金剛丸三蔵


「これが金剛丸の鉄壁よ!」

アリスソフトの地域制圧型エロSLG『大番長』及びそれを題材とした格闘ゲーム『BIGBANG BEAT』の登場キャラクター。
闘京の太刀区にある「戦争寺学園」の番長で、応援団団長。かなりの巨体で「鉄壁の金剛丸」の通り名を持つ。
堀田大悟の憧れの人、金剛丸彩の兄。
外見と名前から偶にと勘違いされるが、人間である。
腰にチャンピオンベルトの形状をした、特注品の携帯電話を巻いている
(普通サイズの携帯電話ではボタンを押せない為、妹の彩からプレゼントされたものらしい)。
履いている下駄は奥多摩山中の万年杉を切り出した物。
喧嘩の際にはこの下駄でどんな攻撃も(それこそ矢でも鉄砲でも)受け止めて来たため、「鉄壁の金剛丸」の二つ名で呼ばれるようになった。
イカれた奴ら揃いの全国の能力者(無論狼牙軍団の面子も例外ではない)の中では比較的常識人で、個人としてもリーダーとしても頼れる人物なのだが、
部下にも呆れられる程のシスコンであり妹の事になると周りが見えなくなるのが欠点。
かつて、彩が同じ名前なのでからかわれたというだけの理由で、営業中の焼肉屋「金剛丸」に巨岩を降らすという暴挙に出たことも。
しかし獄煉の手によって彩が誘拐されるイベントでは、自分が動けば学園に混乱が起きるだろうと理解して堪えることが出来るあたりはやはり上に立つ人間である。

大番長の県内編は彼の「戦争寺学園」と韋駄川煉率いる暴走族集団「獄煉」を同時に相手にするもので、
煉と三蔵のどちらを倒すかによってその後のルート分岐が決定する。

原作SLGでは太刀区を制圧し、タイマン勝負で勝つと仲間になるが、堀田大悟がいると仲間にならない
(正確には妹の彩、大悟、三蔵の内二人だけ仲間にできるという仕様なのだが、
 大悟加入条件の一つが彩が仲間にいることであり、大悟加入後に彩が外れるという状況は故意以外ではまず発生しない)。
煉を先に倒した場合は暗殺されてしまう。
スキルは「鉄壁」。下駄を脱いで両手に持ち、敵の攻撃にカウンターでラッシュをかける。
効果は敵の近距離・中距離攻撃を1.5倍にして反射し、自分のダメージは1/2にし(例:敵の攻撃力が50なら敵のダメージ75・自分のダメージ25)、
さらに絶対命中の効果まである。
遠距離攻撃には反撃出来ないがダメージ半減効果はあり、またダメージを半減する装備アイテム「うさ仮面うさ」と効果が重複するため、
組み合わせるとダメージを1/4にまで押さえられる。
金剛丸の体力の高さと相性が良く、非常に使えるスキルとなっている。
具体的に言うと、数値的には初期レベルで斬真狼牙韋駄川煉はおろかラスボス第1形態にすらタイマンで勝てるし、
うさ仮面と特殊ボーナスを付ければやはり初期レベルでラスボス最終形態が行動不能になるまでの全ての攻撃を受け止められる。
それ故か、ストーリー上でも韋駄川煉は正面からサンドバッグにされて死ぬのに対し、三蔵は暗殺されて死ぬ。
敵は極めて適切な処置をとったと言えよう。
このスキルと体力の高さから防御面ではトップクラスの性能だが、意外にも攻撃力が低めに設定されている。
主力として使っていくには、迫撃の学聖ボタンやぽわわ銃などの攻撃力が上がるアイテムを装備させたい。


BBBにおける金剛丸三蔵

スーパーアーマー付きの必殺技やガードキャンセル技を持つ打撃キャラ。
担当声優は一文字雷氏。ちなみに韋駄川煉も演じている。ん?
格ゲーでの巨漢キャラのステレオタイプ・・・ではなく、
コマンド投げは一切持たない
そもそも全体でコマ投げが非常に少なく、持っているのは煉一人だけだったりする。
しかし火力や防御力の高さは見た目に見合ったものを持ち、その上エンハンスで防御力が上昇
何よりゲージが1本でもあればガード不能連携可能というぶっ飛んだ性能の持ち主である。
(持続の長いBパワーアーツ「超鉄壁」をガードさせて、ガード不能の「轟」強版で崩すというもの
切り返すこと自体は可能だが、三蔵側は切り返しを読んで潰すことも出来る)。
その反面、巨体故にコンボを決められやすく、彼専用コンボが大量に存在する。
格ゲーにおける巨漢キャラは、その大きな食らい判定故に弱キャラ認定されてしまうことが多いが、
一旦ダウンを奪ったらほぼハメ殺しが確定する彼は、未だに安定しないキャラランクでも安定して上位(場合によっては1強)とされているのであった。

ビッグバンブレイクは「気合注入・突貫」。ビッグバンブレイクの中では唯一Bカウンターから派生する特殊な技。
発動すると三蔵が画面中央付近まで飛び上がって移動し、Bカウンターで吹っ飛んだ相手に「気合注入!」と叫んで、下駄から衝撃波を出して攻撃するというもの。
技性能は微妙。というのも与えるダメージが少ない。
Bカウンターで1ゲージ、ビッグバンブレイクで2ゲージの合計3ゲージ使って良くて約二割半、悪ければそれ以下のダメージしか与えられない。
ビッグバンブレイク単体のダメージ量は他の技も似たようなものだが、
派生元がBカウンターなのでそれ以上のダメージが見込めずコンボにも組み込めない、という点から使い勝手は良くないと思われる。
ゲージ管理が重要なBIGBANG BEATで多量のゲージを使うのはリスクが大きいため、とどめに使うならまだしも、
普通は上述のガード不能連携にゲージを使う場合が多い。
原作対戦動画(4:00~)


MUGENにおける金剛丸三蔵

⑨氏によって製作されたものが存在。
原作再現度は高く、エンハンス「超防御」(1試合最大3回使用可能)では1回毎に0.0275ずつ防御力が上昇する。
なお、最新版はMUGEN1.1専用になっているので注意。MUGEN1.0版は2016年12月31日を以て公開終了。
MUGEN1.1では場が広く取られているので、三蔵同士であっても遠距離戦が可能になっている。

フツノ氏によって10段階に設定できる外部AIも公開されている。
先述のガード不能連携も使えるが、AIスイッチによって使わないようにすることも可能。
スイッチオン時の強さは凄まじく、一度条件が揃えば連携を容赦なく決め込み、3ゲージ(=3コンボ)もあれば相手を倒せてしまう。
しかも2回ほどコンボを決めてしまえばその時点で約1ゲージが回収できるため、実質2ゲージでも勝負を決めることが可能。
2014年3月10日にはshao氏によるAIも公開された。

その巨体から繰り出される技のリーチとパワーから、コメでは「和製ハルク」の異名を持っている。
また、そのハルクとタッグを組むと、二人合わせて「和洋ハルク」と呼ばれたりする。
本家本元を「洋製ハルク」と呼ぶのは何かが間違っている気がするが、
まあ、「ハルク」は元々「馬鹿でかい男」という意味なので、使い方は間違っていないと思われる。多分。

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最終更新:2017年01月05日 22:30