真・豪鬼

「我が拳の真の力を見よ!」

真・豪鬼(しん・ごうき)

CPU専用の豪鬼ボス仕様版。多くの作品で隠し乱入キャラとして設定されている。
また、一部アーケードと家庭用では隠しキャラとして使用できる。
基本的にプレイヤーの使える通常性能の豪鬼と区別するのに『真・豪鬼』と呼ばれる。*1
初出は『ストリートファイターZERO2』で、その他に『ストリートファイターZERO3』や『ストリートファイターⅢ 2nd』、
『スーパーストリートファイターⅡXリバイバル』、『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』などにも出演。

豪鬼が殺意の波動を最大限に活性化した姿で、能力・技が強化されている。
登場する際には胴着の色は になっていることが殆どで、通常版の豪鬼との判別は容易。
基本的な強化点は以下の通り。
  • 斬空波動拳」の弾が2発になる(プレイヤーが使用する豪鬼は1発のみ)。
  • 阿修羅閃空」の動作終了後の隙が皆無に(豪鬼のものには10F以上の硬直時間が付くのに対し、真・豪鬼のものは硬直が1F程しかない)。
  • 灼熱波動拳」の硬直時間が短く。
  • 瞬獄殺」の移動距離、速度共に大幅アップ。性能がガード不能の移動打撃投げに。
  • CPU戦では気絶がある作品だとピヨリ表示が出ても1F後には気絶から復帰する。作品によっては気絶自体しない事も。
歴代の中で一番強いと言われるのは初登場のZERO2のもので、その強さに何もできずに完封されて絶望したプレイヤーは数知れず。
ボス補正による火力&防御力&機動力上昇と、最凶仕様のアルゴリズムによるえげつない超反応牽制の小足・大足見てから昇龍拳余裕でした。阿修羅閃空→瞬獄殺で即試合終了)を持っており、
そのスパⅡXのCPU豪鬼以上の凶悪さは、挑戦しに来た多くのプレイヤーの心に真・豪鬼という存在を刻みつける事となった。

家庭用ではプレイヤーが使用可能になり、その強さはボス補正を抜きにしてもやはり高性能。
特にザンギエフ相手にはバックジャンプしながら斬空波動拳を撃つだけで10:0を付けたりしていた。
(この頃は前転やブロッキングなどの防御系システムが存在せず、バニシングフラットでも一発しか消せないため近づく術が無い)

余談だがアーケード版ZERO2時の真・豪鬼の出現条件は中々高難易度で、以下の通りだった。
1PならPカラー、2PならKカラーを選びコンティニューと乱入無し、且つ全ラウンド負け無しで進み、
ボス戦前までにパーフェクト勝ちを3回以上決める。
ちなみに家庭用ではアーケード版の条件の他に『真・豪鬼モード』という真・豪鬼と一戦だけ戦える裏技が追加され、
比較的簡単に真・豪鬼に挑むことができるようになっていた。

参考動画(ZERO2)

続編であるZERO3にも隠しキャラとして続投。こっちでは殺意リュウ専用のラスボスとなっており、アルゴリズムもだいぶ下がった。
ZERO2からの強化点として、豪昇龍拳に 着地の隙がほぼなくなった ので、着地狩りを受けにくくなった点と、
瞬獄殺が のけぞった相手を掴むことが可能 になり、コンボに組み込めるようになった点が挙げられる。
ちなみに、ZERO3でも真・豪鬼は一部移植版のみ条件を満たせば使用可能だったのだが、
ZERO3のマイナーチェンジ版であるZERO3アッパーでは、なぜかファイナルベガや真・豪鬼が アーケードで使用可能 になっており、
これが原因でZERO3アッパーの ゲームバランスを著しく崩壊させてしまった。
参考動画(ZERO3)

