モーラ


「灰は灰に、塵は塵に…」


ニトロプラスのPCゲーム『吸血殲鬼ヴェドゴニア』に登場するキャラクター。
モララーではない。

平凡な男子高校生、伊藤惣太。
幼馴染や軽音部の仲間たちと共に日々を過ごしていた彼の日常は、ある夜、吸血鬼に襲われた事で失われた。
吸血鬼ハンターを名乗るフリッツ・モーラらによって辛うじて一命を取り留めたかに思えた惣太であったが、
既に彼の肉体は大量の出血、及び日数経過によって吸血鬼に変貌を遂げる ヴェドゴニア と化していたのだ。
さらに証拠隠滅の為に送り込まれた人造吸血鬼キメラヴァンプが、彼の周囲の人々へ牙を剥いたことをきっかけに、
惣太は人間に戻るため、自分を襲った吸血鬼、夜魔の森の女王リァノーンを滅ぼすべく、吸血鬼秘密結社「イノヴェルチ」と戦うことを決意する……。


ヴァンパイアハンターのフリッツ・ハールマンと共に行動するヴァンパイアハンターの少女。
常人を遥かに超える超人的な身体能力の持ち主で、その小さな体に似合わぬ巨大なスレッジハンマーを振り回し、
ハンマーに仕込んだ杭を叩き込んで、吸血鬼どもを塵に返していく。
他にも父から受け継がれた催眠能力を持っているが、父親である吸血鬼を憎み、殺すことを生涯の目的としている。
リァノーン、イノヴェルチを狙って日本に渡ったところ瀕死の惣太と出会い、彼に輸血したことから共に戦うようになる。

ちなみにこのような吸血鬼と人間のハーフをダンピールといい、吸血鬼と人間の長所を持ち合わせている。
その代わり両種族からの被差別対象でもある為(人間からはバケモノ、吸血鬼からは劣等種扱い)幸福な人生は送れない。
多くのダンピールにとって、ヴァンパイアハンターとなる以外に生きる道を選ぶ事はできない。
なおドノヴァン・バインも同じような境遇である。彼の親は魔族だし目的は魔物の殲滅と広いけど。

+ 原作ネタバレ

なお、『吸血殲鬼ヴェドゴニア』のヒロイン代表としてニトロワに参加した彼女だが、
小説ではリァノーン、漫画ではオリキャラにヒロインの座を譲っている。
とはいえどちらも彼女の出番や見せ場自体は多く、ヴェドゴニアの相棒として活躍してるし、
中央東口氏が連載していたイラストコラム『シャイニングエクソシスト』ではパーソナリティに起用されているのだが。

一方の主人公は漫画版おまけ四コマでモーラルートのことをネタにされ『ロリコン殲鬼ペドゴニア』などと呼ばれたり、
『シャイニングエクソシスト』では名前を間違えられ「葱太」などと書かれたり、
第一作のファントムがPS2リメイクされるのにヴェドゴニアが放ったらかしなことをネタにされたり、
前述の劇中作では時事ネタをぶちこまれたりと、苦労が絶えない。

+ そして『ヴェドゴニア』発売から12年の歳月が流れ……


『ニトロ+ロワイヤル』におけるモーラ

顔が丸くなって肉体年齢相応の顔に…本人は嫌がるかもしれないが

ニトロ+ロワイヤル』においても持ち前のパワーでハンマーを振り回し戦う。
技は全体的に使いやすいものが多く、ガンガン攻めていくスタイルの近距離パワー型。
担当声優は山菱白花氏(『吸血殲鬼ヴェドゴニア』にはボイスがない)。 どこかで聞いたことがある?聞こえんなぁ~


MUGENにおけるモーラ

MUGENではkayui uma氏が作成。2017年2月のJ:COMのWebSpace終了によるサイト消滅で現在入手不可。
SPカラーとして常時ゲージMAXの黒カラー、回復能力付きの金カラーがある。
金カラーの時には
  • ライフ自動回復
  • リーブアタック以外で与えたダメージの半分ライフが回復
スレイヤーの金カラーのような性能になっている。
更新版だと「GSX-Desmodus」にモーラが乗り込んでそのまま戦うことも。

