Flowey

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//非表示動画をコメントアウト #image(Flowey.gif,title=花の癖に表情豊か) &font(30,b,i,black){"Howdy! I'mFLOWEY! FLOWEY the FLOWER!"}&br() &font(30,b,black){(ハロー!ボクはフラウィ。おはなのフラウィさ!)} トビー・フォックス氏を中心とするチームが制作したWindows/Mac用RPG『Undertale』の登場キャラクター。 日本語版での表記は「フラウィ」だが、非公式日本語化パッチ(現在は公開終了)の影響から、 正式日本語版がリリースされた現在でも「フラウィー」と表記される事がある。 金色の花びらと、デフォルメされた顔がついた喋る花のモンスターで、ゲーム中主人公が最初に出会う事になるキャラクター。 #region(ネタバレ) &font(25,b,black){「バカめ。この世界は、殺すか、殺されるかだ。」} 一見すると可愛らしいお花だが、その本性は悪意に満ちており口も悪い。モットーは&b(){"In this world, it's kill or be killed."(殺すか、殺されるか)}。 その為日本のプレイヤーからは&b(){「クソ花」}と呼ばれる。 ゲーム開始早々主人公にアドバイスをすると称し、騙し討ちを仕掛け殺そうとするが[[トリエル>Toriel]]の妨害により失敗に終わる。 その後トリエル戦後に再登場し、そこまでのプレイヤーの行動によって内容の違う煽りを行う。 //|&nicovideo(sm27398107)|&nicovideo(sm27398238)| それ以降はしばらく登場しないものの、特定の場面で引き返すと&b(){地面に潜る瞬間}を見る事が出来、ずっと主人公を監視している事がわかる。 そして地下世界の王、アズゴアとの戦闘後に満を持して登場し、これまでに集めた6つのタマシイ&link_aname(*1){*1}を奪い吸収。 フォトショップフラウィ(もしくはオメガフラウィ)となり主人公のタマシイも取り込むべく戦闘となる。このルートの[[ラスボス]]。 //|&nicovideo(sm27490387)|&nicovideo(sm27518114)| ラスボス時の姿は&b(){グロテスクなモンスターの上に、奇妙なモンスターの顔と人間の顔(実写)が映し出されるモニターが乗っている}&link_aname(*2){*2}という、 何とも形容しがたい姿となっており、その攻撃の激しさや後述する特殊な仕様もあって、プレイヤーに恐怖と絶望を与えてくる。 #region(こんな姿(閲覧注意)) #image(psflowey.png,width=500,title=この変貌に度肝を抜かれたプレイヤーは多い) #endregion この戦いではまず、&b(){一定回数フラウィの攻撃が完了するまでこちらは攻撃できない。仮に攻撃ができても、1ダメージ程度しか与えられない}という、 殺意満々のふざけた仕様の中でコイツの猛攻を耐えしのぐ必要がある。 なんとか耐え抜くと、ディスプレイにフラウィの手に入れたタマシイが映され、場面が切り替わる。 そこでも攻撃は続くのだが、しばらくすると「こうどう」というコマンドが表示され、触れると回復アイテムが出現するようになる。 そして、そこから場面が戻って再びフラウィの攻撃を受ける……というのを6回ほど繰り返すと、ようやくまともにダメージが与えられるようになる。 だが、攻撃頻度が非常に早いうえに範囲の広い弾幕も多く、ダメージ自体はそれほど大きくないものの、パターンがかなり多彩で対処は難しい。 加えて、戦闘が進むにつれて&b(){戦闘の場面を一時的にセーブして、別の攻撃の最中にロードする}というややこしい行動までとってくる。 一応こちらの移動範囲も広がっていたりと救済も多く、上記のような要素があるにも関わらず、攻略自体は絶望するほどの難易度ではない。 &b(){…こんな初見殺しの嵐に耐えられればだが}。&s(){あとキモい見た目とか} また、この戦闘後フラウィを生かす選択肢を取る事で、クリア後にプレイ内容に応じて様々アドバイスや小話が聞ける。 プレイヤーの行うセーブやロード、リセットを感知する事が出来る為、行動に応じてかなりメタ的な反応を見せる事も。&s(){ファンクラブでも作る?} #region(別ルートネタバレ) &font(15,b,i,black){"Finally..."