キワミ






 「フタエノキワミ、アッー!!」

ニコニコ動画の動画「るろうに剣心・検証」シリーズに登場する主人公。
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物「 相楽左之助 」との関係は不明。

フタエノキワミ、アッー!って何?

明治時代初期の日本を舞台に緋村剣心が活躍する漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。
TVアニメ版は『太陽の牙ダグラム』『機甲界ガリアン』などを手がけ、
「リアルロボットアニメの名手」と謳われる高橋良輔氏を演出協力に
元宝塚歌劇団月組トップの涼風真世氏を緋村剣心役に招いて1996年1月に放送された。
原作者の和月伸宏氏は演出や脚本にかなり不満があったようだが、
作品は1998年9月まで2年9ヶ月・全95話のロングランとなったただし打ち切りにより原作の最終エピソードの人誅編に入らずに終わったばかりか、
放送終了後もOVAが作られている。ただし原作と雰囲気違いすぎて賛否両論
海外でも放送され 英語版を初め数ヶ国語版が存在する。
なお、2012年8月には『仮面ライダー電王』『ROOKIES』などで知られる佐藤健氏を主演に実写映画版も公開されている。

「フタエノキワミ、アッー!」の元ネタは、英語版アニメ(ニコニコには2007年4月2日投稿された)で、
相楽左之助が仇敵・志々雄真実 「二重の極み」 を仕掛けた際に発した叫びである。
その外人声優のカタコトな言い方が妙に受け、ニコニコで秘かに人気を集めていた。
より原音に近付けて表記するなら「フタィノキワミアーーーーー!」となる。最後の「ア」は正確には「オ」との中間音。技名と咆哮の間は切らない。
ちなみに原語版(日本語版)で左之助を演じるうえだゆうじ氏の発音は、文字で表現するなら「二重の極みっ!でぇやぁーーーーーっ!」となる。
(「アッー!」は元々『真夏の夜の淫夢』系のネタからヤマジュン作品系のネタへと波及していた表現だが、単純に拝借しただけと思われる)。
余談ながら「アッー!」の部分は本来咆哮なのだが、MADでは悲鳴として使われる事が多いようだ。

+原作における「二重の極み」について
悠久山安慈が編み出した奥義。
「二重」の名が示唆するように 刹那の瞬時に二度の衝撃を打ち込む。
第一撃目は物体の抵抗で緩和されるが、第二撃目の衝撃は完全に物体に伝わるため、石や木でも粉々に粉砕する事が出来るという。
安慈は二重の極みを極めるのに10年かかったが、左之助はわずか一週間で極めてしまった(基礎だけだけど)。
その代わり安慈は体全体や武器でも発動可能な上、地面に衝撃を伝わらせる事で離れた相手にさえ二重の極みを放つ事が出来るが、
左之助は右手による正拳突きでしか発動出来ない。
左之助は一回だけ二重の極みを超える 「三重の極み」 を放ったが、それで右手に大きな負担がかかり、
対志々雄戦で二重の極みを志々雄に当てた事により、完全に右手の骨を故障させてしまう(皮肉にも志々雄へのダメージはほぼ無し)。
以後、手が完治するまでの期間を待たずに次の戦いが起こったため、
二重の極みを使うごとに完治していない右手がまた故障してしまい、治療役の高荷恵を困らせていた。
本人も気にしていたのか、終盤になってから両手で一撃ずつ拳打を打ち込むタイプの拳への負担の小さい二重の極みを編み出した。

+人物としての「キワミ」の説明


顔文字は(´゚Д゚`)
CVはうえだゆうじ氏、Lex Lang(レックス・ラング)氏、
mark ullod氏、최원형(チェ・ワンヒョン)氏、魏伯勤氏など。
赤報隊、喧嘩屋を経てニートになる。
いかなるものも粉砕するフタエノキワミの使い手。

喋る事の出来る言葉は日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、香港語、北京語、ロシア語、
タイ語、ギリシャ語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、トルコ語(最近習得した)である。

食欲旺盛で寿司ペヤング(焼きそば)ミルクチョコが大好物。
しかし、焼きそばとチョコミルクに対する意見の相違からCCOに何度も殴られている。
キャラクター的には所謂噛ませ犬であり、満を持して放つ必殺技「フエタノキワミ、アッー!」も、
不発に終わったり拳が砕けて悶絶したり、CCOに反撃を受けて吹き飛ばされるなど徹底してヘタレなキャラとされる事が多い。
周囲の人物にはそのヘタレっぷりで呆れられる事も多いが、なんやかんやで愛されているようである。

