ジャミラ

あれは怪獣ではありません。我々と同じ人間なんです。


ウルトラマン』屈指の名エピソードの23話「故郷は地球」に登場した怪獣
身長:50メートル、体重:1万トン。別名「棲星怪獣」。

+以下は科学特捜隊超極秘事項である
……だが、勘違いはしないで貰いたい。彼は、怪獣ではなくれっきとした人間である。
かつて行われていた宇宙開発競争にて、某国の打ち上げた人工衛星のロケットが帰ってこないという事故が起きた。
そのロケットに乗っていた宇宙飛行士が「ジャミラ」であった。
某国はこの事故により国際批判を浴びる事を恐れ、
ジャミラの救出を計画する事もせず、その事実はおろか彼の存在をも隠蔽・抹消してしまう。
宇宙を漂流していたジャミラはそのうち、どこかの星へと不時着。しかし、その星には地球のような水はおろか、
空気もない灼熱の星だった。ジャミラはその地獄の星の中でどうにかして生き延び、救助を待っていたが
星の気候風土の影響で体が怪獣のように醜く変貌してしまう。
いつまで経っても救助に来ないことでジャミラは自分が見捨てられたという事実を悟り、
乗ってきたロケットを何十年もかけて修理・改造し、地球へと戻ってきた。ただ復讐の為に。

そして、国際平和会議に出席する要人の乗った旅客機や船などを改造した見えない宇宙船によって次々と撃墜していった。
宇宙船を撃墜されてもなお巨大化して国際平和会議の会場を破壊しようとするが、ウルトラマンによって倒される。
その後、科学特捜隊の手によって建てられたジャミラの墓碑銘には、
「人類の夢と、科学の発展のために死んだ戦士の魂、ここに眠る」 という言葉が記されていた……。*1


体こそ醜い怪獣と化していたが、とある山村を焼き払った際、
科特隊・イデ隊員の 「ジャミラてめぇ! 人間らしい心はもう無くなっちまったのかよー!」 という叫びに
我に返ったように自分が壊滅させた村を見つめて立ち尽くすなど、心は人間のままであるということが極めて強調されていた。

灼熱の星で過ごしていた為に変化した身体は粘土質でひび割れており、熱には極めて強く
100万度の火炎放射まで吐けるようになっていた。
だが、悲しいことにその身体は追い求めていた筈の全ての命の源「水」に極めて弱くなってしまっていた。
守るべき存在である「人間」にスペシウム光線を撃つ訳にはいかない、という理由から、
(今回の監督であった実相寺昭雄氏が大の光線嫌いだったというエピソードもあるのだが)
スペシウム光線ではなくウルトラ水流という手から勢いよく水を出す技にて倒されるのだが……。
+100万度ってどのぐらいよ?
柳田理科雄氏の『空想科学読本』によれば、物質は摂氏10万度に達するとすべからくプラズマ化するらしい。
つまりジャミラが100万度の火炎を吐くと、同時に 100万度のプラズマジェット が放射されるとの事。
現実にある商業用のプラズマジェットカッターですら、3800度で鉄板を容易に切り裂く威力を持つのだが、
100万度のプラズマジェットの場合は 地球を6秒で貫通する程の威力を持つ らしい。
当然ながら劇中でそのような描写はないのだが、本当に火炎と同時にプラズマジェットが放射されていたならば、
ウルトラマンの手に余る凶悪怪獣と化していたに違いない。どうしてプラズマジェットを使わなかった…


その最期は、大量の水に苦しみ泥まみれになってのたうちながら、泣き声(赤ん坊の泣き声を加工したもの)を上げつつ
万国旗(国際平和の象徴と思われる)を潰し、泥に汚して力尽きる、という悲惨極まりないもの。
スペシウム光線で一瞬で爆死するのと、弱点である水を浴びせられて苦しみのたうち回りながら死ぬのと
どちらが良いかは疑問である。

40年後の世界である『ウルトラマンメビウス』における過去の怪獣のデータを記録した「アーカイブドキュメント」の
ジャミラの項には「国際平和会議を妨害した、凶悪な怪獣」以外のことは一切記されておらず、
真実は隊長クラス以上でなければ閲覧できない「ドキュメント・フォビドゥン」にのみ記載されており、
40年の時が過ぎても極めて強くタブー視されて真実は隠蔽されている。*2

