野原しんのすけ


「ほっほ~い!オラ、野原しんのすけ(5さい)。
 好きな言葉は『平熱』」

+ 担当声優
矢島晶子
2018年6月までの全作品
小林由美子
2018年7月以降
神奈延年
『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』(未来の青年期)

矢島女史は『スターウォーズ エピソードI』のアナキン・スカイウォーカーや、
新機動戦記ガンダムW』のリリーナ、『THEビッグオー』のドロシー役等、
美少年や美少女、大人の女性、動物など幅広い役を演じているのだが、
しんのすけのボイスで他作品のキャラを担当する事が恐ろしく少ない事、また同女史の演じるキャラの中では抜群の知名度を誇っているため、
所謂「○○と○○が同じ声優で驚いた」パターンに非常になりやすい。*1
特にリリーナは同時期に演じていた同じテレビ局の番組のキャラという事もあってよく取り上げられており、
声質と言動のギャップが激しいため、中の人ネタとして多く使われている。ヒイロ~、オラを殺せば~?
また『さよなら絶望先生』の糸色望の妹・倫の声優も矢島女史なのだが、劇中で「背中をこちらに向け、見返りながら登場」するシーンがあり、
分かりにくいがこれはしんのすけのケツだけ星人をアレンジし「尻を向ける」ポーズになったという。
さすがに年頃の女性が生尻ぶりぶりやってたらヤバすぎるのだろう。
ちなみに、『スターウォーズ』をパロディした特別篇「クレヨンウォーズ」では、しんのすけがルークに相当する主人公を演じていた。
これが後のアナキン役に繋がった…かどうかは不明。
勇者特急マイトガイン』ではヒロインの吉永サリーの声優が矢島女史であり、
放送局繋がりかボイスドラマにてしんのすけがゲスト出演し、主人公の旋風寺舞人と遭遇している。
美少女戦士セーラームーンSuper』では何故かしんのすけ(?)がゲスト出演。
女児向けアニメなのにちびうさに「ぞうさん」を披露する暴挙をやらかした。

この他、探偵ネタの特別篇では江戸川コナンのコスプレでケツだけ星人をしたり、
挙句にみさえのママ友のCVが高山みなみ女史だった事で例のタイトルコールまでやってのけた。
ドラえもんとのコラボではのび太の恰好でお尻に刺したタケコプターを回している
(実は『ドラえもん』第1話でドラえもんがのび太の尻にタケコプターを付けたのが元ネタ。最後はズボンが脱げてのび太が落っこちた)。

海外の現地語版では子供が演じており、「納豆にネギ」の決まり文句がその国のメジャーな庶民の食べ物になっている。

1990年に「週刊Weekly漫画アクション」(双葉社)で連載を開始し、
休刊後には同社の「Jour すてきな主婦たち」「まんがタウン」に移籍して連載された臼井儀人氏のギャグ漫画『クレヨンしんちゃん』の主人公。
氏の没後も同誌にて、アシスタントら(“UYスタジオ”名義)により『新クレヨンしんちゃん』が連載されている。
埼玉県春我部市(元ネタは春日部市)在住で、アクション幼稚園(アニメではふたば幼稚園)に通う。キャッチフレーズは「嵐を呼ぶ5歳児」。

「ねぇねぇ おねいさ~ん 納豆にはネギ入れるほーう?」

ボーズ頭としもぶくれ顔が特徴で、よく「クリクリボーズ」「じゃがいも小僧」とも言われる。
原作では主に上記画像の服装だが、アニメ版では赤いシャツに黄色い半ズボン。
笑う時は何故か必ず「こちら」に背を向け、にやけた口元だけが見えるアングルになるため、どんな顔をしているのかは謎
(アニメでも絶対に描かないように指定されている)。

