緋雨閑丸



           流派 : 緋刀流
           武器銘 : 霧雨 (傘)、大 祓 禍 神 閑 丸(おおはらえのまがかみしずまる)(刀)
           出身地 : 不明
           生年月日 : 不明(斬サム時、14歳くらいに見える)
           身長 : ~天…四尺九寸(約148cm)
                         零~…四尺七寸(約142cm)
           体重 : ~天…十一貫目(約41kg)
                         零~…十貫目(約38kg)
           血ノ型 : AB
+ その他

「僕は…鬼? …鬼なの…?
  戦って闘って暴れまわりたくてたまらない…
    ただの醜い鬼なんて…なりたくないよ…」

サムライスピリッツ』のキャラクター。初登場の『斬紅郎無双剣』では主人公を務めている。「ひさめ しずまる」と読む。
霧雨」という和傘と、背中に背負った大刀「閑丸」を武器に戦う。
担当声優は『零SP』までは『KOF京』での母(柴舟の妻)・静も演じた金田美穂氏。
『剣サム』のみ『テイルズオブザテンペスト』のカイウス役などの高城元気氏。なお従来キャラながら六番勝負版でもボイス切り替え非対応の一人である。

設定

記憶喪失の少年で、僅かに残った記憶を頼りに自分の過去を探す旅を続けている。
自分の中にいる「鬼」の存在に怯え、目を逸らし続けているが、失われた自分の記憶のカギとなっているのもまた「鬼」である。
「鬼」とは壬無月斬紅郎の事らしいが、閑丸の設定は全体的に謎であり、詳しい事は不明。
当初、「昔、斬紅郎の凶行を止めた彼の子供」が閑丸のようにも思えたのだが……

+ 斬紅郎無双剣&天草降臨ストーリーネタバレ注意

『零』では妖怪腐れ外道の娘である儚とその旦那さんの家に居候していた。
『天下一剣客伝』のエンディングでは彼女らの赤ちゃんと共に、4人で幸せに暮らすことになる。
また、『剣客伝』の斬紅郎エンディングでは「鬼」を巡る話を綺麗に収めている。 閑丸真ED なんて言われる事も。


現在の本名である「緋雨閑丸」 という名前は、記憶をなくして孤児となっていた彼を養育した僧が、
彼とともに置かれていた刀に刻まれていた銘「閑」( しずか )よりとった名である。
『零』のエンディングから察するに、旧名は 「水無月 刃」 らしい。
…「壬無月」じゃないのか?と思った人はある意味正解。
『零』のスタッフが出した同人誌によるとそう書くつもりで間違えたとか…
でも剣サムでは斬紅郎が「水無月宗家の者か…」と発言してたりするので、こっちが公式設定になったようだ。
まあ宗家(本家)と分家で名字が違うのは珍しい話ではない。
ちなみに、少なくとも(旧SNKの時点では)血縁関係はない、とスタッフが断言している。


『るろうに剣心』の緋村剣心がモチーフであるという説があるが、
設定資料などの初期のデザインは使いな点などから
幽☆遊☆白書』の蔵馬の影響が強く見られ、
スタッフも剣心が元ネタではないと明言している。
また後に腐れ外道をデザインする『トライガン』の作者、内藤泰弘氏の漫画版サムスピにも、
閑丸のモデルになったと思しき少年が登場している。
天サムのEDで覇王丸ナコルル(の幻影)が出てくるのも、この漫画の影響と思われる。

ちなみに『るろうに剣心』の作者である和月伸宏氏は最初に閑丸を見て『剣心がモチーフかな?』と思い 非常に喜んだ らしい。
後のSNKとの長い付き合いの始まりであった。


