「『正義』!
最も私にふさわしい言葉!」
「世界は泣いている・・・・だから私は
なんとかしてやりたいと思っているんだ。」
- 特技: 全ての技能に優劣がない
- 職業/所属: 秘密結社の総統
- 上記以外全て: 不明
- キャッチコピー: 神世紀の覇者(III)、天帝(V)
"Welcome to your death."
III1st・III2nd
ギルは紀元前の昔から、世界を影から支配する秘密結社の総統。
秘密結社は西暦2200年、この地球に理想社会を作り上げるため、ありとあらゆる場面で活動をつづける。
組織の長である総統は24年に一度、血統や遺伝学的に調査選抜された1024組の夫婦の子どもを候補とし、さらに四柱推命、
風水、
占星術やオカルトまで選考基準とした者、数名が英才教育される。その中のひとりが成人と同時に、新しい総統として迎えられることになるのだ。
千年にわたる、理想社会成立のスケジュールが進むなか、彼は思った。
理想社会の完成も今のままでは自分が死んだ遥か先だ……。自分が生きているうちに、いや、この手で理想社会を完成させたい。
だがそれは、契約の2200年とは、200年もの隔たりのある欲望であった。
III3rd
天帝ギル ― 紀元前の昔より全世界を裏から管理支配してきた
秘密結社が生んだ奇跡の力の主。
実弟
ユリアンの奸計にも屈せず、その圧倒的なカリスマで組織の全権を掌握。
理想社会実現のための計画は200年分前倒しされ、
今まさにギルは
現人神として地上に君臨しようとしている。
『III』シリーズに於いては長らくアーケード版では正規使用不可で、家庭用移植版のみ特定条件を満たす事で使用可能のキャラとして扱われ、
『3rd』で
トゥエルヴの「X.C.O.P.Y.」を使って疑似的に操作する(
SAのみ使用不可)以外の使用方法が見つからなかったが、
2022年にギルを使用できる裏技が発見された。『2nd』でも同じやり方で使用でき、応用させれば
真・豪鬼も使用できてしまう模様。
また、『1st』ではこの方法で使用する事は出来ないが、同年8月頃発見された別のバグ技により
結局使用できる事も判明している。
キャラクター設定
太古から存在し、世界を影から支配している謎の秘密結社の「総統」であり、
更に結社の真の支配者である「
天帝」の座をも兼任している、事実上の世界の支配者である。
また「副総統」の立場にある
ユリアンの実兄である。
結社の活動目的である「西暦2200年に理想的社会を創造する」という契約に対し、
なんとか自分が生きている内にそれを成し遂げようと意欲を燃やす。
筋骨隆々の身体に金髪のロングヘア、そしてご覧の通り
体色が赤と青の2色という壮絶たるインパクトを与える。
戦闘イントロではローブやマントを着ているが、開始時はそれらを掻き消して
腰布一枚になりプレイヤーに挑む。
加えて『3rd STRIKE』では体が何故か光っており無駄に神々しい。
弟共々カプコンの濃い部分が凝縮されたようなキャラクターである。
「世界支配を目論む組織のトップ」という点では、
ベガと似通った部分はあるが、最終目的は人類を守り導こうというもので、
欲望のままに行動を起こす犯罪組織としてクローズアップされていたシャドルー=ベガとは趣が大きく異なる。
そのためか、『1st』の頃こそベガと大差の無い尊大な口調だったが、
『2nd IMPACT』では多少穏やかな話し方になり(「貴様」→「君」になる等)、『3rd STRIKE』では更に和らいでいる。
その一方で、組織にとってイレギュラーな存在となった
ネクロに対しては、自由を約束すると見せかけて施設もろとも排除しようとするなど非情な一面もあり、
世界の統合という点からは、守る街のある
ユンや
ヤンからは疎まれたりしている。
リュウや
ケンからは強さこそ認められてはいるものの、尊敬されたりはしていない。
とはいえ、毅然とした態度、全てを悟ったかのような物言いも含め、とても悪人とは言い難いキャラである。
まぁ、『III』自体、ラスボスであるギルと戦う必要性のあるキャラ(ストーリー)の方が少なく、
自然とこういった中立的なキャラに固定されてしまった部分はあるが……。
なおギル自身は自分が世界を征服しているとは思ってはおらず、全能の自分にとって
世界の掌握はごく当たり前で当然の事と思っている。
とは言うものの、意外にこの天帝オチャメな所がある。
『2nd IMPACT』の
ヒューゴーのエンディングにおいてはプロレスタッグ「
ラグナロク・ウィナーズ」(「再生と破壊の帝王」と紹介された)を組んだり、
