ギルガメス

「そのまま笑っているがいい、ドルアーガ」

「…僕の剣が、お前の体に食い込むまで」

『ドルアーガの塔』の主人公であり、黄金の騎士(ゴールドナイト)。作中では「ギル」と呼ばれる。

謙虚な性格のまさに主人公と言った熱血漢。
『ドルアーガの塔』では女神イシターとその巫女でギルの恋人でもあるカイを救うために60階建ての塔の最上階を目指すべく戦い、
続編『イシターの復活』ではその塔から脱出するべくカイと共に戦うことになる。

…のだが、イシターでのギルは完全に カイの盾
特攻を命じられてボロボロにやられたり、あろうことかカイの魔法で発火させられたりしながらも、
文句ひとつ言わない、のちのピクミンにも引けを取らないギルの尽くしっぷりに泣いたファンも多いとか。
ついでに初期能力も雑魚と互角までに落とされている。まぁRPGでは良くあることだが。

『ドルアーガの塔』とその作品群は『バビロニアンキャッスルサーガ』と呼ばれ、名前の通りバビロニア神話がモデルになっている。
ただし登場人物の名前を拝借している程度で、性格や設定は神話とは異なっている点が多い。
ギルガメスの名前は『ギルガメッシュ叙事詩』の主人公ギルガメッシュから取られており、
カイとイシターも地母神キと愛と戦いの女神イシュタルから取られている。
3名ともスペルはそのままで読み方を変えただけで、ギルガメスについては初期の頃はそのままギルガメッシュ表記だった。

中の人はメディア展開する度にコロコロ変わるが、MUGENキャラの原型となった『NAMCOxCAPCOM』ではギルが石田彰氏、カイが田中理恵女史。
ア○ランとラ○スじゃん」とか言ってはいけない。
ちなみにアニメ版ともなるとなんと声が関智一…つまりFateのギルになってしまう。ネタか?ネタなのか?
(なおFateの作者はFateギルの黄金鎧は本作がモチーフだとぶっちゃけている。「数々の宝具も60階建ての塔を登って集めた」なんて言い出すし)
ちなみにアニメ版でもナムカプでギルを演じてた石田彰が登場してたりする。
こちらではとあるパーティーの一員だったけど。

+『ドルアーガオンラインTHE STORY OF AON』での活躍
本編『バビロニアンキャッスルサーガ』から8年後と言う設定のアーケード用MORPG。
歳相応の外見となっているらしく、
ヒロインをおばさん化したくないために『イシターの復活』の時間軸からやってきた(並行世界の)ヤング・カイからは
初対面時に「なんか渋い!?」と驚かれていた。
余談だが、ヤング・カイには「ウィスプに殺される直前に召喚された」ので「元の世界に戻ったら死ぬ定め」と言う厨二設定がある。
尤も『イシターの復活』は「MP回復手段が非常に限られている」=「新しい呪文を覚えてもMP不足と言われる」なシステムなので、
「ノーコンティニュー(一度も死なずに)クリアは不可能」と言われている作品だが…。

性能は防御重視の初心者向け。初期状態でもボタン長押しで前方の攻撃を無効化する盾を出せるほか、無敵時間の長い技を多数修得する。
その代わり、足が全キャラスター中もっとも遅い。しかも改善できる装備やアイテムも乏しい。
本作では制限時間を過ぎると徐々にダメージを受けてしまうのだが、ギルにとって最大の敵はこれだと語るものも居たほど。

なおTVアニメ化されたのは別の作品『ドルアーガの塔 the Phantom of GILGAMESH』と言うPC用MMORPGであり、
ギルはRPGの王様役(端役)で、本編の80年後と言う事でジジイだったりする。
カイはサブヒロイン扱い(霊体なのを良いことに幼女化している)なのに…。
(MMORPGは本編最終作『ザ・ブルークリスタルロッド』と同時代(の平行世界)と言う設定なので、
 ギルとカイはそっちの冒険に旅立っており登場しない)

+ナムカプでの活躍
原作通り、かつて単身でドルアーガの塔に挑み、悪魔ドルアーガを倒した存在として名前が知られており、
白銀の騎士」、「乙女の騎士」と並ぶ「黄金の騎士」として有名である。
既に現役を退いていた身だったが、時の狭間の開放によるドルアーガらの復活を察知し、再びカイと共に冒険にでかける。
真面目で礼儀正しく誠実を地で行く性格で、まさに正統派のヒーローといった感じだが、融通が利かないわけではなく、恐ろしく濃い面々に合わせれるだけの柔軟な思考も持ち合わせている。
ともすれば、ほぼ全てのキャラがギャグ要員となってしまうナムカプにおいて、ほぼ唯一ギャグ要素の一切無い人でもある。
もっともその一切ギャグに染まらない姿がギャグに見えてくるのだから、ナムカプ恐るべしである。
でも「だじゃれの国」では結局だじゃれを言ってました。「行方不明の仲間達のアンキモ …ん、ゴホン!安否も 気になります」

