レオナ・ハイデルン




「あなたでは、勝てない…」


格闘スタイル: マーシャルアーツ+ハイデルン流暗殺術
出身地: 不明
誕生日: 1月10日
身長: 173~177cm
体重: 56~66kg
スリーサイズ: B84 W57~60 H85~87
血液型: B型
趣味: 工場見学
大切なもの: 特に無し
好きな食べ物: 野菜
嫌いなもの: 血
得意スポーツ: 特に無し

THE KING OF FIGHTERS '96』より登場するキャラクター。
一旦前線を退いたハイデルンに代わり怒チームに加わったハイデルンの養女。
ハイデルンと同じく、レオナという名もコードネームで、本名は不明
……のはずなのだが、彼女の回想のなかで父親に「レオナ」と呼びかけられるシーンがある。
世の中には本名をコードネームに使っている傭兵も居るためそれもアリなのかもしれないが、
そもそもハイデルンがコードネームなので、レオナは本名だが「レオナ・ハイデルン」はコードネーム、という意味かもしれない。

ハイデルンから暗殺術の訓練を受けており、「ムーンスラッシャー」など彼を踏襲した技を使う。
傭兵部隊での階級は無いが、事実上ラルフ・ジョーンズクラーク・スティルの部下ということになる。
無口・無表情でクールな性格、そしてシャギーが多めの水色の髪。言うまでも無くモデルは当時大人気だった綾波レイ
また、名前やストーリー設定等は、中年の殺し屋と孤独な少女の関係を描いた94年の名作映画『レオン』の影響を受けていると思われる。

   実はオロチ八傑集の一人・ガイデルの娘で、オロチの血を色濃く受け継いでる。
   本来であれば八傑集の能力は血縁では継承されないが、
   レオナの場合、「父親が人格のみ、娘が力のみ」という形で能力を継承したため
   親子が揃ってオロチの力に関わる形となった。
   八傑集を統率する立場にあったゲーニッツは覚醒が浅い上
   オロチ復活に協力しようとしないガイデルの代わりに娘のレオナに目をつけ、
   血の暴走を引き起こさせた上で両親を殺害させた。
   ガイデルの知己であったハイデルンに引き取られた彼女は
   事件当時の記憶を失っていたものの、表情から影は消えず無口な性格になってしまった。

『'96』でのゲーニッツとの戦いを経て徐々に記憶を取り戻していき、『'97』でついに血の暴走が再発。
覚醒レオナ(または暴走レオナ。正式名称は ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナ )が乱入キャラ・隠しキャラとして登場した。
ちなみに本編に先駆けて小説版の'96に登場していたりする。
両親を殺害したのが自分自身だということを思い出した彼女は戦いが終わった後に自ら命を絶とうとしたが、
ラルフとクラークのおかげで踏み止まり家族の分も生き続ける道を選ぶ。
その後は自分の意思である程度オロチの力をコントロールできるようになったようだが、
『2003』にて「遥けし彼の地より出づる者」の暗躍でオロチが復活、エンディングで再び暴走を起こしている。


『'96』では56kgだった体重が『'97』では65kgに激増しており、理由は「筋トレで鍛えたから」。
趣味が工場見学なのは「お土産がもらえるから」らしい。
かわいらしいが、オロチの血に目覚める前の思い出が影響しているのかもしれないと考えると複雑。
嫌いなものに血とある。たまに耳にするレオナの「アップルジュース!」という謎のかけ声は、
「これは血ではない。りんご色の汁である」という、相手や自分の出血を意識的にそらすための自己暗示らしい
(スタッフが台本に仮の掛け声として「アップルジュース」と記載し、それを直し忘れたまま収録を行ってしまったが
正式採用された、という説もある)。

『'98』では犯罪者&色物であるチャン・コーハンに対して何故か敬礼し、
逆に上官のラルフに「あなたでは勝てない」と暴言を吐く、つまり特殊イントロの入れ替わりバグがあったのだが、
それがアンソロなどでネタにされて妙に受けた結果、「 チャンの純粋な力に対して敬意を表している 」という
ちょっと苦しい理由が加えられ、チャンへの敬礼に関してのみ 正式設定 として組込まれることになった。
一応は、上記の筋トレでの急激なウェイトアップの件を受けて、
「あの人はあんな力を身に付けるまで一体どんな鍛え方をしたんだろう」と感銘を受け、
それがチャンへの尊敬に繋がり敬礼となった、という微妙にもっともらしい後付け設定もある模様。
KOF2003になってもこの特殊イントロは続いており、KOFXIIIではライデンにも「純粋なパワーは賞賛するわ」という勝ち台詞が。

