フリーダムガンダム


「希望を消さないためにも、今は!」

21世紀初のガンダム作品『機動戦士ガンダムSEED』の主人公機。
それまでのストーリー前半でストライクガンダムに乗っていた主人公キラ・ヤマト(声:保志総一朗)が搭乗し、後半での愛機として使用した。
ハリウッドで製作された実写作品『Gセイバー』に登場するRGM-196フリーダムや
機動武道伝Gガンダム』の外伝である『機動武闘外伝ガンダムファイト7th』に登場したGF7-023NAガンダムフリーダムや
『SDコマンド戦記II ガンダムフォース』のキャプテンガンダムFF(フリーダムファイター)とは関係ない。
当然『G-SAVIOR』に登場する同名MSとも関係ない。

本来は一対多の砲撃戦を想定して造られており、
特徴的な「マルチロックオンシステム」によって数機の敵機を同時にロックする。
大出力のプラズマビーム砲二門、腰部にレールガン二丁を装備し、
ニュートロンジャマーキャンセラー*1搭載のエンジンによってほぼ無限の動力を誇る。
マルチロックオンシステムを用いて上記の武装を一斉掃射する 七色ビームハイマット・フルバースト」は、
同作品内でも対多戦においてトップクラスというより最強と言われる性能を誇る。
同時に建造された格闘戦重視のジャスティスガンダムと比べると遠距離重視の機体だが
腰レールガンの脇にはビームサーベルも1本ずつ計2本装備しており接近戦もこなせる。
というか、乗ってるのがキックに定評のあるキラのため、エース級相手には格闘戦で戦ってるシーンが多い。
ここで、メタ的な話をすると格闘戦をしないのであれば、人型兵器の意味(迫力)が無いと言う話である。
事実、外伝を除き宇宙世紀でビット(ガンダムシリーズにおける遠隔操作兵器。宇宙世紀第二作『機動戦士Ζガンダム』においては、小型化された発展型兵器・ファンネルが登場するが、これは形が漏斗に似ていたためについた通称であり、正式名称ではない)を搭載した主人公機はνガンダムしか存在しない。そのνガンダムもビットは主に牽制として使用していた。

しかし(特にテレビ放映された)ガンダムシリーズの主役機にしては、
主役機だけのトンデモシステム」を積んでいないという少々珍しい機体であり、
その上、後述するが元々はザフト用だった訳で、主人公専用機というわけでもない。
言ってしまえば単なる高性能機であるという設定は、ガンダムシリーズの主人公機としては少々淋しさを覚えずにはいられない。
尤も初代ガンダムも単なる高性能機でしか無いのだが(総合能力で、敵の最終量産機・ゲルググにも劣ると言う設定。当時は乗り換えイベントも無かったし)。
独自のシステムを持たないという点は次回作の主人公機であるデスティニーも、後継機であるストライクフリーダムもほぼ同様。
一応後者はキラの搭乗を前提とした仕様(操縦者の反応速度と操縦技術に依存した超運動性と超紙装甲)になっているが。
ただし前述のニュートロンジャマ―キャンセラー搭載機は続編や外伝作品を含めても10機程度しかなく、作品世界の中では希少な機体ではあるといえる。ニュートロンジャマーキャンセラーの恩恵が稼働時間がほぼ無制限なことと、前述のハイマット・フルバーストのような高出力の武装をドライブ出来るということなので作品的にメリットが目立ちにくいのは確かだが。

設定画での野暮ったさや、ネーミング(ガンダムという名前自体が「ガン」とフリー「ダム」に由来していることから、
それにちなんで福田監督が反対を押し切って命名した)から当初はあまり歓迎されていなかったが、
いざ本編に出たら、それらのマイナス要素が霞むほどにクリンナップされたスタイリッシュなフォルムで登場。
デザイナーの大河原氏によると「ストライクの武装全部乗せ」した機体をリクエストされたため、
格好悪くなりますよと別案を出し現在の形になったとのこと。
その甲斐もあり劇中での活躍も相まって前評判を完全に覆し、見事に人気を勝ち取ってのけた。
そのせいか、プラモデルはMG以外はあまり評価が高く無い。
(設定画準拠であるせいと思われる。映像作品準拠で開発されたMG版は案の定絶賛された)

これが件の「ハイマット-」。
+ 余談

また特徴的なウイングにより、大気圏内外どちらでも高い機動性を発揮する。
兄弟機であるジャスティス(こちらは格闘戦寄り機)とともに、
「ナチュラルに『正義』の鉄槌を下し、コーディネイターの真の『自由』を勝ち取る旗印」としてザフトに開発された。