ノーパンスタイリスト」の異名を持つ。服を着ているため分からないが、常にノーパンらしい。
見た目では分からないが実は体が金属で出来ており、叩くと「カン」「コン」「チン」という小気味良い金属音が鳴る
斎藤一を始めとした多くの敵との戦いでも「9999」ダメージを連続で叩き込まれてもすぐには死なず、HPだけは異常なまでに高い。

自分の住んでいる長屋には㊧と書いている。多分を意識した…のかもしれない。

+他のキャラクターとの関連
他のキャラクターとの関係性は以下のようなものがよく登場する。
  • CCO
    • 何度も挑みかかるものの、辛辣な評価とともに返り討ちにされている。
    • 二人が争う原因は様々であり、食べ物の事だったり真面目な問題に関する議論だったりする。
    • 時としてCCOがキワミの持論やギャグなどを評価する事もあり、実は仲良しなのではないかという説もある。
  • 剣心
    • 剣心に「好き」「さの好き」という空耳がある事から、剣心は左之助に想いを寄せている可能性がある。
    • 一方で左之助の事を「馬鹿キワミ」と読んだりヒテンミツルギスタイルで容赦なく滅多打ちにする事もあり、ツンデレの可能性が指摘されている。
    • 左之助が「剣心萌え~る!」と突然叫ぶ空耳がある事から、両想いなのかもしれない。
  • 斎藤
    • 斎藤がDJを務める「ガトチュ☆エロスタイム」のリスナーの左之助はその多彩さに一目置いている。
    • 斎藤が薬売りに変装して道場に潜入した際にWiiの『スマブラX』で勝負を着けたが、その後に左之助が逆ギレしてリアルファイトに持ち込んだ。
      • ちなみにその後斎藤は『スマブラX』にハマり、Wiiと『スマブラX』を買って何度も左之助と対戦しているが、左之助は一度も勝てなかった。
  • AOC
    • ほとんど会話らしい会話がないものの、
      AOCがえーりんが好きな事を知りつつも左之助が「えーりんは陰険」と悪口を言いふらしているため仲が悪いのかもしれない。
    • とはいえ、後にオニワバングループが千葉で開催する合コンに行きたがっている様子も見られ、
      仲直りしたか、あるいはしたがっているとされる事もある。
  • 由美
    • 本来敵のはずなのだが、何故か非常に仲がよく左之助が安慈に殴られるシーンでは由美が「ひっでぇ!」と安慈を批難している。
    • それ以外にもネタバレを批難する、剣心の五連撃の解説を一緒にやるなど何かと息の合った会話が多い。
  • 方治
    • 左之助は方治の持ち歌「らららの歌」の大ファンなものの、方治は左之助の事が大嫌いで「ひっでえブース!」などと罵られている。
    • 趣味が合わないため、顔を合わせるといつも喧嘩になる。
    • 一方で、喧嘩の最中にユニゾンしていたりする事で斎藤から兄弟・ゲイボーイズなどと揶揄される事もある。

+装備
  • 斬馬刀
    • フタエノキワミが使えない頃に使っていた馬鹿でかい剣。
    • 原作でもツッコまれているがおよそ実在した斬馬刀とは似ておらず、どちらかというとクラウド・ストライフが使う巨大な剣に似ている。
    • 応仁の乱の頃の骨董品で、剣心と手合わせした際に折られてしまった所は原作と一致しているが、何故かスペアを複数本持っている。
      当然強さは素手の時以下である。
  • 炸裂弾
    • 月岡津南が"護身用"として作った炸裂弾。非常に強力な代物で、原作でも志々雄の所有する軍艦「煉獄」をたった3発で破壊している。
    • 原作でも志々雄真が全財産の3/5を費やして作った戦艦をたった3発で破壊せしめた事からよく「最強は炸裂弾」などと言われているが、
      フタエノキワミ系のネタでは左之助自身が自爆してしまう事も多い。
    • CCOは全財産の5/5どころかローン(ガトチュ夢のローン)を組んだり借金をして戦艦を作ったとされる事があり、
      残された借金を返済するために奔走したり借金の返済を先延ばししようとする事がある。
    • 音がでかいため、CCO主催の「CCOグランプリ」のスタートの合図として使われたり、祝砲として使われる事もある。
  • 色違い鉢巻
    • 剣心対AOCの再戦時、ライティングや色指定の関係で鉢巻が赤ではなく紺色~紫色っぽく見える事から。
    • 予備の鉢巻をしているという説と、2Pカラー(別人や替え玉)である説がある。
    • 和月伸宏氏はSNKの『サムライスピリッツ』シリーズの大ファンである事でも知られており、
      その『サムライスピリッツ』では、ナコルルのみ2Pの紫カラー時に顔が変わる通称「紫ナコ」が当初から存在したため、
      その辺りからの連想かもしれない。

