直衛示源


「お相手いたそう、覚悟!」

流派 壊腕・白虎の爪
武器 右腕(白虎の数珠)
生年月日 文政10年(1828年)10月5日
年齢 36歳(一幕)、37歳(二幕)
身長 7尺5寸(約227cm)
体重 53貫目(約199kg)
目的 復讐
宝物 虎徹
趣向 山の散策
利き腕
好き
嫌い
キャッチコピー 鉄腕猛虎 -Iron Tiger-

月華の剣士』シリーズのキャラクター。
CVは邪頭や『天サム』の壬無月斬紅郎を演じた 伊藤えん魔 氏。
四神の一角「白虎」であり、2メートルを越す人間離れした巨漢
特に上半身の筋肉の発達は、下半身が小さく見えるほどに如実である。
虎徹という子供を養子にしている。

筋肉隆々の逞しい肉体を鋼鉄の様に硬くする呼吸法を用いて徒手空拳で戦い、
白虎の数珠を手首に付けている。
同じ四神の嘉神慎之介とはかつて親友だったが、
嘉神に野望の障害とみなされ、彼の手によって封印されてしまった。
ちなみに嘉神の真意は親友を殺すのが忍びなかったために封印したとされる。

封印後は嘉神の手によって影武者の木偶人形が作られた。
『一幕』では封印から目覚めるものの、怒りと狂気に囚われて正気を失い、手当たり次第に暴れ回った。
しかし虎徹のおかげで正気を取り戻し、『二幕』では元の穏やかな性格に戻った。
虎徹も『二幕』より戦闘前に姿を見せる。

『二幕』のラストにおいて、四神の力を集結させて封印の儀を行うが、その際に虎徹をかばって命を落とす。
その後は虎徹が形見の白虎の数珠を手に、白虎を継ぐこととなった。


「覚悟しろデス!!」

なお虎徹は見た目や口調から男の子に見える、というかどう見ても男なのだが女の子である。しかも16歳
『二幕』のラストにおいて自分から「娘」と言っているが、嘉神には最初から女の子だということが分かっていた。
何故分かる!!ひょっとしてその類の性癖が…まぁ親友である示源に聞いていたのかもしれないが。
+ 虎徹プロフィール
生年月日 嘉永元年(1848年)10月8日
年齢 16歳
身長 4尺7寸(約142cm)
体重 11貫目(約41kg)
利き腕
流派 我流柔術
武器 撃鉄(手甲)
家族構成 養父(示源)
宝物 昔、縁日で買ってもらったお面
趣向 料理
好き あんみつ
嫌い 煙草
シンボルアイテム 撃鉄(手甲)

ちなみに、虎徹は『二幕』で隠しコマンドを入力することにより使用可能。
…と思わせておいて、実際には戦闘開始前に示源につまみ出されてしまい、結局実際に戦うのは示源になる。ちょっとしたお遊び要素。
なお、CVはSNKではお馴染みの生駒治美女史が務めている。

また『KOF2002UM』にも背景出演している。親父を差し置いて。
ビッグ・ベア白湯を押して動かそうとしているが、ビクともしていない。やはり戦うにはまだ非力すぎるのだろう。

+ ものすごい余談
電撃文庫の『ダブルブリッド』というライトノベルにおいて、示源を元ネタとした「片倉優樹」というキャラが主人公を務めている。
作者である中村恵里加氏があとがきで明言しており、なんでもアーケードで示源を使っていて思い付いたとか。
見た目の共通点は白髪であること。また、力を開放した後の姿はよく似ている。
物語後半では両手が右手になってしまい、最終的に左腕の「右手」が示源よろしく浅黒く変質した。
もっとも、片倉優樹の方は実年齢25歳で外見年齢10代半ばの女性であるが。ちなみにとヒトのハーフである。
MUGENにおいてはのモデルになったキャラ…と言えば分かりやすいだろうか。


原作での性能

巨体を生かした攻撃は非常に強力でリーチも十分。ジャンプは重いが、ダッシュの速度は他のキャラとあまり変わらない。
投げ技が豊富で有効間合いや威力にも優れており、『月華』においては神崎十三と並ぶ投げキャラである。
また、設定を反映してか「白虎爪」など一部の技には鋼体術が付いており、攻撃に怯まずダメージを与えられる。

『一幕』では剣質の「力」と「技」のそれぞれの性能差が激しく、
投げは強いがコンボ性能に劣る「力」、なんと弱技からのコンボが近接金剛砕しか無い。
コンボは出来るようになったが、投げの間合いが狭まった「技」となっている。
しかもコンボに関しては、変に奥義で〆るよりただの連殺斬の打ち切りが一番痛いという…。

