波動拳

「少しずつ強くなっていく、それがいいんだ」

概要

リュウケン春日野さくら達が使う、組み合わせた両手から波動と言われる気による弾を撃ち出す技で、格闘ゲーム界における飛び道具の代名詞。
この技のコマンド「↓↘→+攻撃ボタン」は波動(拳)コマンドと呼ばれ、大抵の主人公はこのコマンドで牽制用の飛び道具が出せるだろう。
昇龍拳と並んでリュウとケンの代表的な必殺技であり、イギリスのロックバンド「Hadouken!」の名前の由来にもなっている。

この技もまたストシリーズだけでもショーンダン豪鬼などのキャラが類似技や派生技を持っている。

リュウの技の中で最も素手の人間には再現が難しく見えるためか、中平正彦氏の漫画以前のメディアミックスでは波動拳がリュウ達の流派の奥義とされることも多かった。
テレビアニメ『ストリートファイターII V』では波動拳の会得がテーマとなり、馬場康士(現・馬場康誌)氏によるTVのストーリーをガン無視したことで知られるコミカライズ
ボンボン版『ストリートファイターII V烈伝』では、「戦車砲でもない限り破壊は不可能」と開発者が豪語するロボットを一撃で上半身を消し飛ばし、
ラスボスさえ直撃すれば体が砕け(再生するけど)、作中で直撃を耐えたのはベガとティラノサウルスとジェームス本田だけというトンデモ技となっていた。

元ネタ

元ネタは言うまでもなく漫画界の金字塔、『ドラゴンボール』の主人公孫悟空の得意技「かめはめ波」である。

この手の技のイメージの大本は「百歩先の相手を触れることなく倒す」という中国拳法の奥義、 「百歩神拳」
これは少林七十二芸の一つに数えられている奥義で、別名を「井拳攻」とも言う鍛錬法によって習得することができる技。
裂帛の気合をもって井戸の水面目掛けて拳を繰り出し、これをひたすら続けていくと、やがて水面に波紋を創れるようになる
更に鍛錬を重ねることで水面をはっきりと波立たせることができるようになり、この状態でならば百歩先の相手をも倒すことができるようになる……というもの。
漫画としての登場は「キン肉マン」の人気キャラ・ラーメンマンを主役にしたスピンオフ作品「闘将!!拉麺男」が元祖であろうか。
少林七十二芸を元ネタにした「超人一〇ニ芸」の一つとして上記の百歩神拳を使用しているが、まだビームの様な描写ではない。
余談だが、後に上位版の「頂上一〇二芸」として虎の形をした気を出す「猛虎百歩拳」が登場している。
(単に「虎型の弾」ではなく、本物の虎のように噛みついたり(これが基本攻撃)引っ掻いたり踏み台に出来たりする。
 「踏み台?」と思うかもしれないが、これは敵のバリアを乗り越える為にに行った行為)

こういう 「なんか気とかオーラみたいなもので遠くの敵を攻撃する技」
目に見えるエネルギーやビームを手から放つ技としてイメージを強く定着させたのが「かめはめ波」であり
同時期連載の『北斗の拳』のラオウの「北斗剛掌波」も後にはビームのようなものを放つ描写になっていったり
『ジャングルの王者ターちゃん』の梁師範の放つそのまま「百歩神拳」もかめはめ波のような技になっている。

波動拳もそうした当時の流行の中から生まれた技の一つと言える。
実は、日本の漫画界では百歩神拳よりも「真空チョップ」の方が歴史が古かったりするが。

詳細

初代『ストリートファイター』では黄色で丸い光弾の姿になっている。『ストII』シリーズの初期は気弾の中に両手の形が見えるのが特徴。
『ストII'』以降は性能が向上して、『スパII』から形状が変化して、ケンとは異なる物となった。
『ストZERO』シリーズで、さらに形状が変更された(『ストZERO3』ではX-ISMを選択すると『スパII』時の形状になる)。
ストIII』シリーズでも、やはり形状が変更されているが、ケンの「波動拳」も同じ形状に変更された。
カプエス』シリーズ以降でもリュウとケンとで気弾の形状は違わなくなっている。
『X-MEN VS. ストリートファイター』などのマーヴルVS.シリーズではほぼ身の丈ほどの大きさになり、空中からも放てる。
この空中版も地上版と同様に真横に飛ぶ。『マーヴルVSカプコン』では形が変わっている。