しかしその後2017年4月、KOFのスタッフの発言により上記のレオナのチャンに対する特殊イントロは バグではなく
意図的に仕込まれた(あるいはわざと残された?)という事が明かされた。(当時バグ報告したら「わざと」と返されたとのこと)
しかし、どういう経緯によってこうなったかまでは未だ闇の中。ただの内輪ネタだったのだろうか。
理由として「もしかして 元々はバグが始まりだったが敢えて残された のかも」「チャンのフロント担当者への敬意としてレオナのフロント担当者が仕組んだ」「デザイナー間のノリ」「レオナは強い人に敬礼してて、チャンは強いから」などが挙げられている。
何れにせよ、レオナがチャンに一目置いているのは間違いないようだ。

ただ ラルフに対する暴言に関するフォローはその後も一切無く、 (こちらは後の作品では無かったことにされ)
むしろ「ノリについていけない上官」というイメージがついてしまった節がある。
(上記のスタッフ発言でもラルフについては一切触れられていないため、こちらは 本当にバグだった可能性が高い
ちなみに、『'97』のエンディングでラルフからバンダナをプレゼントされていたが、
部屋にほったらかしらしく、以降それがプロフィールなどに登場することはない。


SNKの中でもパロディが露骨なキャラだが、これはかなり早い段階からイメージが練られており、
開発担当者の(過度の)愛情をふんだんに受けて育ったためらしい。
それをポンと新作に出せてしまうほど当時KOF人気は止まるところを知らない加熱ぶりだったということもある。
尤も、無口キャラが属性として定着し蔓延している今日では、あまり「綾波レイのオマージュ」という印象は受けなくなったが。
と言うか「筋肉質の軍人」と言う時点で、儚い印象の綾波系とは差別化されている。
+ その他のパロディ

登場当初はエヴァブーム真っ只中だったこともあり、同じく暴走すると並んでKOF屈指の人気を誇ったが、
オロチ編が終了、ネスツ編に入りムチ子が加入したことで怒チームがメインストーリーに絡み始めてからはやや影が薄くなった。
ストーリーの都合とはいえ、『XI』でついに登場以来初の欠場になってしまったが、『XII』で無事復活。
服装がMIシリーズのアナザーコスチュームに準じたものに一新され、
他の出場キャラクターの評価が分かれている中、概ね好評を得ている。
上が薄着になった為か『XIII』で挑発すると、モーションが小さくてちょっと確認しづらいが揺れてる …どこがって?今更言うまでもないだろう?
KOF以外では『頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM』や『SNKギャルズファイターズ』にも参戦。
なお、『頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM』でのライバルはガイルだった。

+ キクラゲは意外と栄養があるのよ


原作中の性能

突進技や空中技が特徴的で、コマンドは溜め系だが機動力に優れ一撃離脱を得意とするキャラ。
足技のリーチが長いのでこれを軸に牽制しつつ、隙を見て飛び込んだり間合を詰める戦法がメインになる。
特に空中戦が非常に強く、空中投げ・リーチの長いジャンプ強攻撃・空中超必殺技「Vスラッシャー」と空対空では抜群の強さを誇る。
またダッシュの姿勢が非常に低い(~'98まで)ため、宙に浮くタイプの飛び道具をダッシュでくぐる事も出来る。
必殺技は、対空・連続技に使えるハイデルン直伝「ムーンスラッシャー」、
追撃可能でダッシュと同じ姿勢になるので同じく飛び道具をくぐれる突進技「グランドセイバー」、
それとは逆に上空に飛び上がりつつ突進するのでこれまた飛び道具をかわしつつ攻撃できる「Xキャリバー」、
眼前に多段ヒットする真空の渦を生み出し、ヒットしたら追撃できる「ボルテックランチャー」と、バランスよく揃っている。
大ダメージを奪う機会は少ないので、チクチクと丁寧に攻めていき、相手が隙を見せたら一気に攻める姿勢が求められる。

