足ししている。 8月29日更新版でkinomiya氏から譲り受けたactに変更、白髪になり、一方通行らしさが増している。 七夜クレセントの5Cを見て、血液逆流の再現が出来そうだという所から着想を得て作られたキャラらしい。 数回の大幅リメイクを行っており、旧版については下記を参照。 #region(アクセラ七夜 旧版について) そして来る2016年1月26日、約四ヶ月の間を置いてリメイク更新。 キャラ名も「アクセラ七夜easy」となっているが、 これは前バージョンまでの所謂神ランクに入ったカラー性能を丸ごと別キャラに移し変えようとしているためであり、 つまりeasyというのは、その「アクセラ七夜」の存在を前提としたネーミングなのである。 カラー差はなくなってしまったが前バージョンまでの4Pカラーを下地にしたような性能であり、反射使用率の設定如何によってはガードも用いる。 最小設定では凶上位にまでランクが下げられるため今後大会で見る機会も増えるかもしれない、期待。 最大設定では狂上位にまでランクが上げられるため今後大会で見る機会も増えるかもしれない、期待。 しかしダメージソースがまともなモノになったためダメージを入れられない相手も相当数いる、無念。 2月24日付けで更新、【MUGEN】[[神鳴る門リーグ]]の投稿に合わせ神ランクで戦うための神構造モードが搭載された。&nicovideo(sm28274122) 前述した通り、「easyでないアクセラ七夜」が出てきたのだ。別キャラではないが。 本体hitdefを振るようになり、ガードステート固定を行い、自分は本体hitdefによる攻撃しか受けなくなる。 極めつきには&font(b,red){AIの使う攻撃が通常モードから大きく変化}する。これで2日クオリティだというのだから驚きだ。 ちなみに、超必殺技で相手をKOした場合「アークドライブフィニッシュ」や「ラストアークフィニッシュ」のボイスが入るように、まあ、七夜だからね。 なおこのバージョンからボイスや超必殺技に七夜要素がちょこちょこ出だしたりしている。 さらに普通モード(従来のeasyに相当)には喰らい抜け(設定で発動ヒット数変更可能)と設定での回復阻止、 さらには「便乗回復」というシステムも搭載された。 便乗回復、まあその名の通り「相手が回復したとき同じだけ自分も回復する」というシステムである。 ではある…のだが、「相手を回復させないように出来る上に万一回復されたらこちらも回復する」という所に、 そこはかとない底意地の悪さが窺い知れる気がしないでも…。 神構造モードでは設定項目が初期LIFEとタイムアップ回復の有無だけになっている。 #endregion 2018年3月28日付で大幅リメイク、カラー差が復活し、動きの七夜要素が増えている。 攻撃発生前まで反射アーマーを張る他、後述するエンハンスがLEVEL 4を超えるとガードが反射に変更される。 その他エンハンスも搭載、LEVEL 1からLEVEL 5、そしてLEVEL SYSTEMが存在している。 #region(エンハンス効果) =LEVEL 1= デフォルト、エンハンス効果なし =LEVEL 2= 4Fごとにpowerが4(言うまでもないが1000でゲージ1本分)増加 =LEVEL 3= 10Fごとに体力が2回復 =LEVEL 4= 4Fごとにpowerが3増加 10Fごとに体力が3回復 =LEVEL 5= 4Fごとにpowerが5増加 10Fごとに体力が5回復 =LEVEL SYSTEM= 4Fごとにpowerが10増加 10Fごとに体力が6回復 白翼or黒翼解禁 #endregion #region(アクセラ七夜のカラー差) =1P~2P= 設定次第で凶上位から狂中位 =3P= 設定次第で狂下位から狂上位 LIFE管理あり 攻撃は普通に食らうがステートを奪われた時のみステ抜けを使用 =4P= 設定次第で狂上位から狂最上位 LIFE管理あり アーマーを張っており被弾時LIFEが100減少 試合後はガーステ籠り 一部の技解禁 #endregion 同年6月30日に更新。 AIが手直しされた他、前述の攻撃発生前の反射アーマーやエンハンスによるガードの反射化がスイッチによって封印出来るようになった。 #endregion #region(High deuragun氏製作 Custom Angel Accelerator Another Normal) -High deuragun氏製作 Custom Angel Accelerator Another Normal 海外製作者によるotika氏製一方通行の凶悪改変キャラ。 2017年4月現在製作者のOneDriveからは削除されているが、マムル氏によって代理公開されている。 正確なランクは不明だが1pの時点で削りでの撃破が無理な上、 即死当身を持っていない狂キャラでは太刀打ち出来ないため少なくとも狂キャラではない。 1P、7Pで若干耐性に差があり、12pでは演出が大幅に変わる。 #endregion #region(ゆっくりソロモン氏製作 伝説一方通行) -ゆっくりソロモン氏製作 伝説一方通行 上記と同じくotika氏製一方通行の凶悪改変キャラ。恐らく一方通行系初の隔離キャラだと思われる。 耐性自体はとある事をすると神キャラの汎用でも倒せるような構造になっているが、 対戦が始まると頻繁に打ってくる大魔法で隔離攻撃を打ってくるため、 ある程度の捏造対策をしていない論外以下の神キャラで挑む場合は地獄を見る事になる。 #endregion #region(Mugen n5氏製作 JUS風ドット) -Mugen n5氏製作 JUS風ドット 『[[JUS>ジャンプスーパースターズ]]』風[[ドット>ドット絵]]で製作された[[ちびキャラ]]。 一瞬で画面端まで移動できる機動力に加えて、 地面を隆起させたり、某数を起こすなどの広範囲攻撃が特徴。 超必殺技の黒い翼は高威力だが自分もダメージを受ける。 |DLは下記の動画から&br()&youtube(https://youtu.be/J7NXY0k1_LM){320,240}| #endregion ***出場大会 #region(一覧) #list_by_tagsearch_cache([大会],[一方通行],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[一方通行],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[一方通行],sort=hiduke,100) } #endregion ***出演ストーリー [[MUGEN STORIES INFINITY]] &font(22,b,i){「悪りィが、こっから先は一方通行だ」&br()&br()&font(24){「侵入は禁止ってなァ!」}} ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:岡本信彦|,白髪,超能力者,反射攻撃,天使,悪役,ライバル,ボスキャラ
