ジェネラル(カイザーナックル)


「クックックッ・・ 遂にここまで昇ってきたか。」

プロフィール
名前:ジェネラル
格闘スタイル:データなし
生年月日:データなし
出身地:?
星座:獅子座
血液型:B型
性格:冷静沈着、人の上に立つ資格をすべて兼ね備えているかのように、常に自信に満ちあふれている
欠点:どんな状況下においても“午後のお茶の時間”だけはとる(これさえなきゃいいんだけどね)
趣味:午後のお茶の時間をゆっくり楽しむ
嫌いなもの:午後のお茶のくつろいだひとときを邪魔されること
(注:「データなし」・「?」・「(これさえなきゃ~)」はゲーム雑誌『スーパーゲーマーズ』94年12月号に書かれてあった原文ママ)

「その勝利への執念に敬意を表し、この私自らが相手をしてやろう。」

カイザーナックル』の隠しボス。
とある秘密組織に所属する軍人で、目のあたりに傷がある白人男性。このゲームの格闘大会を開催した主催者である。
どんな戦場からも仲間を連れて帰ってきてその目で見られたら誰一人として生きている者はいないと、傭兵たちは尊敬と崇拝と恐れを込め、
「エビルアイズジェネラル(Evil Eye’s General = 邪眼の将軍)」と彼を呼ぶ…
…というようなストーリーが当時の雑誌(『スーパーゲーマーズ』94年12月号、同書52-53Pにカイザーナックルの記事があった。)に載っており、
上記のプロフィールや必殺技の名前も1WAY&3WAY=「残像飛ばし(直線と3方向)」、ワープ=「テレポート技」と紹介されていたのだが、
ゲーム本編では特に言われていない。まあ格ゲーのボスキャラはベガ筆頭にそういうのが大半なのだが。

レプリフォース最高司令官とは関係ない。
そもそも「ジェネラル」とは「将軍」を意味する一般名詞なので、他のキャラと名前が重複することも珍しくないだろう。
このジェネラルも、もしかしたら本名ではなくコードネームのようなものである可能性もある。

+ 原作のジェネラル参考動画

格闘ゲーム史上最強のラスボス として名を挙げられることが多い。
(なお「一定条件クリアしないと出ないなら隠しボスでは?」と言われることもあるが、少なくとも上記の『スーパーゲーマーズ』の記事では「最強のラストボス ジェネラル」と書かれていた。)
初心者はおろか上級者ですらも倒せず、前述の記事には 「はっきり言って打つ手がない。」 「(タイトーの方でも難易度下げを検討しており)ぜひOKしてもらいたいものだ。」と弱気なことが書かれており、
終いには ゲーメストまでもが攻略を放棄 してしまい、
「気合いで何とか……」「今後の格ゲーにこんなラスボスが出ませんように」 とまで書かれるに至った。
待っていれば隙なしの技で攻められ、攻めれば鉄壁の守りで潰されると言う、SNKボスすらもびっくりの犯罪的なアルゴリズムと超反応を誇る。
また移動スピードなど、基本性能の高さに加え以下の反則的な技も持つ。

+ ジェネラルの強い要素

ゲーメストも推奨する、全キャラで通用するパターンに「ジェネラルの起き上がりに足払いを重ねる」というものがあるにはあるのだが、
これも「ジェネラルは起き攻めでハメて倒せる」というのを「起き攻めでハメれるから楽勝」などではなく、
「起き攻めでハメすれば“ひょっとしたら”勝てるかもしれない」 ぐらいの意味だと思ってよい。
ハッキリ言って ジェネラルを転倒させる事が並みの人には無理。 まずスタートラインに立てないのである。
殆どジャンプしないので対空技で迎撃が出来ず、足払いすら当たらない。投げ? 無理です。
運良くジェネラルを転ばせることが出来たとしても、彼の起き上がりは全キャラ中最速であるため足払いを重ねる事自体が難しい。
その上タイミングがとにかくシビアで、完璧に重ねたとしてもおそらくアルゴリズムの関係でガードされたりワープで抜けられることも珍しくない。
要するに「起きあがりに足払いが当たる確率が高い」だけの話なのである。

ちなみに起き上がりに足払いを重ねる代わりに起き攻めからダウン連携を当てると大きなダメージを取れる。
6:05~
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4769793
また前述のように、何故か飛び道具がガードできずそこから即死コンボをしてきたり、ワープで投げまくられる可能性があるため、
「こうすればジェネラルを100%倒せる」というパターンは存在せず、
ジェネラル戦はどう頑張っても運の要素を排除できない 」とまで言われている。
いかにやりこんだプレイヤーや名人であろうと10カウント持たずにボコボコにされるのが日常茶飯事である。

なお、ジェネラルを一番倒しやすいと言われているキャラが格闘美神武龍である。
彼の具体的なキャラ性能は割愛するが、ざっくり言うと昇龍系対空技の「龍気斬」が
上昇中は前方に進みながら空中で弧を描いてほぼ元の位置に着地する、という性能のため
ジェネラルの目の前で龍気斬をスカすと反撃が空振るので、着地後に足払いが決まりループ出来るのである。
これまたジェネラルの目前で龍気斬をスカすのが難しく、間合いによってはハマってくれないことも多いが、
他のパターンに比べれば難度の低さ・安定度はズバ抜けており、上手くやるとなんと 封殺すら可能 である。

