+ 現実の蚊について
幼虫は「ボウフラ」と呼ばれる。
エネルギー源は糖分で、普段は花の蜜などを吸って生活する。
メスだけが産卵のための栄養源として吸血し、オスは吸血しない。
人が出す炭酸ガスや皮膚のニオイ・温度を感知して吸血源を探し求める。
成虫のメスは20~40日、またはそれ以上生きる事も。

一般的に見られる蚊は、アカイエカやヤブ蚊。
種類により吸血する時間が異なり、アカイエカは夕方から夜にかけて、ヒトスジシマカ(通称:ヤブ蚊)は昼から夕方にかけて吸血する。
また、ビルの浄化槽で発生して、オフィスで吸血するのはチカイエカで、地下鉄などで見かける蚊も本種。
年中発生するが、アカイエカとチカイエカは酷似しているので、見分ける事は困難。

主に水のある場所で産卵するが、種類によって場所は異なる。
水の綺麗な所を好むもの、汚い所を好むもの、広い場所を好むもの、空き缶や空き瓶などの僅かな水たまりを好むものなど多種多様。

そのため、ボウフラの生息場所も、池や下水溝、浄化槽、水田、古タイヤ、墓地の花立、空き缶など様々。
ヒトスジシマカは、空き缶に溜まったような少量の水でも増殖できる。
気温25~30度の場合、アカイエカはわずか10日ほどで卵から成虫になるため、条件が揃えば爆発的に増える事がある。
寿命は種類や条件によって様々で、オスは羽化後数日、メスは数回産卵するためオスより長く生きる傾向にある。

蚊に刺されるとかゆみを生じるが、これは吸血の際に抗凝血作用物質(血が凝固する事を防止するためのもの)を含んだ唾液を注入され、
この唾液によってアレルギー反応を起こすため。
しかし、最も恐ろしいのは蚊に刺される事によってかかってしまう感染症。
蚊が媒介する感染症として日本では現在、日本脳炎とデング熱が広く知られている。
ペットの病気としてフィラリア、海外ではマラリア、デング熱、ウエストナイル熱などがある。

感染症が大きく取り上げられたのは、2014年8月に約70年ぶりに国内での感染が確認されたデング熱。
その後、日本各地で発症が相次ぎ、立ち入り禁止区域の拡大、イベント中止といった社会問題となった。

(以上、「アース害虫駆除なんでも事典」より引用・改変)

マイクロソフト創始者であるビル・ゲイツ氏のブログ「gatesnotes」に「The Deadliest Animal in the World」という記事によると、
最も殺人をしている動物は蚊とされており、前述した感染症によって年間72万5千人もの命が喪われているという。

夏の風物詩と言っていい程の知名度を持つ害虫であるためか、創作作品でもしばしばモチーフにしたキャラが登場し、
仮面ライダー』シリーズのモスキラスやブブンガー、『ニンジャスレイヤー』のモスキート、『ポケットモンスター』のマッシブーン等、
枚挙に暇がない。
格闘ゲームでは剛拳の嫌いな物とされる。


A-Bomb等の製作でお馴染みのIroncommando氏が製作したキャラクター。
現在は氏のサイトの移転に伴い公開停止。
ではなく蚊。単体ではなく、集団で集まって1キャラである。
それとは別にGOKIと愉快な仲間達の一匹としても存在。

基本的な攻撃方法は相手の血を吸う事だが、集団で吸ってくるため一度吸われたら中々離れる事が出来ず、更にパワーゲージも吸収するので嫌らしい。
そして少量のパワーゲージを消費する事で巨大な針を飛ばす事が可能。
超必殺技に即死の瞬獄殺らしき技「Shun Mozzie Satsu」が搭載されており、
この技でKOするとバックに蚊のシルエットが映る。もしかしてこの蚊の集団全部メス?ひえー
一応狂下位ぐらいの強さだが、
クリスマスツリー同様凄まじい数のp2Nameを搭載しており、某動画でレジェンドゴジータ2.9を一瞬にして葬り去った。

カイリ氏による改変版も存在していたが、現在は氏の引退に伴い公開停止。
攻撃の挙動が変化している他、AIも搭載されて更に凶悪化した。
他にも無名氏による改変キャラのミツバチが存在する。
マジ勘弁

上記のものとは別に、Passer-by氏(或いは339氏ことSchmidt Hans氏)の蚊も存在し、氏のOneDriveにて公開されている。
こちらは数多く出現する蚊を退治するボーナスステージのようなもので、合計100体倒すと勝利。
蚊自体の攻撃頻度は少ないが、ガードしても削られる上、最大16匹が襲ってくるので運が悪いと詰む事も。
蚊自体のライフは1相当しか無いので、攻撃をカスるだけでも倒せる。
ライフは100000(一匹倒すごとに1000減る)ある上にタイムオーバー勝ちは狙えない(ライフの割合で判定を行っている模様)ので、
プチプチと倒していくのが望ましい。

出場大会

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最終更新:2024年03月28日 08:04
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