+必殺技
  • フタエノキワミ系
    • フタエノキワミ、アッー!
      • 左之助の代名詞。原作でも右手に大きな負荷をかける技だが、フタエノキワミMADでは全くダメージを与えられず骨折してしまう事も多い。
    • ゴブリンバット
      • 「ゴブリンバットぉ、ふぁぁぁぁ~!」という気の抜ける声と共に放たれる技。フタエノキワミと全く同じものだが、強さはそれ以下とされる。
    • その他
      • ノーパン☆スッキリタイム、ネ申☆才支、強パンチ(→+A)などがあるが、要するに全部フタエノキワミである。
  • その他の技
    • 連打
      • 斎藤との再戦時に繰り出した連続パンチによるラッシュ。
        しかしダメージを一切与えられず、殆どは「miss」、乱数が良くて「1」か「2」のダメージである。
    • 変身
      • 元は張との喧嘩の最中、コミカルな鶏のような姿で描かれたシーンから。変身するだけで特に強くなったりするわけではない。
  • 声ネタ系
    • いつも滑ってしまうギャグ(ダジャレ)とは異なり、声ネタには定評があるものの、何故かそれで笑いを取ろうとはしない。
      • 代表的なものは喘ぎ声や空襲警報、スピードワゴン小沢・ヘイポー・北野武・グーフィー・松本人志のモノマネなど。

+その他の登場人物について
また、その他の登場人物の性格も原作とは異なり、別人であるとされる事も多い。
以下に一例を挙げるが、各キャラクターの扱いに関しては該当ページを参照。

(´・ω・`メ)
「フルチン☆サーセン!」「さの好き♪」「拙者は自宅警備員でござる」「牙突はオタクの妄想!」「GORI☆GORI
(´。ω゚`メ)
「ハワオオオオオオ!!アッー!ハッ、ハヤオオオオオオオオオオォォォォ!!!」「お取り寄せぇぇぇ!!」

(`゚益゚)
「めけーも!!」「所詮この世は焼肉定食、強ければカルビ、弱ければタン塩」「チョコミルク?何考えとんねやああああ!!!」「ムスカお仕置きし!」

(ヽ^ゝ^)
「ちわー」「押せばおk!」(ヽ<●>ゝ<●>)「レイプする☆サノ好きだから♪」「あと二歩でSEX!」「時尾?知らんがな(ヽ`ゝ´)」「エロはやめろ!

(´<_`Wvノ
ホモ☆レモン」「千葉って言いにくいよね…」「平成のNEETっ子達! 俺、素っ裸でケニアでドエロww」
ペッチャン(=ω=.)萌えっちゅうんじゃあぁぁぁっ!!」「アタックはL(レフト)サイド でターゲットは月(ライト)サイドだね♪」

wゝ^ヮ^ノ
「Here☆乱交」「うう・・・ウッディ・・・」「あー↑あー↓あー↑あー↓」「おいCCO!何しとるんCCO!!」「あぁ宇水死ねー!俺マジねーよwww」

(◣゚」゚◢)
「ナ・モ・ア・ミ・ダ・ボ・ツ」「怨デレ怨デレ怨デレ…」

(☆皿☆)
「萌えそう・・・何でもねぇ!」「ノーパン、ムラムラしたろ?w」「糞豚罵倒斎!」「うんこの感触…いいねぇ…」「どうか捕まらないで…」

(-●-●-)
「シスター超萌え…♥」「醤油拳法ロース!」「ペリーパネェっす」「ざまあwwけんちゃんwwwww」

といった具合である。なんなんだアンタら

+ニコニコ上でのブーム
そしてこれら英語版のセリフとMAD素材の「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」を組み合わせて、
2007年8月24日「マコトシシオは大変なものをフタエノキワミ、アッー!」が投稿された。

