ハイデルン


"GO TO HELL!!"

  • 格闘スタイル: マーシャルアーツ+我流暗殺術
  • 出身地: 不明
  • 誕生日: 9月1日(43歳)
  • 身長: 192cm
  • 体重: 90kg
  • 血液型: B型
  • 趣味: ぬし釣り、メタルフィギュアコレクション
  • 大切なもの: 家族の写真
  • 好きな食べ物: 黒ビール、腸詰めのウインナー
  • 嫌いなもの: 『'94』~『'98』… ルガール
                          『2001』… なし
  • 得意スポーツ: ハンティング

THE KING OF FIGHTERS』 のキャラクター。
プレイアブルキャラとしては『'94』『'95』『'98』『'98UM』『2001』『2002UM』『XIV』『XV』に登場する。
それ以外の作品でもメインストーリーに深く関わる重要人物。『KOF』の裏主人公と言っても過言ではないだろう。
身も蓋も無い言い方をすれば、怒チーム=傭兵部隊という事で何かとストーリーに絡ませやすいという話ではあるが。
ブラジルを拠点とする傭兵部隊の隊長で、各国政府の要人や裏社会の人間から任務を請け負い、様々な方面で暗躍している。
ラルフクラークウィップはこの部隊に所属する部下で、レオナは彼の養女。隊内では「教官」と呼ばれている。

ハイデルンという名前はコードネームで、他に「ベヒシュタイン」という偽名を使っていた事もある。
趣味系統や偽名からドイツ系らしき気配はするのだが、本名は不明。
名前の元ネタはアニメ『宇宙戦艦ヤマト』のヴェム・ハイデルン。右目の隻眼も共通している。
なお、当時存在した雑誌ゲーメストでは「ハデルン」「ハン」と書かれた他、
阻止されたが「ハイデルソン」と間違われそうになるなど名前の誤植が多かった。
2文字目はともかく、突然ひらがなが混じったのはわしにもわからん…

外見は漫画『北斗の拳』のカーネル、キャラクター性は映画『ランボー』のサミュエル・トラウトマン大佐の影響が強いと言われる。
キャラ自体は1988年に稼動したSNKの『航空騎兵物語』に登場する司令官がモデルとも。色んな意味でベトナム戦争繋がりか?

声優はルガールと同じ 新居利光 氏(他に草薙柴舟(『'95』)、オリジナルゼロ服部半蔵も担当)が演じてきたが、
3DCGアニメ『THE KING OF FIGHITERS:DESTINY』では柴舟・ラッキー役を兼任の 山岸治雄 氏が演じ、『XIV』で続投する事になった。

+ ボイス
『'94』
『95』
『'98』
『2001』
『2002UM』

『KOF'94』の8年前、当時34歳だったハイデルンは持ち前の格闘術と人望を手に、異例の速さでブラジル秘密基地の教官に昇進する。
妻のサンドラとの間にクララという娘にも恵まれ、まさに順風満帆の時期だったという。
しかし傭兵筋で有名になっていたその強さを耳にしたルガールがハイデルンに興味を持ち、
一人ブラジルの基地に殴り込みをかけ、手始めに彼の教え子である50人の仕官候補生とサンドラ、クララを殺害。
その報を聞いて任務から急遽帰還したハイデルンをも軽くあしらい、彼の右目を奪う。
ルガールは初めハイデルンもコレクションの一部に加えようと考えていたようだが、期待外れだったのか何もせずに去っていった。
妻子の命を奪うつもりはなかったようだが、ルガールにとっては路上の小石を払うようなものだったのかもしれない。
全てを奪われ、身に余る屈辱を植え付けられたハイデルンは、
その後自らの傭兵部隊を築き上げる一方で血尿が出んばかりの修練を重ね、独自の格闘術を編み出す。
しかしいくら情報網を駆使してルガールの所在を探っても、出てくるのは [R] の一文字だけだった。

ラルフとクラークはこの頃に「傭兵としてのハク」をつけるためブラジルに渡り、
名の知れていたハイデルンの部隊に志願して入隊。*1
生粋の体育会系だった二人はハイデルンの科学的な訓練法を見て「手抜き」と思い勝負を挑むが、
二人がかりでも到底敵わず、これをきっかけにハイデルン流暗殺術を学ぶようになった。*2