常に自分のペースを崩さず、独自の価値観を持っており、マセていて小生意気な所もある、
距離を置いてみると それなりに楽しいやつなんですが こうも近くにいると そのワガママさ ずうずうしさにうんざりです
という、2ndOPテーマ「夢のENDはいつも目覚まし!」の歌詞まんまの性格。
「いや~、それほどでも~///」
原作漫画だと特に顕著で、平気で(本人もよく意味は分かっていないのだが)大人をヒヤッとさせるブラックなジョークを飛ばす。
その性分ゆえ事態をややこしくしたり、逆にいつの間にか解決したりと、何かと問題の軸にいる事が多い

身体能力は5歳児とは思えないほどに高く、プロが目を付けるほど。*2
手先の器用さも中々のもので、5歳児でありながらボタン付けを習って一人で出来るようにしたり、
コアラ、ナマケモノ、ハエ白蛇(白うんち)といった数々のコスプレ衣装を自作したり、
二台のパソコンを器用に使いぶりぶりざえもんのアニメを作り上げたりしている。
しかし、興味の無い事柄にはとことんドライな部分もある。

また、祖父&父親からの遺伝で美人なお姉さんに弱く、下品。
エロ親父的な言動が多々見られ、本気で興奮すると機関車のように暴走する事も。
美人にはすぐ声をかける一方、近所の女子大生「ななこおねいさん」こと大原ななこに対しては本気で恋をしており、
彼女の前では素直ないい子を演ずる。
逆に同年代の女の子には全く興味は無く、同じひまわり組の変わり者美人お嬢様・酢乙女あいからは、
熱烈なアプローチを受けているものの、意に介さないどころか面倒くさがっている。
また、そっちの趣味はないはずだが、何故か男友達の風間くんに対してだけよくセクハラを行う。

ただ、基本的には心優しく、遊ぶことやテレビが好きなどこにでもいるお子様。
その性分から意図せず他人に迷惑をかける事はあっても、悪意を持って他人を悲しませる事はしない。
このため、しんちゃんを疎ましく思っている人間もいれば、快く思っている人間もいる。
後に妹のひまわりが産まれてからは兄としての自覚も身に付いたようで、
両親が不在の際や非常時にはミルクやおむつの世話をし、危険な状況から妹を守ろうと奔走する場面も度々描かれている。


「じゃ、そーゆーことで」


作品概要等

連載開始当初のコンセプトは「幼稚園に通う子供を持つ大人向け」の漫画で、
マセた悪ガキの言動に悪戦苦闘する大人たちの奮闘ぶりをギャグにしていた。
話の中心こそしんのすけであるものの、主人公としては、
どちらかというとしんのすけの母・野原みさえや父・野原ひろし、幼稚園の担任である「吉永みどり」の視点がメインになっており、
掲載誌が大人向けの雑誌だった事もあり、初期の原作では性的、またはブラックなネタが多く扱われていた。
過激さのあまり単行本に収録されなかったエピソードもいくつか存在する。
なんと記念すべき第一話(しんのすけが転園してくる話)が未収録と言えばその凄さが分かるだろう
(初期の口調も現在と比べれば「前が見えねェ」「くそー顔がピカソになるぐらいなぐりやがって」等と粗暴なものもあった)。

アニメ化に伴ってしんのすけメインの作風に変更され、
子供に人気が出た後は作者の配慮によって表現が若干穏やかになり、現在のファミリー路線へとシフトした

本作はギャグ漫画であり、しんのすけの行為には「下品だ」「大人を馬鹿にしている」として批判されるものもある。
事実その影響力は高く、
ゾウさん」や「ケツだけ星人」「実の母親であるみさえを呼び捨てにしたり『オババ』呼ばわりする」
といったようにしんのすけの口調やギャグを真似する子供が多く現れており、
日本PTA評議会が保護者を対象に行う「子どもに見せたくない番組」アンケート調査では例年上位にその名が挙がっている
(『ボボボーボ・ボーボボ』がその地位を揺るがした事も)。
この批判へのある種の返答として、
原作者自身が偽名を使って脚本を担当したエピソード「オラはエンピツしんちゃんだゾ」「テレビの口まねだゾ」が作られた。