(やっとだ…)} &font(15,b,i,black){"I was so tired of being a flower. "(もう、はなのすがたはこりごり)} &font(15,b,i,black){"Howdy! ※※※ are you there?"(ハロー!<プレイヤー名> きこえてる?)} &font(15,b,i,black){"It's me. Your best friend."(ボクだよ、きみのしんゆう…)} &font(30,b,i,black){"ASRIEL DREEMURR"} 敵を1体も殺さずかつ条件を満たす事で突入するPacifist Route(通称Pルート)にて本当の姿を現す。 その正体はアズゴアとトリエルの実の息子、&b(Red){アズリエル・ドリーマー}。 主人公が地下に落ちてくる遥か昔に死んだはずだったが、王国科学者である[[アルフィー>Alphys]]の実験により、フラウィとして復活していた。 #region(死んだ経緯と復活した経緯) ある日モンスターの王子アズリエルは、地下世界に落ちて来た一人の人間を発見し、救助した。 その後その人間は国王アズゴアと王妃トリエルに引き取られ、アズリエルと義兄弟かつ親友となり、 彼らに迎えられて本当の家族のように暮らしていた。 しかし、ある日人間は重い病にかかり死亡してしまう。人間は死に際に地上の故郷の村の花畑を見たいと言っていたが、 結界に閉じ込められている状態のモンスター達にはどうする事も出来なかった。 悲しみにくれたアズリエルは思わず人間のタマシイを取り込んでしまい、その瞬間彼はおぞましい姿へと変貌してしまう。 新たな力を得たアズリエルは親友の遺言を果たすべく、遺体を持ち出して結界を突破し地上に飛び出す。 人間の村に辿り付いたアズリエルは、村の中央の金色の花畑に人間の遺体を横たえる。 だが、それを地上の人間達に見られてしまい「凶悪なモンスターが人間の子供を殺した」と勘違いされ、 村の人間達の猛攻撃に遭って袋叩きに遭い、致命傷を負ってしまう。 アズリエルはタマシイを取り込んだ事で村の人間達を皆殺しにできるほどの力を持っていたのだが、 一切反撃する事なく遺体を抱きしめて笑顔のままその場を去り、地下世界に戻った後、城の庭園で力尽き死亡。 アズリエルの遺体は灰になり、庭園に散って消えた。 一日で2人の子供を失ってしまった両親は泣き崩れ、アズゴアは今後落ちてきた人間を全て殺す事を宣言するようになり、 その惨たらしさからトリエルは別居して遺跡に閉じこもり、落ちてきた人間達を我が子と呼んで保護しようとしたが… (実はこの話にはタマシイを取り込んだという部分に&bold(){裏}が存在する。事の真相は[[こちらのページ>Human]]も参照)。 後にアルフィーにより、人間の生きる意志を抽出した"ケツイ"&link_aname(*3){*3}と呼ばれる物質を、意志を持たないものに与える、 という実験のサンプルとして、アズリエルが死んだ庭園の花が使われた事により、彼は花と一体化する形で復活した。 しかし、タマシイが無いまま"ケツイ"のみで復活したアズリエルは、他者を思いやる感情が抜け落ちた存在になってしまう。 ただそれだけでなく、アズリエル(フラウィ)は生前に人間のタマシイを取り込んだ影響なのか、はたまた注入された"ケツイ"の影響なのか、 "セーブ"と"リセット"という能力に目覚める事になり、それを利用して住民達や主人公よりも前に地下に落ちてきた人間達に干渉する、 という行動をとるようになった。 最初は困ったモンスター達を助けるなど良い事に使っていたが、ループを繰り返す内に徐々に同じような事柄に飽きてしまい、 ある時から何度も何度も実験や虐殺などを行い、そしてその都度リセットを繰り返すという常軌を逸した行為も行うようになってしまった。 そういった経緯があった為に、アズリエル本来の優しい性格は歪みきってしまい、上記のような性格になってしまったという。 しかし、主人公が地下に落ちてきた際に、より強い決意を持つ主人公にセーブとリセットの権限を奪われてしまう。 その事に驚いたフラウィは、予測出来ない存在である主人公を利用しようと考え、本編中での暗躍へと至るのだった。 #endregion アズリエルの目的は、主人公からリセットを行う権限を奪い最初からやり直させる為。 初対面のはずのアズリエルが主人公に執着するのは、主人公をかつての親友と勘違いしている為であり、 主人公との戦闘を通じて心を取り戻し、誤解を解いた後は結界を解除してくれる。 &s(){残念ながら}ちなみにフラウィの時と違ってアズリエルとは和解する為、戦闘終了後に許すか否かの選択肢がなく、とどめを刺す事は不可能。 