レオナを養女にした時期や経緯についてははっきりしていないが、
恐らくルガールに敗れた後、何らかの接点があったガイデルとの縁で引き取ったものと考えられる。*3

8年後、突如ハイデルンの元に謎の人物[R]からのKOF招待状が届く。
これがルガールからのものあると確信したハイデルンは、ラルフ、クラークと「怒チーム」を結成し大会に参加。
決勝戦後にやはりルガールが姿を現すが、倒されると空母諸共自爆。
怒チームのエンディングでは、家族3人の写っている写真を宙へ放り投げる姿が見られる。
しかし、翌年にもまた [R] 名義のKOF招待状が届く。
ルガールが生きていた事を知ったハイデルンは、完全に息の根を止めるべく再びKOFに出場、今度こそ死亡を確認した。
この時ルガールが飲み込まれたオロチの力を見て、裏で活動を始めていたオロチ一族の気配を察するが、
復讐を果たした事で一旦前線から退き、怒チームの後任にレオナを据えた。

ネスツ編ではいち早くネスツの動きを察知し、作戦を指揮。新たに編入したウィップを怒チームに配置する。
プレイアブルキャラとしての登場は『2001』のみながら、『2000』は実質ハイデルン視点のストーリーで、
重要シーンの多くに顔を出しており、ハイデルンがネスツ編の影の主役(になるはずだった)と見る向きも間違いではない。
『2000』では偽のKOFを開催した「リング機関」と連携を取り、怒チームを送り込む一方でK'マキシマの元にヴァネッサを派遣。
彼らを捕獲し、ネスツの本拠地や意図を探ろうとする。
 しかしリング機関の司令官・リングがクローンゼロにすり替わっていた事を見抜けず、
 彼の反乱に利用され、「ゼロ・キャノン」の情報も遮断されていた。
 結局クローンゼロはネスツによって粛清され、
 ハイデルン側はゼロ・キャノンと街一つ、そしてプライドを失うという完全敗北を喫する。
 『2001』では行方を眩ましたウィップに代わり怒チームに復帰。
 これらと並行して社会に放たれたクローン京達の捕獲、やネスツ残党の処理にもあたっている。
ネスツ壊滅後は再び部隊指揮に戻り、セスやヴァネッサの他、ウィップとの縁でK'やマキシマにも任務を割り振っている。

『2003』ではかつての宿敵、ルガールの息子のアーデルハイドと邂逅する*4 が、心情的には友人のような存在になっている。
ただし、アーデルハイドは彼の意思とは無関係にルガールの持っていた武器商人としての影響力を受け継いでいる面があり、
立場上彼と敵対せざるを得なくなっているようだ。
『XI』では禍忌の死体を回収し、「遥けし地より出ずる者たち」の正体を解析しようとするが、何者かによってその死体を奪われる。
しかしこれはどうやらハイデルン達が仕掛けた罠だったようだ。
『XIII』ではエディットチームのエンディングに登場、アッシュ・クリムゾンが消滅する事を見抜き、
「例えその存在を無に帰しても、自身の誇りを守ったのだ…だが、それを知る者は、この世界に存在しなくなる」と一人考えていた。

『XV』では久々にKOFに出場する形でメインストーリーに絡む。
怒チームにシュンエイを内密に監視させる傍らで、自身はドロレスを協力者とした後にイスラをスカウトして、リ・ヴァースへの対策に奔走した。
エディットチームのエンディングでは、目先の惨事を防げたのを確信した一方で、
この一件とドロレスの報告を吟味した上で、今後オトマ・ラガと同等の脅威が出現する可能性について一抹の不安を覚えていた。


第一作『'94』からの『KOF』最古参キャラクターの一人だが、この人にも多くのキャラのパクリロディが詰め込まれている。
彼の代名詞とも言える「ストームブリンガー」は、マイケル・ムアコック氏のファンタジー小説『エルリック・サーガ』に登場する、
相手の魂を奪い去り所有者に力を分け与える魔剣・ストームブリンガーから。
通常技特殊技の名前も、バルムンクだのバスタードだのといった白兵戦用武器から取っている。
ゲーム中では「我が鋭い手刀は大気中に真空刃を生む!誰にも止める事はできぬ!」南斗の人のような事を言う。
しかしこの頃はまだ元ネタがマニアックだったり、ちゃんとオリジナル色に染まっていたりでさほど気にならなかったものである。
その後、『KOF』の盛り上がりと共に飛躍的に勢いを増したSNKのパロディラッシュの行き着いた先は、推して知るべし

