「お茶の子さいさい」
㈱金子製作所(現在は㈱カネコ)発売の
病んだ格闘ゲーム『
大江戸ファイト』のキャラクター。
名前の由来は修行坊主時代はとんち話(主にアニメ作品)、後年は世直しのため破戒僧となった実在の僧侶
「一休宗純」からか。
……尤も、
接点は「仏教」以外には毛ほども無いが。
見ての通りのお地蔵さん。石っぽい質感をしているが
血や内臓がある。しかも実写取り込みっぽいためかなりシュール。
ステージ背景に色違いのそっくりさん達も複数いる。
どういう生命体なんだ
ラスプーチンのように体の一部を巨大化させたりお経で攻撃する。
技は
飛び道具「説教球」と突進技「念仏アタック」のたった2つ。
また、この作品共通の仕様ではあるが、念仏アタックは
レバー入力のみで出るという、
格闘ゲーム史上でも
珍しい技である。
なお、ボタンを押さないので強弱は存在しない。
余談だが、『大江戸ファイト』が稼働開始した1994年夏頃には、“奇ゲー”として知られる『ずんずん教の野望』も稼働開始したり、
同じくカプコン渾身の新作だった初代『
ヴァンパイア』でも
ビシャモンの
ステージ背景における地蔵の不気味さが一部で話題になったりと、
この時期のゲーセンでは
何故かやたらと地蔵が持て囃された。
誰もが予期だにしなかった
同時多発地蔵テロ、アーケード業界に一体何があったのか
(ちなみに前年の1993年夏頃には、
同時多発歌舞伎テロ、翌年の1995年には
同時多発ジャッキーテロが勃発していたり)。
MUGENにおける一休
日本破壊結社NHK氏によるものが存在。
フリーティケットシアター終了によるリンク切れで長らく入手不可であったが、現在はMouser氏によって代理公開されている。
音声の抽出が出来ず
ボイスは一部のみで、
フィニッシュは強制発動でKO時のボタンによる分岐となっている。
原作同様
ライフバーと同じ長さの怒りゲージが用意されており、ダメージを受けると同じ量の怒りゲージが増える。
ガード時の増加量は、MUGENの仕様上の問題で大江戸における弱と強ダメージの中間程度の量固定になっている。
怒り状態は怒、激怒、大激怒の三段階があり、段階に応じて投げ以外の攻撃力が上がり、
激怒、大激怒時は強攻撃にダウン属性が付加される。
また、
立ち・しゃがみポーズのテンションもだんだん上がっていく。
火力上昇率は以下の通り。
ただし、攻撃を当てるとその度に怒りゲージが下がってしまうので火力は微妙。
実は激怒以上だと強攻撃に吹き飛ばし属性が付き、
コンボがむしろ
安くなったりする。
某トナメでは登場する度に
テーマソングが流れた。
また、同トナメで
AIが配布されている他、J・J氏とIX氏のAIも公開されている。
トナメ配布のAIは必殺技の使用頻度がやや低めで、頻繁に跳び込みからの接近戦を仕掛けるアグレッシブな戦法が得意。
J・J氏製のものはより堅実に「説教球」で牽制しつつ接近し、隙あらば必殺技を絡めた連続技を叩き込んでくる。
IX氏製のものも概ね似た戦法を取るが、こちらは前2つよりもガードが固く、「念仏アタック」を攻撃兼移動手段として多用するのが特徴。
2022年5月には約9年ぶりに更新され、
フェイタリティ演出のON・OFFが可能となった。これでその手の描写が苦手な人も安心である。
この他、上述の専用ステージもRejinukem氏が公開中。是非とも入手してその
狂気シュールな雰囲気を味わっていただきたい。
出場大会
出演ストーリー
プレイヤー操作
その他
最終更新:2023年12月23日 11:24