戦闘中に攻撃しても当たらない。 その為、上げてから落とす外道プレイ(フラウィだった時の行いを考えれば因果応報か)ができなくてがっかりした&s(){クソ花に毒された}ファンもいたとか。 ぶっちゃけた話、主人公に遠くに行って欲しくないという駄々とも言えるのだが、上記の経緯を思うとあまり責められないとも思えるだろう。 &s(){でもフラウィだった時に散々煽られた事を思うとやっぱり責めたくなる不思議} 曲がりなりにも「親友と離れたくない」という純粋な想いや最終的に心を取り戻す結末、 そして最終決戦の秀逸な演出などから、ファンからの人気は高い。 &s(){あと子供時代の姿が所謂[[ケモショタ>クロノア]]なのでその手の界隈からも人気が高かったりする。} あとは、なんだかんだでフラウィの方も良いキャラしてるからだろうか。&s(){顔芸のバリエーションもやたらと豊富だし} エピローグでは花の姿に戻るがハッピーエンドを見せられて心境が変わったらしく、奪い返そうと狙っていたセーブとリセットの能力にも興味を失くし、 みんなの事はそっとしてあげてほしいと言い残してどこかへと去っていく。 ちなみに彼の本名であるAsriel Dreemurrは両親の''As''goreとTo''riel''から採られていると同時に、 「&b(){serial murderer}([[連続殺人鬼>ジャック・ザ・リッパー]])」のアナグラムでもある。 また、名前の方はイスラム神話の死の天使である「Azrael(アズラエル、アズリエル、アズラーイール)」、 苗字は英語の「dreamer(夢を見る人、空想家)」とも掛けたネーミングになっている。 #region(更に別ルートネタバレ) [[出てくるモンスター>Papyrus]]を全て殺害する事で突入するGenocide Route(通称Gルート)においては主人公の協力者となる。 このルートでも主人公を親友と思い親しげに接し、物語終盤では何故自分がこんな性格になったのかを話してくる。 しかし最終的には主人公が「自分の道を邪魔するものは何であろうと排除する存在」である事を理解し、 タマシイがないにも関わらず主人公に恐れを抱くようになる。 そして、エンディングでは完全にソウルレスと化した主人公にアズリエルの顔つきで[[命乞いをするも殺害されてしまう>スラッシュ・ビストレオ]]。 Nルート(1周目限定)では「ボクを にがしたって なにも かわらない。おわらせたいなら ボクを ころすしかない」と、 比較的潔かったのに対し、こちらは上記の命乞いの直前で、保身の為に実の父親を売っている事もあって、 [[みっともない>エックス]]と否定的なクソ花ファンも少なくない。 最初に「殺すか殺されるか」と教えてくれた彼の最期の言葉が、命乞いだった事による小者臭さによるものも強いのだろうか。 とはいえ、感情を失ったはずの彼に、改めて恐怖という感情を植え付けたのは他ならぬプレイヤーなのである。 今わの際の彼の目に映ったのは紛れもなく[[化け物、或いは悪魔>ブロリー]]の姿だったことは想像に難くない。 ちなみに、Gルートをリセットするなどして止めた後にNルートEDに行くと、フラウィにがっかりされたような台詞を言われる。 &s(){どないせいっちゅうねん。} #endregion #endregion #endregion ---- **MUGENにおけるフラウィ #region(Mickes氏製作) -Mickes氏製作 基本的に原作の[[ドット>ドット絵]]を用いているが氏によって多数のモーションが描き加えられており、 根(?)の部分を変形させて様々な攻撃を行う事が出来るようになっている。 特に空中攻撃はシュールの一言(ジャンプが出来る時点でシュールとも言えるが)。 [[AI]]は無い。 #endregion #region(Endercreeper氏製作 Omega Flowey) -Endercreeper氏製作 オメガフラウィ [[オメガタイガーウッズ]]風のフラウィ、なのでオメガフラウィ。つまりネタキャラ。 元ネタの滅茶苦茶感を踏襲しつつ原作要素も取り入れており、一発ネタとしてはよくできている。 デフォルトで[[AI]]も入っている。 原作のあれもMUGEN入りはしているが、AIが無いので動画で見る機会はほぼ無い。 #endregion #region(piitpiiii!氏製作 A_Flowey) -piitpiiii!氏製作 A_Flowey 原作のドットを用いて作られたフラウィ。 原作での攻撃が再現されている上、青・橙の攻撃なども搭載されている。 