デーボ

「おれの名は呪いのデーボ・・・」
「今からてめーのタマキンかみ切ってやるぜーッ! メーーーーン!!」

ジョジョの奇妙な冒険』第3部に登場するDIOの部下でありスタンド使い
エンヤ婆が送り込んだ7人の刺客の一人。
アメリカインディアンの呪術師というふれ込みで商売する殺し屋で、「呪いのデーボ」とも呼ばれている。
彼を雇うものはマフィア軍人政治家……など世界中にいるらしく、そっちの世界では名の通っている男らしい。
傷だらけの上半身にジャケットだけを羽織った姿で、この傷は後述するスタンド能力に起因する。

前述の通り、「呪い」を使って暗殺するという触れ込みの殺し屋であり、
シンガポールのホテルにて備え付けの冷蔵庫の中に潜んでポルナレフを待ち伏せし、
単純なミスを犯したように見せかけてわざと自分を発見させ、返り討ちにされる。
この際にポルナレフに呪詛の言葉を吐きながら離脱し、後から負傷の恨みでパワーアップしたスタンドを人形に憑依させてポルナレフを苦しめた。
最後は機転を利かせたポルナレフに本人の宣言(当ページ上部台詞)を受けて そこ以外を切り刻まれて 死亡。

アブドゥルは占い師という職業柄か、呪いのデーボの素顔とスタンド能力の秘密を知っており、ポルナレフが最初に
デーボと交戦したことを伝えた後に作戦を話し合うことを提案したが実際に全員が集合できたのはポルナレフがデーボを倒した後であった。

余談だがこのエピソードは洋画、アメコミのパロディ要素が多く、冷蔵庫に潜んでの奇襲はロールシャッハもやっていたり、
(床に冷蔵庫の中身を出していた為に気付かれた、と見せかけて更にその裏をかく点も似ている)
原作の荒木先生が大のアメコミ好きなのと、第三部連載以前に『ウォッチメン』が出版されている事からオマージュの可能性もあったり。
また、デーボが放つ台詞「うらみはらさでおくべきか」の元ネタは荒木先生も大好き、藤子不二雄A先生の怪作漫画『魔太郎がくる!』から。
映画からのパロディとおもわれる要素も多く、「殺人人形が人間を襲う」というモチーフは同じく悪霊の取り憑いた人形が人間を襲うホラー映画『チャイルドプレイ』から、
(人形の姿がほぼそのまま『チャイルド~』のチャッキー)人形の首が回転したり刃物を振り回したり、下品な暴言を吐くシーンは『エクソシスト』に類似のシーンがある。
ちなみに当のチャッキーもmugenで作られている

格闘ゲーム版のCVは、無印版のヴァニラ・アイスも演じた岸祐二氏。
『オールスターバトル』では石塚運昇氏(後にTVアニメ版で老ジョセフを担当。人形のCVは宮下栄治氏)
TVアニメ版のCVは樫井笙人氏。
OVAには登場しない。


名前の由来はニューウェーブを代表するアメリカのバンド「DEVO(ディーヴォ)」。
(別名義を名乗って「平和を追求する偽善者バンド"DOVE"の『忌まわしきDEVOソング』」として演奏した事があり、
「呪いの」という二つ名はこの「忌まわしき」から取られているという説もある)

SFC『ジョジョの奇妙な冒険』では、生身でジョースター一行に立ち向かうという原作からは考えられない行動も見せていた。
また、何故かラバーソールもデーボの姿に化けて登場する。

+スタンド「エボニーデビル」
破壊力 - D スピード - D 射程距離 - A
持続力 - B 精密動作性 - D 成長性 - B
「スタンドの正体を人に見せる殺し屋はいねえぇ 見せた時は相手か自分が死ぬ時だからよ!」
本体が他者に対して抱く「恨み」をエネルギーとするスタンド能力。
恨みのパワーをスタンド像とともに本体から切り離し、あらかじめ用意しておいた人形などに憑依させることで発動される。
恨みのエネルギーはその人形から他の物へと伝達する性質があり、
カミソリ等を手に取れば殺傷能力を増して相手スタンドにも有効なダメージを与えられる強力な武器になり、作中ではポルナレフを治療するために部屋に入ったホテルマンの顔を輪切りにしている。