ジャミラが登場した「故郷は地球」は、ギエロン星獣ムルチなどのエピソードと並んで、
ウルトラシリーズが単なる怪獣退治特撮番組ではない、という事の証左と言える。*3
また『ウルトラマン』では、故意ではなく事故だが人間によって住処に原爆を落とされ巨大・狂暴化したラゴン。
本当に何もしてないのにドラコを足止めするというだけの理由で戦いに巻き込まれたうえ、逃げたら科特隊に爆殺されたギガス。
見せ物の為に拉致されたうえ、途中で目を覚ましたら空中投棄され狂暴化(普通は手負いという)したゴモラ
など、被害者である面は強調されていないが踏んだり蹴ったりな死に方をした怪獣も結構いる。

このように悲劇的な設定と救いのない秀逸なドラマで有名な怪獣だが、当時の多くの少年たちが
脱ぎかけのシャツを頭に引っ掛けて物真似をしたという微笑ましい影響を世間に与えたことでも有名だったりする。*4
例えば直木賞作家・東野圭吾(現52歳/当時8歳)のエッセイでは“「ペギラごっこ」と「ジャミラやぞー」”という章で
そのスマッシュヒットぶりが描写されている。

ウルトラマンが怪獣を料理したという設定のカプセルトイ『ウルトラクッキングスイング』では 「ジャミラのぬれ煎餅」 がラインナップされている。

レシピ

材料:ジャミラ、醤油…適量
1.ジャミラを倒し、焼きます。
2.焼けたら、さめる前にすぐに醤油で濡らします。


+ゲーム作品におけるジャミラ
SFC版『ウルトラマン』ではステージ3に登場。ベムラーテレスドンとは一線を画す強さを持っており
適当に攻撃を振り回すだけで勝つのは難しい。また、口から発射する火炎放射攻撃は前2面と違い、
消え際に炎の先端が火の玉となって真っ直ぐ飛んでいくという素敵トラップが仕込まれている為、
範囲外だからといってボーッと突っ立っていると突然火の玉にやられることになる。
また、マイコーのようなポーズで飛び道具を回避することもあり、起死回生のスペシウム光線が
あっさり回避された時のショックは大きい。
TV番組『ゲームセンターCX』でも課長を大いに苦しめた(尤も、その後に更なる地獄を見る事になる訳だが……)。
また、他の怪獣と違ってスペシウム光線でとどめをさしても爆発せずに倒れ込む他、勝利後の演出がジャミラの追悼シーンとなっている。
アーケード版ではさらに、原作通りに止めの一撃がスペシウムではなくウルトラ水流となっている。

アーケードのシューティングゲーム『ウルトラ警備隊 空想特撮ゲーム』では単なる雑魚敵として登場。
しかも何故か大量のジャミラが一編に纏めて出てくる。一体どんな異変が起きたのだろうか。

尤も、TVでもウルトラマンタロウで「昔ウルトラの星を襲ったエンペラ星人の率いる怪獣軍団」にジャミラがいたりしたので、
ひょっとしたら彼が遭難した星は昔からそういうことが頻発していたのかもしれない。
円谷プロの別作品「ファイヤーマン」では超重力の惑星からやってきた温和な怪獣が巨大化してしまい帰れなくなる話があるため、
ジャミラの場合は逆に重力が異常に小さい星であった可能性はある。

+漫画・小説作品におけるジャミラ
ウルトラシリーズの漫画を数多く手掛けている内山まもる氏の長編漫画『かがやけ ウルトラ兄弟』では
メフィラス星人率いる怪獣軍団の一員として終盤に登場。何故か海上で普通に活動していた。
16:04辺り

