ヴァルドール

「我の邪魔をするな……」

ウォーザード』のラスボスであり、魔道の軍事国家「ヴァルダ帝国」を影で操っていた黒幕。
ゼノギアス』の前期主人公機ではない。

元々は真の魔道知識を求めるあまり孤立した天才魔導師で、邪神復活と地球の終末を謳った予言書を発見し、
世界を滅ぼす邪神を倒そうと呼びかけるが、賛同者は得られなかった。
ただ一人邪神を倒す魔法の研究に没頭する中、儀式書に書かれた呪文を詠唱していく内に、彼の精神は何者かに支配され始め、
やがて精神のみならず、肉体までもが醜い怪物の姿と化す。
その呪文は、詠唱者を生け贄として、邪神をこの地に復活させる秘法だったのである……。

音声が小さくて分かり辛いが、担当声優は同作でレオタヌマの一人三役を演じた 郷里大輔 氏。
外部作品への出演はしておらず、強いて言うなら『CAPCOM FIGHTING JAM』で配下の魔物達と共に、神殿ステージの背景に石像として登場した程度。

ちなみに、こんなナリだが天才魔導師時代の肉体年齢は二十歳である。
どう見てもジジイなのは多分邪神様のせい。


ヴァルドール

ブレイドを倒した主人公をダルミノール城内部で待ち受ける。
2体のドラゴン「ミザリー」(手前)と「ディスペアー」(奥)を使役して攻撃し、強力な飛び道具を多数持つため遠距離戦がかなり強い。
強力な魔法の力で全体攻撃を行ったりと、ボスらしく凄まじい弾幕的な攻撃を放ってくる。
またテレポーテーションで移動して背後に回りこんでくるなど移動に関しても厄介。
ダウンしても瞬間移動で復帰するため起き攻めは難しい。

ドラゴン達の属性はそれぞれ、
となっている。


真ヴァルドール


「……見せてやるぞ。
 ……恐怖というものを……。」

一度倒すと邪神が覚醒した事により、脳が脊髄と共に巨大化しながら後頭部からはみ出て腕が六本という異形の姿で復活
(内二本は元々の腕のためか、順当に筋肉が付いていて腕として機能しているが、
 新たに生えてきた四本は子供のようにか細く、内一本はなんだか虫の足のような異質なもの)。
(脳みそ基準で)二頭身の「真ヴァルドール」に変身する。
変身後は一部の必殺技が強くなったり、ダウン後の復帰時間の上昇により追撃攻撃が当たりにくくなっていたり、
アナカリスの「王家の裁き」のような「カースディスティニィ」を使い、一時的に相手を攻撃不能な状態にしてきたりとパワーアップするが、
変身前の方が強そうに見えるのは気のせいだろうか。


MUGENにおけるヴァルドール

ヴァルドール、真ヴァルドール共にDoggiedoo氏によるものが存在していたが、
代理公開先であった「Random Select」が2019年10月に閉鎖されたため、残念ながら現在は入手不可。
原作とは違いそれぞれ別キャラ扱いとなっており、ヴァルドールの方は二匹のドラゴンの属性をコンフィグで設定出来る。
原作に無い組み合わせ(「氷と雷」や「火と毒」、両方同じ属性など)もでき、戦闘中における属性変更の可否といった幅広い設定が可能。
ただし、異なる属性の組み合わせを前提としているためか、両方同じ属性だと表示に不具合が発生する模様。

AIはデフォルトで搭載されている。
原作同様に遠距離戦メインで、飛び道具を貫通し当たると気絶する人魂「エンミティマリス」(真のみ)が強力な他、
地を這う蛇「フォビドゥンバイパー」は立ち状態から繰り出される下段のため、「相手が立っていたら立ちガードするAI」に対してはAI殺し
氏のキャラ恒例のガードクラッシュも搭載しており、多段飛び道具で削っている内に割れやすい。
また、近付かれても無敵ワープで脱出する。
これらの長所により、地上で砲台モードに入るキャラ機動力の低いキャラには滅法強い。
その反面、攻撃の出掛かりに若干隙があり、ビームなどの速い飛び道具が苦手で、ワープに追い付く機動力を持つ相手には攻撃する暇も無く負ける事も。
さらにゲージ技以外の飛び道具の多くは横に撃つため、空中から飛び道具を撃たれると対処しづらい。
このため相性の差が大きく、地上戦重視・ガードの固いキャラに強いが空中戦主体で積極的に動き回る相手には弱いという両極端ぶり。
実力的には、(上記の相性により一概には言えないが)ヴァルドールが強、真ヴァルドールが凶あたりか。
いずれもタッグで前衛を任せられるキャラと組めば、シングル以上の実力を発揮してくれるだろう。

外部AIは通常版、真版共にホルン氏によるものが2019年12月24日より公開中。
3段階のAIレベル、3段階の立ち回り設定、10段階の反応レベル、11段階のガードレベルに加え、ワープキャンセルの使用頻度を設定可能。
ワープキャンセル頻度を最大にすると容赦無くワープキャンセルを繰り返してくるので注意。
想定ランクは凶上位との事。

余談になるが、お供のドラゴンの内の青い個体が魔法少女エミリーの跨る「スペルマン先生」のドットに使用されており、
そちらでは吹雪ではなく大きな炎の玉を吐き出す。

出場大会

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【真ヴァルドール】
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出演ストーリー

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最終更新:2024年01月21日 03:03