その性質から暗殺に最適任のスタンドであり、正体を知る者は全員殺され存在しないとまで評される。
アヴドゥルはかつて一度だけデーボ本体の顔を見たことがあり、「呪いのパワー」でスタンドを使役することまでは噂などで知っていたようだが、エボニーデビルの全貌(形状や人形を操ることなど)までは知らなかったようだ。
仮にその全貌を知ってしまったのなら、本編のポルナレフ同様どちらかが死亡するまで襲われ続けることになったのだろうと思われる。

しかし、相手への恨みを抱かなければならず、その為にわざと相手に痛めつけられる必要があり、
そこまでしても近接パワー型並の強さにしかならない上に、遠隔操作しても結局本体にダメージが伝わってしまうので、
「第三部の最弱スタンドは」と言う話題になると大抵名前が上がってしまう。
暗殺するにしてもラバーズとかもっと便利なスタンドがあるしねぇ。


ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』でのデーボ

原作通りスタンドそのものではなく、スタンドを憑依させた人形で戦う。
常に画面上に存在する人形と本体を同時操作して戦う」というジャンルの元祖とも言われる。

本来遠くに潜む筈のデーボ本体がその場にいるのは原作とだいぶ異なる点だが、
Sモードが常時遠隔操作な辺りは、原作でのデーボ本体が不在の攻防を意識しての性能なのだろうか。
防御力は高めだが遠隔操作中は本体が無防備でガードは出来ず、その上被ダメージが2倍になるため、
相手を寄せ付けない立ち回りを要求されるという、かなりトリッキーかつテクニカルなキャラである。

素早い人形に比べ、本体はかなりのパワータイプ。
威力の高い技や判定の強い技が揃っているので、Sモードと本体モードを上手く使い分けられればかなりの力を発揮できるだろう。
コンボ性能も高く、一部上級者なら相手の体力をワンコンボで8割以上持っていくことも出来る。

+参考動画
全一デーボ
オフ会デーボ動画

CPU戦で登場した場合、最初はSモードや必殺技を全く使用せず適当に通常技で牽制したり、
たまに特殊技のタックルで突っ込んできたりとやる気のない動きだが、
こちらに一ラウンド取られると一転、Sモードメインでガン攻めしてくるという原作再現な行動パターンである。


MUGENにおけるデーボ

  • にまめ氏製作 再現仕様
『未来への遺産』をベースに製作されたデーボ。
スタンドモードやタンデムアタックなど、原作のシステムや技をほぼ全て搭載している。
キャラ本体にAIは搭載されていないが、紅炎氏によって外部AIが製作されている。
AIレベルが最大だと永久解禁、さらにタンデムの設定を4にすると・・・?

また、柊竹梅氏によりボイスを『うろジョジョ』のものに変えるボイスパッチが公開。
最新版では280号氏の東方仗助に対して「お前のその髪型、舐めてるのか?」と貶すようになったが、言い終わる前にドラララされてしまう。
「おのれポルナレフ」 *1

  • ANMC氏製作 アレンジ仕様
DOS時代のキャラのためかタンデムがないものの、そのかわり色々とアレンジされている。
原作とはほぼ別物だが、これはこれで結構ハイクォリティなキャラである。
AIも標準搭載されており、単体だとそれ程強くないが、技の特性上タッグだと中々の強さを見せる。

しお氏製作のデーボも存在するが、残念ながらすでに公開終了している。
また、これらとは別にエボニーデビルの人形も単体キャラとして作られているが、挑発で首が回るだけで攻撃は出来ない。


出場大会

削除済み
更新停止中

出演ストーリー



*1
ニコニコ動画に投稿されているvanila ice氏 演・画の『うろ覚えで振り返る 承太郎の奇妙な冒険』。
デーボはPART4とPART5と番外編に登場する。
トイレで死亡した原作とは違って、ポルナレフとの戦闘でアソコを噛み切られ瀕死の重傷を負いながらも生存し、
番外編にてラバーソールとネーナ(代理)の三人で反省会をしている。
その後、DIOから退職金を受け取って妻子のもとへ帰った。

PART5でデーボが連発した 「おのれポルナレフ」 という台詞は、視聴者から人気のフレーズになった。
原作にはないオリジナルの台詞なため、原作の動画やスレで使用するのは控えよう。
ちなみに、人形はメガネをかけたクマのぬいぐるみになっており、パワーアップした際は外している。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5946577 http://www.nicovideo.jp/watch/sm6012556
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23687411 http://www.nicovideo.jp/watch/sm23802286