何故か韓国で人気が高いらしく(徴兵制があるから?)、
『2001』ではスポンサーのイオリス社から「ハイデルンを出してね」との強い圧力要望があったという。
そのせいか『2001』での2Pの初期カーソル位置は、主人公のK'と対になるようなクーラK9999ではなく、彼だったりする。
ちなみに、彼の軍服のデフォカラーは作品によって緑だったり青(『'98』、『2000』デモなど)だったり、
赤(『XI』デモ)だったりで安定しない。モテるオヤジはちょいオシャレである。

相手の体力を吸収するという人間離れした真似ができるのは、相手の体内の電流を吸い取っているとの説もあるが、
最終的にはやはり「気」のなせる技という事に落ち着くらしい。つくづく便利な言葉である。
新声社の『KOF'94の謎』によると、ひたすら修行していたら、たまたまこうなってしまったらしいが、どんな偶然ですか
また、技を放ってる際の様子から吸血しているいう解釈も取られていた。
どちらにせよ危険な事には違いない。
こうした行動から、故ゲーメストでは妖怪だの地球外生命体だの呼ばれていた。

ちなみに恐ろしく常識の範囲が広い人で、クローンを生産する技術を有し、軍事衛星・宇宙要塞を所持する上に、
極度の若作りの割に声は渋く不可解なマント+ワイヤーを使ったまったく新しい格闘術を見せるイグニスに対し、
「ありふれた悪党だ」と断じる。彼にとって稀有な悪党というのをぜひ見てみたい……
……いや言うまでもなく、
「たとえ巨大な組織高度な科学力絶大なカリスマ御大層な正義感や大義名分を有していても、
 悪党としての部分がありふれている以上はそこらのチンピラと変わらない」
という意味であり、何度も世界の裏側を覗いてきたハイデルンだからこそ言える台詞だろう。
そんな教官もクローンゼロがリングに摩り替わっていた事や、ネスツ本拠地の所在までは流石に見抜けなかった。
まあ後者についてはプレイヤーにも意味が分からない超展開だったからしょうがないね!




 「次はお前だ!」


原作中の性能

中~遠距離戦を得意とするタメキャラ。長身なため通常技特殊技のリーチが長いのが特徴だが、機動力も低くない。
弾道が高く避けづらい飛び道具「クロスカッター」と対空技「ムーンスラッシャー」を持っているので、
必然的にタメキャラの基本スタイルである待ちが主体になる。
ただしムーンスラッシャーは間合が狭いので対空に使うと相打ちになる事も多く、連続技に組み込むのが基本。
一方でキャンセル可能な通常技や無敵技が殆ど無く、隙の大きい技が多いため攻め込まれると弱い面もある。

『'94』では通常技や必殺技の基本性能が高く、待ち軍人モードの鉄壁ぶりもさる事ながら、
ムーンスラッシャーをおよそ斜め45度の角度で相打ちすると相手の体力を8割奪えるバグ(「恐怖の斜め45度」)や、
ムーンスラッシャーを空振りしてから「ブリンガー がつく技を出すとダメージが跳ね上がるというバグ (「超ブリンガー」とか「空振りンガー」とか)、
コンボ中にコマンド投げでダウンさせると、倒れている相手に再びコマ投げが入るバグ(「永久投げ」コマ投げキャラ共通)など、
ハイデルン特有のバグから全キャラ共通のバグなどを多数味方に付けていた。
ゲーメストムックの『'94』ダイヤグラムでは、一部バグ込みの評価でぶっちぎりの1位を獲得。
特に「恐怖の斜め45度」は攻略ライター陣に多大なトラウマを与え、
バグが無くなった『'95』以降ですらスラッシャーを相打ちで食らうと思わず「ギャー!」と叫んでしまうほどであったという。