ジェネラルの強さはカイザーナックルのCPUが持つ極悪アルゴリズムに寄るところが大きく、
そしてそれはジェネラルに限ったことではなく、 他のキャラも同じ事である。
常人には中ボスであるゴンザレスアステカはおろか、通常キャラですら歯が立たないだろう。
ジェネラル出現条件がノーコンテニュー以外「点数?」「ストレートの本数?」「クリアタイム?」など、なかなか判明しなかった
(=アステカまでノーコンで倒せる奴はそれを自然とクリアできる腕前)というのがそれを物語る。
現在では「ノーコンティニュー(乱入対戦もしてはダメ)、かつアステカまでに負けた本数が5本以下(=ストレート勝ちが6回以上)」とほぼ確実な条件が判明している。
ちなみに出現条件を満たせないと説教をもらい、闘ってくれないままゲームオーバーとなってしまう。
その場合には各キャラのエンディングやスタッフロールも見ることができない。

「クックックッ‥‥世界の頂点に立ったものでも、しょせんはこのレベルか‥‥もっと腕を磨いてからここへ昇ってくるが良い。その時こそ今までに味わった事のない苦痛を与えてやろう。」
実際、このゲームを知れば知るほどその絶望的な強さがのしかかってくるのである。


メーカーから「EASY設定で稼動してください!」とFAXが流れたとか、
当時のゲーメストに「ジェネラルを倒した人は連絡ください」と掲載されたとか、
ジェネラルの極悪さに関するエピソードはたくさん存在する。
プレイした人は実際には多くないと思われるが、
2chガイドライン某スレのレギュラーであり紹介サイトのおかげでこの界隈での知名度は高い。
プログラマーがカイザーナックルの製作者と紹介されても相手に認識されなかったが
「ジェネラル作りました」の一言ですぐに理解された、なんて話も。

近年の格ゲーにもジェネラルばりの凶悪な性能を持ったボスキャラもいるが、
それらの格ゲーでは性能の高いキャラを使用できるためなんとかなることも多いのに対し、
カイザーナックルは使用キャラの性能が高いとはいえない(ストIIに近い頃のゲームのため単発火力はそこそこあるが)ため、
相対的な強さで言えばやはり現代でもトップのラスボスと言えるであろう。*1
実際、スト3では下位キャラのアレックスでもブロッキングを駆使すれば十分勝機がある。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3514259

この他にも「闘劇魂」の企画でギルティギアのトッププレイヤーであるパチ氏がジェネラルと戦うことになったが、
カイザーナックルを初めてやったとは言えど、 全く勝負になっていなかった。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14257120 「アイム ア パーフェクトソルジャー」 「ホントだよ!」 *2

プレイヤーからは『パーフェクトソルジャー』『最強の尖兵』などと呼ばれることもある。
尤も、尖兵とはイコール使い走りという訳ではないので、最前線での指揮官、斬り込み役という意味合いなのだろう。
せん‐ぺい【×尖兵/先兵】
1. 軍隊の行動中、本隊の前方にあって警戒・偵察の任に当たる小部隊。
2. 他に先がけて、その分野・場所などに進出する人。「市場参入の―となる」
(小学館刊『大辞泉』より)
実際のところ、切り込み隊が軍の中で最強なんてのも珍しくはない話である。
あるいは尖兵をやってる内に最強になっていったとか。

ただしエンディングでは組織の黒幕と思われる人物が
「我々の力はこんなものではない」 とはっきり言っているため、ジェネラル以上の戦力を抱えているのは事実らしい。
そもそも「尖兵に すぎない 」という言葉を使っている以上、ジェネラルの戦闘力が組織中最高とは考えにくい。
なんなんだアンタら。

この通り鬼神の如き強さを持つジェネラルであるが、勝ち台詞に
「この辺で引き揚げさせて貰うよ。
私も少々疲れたし、そろそろティータイムなのでね!」

なんてものがあったり、
同ゲームのマルコのエンディングでは、マルコが軍にとって白兵戦用の生体兵器開発の貴重なサンプルであるにも関わらず、
彼の「人間になりたい」という願いを叶え、男の子のクローン体に脳を移植させる。
その時のセリフがこれ。

「たまには良いではないか。
夢、憧れ、それらを手にするための努力を彼はしたんだ。
怪物が人間になる?
ふっ…子供じみたおとぎ話だ
だがこんな世の中、おとぎ話が現実になってもいいとは…思わないかね?」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm3920617
このように紳士的な人格者の一面も併せ持ち、あの強さで組織の尖兵にすぎないという衝撃的な事実と共に、
強さと優しさを兼ね備えた人物であること、数々の魅力的なセリフを持つことも多くのファンに愛される所以であろう。
参考動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3354226

+ ジェネラルの元ネタを開発者が明かす

そして、ジェネラルのまさかの正体とは…!?(3:09~)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14645063



"I’m a perfect soldier!"