しかし、ラクス・クラインの手引きでキラに強奪される。
その後、兄弟機・ジャスティスを配備したら裏切られて持ち逃げされ、最終的には両機を運用するために造った艦まで強奪された。
更に更に、フリーダムの後継機として研究されていた機体(これがストライクフリーダムだそうな)さえ戦争終了後に盗まれ、
おまけにあらゆるデータを消去・施設を破壊されて新しく開発することすら不可能になった。
管理がザルすぎ…と言いたいところだが、フリーダム強奪を手引きしたラクスはプラント最高評議会議長の娘、
ジャスティスを持ち逃げしたアスランはプラント評議会初代国防委員長の息子と、どちらも国の重要人物の子なので、
誰も彼らが反旗を翻すなんて疑えなかったのだから仕方ない
余談だが、フリーダム強奪や後継機奪取及びデータと施設の破壊などはクライン派の人たちが、
クルーゼが戦死した上に、戦後すぐに戦争犯罪者認定されたのを良い事に、全部クルーゼに擦り付けている。
本作においてはプロヴィデンスガンダム強化人間三人組を除く敵に対してはほぼ無敵であり、
続編である『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にて再登場した際も、
『SEED』後に結ばれた停戦条約で軍事利用を禁止されていたニュートロンジャマーキャンセラーを
依然として積んでいたため絶対的な強さを誇っていた。
最終的には新主人公シン・アスカの乗るインパルスガンダムによって倒される事となるが、
その後フリーダム以上の 恐怖 性能を持つ兄弟機「ストライクフリーダム」が登場。さらにザフトを苦しめたのだった。
(なおストフリにはドラグーン(他シリーズにおけるビットに相当)が搭載されているがキラはあくまでも旧主人公だからセーフ
 その為か最終戦はデスティニー対インフィニットジャスティスによる格闘戦となっている。)
ちなみに強奪されなければフリーダムにはイザークが乗る予定だったとか。

+ 武装

+ Gジェネでは……

+ 『連合vs.Z.A.F.T(II)』及び『ガンダムVS』シリーズでは……

+ スパロボでは……

+ A.C.Eでは……

+ 友と君と戦場で

+ コンパチヒーローシリーズでは

+ ガンダムトライエイジでは

+ ビルドファイターズでは……

なんだかんだで有名になっている為か、後にキラ役の保志氏が主人公を務めた某アニメでは
主人公のパートナーの進化体の羽根と中の人ネタから、その進化体がフリーダムだと呼ばれるようになった。

+ アニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』では


MUGENにおけるフリーダムガンダム

  • Rikard氏製作
GBAの格闘ゲームのスプライトを使用したものであり、すばやく間合いを詰められる高い機動力、高性能なライフルを装備している。
元ゲームの再現にはなっておらず、まずスラスターが無制限なので、自由に空を飛びまわれる。
次にSEEDを発動しなくても1ゲージ消費するだけで超必殺技「ハイマット・フルバースト」が使える。
ある程度ダメージを受けるとフェイズシフトダウンを起こし、灰色になる演出が用意されている。
こうなると被ダメージが2割増加してしまう。
元ゲームでは核動力搭載のフリーダムはフェイズシフトが自然回復したが、このフリーダムにはそれは無い模様。
2ゲージ消費でSEEDを発動し、攻撃力と飛行速度が上昇する。

  • hyuga氏製作
スパロボの画像を使ったSDのもので、おそらく動画でよく見るのはこちらであろう。
原作のキラのボイス必殺技が高いクオリティで再現されている。カットイン付き。

+ 参考動画

同製作者のウイングガンダムゼロカスタムゴッドガンダムのように素早い動きと空中コンボでダメージを稼いでいくタイプ。
空中ダッシュや避けもある。
多少安いとはいえ、始動が入れやすいので強力。ゲージ回収率もなかなかだ。
2ゲージ消費のフルバーストはほぼ全画面を射程に納めており、非常に強力だが、空中で当たるとカス当たりしやすくなるのが欠点。
原作での切り抜けもあるが、これの始動は遅いため固め抜けは難しい。
ちなみにフルバースト使用時、大量のターゲットをマルチロックするカットインが入るため
「そんなに敵いねーよw」 とか 「お前は一体何と戦っているんだ」 とか突っ込まれることも

現在のバージョンは1.0。
更新でついにレベル3必殺技のミーティアによる攻撃が実装された。
効果音が重厚になり、やや速度が上昇した。
さらにカラーパレットが数種類追加された。

デフォルトでAIを搭載している他、リュウセイ氏のAIが公開されている。
2013年4月の更新で当時DL出来なくなっていた本体が同梱されるようになり、11Pを選択する事でゲジマユ状態になるように改変された。
さらにAIの動き自体も大幅に強化され、最大レベルだと容赦なく10割コンボを仕掛けてくるようになった。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20946248