一方で、本作品は家族愛や友情、ゲストキャラとの心温まる交流を描いたエピソードも多い。
また、劇しんと呼ばれる映画作品は感動的な結末が用意されたものも多く、毎年高い興行成績を上げている。
中でも原恵一監督の『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』の2作は、
付き添いで来ただけの大人も涙なくしては見れないとして非常に評価が高い。
『オトナ帝国』に至っては、主に斜に構えた映画ファンが愛好する雑誌「映画秘宝」の、
ハリウッド映画や邦画全てを対象とした2001年度年間ベスト10において、No.1の評価を受けたほどである。
一方で、劇しん名物となっていたオカマが21世紀に入ってから滅多に見られなくなってしまったが、
これは時代ゆえに仕方がない現代ではLGBT差別と批判される可能性があるため)。

そして2009年には『戦国大合戦』を原案とした実写映画まで公開された。
山崎貴監督の『BALLAD 名もなき恋のうた』である。
あくまで"原案"という事で、『BALLAD』では、しんのすけを始め原作のキャラクターは登場していない。
例えばしんのすけは、川上真一という小学生に置き換えられており、設定上も年齢相応の性格をした普通の子供となっている。
また、真一の両親(ひろし、みさえ相当)は登場するが、兄弟・姉妹やペット(ひまわり、シロ相当)はいない。
ちなみに山崎監督は水島努監督(高校時代からの親友でアニメ版に長く演出・絵コンテとして関わっている)に勧められて劇しんを見るようになり、
『戦国大合戦』に出会ったという。

『オトナ帝国』『戦国大合戦』の、子供向けテレビアニメの映画化作品としては異例の高評価に加え、
原作・アニメ版共に作風がマイルドになった事も手伝ってか、
昔と比べて子供への影響という観点からの本作に対する評価は上昇傾向にある。
2006年にオリコン・モニター・リサーチが行った「マンガ、ドラマなどに登場する理想のファミリーランキング」調査では、
野原家は3位にランクインした。
また双葉社からは「クレヨンしんちゃん親子学」という子育て教本も出版されている。
さらに夫婦と子供のみの家族をあらわす「核家族」の例として野原家が小学校の社会の資料集にも載ったりしている。
余談だが、その反対の「大家族」の例には磯野家等が使われている。

「お前、逃げるのか?
 お前、偉いんだろ?だからこんなことになったんだぞ!
 なのに逃げるのか!?
 全部お前のせいでこうなったんだぞ!逃げるなんて許さないぞ!!」
(『戦国大合戦』より)

アニメ版がこうして国民的な作品になっていった一方で、原作の方は、
しんのすけの通っている幼稚園の女性教員の彼氏がテロに巻き込まれ帰らぬ人になってしまったり、
元々捨て犬だったシロが捨てられた理由について、元の飼い主の持病の関係で泣く泣く手放さなければならず、
最後まで引き取り手の見つからなかったシロの親犬は保健所に行ってしまったと明かされたりと、
重い雰囲気の話が散見されるようになっていた。
これに関しては、作者が生と死について色々と考える事が多くなり、
『クレしん』を通して生きる事・死ぬ事について読者に考えてもらいたいと話していたという。
そして、皮肉にも作者自身が遭難死した事でそれは強調される事になった……。

2013年に創刊した月刊アクションにて、劇中劇『アクション仮面』が単独漫画として連載開始。
リアル調の絵柄ながらも、王道ヒーロー活劇としてリメイクされた本作に、早くも読者からの期待が寄せられている。
……というか、第1話のモブに明らかにしんのすけ(&みさえ)と思しき親子が登場してたり。

同じく劇中劇『超電導カンタム・ロボ』の主役メカ、カンタムも超合金玩具で発売されている。

+ クロスオーバー
「オラ、参上!」

特番では『仮面ライダー電王』の面々とも共闘し、「仮面ライダーしん王」に変身して三段腹イマジンと戦った。
さらにはしん王の特製ソフビまで発売されてしまった。
某画像掲示板ではしん王のライダーカードがコラ画像として製作されたりしている。
その後は20周年記念に『仮面ライダーフォーゼ』とおまけ短編で共演した事もあった。