この動画がヒットした事で様々な空耳が付けられ、アニメ『るろうに剣心』の海外版の空耳ブームの発端となり、
去る2007年9月4日「各国の『フタエノキワミ、アッー』を検証してみる」 がアップされた。
この動画は総合再生数が160万を越え、一時は総合ランキングで8位につけるほどだった。
また、有志による便乗検証や空耳を素材にしたMADも多数作られ、フタエノキワミはニコニコの顔とも言える立場に立った。

爆発的なブームとなり、翌2008年にかけてニコニコでは様々な派生ネタ・MADなどが投稿されていく事になるが、
2008年3月27日から大半が権利者削除される、通称 「大削除祭り」が発生。 検証動画やMADなども大半が削除され、
フタエノキワミは急速にその勢いを奪われていく事となる。
こうした流れに関して、アニメ『るろうに剣心』の本編権利者であるフジテレビジョンが削除申請を出す事自体は妥当であるとする一方で、
一時期はニコニコ動画オフィシャルのニュースや告知などでもフタエノキワミネタが少なからず使われていた事を指摘し、
散々自分達も乗っておきながら、いざ権利者から削除要請が来ると交渉なども一切行わず大量削除するという、
ダブルスタンダードな運営方針を批判する声も動画投稿者やキワミストの中から聞かれた。*1

この時点で絶滅するかに思えたフタエノキワミだが、「フジテレビジョンが権利を所有する映像をそのまま使わなければ大丈夫」という理屈で、
削除回避版と称してモザイク処理をかけたものがアップロードされたり、削除されたMADがほそぼそと再アップされていく事になる。
また、大量削除を免れた物に手描きMAD類が多かった事から、ヒットを飛ばした音MADの映像を全て手描きで描き直した、
「手描き版」フタエノキワミMADや検証動画という、執念の塊のような動画作品もファンによって投稿されるようになった。

しかし、その手描き版である「全部手描きで各国の『フタエノキワミ、アッー』を検証してみる【合作】」さえも、
2011年6月頃に追加言語verを残して削除されてしまい、いよいよフタエノキワミの命脈は尽きるか…に思えたのだが、ひっそりと再投稿されたり、
2014年11月26日には「【5周年改良版】全部手描きで各国の『フタエノキワミ、アッー』を検証」という改良版が投稿される。
2017年9月4日には「【祝10周年】全部手描きで各国の『ヒテンミツルギスタイル』を検証・改」、
2019年6月20日には「【HDリマスター版】全部手描きで各国の『悪・即・斬』を検証してみる【祝完成4周年】」が投稿されるなど、
フタエノキワミを愛するキワミスト達によって、初出から10年以上経過した現在に至るまで、新たなネタが供給され続けている。

こうした権利者削除との戦いの中でフタエノキワミ動画、特に手描き系のものには、
動画説明文に「※この動画にはフジテレビ様の映像は一切使用しておりません
というような一文が追加され、運営を威嚇(?)する事が一種のお約束となっている。

志々雄「お前の出る幕はねえ…もう(キワミストの)戦いは終わったんだよ」

左之助「(まだキワミは)終わっちゃいねぇってんだよ!!!」

+原作ファン・別コミュニティとの軋轢
ニコニコ上で爆発的なブームとなった事から、所構わずフタエノキワミネタを連発するのがニコ厨の典型的な行動とされた時期があった。
また、『るろうに剣心』原作のファンの中でもフタエノキワミ系のネタに対するスタンスの個人差は非常に大きい。
『るろうに剣心』ファンだからこそフタエノキワミにハマったという人もいれば、原作ファンなのでフタエノキワミが許せないという人もいる。
原作のファンサイトなどでは、フタエノキワミの扱いを巡って議論が勃発する事もあった。

2017年には『るろうに剣心』北海道編の連載開始に伴い、作者である和月伸宏氏のインタビューでフタエノキワミ動画に触れたものがあり、
「俺は基本的に楽しんで貰えればオッケーって人間なんで、俺も楽しいし、みんな楽しいんだったら全然オッケーですよ」と好意的なコメントをした一方で、
ただし権利申請が必要な場面の時はきちんと集英社に問い合わせを行うようにして欲しい、と注意を促している。