『3rd STRIKE』ではプロレス軍団「H・W・A(ヒュージ・レスリング・アーミー)」の一員になっていたりと、妙にヒューゴーとの絡みが多い。
しかも何故かそういう時には
観客に笑顔で手を振って答えていたりと、
「それにしてもこの天帝、ノリノリである」と指摘される状態になっている。
それ以外でも、
アレックスのバックストーリーで一介の格闘家であるトムとストリートファイトしていたり、妙なフットワークの軽さを感じさせてくれる。
時系列上は前日譚にあたる『
V』にも
ゼネラルストーリーにて登場。
彼にとってはシャドルー壊滅とベガの死亡は手の平の上の出来事のようだが、
復活させたナッシュではなくリュウがベガを倒したのは想定外だったものの、
「多少の誤差」と切り捨てて、その事で報告に来た人物を注意している。
ストーリーモードでは今まで憎まれるばかりであった弟ユリアンとの関係が描かれており、
彼の事を「自分の予備たる者」「組織二千年の悲願を私が果たす以上、その予備としての務めを全うすることはない」と、
決して対等な存在とは認めていない一方で、
「私が宿願を果たせば、お前を縛る文書も、教義も、そして天帝もなくなる」
「だから……好きに生きるがいい……。」
と述べており、ユリアンの重荷を全て自分で背負う事で彼を自由にしてやりたいと願っているという、
弟に対する愛情という意外な側面が描かれていた。
身体の2色は炎と冷気の属性を宿しており、赤い右半身での攻撃を食らうと炎、青い左半身での攻撃を食らうと冷気のダメージを受ける事になる。
1P側と2P側の立ち位置が入れ替わると、そこはやはり2D格ゲーであるので当然ながら
左右反転で表現されるのだが、
自分の向きに応じて異なるパレットを適用する事でこの右半身=赤・左半身=青という
特徴を保つようになっており、
そのため
右向・左向きで同じ技でも性能が(ごく微妙に違うという程度ではあるが)変わるという、格ゲー業界ではかなり異例の存在である。
ちなみにあくまでも
パレットを交換しているだけなので
ドット自体はそのまま。
つまり左右非対称なふんどしの結び目とかは左右反転している。
上にあるgif画像に登場する女性は、彼の秘書を勤めている
コーリン。
詳しくは該当項目を参照されたし。
Qと
トゥエルヴは往年の特撮番組のパロディと言われているが、
正中線で赤と青に分かれた姿、「
ギル」という名前、更に
色黒の弟から狙われているという設定等、
このギルも『
人造人間キカイダー』が元ネタと思えるような要素がたっぷりある。
もっとも、能力的特徴は『
デビルマン』の妖獣ウエザースからだが
(ちなみに当時『キカイダー』は土曜8時から、『デビルマン』はその後8時半からの放送だった)。
時代は大幅に下るが『
DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の魔王軍氷炎魔団の団長「
フレイザード」も念頭に置いている可能性あり。
ただ実はキカイダーもウェザースもフレイザードも右半身が青で左半身が赤なので、ギルはそれらとは配色が逆。
何の因果か、『V』でのギルの日本語版声優は
配色が逆の方の
ナレーションと同じ人である。
ちなみにキカイダーはキカイダーでも、01の方になると右半身が赤で左半身が青となる。
たまに「笑う犬のセンターマン」呼ばわりもされている。そういえばあれも左半身が青である。
こちらは登場時にはまだ存在していないキャラクターなので、元ネタである可能性は皆無。
あとやっぱり
ユダ。
+
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聞き取りにくいセリフ一覧 |
登場時(『3rd』のみ)
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"The mark of my dignity shall scar thy DNA." |
我が尊厳の証を君の遺伝子に刻み込もう |
セラフ発動時
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"Let me be the blesser of all souls." |
すべての魂を祝福せん… |
勝利時(『3rd』のみ)
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"Kneel before your master." |
(神である)この私に跪くのだ! |
勝利時(『1st』~『3rd』共通)
