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「ジェノサイドカッター」(2024/04/12 (金) 00:42:40) の最新版変更点
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#image(left,b05.gif,float,title=『'94』では技名を全て言い切る前にフェードアウトする事がよくあります)
&color(#d70035){&font(b,i,22){ 「ジェノサイッ……カッタッ!」}}
#clear
[[ルガール>ルガール・バーンシュタイン]]を象徴する[[必殺技]]。飛び上がりながら片足を円形に振り上げて攻撃する。
その名の通り蹴りで真空の刃を生み出しており、喰らうと斬撃系のSEが鳴る。
攻撃[[判定]]が出てからの動作は同じなので気付きにくいが、『'94』『'95』『[[CVS>CAPCOM VS. SNK]]』と『'98』『2002』では攻撃に移るまでのモーションが全く違う。
具体的には、前者は画面奥から手前に向かっての横回転があるのに対して、後者は常に正面向きで下から上への蹴り上げだけである事。
『CVS』では[[超必殺技]]として「ジェノサイド・ヘヴン」という、連続でジェノサイドカッターを繰り出す技が登場。
息子の[[アーデルハイド]]はこの技にそっくりな「G・クレイス」という技を持つ(後述)。また[[黒子]](『剣サム』版)もこれのパロディ技を使える。
[[オロチ]]も[[通常技]]でこれに良く似た蹴りを使う(『'98UM』では必殺技に格上げされ、無敵も付いた)。
『'94』では異常なほどの隙の少なさと無敵の長さ、そしてパワーMAX時に喰らうと&b(){7割(密着だと10割)}という桁違いの威力で、
プレイヤーの脳裏にその名を刻んだ
(『[[KOF>THE KING OF FIGHTERS]]』のシステムが前提とはいえ、ボスでもこの威力は類を見ない)。
『'95』以降その威力は流石に落ちたものの、より高く跳んだりもう一回蹴り上げてみたり両足を使ってみたりと改良に余念がない。
初期の頃はこれで止めを刺すと当たった瞬間の「ジェノサイッ」で画面が切り替わり、遅れて「&s(){[[勝った!>空耳]]}カッタッ!」と[[ボイス]]が入るため、
『[[龍虎の拳]]』の飛燕疾風脚フィニッシュのような独特のインパクトがあった。
#image(201009180049241af.gif,left,float,title=多段攻撃になったが威力はセーブされた模様)
&br()&br()&br()
本来のジェノサイドカッターは冒頭のgif画像のように片足で蹴り上げる一段目のみ。
オメガ・ルガールおよび[[ゴッドルガール]]は更に左足でもう一段蹴り上げる技を「ジェノサイドカッター」と言いながら使うが、
実際は強化版の&b(){「ダークジェノサイド」}が正確な名称である。
製作陣もそれほど厳密に区別はしていないらしく、『2002』および『CVS2』では技名もジェノサイドカッターとなっていた。
#clear
ただし『'98』や『[[CVS2>CAPCOM VS. SNK]]』では、ボスキャラではなく使用キャラの一人という扱いの為か、大幅に弱体化。
[[殆ど無敵が付かなくなっており>ダン]]、対空技としては余り信用できない
(一応は飛び上がる際に足元の判定が無くなっており、カウンターで相手の足払いに反撃する事も可能だが)。
『'98』では相打ちになると[[ギガンテックプレッシャー>ゴッドプレス]]等で追撃できるという、[[ブレーキング>餓狼伝説]]の先駆けみたいな事ができたので、
『'98UM』で普通に強化された事を嘆いたプレイヤーもいる…かもしれない。
ゴッドルガールの使うジェノサイドカッターは、弱・中は連続技にも使えるが、強は出掛かりの無敵時間が長いものの、
弱・中よりも高く飛ぶため外した際の隙も大きいという仕様で対地・連続技には向いておらず、&b(){完全な対空・割り込み専用技}となっている。
なお、元ネタは『[[北斗の拳]]』で[[ケンシロウ]]が使用した蹴りだという説が長らく一般的だったが
(恐らくアニメ版第6話で使用した「北斗繰筋自在脚」の事と思われる)、
当時SNKに所属し『KOF'94』 の企画立ち上げとドットデザインを担当した児玉光生氏が、
2023年8月25日のX(旧・Twitter)にて「ジェノサイドカッターの動作は[[吉川晃司>BBEMYBABY]]のシンバルキックをイメージしました」と証言しており、
『北斗の拳』からではなく実在する歌手・俳優の所作からイメージしたものだった事が明かされた。
//証言ポストURL https://x.com/mitsumame1212/status/1695020862880297437 より引用
