リンク


任天堂の代表作『ゼルダの伝説』シリーズの主人公。ゼルダが主人公ではないので注意。
日本国内ではマリオポケモンに一歩及ばないが、海外では絶大な知名度と人気を持つ。
後述するように作品ごとで設定が異なるものの、多数の作品に共通する要素としては
耳の先がとがっており(ハイリア人の特徴)、緑色の服と三角帽子(これは「時のオカリナ」におけるコキリ族の民族衣装)の左利きの剣士、勇者というもの。
作品で登場する三つのトライフォースのうち「勇気のトライフォース」が深く関わってくることが多い。
(ヒロインのゼルダは「知恵のトライフォース」、悪役のガノンドロフは「力のトライフォース」に深く関わる)

しかし原作ゲーム自体は、各作品ごとに時代設定などがほぼ変わっていることが多く、 主人公である彼も毎回ほぼ別人 であり、
同じような姿と名前の人物ということになっている。
同じ時代・世界を舞台にし、主人公が同一人物であることを明言されているのは
  • 「初代」=「蜃気楼城の戦い」=「リンクの冒険(魔界からの逆襲)」
  • 「神々のトライフォース」=「夢を見る島」(「ハイラル・ヒストリア」では「ふしぎの木の実」まで同一とされていたが、後に設定変更)
  • 「時のオカリナ」=「ムジュラの仮面」
  • 「風のタクト」=「ナビトラッカーズ」=「夢幻の砂時計」
    • かつてハイラルを魔王から救った「時の勇者」(「時のオカリナ」のリンク)の生まれ変わりではないか、という発言もある。
  • 「トワイライトプリンセス」=「リンクのボウガントレーニング」
  • 「神々のトライフォース2」=「トライフォース三銃士」
といったところ。
作品の時系列は非常に複雑(というのも「時のオカリナ」でパラレルワールドができたことと、外伝作品の数も多いため)で、
現在は(ガノンドロフとの因縁という点に限って言えば)一番最初の時代が「時のオカリナ」であったとされ、
一番最後の時代が「ブレスオブザワイルド」とされている。
「スカイウォードソード」は時オカよりも更に過去のストーリーが語られ、歴代の勇者とゼルダ、
そしてガノンドロフ、あるいは覇を唱え世界を我が物にしようとする魔の存在、全ての因縁の始まりのエピソードとなっている。

「風のタクト」と「トワイライトプリンセス」は「時のオカリナ」の直接の続編であるとされ、
互いにパラレルワールドという位置づけになっている。

…このように各シリーズが極めてややこしい関係になっており、長年ファンの間では時系列に関する考察が頻繁に議論されてきたが、
2011年に発売されたシリーズ25周年記念本『任天堂公式ガイドブック ハイラル・ヒストリア ゼルダの伝説大全』にて
「今後も変更の可能性があり、続編の内容によっては覆されうる」「完全に後付設定である」ことを前提として
公式に時系列の整理が行われ、この議論はついに一応の決着を見た。

+ ゼルダの歴史

+ 「リンク」という名前・キャラについてのさらに込み入った事情

担当声優は、「時のオカリナ」の少年時代と「ムジュラの仮面」GBA版「神々のトライフォース」は瀧本富士子氏、
青年時代(及びGC版ソウルキャリバーII、「ムジュラの仮面」「ゼルダ無双」鬼神リンク)は檜山修之氏、
「風のタクト」では松本さち氏、「トワイライトプリンセス」では笹沼晃(現・笹沼尭羅)氏、
「大地の汽笛」では小平有希氏、「スカイウォードソード」では大原崇氏、「神々のトライフォース2」では斎賀みつき氏、
「神々のトライフォース」の時期に出たドラマCDでは緑川光氏、「ゼルダ無双」では梶裕貴氏、
「ブレスオブザワイルド」では高梨謙吾氏が担当した。
マリオやピカチュウが声優を固定されているのに対し、
リンクはストリートファイターシリーズのキャラの如く声優が変更されており何気に豪華である。

同名の別人設定であることや、作品ごとにグラフィック面での実験要素が盛り込まれることも多いシリーズの特色から、
その容姿は作品によって大きく異なるという点も他の任天堂主人公と一線を画す部分。