しかし閑丸の特徴といえば、まず
斬サムにおけるその切れ味、攻撃範囲は明らかに刀のそれを凌駕していた

少年剣士の傘は 骨を断つことが出来るのか?
記憶喪失の剣士の傘は 対手に触れることが出来るのか?
出来る 出来るのだ

と言わんばかりに相手をしばきまくり、斬りまくり、斬サム世界の世紀末ぶりを加速させた。
背負っているご大層な刀は一部の必殺技以外で抜くことはなく、武器を飛ばされると素手で殴る。
勝利ポーズで引っこ抜いて振り回しているので抜けないわけではないらしい。
ちなみにこの傘は牛の皮を干したものと松ヤニを煮たものと豚のヒゲを三重に重ね合わせて作られているのだが、
その素材でその殺傷力は明らかにおかしいだろう
なにせ、天サムの断末奥義などでは相手の胴体を縦真っ二つに切断することすら可能な傘である。

ちなみに閑丸が使う「緋刀流」とは自分の中にいる「鬼」の記憶、つまり壬無月斬紅郎の技が元になっている。
ジャンプ強斬りや近立ち強斬りが斬紅郎に似ているのもその為である。
どこで傘が紛れ込んできたのかは不明。自己流にアレンジっていうレベルじゃねーぞ!

天サム以降は普通に刀を抜くようになったが、刀を使うたびに手に持っている傘をわざわざ背負ってから斬る。
正直、最初から刀を抜いて傘を背負ってる方が早い
メイン武器は傘のままで、傘を落とすと何故か刀は使わなくなる。何故。
そして露骨に弱体化。主人公の肩書きも外れ存在意義を失いかけるが、
一部の方々への受けを狙ったのか、露骨なショタキャラとして活路を開いている(ボイスもかなり狙ったものに変更された)。
今ではその地位を不動のものとしており、「サムスピのショタ」といえば閑丸である。
サムスピがポリゴンの世界へ旅立った際にもしっかり出演候補に入っていたのだが、当時の(SNKの)ポリゴン技術では
傘を表現できなかったため、あえなくリストラと相成った。
彼が主人公だった事を覚えている人はどれだけいるのか……。

初代主人公の覇王丸とは接点は少なそうだが、顔見知りではあるらしく、坊主と呼ばれるのに反発して覇王丸おじさんとやり返しており、年相応の素顔を覗かせたりしている。
またサムスピ公式サイトに相宿となったポスターがあったりと、割と仲良さ気な雰囲気。
ちなみに天サムの最後の敵が覇王丸であり、前の斬紅郎よりも更に強くタイムアタックの大きな壁となっていた。

+ 以下個人サイト『墓標』から


性能

上記の通り傘をメインに戦い、刀を使う必殺技は「雨流狂落斬」と「梅雨円殺陣」、
零SPでの絶命奥義「鬼の記憶 無限砲」と剣サムで追加された秘奥義 「暴雨円殺陣」 のみ。
特に主役を張った斬サムにおける傘ならではの広い攻撃範囲、傘とは思えない攻撃力、使い勝手の良過ぎる通常技
既にネタでは済まないレベルであった
何気に三角跳び(と、サムスピシリーズの固有テクニックである三角降り)も可能。

+ 主要必殺技解説

斬サムではあり得ない判定と威力を誇る傘を武器に、特に修羅は永久・即死当たり前の狂バランスの中でも上位に付けた。
凄まじい攻撃範囲と威力を誇る各種通常技、ほぼ完全対空になり、弱がなぜか4割も減る「五月雨斬り」、
しゃがみ中斬りから一発で気絶に追い込める武器飛ばし技などはもはや暴力。
詳しくはこちらも参照。

天サム以降は通常技の性能が大きく変わり、
強斬り系の通常技でも普通に刀で斬り付けるようになった。
しかし傘よりも攻撃判定が小さくなるなど
どう見ても弱体化しており、ぶっちゃけ傘でしばいた方が強い。
特にジャンプ強斬りとしゃがみ中斬り、武器飛ばし技は
斬サムと比較にならないほどに弱くなってしまった
どこぞの犬が本体、もしくは犬が居ない方が強い人みたいである。
特に頂けないのが14連斬で、画面端の相手に決めると
反撃確定な上に怒りも阻止される
とにかく斬サムのように技を振り回していても勝てないので、
小技を中心に手数で立ち回ることが必要になった。