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"I am your God." |
君の神は私だ |
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キャラクター性能
基本技や
必殺技のモーションは弟であるユリアンに酷似しているが、あらゆる技が非常に高性能である。
具体的には動作モーションが弟のそれに比較して圧倒的に速い&
判定が強い、そして
とにかくリーチが長い。
足払いで中央から画面端まで届く程長い。
武器持ちや
体の変形等の特性を除けば、ギルのリーチに敵うキャラクターはまずいないと思われる。
下手すれば武器持ちより長い。もはや牽制技なんてレベルじゃない。『ストIV』のアベルや
ケンの前蹴りどころではない。
またリーチに加えて技の出が非常に早いため、間合いを詰めるにも一苦労である。
プレイヤーが使えば簡単に
トリカゴをしたり、ワン
コンボで5割以上持っていく事も出来るだろう。お手軽でもノー
ゲージ4割。
必殺技関連は
タメ技での弟とは違い、全て
リュウや
ケンのように
コマンドで出せるのも強みの一因。
他にも
飛び道具の「パイロキネシス」「クリオキネシス」は
発生まで
波動拳とさほど変わらないのに2段攻撃で、
加えて後述の
ゲージ技に格ゲーではある種禁忌の「
全画面高威力攻撃」と「復活技」を持っている。
とにかく反則級のポテンシャルの高さを持つ。流石はラスボスと言った所か。
反面
豪鬼と同じくEX必殺技を持たず、無敵技もSAを除き一切持たないため、
択を掛けられたりすると全く拒否出来ない。ある意味漢らしい。
しかし前述の通り攻撃力と体力が異様に高く、スタンゲージの回復速度も
まことと並び最も早いため、
泥沼のダメージレースに持ち込めばまず負ける事は無いだろう。
「私を倒すことは世界を倒すこと 神罰は当然なのだ」
スーパーアーツに関して、原作では他のキャラは選択制で1種類しか選べないが、
ギルだけはラスボスの特権からか3種類全部の使用が可能。
と言っても『1st』の時は1種類しかなかったし、『2nd』でも2種類、『3rd』でようやく3種類揃っている。
いずれもゲージストックが1本かつ長いため、使う場面が限られてくる。
家庭用版ではオプションにてゲージストックを増やす事が出来るが、このキャラに限ってはその行為はかえって不利になるという変わった要素を持つ。
と言うのも、彼のSAはすべてゲージMAX専用技であるため。
逆にユンの「幻影陣」のように短いゲージ幅であれば非常に有利になってしまう。
+
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各スーパーアーツの説明 |
『1st』からあるSA。
ギルの ライフがゼロになった際にゲージがMAXだと自動発動する。
苦労して倒したにもかかわらず、 体力全回復で復活する姿は、当時のプレイヤーに大きなインパクトを与えた。
さらに発動中はギルから遠ざかるように風圧のようなもので押されるため近付きにくい。
しかし効果中は無防備なので、ダッシュ連発や突進技で上昇中に攻撃を受けると回復が中断される。
また1度この「リザレクション」が 発動するとゲージが消滅し、ラウンド中はそれ以降ゲージ技を使用出来なくなる。
ちなみに復活中にライフ以上の総ダメージ量を持つコンボなどを仕掛けられると何も出来ず死亡する。分かっていればただの的である。
また、この技を発動するためなのか『1st』や『2nd』では吹っ飛びモーションに地上判定の部分があり…そこに攻撃を重ねられると繋がってしまう。
天帝は2度死ぬ
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×天帝○サンドバッグ
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オーバーギル&リザからのタイムアウト負け
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不正など無かった
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『3rd』では延々殴られるような事は無くなったものの、発動時に豪鬼がかかと落としの2段目を発動中に当てると落下した所を 瞬獄殺で掴んでしまえる。
『2nd IMPACT』から登場したSA。
画面上空から氷と炎の弾を隕石のように降らす。ヒットすると上方に吹っ飛び、全段ヒットすれば大ダメージ。それなんて「 アーマゲドン」?