#image(20090922183749fcf.jpg,title=……ったく、シケた遊びでハシャいでンじゃねェよ) #contents &font(22,b,i){「さてと。美学が足りねェオマエに一つ教えてやる」&br()&br()&font(24){「これが超一流の}&font(24,b,red,i){悪党}だ、クソ野郎」} *原作における一方通行 **とある最強の&ruby(キャラクタライズ){人物概要} 鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』に登場するキャラクター。 この名前は、最強の能力者としての通称及びその能力名であり、「いっぽうつうこう」ではなく&b(){「アクセラレータ」}と読む。 読みの元ネタは「[[粒子加速器>レッドバロン]]」を意味する「パーティクル・アクセラレイター」から。&s(){「一方通行」とはまるで関係ない} 本名は不明。苗字2文字で名前3文字で日本人らしく、ありふれた名前であったらしい。 アニメにおけるCVは岡本信彦氏。 学園都市に7人しか存在しない超能力者(レベル5)の第一位に君臨する。 初登場の3巻では優しさの欠片も無い外道な人間と思われるような言動を取り、この巻のボスキャラを勤める。 その後、5巻では短編の主人公を担当。 以降も事件の裏側で活躍し、今では「第二の主人公」として人気は不動のものとなりつつある。 口癖?として小さいア行(「ぁ」や「ぅ」等)と「ん」は全てカタカナ(「ァ」、「ゥ」、「ン」等)で表記される。 この口調は彼の能力演算と無関係ではないらしく、彼の演算パターンを人工的に移植された能力者も感情が高ぶると似た口調になる事がある。 非常に強力な能力を持つだけでなく、頭脳面も極めて優秀であり、 カオス理論が絡む複雑な分子運動の計算を簡単に行うだけでなく、劇中で手に入れた魔術の羊皮紙を解読し、 自分が接した魔術サイドに関わるヒントを元にして独力で魔術の理論を形成しているなど、 第一位にふさわしい頭脳の持ち主。 **とある悪党の&ruby(アクセラレータ){「一方通行」} 能力である「一方通行」はあらゆる力と物質のベクトルを触れただけで感知・変換する事を可能にするもの。 この「触れた」とは皮膚との接触ではなく、皮膚の表面を完全に包み込んでいる不可視の膜状の力との接触の事。 普段は「反射」に設定されていて、重力・酸素のような必要物以外のあらゆる力と物質は、 その膜に触れた瞬間にベクトルを180度変換され、反射される。 無意識のうちに紫外線なども「反射」しているためか全身のホルモンバランスが崩れ、 アルビノを思わせる白髪赤眼、男か女か区別の付かない中性的な容姿になっている。 そのせいで本名・[[鈴科百合子]]なんてネタが生まれている。 ちなみに原作の挿絵にて、お風呂では下半身のみにタオルを巻いており、原作地の文では「彼」と表記されている。 基本は「男」として見て問題ないだろう。 また、自動的に行なっている「反射」以外でも、膜に触れたモノのベクトルを任意に操作可能で、 身体運動増幅、風向操作による暴風、高電離気体、石や鉄筋を目標に跳ばす、血流操作、細胞の再生促進といった、 様々な現象を起こす事も出来るため、能動的な能力としても非常に優秀である。 能力自体に特筆すべき弱点は無いが、[[上条当麻]]のようなイレギュラーや理論が違う魔術サイド相手には攻撃が「反射」出来ない場合もある。 また、攻撃自体は直接通じなくても、酸素を減少させるなど、彼の生存に必要なものを取り払う事で、 「反射」されない間接的な干渉は一応可能(能動的に能力を使う事で対策出来るが)。 他にも「反射」は自動的に180度方向を変えている事を逆手に取られ、外側へ向かう動きを自動的に反射して内側に攻撃が直撃したり(通称「木原神拳」)、 [[「反射」対象外のベクトルに偽装された攻撃>垣根帝督]]などで裏を掻かれた事も。 それらに加えて、戦闘は能力に依存し切っているため身体能力はからっきし。&s(){ファンからの愛称は[[白もやし>パチュリー・ノーレッジ]]} #region(その能力の本質) 上記のベクトル操作は付加価値に過ぎず、 彼の能力の本質は&b(){「自身が観測した現象から逆算して、限りなく本物に近い推論を導き出す」} という代物である事が後に劇中で語られる。 当初、魔術による攻撃を上手く「反射」出来なかったのはこのため。 #endregion 後述の打ち止め(ラストオーダー)の一件で脳を負傷した後遺症により、言語・計算能力の欠落で思考や歩く事さえままならない為、 専用のチョーカーを介してミサカネットワークから演算能力を補助してもらう事で補っている。 ベクトル能力も使えるが、[[使えば使うほどチョーカーのバッテリーがどんどん消耗される>ストライクガンダム]]ので、 能力を全開で使うとわずか15分でバッテリーが切れる。後に暗部の技術により改良されたが、それでも持って30分が限界。 その他、15巻で演算能力を失った状態下で行われた戦闘を切っ掛けに、 既存のものとは違った非科学的法則に基く噴射にも似た一対の「黒い翼」の能力を発現出来るようになった。 この状態になると演算補助なしでも活動でき、同じノイズ混じりの人外言語を発するようになる。 この能力は謎が多いが、原理的には「AIM拡散力場」という超能力者が無自覚に発してしまう微弱な力のフィールドのベクトルを操作しているとの事。 この能力の発動時は、音速の数十倍の速度で相手を吹き飛ばす、翼を一気に100m以上に膨張させたり、 100本以上に分裂させて全方位から襲うなど、さらに凄まじい戦闘力を発揮する。 この能力の発現以降、身体が魔術やそれに関する物品に近付くと指先から震えるという奇妙な現象が起きるようになる。 そして、第三次世界大戦において、それまで激昂して勢いで使用していた翼を任意で発現出来るようになる。 その際、彼の精神に呼応するかのように翼の色が純白に変化し、頭上には同じ色の小さな輪が現れるなど、 天使に近い形態へと変化する。 #region(劇中での活躍) 自らの能力で多くの人間が傷付いた過去から、自身が最強の絶対能力者(レベル6)になる事で周囲の人間を傷付けずに済むのではないかと考えて、 &b(){「20000通りの戦闘環境で第三位の能力者・[[御坂美琴]]の[[クローン>妹達]]を20000回殺害する」} という絶対能力進化(レベル6シフト)実験に参加、 1万を超えるクローンを殺害し、そこに居合わせたオリジナルの御坂も格の違いを見せ付けて一蹴するが、実験を止めに現れたレベル0の上条に敗れる。 レベル5の一方通行がレベル0に敗北するという事態に実験は中止された。 当初は「[[クローン>妹達]]を人形扱いし(まぁクローン本人もそう認識していたのだが)、殺す事に何の躊躇もなく、むしろ楽しんで殺している狂った外道な敵」 のような描写をされていた。 後に「本当は殺すつもりではなかったが、撃たれた銃弾を反射して殺してしまい、後戻り出来なくなって精神が摩耗していった」という事実が明かされた。 後述する打ち止めの推測では、 殺す事を楽しんでいる様子も「殺されるのを嫌だと言って欲しいポーズ」「実験を辞めたいというサイン」だったのではないかと言われ、否定出来なかった (実際、登場巻の時点でも一般人相手に攻撃する事には抵抗を示しており、あくまで「人形だから」殺していたらしい  一方で挑発を受けて戦闘に突入した後は当たれば死ぬだろう攻撃を連発している事から、キレると誰でも殺す攻撃性は有ったと思われる)。 8月31日にクローンの一体である打ち止め(ラストオーダー)に出会い、 訳あって狙われていた彼女をその能力で彼女を救うも、その際に銃で頭を撃たれ脳を負傷。 ミサカネットワークの補助無しでは生活出来ないようになる。 退院した9月30日、打ち止めを狙うかつての自分の研究者である木原数多と、彼が率いる暗部組織「猟犬部隊」と交戦する。 「反射」を無効化し、更に打ち止めを人質に使うなどの手段を用いる木原に大苦戦するが、追い詰められた事で「黒翼」を発現させ、 なんとか木原を殺害。打ち止めの救出に成功するが、猟犬部隊の殺害現場をアンチスキルに見られており、指名手配された上に約八兆円を請求され、 学園都市上層部との取引で暗部組織「グループ」に所属する。 学園都市の裏側で活動しながら、同じくグループのメンバーである土御門・海原・結標らと学園都市上層部への反抗を画策する。 その途中で[[垣根帝督]]らが起こした事件に巻き込まれるも、彼を撃破。 