ニコ厨の言動行動を茶化して「にわかニコ厨が2ちゃんねるで微妙に間違ったフタエノキワミネタを披露する」というコピペも登場したが、
このコピペが考えられたのは2008年7月20日のVIPであり、既に大削除祭りによりフタエノキワミMADの勢いが急速に失われてから数ヶ月経過していた頃である。
同時期には「ガチムチパンツレスリング(ビリー・ヘリントン兄貴)」シリーズや「吉幾三MAD」、「松岡修造」、「釘宮」、
初音ミクの消失」、「アッーウッウッイネイネ」、「ナイト・オブ・ナイツ」といった当時の次の人気コンテンツが登場しており、
そうしたコンテンツに乗り換えていった人達からは、
「VIPPERが周回遅れのものをニコ厨のメインストリームだと思いこんで叩いている(=時代遅れである)」として逆に茶化される事もあった。

その他、キワミ関連に関する詳細は百識のフタエノキワミ事典『CCOペディア』を参照されたし。
こんなサイトある訳がないと思った貴方、是非ともググってみよう。

+原作における相楽左之助についての真面目な解説
「どっかにいい猛者はいねえのかよ」

信州出身の19歳。
赤報隊に憧れて家出して準隊士となり、隊長の相楽総三を師と仰ぐ。名乗っている名字も彼のもの。
だが、政府により赤報隊は偽官軍の汚名を着せられて抹殺され、政府に強い恨みを抱いた
(同作には時代設定上、このような明治政府に恨みを持つ者、明治維新の犠牲となった者がよく登場する)。
そして背中に悪一文字を刻み、"喧嘩屋 斬左"として名を挙げ、雇われて剣心と一戦を交える。
剣心が「赤報隊を見殺しにした維新志士」ではなく相楽総三と同じ志を持つ者と分かり、敗北。
喧嘩屋を廃業し、剣心の心強き親友となる。
普段から食事代をツケにしている(本人曰く「喧嘩屋やめて金がねえんだ」との事)のを始め、悪友としての側面も強いのは御愛嬌。

初登場時は斬馬刀という馬鹿でかいを振り回していた
("斬左"の由来も馬刀の之助から)。
剣心との対決で真っ二つにされてしまってからは空気に。
物語終盤で折れた部分を修復して再使用したが、衝撃に耐えきれず粉々になってしまう。
その際に「ありがとよ」と言い残す辺り、かなり愛着のある得物だった事が窺える。

余談だが、2014年に公開された実写映画版二作目では戦闘で多少振り回した後、
用水路に投棄という「何でわざわざ京都まで担いで行ったの?」と言いたくなる無駄使いぶり。
三作目では、あろう事かバトルシーンに入る前にポイ捨て。以降出番なし。

戦闘での武器は、飛天御剣流の一撃にすら耐える驚異的な打たれ強さ。
斬馬刀を失ってからは、徒手空拳でただひたすらに殴り抜く喧嘩スタイルで戦う。
更に物語中盤には前述の二重の極みを会得した。
+選別だ 持っていけ
これに加えて 炸裂弾 という、フタエノキワミと同じ位にネタ扱いされている武器が彼にある。
京都に赴く際に元赤報隊の同士・月岡津南から餞別として何個か譲り受けた、護身用の代物。
左之助はこの炸裂弾を使用し、志々雄真実の切り札である戦艦「煉獄」に致命傷を与え、何と沈没させる事に成功する。

志々雄の 「"煉獄"には全財力の五分の三をつぎ込んだんだ」 という発言、
そしてそんな大層な代物が一市民が手掛けた 護身用 の炸裂弾(三個まとめて鋼鉄の外装ではなく内部の木造に着弾し炎上したとはいえ)
に呆気なく一発KOされた辺りが笑いを誘う
(なお、煉獄が登場即沈没したのは「作画の手間」が原因)。
間近でその威力を見た左之助が 「どこが護身用だ」 と呟くのも無理は無い。
むしろネタ混じりに 月岡津南をテロリストとして雇わなかったのが志々雄の敗因 とすらいわれる事も。これはひどい。

