ブルー・マリー




"I Did!!"


  • 格闘スタイル: コマンドサンボ
  • 出身地: アメリカ合衆国
  • 生年月日: 1973年2月4日
  • 年齢: 22歳(『餓狼3』)、23歳(『RBS』)
  • 身長: 168cm
  • 体重: 49~50kg
  • スリーサイズ: B86~88 W54 H85
  • 血液型: AB型
  • 趣味: バイクツーリング
  • 大切なもの: 革ジャン
  • 好きな食べ物: ビーフカップ(牛丼)
  • 嫌いなもの: ネコ
  • 特技: ボーカル(ロック、バラード)、イヤなことをすぐ忘れること
  • 得意スポーツ: 野球
  • 好きな音楽: バラード
  • 職業: フリーエージェント
  • キャッチコピー: JOINT CRUSHER(『KOF'98』)


餓狼伝説』 のキャラクター。フリーランスのエージェントであり、本名はマリー・ライアン(Mary Ryan)
代々優れた格闘家を輩出する家系に生まれたサラブレッドで、後に登場する同じ姓のケビン・ライアンとは血縁関係にあたる。
また日系の血を引いており、ギース・ハワードに古武術を教えた周防辰巳を祖父に持つ。

「ブルー・マリー」とはコードネームであり、今は亡き恋人ブッチが行きつけの店で作らせた、マリーをイメージしたカクテルの名に由来する。
コードネームに本名を入れるとは何事であろうか。まあ彼女とか彼女とか彼女もそうだが…。
ブッチはシークレットサービスだった父の同僚であったが、大統領護衛の勤務中、父と共にテロリストの凶弾に倒れ殉職。
それ以来、彼女の笑顔を見た者はいないという。

『餓狼3』から『RB』まででは黄緑色で襟部にフワフワの毛皮がついた長袖の革ジャン(『KOF』シリーズでも同様)を着ており、
試合前には革ジャンを脱いで赤いタンクトップ姿で戦っていた。
この緑の革ジャン(ボンバージャケット)はブッチからのプレゼントであり、彼が死んでからは、形見として彼女が愛用していた。
一方、『RBS』以降と『MIA』では濃緑色で肘まで袖を捲くった別の新しい革ジャンになっており、こちらは着用したまま戦う。
「ネオジオフリーク」の開発者インタビューによると、彼の形見だったボンバージャケットは大切に保管しているとの事。

格闘スタイルはコマンドサンボとなっているが、彼女はそれ以外にも様々な格闘技を学んでおり、
その中で最も得意なのがコマンドサンボである。
一見、特別に体格が大きい訳でもない普通の女性だが、その体格でも彼女の操るコマンドサンボは十分な破壊力を秘めている。
なお、コマンドサンボはブッチに教わったとされる。
その実力はKOFシリーズでは一貫して通っている異名「JOINT CRUSHER(関節壊し屋)」が如実に表しているだろう。
気の類を操る事はないが、『餓狼』ではスタンガンも使用したりと案外容赦ない(KOFでも後の作品でまた使い出した)。

ブロンドのボブヘアーに不知火舞に勝るとも劣らない豊満な胸と、絞まった肢体を持つ美しい女性像が魅力的な人気キャラクター。
モデルは人造人間18号と噂されている。というか『餓狼3』のデモとかだと釣り目で明らかにそっくり。

声優はナコルルキング等と同じ 生駒治美 女史。ちなみにキングやシャルロットとは薔薇(ローズ)繋がりもあったり。

ただし、『KOF XIV』では生駒女史もキング役で続投してはいるものの、
「声優一人単位の負担は減らす」という方針もあり(実際ナコルルは変更)、 ブリドカットセーラ恵美 女史にキャスト変更になった。
同氏は豪日ハーフである故、日系の血の入っているマリー役にはそぐっている…とも言えるかもしれない。

アントニオ」(愛称アントン)という犬を飼っている。犬種はイングリッシュポインター(『KOF'97』ムックより)。
対戦開始前のデモでは脱いだ革ジャンを銜えていったり、対戦勝利時のデモでは一緒に戯れたりしている。
犬が大好きな反面、猫が嫌いである。ところで某猫好きな特殊部隊員とは技が似ているようなないような…

(以上、Wikipediaより抜粋・一部改変)

また、『KOF』シリーズでは初出場となる『'97』から『XI』までは皆勤賞であった。
『'95』でも山崎と共に江坂ステージに、『'96』でも山田十平衛と共に餓狼ステージ背景に登場しているので、
実質完全に未登場なのは『'94』『XII』だけという出番の多さである(『XIII』では餓狼チームEDに登場)。
同シリーズではテリーと絡む事が多い。一部のEDでは、テリーをパートナーとして仕事をするようになる。
そのためか、テリー専用のイントロも結構多い。
ちなみにジョーアンディとも専用イントロがあったりする。