高田裕三氏の漫画『ウルトラマン THE FIRST』ではかなり設定が変わっており、怪獣墓場を調査していた
宇宙船のパイロット「ジャミラ」がバルタン星人が操るブルトンに捕まって改造されたという設定。
割と後述のパワード・ジャミラに近い設定である。終盤の『THE FIRST』のストーリー自体もゼットンがバルタン星人に
操られている等、全体的にパワードに近いので意図的なものだと思われる。
地球に放たれて同胞たる地球人に攻撃されるものの、人間としての意識が残っていた為、決して手出ししようとせず
現れたウルトラマンにバルタン星人や彼らが制作していた黒い影の危険性を説いたところで
イデのマルス133の攻撃によって爆死。ウルトラマンではなく地球人に殺されるという非業の結末を迎えた。
その後の扱いはTV版と同じ。自分が喜々して倒した相手が同じ地球人だった事に絶望したイデはやさぐれてしまい
この後の事態を余計に混乱させる事になってしまった。
ただ、ウルトラマン=ハヤタの心にジャミラの無念は強く刻まれ、彼の遺志を継ぐべく宇宙へ向かう為、
決して無駄死にではなかったと思いたい。たとえそれがバルタン星人の罠だったとしても…。
なお、ウルトラマンと戦った訳ではないので水に弱いという描写はない。むしろ、水を欲しがっていた。

『ウルトラマンギンガ』のパラレルワールドを舞台にした外伝短編小説『マウンテンピーナッツ』では、スパークドールズとして登場。
本作でウルトラマンに変身する久野千草はウルトラマンタロウと交友があったのでジャミラの正体を把握しており、
彼を殺す事を躊躇っていたのだが、そこに現れた環境保護団体マウンテンピーナッツの戦闘機はジャミラに容赦なく放水攻撃を仕掛けた。
環境保全と怪獣の保護の為ならばウルトラマンの妨害はおろか殺人も辞さない彼らにとって、
元宇宙飛行士であるジャミラは「守るべき怪獣」ですらなく「生きる資格の無い人間」に過ぎなかったのである。

ウルトラ怪獣擬人化計画にも登場。
デザインは電撃版、POP氏版の二種類で、両者とも肩と一体化したような特徴的な頭部は肩パットという形で上手く取り入れられている。
地球人男性→怪獣→美少女 という波乱万丈過ぎる人生についてはPOP版(しかもこちらでは女子高生)にて本人が言及している。

また、2000~2001年に放映されたアニメ『アルジェント=ソーマ』は、物語全体を通して
ジャミラのエピソードに対するオマージュのような部分が色濃く見受けられる。
最近では「事故で火星に一人取り残された宇宙飛行士の脱出劇」を描いた映画「オデッセイ」の公式ツイッターが
「(´-`).。oO(日本の皆さんが、しきりとぼくに「ジャミラにならないようにね」とか「これは完全にジャミラになるパターン」といった感じのメッセージを送ってくるのだけど、アメリカ人のぼくにはチンプンカンプンだよ)」
と発言した ことがちょっとした話題になった。

+パワード・ジャミラ
「その子を…離せぇ!」
ウルトラマンパワード』にもパワード・ジャミラとして登場。
こちらは謎の青い光を浴びた米軍の宇宙飛行士ジャミラ・ミラー少佐が変化したもの。
見た目は宇宙服をそのまま怪獣にした感じ。
人間の心を失う前に娘に会いたい一心で地球に帰還するも、ジャミラの軍事利用を企む国家保安局が
娘を拉致した事に怒り、完全に怪獣化。国家保安局の面々を踏み潰して殺し、暴れ回れだした為にパワードと戦闘になる。
最終的には娘の説得により人間の心を取り戻し、パワードに自分を殺してくれるように頼み、
自らメガ・スペシウム光線を浴びて死亡する。

この戦いでパワードはジャミラを倒してしまって良いのか終始困惑している様子で
メガ・スペシウム光線も仕方なしに撃っていた。
やはり「ジャミラ」の名を持つ者だけに、その悲劇性は計り知れない。