しかし相手に密着した状態で出すと、デカキャラ(ヒューゴーなど)以外は当たらないという致命的な欠陥がある。
『3rd STRIKE』から登場した全画面攻撃SA。
空対地のニュアンスのためか 中段判定であり、
もし屈み中に食らおうものならキャラによっては10割吹っ飛ぶという、文字通りの超必殺技である。
更に言うと ガード時の削りで3~4割減る上に、滞空中完全無敵、隙の少なさにも優れており、
暗転前に潰された場合はゲージを消費しない事から、一部では最強の 画面全体攻撃とも言われている。
ちなみにガードは出来ても全段 ブロッキング不可である(赤ブロも不可)。
|
+
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『ストリートファイターV』にて |
「調和だ。ただそれを求めたまえ」
『V』では当初はゼネラルストーリーに登場するのみだったが、
2019年12月16日のVer.05.001へのアップデートによりプレイアブルDLCとして配信が開始された。
『III』シリーズの家庭用を除けば、プレイアブルキャラとしての参戦は本作が初となる。
他のキャラと違い2P側でのモーションの反転が無く、それに伴い向きでの属性の変化も起きなくなった
(正確には2P側の左向き時は従来通りだが、1P側・右向きになると 背中を見せて立つ一人だけ 3D格ゲー仕様)。
代わりに必殺技はコマンド入力で属性の使い分けが可能になった(炎系は波動コマンド、氷系は 竜巻コマンド)。
この仕様が固有システムの 「反属性」と密接に関わってくる。
+
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「反属性」システムについて |
『V』のギル固有のシステム。
一部の必殺技(EX必殺技・Vスキル・Vトリガー等)をヒットさせると、相手に 自然回復可能なスリップダメージを与える「炎やられ」か、
スタン値が回復しなくなる「氷やられ」を発生させる。
さらにこの状態の相手に逆の属性を持った攻撃(こちらは通常技等でも可)を当てると、「反属性カウンター」が発生する。
「反属性カウンター」ではのけぞり時間増加か追撃可能な吹っ飛びに加え、氷→炎だとダメージの増加、炎→氷だとスタン値の増加を引き起こす。
この仕様の代わりに、「クラッシュカウンター」対応技が一つも存在しない。
「炎/氷やられ」は「反属性カウンター」発生時かギル側が攻撃を受けた時(ガード・投げ抜けを除く)に解除され、
また「炎やられ」に限り時間経過(約10秒)でも回復する。
|
また、『III』での必殺技からは「サイコヘッドバット」のみがリストラされている。
クリティカルアーツは「セラフィックウィング」。全画面攻撃ではなく ロック型になっており、
台詞は単に技名を言うだけに、演出もホワイトアウトした画面にギルと破壊される地面の影が映るものに変更されている。
+
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Vシステム |
VトリガーIは炎属性強化の「プライマルファイア」。
対空アッパーの「バーンストーム」と槍状の飛び道具「フレイムジャベリン/ヴォルカニックストーム」が使用可能になる。
VトリガーIIは氷属性強化の「アイスオブドゥーム」。
横方向にリーチの長い氷柱を放つ「ツリーオブフロスト」と 設置型飛び道具の「ディレイフリーズランス」が使用可能になる。
どの追加技も属性やられを誘発可能。
また、どちらのVトリガーも対応した属性のEX必殺技が使用不可になる代わりに、通常版でも属性やられを付与出来るようになる。
VスキルIは「ディバインコメット」。VトリガーI選択時は炎属性、IIを選択時は氷属性の飛び道具を上空から落下させる。
どちらも属性やられを誘発可能。Vトリガー発動時は弾が大きくなる。
VスキルIIは「ブロッキング」。
『III』と違い単純な発生2 Fの 当て身で、上段と下段の二種類しかなく空中版は存在しない。
成功時は必殺技で キャンセル可能。
Vリバーサルは攻撃切り返し型の「パイロリバースキック」。