ニコMUGENにおいても大体テリーとコンビを組んでいる。
これだと既に夫婦だったりする。
+ いいぞもっとやれ

ちなみに実際は結婚はおろか、恋人関係という訳でもない。
テリー曰く「友人」で、マリー曰く「いい飲み友達」との事。大人の男女の友情というやつだろうか。
フィクションで(しかも主役絡みで)一定の距離を保ったままの関係というのは珍しく、
恋愛関係に関してはやや進展する事が多いKOFでも、この二人の関係は変わらなかったため、
「くっつかないのがいいんだろうがこのやろう!」という意見もよく耳にする。
そもそも、テリーはアニメシリーズで恋愛関係になったヒロインが2人共死亡という前科があるので、
ヘタにくっつくと、マリーも死亡フラグ発動になりかねない(小説版でもギースの愛人と両想いになるがギースによって殺されてしまう)。
しかもマリーの場合は逆に彼女の恋人も死亡しており、テリーの方の命も心配である。
そういう意味でも今の位置が安定しているのかも。

テリーの参戦した『スマブラSP』ではキャラ人気に加えテリーと親交があることもあってかステージ「KOFスタジアム」の背景に登場。
舞がCERO:Aの壁に阻まれたため『餓狼』の女性キャラでは唯一の登場である。

初代『RB』にはリングアウトというシステムがあるのだが、
水上ステージで突進技等を使い相手を先にリングアウトさせつつマリーも同時に落ちた時のみ、
タンクトップが取れて胸がはだけたマリーが見られるという特殊な演出があった。
これを拝みたいがためにわざとリングアウトを狙おうとするプレイヤーも少なくなかった。
ネオジオ版とセガサターン版はバッチリ再現されているが、PS2で発売された『餓狼伝説 バトルアーカイブズ2』版では、
この演出に修正が入り胸が見られなくなっている。くそっ、なんて時代だ!
+ ...
しかもこの修正が妙な干渉を起こしビリーの紅蓮殺棍にヒット数&威力激減の不具合が発生。とばっちりが行ったビリーは泣いていい。
なお内部データ自体は残っており、マリー&ビリーをまとめて2行で修正するチートコードも作られたりしている。


原作での性能

投げキャラ…というよりは投げも選択肢にある打撃キャラで、
同じコマンドで出る技からボタン違いで打撃になったり投げ(一部だけ打撃投げも存在)になったりといった具合。

 『RBS』には隠し扱いで、性能の違う「EXマリー」というキャラがいる。
 人体を破壊する事に喜びを覚えるサディスティックな性格のマリーという設定で、
 ノーマル版と比べてカラーとニュートラルポーズが違い、対戦時のデモで日本語を喋っている。
 大ポトレの顔つきもよりキツい感じになっている。
 EDではテリーに対して「私のペットにしてあげるわ」などと言い放っていた。
 ???「テリーがイヤなら俺がペットになってやるぜ」
 「バカッ!あんただとほんとうのペットだわ!」
 一部で「こっちの方がいい」というファンもいるとかいないとか。
プレイステーション版『RBSDM』では、何故かカラーとニュートラルポーズが元からEX版基準になっており、
性格は残念ながらノーマル版のままだが、性能は『RBS』のEXとノーマルが合わさったものという折衷になっている。
『RB2』から登場した、一定時間自身の性能をパワーアップさせる潜在能力「M.エスカレーション」の発動中も、このEX版ニュートラルポーズに変化する。

+ !! そうか 八極拳 気の奥義!
ボンボン餓狼でも『3』にて秘伝書を追うエージェントとして登場する。全体的には助っ人や解説役としての役割が多かった。
というか、それに徹しすぎていて基本空気である。
見所はバーチカルアローをバーチャルアローッ!!」思いっきり間違えた技名で使った事ぐらい。
あと、たまに可愛い顔になっていたと違い、安定して作画が微妙であった。
ブサイクとまではいかないが、賛否の分かれそうなルックスである
(というかボンガロ『3』の頃の細井先生の画風ではどのキャラもやたらマッチョに描かれており、
 女性キャラであってもかなり逞しく描かれていたため、『3』から登場したマリーはその影響をモロに受けてしまっている)。

ネタ的には「バーチャル」と「バーチカル」をわざと逆に言うのがお約束である。バーチャルギロチンとかバーチカルコンソールとか。


MUGENにおけるブルー・マリー

MUGENでは主に以下のものが存在。

RBS・RB2仕様

+ gege氏製作 RBS+RB2仕様
  • gege氏製作 RBS+RB2仕様
システムは『RB2』準拠。ただし、ライン移動とそれに関連する動作は搭載されていない。
性能のほうは『RBS』の表マリーをベースに、『RB』の潜在能力「M・ダイビングスマッシャー」を搭載。
さらに4~6Pカラーは『RBS』の裏マリーと『RB2』のマリーをベースにした裏モードとなっており、
こちらはオリジナル技として「R・ローリングヒール」を搭載(頭の「R」は元ネタのイニシャルであろう)。
両モードは試合中にもワンボタンで切換が可能。キャラが光ってニュートラルポーズが変わるのが目印。
なお、CAは裏表共通で『RBS』と『RB2』をミックスしたような仕様となっている。
sk氏によるAIパッチ(11段階にレベル調整が可能)がJ・J氏のサイトで代理公開されていたが、現在は非表示。