ストリートファイターⅢ 2ndでは、再び乱入キャラとして登場。
この時のみ、見た目が白髪に金色の眼、さらには全身から蒼い瘴気を放つようになっている。
ちなみに出現条件は以下のようになっており、ZERO2よりもさらに高難易度になっていた。
1.ノーマル豪鬼が乱入する条件を満たしている(ノーコンティニュー・1ラウンドも負けていない・パーフェクトを規定回数達成)。そのため大前提としてノーマル豪鬼と戦うことが必須条件となっておりその上で、
2.ノーマル豪鬼戦で1ラウンドも負けていない。(=ストレート勝ち以外無効)
3.ノーマル豪鬼戦でジャッジ判定やタイムオーバーによる判定勝ちをしていない。(=K.O.勝ち以外無効)
4.(オプションコンフィグでのラウンド設定に関わらず)全ステージを通してチープフィニッシュが3回以内である。(=4回以上は無効)
5.ノーマル豪鬼戦に1回でもSAフィニッシュ(チープフィニッシュ不可)かパーフェクトを達成している。(但しこの5番目の条件に関してはノーマル豪鬼戦に入る以前に、同条件の一つであるパーフェクトをノーマル豪鬼の出現条件に+1以上取っていた場合はこの5番目の条件は除外される。)
Ⅲ 2ndでは元々、豪鬼が乱入キャラ&真ボスという立場であったためか、通常版と真版でも性能差はほとんどなく、
  • ブロッキングとの相性が悪い。(斬空波動拳などがブロッキングで防がれるので固められない)
  • 瞬獄殺の性能がなぜか通常より若干劣化。(移動速度の鈍化)
  • 斬空波動拳はもちろん2発発射するが、射出角度がノーマル版と全く同じ鋭角であるため牽制には不向き。
などの点からⅢ 2ndの真・豪鬼は 歴代最弱 といわれることもある。
(ただし、これはⅢの真・豪鬼の性能が低いからという事ではなく、他作品の真・豪鬼が 異次元に強い のでそれらと比べると見劣りしてしまうから、という理由である)
この性能の真・豪鬼はDC版ⅢWインパクトでのみ使用可能となっており、3rdには登場していない。
参考動画(Ⅲ 2nd)

しかし、3rd自体には データのみが存在 しているようで、チートを使えば無理やり使うことが可能である。 なぜ登場させなかったし
肝心の性能はというと2nd時代のまま手が付けられていないようで、ブロッキングの挙動が2ndっぽかったりする。
参考動画(Ⅲ 3rd 殺意の波動に目覚めた春麗)

スパⅡXリバイバルでは、DC版スパⅡXで言う天・豪鬼に近い仕様で登場。ただし、道着の色はZERO2などでの紫となっている。
ウルⅡでは性能がさらに引き上げられ、灼熱波動拳、阿修羅閃空などがこれまでのストⅡXコンピュータ豪鬼よりも強化されている。
+ ウルⅡでの乱入条件
ちなみに、ストⅡ系統で『瞬獄殺が使える豪鬼』が使えるのは、この両作を除くとDC版スパⅡXと海外のスパⅡTurboHDRemixぐらいだったりする。
参考動画(リバイバル) http://www.nicovideo.jp/watch/sm350614

SVCでは通常ボスとして登場。他作品の真・豪鬼とは違って、見た目が下記の神人豪鬼のようになっている他、エクシードとして神人豪鬼の禊が追加されている。
この作品では、瞬獄殺を除くスーパーコンボが必殺技扱い(暗転はするがパワーゲージを消費しない)という仕様が存在し、
各種飛び道具が超必並に大きくなっていたり、上記の仕様のおかげでノーゲージでの火力が上がっている等、
他作品よりも立ち回りが強化されているのが特徴で、動作の隙が小さく、且つ攻めが強いという性能に仕上がっている。
このため性能面だけで見るとこの真・豪鬼が一番強いと思われる。ただし影が薄い
参考動画(SVC) http://www.nicovideo.jp/watch/sm20075963

ニコニコ動画内のコメントでは、変換の手間を惜しんだ結果『信号機』と表記されることが多い。

ちなみにストIVAEのインタビューにおいて真・豪鬼という存在をあくまでも「プレイヤーが超えるべき相手」であるとして、
決して「プレイヤーに使って欲しいキャラクター」では無いというカプコンの思いが語られている。
そしてその思いは、真・豪鬼とはコンセプトを異とする新規キャラクター「狂オシキ鬼」誕生へと繋がる事になる。

MUGENにおける真・豪鬼

豪鬼のコンパチキャラ扱いで公開されていることが多い。

+ G.D.T氏のスパⅡX仕様
+ or2=3氏のスパⅡTurboHDRemix仕様
+ G.D.T氏のZERO2仕様
+ GM氏の3rd仕様
+ 海平氏の3rd仕様
+ GONZO-氏のSVC仕様
+ Don Drago氏の5-in-1仕様
+ MGMURROW氏のシンアクマ
+ ESFAndy011氏のShinLVL2Akuma
+ オカチャンマン氏の真・豪鬼