青色⑨号氏によるAIパッチが公開されており、ニコMUGENにおけるニトロワキャラではトップクラスの強さを誇る。
昇竜技「デッドライジング」と叩き落しの「ディジョン・ザ・ナイトメア」による高火力ループコンボや、
AI殺しのリーブアタック「GSX-Desmodus」*3(バイクに乗った惣太が突撃してくるアレ)によって各大会で現在進行形で猛威を振るっている。
更新前はループコンで10割余裕というぶっ飛んだ火力だったが、更新によってこの辺りのループの制限がきつくなっており、
いささか前よりおとなしくなった。
それでも1ゲージあれば6割は減らしてくる辺り、未だ高火力キャラであるといえる。
更に「GSX-Desmodus」が相手の後ろからだけでなく、新たに自分の後ろからも出せるようになったのも新たな強みである。
AI公開サイト内の更新日は「2010年8月23日」のままだが、中身は2012年2月27日に更新されている。

+ ストーリー動画で使う人に向けて。原作での口調など

余談だがハイウェイスターと戦う際、イントロが特殊イントロでも搭載してるんじゃないかと
思われるほど非常にシンクロしているので、一度見てみるといいだろう。ちなみにマミヤは搭載済み。
8:06ごろ

また、ミロカロスグレイシアのボイスに、白レンに混じって彼女のものが使われる。

+ 大会ネタバレ

参加大会

+ 一覧

登場ストーリー



*1
ニトロワの勝利ポーズで披露している白ドレスは、この時にいつの間にか着用していたもの。
しかし当のモーラは惣太を救う直前まで気を失っているため、フリッツが着替えさせたものと思われる。けしからん兄だ。

*2
なお、起用の経緯は『鎧武』のプロデューサーである武部直美氏が知人である杉田智和氏から虚淵氏の事を紹介されたからの様子。
また、『仮面ライダーフォーゼ』放送当時は虚淵氏が脚本を担当するというデマが流れ、
その時の氏はTwitterにて「ありえない」と笑い飛ばしていたが、結果「瓢箪から駒」を行く珍事となった。

なお、2008年にはシリーズ構成を虚淵氏が、メインライターを本場の仮面ライダーの脚本を多く手がけた小林靖子氏が務めた
アニメ『BLASSREITER』もあり、こちらもバイクアクションや同族同士の戦いなどライダー要素を散見出来る作品となっている。
某魔法少女アニメは言わずもがなであり、2012年度の平成ライダー作品『仮面ライダーウィザード』は魔法という題材などから
「『まどか』の影響があるのでは?」とも噂された。
このように氏とライダーは奇妙な縁で結びつかれた関係と呼べるようになっている。

*3
「あばよ、デスモドゥス。お前は最高のマシンだったよ」
フリッツが敵の拠点からかっぱらってきたバイク。名前は吸血コウモリの意。分類は「拘束機動戦術マシン」。
吸血鬼が殺戮を楽しむための玩具であり、触れただけで切れるほど鋭利なチタン製のブレードが取り付けられている。
仮面ライダーの伝統に則って、原型はスズキのハヤブサ。ちなみに惣太の愛車はスズキのカタナである。
原作ゲーム中でも敵の吸血鬼を一瞬でミンチにしており、格ゲー補正がなかったら相当スプラッタなことになっていたと思われる。
本編中での出番は2,3回と少ないがどのルートでも大暴れしており、特に最終決戦では主題歌を背景に敵基地へ殴り込む為、本作を象徴する立派な「ヒーローマシン」と言える。

余談だが、原作ゲームには他にもイカれたデザインの武器が登場しており、惣太がの付いたショットガンを使ったかと思えば、
敵もギターアサルトライフルをくっつけたりしている。なんなんだこのエロゲ

「あいつの行く手に、茜と山査子(さんざし)の棘があるように」