+ トラ氏製作 RB2+RBS+RBSDM仕様
  • トラ氏製作 RB2+RBS+RBSDM仕様
2013年8月11日公開。
氏が製作した他のRBキャラ同様、2ラインモードを搭載している。
コケココ氏のサイトにて公開されていたが、氏のサイト閉鎖表明後はドルジ氏が代理公開を行っている。
『RB2』モードと『RBS』モードが存在し、試合開始時にどちらで始めるかを変更する事が可能で、
試合中でもワンボタンでモードチェンジが可能。
『RB2』モードだとクイックアプローチは使えるものの、その他は完全に『RB2』の性能。
『RBS』モードは原作の表マリーと裏マリーの技や、コンビネーションを両方使用でき、『RBSPDM』のファイナルインパクトも使用可能。
通常技性能も『RBSP』版になり、総合的に見ると『RB2』モードより強い。
また、フェイスロックやアキレスホールドなどに特殊やられがある。対応する場合はreadme.txt内を参照。

AIは未搭載だが、2013年8月15日にドルジ氏がAIを公開した。5段階にレベル調整が可能。
また、2013年8月26日にFLAM氏もAIを公開した。こちらは10段階にレベル調節できる。
ドルジ氏AIが上書きタイプなのに対しFLAM氏AIはDEFファイル指定タイプなので、両AIとも共存は可能。

KOF仕様

+ Ryougi氏製作 KOF'97仕様
  • Ryougi氏製作 KOF'97仕様
『'97』の仕様を忠実に再現。
MUGEN1.0以降推奨キャラだが、AIlevelの記述を変更すれば一応WinMUGENでも動作する。
強力なAIがデフォルトで搭載されており、『'97』特有の火力も相まってかなり強い。

+ TESTP氏製作 KOF'99+アレンジ仕様
  • TESTP氏製作 KOF'99+アレンジ仕様
6ボタン編成となっており、テリー・ボガードストライカーとして召喚する事ができる。
5段階にレベル調整の可能なコケココ氏のAIが存在したが、氏のサイトは2012年に閉鎖したため、現在はhamer氏によって代理公開されている。

また、改変としてActJapan氏製作の『2002』+アレンジ仕様(現在は入手不能)、Ehnyd氏の『'98』仕様、
Jerzy氏製作の『XI』+アレンジ仕様のマリーも確認されている。

+ MAR氏製作 アレンジ仕様
  • MAR氏製作 アレンジ仕様
通称「ブラッディ・マリー」。
技にかなりの改変が加えられており、飛び道具バーンナックルなども使う。
禁断の奥義、LV2超必殺技「M.エクスデス」は必見。

+ zzzasd氏製作 KOF2002仕様
  • zzzasd氏製作 KOF2002仕様
原作と同様だが、ボイスや超必殺技の発動エフェクトが『2003』~『XI』準拠になっている。
対人戦用のAIが搭載されている。

+ ピータン氏製作 KOF2002UM仕様
  • ピータン氏製作 KOF2002UM仕様
現在はhamer氏によって代理公開されている。
基本的に原作再現だが、MAX2「インフィニティローズ」の演出が一部異なるなどの違いもある。
AIもデフォルトで搭載されており、対プレイヤー仕様と対AI仕様の2段階で設定が可能。

+ KoopaKoot氏製作 KOF2002UM仕様
  • KoopaKoot氏製作 KOF2002UM仕様
原作再現のマリーだが、現在は入手不可。
ドルジ氏によってAIパッチが製作されていたが、本体が入手不可になったのに伴い公開を停止している。

+ 青っぽい猫氏製作 アレンジ仕様
  • 青っぽい猫氏製作 アレンジ仕様
KOFを基本とし、餓狼などの要素も取り入れたキャラ。
他にも、ドリキャンやクイックMAXなど様々なシステムが搭載されている。

蓬莱氏のAIパッチを搭載したものも公開されている。
一瞬の隙を突いて10割コンボを叩き込んでくる中々手強いAIである。

+ hatya氏製作 麗しき骨砕のマリー
  • hatya氏製作 麗しき骨砕のマリー
現在は氏の引退に伴い公開終了。
青っぽい猫氏のマリーを改変したもので、一部技で相手が骨折する。
当初は瞬間移動などが使えたが、更新で削除され純粋強化キャラになった。
AIがデフォルトで搭載されており、狂下位程度の実力がある。





 「あなたが相手じゃ、ウォームアップにもならないわ。」

出場大会

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出演ストーリー



最終更新:2022年10月01日 21:26