クリフ=アンダーソン







「バ
  カ
   モ
    ン
     !」



  • 出身地: スイス
  • 誕生日: 9月9日
  • 身長: 148cm(覚醒時180cm)
  • 体重: 55kg
  • 血液型: AB型
  • 趣味: 航海
  • 大切なもの: 湯飲み茶碗
  • 嫌いなもの: 流行り言葉
  • 所属: 元聖騎士団
  • アイタイプ: 茶
+ XX絵

GUILTY GEAR』シリーズに登場するキャラクター。
対ギアにおける最大戦力「聖騎士団」の前団長。カイの前任者にあたる。
ソルを聖騎士団にスカウトする、現役時代にジャスティスと17回も戦う、
テスタメントの義父であるなど、ストーリーにおけるキーパーソンの一人。

6才の時ギアに襲われて絶体絶命の所をフレデリックに助けられた過去を持つ。
その時クリフの心には彼のイメージが強烈に植え付けられた。
「自分も人を助けられる存在になりたい」と思うようになったクリフは聖騎士団に志願。
「気」の法力を体得した彼はメキメキ頭角を現し、遂には聖騎士団団長を拝命、
トレードマークである大剣「斬竜刀」を授かった。
団長拝命以降も70才まで最前線で戦い続け、引退後は後進の育成に余念が無いなど面倒見が良い。
初代『GG』の舞台であるA.D.2180年では御歳87歳の小柄な老人であるが、服の下は血管が浮くぐらいのマッチョボディ
『XX』では勝利演出でわざわざ服を気合で吹き飛ばして見せ付けてくるようになり、老いてなお意気軒高なお方である。
ただ寄る歳波には勝てないのか、持久力やについては衰えが顕著に見え、それらは実際の性能面にも反映されている。
ギルティギアには珍しい自他認める常識人で、スレイヤーも彼には敬意を払った勝利セリフを言う。

第二次聖騎士団員選考武道会で復活したジャスティスが倒されると、クリフ自身も力尽きて死亡した。
そのため『X』以降では基本的にストーリーには関わってはこない。
家庭用『AC+』のストーリーモードでも初代『GG』より前の時代の回想となっている。

+ 若い頃のクリフ




ゲーム中では、覚醒必殺技を使用した際の演出として、気の力によって肉体の細胞が活性化されるのか一瞬だけ若返る
長身に長い白髪、顔も現在のような髭面ではなく結構男前であり、言葉遣いも血気盛んな様子で荒々しい。
また、初代『GG』の頃から若かりし時のクリフのイラストは存在している。
戦闘能力も「大型GEARもゲンコツ一発で叩きのめす(本人談)」、「咆哮返しがデフォルトで(ゲームにおける)Lv3相当」と凄まじく高い。
また、小説『白銀の迅雷』では、若クリフとギアの戦闘シーンが描写されており、
ロンドンを一昼夜で壊滅させた大型ギアを三日三夜に渡る死闘の末に封印している。
このギアは5つの頭と7本の剣肢を持つ「ヒュドラタイプ」であり、
人口百万人規模の大都市を単騎かつ一時間以内で壊滅させられる「メガデスクラス」に属する化け物である。
さらに小型のギアを無尽蔵に生み出す能力を有しており、並みの戦士では近付く事すらままならない。
しかし、そんな若クリフの戦闘能力を以てしてもさほどダメージを与えられなかったジャスティスはどんだけ化け物なんだよ…と言わざるを得ない
格ゲー補正ってすごいですね。

ちなみに、タイムスリッパーであるアクセルは彼の昔の姿を知っているようで、「昔の爺さんはかっこよかった」と発言している。
そしてクリフもアクセルに何となく見覚えがあるようで、二人は本当は顔見知りなのかもしれない。

また、『AC』アーケードモードのエンディングの一枚絵が、
それまでの老クリフに代わって若クリフがでかでかと映し出されるようになり、プレイヤーを驚かせた。

参考動画


原作での性能

『初代』では通常のキャラクターだが、時系列上故人である『X』以降はアーケードに登場せず、家庭用においてのみ使用できる隠しキャラとなっている。
家庭用の隠しキャラであるため、ジャスティスと同様にバランスは考えられていない。