//https://twitter.com/mitsumame1212/status/1695305394699313457 にてタンバリン→シンバルと訂正
ちなみに余談だが、件の「北斗繰筋自在脚」は飛び上がらない上に往復蹴りだったので、見た目的に一番近いのは弱で出した「ダークジェノサイド」だったりする。
[[別名>MUGEN技通称一覧]]「[[審査員]]カッター」。[[空耳]]である。
ゴッドルガールがニコMUGENで「[[AI]]審査員」と呼ばれるようになったのは、この空耳から……かもしれない。
ちなみに某所ではルガールに「[[約束された勝利のジェノサイドカッター>セイバー]]」と名付けられたり、
「最近は股関節にも響く」と嘆かれたりしている。
//「某所」の動画が削除されていました。そのため、この「某所」が何だったのか、何のネタだったのか分からなくなっています。
余談だが[[ディージェイ]]のEDに登場する少年がこの技を使っているという話も一部で囁かれている。
&nicovideo(sm6640584)
また、ウメハラの某逆転撃の現場において、&b(){観客席で}ジェノサイドカッターを放った&b(){(という[[空耳]])}ルガールが確認されている。
&nicovideo(sm617005)
----
**G・クレイス
#image(left,adel_gc.gif,float,title=一歩前へ)
&color(darkolivegreen){&font(b,i,22){ 「んんん……せいっ!」}}
#clear
アーデルハイドの[[超必殺技]]。飛び上がりながら弧を描くように蹴り上げ、真空刃を生み出す技。
弱と強で性能が異なり、弱はその場で、強はスライディングで前進してから繰り出す。
特に弱の方は割り込みや対空性能が非常に高く、対空能力の低い彼にとって文字通りの生命線となっており、
この技のために常に1[[ゲージ]]保持しておくのがセオリー。
ちなみに攻撃に移るまでのモーションは『'98』『2002』のルガールと同じ。
ちなみに「クレイス」とはドイツ語で「円」の事。また彼の必殺技は全て「G・」という接頭語が付いているが、これが何を意味するのかは不明である。
----
**MUGENにおけるジェノサイドカッター
同人作品やMUGENでは[[瞬獄殺]]などと並んで、アレンジやオリジナルキャラに搭載される事が多い
([[Mr.師範>不破刃]]、[[Mr.師範・改>不破刃]]、[[Wind]]、[[ドナルド>ドナルド・マクドナルド]]、[[やる夫]]、[[シーナ・ビー]]、[[岡崎夢美]]、[[リン・メイファン]]など)。
作るのが面倒な[[昇龍拳]]に対して、比較的[[スプライト>ドット絵]]が作りやすいというのは製作者の談である
(実際、昇龍拳のような対空技を描こうとすると、どうしても体をねじるモーションを描く必要が出てきて面倒だったり、
他からの使い回しの効かない絵を用意しないといけないし、昇龍拳はそのモーションの特性上、技の最中に後を向いてしまう。
しかも「昇龍拳」を使うのは[[波動昇龍]]キャラが多く、そうでないキャラに付けるとすればどちらかというとこちらの方が違和感なく収まる)。
しかし、そのモーション故に女性キャラに移植された場合は目の&del(){保養}やり場に困るケースが多い。
というか、意図的に移植しているキャラがいる気がしないでもない。
まあ中には[[前スリットミニスカートで蹴り上げてるのに1Fたりとも見せない鉄壁ぶりを発揮してる人>倉田佐祐理]]や、[[スパッツで完全防備な人>リリカ・フェルフネロフ]]もいるのだが。
ニコニコ動画内では[[身長の低い相手>ちびキャラ]]に確定状況で空振って手痛い反撃を受ける場面がよくあり、視聴者を楽しませてくれる。
初期と比べると[[超反応]]対空はあまり見られず、小足からの[[コンボ]]に組み込まれる事が多いようだ。
ネタ的には[[ゴッドプレス]]の方が愛されている。
また、息子が使うG・クレイスの方はbad darkness氏のアーデルハイドや、jin氏のΩアーデルハイドなど、
性能を下げてノーゲージの必殺技へとアレンジされているものがよく見られる。
……が、ニコニコ動画内においては、技名を叫ばない上に[[親父>ルガール・バーンシュタイン]]と元技のインパクトが強すぎるため、誰からも正式名称で呼んでもらえない。
しかしその信頼性は折り紙付きで、ここぞと言う時に繰り出される渾身の一撃は視聴者を魅了してやまない。
***関連大会
[[ワールドジェノサイドカッタークラシック]]
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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//SNK,KOF,必殺技,超必殺技