「夢を見る島」以前では団子鼻に寄り目で、まとまった前髪と長いもみあげという絵本のピーターパンのような姿で描かれていた。
このころのリンクはパッケージ等のイラストから10~12歳ぐらいの少年のイメージと思われがちだが、
寺田克也氏によるアートワークを見る限り、海外ファンタジーの主人公然とした、精悍な若者に描かれている。


初3D作品となった「時のオカリナ」では、前髪が真ん中分けになり瞳が大きく、鼻もスマートに。
一転して イケメンとなった。
(「時のオカリナ」以降の作品コミカライズを担当する姫川明氏によると「美形ではなく二枚目」)
もっとも、ハードの力などもあって当時はイメージイラストとゲーム中のグラフィックに結構な隔たりがあったのだが
ファンからは「リアルリンク」などと呼ばれる。

その後「風のタクト」では演出など全体がトゥーンレンダリングという技法で描かれるようになり、
リンクの容姿もそれに合わせて大きい眼や胴に対して細く短い手足などデフォルメされて描かれるようになった。
こちらはファンから『モンスターファーム』のチャッキー 猫目リンク 」またはスマブラに合わせ「トゥーンリンク」などと呼ばれる。
年齢も初期に合わせ10~12歳ごろの少年として描かれている。

現在ではおもに家庭用ゲーム作品ではリアルリンクが、携帯用ゲーム作品ではトゥーンリンクが用いられることが多い。
リンクの容姿についてはファンの間でもデフォルトのイメージが異なることも。
作品数では子供の姿で描かれたものが多く、実際にリンクが青年として描かれたのは、
外伝・外部出演を除けば「リンクの冒険」「時のオカリナ」「トワイライトプリンセス」だけである。
まあ青年といっても15~16歳の設定で、劇中でも大人にガキ呼ばわりされているので微妙なところだが。
時のオカリナやトワイライトプリンセスではハードの進化もあり、圧倒的なインパクトと高い評価を受けたのも、
大人リンクのイメージ構築に大きく貢献したと思われる。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズではシリーズ通して登場する大人リンクが「リンク」、
『DX』の子供リンクが「こども(ヤング)リンク」、『X』以降の風のタクト版が「トゥーンリンク」で、
『X』までの子供・トゥーンは共に隠しキャラとなっており、スマブラでは青年の姿がデフォとして扱われているようだ。
子供と大人二つのイメージを持たされたキャラとしてこれからも使い分けられていくのだろう。
『ゼルダ無双』ではゼルダ無双世界のリンク、ムジュラの仮面の子供リンク、風のタクトのトゥーンリンクの三人のリンクが登場する事になった。性能は3人ともかなり違う。

+ 各リンクの細かい設定


なお、カービィがソードをコピーして緑の帽子を装着するのもこのリンクのオマージュ。
体力満タンである限り、剣を振ってビームが飛ぶのもゼルダ発祥のネタである。

+ 公式がデヤァ!!

余談だが、スマブラDXの少し後に発売されたナムコの格闘ゲーム『ソウルキャリバーII』では
ゲームキューブ版にのみゲスト出演しており(他機種版は三島平八スポーン)、
担当声優の檜山氏は同作品のナイトメア(ジークフリート)及び吉光役も兼任している。
ソウルキャリバーの世界観というフィクションの世界ではあるが、リンクが地球にやってきたのは実はこの作品のみだったり。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm2722417

+ ソウルキャリバーIIでのリンクのストーリーと性能


大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにおけるリンク

作品ごとのデザインの変遷

スマブラシリーズにも「ゼルダ」枠で皆勤。一応設置技キャラである。
初代の時点では「時のオカリナ」と同時期に開発されていた為、「時のオカリナ」の情報が殆どなく、
その為デザインこそ「時のオカリナ」準拠だが、技やステージBGMは「夢を見る島」以前のものに準拠していた。
(「時オカ」原作では本来こどもリンクのときでしか使えないアイテムを使うなど)
『DX』までのCVは「時のオカリナ」と同じ檜山氏。
『X』からは「トワイライトプリンセス」版のデザインに変更されたのに伴い、CVも笹沼氏に変更された。
海外版での吹き替えが存在しないキャラの一人である。