『'95』では1人だけ追加必殺技が無いという扱いを受けたが、その代わりに強「クロスカッター」の弾速が上がり、
またコマンドの関係性からガードキャンセルで出しやすく、待ちの固さがアップした。
バグは軒並み修正され、「超ブリンガー」がスラッシャー分のダメージが追加されると言う形でバグから仕様になった。
しかし今度はムーンスラッシャーでKOすると次の相手に空振り抜きで超ブリンガーが決められるというバグが発生。
相変わらず基本性能は高く、火力インフレが顕著な『'95』ではあまり目立たなかったが、一時期はダイヤ1位とも言われる強さを誇った。
前述のように基本的に待ちを主体とした戦法が強いが、
『'94』と『'95』では「ネックローリング」 を移動手段として使い溜めながら接近しつつ、
「ストームブリンガー」で通常技をキャンセル(モズキャン)して固める近接戦闘も強力で、
こういった戦法を主体としてガンガン攻めてくるハイデルンは「高機動教官」と呼ばれ恐れられた。

『'98』ではレオナの「リボルスパーク」から逆輸入したような超必殺技「ハイデルンエンド」の追加や
(というか『'95』の時点でこういう技を追加する予定があったらしい)、
通常技の大幅な変更など、全体的にマイルドな調整が行われた。
またブリンガーのバリエーションとして当て身投げの「キリングブリンガー」も追加されたが、
出がかりだと攻撃が取れず潰されやすかったりと正直性能はあんまりよろしくない

『2001』ではタメ基準の性能のままコマンドキャラに変更され、全ての技が出しやすい上に高性能な強キャラとなった
(レオナと差別化するためか、何か意図的なものであったのかは不明)。
一部で「コマンデルン」などと呼ばれ恐れられたが、『2002UM』ではタメキャラに戻っている。
ただし「MAX発動中はキャンセルで出す場合に限りタメ時間なしでコマンドを受け付ける」という仕様になっているため、
限定的ながらコマンデルンっぽい事はできたりする。

『2002UM』ではMAX2で「カリバーン」を習得。
下から真上に斬り上げる手刀で、近距離ではガード不能の打撃技、遠距離では多段HITの飛び道具が発生するようになっている。
やや発生が遅いものの打撃投げではないので、ガードモーションの相手にも技が成立しガード不能連係が成立しやすい。
そのためHPが減ったハイデルンには強烈な選択を相手に押し付ける事ができ、行動の幅が一気に増える実に嫌らしい技となっている。
ちなみに技名・内容・演出に至るまで山羊座の黄金聖闘士が使う必殺拳・エクスカリバーそっくりである
(そもそもモーションのコンパチ元である近距離立ち強パンチ自体、元々技名が「エクスカリバー」)。
カリバーンはエクスカリバーの前身の姿であり、一度折れた後にEX(エクス)カリバーン=エクスカリバーとなる。
エクスカリバーは最早固有名詞となってはいるが、敢えて和訳すると「カリバーン改」という意味である。
一方、根元ヒットすると背中から衝撃波が突き抜ける辺りから南斗鷹爪破斬とする意見もある模様。

DLCキャラとして遅れての参戦となった『XIV』ではネックローリング等が削除された代わりに、
『'98』からの地上ふっとばしだった指先ひとつでダウンさせる奴が非タメコマンドの必殺技「スティンガー」に昇格
(ちなみに地上ふっとばしは『'95』までの後ろ蹴りに戻っている)。
通常版は強制ダウン(カウンターでワイヤーならぬ壁ダウン)、EX版はクリティカルワイヤーとコンボで便利な技となっている。
さらに新超必「ハイデルンスラッシュ」は一定距離飛んでからその場で回転し続ける大型の飛び道具で、
おもむろに出して相手の動きを封じたり、コンボに組み込めば気絶挟んで即死まで持ってけたりと極めて強力。
また必殺技にはもう一つレオナのグラセに似たすれ違いざまに切り裂く「アサルトセイバー」も追加されている。
…性能は忘れた頃に出して食らってくれれば御の字といったレベルだが。あるいは攻撃が出ないように移動技としてなら
ファイナルブリンガーはCLIMAX超必に昇格…と思いきや「ゲイボルグ」に改名(掴んだ後さりげなく首を捻ってたりとネックローリングの要素も入った)。
体力吸収はしなくなったが、浮いた相手も掴める投げ判定になったので3ゲージ使うだけの強力さは見せている。