MUGENで放つ度に対戦相手どころか左之助自身を巻き込んだ大惨事を巻き起こす炸裂弾であるが、あながちその威力は誇張でもないのかもしれない。

後にスピンオフ『炎を統べる』単行本書き下ろし小説『その翳、離れがたく繋ぎとめるもの』にて、
この件について設定が加えられ、実は本編初登場以前に「煉獄」の事を知った月岡が、
明治政府が手にする筈であったそれへの対策として、海外の文献を参考に作った事になった。
つまり本当に 護身用ではなく、手投げ爆雷と呼ぶべき代物 であった事になる。
これはこれで護身用が半ば嘘だった事になるし、月岡の爆弾製造者としての評価も順当という事になってしまった。

なお、津南が密造炸裂弾を左之助に初公開するシーンは後年あるクソマンガに思いっきりパロディされた為、
るろ剣原作未読層にもネタとしてそこそこ知名度が上がった。

人物像のモデルは新選組十番隊組長、原田左之助。


MUGENにおけるキワミ

MUGENでは最低トーナメントのうp主である江戸川インポ氏が、
JIN氏製作のシェン・ウーを改変した「キワミ」および「Newキワミ」を公開している。

新旧キワミ?

キワミ

キャラ性能は予想に反してコンボキャラになっており、
氏曰く「格ゲーの苦手な方でもある程度容易に操作可能なキャラ」を目指し完成させたとの事。
そのため対空、突進技と主人公3種の神器の内2つを備えており、操作も簡単で非常に使いやすい。

また、キワミの特徴は二つあり、
一つ目は、特定の超必殺技を相手にヒットさせると自身もダメージを喰らい吹っ飛んでいく点。
実にキワミらしさを再現している。

二つ目はLIFEが100000、DEFが1という点。
実際検証動画内でもガトチュ(斎藤)から繰り出される最大ダメージ(9999)を何度も喰らい、
フルボッコにされるも耐えている事からキワミの体力が常人より桁外れという事を踏まえ、
このような設定にしたものと思われる。

+超必殺技紹介
  • ゴブリンバット
元ネタは【左之助・美しすぎるほど怖いフタエノキワミ、アッー!】と思われる。
KIWAMIがAOC(四乃森蒼紫)の部下式尉に対して打撃を連打するも、
全く微動だにしないのを観て「MISS」の文字が画面に埋め尽くされた。
この技を敵にヒットさせても全く相手にダメージを与える事が出来ない。
しかし。攻撃終了後に敵が混乱状態になるのでコンボを決める事が可能となっている。

  • 喰えるぽ喰えるぽ
普通のダッシュパンチ。
しかし攻撃が敵にヒットすると自分の体力が減ってしまう諸刃の拳。

元ネタは【各国の『百識の方治』を検証してみる】と思われる。
KIWAMIが戦艦煉獄に炸裂弾を投げる為に海上に漂っている木片を足場代わりにし、
近付いたが着地の瞬間ガトリング砲に狙われてしまう。
しかし「フタエノキワミ、アッ…」を水面に叩き付け水柱を発生させ弾を防いだ。
発動は早いので対空迎撃用に使えるだろう。

  • ちょwwおまwwニート
普通の空中回し蹴り。
攻撃が敵にヒットすると自分の体力が減ってしまうw
空中コンボと繋げると凄いダメージを与える事が可能だ。

  • ガトチュ召喚
どう見ても鹿である。
しかしキワミはガトチュ(斎藤)と思い込んでいるらしい…。
召喚するには1ゲージ必要。
敵の動きを止めるのに最適な技?と言えよう。

  • 炸裂弾
元ネタは【各国の『百識の方治』を検証してみる】と思われる。
着火作業のいらない最新型との事。
空中にばら撒かれた炸裂弾の威力は絶大でクリーンヒットした場合、
体力の半分を持っていくが隙が大きい為、中々ヒットしづらいのが難点だろう。

  • フタエノキワミ、アッー!!
KIWAMIの代名詞とも言える技である。
案の定ガード不可であるが、
発動までに時間が掛かり過ぎるので人工AIではまず当たらないだろう。
しかし、EX喰えるぽ喰えるぽの後に発動すれば100%ヒット可能。
相手に大ダメージを与える事が可能だが、自身も大きな痛手を受ける事になる諸刃の剣である。

■特殊能力■
  • 喧嘩屋斬左
体力が15000以下になった状況でSボタンを押すと、キワミが喧嘩屋の強さを取り戻す。
効果としては、
  1. 体力20000回復
  2. 攻撃力が上昇(1.3倍)
  3. ラウンド終了後まで効果は持続
  4. 毎ラウンド使用可能
  5. 発動するとお馴染みのBGMが流れ出す