ランクは狂下位~狂最上位。 [[AI]]も搭載されており、設定で強さを変更できる。 ちなみにハロウィンキャラとして公開されたが、ハロウィン要素は一切ない。 #endregion ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[Flowey],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[Flowey],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[Flowey],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} このゲームのストーリーを大雑把に説明すると、 「大昔に人間とモンスター間で戦争が起こり、結果人類が勝利。人間達は魔法で結界を作り、モンスターを地下深くに封印した。  しかしモンスター達は地下から出る事を諦めておらず、結界を破るのに必要な7つの人間のタマシイを集めており、  6つ集まったところに7つ目である主人公が落ちてきた」 といった感じである。 また、結界を破らずとも通り抜けるだけであれば、強いモンスターのタマシイと人間のタマシイ一組があれば可能。 どちらにせよ人間のタマシイが必要であり、主人公が命を狙われるのはこの為。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} 他に戦闘するキャラクターは[[他ルートのラスボス>Sans]]を含めて皆2Dの白黒[[ドット>ドット絵]]なのに対し、コイツだけはフルカラーでぬるぬる動くのも特徴。 ちなみにこのディスプレイに表示される人間の顔のモデルは、作者のトビー・フォックス氏である。 &aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}} 決意。ゲーム中ではセーブポイントでも使われており、モンスター達は通常であれば希薄ながら持っている。 ただし[[アンダイン>Undyne]]だけはモンスターでありながら強い決意を持っている。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //Undertale,ラスボス,植物,魔物
//非表示動画をコメントアウト #image(Flowey.gif,title=花の癖に表情豊か) &font(30,b,i,black){"Howdy! I'mFLOWEY! FLOWEY the FLOWER!"}&br() &font(30,b,black){(ハロー!ボクはフラウィ。おはなのフラウィさ!)} トビー・フォックス氏を中心とするチームが制作したWindows/Mac用RPG『Undertale』の登場キャラクター。 日本語版での表記は「フラウィ」だが、非公式日本語化パッチ(現在は公開終了)の影響から、 正式日本語版がリリースされた現在でも「フラウィー」と表記される事がある。 金色の花びらと、デフォルメされた顔がついた喋る花のモンスターで、ゲーム中主人公が最初に出会う事になるキャラクター。 #region(ネタバレ) &font(25,b,black){「バカめ。この世界は、殺すか、殺されるかだ。」} 一見すると可愛らしいお花だが、その本性は悪意に満ちており口も悪い。モットーは&b(){"In this world, it's kill or be killed."(殺すか、殺されるか)}。 その為日本のプレイヤーからは&b(){「クソ花」}と呼ばれる。 ゲーム開始早々主人公にアドバイスをすると称し、騙し討ちを仕掛け殺そうとするが[[トリエル>Toriel]]の妨害により失敗に終わる。 その後トリエル戦後に再登場し、そこまでのプレイヤーの行動によって内容の違う煽りを行う。 //|&nicovideo(sm27398107)|&nicovideo(sm27398238)| それ以降はしばらく登場しないものの、特定の場面で引き返すと&b(){地面に潜る瞬間}を見る事が出来、ずっと主人公を監視している事がわかる。 そして地下世界の王、アズゴアとの戦闘後に満を持して登場し、これまでに集めた6つのタマシイ&link_aname(*1){*1}を奪い吸収。 フォトショップフラウィ(もしくはオメガフラウィ)となり主人公のタマシイも取り込むべく戦闘となる。このルートの[[ラスボス]]。 //|&nicovideo(sm27490387)|&nicovideo(sm27518114)| ラスボス時の姿は&b(){グロテスクなモンスターの上に、奇妙なモンスターの顔と人間の顔(実写)が映し出されるモニターが乗っている}&link_aname(*2){*2}という、 何とも形容しがたい姿となっており、その攻撃の激しさや後述する特殊な仕様もあって、プレイヤーに恐怖と絶望を与えてくる。 #region(こんな姿(閲覧注意)) #image(psflowey.png,width=500,title=この変貌に度肝を抜かれたプレイヤーは多い) #endregion この戦いではまず、&b(){一定回数フラウィの攻撃が完了するまでこちらは攻撃できない。仮に攻撃ができても、1ダメージ程度しか与えられない}という、 殺意満々のふざけた仕様の中でコイツの猛攻を耐えしのぐ必要がある。 なんとか耐え抜くと、ディスプレイにフラウィの手に入れたタマシイが映され、場面が切り替わる。 そこでも攻撃は続くのだが、しばらくすると「こうどう」というコマンドが表示され、触れると回復アイテムが出現するようになる。 そして、そこから場面が戻って再びフラウィの攻撃を受ける……というのを6回ほど繰り返すと、ようやくまともにダメージが与えられるようになる。 だが、攻撃頻度が非常に早いうえに範囲の広い弾幕も多く、ダメージ自体はそれほど大きくないものの、パターンがかなり多彩で対処は難しい。 加えて、戦闘が進むにつれて&b(){戦闘の場面を一時的にセーブして、別の攻撃の最中にロードする}というややこしい行動までとってくる。 一応こちらの移動範囲も広がっていたりと救済も多く、上記のような要素があるにも拘らず、攻略自体は絶望するほどの難易度ではない。 &b(){…こんな初見殺しの嵐に耐えられればだが}。&s(){あとキモい見た目とか} また、この戦闘後フラウィを生かす選択肢を取る事で、クリア後にプレイ内容に応じて様々アドバイスや小話が聞ける。 プレイヤーの行うセーブやロード、リセットを感知する事が出来る為、行動に応じてかなりメタ的な反応を見せる事も。&s(){ファンクラブでも作る?} #region(別ルートネタバレ) &font(15,b,i,black){"Finally..."(やっとだ…)} &font(15,b,i,black){"I was so tired of being a flower. 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Your best friend."(ボクだよ、きみのしんゆう…)} &font(30,b,i,black){"ASRIEL DREEMURR"} 敵を1体も殺さずかつ条件を満たす事で突入するPacifist Route(通称Pルート)にて本当の姿を現す。 その正体はアズゴアとトリエルの実の息子、&b(Red){アズリエル・ドリーマー}。 主人公が地下に落ちてくる遥か昔に死んだはずだったが、王国科学者である[[アルフィー>Alphys]]の実験により、フラウィとして復活していた。 #region(死んだ経緯と復活した経緯) ある日モンスターの王子アズリエルは、地下世界に落ちて来た一人の人間を発見し、救助した。 その後その人間は国王アズゴアと王妃トリエルに引き取られ、アズリエルと義兄弟かつ親友となり、 彼らに迎えられて本当の家族のように暮らしていた。 しかし、ある日人間は重い病にかかり死亡してしまう。人間は死に際に地上の故郷の村の花畑を見たいと言っていたが、 結界に閉じ込められている状態のモンスター達にはどうする事も出来なかった。 悲しみにくれたアズリエルは思わず人間のタマシイを取り込んでしまい、その瞬間彼はおぞましい姿へと変貌してしまう。 新たな力を得たアズリエルは親友の遺言を果たすべく、遺体を持ち出して結界を突破し地上に飛び出す。 人間の村に辿り付いたアズリエルは、村の中央の金色の花畑に人間の遺体を横たえる。 だが、それを地上の人間達に見られてしまい「凶悪なモンスターが人間の子供を殺した」と勘違いされ、 村の人間達の猛攻撃に遭って袋叩きに遭い、致命傷を負ってしまう。 アズリエルはタマシイを取り込んだ事で村の人間達を皆殺しにできるほどの力を持っていたのだが、 一切反撃する事なく遺体を抱きしめて笑顔のままその場を去り、地下世界に戻った後、城の庭園で力尽き死亡。 アズリエルの遺体は灰になり、庭園に散って消えた。 一日で2人の子供を失ってしまった両親は泣き崩れ、アズゴアは今後落ちてきた人間を全て殺す事を宣言するようになり、 その惨たらしさからトリエルは別居して遺跡に閉じこもり、落ちてきた人間達を我が子と呼んで保護しようとしたが… (実はこの話にはタマシイを取り込んだという部分に&bold(){裏}が存在する。