ストーム

「天空の女王ストームが命ずる

嵐よ巻き起これ、力の限り雨を降らすのだ!」


マーヴルコミック『X-MEN』に登場するキャラクター。
本名は オロロ・マンロー
X-メンのサブリーダーを務める黒人女性(彼女は 「マーヴル初の黒人女性ヒーロー」 でもある)であり、
ミュータント保護施設「選ばれし子らの学園」の子供達にとっての教師兼母親的存在でもある。
また、チームを分ける時には分けたチームのリーダーを務めることが多い。
人格面で大きな問題があり致命的な判断ミスもしょっちゅうなサイクロップスに比べ、
冷静沈着で視野も広い彼女の方が傍目には絶対的にリーダーに適している。
本人もそう思ったのか、サイクロップスに決闘で勝利してリーダーの座を奪ったこともある。
(完全に余談だが、この時のストームの髪型は見るも見事なモヒカンだった)
ちなみにこのサイクとの決闘の際にはミュータントとしての能力を失った状態であり、ほぼ素手での戦いで辛勝とはいえ勝利している。
スットコが情けなさすぎ、というよりはストームの身体能力の高さを褒めるべきであろう。

アメリカ人とケニア人夫婦の間に生まれるが、幼いころに空爆で自宅が倒壊、家族を失う。
ストームだけは瓦礫の山に生き埋めになりながらも助かったが、それが原因で極度の閉所恐怖症となってしまった。
その後孤児となったところを親切な盗賊に拾われ、盗賊技術を叩き込まれる。
この時期シャドウキングというヴィランと戦うためにエジプトに来ていたプロフェッサーXから盗みを働いたことが、後にスカウトされるきっかけとなった。
また、後の夫であるブラックパンサーともこの時期出会い、お互いに一目惚れに似た感情を抱いている。
能力に目覚めた後はアフリカに行き、雨を降らせて現地人から女神と崇められていた。この時プロフェッサーXと再会し、X-MENへ加入することになる。
一時期シャドウキングによって子供に戻されて記憶を失い、ガンビットとともに義賊として泥棒をしていたが、
記憶を取り戻すとガンビットを伴ってX-メンに復帰。
ハウス・オブ・M事件でも能力を失うことはなく、チームの要であり続けた。
ガンビットやフォージにも女性として想われていた事もあったが、後にアフリカのヒーロー、ブラックパンサーと結婚し、
Mr.ファンタスティックインヴィジブル・ウーマンが夫婦仲の修復のために一時離脱したファンタスティック・フォーに助っ人として臨時加入することになる。

現在ではソーが脱退した上に、ブラックパンサーもヴィヴラニウム製の装備が使えなくなったなどの理由で
戦力が低下したアヴェンジャーズに追加メンバーとして参加しており
ウルヴァリン・ビーストなどと同じくアヴェンジャーズとX-MENの二足の草鞋を履いている。

『アルティメット・X-メン』では自分の力を制御できずに持て余してしまい、
自動車泥棒をして捕まっていたところをジーン・グレイに助けられ、X-メンのメンバーにスカウトされた。
こちらでは大人の女性というよりも未熟な若者といった感じで、戦いの中で次第にパワー使いこなせるようになっていった。

彼女の力は「天候を自由自在に操る」能力であり、雨、雷、吹雪、竜巻、雹などありとあらゆる天候を部分的、
広範囲で操ることができ、周囲の気温や大気を変化させたり、風を操って飛行することも可能。
また宇宙嵐や太陽風、海流、電磁放射なども操ることができるので、
その力はミュータントの中でもマグニートーと並ぶ最強クラスである。
自然界や環境のエネルギーを感じ取ることも可能。
(「雨女晴れ男」をパワーアップした感じらしい)
戦績としてはMARVEL最強クラスのヒーローであるハルクやソーのクローンであるラグナロクと互角に戦い、
また太陽風のコントロール能力でその気になれば地球そのものを破壊することも可能なようである。
他には大気をバリアのように纏い、そのバリアはハルクのパンチを防ぐほど。
なお能力を発動する際には白目になる。
また前述のサイクとの決闘エピソードや、生身の人間を凌駕する身体能力を誇る吸血鬼の首を剣で次々に切り落としたり
ハルクに殴られても戦闘を続行したこともあったり、盗賊時代の経験でナイフの扱いに長けていたりと、ミュータント能力無しでもかなり強いようだ。