学園都市の最重要機密である「ドラゴン」の調査を進めるが、彼の前に現れた「ドラゴン」の正体であるエイワスから、 「自分が顕在すると打ち止めに非常な負荷がかかって、いずれ彼女が死ぬ(意訳)」と聞かされて戦いを挑むも、 それまで無敵だった黒翼も通用せず惨敗する。 衰弱した中でエイワスから提示された、打ち止めを救う可能性を持つ超能力とは違う法則と、 「禁書目録」という言葉を頼りにエリザリーナ独立国同盟へ向う (実はそれ以前に禁書目録こと[[インデックス]]とは交流はあったが、この際お互いに名乗らなかった上に上条ともニアミスしている)。 丁度このタイミングで、学園都市とローマ正教の衝突を発端とした第三次世界大戦が起きる。 大まかに分けて、「魔術サイド」と「科学サイド」の戦争に巻き込まれる中で、計らずとも魔術と接する機会を得る。 そこで、「歌」による魔術を行使して打ち止めの救出に成功した。 そして、学園都市に凱旋後に暗部組織を全て解体させしばらく平穏な時を過ごすが、 暗部の生き残りである「新入生」に狙われ、主要人物の一人である浜面仕上と協力してこれを撃破。 その際、学園都市に帰還した上条と、彼についてきた魔術結社のボスであるレイヴィニアから魔術サイドの情報を得て、世界を取り巻く実情を知る。 その後もコンスタントに出番に恵まれて6巻と7巻にも登場。 インフレや物語の進行が著しい新約11巻以降でさえ、たまに登場してはさながらマップ兵器のような八面六臂の活躍を見せている。 最新刊(2018年6月現在)の新約20巻では美少女となった(!?)学園都市統括理事長アレイスター=クロウリーに引き連れられ、 [[上条当麻]]や浜面仕上、[[オティヌス]]、[[インデックス]]と共に大悪魔コロンゾンの本拠地イギリスに突入、 戦闘シーンはさほど多くないが、中盤では新約20巻における「大体こいつのせい」枠の騎士派の男をネルソン記念柱からビッグベンまで蹴り飛ばした (なお本編中では1000メートル以上と表記されているがネルソン記念柱からビッグベンまでの直線距離は820メートル程である。それでも化物)。 最終盤ではイギリス全体の意志を歪めていた人工悪魔クリフォパズル545と、彼女(?)の生殺与奪を握る形で契約する。 これにて、一方通行にも「上条当麻にとってのインデックスやオティヌス」のような対魔術のブレーンorセコンドが就いたのである。 #endregion #region(他作品での活躍) &nicovideo(sm9240207) 電撃文庫のキャラクター達が共演するDS用ゲーム『[[電撃学園RPG Cross of Venus>電撃学園RPG Cross of Venus主人公]]』では、裏ボスの1体として登場。 何故か「[[キノ]]の世界」に紛れ込んでおり、コロシアムでは「凄い手錬れ」と評判になっていた。 原作通り通常時はあらゆる攻撃を反射するためこちらの攻撃は一切通用せず、 一撃で戦闘不能にする「血液逆流」などの強力な技を持つ極悪な敵として立ちはだかる。 こいつを倒すには、一定時間の間反射を無効化する特殊なカードが必要となっている。 2018年には『[[電脳戦機バーチャロン>テムジン747J]]』とのコラボ作品『とある魔術の電脳戦機』に参戦した事を受け、 スマートフォンゲーム『スーパーロボット大戦X-Ω』(スパクロ)に愛機であるスぺシネフと共に期間限定参戦。 専用のコラボシナリオ『幻想の中へ』では、トラブルで転送された異世界「無人の学園都市」にて、 上条一行が事態収拾のために戦う裏で、暗躍していた敵の黒幕を討つべく単独で行動する。 シナリオの詳細は[[上条当麻]]の項目に譲るが、前述のように『禁書目録』キャラの中では唯一単独行動。 『[[コードギアス>ルルーシュ・ランペルージ]]』の登場人物、&ruby(シーツー){C.C.}に黒幕の存在を教えられ、 黒幕のもとに殴りこみ、その能力を活かして無双したが、 黒幕の側近であり、ギアス能力を打ち消す力「ギアスキャンセラー」を持つジェレミア・ゴットバルトと相対した際には、 「無人の学園都市」の世界法則を利用され、&b(){ジェレミアに能力を封じられて一方的に叩きのめされた。} (端的に言えば、[[『禁書』の超能力と『ギアス』のギアス能力が同じルールのもとにまとめられている>仮面ライダーディケイド]]) しかし、世界を超えて届いた「打ち止め」の激励を受けて復活。 キャンセラーを上回るパワーを発揮、ジェレミアを一蹴すると[[不死身の体>藤原妹紅]]を持つ黒幕を能力で&b(){楽しそうにボコり返した。} ゲーム的な性能は、一言で言えば「攻撃力極振りの紙装甲」。 相手に攻撃を当てる度に攻撃力が上がっていくため最終的に凄まじい火力になるが、 装甲は薄く、精神スキルも機体同様攻撃に特化しているため、集中砲火を浴びるとあっさり沈んでしまう極端なキャラクター。 対人モードのアリーナでは、反射能力を「攻撃した相手に対し反撃を行う」という形で再現。 さらに通常攻撃は3hitし、防御、バリア、分身を無効化、攻撃する度にHPが40%回復していく。 問題は、最終アビリティの「HPがマックスの時、即死級のダメージを受けてもHPが残り即死しない」という能力。 「攻撃を受けると3hitの通常攻撃で反撃」「通常攻撃でHPが回復」という上述のアビリティと合わさった結果、 &b(){紙装甲だが即死は狙えず、下手に殴ると3hitの反撃でHP120%回復し全快}という不沈艦ぶりを発揮する。 そのため、[[ゲッタービーム>ゲッター1]]や[[ゴルディオンクラッシャー>ジェネシックガオガイガー]]など「単発、高火力」の必殺技に滅法強く、 「いい所まで相手を追い詰めたが、&b(){最後に一方通行を残してしまったので泣く泣く降参}」という光景も珍しくない。 一方で、HPがマックスでなければアビリティは発動しないため、 [[連続攻撃>乱舞技]]や射撃を連射するタイプの必殺スキルを受けると、反撃でリジェネする間もなくあっさり撃破されてしまう。 上条の[[テムジン707>テムタン]]の必殺スキル(幻想殺し)は2hitするため、うかつに対面させると&b(){[[原作再現]]でワンキルされる}ので注意。 #endregion #region(ニコニコ動画における扱い) 外見年齢が10歳前後の打ち止め(ラストオーダー)との触れ合いによって人間性を取り戻し、 彼女を大切している事から、ほぼ&b(){ロリコン扱いで、憑いたあだ名が一方通報(アクセロリータ)}。 [[ロリコン四天王>>https://dic.nicovideo.jp/a/ロリコン四天王]]の一角とされており、最強のロリコンと言われる事も。 そこからさらに発展して、ハァハァしすぎて通報され(「一方通報(サツヨバレータ)」)、警察から逃走(「一方逃走(バックレータ)」)、 本人にその気がなくとも打ち止めから一方的に好意を抱かれており(「一方好意(ナツカレータ)」)羨ましがられたりと、 色々弄られている。 %%誰が上手い事言えと%% また、アニメにおける岡本信彦氏の強烈なインパクトを誇る怪演も手伝ってか、彼の音声を切り張りした「[[クソヤロイド>>https://dic.nicovideo.jp/a/クソヤロイド]]」なるものも存在する。 「ッエーイ☆」「木ィィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」や、彼がとある人物(女性)の顔面をぶん殴った際の音を使用した「あわきんドラム」、 逆に彼が(上条か木原に)ボコられるシーンの音を使った「一方暴行(ボコラレータ)」などネタが多く、 それだけニコニコでは愛されているキャラクターと言えよう。 