#image(left,b05.gif,float,title=『'94』では技名を全て言い切る前にフェードアウトする事がよくあります)
&color(#d70035){&font(b,i,22){ 「ジェノサイッ……カッタッ!」}}
#clear
[[ルガール>ルガール・バーンシュタイン]]を象徴する[[必殺技]]。飛び上がりながら片足を円形に振り上げて攻撃する。
その名の通り蹴りで真空の刃を生み出しており、喰らうと斬撃系のSEが鳴る。
攻撃[[判定]]が出てからの動作は同じなので気付きにくいが、『'94』『'95』『[[CVS>CAPCOM VS. SNK]]』と『'98』『2002』では攻撃に移るまでのモーションが全く違う。
具体的には、前者は画面奥から手前に向かっての横回転があるのに対して、後者は常に正面向きで下から上への蹴り上げだけである事。
『CVS』では[[超必殺技]]として「ジェノサイド・ヘヴン」という、連続でジェノサイドカッターを繰り出す技が登場。
息子の[[アーデルハイド]]はこの技にそっくりな「G・クレイス」という技を持つ(後述)。また[[黒子]](『剣サム』版)もこれのパロディ技を使える。
[[オロチ]]も[[通常技]]でこれに良く似た蹴りを使う(『'98UM』では必殺技に格上げされ、無敵も付いた)。
『'94』では異常なほどの隙の少なさと無敵の長さ、そしてパワーMAX時に喰らうと&b(){7割(密着だと10割)}という桁違いの威力で、
プレイヤーの脳裏にその名を刻んだ
(『[[KOF>THE KING OF FIGHTERS]]』のシステムが前提とはいえ、ボスでもこの威力は類を見ない)。
『'95』以降その威力は流石に落ちたものの、より高く跳んだりもう一回蹴り上げてみたり両足を使ってみたりと改良に余念がない。
初期の頃はこれで止めを刺すと当たった瞬間の「ジェノサイッ」で画面が切り替わり、遅れて「&s(){[[勝った!>空耳]]}カッタッ!」と[[ボイス]]が入るため、
『[[龍虎の拳]]』の飛燕疾風脚フィニッシュのような独特のインパクトがあった。
#image(201009180049241af.gif,left,float,title=多段攻撃になったが威力はセーブされた模様)
&br()&br()&br()
本来のジェノサイドカッターは冒頭のgif画像のように片足で蹴り上げる一段目のみ。
オメガ・ルガールおよび[[ゴッドルガール]]は更に左足でもう一段蹴り上げる技を「ジェノサイドカッター」と言いながら使うが、
実際は強化版の&b(){「ダークジェノサイド」}が正確な名称である。
製作陣もそれほど厳密に区別はしていないらしく、『2002』および『CVS2』では技名もジェノサイドカッターとなっていた。
#clear
ただし『'98』や『[[CVS2>CAPCOM VS. SNK]]』では、ボスキャラではなく使用キャラの一人という扱いの為か、大幅に弱体化。
[[殆ど無敵が付かなくなっており>ダン]]、対空技としては余り信用できない
(一応は飛び上がる際に足元の判定が無くなっており、カウンターで相手の足払いに反撃する事も可能だが)。
『'98』では相打ちになると[[ギガンテックプレッシャー>ゴッドプレス]]等で追撃できるという、[[ブレーキング>餓狼伝説]]の先駆けみたいな事ができたので、
『'98UM』で普通に強化された事を嘆いたプレイヤーもいる…かもしれない。
ゴッドルガールの使うジェノサイドカッターは、弱・中は連続技にも使えるが、強は出掛かりの無敵時間が長いものの、
弱・中よりも高く飛ぶため外した際の隙も大きいという仕様で対地・連続技には向いておらず、&b(){完全な対空・割り込み専用技}となっている。
なお、元ネタは『[[北斗の拳]]』で[[ケンシロウ]]が使用した蹴りだという説が長らく一般的だったが
(恐らくアニメ版第6話で使用した「北斗繰筋自在脚」の事と思われる)、
当時SNKに所属し『KOF'94』 の企画立ち上げとドットデザインを担当した児玉光生氏が、
2023年8月25日のX(旧・Twitter)にて「ジェノサイドカッターの動作は[[吉川晃司>BBEMYBABY]]の[[シンバルキックをイメージ>仮面ライダースカル]]しました」と証言しており、
『北斗の拳』からではなく実在する歌手・俳優の所作からイメージしたものだった事が明かされた。
//証言ポストURL https://x.com/mitsumame1212/status/1695020862880297437 より引用
//https://twitter.com/mitsumame1212/status/1695305394699313457 にてタンバリン→シンバルと訂正