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満を持して参戦した天帝だが、『V』においてはまさかの下位ランクに沈んだ。
リーチは相変わらず長く、対空からのリターンも高いのだが、
「ブロッキング」以外の切り返しがイマイチ弱い上に起き攻めが苦手。
さらに「パイロキネシス」「クリオキネシス」の硬直が妙に大きいという弱点も。
ボス仕様ではないため本気を出していないということなのだろうか…。
アーケードモードの『ストIII』コースではラスボスとして登場(ギル参戦前はユリアンが務めていたが、見事に蹴落とした。 兄に勝る弟などいない)。
性能がプレイヤー版より大幅に強化されている他、『3rd』のように体が発光している。
主な強化点は以下の通り。
- VスキルI、IIの両方を使用可能。
- 常時VトリガーI、II発動状態。
- クリティカルアーツに「リザレクション」と「メテオストライク」が追加。
特に「リザレクション」は体力回復速度が速く、攻撃判定のある炎も発生するなど『3rd』よりも強化されている。
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MUGENにおける天帝
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GM氏製作 3rd仕様 |
原作再現。ニコニコMUGENでは一番有名なギルと思われる。
現在氏のサイトは閲覧できない状態にあるため、交差氏によって代理公開されている。
このギルは下記のような五割六割持っていける凶悪なコンボを持っているが、実際の AIはセラフ共々自重気味なので安心して大会に出せるだろう。
AIも程よく強く、セラフのぶっ放し率を調節すれば凶キャラも食えるポテンシャルを持っている。
またKELN氏によって強力なAIも製作された。詳しくは下記参照。
リーチと発生の速さ、火力は原作同様かなりの高性能である。適当に技を振るだけで何も出来なくなるキャラもいるだろう。
リザレクションは原作と違い割と潰し易くなっていたり、
セラフの削りが1~2割程度と(それでも全画面攻撃としては異常だが)少し有情になっている。
しかしどちらのSAもかなりの AI殺しである。
セラフィックウィングは『3rd』の仕様上、空中ガード不可なので出掛りの隙を突こうと飛び込むと、フルヒットで大ダメージを受ける。
せめて真下で 昇竜を使おう。たとえ潰されてもギルはゲージを消費しないのだが。
またリザレクションは、AIによっては全回復するまでただ眺めてしまったりもする。
挙句、リザレクションで回復→タイムアップで勝利→「アーイアムユアゴッド」なんて事も。
余談だがギルのみシステムディレクションの項目におまけとしてリザレクション後のSAゲージの処遇を設定出来る。
無論消さなかった場合ゲージがある限り復活する。タフにも程がある。
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更新後 |
7~12Pが強化モードになった。
ギルの弱点である
- 無敵技がない
- リザレクションでゲージがたまらなくなる
- そもそもリザレクションが潰される上にそのまま死ぬ
- セラフが決まりにくい
といった弱点を無くし、隙のない性能にするための強化との事。
特にサイバーラリアットに15Fもの長い無敵が付いたので、苦手だった固めや 起き攻めといった防御面での不安が一気に無くなり、
より凶悪さを増している。
AI自体も強化モードに対応しており、超反応でラリアットしてくるので並の相手ではまともに戦っても勝負にならないだろう。
ただ、切り返しの精度が調節出来るようになっているので、場合によって自分でいじっておいてもいいだろう。
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天帝にもちょっとした秘密があるらしい |
まず、ギルが背を向け、自身の力を掲示する 勝利ポーズの時にF1を押してもらいたい。