狂オシキ鬼

+ Borewood氏のスパIVAE仕様
+ chuchoryu氏のCFJ_Oni
+ Werewood氏のOmni(全鬼)

出場大会

+ 一覧


*1
一応、豪鬼初登場のスパⅡXの時点でCPU性能とプレイヤー性能に区別があったのだが(斬空波動拳の弾がCPU版は2発、プレイヤー版は1発)当時は「真・豪鬼」という名前では呼ばれていなかった。区別する時の呼び方は「CPU豪鬼」など。
後に発売されたDC版スパⅡXでは、通常版の豪鬼、CPU性能版の真・豪鬼、さらにスーパーコンボに瞬獄殺が追加された 天・豪鬼 の3バージョンが使用可能になっている。
だが、真・豪鬼という名前が付いてもそう呼んでくれる人は少なく、相変わらずスパ2Xに限ってはCPU版であっても「豪鬼」もしくは「CPU豪鬼」と呼ぶのが慣例。
服と髪の色が豪鬼と同じで外見では区別できないために、真・豪鬼という名前に親しんだ世代の人でもCPU豪鬼を見て「これは真・豪鬼だ」と呼ぶ人は少ないだろう。
(ただ今では、逆のこともあるようだが)



「真の力、見せてみよ!」
CAPCOM VS. SNK 2』で一定の条件を満たすと現れるボスキャラクター。ゴッドルガールと対になっている。
ルガールにより暗黒パワーオロチの血の力)を注入され、それが殺意の波動と融合した究極の闇をまとっている。
が、相反する力は絶えず豪鬼を蝕んでおりいつ崩壊してもおかしくないギリギリの状況で危ういバランスをとっている。
主な特徴は色黒で白髪な事と紫色の胴着、台詞の全てが漢字(ほとんど四字熟語)、「瞬獄殺」でとどめをさした時に背中とバックに浮かぶ文字が、「天」でなく「神人」となっている。
+ エンディング(ネタバレ注意)

このような設定がありながら、SNKとは一寸も関係が無いはずの『CAPCOM FIGHTING Jam』でも登場。
ある条件を満たした場合、最終ボスパイロン戦の後に乱入して来る。
ストリートファイターII』枠での登場だが、他作品のシステムも流用されているためCVS2に近い仕様となっている。(ブロ・回り込み・空中ガード・チェーンコンボ等)

上の画像のように、上が神、下が人の一文字で「しん」と表記されるが、このフォントが存在しないため、
神人豪鬼 神豪鬼 と表記されることが多い。 神なのか人なのか鬼なのかはっきりしろ キャッチも「神を超えし者」だし。
ちなみにこの「しん」という字は、元々は来留間慎一の漫画『魔神伝(まじんでん、同じく神の下に人)』のタイトルで作られた外字。
後に萩原一至の漫画『バスタード!!』でも、上記漫画を元ネタにしたキャラであるガラの必殺技「魔神剣(字は同上)」の名前に使われたのを始め、他作品でも使われている。

百鬼襲全般が削除されたが、新たに天魔朱裂刀とが追加されている。
また、機動力が大幅に上昇し、上記の真・豪鬼同様通常技からスーパーコンボに至るまで各技の性能が格段に向上している。
全ての飛び道具が大きくなり、それに伴い判定も強化。また発生の速さから技後硬直まで上方修正されており、隙が少なくなった。
特に「斬空波動拳」は着地硬直がほとんどないためすぐ次の行動に移れる。おかげでこれを適当にばらまいているだけで場を制圧できる。
「瞬獄殺」は移動速度・距離ともにZERO版真・豪鬼とおなじく大幅に上がっているが、ただの移動投げなのでガード硬直を掴めず、コンボにも組み込めない。しかし、無敵時間は発生から長めなので割り込みに使える。