『とある』シリーズの主人公である上条当麻、 ヒロインの1人でありスピンオフ作品『とある科学の超電磁砲』で主役に抜擢された御坂美琴に並ぶ人気がある事から、 彼を主役にしたスピンオフ作品があってもいいじゃないかという声があったのだが、 電撃大王にて『とある科学の一方通行』のタイトルで連載が決定した。当然主人公はタイトル通り彼である。 #endregion #region(一方通行に対する世論について) 人気キャラではあるものの、前述の様に劇中において(当時は当人達すら自分の命を物と見ていたクローンとはいえ)一万人以上の少女を殺害しており (更に、当初は「殺す事に何の抵抗も抱いていないどころか、むしろ面白がっている狂った敵」として描写されていた)、 それ以外にも敵部隊とはいえ劇中で明確に何人か殺害している。 &b(){「[[自分の犯した罪に苦悩しながらも戦うダークヒーロー>バットマン]]」}と言えば聞こえはいいが、 ぶっちゃけ&b(){「[[正気を失った大量殺人鬼>ジョーカー(バットマン)]]」}とも言えるわけで、嫌っている人も普通にいる。 良くも悪くも両極端なキャラクターである。 #endregion #region(「電撃文庫FIGHTING CLIMAX」での一方通行) 格闘ゲーム「電撃文庫FIGHTING CLIMAX」には家庭版追加キャラとして登場。上条さん同様、[[サポートキャラ>ストライカー]]。 &b(){5S:特殊攻撃} 迷子の打ち止めが登場し、投げか幻想殺し以外の攻撃を受けるとブチ切れた一方通行が手痛い反撃を見舞ってくる。 打ち止めの待機時間は長めだが、出掛かりは普通に潰されるのでダウン時や画面端での固めに使われる事が多い。 &b(){4,6S:攻撃} こちらは一方さんが直に登場。衝撃波で攻撃する。攻撃範囲が広い上に発生も速く、喰らった相手は画面上下端の間を跳ね回るので追撃も容易と、 使用可能なだけで相手にプレッシャーを与えうる性能を誇る。 #endregion ---- **MUGENにおける一方通行 #region(無虚氏製作) -無虚氏製作 #image(muko_old.gif,title=最初期のバージョン) 2013年4月、[[百合子>鈴科百合子]]を除くと一番最初に公開された一方通行で、 スプライトやキャラの動作は『[[電撃学園RPG Cross of Venus>シャナ]]』のものが踏襲されており、「反射」もきっちりと再現されている。 氏のサイトは2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴い消滅してしまったが、OneDrive自体は健在なので現在も入手可能。 &nicovideo(sm21203606) 専用ゲージとして画面下に「バッテリー」があり、無くならない限り常に無敵状態で相手の技を反射するが、 残量は徐々に減少していき、切れると約8秒の間無防備になり行動不能になる。 そのため、このキャラを倒すには、バッテリーが切れるまで手を出さず相手の攻撃を耐え、 バッテリーが切れて行動不能になった所で一気に攻撃を喰らわせなければならない。 幸い、原作の虚弱さも反映してか、[[体力はたったの500>紙]]である。 …のだがAI戦では大半の相手のAIが反射の機能を認識しないため、 基本的に相手が勝手に反射状態の所に攻撃し、バッテリーが切れる前に自滅する事が多い。 操作性はシンプルであり、ダウン中にもヒットする「衝撃波」「突風」や、 相手の体力が少ないほどダメージを増加するガード不能の技「血液逆流」など高性能なものが揃っている。 しかし、前述のように体力が紙なのでバッテリーが切れて行動不能になると一瞬で敗北する可能性が高い。 そのため、これらの技と反射を駆使して、いかにバッテリーが切れる前に敵を倒すかが重要になる。 要するに「やられる前にやれ」なキャラである。 また、体力が2割以下かつバッテリーが0の時に自動発動する3ゲージ技「黒い翼」は、 前方に黒色の広範囲な竜巻を発生させ相手を吹き飛ばすガード不能かつ即死級ダメージの技であり、 さらに3ゲージ溜まった状態だと一方通行をKO出来なくなるため、 3ゲージ溜まった一方通行を倒したい場合は大ダメージの投げやロック技などのステートを奪う攻撃をする必要がある。 前方にしか攻撃判定がない上攻撃時に一方通行が若干前進するため人操作なら一方通行を飛び越して避けるという方法もあるが。 2ラウンド以上ある試合の場合に敗北すると次のラウンド開始から約10秒間の間一時的に性能が強化される。 また選択時に7Pカラーボタンで決定すると強化モードになり、攻撃力上昇やゲジマシ、バッテリー上限2倍などの他「黒い翼」を自由に使えるようになる。 ただしバッテリーが上昇した分回復時間も2倍となっているので注意。 ゲジマシの影響で自動発動版黒い翼が非常に出やすいため、「バッテリー切れ→被弾→黒い翼→バッテリー回復」という流れも多いが。 #image(muko_old2.gif,title=こちらが更新後) 2014年2月の更新により性能がいくらか変化した。 まず頭身が上が%%ったせいで更にもやしっぽくな%%りライフが750に上昇、 7Pが反射オフモードに変化し、従来の強化モードは12Pへと変更された。 また強化モードのバッテリー増加が消去され、代わりにバッテリーの消費速度と回復速度(いずれも少ないほど短くなる)、 黒い翼の発動条件を満たしている状態でKO出来なくなるするかどうかなどをOptionで変更出来るようになった。 &nicovideo(sm23066218) #image(muko_new.gif,left,float,width=65)  2018年2月に更新され、ドットが『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』のものに一新された。  ちなみに旧バージョン(2014年2月更新版)も引き続き別途公開中である。  元が[[サポートキャラ>ストライカー]]でドットが少ないためか性能自体はあまり変化していないが、  新技として地面を砕いて欠片を飛ばす「蹴り飛ばし」が増えた。砕いた地面にも判定がある上に近距離だとヒット数アップ。  また、血液逆流が突進タイプに変わり当てやすくなったが、その分%%木原神拳%%当身による反射貫通もされやすくなった。ある意味原作通り。  黒い翼はモーションが『電撃FC』の飛び上がって放つものに変わったが、  エフェクトも性能も以前とほぼ変わっておらず密着状態だと当たらなくなった。  オプションでは新たに黒い翼の自力発動可能化スイッチと反射OFFスイッチが追加されている。  これに伴いdefファイルから7P・12Pのpalが削除されているが、cnsの記述そのものは削除されていないため、[[defを弄れば使用可能>永遠のアセリア]]。 #clear #endregion #region(otika氏製作) -otika氏製作 #image(otika.gif) [[上条当麻]]の製作者でもある氏によって、約3年余りの製作期間を経て2014年5月に公開された。 ファイル名が上記の無虚氏製と同じなため注意。 &nicovideo(sm23537386) ドットのベースは[[ワルク>暴走アルクェイド]]だが、[[志貴>遠野志貴]]や[[ロア>ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]、 [[ワラキア>ワラキアの夜]]など多数のメルブラキャラの動作が改変されている模様。 また例によって原作再現で体力820の紙仕様。 下に特殊ゲージ「電池メモリ」があり、時間経過・超必殺技・特殊動作によって消費され、 ゲージがすべて消費されると一定時間行動不能になる。 特徴である「反射」の大半や無敵高速移動の「ブーストダッシュ」などの要となる技がこの電池メモリに依存しているため、 それらの技の使い所に気を付けなければならない。 