各キャラ・作品中の性能

標準的な物で牽制、連係、連続技に使うのが基本。リュウのものは作品が新しくなるごとに性能が順次良くなり
そして発展していった。性能を較べると僅かだがケン版は威力、硬直、弾速に劣る傾向がある。

さくらのものは本家とかけ離れ、ZEROやEXではボタン連打で弾と威力が3段階まで上がり、その代償として射程が短くなる。
一番射程が長い物でさえ画面の端から端まで届かない。
MVCでは通常のさくらの軌道が斜め上(天仰波動拳)、日焼けしたさくらはオーソドックスの物で、空中では共通で斜め下(蒼空波動拳)。

豪鬼版波動拳の名称は 豪波動拳 。殺意の波動の影響か、通常の波動拳が青や緑なのに対しこちらは暗い紫色。
同じ理由で殺意の波動に目覚めたリュウの波動拳も紫である(EX3は除く)。
ZERO2の真・豪鬼は発生が弱パンチ並に早く、隙も皆無という恐ろしい性能であった。コマンド上、作品によっては百鬼襲(↓↘→+P)が暴発しやすい。
性能は基本的にリュウやケンの波動拳と大差ないが、作品によっては至近距離でヒットさせるとダウンを奪える。
なお、サイバーボッツの家庭用に登場する隠しキャラの零豪鬼は技名こそ豪鬼とほぼ同じだが、波動を帯びたミサイルを発射する技になっている。

兄である剛拳波動拳と言う名称で使用する。こちらは斬空波動拳のように片手で発射する。色は青。
性能は普通だがボタンの押し分けで発射角度を変えることができ、対空&置き対空にも使える。
また、溜めることによって威力を増すこともできる。EX版に至っては左右で一発ずつ、計二発発射。
さすがリュウケンに波動拳を教えたの師匠だけあってやたら高性能である。

ダン版波動拳の名称は 我道拳 。射程距離が極端に短い飛び道具。
龍虎の拳において、気力ゲージがないときに虎煌拳を撃ったときに(モーションも含めて)似ている。
見た目は弱々しいが(SVCのみ非常に小さな黄色く丸い気弾)、ダメージは波動拳と同じである。
前述の通り技発動後 一定の距離で消える 為、飛び道具としては頼りなく、
これに加えて晃龍拳まで弱いので、これで飛ばせて対空技で落とすといった戦法は不可能である。
ただし 連続技や中距離からの牽制に使える ので、使い方によって生きも死にもする技である。
連続技や連係に使う場合はしゃがみ中キックからでは当たらない可能性もあるので、しゃがみ中パンチから繋げる必要がある。

また、ライユーというリュウによく似た人が「ハドゥーケン」なる技を使っている姿が見られるが、おそらく偽者である。

+ばくふとゆうても、「えどばくふ」のことではないぞ!
アクションゲーム『ロックマンX』でも隠し技として登場。
あるステージのボス直前にあるアイテムを取って脱出(または死亡)を4回繰り返すと5回目にライト博士のカプセルが出現……という、
まるでウソテクのような本当の話 で会得することが出来る。
大瀑布で修行を積んだ ライト博士より伝授されるわけだが、 なんでロボの癖にそんなモノ出せるんだ とかは気にしない方向で。
(『イレギュラーハンターX』での博士の台詞に、これに対するフォローと取れる発言がある。下記参照)
ちなみに使用時の「ハドケン!」のボイスはCV……とよく言われるが、どうもこれは誤りらしい。

SFC版

まぁ、完全にネタ技なのだが、隠しだけあってその威力は絶大。
ライフが満タンの時しか使用できないが、なんと ボスキャラをも一撃で粉砕 してしまう。真空波動拳ってレベルじゃねえぞ!
とは言え弱点が無いわけでもなく、地上に足がついていないと使用できないため頭上の相手には無力だというのが一つ。
発射前後に若干の隙があるため混戦にも向かない。
また、処理上は「異常に威力の高い豆バスター」という扱いになっているため、豆バスターが効かない相手には全く効果がない。
そのため、防御状態のメットールラスボスであるシグマ第2形態にも通用しない。
ラストくらいはちゃんと戦えということだろうか。 まぁ、イレハンでは効いちゃうんだけど