ボス時の凶アルゴリズムは健在で、相変わらず小足見てから超反応昇龍拳で返してくる。
前述したとおり性能が圧倒的に強化されており、攻守・立ち回り共に隙がない。
更にレシオ補正だけでなくボス補正まで加わるため驚異的な攻撃力を誇る。
おまけにゲージ回収力も半端ないのでうかつに行動しようとするとLV.3スパコンの餌食になる。
スパⅡXから続く伝統のコンボ(屈強K→弱竜巻→昇龍拳)で軽く4割、斬空波動拳→小足の見えない崩し、各種必殺技で固めてからの瞬獄殺
阿修羅閃空でめくって昇龍もしくは翻弄、そして禊カウンターでレシオ4すら瀕死(当然レシオ3以下では一発で即死)とまったく自重しない。
CFJにおいては、各作品の特徴的なシステムを全て搭載してしまったので、ますます手に負えなくなってしまった。

参考動画 http://www.nicovideo.jp/watch/sm3741626
家庭版では条件を満たせばプレイヤーとしても使用可能になるが、
その場合体力-50%の調整がなされ、ただでさえな通常版豪鬼の二分の一の装甲しかない。
すごい薄い すっごい減る ものすっごい 。神豪鬼ならぬ豪鬼とも言える。
(CVS2の豪鬼の体力が12800なので-50%で6400。これをMUGENの体力に直すと450くらいと言えばその紙っぷりがわかるだろうか)
LV3スパコンを食らえば体力マンタンでも即死または瀕死になるくらいである。
ついでにKグルレシオ4覇王丸・怒り状態の遠大P一発で瀕死になる。
またボス時の攻撃力補正がかからなくなるため、各技の単発火力は通常の豪鬼のものとさほど変わらない(それでも瞬獄殺と禊は十分高火力だが)。
ただ、マイナス補正がかかってはいるもののキャラ性能は依然として高く、立ち回りで相手を抑え込める。
高すぎるほどの性能を持つ「斬空波動拳」に依存しがちだが、そうした強みがある分ゴッドルガールよりも上かもしれない。

MUGENにおける神人豪鬼

悪咲3号氏の豪鬼(7Pカラー以降で神人になる)と、P.o.t.S氏のものが有名だろう。
この二体はニコニコ動画内での出番が多い。

+ 悪咲3号製
+ P.o.t.S製
+ P.o.t.S製、ポケットファイター仕様(?)

悪咲氏およびP.o.t.S氏の豪鬼には殺意リュウとの専用イントロがある(ただし同一作者でのみ)。
P.o.t.S氏に至ってはベガとの専用イントロも用意されている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm281504

改変キャラクター

+ ストⅡ風の神人豪鬼
+ ShadoW LeO(Plaza)氏「God Akuma」
+ BeterHans氏「Akuma(Good Ghost)」

ニコmugenでの神人豪鬼

ニコmugenではゴッドルガール同様、初期から現在に至るまで多くの大会で活躍し優勝経験も多い。
大逆転を演出する高火力や、「禊」の格好良さが人気の秘訣か。
しかしながら後一歩力及ばず優勝を逃すことも多い。(主にシングル戦)
その強さと技の派手な演出から、多くの視聴者に愛され続けているキャラの一人といえるだろう。
ゴッドルガールとあわせて名勝負製造機の称号を得ている。

また、イントロのインパクトのせいか、ベガの天敵のようなキャラ付が多い。
ストーリーでも、事あるごとにベガに禊をかましている。
ゴッドルガールとは時に宿命の相手であったり、朋友であったりする。
CVSでやれとよく言われる(原作のストーリーでは前述の都合上、ストーリー内での共演は不可能だが)

タッグにおいて社長と組む姿がよく見られる。
この二人、某動画のおかげですっかり“ネタ”タッグ扱いであるが、やってる試合は普通に格ゲーなため実際のところ原作を絡めた相当な“ガチ”タッグと言える。
というか、過去に大会優勝した実績があるし普通に強い。
また、リュウと組む場合もある。
こちらはカプコン公式や『RYU FINAL』を多少絡めた設定があり、親子関係で出場することが多い。 やはり良試合を展開し、強さも相当なためガチタッグと言って差し支えないだろう。
反対にネタタッグとして代表的なのがパチュリー・ノーレッジ(紅葉もやし)、高嶺響(響鬼)だったりする。
前者は某ストーリーで一躍有名になり、後者は某大会で人気を獲得した。
どちらのタッグも、出た大会で結果を残しているのでやっぱり強い。

+ そして…(※finalゲジマユネタバレ注意)

出場大会

+ 神人豪鬼

+ 改変キャラや、ページのない大会など

出演ストーリー