MUGENにおけるジェネラル

あだむすきー氏のジェネラルが改変自由であるため、下記のジェネラルは全てあだむすきー氏製とその改変で占められている。
時におちゃめで親しみがこめやすいのもジェネラルがジェネラルたる由縁なのかも知れない。

  • 原作再現系
+ あだむすきー氏製作 ジェネラル
+ AGGLI氏製作 ジェネラルk
+ BK氏製作 ジェネラルa
+ 交差氏製作 ジェネラルa After
+ 交差氏&ニート運送氏製作 ジェネラル
  • 改変・アレンジ系
+ 夫氏製作 CCジェネラル
+ MPジェネラル
+ BK氏製作 ジェネラルズ
+ 夫氏製作 MPCCジェネラルズ
+ 名も無き殺神貴氏製作 オニジェネラルズ
+ STGジェネラル
+ ULTRAジェネラル
+ H general XX2
+ 八式特攻人形氏製作 GEL
+ DRM氏製作 ジェネラルL
+ tokume氏製作 HIジェネラル
+ ジェネラナイ
+ 名も無き殺神貴氏製作 有情ジェネラル
+ 腐った発酵食品氏製作 ザコジェネラル

他にも殺意の波動に目覚めた?ジェネラルも存在する模様。
殺意の波動×最強の尖兵
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3412782
このように改変キャラも多く強力な力を持つジェネラルではあるが、
その強さが広く認識されているせいで通常のトーナメント動画に出演する際は
AIレベルやワープ頻度や(特にシングル戦でワープ頻度がMAXの場合はほとんど無い)ステータスを下げられたり、
タッグ・チーム戦でも一人だったり(ダミーで補正も切られる場合がある)、
そもそも対戦相手も狂キャラばっかりだったりと「圧倒的な力を見せ付けて優勝する」という姿はほとんどない。
また、タッグ戦においては出自のゲームシステムから
.投げの後に硬直があり、技を置いておくと攻撃が通る
.空中受け身やハメを抜ける手段が無いので浮かせた後そのままハメ殺しができる
.ブロッキング等切り返し手段が無いので固められると動けない(通常技の異常な性能により一瞬の隙で跳ね返すが)
等の要因により並キャラでも勝つことが可能であり、タッグ戦では意外ともろい。

逆に、ストーリー動画等ではその絶対的な力の持ち主ながら思慮深い紳士的言動のせいか、
陣営の善悪は一定しないが劇中の組織・団体において最高指導者としての登場が多い。
ある時は学校の校長先生として生徒や先生のキャラ達を優しく見守ったり軽く(?)体罰で反省させたり、
またある時はテロリスト的組織の頭として強大な壁として立ち塞がったりしてくる。
共通して言えるのはどんな相手もフェアな精神で戦ってくれるが、それでも勝つのが難し過ぎる強敵という事か。

「女性の身で戦いとは、感心しませんな。

近頃の女性はやんちゃで困る。」
*3


出場大会

+ 一覧

登場ストーリー

+ 一覧

その他



関連項目


*1  
そのあまりにも傍若無人なアルゴリズムによるユーザーの悲鳴から、開発サイドも流石に動かざるを得ない状態に陥り、
アッパーバージョンとなる『断仇牙(だんくうが)』では全ての技に大きな隙が出来た上に、
反応も緩やか、スライディングもガードしたら反撃で投げ返せる程の「大弱体化」が入り、
どのキャラクターでも安心して攻略できる、「ちょっと強いボスキャラ」にまで落ち着く事となった。
…が、時既に遅く、この『断仇牙』はロケテストと試験販売のみで姿を消し、
このあまりにも「良心的」なジェネラルは一般に日の目を見る事は無かった。

*2
ちなみにパチ氏はジェネラルまで行った状態を用意してもらって、そこからゲームスタートしたのではなく
苦戦しながらも1時間でゴンザレスまでを倒し、数時間ほどで自力でアステカを倒して
ジェネラルと戦う条件を満たして挑戦した。
つまり(何度かやりなおしたとはいえ) 初プレイでいきなりゴンザレスとアステカを倒した わけで、こちらも物凄い話である。
そして、そんな凄まじいプレイヤーすらジェネラルには勝てないという事も……。

*3
「ふんっ青二才が!

その程度でこのジェネラルを倒せると思うのか!

身の程知らずめがっ!」

ちなみにこちらはあまり話題に上がらない 男性キャラクター に対しての勝ち台詞の一つである。男には手厳しいジェネラルさん。

…ただ、 カイザーナックルの出場キャラは基本的にカネ目当ての出場 のため実はあまり気にならなかったりする。
(「恋人の命を救うための資金として金がいる」というシリアスな人もいるが)
主人公和也に至っては、単に女の子にもてたいために空手を何となく始めて、波動すら操れるようになったという、
煩悩真っ盛りな奴だったりするので、ジェネラルさんが言葉を荒げるのも無理のない話だろう。