  • 天田志朗氏製作
Rikard氏と同じくGBAの格闘ゲームのスプライトを使用。
元ゲーム同様、スラスターゲージを搭載し、SEEDが発動しないと超必殺技が使えないが、
発動しなくても使えるゲージ消費技を持ち、逆にSEED発動中の攻撃力上昇と、フェイズシフトダウンは未搭載。
他にもストライカーを呼べるなどのアレンジがされており、5ゲージ消費でミーティアとドッキングできる。
ミーティアモード時はレフトアーム部、ライトアーム部、バック部の3つにそれぞれ個別のHPを持ち、
アーム部のHPが0になると一部技が使用出来なくなり、バック部のHPが0になるとMSモードへ戻る。
ちなみにミーティアは手描き。AIも標準搭載している。

  • ガンダムKOOL
MUGEN天下一武道会にて登場した改変キャラクター。
見た目はGBAの格闘ゲームのフリーダムガンダムだが、名前から分かる通り音声が前原圭一のものになっている。
+ 何故「 C OOL」ではなく「 K OOL」なのか、について。

元のフリーダムの技を継承しているほか、種割れならぬ「L5割れ」という特殊能力を持ち、
発動すれば攻撃力がなんとなく上がる、素早さがなんとなく上がる、防御力がなんとなく下がるといった
効果を得られる。
また、部活メンバーを召喚して一斉攻撃する超必殺技も実装されている。
一時期公開されていたようだが、現在は公開終了しており入手不可。

「僕達は…どうして…こんなところへ…来てしまったんだろう…僕たちの…世界は…」

出場大会

削除済み
更新停止中
非表示
ガンダムKOOL

出演ストーリー



*1
『SEED』世界では、連合から宣戦布告されて3日後に地球連合により宇宙コロニーへの直接核攻撃が行われる事件が発生し、
その再発を阻止すると共に連合の国力を殺ぐため「ニュートロンジャマー」という核分裂抑制装置が中立地球全土に大量に投下された。
これにより核分裂が封じられ、副作用ながら電波の伝達も阻害され、
その為に地球・宇宙問わず原子力発電と長距離通信が不可能になった。
この環境においても原子力発電を利用できるようにする代物が「ニュートロンジャマーキャンセラー」である。

…しかし、続編『DESTINY』においては、前作で地球軍側が戦力的に絶対的不利に陥っていた原因の一つがこれで、
キャンセラーの導入によってそれが改善された(条約で軍事利用は禁止されたが原子力発電そのものは可能なため
国力は回復している)のにも関わらず、依然として圧倒されっぱなしで最終的にはザフトに壊滅させられてしまう。
というのもコズミック・イラの地球では化石燃料資源が既に枯渇し、世界中のほぼ全てのエネルギー生産が
原子力発電(飛行機・船舶・車などの乗り物の動力も含む)に依存していた為に
前述のNジャマーキャンセラーが手に入るまでの間に墜落・凍死・餓死等で
地球の総人口1割(少なくとも数億)が死亡という最悪の事態になってしまう。
一応復興した『DESTINY』でもブレイク・ザ・ワールド(安定軌道上のユニウスセブンが元ザラ派のザフト脱走兵により落下したテロ事件)で
地球各地(特に赤道付近)に津波が発生、別のザラ派がそれに乗じて復興中の都市で同時多発無差別テロを起こし、
更に連合過激派(ブルーコスモス)の秘密部隊がザフトのフリをして穏健派の都市でテロを起こし(アニメ『スターゲイザー』等で見られる)、
ユーラシアはCE72年から東西に分かれて内乱、73年に終結の兆しが見えるもユニウスが落下し、
直後に復興名目で降りてきたザフトと連合が東西それぞれに荷担して代理戦争を開始するなど、
実質大西洋連邦だけで戦争してることや地上の甚大な被害を考慮すると、明らかに不利な状況である事は否めない。
これに加えてデュランダルの演説によってロゴスと特に繋がりの強い大西洋連邦以外の加盟国や中立国(オーブ除く)の殆どが敵に回り戦争の趨勢は決定的になる。
前述のNジャマーの被害などで連合への志願兵が大幅に増えたであろうとはいえ、
ザフトと戦争出来た辺りプラントと地球の戦力差は途轍もなく大きかったと思われる。

*2
念の為に言っておくと鉄甲鬼は別のルートに行き、一旦袂を分かっているし、
非難する前に人類間で色々いざこざがあったときであった。
強化人間や一度裏切った人などはアークエンジェル組とも一応打ち解けた後、黒歴史を見て
色々と思うところがあった時期で仲間になるので展開的におかしいわけではない。

*3
厳密にいうと、ミールの毒性から守る為と、ファフナーに乗る為にフェストゥムの因子を多く移植され、
それによる個人差はあるが、それぞれある能力が非常に高くなる天才(サヴァン)症候群を発生している。
『スパロボK』ではロード・ジブリールがこれをコーディネーターと似ていると判断し、一騎を実験モルモットにしようとした。
また、島の子供達が人工子宮で生まれてきたという説明を聞いてキラが驚くシーンもある。