するとそこには地に伏した現人神と…宙に浮かぶ──。
(sffファイルで"中身”を見てもらうと、理解出来るであろう。 ─衝撃の事実が)
天帝は気の小さい男だった──弟に知られれば組織での地位を失うであろう。
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MUGEN1.0専用版も公開されており、MUGEN1.0専用ステコンである「RemapPal」によって、
原作の『3rd』同様「常時体が光る」という演出が完全再現されている。
ただし、リザレクション発動中や敗北後でも体が光ったままという点が原作とは異なる。
こちらも同じく移転先で入手可能。
なお、両バージョン共にちょっとした謎な仕様があり、
タイムアップ(タイムオーバー)時に双方ともノーダメージ(両者ともライフ満タン)であれば、
通常は引き分け(=ドロー)になるの所だが、このギルの場合何故か自分だけが判定負けになるという謎な仕様となっている。
例えリザレクションを発動して満タン状態となりその後ノーダメージのままタイムアップを迎えても、
相手側がノーダメージ(=満タン)状態だと同じく判定負けとなる。
また、このギル同士の同キャラ戦に限りドローになるが、それ以外ではやはり判定負けとなってしまう。
KAZ氏による2nd仕様改変パッチが存在し、これを導入すると技ボイスや操作系列などが『2nd』基準となる。
平たく言えば、投げコマンドが従来のものになりスカリモーションが無くなる他、
リープのコマンドや空中BLのレバー↓版が復活、当然ながらSA発動の背景演出も『1st』仕様になる。
さらに 勝利デモの搭載等々、旧来のギルを知る人なら感涙ものだが、P投げの威力がややアッパー調整されている模様。
2016年2月2日にはMUGEN1.0対応版が新たに公開された。
こちらも同じく『2nd』基準に仕様が変わるが、上述の常時体が光る仕様に関して若干改変修正が施され、
リザレクション発動中や敗北後は光らないようになっている。
2024年3月4日に両バージョンとも更新版が公開され、上述のタイムアップ時に両者が満タン状態で判定負けとなる不具合も解消済み。
この他、仮面ライダーの ボイスパッチを数多く製作したかじゅみ氏により 「さあ、お前の罪を数えろ!」なボイスパッチや、
東方幻想杯のうp主・takoz氏による 月の赤青っぽくなるパッチも存在。
後者はカオスな 勝利ポーズや凝りに凝った配色など、相当手が加えられているが故に ありえん(笑)感が増している。
当たり前だが、ネタ系動画のみ使用推奨である。製作者からのお願いダゾ!
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kong氏製作 |
基本性能の高さに加え、リザレクション後も普通にゲージがあり、1ゲージしか消費しないというぶっ壊れた仕様。
おまけに リザレクション発動中は無敵。
1ゲージ未満の時しかKO出来ないという事である。どうしろというのか
(ただし、現時点では、ゲージ有りでもリザレクションが発動しない、もしくは試合終了後に発動するというバグらしき挙動がある)。
また、kong氏のキャラ共通の仕様として、Easy・Medium・Hardと強さが分けられているが、
Hardではライフ自動回復&即死無効で 狂キャラ化するのがお約束である。
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トーナメントネタバレ |
某大会では、一回戦で相手の イノのメガロマニアによる怒涛の攻めを回避しまくり、
倒されてもリザレクションで何度も復活という厄介さを見せ付けたが、最終ラウンドで復活したにもかかわらずバグで敗北扱いされてしまった。
その時の動きがイノに必死で向かっていこうとしているように見えた事と、イノの勝利台詞が合わさって視聴者達に笑撃を与えた。
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c氏製作 Mr天帝 |
GM氏のものを改変して作られたキャラ。Mr天帝… 一体何者なんだ…?