なお、「反射」(打撃)は同氏製作の上条当麻の「幻想殺し」には無効化される。&s(){何故かゴリ条パンチは反射可能だが。} 防御面は心許ないが、遠近共に優秀な技の数々と高い機動力によって押し切る戦術が強力であり、 こちらも電池が切れる前に速攻で勝負を決める事が必要な「やられる前にやれ」を体現するキャラである。 超必殺技「黒翼」もあるが、電池残量が半分以下、体力3割未満、ゲージ4本以上の時のみ使用可能という制限がある。 なおこの黒翼、[[どこかで見たような>ハクレン]]エフェクトとなっているが、これはPSP版『とある魔術の禁書目録』の再現にもなっている。 |参考動画(3:23~)&br()&nicovideo(sm13426859)| #image(otika2.gif) 同月21日の更新によりバグ修正が行われた他、ニュートラルが変化した。 Air氏による外部AIが公開されていたが、現在は入手不可。 また、上条さんのAIも製作した>天<氏によるAIも公開された。 いくつかの欠点が存在するが、一番の致命的な不具合としては、 相手に跳び越されて背後を取られると棒立ち状態のまま固まってしまうという点であろう。 他には[[ネコミサカ>御坂美琴]]の製作者であるモブ学生7氏によるAIも、氏のOneDriveにて公開されている。 |>天<氏AI紹介動画&br()&nicovideo(sm23608233)| #region(とある一通の特殊彩色) 2014年の更新で特殊カラーが追加された。 詳細は一覧にすると以下の通りになる。 =7P= コンボ補正緩和 =8P= ノックバック補正緩和 =9P= 使用条件に「体力一定以下」とある技の体力に関する条件を解禁 微妙に分かりにくいが、9P以降のカラーでは「黒翼」を体力MAXから使えるという事である。 =10P= ゲジマユ この表記だと分かりづらいが、このカラー性能は、「nP以降のカラーに適用される」という形のものであり、 カラーの数字が大きいほどノックバック補正やコンボ補正もより緩和されていく。 例えば10Pではノックバックやコンボ補正が緩和され、体力制限解除な上にゲジマユなのである。 2014年更新版では7Pでノックバック補正緩和、8Pでコンボ補正緩和、9Pからゲジマユとなっていた。 一方通行は上条当麻とは違い特殊カラーでも髪色が変わる事はないが、9Pだけは妹達編を意識して黒い服を着たカラーになる。 #endregion #region(とある一方通行の必殺技) :風巻き上げ|腕を振って風を起こして攻撃する。 地上と空中でそれぞれにA版B版が存在し、A版は地上が[[烈風拳>ロック・ハワード]]、 空中が飛び込み烈風拳、B版は地上が逃げ烈風拳、空中が空中逃げ烈風拳と動画で説明されていた。 特筆すべき点こそないが攻撃だけでなく牽制や固めなど小回りがきく。 :竜巻|腕を振って竜巻を起こして攻撃する。 A版B版が存在する。 A版は目の前に竜巻が発生、ヒットすると壁吹っ飛ばし。追加入力でB版に派生可能。 B版は問答無用で相手のいるX座標に竜巻が発生、ヒットすると床バウンド。なお射程距離もあるにはある。 :血液逆流|相手に触れて血液を逆流させる。やってる事の割りに一撃じゃねえのかよというツッコミは野暮ってもの。 A版B版が存在する。 A版は相手の胸ぐらを掴んで持ち上げ(相手の体に直接手を刺し込んでいる可能性もある)、血液を逆流させる打撃投げ。 2015年8月7日の更新でアニメが変わっていて、公開当初はB版と同じモーションだった。 B版は倒れ伏した相手に触れて血液を逆流させる。投げ判定のためガード不能。ダウン追い撃ちが可能なため、 二回三回程度ならこの技だけで繋げられる。 :ベクトルキック|空中から重力などのベクトルを変換して相手を蹴り付ける。 A版B版が存在する。 A版は始動に無敵があり、威力も抑え目。 B版は始動に無敵が付いていない代わりに若干威力が高く、少しだけピーキーな性能。 それぞれ射程距離が存在し、A版は角度が浅く画面端から画面端までの約六割弱まで届き、 B版は角度が深く画面端から画面端までの約九割まで届く。 どちらもそこそこ遠くまで届き、当たっても外しても距離を取れるが、しかし勿論隙が無いわけではない。 乱用は死を招きますので、用法用量を守って正しくお蹴りください。 :地面砕き|地面を踏み鳴らしその作用のベクトルを180度方向転換、 束ねられた作用と反作用のエネルギーで地面を砕いて相手を足下から打ち上げる。 エリアル始動になるスタイリッシュ昇竜だが、自分自身は跳ばないのでジャンプでキャンセルしてからGO。 #endregion #region(とある一方通行の超必殺技) :風巻き上げEX|1ゲージ+電池5%消費。 腕を大きく振って風を起こして三連撃を行う。 三段目が当たったら相手を壁まで吹っ飛ばす。 公開当初は空中の相手には全段ヒットしなかったが、2015年8月16日の更新で空中の相手にも全段当たるようになった。 :竜巻EX|1ゲージ+電池5%消費。 大きく腕を振って竜巻を起こして三連撃を行う。 最初の竜巻まで無敵で、三段目が当たったら相手を壁まで吹っ飛ばす。 :血液逆流EX|1ゲージ+電池5%消費。 相手を壁に叩き付けて動きを封じてから血液を逆流させる。 ガードされると相手の背後の方にすり抜けていくが、裏回りとかではなくただ相手に背中を見せるだけ。 40フレーム(2/3秒)前後隙を晒す事になるので確定状況以外からの使用には気を付けよう。 壁に叩き付けられている間相手の姿は見えなくなっている。見せられないよ!という奴である。まあ血が吹き出すからね。 :ベクトルキックEX|1ゲージ+電池5%消費。 空中から重力などのベクトルを変換して相手を強く蹴り付ける。蹴られた相手は[[仮面ライダー>仮面ライダー1号]]よろしく爆発する。 始動に無敵があり、距離もB版と同程度まで届く。 ボイスはGジェネの[[フォン・スパーク>ガンダムエクシア]]からの中の人ネタ。 爆発については紹介動画内で「これもベクトル操作能力のちょっとした応用だ」と説明されていた。 どこの[[木原マサキ>天のゼオライマー]]だお前は、「木ィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」だなんて特殊イントロまで組んでる癖に。 :地面砕きEX|1ゲージ+電池5%消費。 地面を踏み鳴らしその作用のベクトルを180度方向転換、 束ねられた作用と反作用のエネルギーで辺り一帯の地面を砕いて相手を足下から叩き上げる。 全地上にガード不能の攻撃判定を展開する技で、その分火力が控えめな上、ここからキャンセル出来る技や行動もジャンプだけ…と思われていたが、 YouTube等のプレイヤー操作動画では、この技をしれっと後述のブーストダッシュでキャンセルしている。 りどみには記載されていないが、 実際Accelerator_cmd.cnsのブーストダッシュの部分にもこの技からキャンセル出来ないという記述はされておらず、 これが記載忘れなのかルートの封じ忘れなのかは不明。 ちなみに「とある一方通行の必殺技」において風巻き上げを「牽制や固めなど小回りが利く」と説明したが、 実際に>天<氏のAIは風巻き上げBで距離を取り、風巻き上げAで固めた所にこの地面砕きEXを叩き込んで崩している。 :血流操作|2ゲージ+電池5%消費。 掴んだ相手とその血流を文字通り引っ掻き回し、最後に竜巻と共に撒き散らす。 「は・・・[[八稚女>真八稚女・МИЗУЧИ(みずち)]]」と説明されていた。 前述のように、血流を相手ごと引っ掻いているのだと納得しよう。 最新版AIでは後述の粉塵爆発と並んでの主戦力。 :粉塵爆発|2ゲージ+電池10%消費。 何故か&font(b,red){踏み付けた地面から}小麦粉かなんかが飛び出し一気に炸裂する。 