馬の骨氏、KELN氏が作成したAIが存在する。

馬の骨氏のAIはレベルを4段階に調整可能となっており、かなり手強い。
ネタ的にもバランス的にもレベル3が一番お勧めのようだ(ほどよく自殺しほどよく戦う)。
レベル4になると自滅行動を取らないキワミらしかぬクレバーな強AIになる。
さらにゲジマユ出場を視野に入れてか、「花火大会スイッチ」なるものがある。
これはキワミの2ゲージ技の炸裂弾を投げまくるといった仕様になっている。
だが、現在はOneDriveアカウント凍結により入手不可。

KELN氏のAIの特徴は、高性能ゴブリンバットを兎に角頻繁に使用してくる。
さらに隙あらば炸裂弾・フタエノキワミ、アッー!をトコトン使用する。
一言で言うなら「猪武者」と言った所だろう。

馬の骨氏のAIは「静流」、KELN氏のAIは「激流」と例えられる。

+動画での使用上の注意
通常のバージョンはアニメの画像を使っているので、動画で使う際には権利の恐れがある。
そこで、ニコニコ動画に安心して投稿可能なsffファイルも公開されている。
「アニメ」の部分にモザイク&文字が表示された事により、キワミ出場の投稿動画が削除される可能性はほぼ無くなった。
この応急処置によってキワミが出場するトーナメントも増えると思われる。

Newキワミ

江戸川インポ氏が本気を出してドット絵を1から打ち直したのがこの「Newキワミ」である。
そのドット絵の変わりようは「何故初めから本気を出さなかった!!」と突っ込みを入れてしまうほどである。 
また、別の意味でドット絵に「何故?」と思われる個所がある。

  1. 斎藤がハメていた白の警官用手袋をキワミがハメている点
  2. ある種キワミのトレードマーク?でもあるサラシを外している点

答えはキワミ本体に付属している「ストーリー」を読めば一発で解決するだろう
(問題のストーリーがカオス極まりない内容になっているが一度読む事を推奨する)。

ドット絵の更新だけでは無く、多くの必殺技or超必殺技が追加され、
さらに馬の骨氏が補正関係と技の調整、5段階のAIの制作を行い、ネタキャラからマジキャラへと変貌を遂げた。

性能的には上記の旧キワミと比べ全体的に火力や無敵時間では劣るものの、
技の追加によってどんな局面でも戦えるため以前にも増して高性能となっている。
通常技が優秀で、それだけのコンボがかなり簡単に繋がり応用もしやすいので、コンボキャラとしても初心者には非常にお勧め。
これは江戸川氏が、使用者にプレイヤー操作で昨今の強~凶AIに挑戦してもらいたいとの思いからだそうだ。
そのためAIは性能の割にはそこまで行きすぎた強さにはなっていないが、秘めたるポテンシャルはでかい(と思う、多分)。
また、根性値補正および逆根性値補正を搭載しており、自分と相手の体力に応じて攻撃力が増減するというシステムになっているのも特徴の一つ。
旧キワミに比べ無敵時間が減ったため、以前よりも切り返しの手段があまり安定しない。攻めが強く守りが弱い辺りサウザーに似ている。

仕様なのかは不明だが、相手に背を向いた時振り向くまでにかかる時間が他のキャラよりも長いらしく、
相手にめくられやすかったり、 相手に背を向けたまま 空中ダッシュで近付く事が出来てしまったりする。後のケツムーブである。

江戸川氏の本気(8分50秒から)

+追加技一覧
  • 急降下パンチ
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 炎上!京都輪廻』からのオマージュ技と思われる(ネーム的な意味で)。

  • キワミ弾き
もろ改変元であるシェン・ウーの弾拳である(飛び道具を掻き消す事が可能)。

  • ガトチュ召喚
鹿(斎藤)が飛び道具を発射する。その高性能っぷりは有り得ない。

  • その程度かよ…
高性能当身技。剣心との初対面時に使用した技。
30%の確率で当身失敗でダメージを喰らう。
当身成功でも硬直は長く、画面端だと相手によっては反確

~以下1ゲージ使用~

  • 省エネファイヤー!!
高性能切り返し技。ベジータの『きたねぇ花火』と同じで高性能。
最近の更新では見た目が奇声を発しながらの強パン、もといガーキャンに変わった。

