天将奔烈

「受けてみい!このラオウの無敵の拳!!」


世紀末覇者拳王ことラオウ様の剛拳を代表する技の一つであり秘奥義でもある。「てんしょうほんれつ」と読む。通称「ホンレツ」。
原作ではケンシロウ北斗神拳究極奥義 無想転生を会得・発動したことを悟り、それを「微に砕く」為に放った。
北斗剛掌波との違いは放出する闘気の量が圧倒的に多い点。
おそらく闘気で相手を微塵に砕く技と思われるが、如何な奥義でも無想転生の前には完全に無力であり、
切り裂けたのはケンシロウの革ベストのみであった。

ケンシロウもこれを水影心で体得したのか、第二部で羅将ハンに対して放ち、彼の「白羅滅精」を貫通している。
なお闘気量の関係上、ラオウと同等の威力があるかは不明。

このように原作ではたった2度しか使われてないが、名前のカッコ良さやラオウが使った最後の名前付きの技な為か非常に人気が高い。
まぁ、そもそも名前の判明しているラオウの技が他に無想陰殺と北斗剛掌波くらいしか存在しないのだが。
体感ゲーム機『パンチマニア・北斗の拳』では、プレイヤー・敵時問わず奥義として出す技はすべてこれであったが、
中身はただのパンチ連打技になっており、「ラオウ版百裂拳」的な扱いであった。
ただ、その後、『パンチマニア2』でケンシロウがハンに使用したバージョンは原作準拠になっていた。
また、ぱちんこCR北斗の拳では、自分の選択キャラがラオウの時に使ってくれれば非常にうれしいのだが、自キャラがケンシロウの場合に使われると絶望するしかないと言われている恐怖の奥義。

ゲームにおける性能

両手で円を描いたのち、凄まじい闘気をまとった掌を突き出して突進する1ゲージ究極奥義
どう見ても原作の天将奔烈は突進技ではなく闘気を前面に放つ技だが、まぁ北斗ゲーにはよくあることである。
もしかしたら、通常必殺技の北斗剛掌波に対し、拳王が使う究極奥義版の北斗剛掌波の方が天将奔烈に近いかもしれない。
発生直前まで無敵でヒット時はを2つ、カウンターヒットなら3つ奪い発生後も少しの間無敵。
但し、遠距離で相手が離れていると、相手の目の前まで突進してから放つため、突進中に無敵がきれてあっけなく潰されるが・・・。
なお気絶値が50と異常なほど高い。(最高・ラオウ…120~最低・マミヤ…60。この数値に達するとピヨる)

ここまではまずまずの性能だが、ここからが問題。
この技の最大の欠点は発生そのものの遅さである{発生30+11F(最速時)}。
空中ガードも可能な上に、ガードされて余裕で反撃を喰らう
さらに前述の通り、距離によっては無敵が直前で切れるため、相手の強攻撃に合わせても潰されたり、そもそも間に合わない事も多い。
使いどころとしてはサウザーの南斗爆星波やユダのバニシング、設置技各種を読んだ時に決めるのが実戦ではまだ効果的。
だがこれらの場面は無想転生で代用でき、しかも無想転生はノーリスクで後ろを取れるため、
当然そのまま得意の釵によるジョイヤーペチペチ→即死が出来てしまう(ホンレツはコンボ組み込みとダウン追い打ちがほぼ不可)。
バニシングからならば、壁まである程度間合いがある場合に自動ブーストキャンセルで叩き込む事が可能。
だがバニシング後の追撃は気絶値が加算されない事が発覚。
それ以外では、しゃがみ状態のレイに絶妙の距離関係で遠立ちD最速ヒットストップキャンセルで繋げられるが・・・結局気絶コンボは組めない。
しかも、1ゲージ技で気絶値特化型となっており、ダメージは意外な程低く、通常必殺技の地上北斗剛掌波の方が減る
そんなわけで、ほとんど使用状況がないゆえにロマン技、もっと言ってしまえば死に技に分類されている。
どのくらい不要かと言われれば、大会などで使用した場合実況その他ギャラリーにびっくりされるぐらい。
見た目と名前がかっこいいゆえに使いたくはなるのだが、あまりにもリターンが少な過ぎる…。
ゲームバランスが世紀末でなければ……とはこのWikiでよく見る言葉だが、この技の場合この性能ではたとえ良好なゲームバランスで
あったとしても活躍は難しかったであろう。