初出の『'96』は「ボルテックランチャー」の出が早く、持続時間が長い強が屈んだ相手にも当たるためガリガリ削れ、
強で出すとギースレイジングストームと相殺する 程の判定の強さであり、
チャンなど一部キャラはこれを出されるだけで何も出来ないほどであった。
また「グランドセイバー」がガードされても反撃を受けないのでノーリスクで使っていけ、
「Xキャリバー」のスピードはそれ以上に速かったので、ステージを縦横無尽に動き回るレオナがよく見られた。
『'97』では上の3つは少し弱くなり、代わりに「ムーンスラッシャー」と「Vスラッシャー」が強化された。
特にスピードが速くなった「Vスラッシャー」は空対空はもちろん、中段の昇りJ大Kから繋がるので大活躍。
他に地上で出せる超必殺技の「リボルスパーク」が追加され、安定して威力の高い連続技ができるようになった。
と同時に、独特な軌道を描く飛び道具「アイスラッシャー」や超必殺技の「グラビティストーム」等のロマン技も追加された。
『'98』では中段の特殊技「ストライクアーチ」の追加で、通常技キャンセルで連続技に「Vスラッシャー」を組み込む事が可能に。そしてリボルの立場はなくなった
ラルフ達を差し置いて爆弾を投げる飛び道具「イヤリング爆弾」は、隙が大きいものの地味に使い勝手が良く玄人向けであった。
しかし、'98の最強キャラと言っても過言ではない大門先生との相性が絶望的に悪いため、チームに入れるにはそれなりの覚悟が求められる。

『'99』以降では、連続技の繋ぎに使える「イヤリング爆弾2・ハートアタック」と
ジャンプして相手をロックするファイナルブリンガーのような超必殺技「グレイトフルデッド」が追加。
しかし、溜めキャラのため以降の作品でのスーパーキャンセルやどこでもキャンセルの恩恵が殆ど受けられず、
他キャラに比べ爆発力に欠けてしまうため、より慎重な立ち回りが求められる事になった。
(もちろん、必殺技の性能が良く上位キャラに数えられる作品もあったが)
またダッシュの姿勢が変わり、飛び道具を抜けられなくなった。

ちなみに「Xキャリバー」は作品ごとに性能がころころ変わり、『'96』では地上から飛び上がる突進技、
『'97』は飛び上がって相手の頭上でXの衝撃波を撃ち、『'98』ではハイデルンのネックローリングと同じようなロック技
『'99』以降は空中で出す射程の短い飛び道具技、そして『XII』では、空中で出す突進技になっている。
『XIII』では弱で飛び道具、強で突進技、EXで多段ヒットする飛び道具になった。

『'97』と『2002』では覚醒レオナが使用できる。
覚醒レオナはジャンプ・ダッシュ速度が格段に上昇し、ダッシュ中の体制が非常に低くなるため、さらに強引な攻めが可能。
『'97』の覚醒レオナは上手い人が使うと暴走庵以上に狂った性能になり、使っていると白い目で見られたが、
CPUはパターンがあるのであまり強くなかった。
『2002』ではコマンド入力によって能動的に覚醒状態になれるが、体力を半分消費するペナルティがある。
他にも覚醒レオナはGB版『熱闘!KOF96』にも登場しており、
この時はゲームスピードが全体的に早いため、各種速度は通常のレオナと変わらない。
しかしニュートラルポーズが全く異なり、
Vスラッシャーの爆発がオロチ一族特有の髑髏エフェクトになっている他、ハイデルンの「ストームブリンガー」が追加。
さらにムーンスラッシャーを連続で繰り出す乱舞超必(名称不明)が使える。

『メタルスラッグXX』ではDLCキャラとして登場。
ハンドガンの威力が1.5倍で、特殊武器と手榴弾の初期量と取得量が1.2倍で、死んでも武器を落とさず、
手榴弾2個分の破壊力があり、敵弾破壊性能まである ムーンスラッシャーが使用可能、
などなどとまあDLCキャラだけあってかなり強い。他にも手榴弾がイヤリング爆弾に変化していたりする。

参考動画(2:57~)



「力は 制御できる けど、それに頼るつもりはない」


MUGENにおけるレオナ・ハイデルン

+ Tin氏製作 KOF仕様+アレンジ
+ NAO&M.氏製作 '99~2003仕様+AKOFアレンジ
+ AtomicSphere(原始球)氏製作 2002仕様+MI2アレンジ
+ 119way氏製作 '99~2003仕様+AKOF+XI風アレンジ
+ Ehnyd氏製作 '98仕様
+ KoopaKoot氏製作 2002UM仕様

+ RYO2005氏製作 KOF+ROTD風アレンジ仕様
+ アフロン氏製作 覚醒レオナ
+ ピータン氏製作 ノーマルレオナパッチ
+ ピータン氏製作 KOFXIII仕様
+ Zero-Sennin氏製作 CVSアレンジ仕様
+ 無名(Tokia)氏製作 アナザーレオナ
+ 無名(Tokia)氏製作 アリーナ

この他DOS時代の改変キャラとして "Ruth" が存在。 AIやストライカーを搭載している。

出場大会

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出演ストーリー

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