修羅は強判定の「五月雨斬り」があるのでまだ何とかなるが、
羅刹は使いこなせば面白いものの扱いが非常に難しく、やたら暴発しやすい「雷雨」のせいで死んでしまうことも珍しくない。
しかし、コマンド技からボタン溜め技に変更され、頭に「真」が付いた「狂落斬」はこれらを補って余りある魅力を持っている。
最大溜めに至るまでに 80カウント もの時間を要する上に、Dボタン絡みの動作が一切できなくなるだけあって、
溜め切ると威力は単発で6割、突進に長い無敵が付くという非常に強力な技(詳しくはコマンドの項参照)。
さらにこの技にはキャンセルで出した直後に再びDボタンを押し続けると溜めが維持されるというバグがあり、
上手く使えば五段溜めの狂落斬を連発するというロマンなことも可能。
……ただし五段溜め狂落斬は怒り爆発で抜けられる上に、一部のキャラは一閃で反撃が確定するという弱点がある。
溜めている間をどう立ち回るかも含めて、非常に使い手の腕が問われるキャラである。
実際、これ込みでも下位キャラと言われているのだから、結果的にバランスは取れている。

ちょっとした小ネタの域ではあるが、天サムのCPU斬紅郎は羅刹閑丸の「雷雨」を何故かほとんどガードしない。
その為、この技を連発するだけでほぼハメることが可能。隙が大きいため、普段はほぼ使えない技なのだが。
……ただし相手が怒り状態だと、うっかり無限砲で即死することもままあるので、完璧な攻略法とは言い難い。
また、閑丸には通常の連斬に加えてCCDの固有ルートがるのだが、これが「ごめん」と謝りながら頭突きを食らわす
使えないルートな割に、妙に使いたくなる危険な存在である
ちなみにこのCCDは後の剣サムでは 全キャラ共通ルート となった。 そのせいか他のキャラもネタっぽいのばっかである

零サムでは技がほぼ削除されることなく統合され、そのまま修羅+羅刹といった感じの性能になった。
相変わらず小技は使いやすいが、全体的に火力がないので、小雨などを生かして臨機応変に立ち回ることが必要。
零SPでは狂落斬を溜めるボタンを変更することが可能になり、上手くやれば制約を受けずに五段狂落斬を狙うことも可能…
は良いのだが、今度は溜めを維持したままスタートを押すと、当たるまで段数の落ちない狂落斬を連発できる
という恐ろしいバグが発覚。君がッ!喰らうまで!狂落斬をやめないッ!
ランクはどちらも中堅クラスだが、零SPは狂落斬バグありで考えると数ランク上がると思われる。
絶命奥義「鬼の記憶 無限砲」は背後に斬紅郎の姿をした気を出現させ、無限砲を放って相手を真っ二つにする。
かなりインパクトのある演出だが、斬紅郎との対戦で決めるとなかなか面白いことになる。

剣サムでは突進技「緋刀流 冷雨」と、そこから派生する中段「村雨」、下段の「地雨」が追加。
非常にバランスが良く(新技は微妙だったが)、高い機動力や小雨を絡めた強力な崩し・起き攻め、狂落斬の圧力を生かして
屈指の強キャラに食い込む力を持つ。
スピリッツは無難に剣スピか、優秀な連斬と怒り爆発・一閃がある天スピが強い。


「僕は鬼…? 鬼、なの?
   そんなつもりじゃなかったのに!」


MUGENにおける緋雨閑丸

masquer氏のアレンジ版がその凶悪さで名を馳せ、同氏の別キャラともどもMUGENにおけるサムスピの定義を日々揺るがしている。
多種多様な格闘技や武器を扱うMUGENにおける「MUGEN界最強の武器は傘」という風潮の元祖でもある。

+ masquer氏製作 斬サム+天サム仕様+ 凄まじいアレンジ
+ A.c.c氏製作 「STG侍・緋雨閑丸」
+ Pinko氏製作 剣サム仕様+アレンジ
+ capuchino氏製作 斬サム+天サム仕様+アレンジ
+ 大垣氏製作 月華二幕仕様


出場大会

シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中

出演ストーリー

+ ...



   「ごめんなさい、もう行きます」


*1  辛子明太子は実際はこの時代にはまだ存在しないはずなのだが、そういう無粋なことを言ってはいけない。空気読め!