版権的な問題のためかさすがに『仮面ライダージオウ』の映画には未登場。ノリダーは出たのに
もしも出てきたならしんのすけを「クソガキ」呼ばわりするも急所を攻撃されて悶絶するISSAが見られたのだろうか

2023年には『シン・仮面ライダー』とのコラボ回も制作され、今度は「しん・仮面ライダー」に変身、
ライダー側はオリジナルキャストが起用されている。
昭和の怪人のお約束で幼稚園バスを襲撃したクモオーグを1号・2号とならびに、ライダーの力で具現化したアクション仮面と共に撃退した。
なお『シン・エヴァンゲリオン』『シン・ウルトラマン』とはコラボしなかった。放送局が違うからしょうがない

そして2014年4月。
当時の劇場作品の公開に合わせ、ブシロードのTCG「ヴァイスシュヴァルツ」へ参戦した。
嵐を呼ぶ5歳児が魔法少女白き魔王エヴァ戦国武将艦娘やらフレイムヘイズらと戦うという光景が見られるようになったのである。
なんなんだこのカードゲーム

更には2016年4月、『スーパーロボット大戦X-Ω』へと期間限定参戦。遂にスパロボへの参戦まで果たしてしまった。
クレしん及びスパロボ誕生25周年を記念しての参戦である。
こちらではしんのすけの夢オチという設定となっている。シナリオ面では『STAR DRIVER 輝きのタクト』との絡みが目立つ。
『クレしん』イベントまとめ
ちなみに、同作プロデューサーは「出そうと思った事すらない」「えっ!?出すの?」だったとか。双葉社側は快諾してくれたらしい。

初音ミク右代宮縁寿ガルパンIV号戦車等のキャラ製作者でお馴染みのゆ~とはる氏が、まさかの実況プレイ動画を上げている。

2017年にはシン繋がりなのか、『シン・ゴジラ』とのコラボ回が放送された。
オキシジェン・デストロイヤーのパロディ兵器「オヤジジェンオオキクナルヤー」でゴジラを縮小化させて撃退した。



MUGENにおける野原しんのすけ

数体確認されているが、残念ながらほとんど入手不可能。

+ ムロ(仮)氏製作 SFCゲーム仕様
  • ムロ(仮)氏製作 SFCゲーム仕様
     
現在はサイト消滅で入手不可。
SFC用アクションゲーム『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児』仕様のしんのすけ。
原作に合わせてしゃがみ移動や後ろダッシュが可能になっている。
また、原作にはガードは存在しないため、しんのすけの攻撃は全てガード不能。
自身もガードはできないが、攻撃を食らうと怯んで一瞬だけ無敵になる
つまり、連続でダメージを喰らう事がない(とはいえ、ダメージ量が少なくなる訳ではないが)。
通常技は原作同様、攻撃判定を持つジャンプと「でんぐり返し」のみ。
また、原作に登場するアイテムである「カード」をゲージ技として使える。
  • アクション仮面:一定時間無敵
  • シロ:シロ呼び出し
  • ぞうさん:3ゲージ使用(全画面テーレッテー)
  • 天使:ライフ回復
el氏が作製したAIが存在していたが、氏のブログが閉鎖されたため現在は入手不可能。
元ゲー同様走ってもそれほど速くはなく、「シロ」と「ぞうさん」以外の飛び道具を持たない上にゲージ回収率が低く、
前述した2つの通常技は攻撃力が低いため、普通に戦えば弱キャラの部類と言える。
+ しかしゲージ回収率の低さを補えるタッグ戦では……?
こうなる
タッグでは相方がゲージを回収してガー不のシロで攻撃、もしくは即死技のぞうさんでテーレッテーといった具合で大暴れした。
また、シロのあまりの凶悪さに「狂犬シロ」「自重シロ」などといったタグが付けられたりした。
その暴虐っぷりはまさしくシロい悪魔