「エックス、ついにここまで来てしまったか…
 このカプセルに入れば、厳しい修行によって一部の人間だけが習得できたという必殺技を出せるようになる。
 人に近い心を持つお前なら、きっと使いこなせるはずじゃ…
 エックス、宇宙を…パワーを…波動を…感じるんじゃ!」

リメイク版

……と、リメイク作『イレギュラーハンターX』では台詞がまとも(?)になったが、性能の方はさらに凄まじく強化された。
正確に言うと波動拳そのものの性能は変わらないのだが、『X4』以降の仕様が逆輸入されて特殊武器選択中にもバスターや波動拳を撃てるようになったため、
一定時間無敵状態になるチャージ版カメレオンスティングと併用して 無敵のまま波動拳を撃つ という御無体な戦法が可能になってしまった。
そしてそれが上述の通り ラスボスにも効く 。ライト博士はなんというモノを造ってしまったのだ……

そして、続編である『X2』では……

『X3』では波動拳や昇竜拳などの習得はできないが、商品のパッケージでエックスが波動拳の構えのようなのポーズをとっている。
『X4』では8ボスのマグマード・ドラグーン2種類の高度の波動拳を放ってくる。
『X8』ではエックスがアルティメットアーマーを装備している時に↑+特殊武器ボタンで使用できる。
またゼロはKナックルを装備している時、昇竜拳のみならず竜巻旋風脚も使用できる。
また外伝作品の『コマンドミッション』では、本編クリア後に戦える隠しボスのナインテイルズ(cv)が「 滅殺波動拳 」という技を使ってくる。
エックス達をほぼ一撃で殺せる威力の全体攻撃な上に毎ターン2回行動する事が多く、戦闘開始してすぐ使われて全滅という事もしばしば。
一発だけなら復活系のアイテムを装備する事で何とか耐えられるが、2回連続で使う事もあるので勝つまで油断できない。
正確に言うと、ワンテイル(尻尾1本)~エイトテイルズ(8本)という八回の前座戦を乗り越えて初めて最後のナインテイルズと戦えるのだが、
件の滅殺波動拳は最初のワンテイルからいきなり使ってくる。
ラスボスを倒したばかりのパーティーが「隠しとは言え最初なら大したことないだろ」などと何の対策も無しに挑んだら 開幕滅殺波動拳でいきなり壊滅
なんてのもよくある話だったりする。
プロジェクトクロスゾーンではエックス&ゼロの複数必殺技「波動拳&幻夢零」で使用するが、見た目はMvCの真空波動拳となっている。

+ちなみに
ロックマンシリーズとストリートファイターシリーズの25周年記念の公式フリーゲーム「Street Fighter X Megaman」ではロックマンがリュウを倒すことで波動拳を習得することができる。
公式とは言えあくまでもフリーゲームであるが、Xの元とも言えるロックマンも波動拳を使うことが出来るようになったのだ。

+コマンドひっさつわざなんてないっすよ
『星のカービィ』シリーズの一部作品ではコピー能力・ファイターにて波動拳っぽい技を使えたりする。
初登場はGBA『鏡の大迷宮』で、この時はまだ名前はなかった。ボタン押しっぱなしでの溜めが可能。

『Wii』でははどうショットという名前がつけられ、溜めることでメガ→ギガへとパワーアップ。
さらにコマンド入力(↓・→)でいきなりメガ版を放つ「そっこうメガはどうショット」も追加された。

そして『大乱闘スマッシュブラザーズfor3DS/WiiU』にリュウが参戦。
コピーすることでついにカービィがモノホンの波動拳を使うことができるようになったのである。

派生技

灼熱波動拳

リュウと豪鬼が使う波動拳の上位版。炎を含んだ波動拳で、相手は炎に包まれる。
別名 ファイヤー波動拳

元は初代ストIIで1/256という低確率で出る赤い波動拳。当時は単なるプログラマのお遊びで性能は変わらなかった。
スーパーストリートファイターIIで個別の必殺技となり、燃焼ダウンを奪えるようになった。
その後は強波動拳を至近距離で当てるとこれになったり、EX必殺技だったりとシリーズを追うごとに扱いが変わる。
またストIII3rdなどのEX必殺技版の場合は2ヒット技となり、相手の飛び道具に対し1ヒット分のみかき消しつつ攻撃が可能。

