セクメト

ウォーザード』に登場する敵キャラクター。海外での名前の表記は「Ravange」。
砂漠の王国「アランバード」に伝わる神獣で、ライオンヤギの体を持つキメラ(合成獣、鵺)。
伝説上の怪物群、「スフィンクス」「グリフォン」「キマイラ」を混ぜたデザインか。
その姿は正にキメラ(合成した獣)。ちなみに上記の三種は基本的にライオンがベースになっている。

アランバードの女王アルマーナⅣ世はヴァルドールの力でセクメトと一体化する能力を得て、他国を制圧していた。
彼女は直前のデモで登場し、光になって石像に宿りセクメトになる。

竜の頭が火球や火炎を吐き、ヤギの頭が相手を行動不能させる毒の息を吐く
また奴隷を召喚し掴みかからせ、相手を棺に閉じ込め短時間行動不能にする「贄の罪人」という攻撃も持っている。
一定ダメージを与えると胸部のライオンが爆発し、当たると石化する極太の光線「裁きの光」を撃ってくるようになる。
条件を満たして勝利すると、直後のボーナスステージにレオの3種の属性の剣・魔神の斧、タバサの太陽の杖が出現する。

名前の由来はエジプト神話の同名のより。
獅子の頭を持つ女神であり、死に至る病を操るとされた。
CAPCOM FIGHTING Jam』でミッドナイトブリスを受けたレオの姿がそれに近い。

+ エジプト神話におけるセクメト
老境に差し掛かり疑心暗鬼に駆られた主神ラー己を崇めない愚民や蔑ろにした人間達を殺戮するために、
己の目を抉り出して生み出した 復讐の女神であり最強最悪の殺戮者である。
ラーに絶対的な力を与えられたため神々にも止められず、セクメトは本能のままに暴れ回り国土を鮮血に染めていった。
「エジプトの砂漠の砂が赤いのは、この時流れた人民の血で染まったからだ」という話もあるほどである。
そのあまりにも凄絶な殺戮ぶりとオシリスの説得で己の過ちに気付いたラーは、
血に飢えたセクメトに血の色のビールを与えて酔い潰れさせ、ようやく殺戮を終わらせたという。
過ぎた力と殺戮本能を封じられたセクメトは、後に王(ファラオ)の守護者の役割を担っている。
また、同じ獅子頭の女神である豊穣を司る女神バステトやテフヌトと同一視される事もある。

ちなみに、『ファイナルファンタジーV』で女神なのにミノタウロスのとして登場しているので、名前だけは聞いた事があるという人もいるだろう。
流石におかしいと思ったのか、リメイク版では「セクト」と微妙に変更された。


MUGENにおけるセクメト

2体のセクメトが確認されている。

+ Kong氏製作
  • Kong氏製作
「infinity mugen team」にて代理公開されているセクメト。
原作とは異なり胸部のライオンは破壊されず、「裁きの光」がいつでも通常の必殺技として使用可能になっている。
なお、Kong氏の『ウォーザード』キャラに共通する仕様として、LIFEの初期値が 7000~9000 と凄まじい事になっているので調整は必須である。

+ Doggiedoo氏製作
  • Doggiedoo氏製作
代理公開先であった「Random Select」が2019年10月に閉鎖されたため、残念ながら現在は入手不可。
こちらも胸部のライオンは破壊されないが、「裁きの光」は超必殺技扱いなのでKong氏製のように連発は出来ない。
なお、こちらのセクメトは一対一で戦う際に原作のイントロが再現されているのだが、
同じく「Random Select」で公開されていたセクメト専用のステージを使わないと非常にシュールな光景になってしまうのが難点。
外部AIはホルン氏によるものが2019年12月24日より公開されており、
3段階のAIレベル、3段階の立ち回り設定、10段階の反応レベル、11段階のガードレベルを設定可能。

出場大会

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出演ストーリー

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最終更新:2024年01月21日 01:27
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