登場回数は多くないが、出れば設定通りの強さを発揮しており愛用者も多く、新作が発表される度に参戦希望の声が聞かれる。


MUGENにおけるハイデルン

+ Tatsu氏製作 2001仕様+アレンジ
  • Tatsu氏製作 2001仕様+アレンジ
代理公開していたH''氏のOneDriveアカウントが凍結されたため、残念ながら現在は入手不可。
ニコニコ動画で主に見かけるのはこのハイデルン。
2004年以降長らく更新されていなかったが、2008年に全体的な技性能の変化や新技の追加など大きく改訂された。
目立つ追加点は氏のオリジナル浮かせ技「アップスラッシュ」と、2ゲージ技 「ハイデルンエスケープ」 。
日影氏と適当な人氏によりAIが製作されており、1キャラ分の容量で両者のAIを同時に使用できる親切設計。
どちらのAIを選ぶかによって戦い方が全く異なるので、自分の好みや大会のコンセプトに合わせて使い分けが可能。

+ 日影氏製AI解説
よく攻めデルンで、クロスカッターを放ちつつそれを追いかけるなどし、
飛び込みや小技からの連続技を狙っていく基本に忠実な動きをする。
ゲージがあればガーキャンで浮かせた相手を超必殺技で追撃してきたり、
ファイナルブリンガーでの割り込みを仕掛けてきたりもするので油断は禁物。
また相手がガードしていると執拗にストームブリンガーを狙っていく。
さらにアップスラッシュからの浮かせコンボでとんでもないダメージを叩き出し、


みたいな事になる事もある。通称「軍人バレー」
最新バージョンにも対応しているので安心。

+ 適当な人氏製AI解説
待ちデルンとなっており、とにかく距離を取ってクロスカッターを連発しまくり、
近づかれると小ジャンプからの連続技やムーンスラッシャーでの対空、
ファイナルブリンガーの割り込みなどで仕切りなおし、再び距離を取って(ry、という動きをする。
製作者自身が「あんまりいい戦い方をするAIではないので使う際は注意するように」と言っている事を記憶に留めておきたい。

こちらも現在は最新版に対応している。
ちなみに両者のAIを戦わせると、しばしばクロスカッターの撃ち合いで千日手状態になる。

+ Zelgadis氏製作 2001+KOFMアレンジ仕様
  • Zelgadis氏製作 2001+KOFMアレンジ仕様
現在は入手不可。
基本的には『2001』仕様だが、アレンジ超必としてボルテックランチャーや3ゲージ版ハイデルンエンドが搭載されている。
AIは未搭載。

+ Raposo氏製作 98+2001+2002UM仕様
  • Raposo氏製作 98+2001+2002UM仕様
『'98』・『2001』・『2002UM』のMIX仕様。
MAX2については、説明書に記載はあるものの、原作の演出がチープに感じられたとの理由で非搭載となっている。
オリジナルのMAX2を搭載する予定で途中まで技の製作をしていた形跡が残っているが、
その後の更新がないため、どのような技にする予定であったのかは不明。
また、クロスカッターの判定が小さすぎるため、烈風拳のような地を這うタイプの飛び道具との相殺がされないどころか、
相手にしゃがまれるだけでクロスカッターが当たらなくなるという不具合がある。気になる人はmcmなどを用いて修正してみると良いだろう。
デフォルトで待ち気味なAIを搭載しているが、徹底した動きではない。

+ Passer-by氏製作 '94仕様
  • Passer-by氏製作 '94仕様
Passer-by氏(或いは339氏ことSchmidt Hans氏)によるハイデルン。
バグという名の仕様を含む、数少ない『'94』の原作再現版。斧ロダと氏のOneDriveにて公開中。
上記の「空振りンガー」や、「恐怖の斜め45度」なども再現されている。
ダメージはレトロ火力のため高めだが、半数補正や逆根性値が大きくコンボだと大幅に威力が落ちる。
それでも個々の火力は高く、1チャンスで逆転する事も珍しくない。

スタートボタン決定による7~12Pカラーはアレンジ仕様となり、
ストライカーとしてラルフクラークレオナウィップが追加され、
ガトリングアタックやボルテックランチャーなどの部下の技を使用できるようになる。
さらに、最終闇技としてインフィニティスラッシャーが追加される(元ネタは恐らく『'95』の4コマ漫画)。
この技は名前の通りムーンスラッシャーを無限に繰り返す技で、
仰け反りがないため元ネタ通り食らわせてもガードされてもほぼ勝利確定(ただし、無敵はない上一試合に一度しか使えない)。