時々によってヒット数が安定しないが、攻撃判定発生から終了まで無敵なため切り返しとしても優秀。 なお削りダメージは&font(b){アレ}なので、そこはまあお察しください。 :空気.zip|3ゲージ+電池12.5%消費。 空気を圧縮して高電離気体(所謂プラズマ)を精製、 空気を圧縮する際に操作したベクトルを相手に向ける事でプラズマをビーム状にして撃ち出す。 こちらはアニメ「とある魔術の禁書目録」の再現、ビームっぽいのはそれが理由。 攻撃判定発生から終了まで無敵なため回避技にもなり(贅沢だというツッコミも野暮ってもの)、判定が広く火力も4.6割と高いまさしく主力技。 発生がべらッぼうに早く、潰せるタイミングはほとんど元気玉精製から発射までの暗転が解除されたほんのわずかな時間のみ。 人操作で潰すのはほとんど不可能だった…。 が、2015年8月7日の更新で、修正!判定が広くなった!って馬鹿あ!! この更新で元気玉の方にも判定が付き、そこまでの火力も含めるとぴったし5割消し飛ばされる。 しかしそれと一緒に発射の発生が遅くコンボ向けな性能になったため、 「遠距離で敵が動いたら即zip」という、>天<氏AIのゲジマユ時の&s(){クソゲー}問答無用さは影を潜めた。 :空気.zip(超電磁版)|電池残量70%以下の時ゲージ+電池25%消費。 突風を纏い、触れた敵を吹っ飛ばしながら急上昇、遥か上空から巨大な高電離気体でもって辺り一帯を削り取る。 こちらは原作『とある魔術の禁書目録』及びアニメ『とある科学の超電磁砲S』の再現。 なおプラズマは直径20mなので、この技の演出でもまだ小さかったりする。 突風発生中無敵で、その突風は全身を包むように発生するため近付いて出されたらほぼ確定で6割7分飛んでいく。 カウンターアタック時にコンボ補正が緩和されると7割強持っていかれるため中々鬼畜。 ゲジマユ時空気.zipがコンボでしか使われなくなったとは言ったが、 むしろこちらの.zipが多用されるようになったため&s(){クソゲー}問答無用さは健在。 切り返しとしても性能が高いから仕方ない。 ちなみにタッグ時、この技はとんでもない20割パーツに変貌する。 始動の突風がまず壁バウンドでダウンをとる=プラズマがダウン追い撃ちにも使えるので突風が当たればまず終わりなのだ。 [[凶者繚乱タッグバトル]]のパート18、パート44を参照の事。 &s(){[[相棒>パチュリー・ノーレッジ]]が優秀すぎたのもあるが、}このタッグの爆発力は大会屈指の物だった。 |空気タッグから満を持して初登場。&br()鮮烈なファーストインプレッションを植え付けた&br()&nicovideo(sm25841328)|大会終盤だったためこの回では二回登場。&br()二戦目第二ラウンド、世界がヤバい〆に一部の視聴者がビビり散らした&br()&nicovideo(sm26521020)| :「黒翼」|体力三割未満+電池残量50%以下の時4ゲージ消費。 相手を掴み、黒に染め上げられた翼で悪滅よろしく嬲り殺す。 初登場時既に電池が切れていた事の再現として、&font(b,red){発動による電池消費はゼロ}である。 だがその代わり、掴み損ねたら即刻電池切れor電池無制限時一時行動不能化なので、外したら死んでください。 ちなみに上条さんは掴まれている際それ専用のやられドットを用意している。 #endregion #region(とある一方通行の特殊行動) :ブーストダッシュ|電池10%消費。 超スピードで裏回りする。ボイスは「遅っせェなァ」だが、 コンボ中に発動すると相手の目の前に移動し、ボイスも「逃がすかよォ」に変わる。各攻撃でキャンセル可能。 先述の通り実は地面砕きEXからもキャンセル可能だった。 さらにブーストダッシュからは空気.zip(超電磁版)もキャンセル出来るため、 ゲジマユだと場合によっては全地上ガー不から7割5分持っていかれるという事にもなる。 :ブーストバックダッシュ|電池10%消費。 超スピードで後ろに退がる。 動作中完全無敵なので電池があるときはこれを使って距離を取ろう。 粉塵爆発からのキャンセルによって粉塵爆発の隙消しも可能、 &s(){実際プレイヤー操作でやるかはともかく}タッグ時でも粉塵爆発が使いやすくなったかもしれない。 :充電|電池を回復する。 ボタン押しっぱなしで効果持続可能。秒間0.6%回復。 :急速充電|1.5ゲージ消費。 一瞬で電池を30%回復させる。%%更新で「トランザム!」とか口走るようになったけど気にしない。%% 公開当初はロマン強めだったが2015年8月7日の更新で各種行動からのキャンセルが可能になり攻撃判定が追加された。 なお、ダメージは無く相手を浮かせるだけである。 だがコンボ始動やコンボパーツとして使えるようになったため、これでも結構な上方修正だったりする。 電池無制限時はいよいよ死に技だったが、同日の更新で「電池無制限時の使用によってコンボ補正をリセット出来る」ようになり、 ノーマルカラーでも10割余裕になった。そのため、急速充電を使えるのは1コンボにつき3回までになった (始動に急速充電を使った場合それは「3回」の中には入らず、さらに言えば回数制限があっても10割余裕である)。 :反射(喰らい抜け)|やられ中に2ゲージ+電池30%消費。 反射を使って相手を壁まで吹っ飛ばしコンボを中断させる。 喰らい抜け後の隙こそないが電池三割と2ゲージは決して軽い代償ではないので使う場面はよく見極めよう。 :反射(アドバンシングガード)|電池消費なし。立ち、しゃがみガード中発動可能。 押し出し判定を発生させ相手の攻撃をノーダメージで弾いて相手を遠ざける。 :反射(飛び道具)|飛び道具のダメージを反射して相手を大きく弾き飛ばす。 反射出来る飛び道具はattrがPに設定されているものに限られ、見た目飛び道具や遠距離攻撃でも弾き返せない場合がある。 なおダメージを反射しても飛び道具が消えていないせいで延々とダメージが返され続けたり、 複数ヒットする超必殺技の反射ダメージを相手が無敵解除後にまとめて受けたりで、10割が達成されるなんて事もしばしば。 |15:55を参照&br()&nicovideo(sm25731290)| :反射(打撃)|打撃のダメージを反射させて相手をその場に硬直させる。 ダメージを返したり相手を硬直させたり出来るのが相手が前方にいる時のみだったが、2015年8月7日の更新でめくりにも対応した。 #region(反射ヘルパーについての余談) 反射には攻撃を受け止めるヘルパーが使われている。このヘルパーの名前は「Offence armor」。 原作に登場する&ruby(レベル4){大能力者}の少女&ruby(きぬはたさいあい){絹旗最愛}(もあいではない)の能力名、 「&ruby(オフェンスアーマー){窒素装甲}」から来ている。 この絹旗は「暗闇の五月計画」という実験によって一方通行の演算パターンを脳に移植されており、 キレたり能力を全開で使ったりすると口調が一方通行のそれと同一のものになる。 この「暗闇の五月計画」において一方通行の能力の全体を再現出来た者は一人とておらず、同じ計画の被験者だった&ruby(レベル4){大能力者}、 &ruby(ボンバーランス){窒素爆槍}の&ruby(くろよるうみどり){黒夜海鳥}に「優等生」と揶揄された絹旗でさえも、 「一方通行の防護性」を抽出した能力を発現させるに留まっている。 なお、「暗闇の五月計画」は「一方通行の攻撃性」を抽出した能力を発現させた黒夜によって、 研究者が皆殺しにされた事で頓挫している。 しかし黒夜曰く他者の演算パターンを植え付けるのは危険な行為らしく、大半の子供達は廃人になってしまったらしい。 学園都市、その闇は未だ深く……。 #endregion #endregion 現状一方通行は同作者の[[上条当麻]]や[[球磨川禊]]に比べるとやや大会で目立たないポジションにいると見られている。 1Pに>天<氏AIを入れて完全デフォルト設定だと凶下位といった所で同ランク帯でもそこそこ強めなのだが、 それに反してAI戦での実力の底はというと、 恐らく最高設定である10P電池無制限、反射三種全て10、急速充電コンボON、黒翼狙いOFF、コンボレベル4でも狂下位に入れるかどうか怪しい所なのだ。 2018年現在MUGENで最も人気の出る大会は主に狂下位周辺であり、 本体が紙装甲な割に火力も特段高くはなく無敵も少な目と付け入る隙が多く、ワンチャン勢の多い狂下位のキャラとの戦いに不利となりやすい事、 氏のAIが最新版で数多く追加された超必殺技のキャンセルを活用しておらず、攻撃を比較的早期に切り上げてしまう事、 電池無制限だと何故かサキスパを極端に使用しなくなる事、 さらに狂下位で大会を行うとなると同ランク帯では無虚氏の一方通行や後述の一方通行-異の方が審査に通りやすい事、 そしてそもそもMUGENで一方通行の最も適性が高いランクと思われる凶下位~凶中位新規大会が開かれなくなってきた事、 など多くのファクターが絡み合って、大会で姿を見る事は公開当初に比べ少なくなってしまっている。 しかし今でも幅広いランクのキャラが登場する大会には[[上条>上条当麻]]や[[垣根>垣根帝督]]と共に出場しており、 そもそも本体だけ見ると的確な立ち回りであれば、理不尽を押し付けて狂中位とも(凶悪技術が持ち出されない範囲には限るだろうが)戦える性能なので、 今後の本体やAIの更新によっては思わぬ大躍進にも期待出来ると言っていいだろう。 #endregion #region(にわかロリコン氏製作 一方通行-改) -にわかロリコン氏製作 一方通行-改 にわかロリコン氏が最初に公開した一方通行の改変キャラで、正式名称は「原作再現一方通行」である。 編集した2015年8月19日現在では製作動画は削除されてしまっているが、そのランクは主に狂最上位~下位神中堅レベルだと思われる。 常にhitoverrideを用いた反射を展開しており、「木原神拳(当身)」以外ではダメージを負わないようになっている。 &font(b,red){が、[[上条>上条当麻]]と対戦させると反射そのものが機能しなくなり、ランクを飛び越えた原作再現とも言えるジャイアントキリングが実現する。} &s(){攻撃されたらアウトだが。} AIは搭載されていないが、そもそもコンボがないため、MUGENのWATCHモードでなら充分戦える。 現在正規入手は不可能だが、栄光夜-Night of Glory-氏とCJJを好む単細胞氏によって転載されている。 ちなみにCJJを好む単細胞氏による拡張パッチも転載しているものに同梱される形で公開されており、適用することによって特定の製作者への専用記述の削除やオプション追加による調整範囲の向上が可能となっている。 #region(一方通行-改のカラー差) =1P= 基本となるカラー。 =2P= 全盛期カラーで、全ての攻撃の威力が10倍になる。 その分耐久力は半減するが、それを補ってあまりある強さだろう。 黒翼や白翼、自転砲が使用不能になり、一部の技の演出が若干簡素になる。 上条当麻、御坂美琴、妹達と戦わせたときの反応や掛け合いにも変化が起きる。 =3P= 基本的には1Pと変わらないが、1Pで任意に発動出来る黒翼が瀕死時に発動するようになる。 黒翼時は全ての技が一新、ジャンプとダッシュが使用不能になる。 =12P= 演出が若干白翼を意識したものになる。 性能自体は黒翼時とほぼ同一。 #endregion #endregion #region(にわかロリコン氏製作 一方通行-異) -にわかロリコン氏製作 一方通行-異 にわかロリコン氏が2番目に公開した一方通行の改変キャラで、正式名称は「アレンジ一方通行」である。 そのランクは凶下位~狂最上位と幅広く、&s(){本家を差し置いて}多くの大会で起用されている。 メルブラ式の演出や、勝利イントロで登場する打ち止めなどの仕様に関する演出も作り込まれており、 技やデフォルトAIの基本コンボもスタイリッシュにまとまっている。 本家には無い白翼も即死技として搭載されている。 0.5ゲージで飛び道具反射が使用可能だが、ニュートラルと反射モーションが変わらないためP操作では中々厄介。 3ゲージ以上で使用可能のエンハンス技「アクセラレート」を使うと打撃反射が解禁され、 飛び道具反射の0.5ゲージのコストも解消される他、1ゲージ技をノーゲージで使えるようになる。 2020年5月に凶悪ロダ15にて6P用性能調整パッチが公開された。 6Pカラーをベースに、凶上位~狂上位程度の強さに調整が出来るとのこと。 オプションの追加が行われているが、自動設定の項目だけを変更することにより簡単にランクを調整できるようになっている。 |一方通行-異の最新紹介動画&br()&nicovideo(sm27060654)| #region(一方通行-異のカラー差) =1P= 凶中位。 補正付加。 =2P= 凶下位。 受けるダメージが1.2倍になり、空中ガードも使用不能になっている。 補正付加。 =3P= 狂上位。 ゲジマユに攻撃中無敵、試合開始からアクセラレートが発動しており、のけぞり中は被ダメージを激減させる。 その上ライフが半分以下で常時食らい抜けが作動するようになるので、出来る事なら即死技でケリを付けたいカラーである。 =4P= 狂下位。 ゲジマユ、初めからアクセラレート。 =5P= 凶上位。 1Pから補正を取っ払っただけ、製作開始当初のノーマルカラーだった。 =6P= 凶最上位。 初めからアクセラレート。 =12P= 狂最上位。 &font(b,red){常時反射}、ゲジマユ、初めからアクセラレート、&font(b,red){全攻撃即死化、不死身}、当身されない、常時くらい抜け、常時当身展開。 全攻撃即死の上、反射の唯一の弱点であった&s(){木原神拳}当身も通じないという、 狂最上位に相応しい鬼畜カラー (にわかロリコン氏が言っているだけであり全体的な性能はいわゆる準神に足を踏み入れ、防御性能は一方通行‐改の1Pも越えていると思われる)。 凶悪技術を用いない限り撃破不可能? #endregion #endregion #region(にわかロリコン氏製作 一方通行-変) -にわかロリコン氏製作 一方通行-変 にわかロリコン氏が3番目に公開した一方通行の改変キャラで、正式名称は製作者と同じ「にわかロリコン」である。 注意事項を述べると、このキャラは&font(b,red){変態である。} コマンドはただの3つ。 ↑ボタンでドゥエり、bボタンでベクトル小足を叩き込み、cボタンの「いただきまァァァァァァァァァす」でP2Nameに登録した幼女を美味しく頂くのみである。 ちゃんとAIも搭載されている。 ちなみにこのキャラは一方通行-異をさらに改変したもので、カラー性能も12Pのものが残っている。 &font(b,red){つまり、12Pを選択すれば、ゲジマユ+常時反射の変態が幼女に襲い掛かる様を&s(){堪能する}見せ付けられる事も出来るのである。} 最新版では12Pのスプライトが鈴科百合子のモノに、&s(){どういう事なの…}。 |紹介動画&br()&nicovideo(sm27060654)| そしてこのキャラはkira氏に天啓を授け、その結果[[「ドゥエ条ドゥエ麻」>上条当麻#id_236f8de9]]なるキャラクターが誕生している。 なお、この二人はMUGENサイドとは別に「変態サイド」と呼ばれ、一度だけ動画の中で共演もしてしまっている。 |変態と変態が交差するとき、物語が始まる────!