全体的に強化されており、ラリアットに凄まじい無敵時間が付与され、リザレクションが発動と同時にメテオが降り注ぐ技になっている。
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tokage氏製作 アダム |
刃牙キャラに定評あるtokage氏によるアレンジキャラ。
現在は氏のOneDriveに繋がらなくなっているため、茉莉氏によって代理公開されている。
セフィロトの樹と メガロマニアの翼を背負い、エフェクトも派手と見るからに狂~神といった外見だが、AIが甘めな事もありランク的には凶クラス。
火力や技性能は高いものの補正がやや強く、またブロッキングが直前ガードに変更されたため、耐久力は高くない。
12Pを選択すると火力が増加し、技性能が更に強化されるが、防御面の強化は無敵増加ぐらいなので攻められると弱い。
2015年3月にはホルン氏による外部AIが公開された。
デフォルトAIよりも苛烈な立ち回りを見せるAIで、ただでさえ高い本体性能と相まって非常に強力。
想定ランクは強~凶中位との事だが、設定次第では凶上位、12Pで狂中位ほどの実力を見せるようになる。
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ニコMUGENにおける天帝 |
ある大会で「フライングセラフで開始前(ライフ70%設定で)9割余裕でした」を始めとする暴虐の限りを尽し衝撃を与えるが、
とうとう 尖兵の 怒りに触れてしまい文字通りフルボッコにされてしまう。
だが、しばらく前まではそれくらいしか目立った活躍はなかった。
GM氏作のギルが世に出る前に確認されていたギルは海外製の1種類のみであり、
上記のような動きはしないためうp主の自作AIだったと思われるが、出番が少ないので確認出来ない。
また、ギルは他シリーズのキャラに比べると、機動力に欠けるは否めないため(これは3rdキャラ全体に言える事だが)、
手数が多くリーチもあるキャラや、 弾幕とはかなり相性が悪い。
そして リザレクションも原作と違い簡単に潰す事が可能なため 「リザレk(ぺしっ)アウッ」となり、
こうなるという事はセラフやメテオを使う暇が無かったという事なので
大抵はまたフルボッコにされてKOという、天帝というには何とも情けない試合展開が多かった。
そのため視聴者からは「 天帝(笑)」「 ニート」「 ウザレクション」などの幾多の蔑称で呼ばれていた。
しかしGM氏のギルが公開されてからはだいぶ扱いがよくなった…様な気がする。
特にKELN氏のAIが公開されてからは、発生が速く判定も強い 通常技、『3rd』の強みであるブロを活かした 立ち回り、
ノーゲージ6割 余裕でしたな火力、そして相手が瀕死なら無理矢理削り殺すセラフなどその姿はまさにラスボス。
もうラスボス(笑)だとか 神(笑)とは言わせない!
余談だが、このAIを搭載すると、ネームが"Frazard"になる。まあ氏には よくある事。
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大会ネタバレ注意 |
新春適当チームトーナメントでは『 ダンガンロンパ』の大神さくらとして出場。
最初は 色を変えただけだったが、Part.9にて自作のパッチで声も変更された(CVはくじら女史)。
一応、大神さくらは 女子高生なので「パンイチはまずいのでは?」と物議を醸す視聴者もいたが動画が消されていないため、
「見えてないからセーフ」と判断されたものと思われる。
また、イントロで登場する秘書のコーリンも朝比奈葵(同作品に登場する彼女の友人)っぽい配色になっている。
ちなみに、 もう一人のチームメイトは声が同じキャラクターの色にされているがセリフの差し替えはされていない。
電波的な彼女彼氏他のトーナメントではエキシビションマッチに登場。
クリスマス企画という事で肌の青い部分が緑になっている。
投稿者の bild氏がドットを描き換えてサンタの服を着た ウザクと対戦。
序盤はウザクの猛攻に手も足も出なかったが、そのダメージでゲージも満タンになってリザレクションのフラグが立ったために、
一度はウザクの自爆にも耐えるが…。
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出場大会
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
【アダム】
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出演ストーリー
プレイヤー操作
【アダム】
「これは破壊ではない 再生への序曲にすぎぬ」
お勧めコンボ(GM氏)
コマンド |
備考 |
J強P→2強P→サイコヘッドバッド→2強P→サイバーラリアット |
六割。ほぼ安定 |
J強P→2強P→サイバーラリアット*n |
八割 |
空中の相手に2強P→2強P(1HIT)→強パイロorクリオキネシス→メテオストライクorセラフィックウィング |
ゲージ絡み |
「澄み切った空には純粋な感動がある。君は今、それを感じないか?」
「星々はなぜ美しいのか?永遠に届かぬ至高の存在だからだ。」
最終更新:2024年03月14日 22:13