機動力は底辺レベル。ふわりとしたジャンプで滞空時間が長く
初代『GG』ではダッシュ、バックステップ、空中(バック)ダッシュといったダッシュ系動作が無い
『X+』以降ではダッシュ関連の動作も追加されたが、地上にいる時の機動力に関してはやはり底辺レベル。

その代わりに小柄な体で喰らい判定がとても小さく、斬竜刀を用いた攻撃はリーチ、攻撃範囲とも非常に広く、攻撃力も高い。
DAA以外は投げにも屈Kにも基底補正がないため火力が高いが、防御力はチップより低く、ダストアタックや「先の先」で自分の気絶値が上がるため気絶しやすい。
前Pは気絶値4倍の通常対空で、足元にしか喰らい判定が無い。
対空前Pからの基本コンボ「前P→近S→前P→近S→鱗剥がし」で、最初の前Pがカウンターなら大抵のキャラクターはピヨリリーチ、あるいは気絶する。
屈Sはクリフの中で最もリーチの長い通常技
発生が早く隙も少ない上に、必殺技キャンセルの受付時間が長く攻撃レベルも高いので、ヒット確認リフレクスロアがとても簡単。
先端ヒットでもリフレクスロアに繋がる。

また、クリフの挑発「バカモン!」というセリフが跳ねつつ進んでいく(たまに文字が巨大化する事がある)のだが、
実はこれが攻撃判定のある立派な飛び道具なのである。よって相手の起き上がりにこれを重ねるのも立派な戦法である。
ただし挑発だけであってダメージは僅かなため、普通に起き攻めをした方がいいかもしれないが。
この挑発はMUGENでも再現されている。

+ 主要必殺技の解説
  • 咆哮返し/リフレクスロア
手のひらから気を前方に放射する、クリフの代名詞とも言える技。
初代『GG』ではチャージ対応技で、レベル2なら1ヒットで4割、レベル3なら1ヒットで7割5分というかなり無茶な破壊力であった。
『X+』以降ではチャージシステムが廃止されてLv1相当の咆哮返ししか撃てなくなった。
代わりに覚醒必殺技としてLv3相当の「咆哮返しチャージアタック」が追加されたが、流石に威力は調整されている。
覚醒必殺技の方は『XX』で新技「リフレクスロア」に進化(リフレクス=反射、返す、ロア=咆哮)。
『XX』以降は共にFRCに対応しており、ヒット後にFRCすれば追撃も狙える。

名前の由来は、クリフがこの技を使って大型ギアの咆哮(衝撃波だけで物を破壊できるレベル)を跳ね返した事から。
前述のヒュドラとの交戦時には、5本の首から一斉に放たれた衝撃波を左手一本で受け止めて咆哮返しでカウンター、肢の1本を吹き飛ばしている。
正直人間がLv3咆哮返しを食らったら、髪の毛一本残らないんじゃないだろうか?格ゲー補正ってすごいですね。

  • 首跨ぎ
斬竜刀を地面に突き刺した後、それを使って棒高跳びのように移動しつつ相手を攻撃する。
中段技で間合いによっては相手をめくり気味に攻撃するため奇襲にもってこい。また、クリフの低い機動力を補える技でもある。

  • 先の先/地獄突っ込み
所謂避け動作。
攻撃判定が出ないが動作の開始から終了まで投げ&打撃無敵で、任意のタイミングで「地獄突っ込み」に派生できる。
「地獄突っ込み」は攻撃発生まで打撃無敵が続き、ガードされても6フレーム有利。
ただし調子に乗って連発すると、一定確率でぎっくり腰を起こして微ダメージを追う上に隙だらけになるため慢心は禁物である。
クリフ自身の気絶値に比例してぎっくり腰を起こしやすくなり隙ができるが、それ以外は全く隙が無い無敵技。
当て身で取ろうとしても、先の先から派生技を出さずに反撃されてしまう。
有利フレームが大きいためヒット時は目押しコンボが繋がる。