ちなみに余談だが、件の「北斗繰筋自在脚」は飛び上がらない上に往復蹴りだったので、見た目的に一番近いのは弱で出した「ダークジェノサイド」だったりする。
[[別名>MUGEN技通称一覧]]「[[審査員]]カッター」。[[空耳]]である。
ゴッドルガールがニコMUGENで「[[AI]]審査員」と呼ばれるようになったのは、この空耳から……かもしれない。
ちなみに某所ではルガールに「[[約束された勝利のジェノサイドカッター>セイバー]]」と名付けられたり、
「最近は股関節にも響く」と嘆かれたりしている。
//「某所」の動画が削除されていました。そのため、この「某所」が何だったのか、何のネタだったのか分からなくなっています。
余談だが[[ディージェイ]]のEDに登場する少年がこの技を使っているという話も一部で囁かれている。
&nicovideo(sm6640584)
また、ウメハラの某逆転撃の現場において、&b(){観客席で}ジェノサイドカッターを放った&b(){(という[[空耳]])}ルガールが確認されている。
&nicovideo(sm617005)
----
**G・クレイス
#image(left,adel_gc.gif,float,title=一歩前へ)
&color(darkolivegreen){&font(b,i,22){ 「んんん……せいっ!」}}
#clear
アーデルハイドの[[超必殺技]]。飛び上がりながら弧を描くように蹴り上げ、真空刃を生み出す技。
弱と強で性能が異なり、弱はその場で、強はスライディングで前進してから繰り出す。
特に弱の方は割り込みや対空性能が非常に高く、対空能力の低い彼にとって文字通りの生命線となっており、
この技のために常に1[[ゲージ]]保持しておくのがセオリー。
ちなみに攻撃に移るまでのモーションは『'98』『2002』のルガールと同じ。
ちなみに「クレイス」とはドイツ語で「円」の事。また彼の必殺技は全て「G・」という接頭語が付いているが、これが何を意味するのかは不明である。
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**MUGENにおけるジェノサイドカッター
同人作品やMUGENでは[[瞬獄殺]]などと並んで、アレンジやオリジナルキャラに搭載される事が多い
([[Mr.師範>不破刃]]、[[Mr.師範・改>不破刃]]、[[Wind]]、[[ドナルド>ドナルド・マクドナルド]]、[[やる夫]]、[[シーナ・ビー]]、[[岡崎夢美]]、[[リン・メイファン]]など)。
作るのが面倒な[[昇龍拳]]に対して、比較的[[スプライト>ドット絵]]が作りやすいというのは製作者の談である
(実際、昇龍拳のような対空技を描こうとすると、どうしても体をねじるモーションを描く必要が出てきて面倒だったり、
他からの使い回しの効かない絵を用意しないといけないし、昇龍拳はそのモーションの特性上、技の最中に後を向いてしまう。
しかも「昇龍拳」を使うのは[[波動昇龍]]キャラが多く、そうでないキャラに付けるとすればどちらかというとこちらの方が違和感なく収まる)。
しかし、そのモーション故に女性キャラに移植された場合は目の&del(){保養}やり場に困るケースが多い。
というか、意図的に移植しているキャラがいる気がしないでもない。
まあ中には[[前スリットミニスカートで蹴り上げてるのに1Fたりとも見せない鉄壁ぶりを発揮してる人>倉田佐祐理]]や、[[スパッツで完全防備な人>リリカ・フェルフネロフ]]もいるのだが。
ニコニコ動画内では[[身長の低い相手>ちびキャラ]]に確定状況で空振って手痛い反撃を受ける場面がよくあり、視聴者を楽しませてくれる。
初期と比べると[[超反応]]対空はあまり見られず、小足からの[[コンボ]]に組み込まれる事が多いようだ。
ネタ的には[[ゴッドプレス]]の方が愛されている。
また、息子が使うG・クレイスの方はbad darkness氏のアーデルハイドや、jin氏のΩアーデルハイドなど、
性能を下げてノーゲージの必殺技へとアレンジされているものがよく見られる。
……が、ニコニコ動画内においては、技名を叫ばない上に[[親父>ルガール・バーンシュタイン]]と元技のインパクトが強すぎるため、誰からも正式名称で呼んでもらえない。
しかしその信頼性は折り紙付きで、ここぞと言う時に繰り出される渾身の一撃は視聴者を魅了してやまない。
***関連大会
[[ワールドジェノサイドカッタークラシック]]
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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//SNK,KOF,必殺技,超必殺技