まんま鉄雄超必殺技である。成功すると体力40000消費する代償に、ゲージが3ゲージ分溜まる。
相手が至近距離にいた場合ダメージを与える事が可能。

~以下2ゲージ使用~

  • 赤報隊なめんじゃねぇ~ぞ
地上判定の広いコマ投げ。激しい連打を相手に叩き付け、最後は上空から地上へ叩き付ける豪快な技。
相手が空中にいない限り、攻撃見てから発動余裕っぷりの高性能技。
しかしあんあん喘ぎながら自爆するようになったので、体力の少ない時に使うのはやめた方がいいかも。

  • 炸裂弾
以前から搭載されていた技だったが、アレンジの結果「敵味方巻き込んで殺戮する兵器」と化している。

  • ガトツノキワミゼロスタイル
瀕死状態で発動可能な危険極まりない当て身技である。
相手の体力がMAXの場合に成功すると補正の関係上、9割ダメージを与える事が可能。

  • 左之助…いつの間にあんな技を…ッ!!
見た目はゴブリンバット+省エネファイヤーという感じ。やっぱり自爆する。

~以下3ゲージ使用~

  • 斎藤との再戦時に使用する筈だった奥の手
一定の体力以下で発動可能。
どう見ても瞬獄殺だが、相手に避けられ画面端へ激突すると即死するこれまた危険な技である。

ゲージが満タンになった状態で体力が0になると自動的に発動し、体力&必殺ゲージが急速に回復する。
さらに発動時はダウン追い打ちが出来る技以外、阻止する方法がない鬼畜っぷり。
カットイン直後にガード不能の攻撃判定があるというオマケ付き。

「俺は京都へ行く!!誰が何と言おうとな!!」
動画ではこのセリフを喋った後に「早く行け」「むしろ京都が来い」といったコメントが絶えない。
タグに「京都」が入っている場合、十中八九彼の事を指す。
大会動画ではうp主が空気を読んで京都ステージを選ぶ事も多いが、彼は全く気付いていないようだ…。

+大会での活躍(ネタバレかつ腹筋崩壊注意)
9条の人による大会にて、うはwwみなぎっwてwきwwたwwトーナメントに初出場。
D4Cの使い手相手に何故か五分の勝負を展開したり、第二回では津波と化したストライカーの軍勢を蹴りの一発で葬り続けたり、名勝負を繰り広げた。

こちらでは、炸裂弾やEX喰えるぽ喰えるぽなどのゲージ技を駆使して全試合DKOを達成したりと、
みなぎり系トーナメントの後も9条流屈指のネタ要員、あるいは自爆系アイドルとして親しまれている。
…とはいえ、「安心と信頼のDKO」とタグが付くほど9条流の特殊ルール系はDKO率が高いのだが。

挙句の果てに、コント「理容室」トーナメントでは味方ごと炸裂弾で自爆したかと思いきや、リザレクションで復活
その後サンドバッグくんと死闘を繰り広げた挙句、ルール上再び死にDKOになるというウルトラCを達成。全く新しいDKOの形を生み出した。
しかもこれを30割と共に2度もやらかしている。

そう!俺についてこい!!トーナメントのPart1では1回も炸裂弾を投げない上にDKOも無く、いつもの光景に慣れ切った視聴者達が物足りなくなる展開に。
だがその反動なのか、逆決勝の伊達政宗との戦いでこれでもかとばかりに炸裂弾を連発。ついでにフタエノキワミも連発。
この試合だけで3回もDKOを達成した上、最終的に両者が自陣で倒れてしまい、
パートナーであるカンフーマン同士によるタイマンで決着と言う全く新しいルール無視展開を見せた。
9条流の即死ルールの果てに、ゲジマユとはいえAI無しKFMのタイマンという、
MUGEN本体をDLしたばかりの初心者がWatchモードで見るような光景が待っているとは誰が予測出来ただろうか…。

そんな九条流の不動のエースたるキワミの活躍を、投稿者は自身のブログにて
「(みなぎり以外でも使ってみたら)宝くじ1等級の大当たりでした」と評している。

出場大会

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プレイヤー操作

キワミVSシリーズ(Newキワミ)


*1
キワミよりも後にブームになったものに関しては、権利元との調整によりMAD動画の投稿が容認・黙認されている例も非常に多い。
そうした提携も無かった時代なので仕方ないと言えば仕方ないという事でもあったのだが…。