  • ソウルサヴァイヴァー
初代『GG』から存在する覚醒必殺技
一時的に若返ったクリフが斬竜刀を地面に突き刺した後、前方に気の刃を何本も出現させる。
見た目的にはパワーゲイザーレイジングストームをかけ合わせたような感じか。
しかし、出が遅い上にコマンドも微妙に複雑なため連続技に組み込みにくく、隙も結構大きいため使われる事はあまり無い。
『初代』では体力半分以下なら連続で出せるため、ヒット数の多さを利用して相手を削り殺す時に使うくらいか。
『XX』以降ではリフレクスロアが追加されたため、唯一の長所であった「一時的に若返る」点も含めて完全にお株を奪われてしまった。

『AC+R』ではプレイアブルキャラクターとしてジャスティスと共にアーケードに参戦。
家庭用から大幅な弱体化が施されたジャスティスとは違い、クリフの方は非常に強力な性能を引っ下げて乗り込んできた。
リーチの長さ、攻撃判定の強さ、火力の高さは相変わらず。
防御面では防御係数が1.31とチップより紙だったものが1.06と標準レベルまで上がっている。
喰らい判定も極端に小さいためコンボが入りにくく、数値以上のしぶとさがある。
2S(旧2HS)がダウン引き剥がしになっており、色んな状況からコンボを狙えるようになっている。
長い&強判定の牽制を振り回し、適当にダウンを取ったら、2Sで浮かし直すだけでいい。
投げからも2Sで浮かし直してコンボが入る。

画面端ではS咆哮返しFRC→FB地獄突っ込みの確定ピヨリが強力。
昇りJKや低空ダッシュJKがしゃがみに当たるため高速中段になり、
ダストアタックも発生が特別早いわけではないがモーションが極端に小さく見切りづらいなど、ガード崩し能力が高い。
機動力は低いが、首跨ぎで一気に距離を詰める事もできるし、そもそもリーチが長いため中〜遠距離にいて問題があるわけでもなく、
その距離での差し込みからでも頭蓋砕でダウンを奪って2Sでダウンを引き剥がしてコンボに持っていける。
先の先も投げ無敵削除とはいえ相変わらず、6Pも喰らい判定が大きくなったが気絶値は健在、
画面端を背負っても首跨ぎで位置を入れ替えられるなど受けも強い。
空中でもJS、JHS、JDに四肢落としなど強力な技が揃っている。

オールラウンダーで欠点らしい欠点も無いが、自分よりリーチのある超遠距離キャラには機動力が低いという弱点が響いてくる。
流石に超遠距離ではどっしり腰を据えて差し合うわけにもいかず、低空ダッシュや首跨ぎなど強引な接近が増えるため、そこを狩られてしまう。
尤も近距離まで詰める必要はなく、まともに差し合える中~遠距離まで詰めれば十分なので、極端に相性が悪いわけではない。

+ 参考動画


「見よ!このぼでー!」


MUGENにおけるクリフ=アンダーソン

無敵医師氏により『#RELOAD』仕様のクリフが製作されている。
AIは搭載されていないが、ナテルオ氏による外部AIが無敵医師氏のOneDriveで入手可能。
隠しキャラという事もあり、GG勢の中でもかなりの強さを誇るのだが、
前述の機動力の低さに加え、チップより低い防御力もあって安定しない所から、大会ではあまり活躍は見られない。

ナテルオ氏のAIは特殊カラーにも対応しており、何か攻撃が刺されば相手をKOするまでリフレクスロアFRCを繰り返す。
金カラーだと火力が上がっているので4発も当たれば終わるのだが、
黒カラーだと100発以上リフレクスロアFRCをし続ける。「君が!泣くまで(ry
若い頃の爺さんってこんなんなんだろうな」と思えばなんて事はないだろう…と思う。

余談だが、↑のイントロの「飯はまだなんかぁ!」という台詞に対し、
よくコメントで「やですよおじいちゃん、3日前に食べたでしょ?」などと返される。お前ら年寄りを何だと思って(ry


「マナーモードにせんか!」

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最終更新:2023年09月10日 19:08