性能は、ギルが近距離戦、カイが遠距離戦を担当する分割タイプ(他にはクロノア&ガンツもこのタイプである)で、
高い攻撃力と防御力を持つ、スパロボで言えば典型的なスーパー系の能力を持っている。
しかし、移動力が壊滅的に低いのもまた典型的であり、下手すると前線にたどり着けないなんてこともある。
また、遠距離戦担当のカイは多数の属性を持つ物の正直火力は貧弱であり、どちらかと言うなら接近してギルに任せたい。
そのため、移動力を上げる装備は必須である。これさえ解決してしまえば、攻めて良し守ってよしの移動要塞と化す。
また、白銀の騎士、伝説のレゲー主人公つながりである、アーサーとMA攻撃(スパロボにおける合体攻撃)を持つ。
消費MPの割に攻撃力が低いのだが、レゲーファンなら一度は見ておきたい夢の連撃である。 直後にアーサーが悲惨なことになるけど。

もっとも彼の真価は必殺ゲージ10であらゆる近接攻撃を無効化できるその防御の堅牢さだろう。
必殺ゲージがMAXなら10回使用でき、味方の必殺ゲージを回復する技を使っていれば、ラスボスであろうが彼の防御を打ち抜くことは出来ない。
ちなみに相方のアーサーも同じ事が出来るが、ギルガメスに比べ技を覚えるタイミングがかなり遅い。

扱えるスキルが使いやすい技が多くMPが多目のも何気に大きい。
毎ターンMP回復する装備を身につければ、味方のAPを10にできるハイスピードを頻繁に使っていけるのは大きな利点である。

クロムの魔剣やイラニスタンの黒龍のキバなどゲームブック由来の武器を多数持つ。
というか、ナムカプのドルアーガ自体がかなりゲームブック出典のネタが多い。ホント、ナムカプの守備範囲の広さは異常である。
余談だが、ドルアーガのゲームブックは数種類あり、中でもナムカプで ネタにされた作品
ドルアーガを抜きにしても日本製ゲームブックの最高傑作として誉れ高い作品で、後にリメイクもされている。
他にもリメイクされた作品はあるが、ガチムチだったはずの登場人物を萌え美少女に変更している時点で…。

+女神イシターに関する余談
ギルとカイの冒険を暖かく見守る女神イシター。彼女の元ネタはギルガメッシュの項目でも語られたように、
ギルガメッシュ叙事詩の登場人物である、バビロニアの豊穣の女神イシュタルなのだが、
そのイシュタルは後に、カナアンでは「アスタルテ」という女神として伝わり、更にキリスト教の悪魔世界観では、
他にも複数の神を取り込んだ結果、40の悪魔の軍団を率いる強壮な大公爵、ソロモン72柱の29番目の悪魔、
大魔王アスタロトとして堕天している。まあ、こいつに限らず他の神話の神がキリスト教で悪魔とされているのはよくあることなのだが。
そして、アスタロトといえば魔界村のラスボスであり、アーサーの宿敵である大魔王アスタロトが有名だが、
NAMCOxCAPCOMでは困ったことに、女神イシターと大魔王アスタロトが共演している。
元を辿れば同一人物かもしれないというのに、片方は女神として、片方は大魔王として登場することになるとは、運命の皮肉である。
尤も宗教戦争を抜きにしても、異世界で善悪逆転とかよくある話である。
(『エイジ・オブ・アポカリプス』のダークビーストや、『シャッタードグラス』の破壊大帝オプティマスプライム等。
 ダークビーストは次元を超えての逃亡に成功した事により本編世界のビーストとの直接対決もしている)
また、これを受けて女神転生シリーズでも、アスタロトはイシュタルが堕とされた姿だと解釈されている。

余談だが、ナムカプでは次元の壁を超える際に「女神イシターの力を借りる」というパターンが多いため、
ファンの間ではイシターは「タクシー」扱いされていたりする。いや、本当に役にたっているお方なのだが、
ラスボス倒したあと、他の世界のキャラ達を元の次元に送り返すのもイシターの仕事だったので、やっぱりタクシー……。




MUGENにおけるギルガメス

めむぅ氏のギル&カイ

ナムカプの画像を用いた物。恐らく動画で最も出番が多いのがこれ。
機動力は低いが、強い攻撃判定と実用レベルの体力回復技を持つなどなかなかあなどれない。
現在はサイトが削除されており入手不可。

白髪の騎士氏のギルガメス

こちらもナムカプの画像を用いているが、ギルガメス単体。
弱攻撃、強攻撃、シールドの3ボタン式で、飛び道具の類はない。

白髪の騎士氏のギル(コスチューム)

テイルズオブザワールドなりきりダンジョン3の画像を用いたちびキャラ
ストライカーとしてカイを呼び、魔法(飛び道具)で攻撃してくれる。


3種全てに蓬莱氏のAIが公開されていたが、現在は入手不可。

出場大会


出演ストーリー