なお 無想転生で避けることは出来ない
愛の篭った原作再現が多いゲームだけに少し残念である。

星が二つ取れると言う面でも、そもそもラオウ様は一発差し込んでそのまま永久で殺せるのが強みのキャラであり、
一撃に火力をそこまで依存しておらず、星もその永久の最中に取れているものなので、わざわざ博打要素の高い攻撃で取る必要がさほどない。
(とはいえループ一回の度に求められる目押し精度が高いため、一撃でそのリスクを減らす程度には一撃に意味がある。)

いちおう確定状況はある(4分から)

この通り、ハート様の拳法殺しを見てから発動だが
連携を拒否する代わりに自分のゲージを放出、更に即死、及びそれに繋がる気絶を確実にはしない、と
どちらかと言うと防戦的な使い方になる。そのため、使わずゲージ温存も十分選択肢の一つ。
また、ハート様が星3つ以下で、こちらにオーラ1本、ブースト1,2本ある場合・・・まあ、状況はやや限られてくるが、
その状況で拳法殺しを発動された場合、暗転後にブーストで接近→天将奔烈→カウンターヒット→236+EずらしC+D、
つまり天将奔烈後に手動でブースト即一撃を出せば、ハート様限定で一撃がつながる


トッププレイヤーともなれば相手の行動を読みきってこのような使い方も可能(24:45からの試合)

サウザー側はラオウの攻めを凌ぐためにガードキャンセルを狙いたい。
しかしそのためのオーラゲージ1つ分がギリギリ溜まっていないという状況である。
そこを踏まえ、K.A氏は小足でわざとゲージを溜めさせ、丁度溜まったところで発動させ
ガーキャン漏れバニ(ガーキャンは←+C+D、バニシングはC+Dのため暴発することが大変多い)を狩っている。
こうした高レベルな読みあいを行えることもトッププレイヤーたる条件の一つなのだろう。

ちなみに、動画などではたいがいゼロ距離で放たれているためあまり知られていないが、突進距離がかなり長い。
突進速度もかなり速く、発動時に相手が後ろに居たりすると物凄い勢いで画面端まですっ飛んでいってしまう。
尚、ラオウが天将奔烈で突進している最中は、再度Cボタンを押す事で停止→発射出来る。

MUGENにおける性能

ドロウィン氏のラオウにもちろん実装されているが性能以前にAIがほとんど使ってくれない
原作同様、その確実性のない性能を考えると使う意味あるの? というレベルなので当然だが。

漆黒氏、Atatu氏のラオウにも搭載されており、こちらは無敵時間の増大など大幅なアッパー調整がされている。
そのため、AIも割り込み、切り替えしなどに頻繁に使ってくる。
コンボの締めなどにも良く用いるため、豪快な演出とあいまって非常に見栄えの良く、「ラオウらしさが」出ている技となっている。
……原作でもこのくらいの性能があればよかったのに。

また、上記の漆黒氏ラオウを改変した、バット氏のアレンジ(ある意味再現)ラオウには2ゲージ技として搭載されている。
発生の遅さは相変わらずだが、終了時まで無敵が持続する超強力仕様。
フォロースルーには隙もあるが、ガードされても相手は吹き飛ぶため反撃は容易ではない。
その上ダメージはヒットすれば6割強ガードされても3割強という大盤振る舞い。
ただ、あらゆる攻撃が凄まじく大振りなキャラなので確定状況は少ない。
当て身を決めて相手が高く浮いた後なら決めやすいが、その場合は補正が掛かり、当て身と合わせて5割弱にまで下がる。
まぁ、十分かもしれないが。

ついには兄から会得したのか、にもこの技が使われてしまう。
ドロウィン氏製ケンシロウのKAZ氏改変パッチ入りとCameron氏製ケンシロウの二者に搭載されている。
まあ先述通り原作第2部で実際使ってたわけだし、特に問題はないはず!?とおもいきやここはやはり世紀末
まず前者KAZ氏版は性能自体が既にぶっ壊れている方向となっており、完全無敵&小技キャンセルから余裕でコンボに組め込めるくらい出が速いという高性能ぶり。おまけに空中ガード不能と至れり尽くせり。挙句に本家同様カウンターヒットで星3つさらに天破の構え後だと星4つ一気に消し去る。原作AC版でもこれくらいの性能だったら良かったのに…。
一方の後者Cameron氏版はほぼ本家仕様となっているためやはり使い道が・・・・・・星1つしか・・・ロマン技としての色が強い。
ちなみにオーラの色だが前者KAZ氏版はで後者Cameron氏版はとなっている。
ついでに、ボイスパッチ入りゼウスも瀕死版アトミックヒート使用時にこの技名を叫ぶ(通常版は北斗剛掌波)。
旧バージョンではギガスマッシャーで叫んでいたが、2010年7月の更新で変更された。


「万人が認めようとも俺は認めぬ! ましてや俺は北斗の長兄……」