また余談ながら結構な魔性の女で、前述のガンビットとフォージ、現夫のブラックパンサーだけでなく
ケーブル・ビショップ・ウルヴァリンと恋愛フラグを乱立してはへし折るフラグ一級建築士である。
この辺と違って実際に手を出したりはしないだけマシというか、自分から誘惑したわけでも無いのにフラグが立つあたり厄介というか…

映画では一作目こそ地味な出番だったが、二作目ではその万能すぎな能力を生かしてX-MENの主力に、
更に最終作でもドラマにアクションに大活躍な上、死亡したエグゼビア教授とサイクロップスの遺志を引き継いで
学園の校長とX-メンのリーダーとなった。
ぶっちゃけこの出世魚のような扱いの変化には演じた役者さんの格の変化が大きく関わっているのであるが。
(なんたって演じたハル・ベリーは黒人女性初のアカデミー賞女優である。悪い扱いに出来るわけがない)。*1

マッドハウスの2011年版アニメ「X-MEN」にも登場。
ビジュアルは映画版がベースのショートヘアで、コスチュームもハイレグレオタードの上からパンツといったものになっている。
バストや腹筋が強調されてる上、腰のサイドの露出がまた エロイ 。眼福である。
2011年版アニメでのCVは久川綾女史。

+ アニメつながりでもう一つ




格闘ゲームにおけるストーム

格闘ゲームでは『X-MEN Children of The Atom』より登場。
主に竜巻と電撃を操って攻撃。一定時間飛行が可能で、ほとんどの技が空中で出せるため上空から爆撃をかけることが出来る。
『X-MEN VS. STREETFIGHTER』『MARVEL vs CAPCOM 2』でも再登場。
特に『MARVEL VS. CAPCOM2』では4神の一人として数えられる。(詳しくはこちら
+ MVC2での性能

ご存知の通りMVC3にも参戦。
今ままでの全身タイツのコスチュームからイメチェンを図り、コミックスでよく見られるレオタード風のユニフォームを装着している。
設定上はブラックパンサーと結婚した後になっており、EDではその夫も登場する。
+ MVC3での性能


MUGENにおけるストーム

幾つか存在するが、いずれも落雷を落として攻撃する技などアレンジが加えられゲーム以上に原作に近くなっている。
+ Kong氏製
+ Alucard氏 & WhiteMagic2002氏製
+ KAZ氏製

出場大会

シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中

出演ストーリー


*1
ストームが冷遇されてはならないもう一つの理由がある。
彼女が海外のフィクションで必要な要素「トークンブラック」を満たしているためである。

トークンブラックと言うのは以下の要素を全て満たすキャラである。
①黒人である。
②主役をサポートするレギュラー格のキャラ。(脇役ではOUT)
かませ犬のように 絶対に冷遇されてはならない

もしいなかったら「黒人がいない!?差別だな!」「黒人を冷遇してるな!人種差別d(ry」というクレームが来てしまい
特に媒体が多い映画では、切実な問題となっている。
日本の戦隊物を原作とする『パワーレンジャー』もこの流れで
「白人*3、黒人、黄色人種」「男3、女2」と言う構成が基本である(男女差別の問題もあるので男4、女1も駄目)。
もっともキャラが為されば肌の色は関係ないし、そうあって欲しいものである。
まあそんなこと言ったらひどいキャラになっちゃった黒人も同作にはいるのだが。