2009年7月20日の更新で、ストライカーとして友人をランダムで呼び出せるようになった。
同一人物が二人以上登場する事もあるが、これは原作ゲームでも普通に起こる事である。
  • 風間くん:飛び掛かって攻撃。
  • マサオくん:サッカーボールを投げ付けて攻撃。床に落ちたボールはしんちゃんが拾って投げ付けられる。
  • ボーちゃん:水袋を投げ付けて攻撃
  • ネネちゃん:シャボン玉で攻撃
スタートボタンを押しながらキャラ選択すると、
アニメーションや攻撃手段などがSFC用アクションゲーム『クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲』のものに変化。
やはり原作と同様のアイテムをゲージ技として使って戦う。
  • アクション仮面:一定時間無敵、アクションビームで攻撃可能
  • こうもり:一定時間無敵&飛行可能、体当たりで攻撃可能
  • ぞうさん:3ゲージ使用(全画面テーレッテー)
  • フラダンス:全画面攻撃
また、体力の仕様がストック制に変更されており、
『クレしん1』モードなら3回、『クレしん2』モードなら5回攻撃を食らうと負けになる。
一般の格闘ゲーム同様のライフ制に変更する方法も記載されているので、ご安心を。

更に、ブラックカラー(『クレしん1』)とゴールドカラー(『クレしん2』)を搭載。
攻撃力1.8倍、ストライカー呼び出し待ち時間大幅短縮、ライフ制に変更していればライフも自動回復する。
ついでに、ぞうさん発動時のBGMテーレッテーにする事も可能となった。
ライフ制時のランクを想定するなら、
  • 1~5P(『1』モード):凶最上位
  • 6P(『1』モードブラックカラー):狂下位~狂中位
  • 7~11P(『2』モード):凶中位~凶上位
  • 12P(『2』モードゴールドカラー):狂下位
になると思われる。

あるキャラクターへの特殊勝利ボイスも用意されている。
ちなみに、1Pカラーがアニメ版、2Pカラーが原作版の服。分かってらっしゃると言わざるを得ない

2009年8月3日に五右衛門氏により両モード対応のAIが公開された。
その戦いぶりは正しく「嵐を呼ぶ園児」!?

GTAguy氏による改変版も某所で公開されている。
英語ボイスに差し替えられている他、カラーパレットが追加されている。

+ ちょwwおまww氏製作 ニコ厨しんちゃん
  • ちょwwおまww氏製作 ニコ厨しんちゃん
ムロ(仮)氏のしんのすけを改変した「ニコ厨しんちゃん」。
氏のサイトが閉鎖されたため、現在は入手不可。
アクション仮面がカイバーマン、シロが愛犬ロボ「てつ」、ぞうさんがキーボードクラッシャーになっている。
2009年7月より前に公開されたものなので、ストライカーや『クレしん2』モードは備わっていない。

+ ちょwwおまww氏製作 シロ
  • ちょwwおまww氏製作 シロ
こちらも現在は入手不可。
同じくちょwwおまww氏によって製作された、シロのみが独立したキャラクター。
しんのすけとの主な変更点は、
  • シロのカードでしんのすけがやってくる(ぞうさんもしんのすけが行う)
  • でんぐり返しがないので通常攻撃がジャンプしかない
  • しんのすけの他に、イ゛ェアアアアみさえ?嘉神慎之介を呼び出せる(音声は野原家の皆さん)。
  • ゲージ溜めとシールド防御が可能
などである。
ちなみにシールドが成功するとライフが15ポイント回復する。

こちらも五右衛門氏によりAIが公開された。
まず1ゲージ溜めてアクション仮面で無敵、そのまま3ゲージまで溜めてぞうさんで大抵の相手に勝てるが、
流石にこの戦法は自重しているようだ。

+ !?氏製作 パチモノ仕様
  • !?氏製作 パチモノ仕様
2013年5月25日に公開されたしんちゃん。
氏のOneDriveが解約(もしくはアドレス変更)によりアクセス出来ないため、現在は入手不可。
『蠟筆小新』という(恐らく)中国製のクレしんパチモンアクションゲームをネタに無理矢理MUGENキャラ化したもの。
それ故にキャラの色合いが非常に毒々しいことになっている。
原作
キャラのスプライトも往年のファミコンやゲームボーイを思わせる古臭さ。AIもボイスも入っていない。