事の真相は[[こちらのページ>Human]]も参照)。 後にアルフィーにより、人間の生きる意志を抽出した"ケツイ"&link_aname(*3){*3}と呼ばれる物質を、意志を持たないものに与える、 という実験のサンプルとして、アズリエルが死んだ庭園の花が使われた事により、彼は花と一体化する形で復活した。 しかし、タマシイが無いまま"ケツイ"のみで復活したアズリエルは、他者を思いやる感情が抜け落ちた存在になってしまう。 ただそれだけでなく、アズリエル(フラウィ)は生前に人間のタマシイを取り込んだ影響なのか、はたまた注入された"ケツイ"の影響なのか、 "セーブ"と"リセット"という能力に目覚める事になり、それを利用して住民達や主人公よりも前に地下に落ちてきた人間達に干渉する、 という行動をとるようになった。 最初は困ったモンスター達を助けるなど良い事に使っていたが、ループを繰り返す内に徐々に同じような事柄に飽きてしまい、 ある時から何度も何度も実験や虐殺などを行い、そしてその都度リセットを繰り返すという常軌を逸した行為も行うようになってしまった。 そういった経緯があった為に、アズリエル本来の優しい性格は歪みきってしまい、上記のような性格になってしまったという。 しかし、主人公が地下に落ちてきた際に、より強い決意を持つ主人公にセーブとリセットの権限を奪われてしまう。 その事に驚いたフラウィは、予測出来ない存在である主人公を利用しようと考え、本編中での暗躍へと至るのだった。 #endregion アズリエルの目的は、主人公からリセットを行う権限を奪い最初からやり直させる為。 初対面のはずのアズリエルが主人公に執着するのは、主人公をかつての親友と勘違いしている為であり、 主人公との戦闘を通じて心を取り戻し、誤解を解いた後は結界を解除してくれる。 &s(){残念ながら}ちなみにフラウィの時と違ってアズリエルとは和解する為、戦闘終了後に許すか否かの選択肢がなく、とどめを刺す事は不可能。 戦闘中に攻撃しても当たらない。 その為、上げてから落とす外道プレイ(フラウィだった時の行いを考えれば因果応報か)ができなくてがっかりした&s(){クソ花に毒された}ファンもいたとか。 ぶっちゃけた話、主人公に遠くに行って欲しくないという駄々とも言えるのだが、上記の経緯を思うとあまり責められないとも思えるだろう。 &s(){でもフラウィだった時に散々煽られた事を思うとやっぱり責めたくなる不思議} 曲がりなりにも「親友と離れたくない」という純粋な想いや最終的に心を取り戻す結末、 そして最終決戦の秀逸な演出などから、ファンからの人気は高い。 &s(){あと子供時代の姿が所謂[[ケモショタ>クロノア]]なのでその手の界隈からも人気が高かったりする。} あとは、なんだかんだでフラウィの方も良いキャラしてるからだろうか。&s(){顔芸のバリエーションもやたらと豊富だし} エピローグでは花の姿に戻るがハッピーエンドを見せられて心境が変わったらしく、奪い返そうと狙っていたセーブとリセットの能力にも興味を失くし、 みんなの事はそっとしてあげてほしいと言い残してどこかへと去っていく。 ちなみに彼の本名であるAsriel Dreemurrは両親の''As''goreとTo''riel''から採られていると同時に、 「&b(){serial murderer}([[連続殺人鬼>ジャック・ザ・リッパー]])」のアナグラムでもある。 また、名前の方はイスラム神話の死の天使である「Azrael(アズラエル、アズリエル、アズラーイール)」、 苗字は英語の「dreamer(夢を見る人、空想家)」とも掛けたネーミングになっている。 #region(更に別ルートネタバレ) [[出てくるモンスター>Papyrus]]を全て殺害する事で突入するGenocide Route(通称Gルート)においては主人公の協力者となる。 このルートでも主人公を親友と思い親しげに接し、物語終盤では何故自分がこんな性格になったのかを話してくる。 しかし最終的には主人公が「自分の道を邪魔するものは何であろうと排除する存在」である事を理解し、 タマシイが無いにも拘らず主人公に恐れを抱くようになる。 そして、エンディングでは完全にソウルレスと化した主人公にアズリエルの顔つきで[[命乞いをするも殺害されてしまう>スラッシュ・ビストレオ]]。 Nルート(1周目限定)では「ボクを にがしたって なにも かわらない。