&br()&nicovideo(sm26320659)| #endregion #region(kira氏製作 アクセラ七夜) -kira氏製作 アクセラ七夜 #image(nanacelerator.gif,width=65) 2015年7月にkira氏が公開したキャラ。その名も「アクセラ七夜」。 名前の通り、あくまでベースは[[七夜志貴]]であり、そのドットに一方通行のボイスやカットインを加えたものとなっている。 見た目は完全に七夜だが同年8月18日に更新されたバージョンでは瞳孔を赤くして一方通行っぽさをちょい足ししている。 8月29日更新版でkinomiya氏から譲り受けたactに変更、白髪になり、一方通行らしさが増している。 七夜クレセントの5Cを見て、血液逆流の再現が出来そうだという所から着想を得て作られたキャラらしい。 数回の大幅リメイクを行っており、旧版については下記を参照。 #region(アクセラ七夜 旧版について) そして来る2016年1月26日、約四ヶ月の間を置いてリメイク更新。 キャラ名も「アクセラ七夜easy」となっているが、 これは前バージョンまでの所謂神ランクに入ったカラー性能を丸ごと別キャラに移し変えようとしているためであり、 つまりeasyというのは、その「アクセラ七夜」の存在を前提としたネーミングなのである。 カラー差はなくなってしまったが前バージョンまでの4Pカラーを下地にしたような性能であり、反射使用率の設定如何によってはガードも用いる。 最小設定では凶上位にまでランクが下げられるため今後大会で見る機会も増えるかもしれない、期待。 最大設定では狂上位にまでランクが上げられるため今後大会で見る機会も増えるかもしれない、期待。 しかしダメージソースがまともなモノになったためダメージを入れられない相手も相当数いる、無念。 2月24日付けで更新、【MUGEN】[[神鳴る門リーグ]]の投稿に合わせ神ランクで戦うための神構造モードが搭載された。&nicovideo(sm28274122) 前述した通り、「easyでないアクセラ七夜」が出てきたのだ。別キャラではないが。 本体hitdefを振るようになり、ガードステート固定を行い、自分は本体hitdefによる攻撃しか受けなくなる。 極めつきには&font(b,red){AIの使う攻撃が通常モードから大きく変化}する。これで2日クオリティだというのだから驚きだ。 ちなみに、超必殺技で相手をKOした場合「アークドライブフィニッシュ」や「ラストアークフィニッシュ」のボイスが入るように、まあ、七夜だからね。 なおこのバージョンからボイスや超必殺技に七夜要素がちょこちょこ出だしたりしている。 さらに普通モード(従来のeasyに相当)には喰らい抜け(設定で発動ヒット数変更可能)と設定での回復阻止、 さらには「便乗回復」というシステムも搭載された。 便乗回復、まあその名の通り「相手が回復したとき同じだけ自分も回復する」というシステムである。 ではある…のだが、「相手を回復させないように出来る上に万一回復されたらこちらも回復する」という所に、 そこはかとない底意地の悪さが窺い知れる気がしないでも…。 神構造モードでは設定項目が初期LIFEとタイムアップ回復の有無だけになっている。 #endregion 2018年3月28日付で大幅リメイク、カラー差が復活し、動きの七夜要素が増えている。 攻撃発生前まで反射アーマーを張る他、後述するエンハンスがLEVEL 4を超えるとガードが反射に変更される。 その他エンハンスも搭載、LEVEL 1からLEVEL 5、そしてLEVEL SYSTEMが存在している。 #region(エンハンス効果) =LEVEL 1= デフォルト、エンハンス効果なし =LEVEL 2= 4Fごとにpowerが4(言うまでもないが1000でゲージ1本分)増加 =LEVEL 3= 10Fごとに体力が2回復 =LEVEL 4= 4Fごとにpowerが3増加 10Fごとに体力が3回復 =LEVEL 5= 4Fごとにpowerが5増加 10Fごとに体力が5回復 =LEVEL SYSTEM= 4Fごとにpowerが10増加 10Fごとに体力が6回復 白翼or黒翼解禁 #endregion #region(アクセラ七夜のカラー差) =1P~2P= 設定次第で凶上位から狂中位 =3P= 設定次第で狂下位から狂上位 LIFE管理あり 攻撃は普通に食らうがステートを奪われた時のみステ抜けを使用 =4P= 設定次第で狂上位から狂最上位 LIFE管理あり アーマーを張っており被弾時LIFEが100減少 試合後はガーステ籠り 一部の技解禁 #endregion 同年6月30日に更新。 AIが手直しされた他、前述の攻撃発生前の反射アーマーやエンハンスによるガードの反射化がスイッチによって封印出来るようになった。 #endregion #region(High deuragun氏製作 Custom Angel Accelerator Another Normal) -High deuragun氏製作 Custom Angel Accelerator Another Normal 海外製作者によるotika氏製一方通行の凶悪改変キャラ。 2017年4月現在製作者のOneDriveからは削除されているが、マムル氏によって代理公開されている。 正確なランクは不明だが1pの時点で削りでの撃破が無理な上、 即死当身を持っていない狂キャラでは太刀打ち出来ないため少なくとも狂キャラではない。 1P、7Pで若干耐性に差があり、12pでは演出が大幅に変わる。 #endregion #region(ゆっくりソロモン氏製作 伝説一方通行) -ゆっくりソロモン氏製作 伝説一方通行 上記と同じくotika氏製一方通行の凶悪改変キャラ。恐らく一方通行系初の隔離キャラだと思われる。 耐性自体はとある事をすると神キャラの汎用でも倒せるような構造になっているが、 対戦が始まると頻繁に打ってくる大魔法で隔離攻撃を打ってくるため、 ある程度の捏造対策をしていない論外以下の神キャラで挑む場合は地獄を見る事になる。 #endregion #region(Mugen n5氏製作 JUS風ドット) -Mugen n5氏製作 JUS風ドット 『[[JUS>ジャンプスーパースターズ]]』風[[ドット>ドット絵]]で製作された[[ちびキャラ]]。 一瞬で画面端まで移動できる機動力に加えて、 地面を隆起させたり、某数を起こすなどの広範囲攻撃が特徴。 超必殺技の黒い翼は高威力だが自分もダメージを受ける。 |DLは下記の動画から&br()&youtube(https://youtu.be/J7NXY0k1_LM){320,240}| #endregion ***出場大会 #region(一覧) #list_by_tagsearch_cache([大会],[一方通行],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[一方通行],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[一方通行],sort=hiduke,100) } #endregion ***出演ストーリー [[MUGEN STORIES INFINITY]] &font(22,b,i){「悪りィが、こっから先は一方通行だ」&br()&br()&font(24){「侵入は禁止ってなァ!」}} ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:岡本信彦|,白髪,超能力者,反射攻撃,天使,悪役,ライバル,ボスキャラ

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