+ 各種必殺ワザ(以降「B」と表記)

マスターソードによる剣技やブーメランと爆弾、弓矢やフックショットなどの多彩な武器を使いこなしながら戦う。
通常技はほぼ全て剣を振り回し(一部はキック)、必殺ワザはニュートラルと横が弓矢とブーメランによる飛び道具、上が復帰にも使える回転斬り、
下でアイテム扱いの爆弾(爆風には自分にも攻撃判定あり)を持った状態になり、投げはフックショットで相手を捕えるというもの。
判定の強い通常技と豊富な飛び道具で攻める、攻撃に特化したものとなっており、剣による攻撃は威力が高く判定も強い。
投げもサムスと並び長いリーチを持つ。
多種多様な飛び道具を持つが、ワザの性質としては「設置キャラ」と言う事になる。

反面機動性は悪く、ダッシュ速度・ジャンプ力・復帰力はいずれも全キャラ中最低クラス。
一応 ジャンプアクションの出身ではないから跳ね回らない程度に重い という原作イメージの尊重でもあるのだが…。
むしろ剣盾弓矢爆弾フックショットetcと大量に持ち歩いているんだから重いのも仕方ない気がしない事もない。
それだとコンパチのこどもリンクやトゥーンが素早いのはなんなんだとお思いだろうが見逃してほしい
また、落下速度も速いためお手玉コンボの絶好のカモとなってしまう。
通常技も全体的に隙が大きめで、発生が遅めなので基本的にあまり自分から近づこうとせず、
寄ってくる相手を豊富な飛び道具で上手く牽制、掻い潜られたらガーキャン掴み等から切り返して戦うことが求められる。
+ 『初代』での性能
+ 『DX』での性能
+ 『X』での性能
+ 『for』での性能

シリーズ全体で見ると下位と中堅を繰り返しており、上位に位置したことはない。
スマブラはシリーズを通してスピードキャラが有利なシステムなため、初代から常にドンキーコングと一緒にその煽りを受けている。
ドンキーの場合は持ち前のパワーに重量級としては速めの機動力や強力なテクニックを持つからまだ良い方だが、
リンクは今までの解説を読めば分かる通り高い人間性能を要求される上にそれでも上位キャラ相手だと厳しい戦いを強いられる。
とはいえ勝てないキャラではない。
リンクが苦手なキャラ以外を使用している相手からすれば厄介な飛び道具要塞であるのは確かであり、
またプレイヤーの実力が反映されやすいため、愛用するプレイヤーもそこそこ存在している。
特に熟練者が使用する待ちリンクはそれを崩しづらいキャラにとっては脅威であり、また攻めリンクも油断ができない。
ダイヤグラムも含めて格ゲーで例えるなら多様な飛び道具を持ったヒューゴーQトゥエルヴといったところだろうか。


また、『DX』ではモデル替えキャラとして「こどもリンク(時のオカリナ)」、
『X』以降ではそれを継ぎより差別化される形として「トゥーンリンク(風のタクト)」が登場している。
+ スマブラにおけるこどもリンク、トゥーンリンク


MUGENにおけるリンク

世界的な人気キャラなだけのことはあり、国内・海外を問わず数多く制作されている。
しかし、AIなどの問題もあってかニコニコ動画では影が薄いのが実情である。
ここで紹介されているモノ以外でもYoutubeや海外サイトを見るとかなりの数のリンクが確認できる。
+ MICROmor氏製作 若リンク
+ RMX、 Silencer、 Eikichi、 & Mike Werewolf氏製作 若リンク(手描き)
+ ぼうし氏製作 リンク(リンクの冒険ドット)
+ ぼうし氏製作 子供リンク(FC版初代ゼルダドット)
+ Werewood氏(現:Borewood氏)製作
+ Arumikan氏製作 こどもリンク(手描き)
+ AxKing氏製作 NapoleonJonamite & KBN22氏改変
+ KingCharz氏 & Chaos Dante 氏& EMW氏製作
+ Chuchoryu氏製作
+ Shiruzato氏改変

出場大会

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