+そして漫画版では……
日本でのパワード放映当時、講談社の『テレビマガジン』に連載された漫画版でも登場。
地球で娘と再開するが、自分が人間ではなくなったことを告白しながら逃走。
追いかける娘の目の前で怪獣化してしまう(軍の介入などは省かれている)。
パワードとの戦闘の中、自分を殺すよう頼むのはTV版と同じだが、
そのラストはパワードがジャミラを宇宙へ連れ去るというものに変更されている。
完全なハッピーエンドとは言えないが、唯一救いを得たジャミラとなった。
尚、ジャミラ少佐を怪獣化させた青い光は大量のチタンを含んでいるという事以外一切不明であり、
劇中の人物は「ウルトラマンと同じタイプの生物ではないか」と推測している。
それもあってか、ラストは娘のカレンが「宇宙飛行士になって原因を突き止める」事を亡き父に誓うという救いのあるものであった。

ジャミラという名は実在のアルジェリア人女性ジャミラ・ブーパシャにちなんだ物らしい。
氏は1960年代の独立運動家で、フランス警察に逮捕され凄惨な拷問を受けた(死んではいない)人物としても知られている。
なお、アラブ圏ではジャミラは一般的な女性名で、「美しい」という意味を持つ。


MUGENにおけるジャミラ

MUGENでは、強いウルトラ怪獣でお馴染みの這い寄る混沌氏のものと、SUGIO氏のものが存在。
SUGIO氏版はAIが無いため動画で見かけることは少なく、デフォAIのある這い寄る混沌氏版を凶大会で見かけることの方が多い。
這い寄る混沌氏版には亜-人氏(アソウギ氏)のAI兼改変パッチが存在し、当てると威力等の強化と無敵の削減などの性能改変が行われる。
亜-人氏の改変パッチについては這い寄る混沌氏版の説明を参照。

+SUGIO氏製作・SFC仕様
  • SUGIO氏製作・SFC仕様
昔の0101MUGEN用の為、Ayustat氏がコンバートしており、そちらが現在もダウンロードできる。
劇中で薙ぎ倒し、踏み付けていた万国旗を地面から出現させて攻撃するというカオスな超必殺技が搭載されている。
AIが搭載されていないので見かける機会は少ない。
+這い寄る混沌氏製作・SFC仕様
  • 這い寄る混沌氏製作・SFC仕様
2008年10月1日公開開始。
必殺技は火炎放射だけとシンプルだが、地面に残るナパーム火炎と通常の火炎放射を上手く使い分けて
嫌らしく攻めるAIが搭載されている為、かなり手強い。
また、勝利演出と敗北演出が氏のキャラの中ではトップクラスに凝っている。ジャミラの悲劇性を表した演出は長いが必見。
手強いとはいえ宇宙恐竜宇宙ロボット伝説宇宙怪獣怪獣酋長邪神等よりはかなり有情な性能なので
動画に出せる機会も多いと思われる。

2015年5月16日に亜-人氏による改変兼AIパッチが公開。
必要なファイルは揃っているため単体で使用することが可能。
立ち回りの変更だけでなく威力の強化等の全体的な性能のアッパー化、
食らい判定の追加による無敵の削減などの性能変更も行われている。
AIレベルが2段階に調節可能となっている。
ただし、氏曰く「正面にいると焼き殺されるので要注意」とのこと。
エルクゥマスターギース相手に粘りを見せるため、ランクは凶最上位だと思われる。
主な挙動。出番は02.37から。
また、ボス仕様が存在しておりそちらでは狂キャラと化す。
ただしボス仕様は動画使用において狂未満との対戦をさせることが禁止されているので使用時には要注意。
大会動画への使用自体は歓迎との事なので、狂以上のみの大会にジャミラを出したい時は使ってみるのもいいかもしれない。

+大会ネタバレ
ランセレクレイジーバトルにおいては初戦から火炎放射と放置火炎、果ては数ダメージ無敵化喰らい抜けを駆使し序盤の段階で大暴れ。
開幕6連勝を達成し、連勝が止まった後もアーマー持ち相手を秒殺するなど相変わらずの暴れっぷりを見せた。
何度か脱落危機になる段階もあったがその度にボーナスを得てしぶとく生き延びた。特にサラシナ戦では怪獣らしからぬ名勝負を演じ視聴者を大いに盛り上げた。
最終パート目前で惜しくも脱落してしまったが戦績は17勝8敗と大会最多勝、怪獣勢でありながらいい意味でも悪い意味でも大会を象徴する選手であった。
ベストバウトとも言うべき名勝負

