スラりん


「ぷるぷる、ぼくわるいスライムじゃないよう」

エニックス(現スクウェア・エニックス)のRPG『ドラゴンクエスト』シリーズにおける敵モンスター。
「スラりん」という名称はスライムが仲間になったときに一匹目にデフォルトで付く名前
シリーズによっては名前が全てカタカナの「スラリン」になっていたりもする。
ちなみにナンバリングで仲間になるのは『V』とSFC版『VI』(DS版ではイベントで仲間になる「ルーキー」のみ)と『VIII』である。
またシリーズではイベントに関連するようなスライムには、雑魚モンスターとの差別化の為にこのニックネームが付けられることが多い。
『スライムもりもりドラゴンクエスト』(以下『スラもり』)では主人公のスライムのデフォルトネームになっている。

+ スライムに関するトリビア

『ドラゴンクエスト』シリーズにおけるスライム

シリーズ皆勤で、本作の顔ともいうべき存在。
冒険の初めに出会うことになる最弱モンスター(『VI』を除く*1)であり、『V』『VII』『VIII』『IX』では強制エンカウントとして必ず出会う。
雑魚モンスターとしての性能はほぼ通常攻撃一辺倒であり、呪文や痛恨の一撃といった器用なことは出来ない。
ステータスも軒並み低い為、初期レベルで武器を装備していなくても快勝出来てしまうのがしばしば。
所持金や経験値も雀の涙なので、集団でない限り、それ程戦っても意味がない。

しかしゲーム内でのコミカルなモーションやマスコット的な可愛らしさ、親しみ易さから、人気の高さは他のモンスターの追随を許さない。
その人気から『スラもり』では遂に主人公に抜擢されるなど「『ドラクエ』シリーズのマスコット」として非常に貢献している。
2008年にオリコンが調査した「好きなTVゲームのキャラクター」では、ピカチュウと同列の4位に位置している。
昨今ファミリーマートで発売されたスライム肉まんが、わずか1週間で100万個が完売してしまったというのも納得のいく話であろう。

スライムをベースとしているモンスター全般は『ドラゴンクエストモンスターズ』以降「スライム系」と呼ばれ、初代『DQ』からそのバリエーションは豊富である。
一例を挙げると、
等々、外伝作品も含めて全部紹介するときりが無い程で、現在もその数を増やしつづけている。
また、メタルスライムはぐれメタルなどは更に細かく「メタル系」に分類されたりする。
意外にも、全作品に皆勤しているのはスライムとメタルスライムだけである。これはスライム系のみならず、ナンバリング作品に登場する全てのモンスターの中でも他に例がない。おそらくこれからも皆勤が途切れる事はないだろう。
敵モンスターだけではなく、ペットとして飼われているスライムや洞窟や町中に人間の言葉を話すスライムがいることもあり、トップの台詞はその代表的なもの。
この喋るスライムはシリーズの定番として登場しており、上述の台詞と共に有益な情報が得られることもある。

仲間モンスターとしては「すばやさ」が伸びやすく、補助系の呪文を中心に覚えるのでサポート役に適している。
ちなみに仲間モンスターシステムが初登場した『V』以後のシリーズでもスライム系は素早さに優れていることが多い。
なお、最後まで育てきると「しゃくねつ」等強力な技を覚えるというパターンが多く、
『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズでは最強クラスの攻撃呪文「マダンテ」を覚えることが出来る。

主人公の座を射止めた『スラもり』シリーズでは仲間モンスターの時のように呪文は唱えられないが、
身体を伸ばした反動で高速で体当たりする「スラ・ストライク」という技を持つ。
あまりに強力な技のため、使える者は限られているらしい。のちに『VIII』や『バトルロード』にも輸入されている。

アーケードカードゲーム『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』においては全体的に「すばやさ」以外の能力は低めだが、
会心の一撃が出やすい「スラ・ストライク」、
相手の命中率を下げる効果のある全体攻撃「ミラクルフラッシュ」と技の使い勝手がよく、使える部類に入るモンスターである。
また、合体モンスターの素材にもなっており、スライムベス、メタルスライムと組むとキングスライム、
ももんじゃ、プロトキラーと組むと勇車スラリンガルに変化する。

モンスター物語ではスライムは大きな湖の中で誕生した単細胞生物で、湖から東西南北に分かれて旅立ったスライムがさまざまなスライムに変化している。
育成型万歩計『ドラゴンクエスト あるくんです』ではこうした環境適応による変化が再現されている。
何故かドラゴンに進化したりするが


MUGENにおけるスラりん(スライム)


MUGENではsylphyne氏によるほぼ手書きキャラとして参戦。
モデルはピエールの下の奴らしい。緑色なのはおそらくそのため(キャラ付属リドミ参照)。
(ピエールとはドラゴンクエストのモンスター、スライムナイトの一匹目の名前。間違ってもブレイカーズアレでも
 ファイターズヒストリーコレでもない。また、任天堂集英社とも何の関係も無い)
ちなみに、sylphyne氏は他にも爆弾岩のロッキーDQIIの勇者3人組、ゴーレムのゴレムスも作っていたが、現在は2016年11月のniftyのアットホームページ終了によるリンク切れでスラりん含めすべて入手不可。


通常技では特殊な剣などの色々な武器を使いこなし、必殺技では「ニフラム」や「不気味な光」などの魔法及び特技を使用する。
お前、どこからそんな武器出してんだ?四次元ポケットでも持っているのか?すごいスライムだ。
超必殺技には、スライムナイトになったり、灼熱炎を吹いたり、スライム族の仲間を呼んだりできる。

なお通常の「スラりんモード」とは別に、スタートボタン同時押しでメタルスライムになる「メタりんモード」がある。
こちらはメラ系やすばやさを生かした体当たりを使える。

ちなみに息子君の「スクルト」に対応しており、一緒に防御力がアップするようになっている。
又、イントロと勝利演出にも息子君娘ちゃんが出て来る模様。

AIは搭載されてないが、AIの製作に定評のあるうp主による自作AIが搭載され、この大会に出場した。
また、marktwo氏によるAIパッチも公開されている。

出場大会

凍結
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出演ストーリー



*1
では『VI』における最弱モンスターは何かというと、「ぶちスライム」である。 やっぱりスライム系なんですね。
見た目は黄色い身体に茶色の斑点がいくつかついており、普通のスライムより一回り大きいとされる。
スライムが自分より弱いモンスターを夢見て生まれた存在という有名な噂がある。
+ ぶちスライムの噂
スーファミ版Ⅵでは仲間にならないモンスターだったが、漫画版ドラクエⅥではという主人公ボッツの最初の仲間として登場。
「キズブチ」と名付けられ、最終決戦まで付いて行くこととなる。
後に発売されたDS版ではその影響を受けてか、「ぶちすけ」という名前のぶちスライムを仲間にすることができる。
そのため彼を「キズブチ」に改名した人も多いとか。