ダークアイ・Q


「跪け下等生物共めェェェェェ――!!!」

漫画『マテリアル・パズル』の登場人物。作中の敵集団である「女神の三十指」の一人。
26歳。高慢ちきな性格で、IQ800という規格外の知能を誇り、身体能力も非常に高い。
好きなものは「なし」。嫌いな物は人間。人間を滅ぼし、自分達ダークアイ一族の世界を作るのが夢。

……と、やけに物々しい設定を持つひょうたんまんじゅう
でも見かけが見かけなのでギャグにしかならない。作者曰く「下描き無しでも描ける」。
ちなみにダークアイ一族の中で、人語を喋り、超人的な知力・体力を持つのはこのダークアイ・Qのみであり、
本来は人里離れた地域に住む大人しい水棲生物に過ぎない。

手に持っている球体は魔法(ジョジョでいうスタンドのようなもの)「暗黒魔眼球」の発動に使うものであり、
これを投げつける事で相手に貼り付き、貼り付いた相手が嘘を言った時点で大爆発を起こす。
解除法はダークアイ・Qの質問に嘘偽り無く答える事のみ。という尋問用の魔法。
発動条件はあくまで「嘘」であり、「難しい問題を出して、間違わせて爆殺」といったようなことはできない。

+ だが、その真の目的は…
その真の目的は、物語開始の109年前に起きた小国ドーマローラ滅亡の真実と、「女神」ことグリ・ムリ・アの目的の追求にあった。
人類滅亡も三十指に入るための方便に過ぎない。
女神の三十指の実質的なリーダーであるアダラパタも、それを承知で仲間に引き入れていた(魔法を使わせること自体が目的であるため)。

メモリア魔法陣(封印されている禁断魔法「命七乱月」の継承者を決めるトーナメント)に参戦していた、
「三人の主人公」の一人・ティトォに暗黒魔眼球を放ち、彼を尋問する。
+ その結果、ダークアイ・Qが得た「真実」とは?
『マテリアル・パズル』の世界は、実は約1000年前に一度滅亡し、僅かに生き残った人類によって再興されたという経緯がある。
その原因は詳らかでないが、「大魔王デュデュマと女神の戦い」と呼ばれる戦乱があり、その結果世界は一旦滅んだとの伝承が広く伝えられている。
しかしダークアイ・Qは(ティトォへの尋問を含めた)独自の調査によって、
  • デュデュマとはこの星のエネルギーが形成する結晶体「星のたまご」を守る防衛システムであること
  • 異星からの漂着者であるグリ・ムリ・アが滅びた母星を復活させるべく、
    「星のたまご」を使って行った実験がドーマローラ滅亡に繋がったこと(ティトォはこの実験に助手として関与していた)
  • グリ・ムリ・アに従う「三大神器」の一人・クゥはグリ・ムリ・アの母星におけるデュデュマのような存在であったこと
―などを知る。

ただし、ダークアイ・Qもティトォも、1000年前の戦いの原因となったロボット―「グランドゼロ」と「虹」―同士の戦いの余波で、
デュデュマが「大魔王」に「改変」されたという事実には至っていないようだ
(この事実は続編『マテリアル・パズル ゼロクロイツ』において、「グランドゼロ」と「虹」の存在や「命七乱月」の正体と共に明らかにされた)。

真実を知った彼は三十指を離脱し、敵でも味方でもない立場として、「三人の主人公」達の戦いを傍観する立場となる。
ただ、「三人の主人公」達が敗れ、「星の存在変換」―前回の失敗を経たグリ・ムリ・アが立案した、
星のたまご、デュデュマ、そしてクゥの力を使って、この星をグリ・ムリ・アの母星に作り替える計画―が実行に移されるようであれば考えがあるという。

人間に対しては冷ややかな視線で見ており、三十指を去る際にも暗にアダラパタを糾弾し、
「ティトォ達の真の敵はこの時代の人間かも知れない」と続編『マテリアル・パズル ~彩光少年~』の結末を暗示するかのような台詞を吐いている。

『マテリアル・パズル』の登場人物の中では、「三人の主人公」を別とすればメモリア国王バレットと共に物語の核心に最も近い存在であり、
『彩光少年』において「三人の主人公」達が敗れグリ・ムリ・アも死亡した現在、
予告されている続編『マテリアル・パズル ~神無~』の鍵を握る人物の一人……にならないかも知れない。まあ外見が外見だから。

単行本の巻頭、巻末や物語の節目において、読者に状況やこれからの展開を解説するナビゲーターも務めている。


MUGENにおけるダークアイ・Q

蛟竜などで知られるむらつい氏が製作。キャラ名は「ダークIQ」
謎の横スライド移動で画面を縦横無尽に掛け回り、一個しかなかったはずの暗黒魔眼球を無数に放り投げ、
背後には原作に登場した不細工なお面が現れ、何故かメモリア魔法陣(原作の武闘大会のようなもの)のトーナメント表を背景に映し出す。
この状態で勝つと、トーナメント表の優勝者の部分がダークアイ・Qになったりする。
さらにライフバーは常にリズムを取るかのように上下しており、
とどめに勝利時の演出では『笑う犬の生活』で内村光良氏が演じた大嵐浩太郎の声で罵倒されたり、
勝つと同時に大嵐浩太郎の歌をBGMスタッフロールが流れ、延々一分間程それを見させられたりする

…と、辛うじてネタキャラとシリアスキャラの狭間を行き来していた原作をぶっちぎった、
非常にウザい一点の曇りも無いネタキャラ兼狂キャラとなっている。
作者曰く「原作再現率は3%」との事。大体そんな感じだ。
一応こんなのでもオニワルドには負けるらしい(スタッフロール参照)。
むしろ昨今の神キャラは簡単にオニに勝ってしまうから困る。

2009年08月03日に大幅な更新がなされ、大分有情な性能になった…と思ったが別にそんなことはなかったZE!
具体的には勝利時のスタッフロールが消えたり、通常攻撃でも普通にダメージが入るようになったり、ライフバーが普通に機能するようになった。
その代わり、常にアーマー状態。他にも大量の分身を呼び出したり、動きが更にフリーダムに。
あと、色んなキャラの声が聞こえるようになった(大半は若本ボイス)。

出場大会

更新停止中

出演ストーリー

プリニー奮闘記(サムネ要員)


   主役

ダーク アイ Q


最終更新:2021年12月17日 19:29
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