また、狂最上位への挑戦大会においては亜-人氏による改変兼AIパッチを導入したボス仕様でチャレンジャー側で出場。
初戦からベジットキラーマジンガ12pといった面々に当たり脱落危機に陥った。
しかし、終盤を迎えたpart38では限界突破ブロリーと激闘。
覚醒状態が時間切れするまでゲージ技無敵を延々維持し続けることにより勝利、チャレンジャー側に大金星を上げた。
その後、最終パート目前でご乱心と当たり健闘空しく脱落してしまった。
踏みつけられても正義は勝つと立ち上がれよ 人間に復讐しに地球に帰ってきたら・・・・・・!


出場大会

出演ストーリー

科学特捜隊と奇妙な生徒達
天使と咎人
なこるる茶屋(第7話に登場)
ブランドー一家(元人間)
ウドン13(File.9に登場)
ネクサスまてぃっく(12話前編に登場、ある人物が怪獣化させられた姿)

犠牲者はいつもこうだ。文句だけは美しいけれど… *5


*1
その墓碑銘によると、ジャミラは1960年生まれの1993年没となっている。
時々放送年との時間差が話題になるが、ウルトラマンは(当時から見た)近未来の話なので問題はない。
『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の劇場版の回想場面が1986年だった?聞こえんなぁ?
ただ実際の所、『ウルトラマン』は個々のエピソードが独立しており、共通の登場人物と世界観を扱うものの
必ずしも連作ドラマを意図していなかったとされる意見もある。
(実際、2005年放送の『ウルトラマンマックス』はその特徴が顕著である)
その場合、年代のブレは現在シリーズとして大成してしまったが故の矛盾点なのだろう。

*2
劇中でジャミラの人間時代の姿も写真で確認でき、怪獣化した後とは全然似ても似つかない姿なのだが
ジャミラが出現した際に科特隊の隊員の一人が「オー、あれはやっぱりジャミラ…」と一発で看破している。
(強引過ぎだが30分で起承転結を決める都合上仕方ない。「ゴルゴムの仕業」と同じ事情である)
そこら辺は「流石科特隊に選ばれるだけの観察眼」と言う事にしておこう。
ウルトラマンとニセウルトラマンの区別は付けられなかったけど。何でも同じに見えるだけか?

なお、ジャミラの正体を一目で見抜いた隊員アラン・ビロッツ氏は、『ウルトラマンメビウス』の小説版では
(小説版を執筆した朱川湊人氏は、TV版『メビウス』で「怪獣使いの遺産」等の脚本も担当した)
数年後に科特隊を退役してジャーナリストとなり、「故郷は地球」というジャミラ事件の真相を告発する本を書いたが
フランス当局による訴訟や冤罪での逮捕等、信用を貶める工作を受けてしまったとされている。
ちなみに、この内容により冒頭で述べた「某国」というのがフランスを指す事がほぼ明白となっている。

*3
尤も復讐の為とは言え、上記の要人の乗った旅客機や船の破壊、山村への襲撃、国際平和会議の会場破壊未遂など
完全に罪のない訳ではなく、ジャミラを見捨てた母国以外の全く無関係な人々にも多大な被害を及ぼしている事から
本当に可哀想な被害者か疑問視される場合も多い。

盛田栄一著『空想法律読本』によると、劇中だけでも旅客機を2機撃墜、を一台炎上、民家に放火するなど
明確な犯意を持った上で数々の悪事を行っているため、法律上で言えば“国際テロリスト”の扱いとなり、
日本国内で裁かれた場合、死刑または無期、もしくは3~7年以上の懲役はほぼ確実であるとのこと。
また、ウルトラマンがジャミラを殺した件で殺人罪に問われたとしても、それ以前にジャミラがさんざん悪さをしているので
ジャミラの遺族が請求できる金額は微々たるものになるだろうとも述べられている。

*4
+その一例
ちなみにこの恰好、ジャミラの他にも「ズゴック」「エアーマン」「サワムラー」「ロボロボ団」など世代によって呼び方が異なる。

*5
イデ隊員の滑舌もあり、人によって為政者・偽善者とも聞き取れる台詞であるが、一応公式としては「犠牲者」であるらしい。