ヴィータ


「轟天! 爆砕! ギガント・シュラークッ!!!」

TVアニメ『魔法少女リリカルなのは』シリーズの登場人物。シリーズ二作目の『A's』から登場。
CVはでじこの人こと 真田アサミ 女史。
性格は勝気で喧嘩っ早いが不必要な戦いは好まず、腕試しの勝負を楽しむ同僚に対して戦闘狂めと呆れたりしている。
主である八神はやてに懐いていて一緒に寝ているぐらいで、はやてからは年下のような妹の扱いを受けている。
『A's』序盤にて高町なのはを一度は倒しているほどの力を持つが、
その後少年漫画のようなビックリ復活劇を経たなのはに撤退しようとしている所を砲撃される、
なのはに渾身の一撃を叩き込んだ筈なのに炎の中から無傷で生還される(この時「この悪魔め……!」と思わず呟いた)、
一度消滅する等とあまり良い目に遭っていない。
『Vivid』では仲間のザフィーラと共に八神家道場にて子供達に格闘技を教えており、大会では門弟の1人であるミウラのセコンドも担当している。
好きなモノははやての作ったご飯とアイスクリーム

古代ベルカ式と呼ばれる、遠距離・複数戦を切り捨て近接・個人戦闘に特化した魔法系統を使う。曰く、「一対一ならベルカの騎士に負けはない」との事。
「鉄槌の騎士」の名の通り、ハンマー型のアームドデバイス(魔法の杖)、鉄(くろがね)の伯爵「グラーフアイゼン」を使いこなす。
防御力も高く、ベルカの騎士としてはオールレンジでの戦闘が可能な万能タイプだが、前に出たがる傾向があり、一撃必殺の突進技の多用が目立つ。
また、グラーフアイゼンは様々な形態に変形出来るが、
ロケットを噴射する、ドリルが出てくる、めちゃくちゃ巨大化するなど魔法少女というにはやたら男くさい、もとい漢くさい武器である。
まぁ、『StrikerS』のティアナのデバイスは銃、スバルに至っては鉄拳……と、今やハンマーくらいで浮きもしないのだが。
彼女にもユニゾン形態があり全体的に白っぽくなる。

+ ヴィータの正体について(ネタバレ注意)
彼女の正体はロストロギアと呼ばれる指定遺失物「闇の書」の主を守るための「ヴォルケンリッター」と呼ばれる守護騎士にして、
魔法技術によるプログラム体。
一度は消滅するも、主であるはやてによって修復される。
その際に闇の書から切り離され、はやての魔力供給が絶たれた時点で再生不可能になっており、
作中時間で10年後を描いたシリーズ三期目である『StrikerS』では、魔力供給による再生が出来なくなっている。
しかし、彼女達自身はこれを「今は亡き家族(初代リィンフォース)からの贈り物」と考え、
むしろ「一度きりの生」を生きる事に前向きになっているので、これで良かったのだろう。
しかし同作品において心臓を串刺しにされても生きていた(消滅しなかった)所から、
未だ普通の生命体と比べれば隔絶した耐久性を持ってはいるのだが。

余談だが、名前の由来はドイツの自動車メーカー・オペルのコンパクトカー「コルサ」の日本での販売名から
(「コルサ」はかつてトヨタから発売されていた)。
『なのは』シリーズのキャラクターには、このヴィータに限らず、自動車に因んだ名前が多い。
無論、勇者王が必殺技の際に唱える呪文ではないしPSVITAとも関係ない(名前の語源は同じだが)。

ソーシャルゲーム及び漫画で展開される『Innocent』では、
周りがはやても含めて飛び級やら多い中で貴重な普通の小学3年生となっており、年相応の姿を見せている。


 愛称は「ゲボ子」。
 これは、なのはとの戦いでゲボッと血を吐いたからとか、リバースしたから……ではなく、
 彼女が使う魔法の一つ「シュワルベフリーゲン」(魔力を込めた鉄球をハンマーで叩いて撃ち出す魔法)が、
 ートールのように見えたから、らしい。ただしスバル・ナカジマの中の人は本当に血をゲボッと吐いた。

 とはいえ実際ゲートボールは性に合うようで、
 町内会の爺ちゃん婆ちゃんに混じってゲートボール大会に出ていている事が漫画版で明かされている。
 『StrikerS』においては管理局上層部の年嵩の幹部にも気に入られているらしく、
 ある種の「年上キラー」とも言えるかもしれない。
 なに、お前のが年上だろって?HAHAHA、なに言っ(ドグチァ


MUGENにおけるヴィータ

+ ノナシウス氏(旧・フィニール氏)製作
  • ノナシウス氏(旧・フィニール氏)製作
同氏のなのはと同じく手描きのヴィータ。
台詞から察するに『A's』中盤辺りの設定か。
原作の魔力カートリッジを再現したカートリッジがあり、これをグラーフアイゼンに込める事で、
ゲージ回復及び一部の必殺技の使用が可能になる。
ゲージを消費する技が多い割にはゲージが溜まりにくく、投げ技がないというデメリットがあるが、必殺技はどれも高威力。
特に無数の弾丸を飛ばす「シュワルベラーゼン」、巨大化したハンマーで敵を叩く「ギガント・シュラーク」は圧巻。

AIが入ってはいるものの基本的に抑え気味なので、堅実な攻撃と防御を心掛ければまず負けはしないが、
極稀に「ラケーテンハンマー」→「ラケーテンハンマー」や「ラケーテンハンマー」→「ギガント・シュラーク」という、
高火力コンボを放つ事があるので油断は禁物である。
カートリッジロードに多大な隙を晒す事や、ゲージの溜まり難さに加えて必殺技の多くが広範囲かつ高威力な事から、
どちらかと言うとタッグ戦向きと思われる。
ちなみに、氏のなのはと同様にボイスはアニメから取ったものではないため真田アサミ女史のものではなく、別のネット声優があてている。

なお、なのは同様readmeに無断転載、無断改変は厳禁と明記してあるので注意。
以下にreadmeの注意書きを引用しておく。
「作者に無断でキャラファイルを他所にアップ、
 交換などをする行為は絶対に禁止です。
 キャラを改造したものを自作と偽り無断で公開する行為は絶対に禁止。
 公開したい場合は、メールなどで作者に許可を得てください。」

違反事項を行わないように、そして無断転載および無断改変キャラを絶対に使わないように注意。

+ IF氏製作
  • IF氏製作 
2013年11月5日に斧ロダで公開されたヴィータ。
同人アクションゲーム『ヴィータ大脱出』のスプライトを用いて製作されている。
シュワルベフリーゲンのような飛び道具を放つが、原作のようなホーミング性能は無い。
他にもパンツァーヒンダネスのようなバリアを展開して防御したり、コメートフリーゲン風の攻撃をしたり、
ギガントシュラークぽい一撃技を放ってきたりする。
原作での最強技「ツェアシュテールングスハンマー」までは実装されていないが、再現度はかなり高い。

AIもデフォルトで搭載されており、中々の強さを誇る。
2013年11月8日にはAir氏の外部AIがmugenファイルアップローダ2にて公開されたが、現在は入手不可。

なお、この『ヴィータ大脱出』は18禁…所謂エロゲーである。
やってみようと思った方は留意されたし。


「はやての病気を治すんだ。……邪魔、すんなよ」

出場大会

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出演ストーリー



最終更新:2023年02月08日 22:31