+ Black Hazard氏製作
  • Black Hazard氏製作
操作性は6ボタン方式。
11~12Pだと、あらゆる技が即死攻撃になるという凶悪キャラとなる。
なお、このカラーはWinMUGEN専用なので注意。
紹介動画(DLリンク有り)

この他に、Lord-Enemil氏による手描きステージ「Nohara's house」が存在。
野原家の門前を舞台にしており、背景にはお馴染みの人々が並んでいる。
MUGEN1.1のズーム機能に対応したバージョンも同梱されているので、お好きな方をどうぞ。
DLは下記の動画から

+ 余談
MUGENにおいて『クレヨンしんちゃん』と言えば、
当人を差し置いて活躍するひろし(イ゛ェア)みさえ(髪型)のネタばかりで、
本人を交えたネタは皆無……だったが最近同じ「しんのすけ」という名前の男と組んで同名キャラタッグトーナメントに出場した。
さらにMUGEN的な野原一家も登場した
そして映画では主人公VSラスボスの関係であったはずのマカオとジョマストライカーバイトとしても活躍中。

出場大会

更新停止中

出演ストーリー



*1
どうやら矢島女史は声を荒らげるとしんのすけボイスになりやすいらしく、
家庭で夫婦喧嘩になると突然しんのすけが登場して互いに笑ってしまい、そのせいで喧嘩が収まってしまうのだとか。
なんとも微笑ましいエピソードである。

*2
あくまでギャグ漫画のノリではある……と思われがちだが、実際はこの身体能力をガチで発揮している場面も何度か見られる。
その中でも特に凄まじいのが映画『雲黒斎の野望』。この作品においてしんのすけは、特殊な呪文で大人の体に成長した後、
一切のギャグ描写抜きで殺人ロボットに乗ったラスボスを相手に刀一本で勝負を挑み互角に戦っている

変身など特殊な力を使わずとも、その身体能力は並みの幼稚園児を大きく上回る。
長期シリーズとなった「剣道編」では、剣道家・武蔵野剣太に師事し、短期間の鍛錬で目覚ましい上達を見せ、
最終的に春日部市剣道大会幼年部で準優勝している(なお決勝戦は試合放棄で不戦敗)。
出場までの過程でも、舞い落ちる木の葉を箸で両断し、最終稽古では剣圧で剣太の道着を切った
いずれも達人級の腕前を持つ者だけが為せる技である(が、しんのすけ自身はこれらが成功していた事を知らない)。
映画『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』では、コサックダンスや得意技のケツだけ星人で銃弾の雨を避け
また映画『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』では、高層タワー最上階に設置された装置をエレベーターに乗って起動しようとしている敵に対して、
しんのすけは満身創痍になりつつも階段でギリギリ追い付いた。幼稚園児どころか一般人にはまず不可能である。
最後の一件に関しては身体能力よりも精神力≒意志の力と見るべきであろうが、いずれにしてもその才能が並外れているのは間違いない。

ターミネーター』のパロディ編においては、コンピューターが人類を支配する未来の地球において、
そのメインコンピューターを破壊して救世主となったという衝撃的な事実が語られ、
また後に公開された劇場版『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』では、未来のしんのすけにはタミコという美人の婚約者がおり、
未来都市・ネオトキオの闇に覆われた空を光で照らすべく独裁者に立ち向かった事が語られている。
なお、この両者に関しては、未来のしんのすけ自身が「好きなように生きろ」と5歳のしんのすけに言ったように、
映画のラストにおいて「この未来は、無限の可能性がある未来の一つ」と提示されているので、特に矛盾はない。
3rdOPテーマ「オラはにんきもの」でも「オラはすごいぞ 天才的だぞ 将来楽しみだ」と歌われている。
その通り、将来的には相当な大物になる可能性も非常に高いのだ。……なんと末恐ろしい5歳児。


最終更新:2024年01月27日 01:20