『二幕』では、理性を取り戻したおかげか『一幕』から技性能が大きく変更された。
「白虎爪」の発生が早くなり、弱からの目押しから昇華までいくことが可能になったので、「力」でも多少戦えるように。
コマンド投げの「金剛砕」が連続する投げ技の始動技となり、ここから追加のコマンドを入力することにより、
次々と投げが展開されて超奥義や潜在奥義にも発展する。その派生ルートは十三以上に豊富である。
派生技の「壊」「烈」「昇」「墜」や、潜在奥義の「怒髪衝天」などは相手が特定のボタンを押すことで投げ抜けが可能。
ちなみに超奥義や潜在奥義へ派生する際に投げ抜けされた場合、剣質ゲージは消費しない。
対人戦では投げ抜けの仕様上、最後まで派生することは稀(特に超奥義や潜在奥義は出すかどうか読まれ易いので出しづらい)な上、
抜けられた場合は派生止めした場合よりダメージが低くなることもあり、最終派生はロマン技に近い位置付けである。
超奥義の「因果応報」も当て身投げになったりと性質が大きく変わった他、決まった時のダメージが尋常でなく高い。
威力だけで言うならば、超奥義としては全キャラ中最高。具体的に言うと体力ゲージ1本半。
上中段しか対応していない、当身判定が出るまでに少し間があるなどの欠点があるが、それでもこの威力は破格という他無い。
潜在奥義の「不倶戴天」はのように「極」だと性能が良くなり、発生が「力」と比べて12Fも早くなる。

プレイステーション版では、封印されていた間の影武者である「木偶の示源」も隠しキャラクターとして使用出来る。
とはいえ、単色カラーかつ数珠と一部の技の白虎のエフェクトが消えたりするだけで、性能的には全く変わらなかったりする。
まああまり変わりすぎたら木偶の役目を果たせないからしょうがない所か。というか人外過ぎる色で気付け。



MUGENにおける直衛示源

投げからの派生や剣質による技性能の変化など、製作に手間のかかる要素が多いせいか『月華』キャラの中では数が少ない。
なお、示源のドット絵を改変したキャラとして、『スパイダーマン』のヴィランであるサンドマンが作られている。

+ M.M.R.氏製作 二幕仕様
  • M.M.R.氏製作 二幕仕様
現在は入手不能。
原作と違って、投げ抜け側のコマンド二重入力は不可。
「投げ抜けコマンド受付開始後の最初の投げ抜けコマンド入力」しか受け付けない。弾きや乱舞奥義も未搭載。
ハヤテの人ことカッ昏倒氏によるAIが製作されているが、M.M.R.氏と連絡が付かないため公開はされていない。

+ 大垣氏製作 二幕仕様
  • 大垣氏製作 二幕仕様
『月華二幕』再現キャラやうにゅほなどで有名な大垣氏によるもの。
原作にあった金剛砕の投げ抜けが同時押しによって両対応になるバグ削除や、
剣質「極」の仕様が6Cキャンセル可能だったり防御力が下がらないなど一部アレンジされているものの、
その他は原作に準拠した性能となっている。
また、7~12Pカラーを選択することで虎徹も使用可能。
試合開始前の演出が変化する他、虎徹が出る最終勝利ポーズではネームプレートまで虎徹のものに変わる。
原作と同様、性能は全く変わらないので気分で選ぶと良いだろう。

氏のキャラのAIでお馴染みのHAL氏によって外部AIが製作されているが、最新版には非対応。
設定にレベルや弾き頻度の他、因果応報率というものがあり、これをMAXにすると、
ロマンなんか糞食らえだと言わんばかりに因果応報を狙ってくるようになる。
製作者による紹介動画(リメイク前)

+ 月砂氏製作 BBB風アレンジ仕様
  • 月砂氏製作 BBB風アレンジ仕様
こちらは、同氏の刹那や守矢と同じく『BIGBANG BEAT』風にアレンジされた示源。
空中ダッシュやBエスケープももちろん可能で、巨漢に似合わぬ機動力を見せてくれる。
原作の投げ派生等も『BBB』風にアレンジして搭載されており、示源の特徴とも言える因果応報もバッチリ搭載されている。
この因果応報のダメージは、鋼体術で受け止めたダメージが加算されるようで、場合によっては因果応報だけで10割も狙える。
エンハンスの効果は「白虎の爪の攻撃にゲージ削り効果の付与」で、回数が増えると効果がアップする。

AIは未搭載だが、shao氏による外部AIが公開されている。
AIレベル、ガードレベル、反応速度レベル、逆根性値補正スイッチなどといった設定が可能。

出場大会

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出演ストーリー



最終更新:2024年02月02日 02:53