3段階調整のAIがデフォルトで搭載されているが、外部AIも募集中との事。

+ A.c.c氏製作 2001+2002UM+アレンジ仕様}
  • A.c.c氏製作 2001+2002UM+アレンジ仕様
上記のTatsu氏製ハイデルンの改変。
『2002UM』の勝利演出や、MAX2超必殺技である「カリバーン」が搭載されており、
『'94』をベースにしたスペックでスタイリッシュな高機動教官が楽しめる。
多くのプレイヤーをトラウマにした「恐怖の斜め45度」や「投げバグ」といった凶悪な技が使えるようになっており、
後の更新であの「空振リンガー」も搭載された。
歴代の性能のいいとこ取りを想定して作られているため、ランクは凶上位~狂下位と非常に性能が高い。
しかし、無敵が多く一部の技がアーマー殺しになっている事もあり、時に格上の相手に勝つ事もある。
デフォルトAIも搭載済み。AIレベルを9段階に調整でき、永久や空振りンガー使用の可否を設定可能。

+ 斑鳩氏製作 98仕様
  • 斑鳩氏製作 98仕様
WinMUGENおよびMUGEN1.0で動作可能。
AIレベルを8段階に設定可能な他、反応速度の設定もできる。
『'98』のハイデルンは弱く、あまりにも悲惨だったので、一部性能を『'98UM(FE)』準拠に変更してあるとの事。
つまり、無印版と調整版のいいとこ取り(キリングブリンガーは『2001』準拠)。

この他にconcord20氏による改変版も存在する。
こちらはコマンデルンになっていたり、ストライカー(ラルフ、アンヘル、キングの3人)を呼び出せるようになっていたりと、
『2001』の仕様が盛り込まれている。


また、サイクロイドΩにハイデルンのキリングブリンガーが搭載されている他、
「アテナが怒チームに配属されハイデルン流暗殺術を習得した」
というコンセプトの改変キャラとして"アテナ・ハイデルン"も存在する (詳しくは麻宮アテナのページを参照)。

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示

出演ストーリー

+ 一覧


*1
なお、『ネオジオフリーク』の1998年11月号に掲載されたラルフとクラークのキャラクターテキストでは、
傭兵としての二人の評判を聞いたハイデルンが、実質的なスカウトの意味を込めて、自分が指揮する作戦に二人を参加させたのが出会いとされている。
どちらの設定も生きているとすれば、その作戦でハイデルンの手腕を間近に見た二人が、ハイデルンの意図通りブラジルに来たというのが妥当な所か。

*2
どういう訳か肉技とか握力×体重×スピード=破壊力とかになってしまったが、
基本だけを教えて後は好きなようにやらせて長所を伸ばすというのがハイデルンのやり方らしい。 つまりあれは奴らの趣味
なに? ハイデルンも『'94』で既に「マッスルインフェルノ」をパクってた?
何を言っているのかね。 あれは「ハイデルンインフェルノ」という立派な(以下略)

*3
仮にハイデルンがガイデルの素性やレオナの起こした事件の全容を知っていたと考えると、
「あえて宿命を乗り越えさせるためにレオナを兵士として育てた」 として辻褄が合う
(レオナ本人の希望もあったが、レオナ自身は事件当時の記憶を失っていた)。
でなければいくらレオナ本人が志願したとはいえ、正体不明の少女を戦場に赴かせるとは考えにくく、
既にオロチ一族の暗躍を察知していた『'96』で怒チームを退いた理由が思い当たらない。
ちなみに『'96』のドラマCDでは、神楽ちづるが(レオナの体を借りて)草薙京に「ゲーニッツがレオナの事件の「鍵」を握っている」と話しており、
彼女もこの事件に関してある程度の情報を得ていた様子が窺える
(ただし「血の覚醒」については気付いていなかった模様。また、嬉野秋彦著の小説版においても、
 『'97』でレオナが暴走するまで、ちづるはレオナがオロチ関係者である事に気付いていなかった)。

*4
アーデルハイドの一般的な愛称は「ハイジ」であり、彼の亡き娘「クララ」にちなんでいる。 元ネタは言わずもがな


最終更新:2023年11月17日 21:19