おわらせたいなら ボクを ころすしかない」と、 比較的潔かったのに対し、こちらは上記の命乞いの直前で、保身の為に実の父親を売っている事もあって、 [[みっともない>エックス]]と否定的なクソ花ファンも少なくない。 最初に「殺すか殺されるか」と教えてくれた彼の最期の言葉が、命乞いだった事による小者臭さによるものも強いのだろうか。 とはいえ、感情を失ったはずの彼に、改めて恐怖という感情を植え付けたのは他ならぬプレイヤーなのである。 今わの際の彼の目に映ったのは紛れもなく[[化け物、或いは悪魔>ブロリー]]の姿だったことは想像に難くない。 ちなみに、Gルートをリセットするなどして止めた後にNルートEDに行くと、フラウィにがっかりされたような台詞を言われる。 &s(){どないせいっちゅうねん。} #endregion #endregion #endregion ---- **MUGENにおけるフラウィ #region(Mickes氏製作) -Mickes氏製作 基本的に原作の[[ドット>ドット絵]]を用いているが氏によって多数のモーションが描き加えられており、 根(?)の部分を変形させて様々な攻撃を行う事が出来るようになっている。 特に空中攻撃はシュールの一言(ジャンプが出来る時点でシュールとも言えるが)。 [[AI]]は無い。 #endregion #region(Endercreeper氏製作 Omega Flowey) -Endercreeper氏製作 オメガフラウィ [[オメガタイガーウッズ]]風のフラウィ、なのでオメガフラウィ。つまりネタキャラ。 元ネタの滅茶苦茶感を踏襲しつつ原作要素も取り入れており、一発ネタとしてはよくできている。 デフォルトで[[AI]]も入っている。 原作のあれもMUGEN入りはしているが、AIが無いので動画で見る機会はほぼ無い。 #endregion #region(piitpiiii!氏製作 A_Flowey) -piitpiiii!氏製作 A_Flowey 原作のドットを用いて作られたフラウィ。 原作での攻撃が再現されている上、青・橙の攻撃なども搭載されている。 ランクは狂下位~狂最上位。 [[AI]]も搭載されており、設定で強さを変更できる。 ちなみにハロウィンキャラとして公開されたが、ハロウィン要素は一切ない。 #endregion ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[Flowey],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[Flowey],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[Flowey],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} このゲームのストーリーを大雑把に説明すると、 「大昔に人間とモンスター間で戦争が起こり、結果人類が勝利。人間達は魔法で結界を作り、モンスターを地下深くに封印した。  しかしモンスター達は地下から出る事を諦めておらず、結界を破るのに必要な7つの人間のタマシイを集めており、  6つ集まった所に7つ目である主人公が落ちてきた」 といった感じである。 また、結界を破らずとも通り抜けるだけであれば、強いモンスターのタマシイと人間のタマシイ一組があれば可能。 どちらにせよ人間のタマシイが必要であり、主人公が命を狙われるのはこの為。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} 他に戦闘するキャラクターは[[他ルートのラスボス>Sans]]を含めて皆2Dの白黒[[ドット>ドット絵]]なのに対し、コイツだけはフルカラーでぬるぬる動くのも特徴。 ちなみにこのディスプレイに表示される人間の顔のモデルは、作者のトビー・フォックス氏である。 &aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}} 決意。ゲーム中ではセーブポイントでも使われており、モンスター達は通常であれば希薄ながら持っている。 ただし[[アンダイン>Undyne]]だけはモンスターでありながら強い決意を持っている。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //Undertale,ラスボス,植物,魔物

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