豪鬼版は、初登場時から多段ヒットする飛び道具として使用。弱で1、中で2、強で3とヒット数があがり、
また初出のスパIIXでは画面端に追い詰めたときに死ぬまでガードさせ続ける「灼熱ハメ」が猛威をふるい、
大会使用禁止キャラというレッテルを貼られてしまった。
また多段ヒットはするものの、リュウのEX必殺技版と異なり相手の飛び道具に対しては
例え強の3ヒットであろうが1発で相殺されるため、かき消しつつ攻撃は不可能である。
ストIII3rdでは出は遅いものの至近距離でガードさせても五分という後隙の少なさを誇る。
ストⅣではHit数分相手の飛び道具を消せるという特性がついて強化された。
このため3rdの時はできなかった相手の飛び道具をかき消しつつ攻撃することが可能となった。

真空波動拳


リュウ、殺意リュウ、春日野さくらの超必殺技。5つの「波動拳」を1つに合わせて放つ波動拳の強化版。
波動拳が複数重なっているため、重なっている分だけ相手の通常の飛び道具を打ち消すことができる。殺意リュウは気弾の色が紫に変わる。
さくらのものは出始めが大きく威力も高いが、飛んでいくごとにだんだん萎み、端までは届かない。

全体的に連続技に組み込んだり、遠距離での撃ち合いに使ったり多彩な使い方が可能。作品によっては割り込みにも使える。
但し撃った後の硬直が長い上に、スーパーストリートファイターIIXでは至近距離で当てると相手がノックバックせずに貫通してしまい、相手がダウンしない。
ダウンしてくれると思っていたら反撃を受けたりもするが、これを利用してさらにコンボを繋げる事ができたりもする。(真空4ヒット→6+強P→中足波動拳など)

「波動も究めれば 真空と化す!」

MVCシリーズでは、リュウ及び日焼けしたさくらのそれは極太レーザー状だったりする。
その為、一部のファンからは波動拳ならぬ波動と言われている。
さらに最新の MVC3では演出中にレバーで発射角を変えることが可能に 。この点は今回出場を逃した非業のリーダーから受け継いだのかもしれない…。
とか言ってたらUMVC3での真HC「波動覚醒」中に出すと 真・波動拳 に変化し壁で跳ね返るようになった。どう見てもメガオプティックブラストです本当にありがとうございました。
通常のさくらにおいては、斜め上に巨大な波動を連打する形となっている。
またケンも普段は使えないもののリュウとのコンビ限定ながら、ヴァリアブルコンビネーションにて真空波動拳を放つことが出来る
(マヴストではフィニッシュすると英文字でダブル真空波動拳と表記される)。

MUGENでは3rdエビルリュウの放つもののインパクトが強いだろう。
4分20秒~

「岩をも砕く 真空波動拳!」

電刃波動拳

ストIIIで実装されたリュウのスーパーアーツ。およびスパIVで追加された剛拳のウルコンII
殺意の波動をコントロール出来るようになったリュウが己の波動の気と殺意の波動の気を融合させる事によって起きた摩擦が電気状になり、
それを波動拳に組み合わせる事で生まれた強力な波動拳。

威力は低めだがガード不能(ブロッキング可能)で気絶値が非常に高い。
入力時に溜めかレバガチャ+ボタン連打でヒット数が上がり、最大5ヒット。
真空波動拳と真・昇龍拳に比べ使い方が難しいが、熟練した上級者が使うと非常に回避困難な連係を構築できたりと、無類の強さを発揮する。

剛拳版は元々ストIVにブロッキングが存在しないためか、最大版以外はガード可能となっており、
最大版のみガード不能技へ変化する。
また、ガードの上からでも気絶値を与えることができ、強引に気絶させることも出来なくはないようである。

「全て切り裂く いかずちの波動!」

ストIII2ndのみゲージストックが2本であったため、EX技と併用できたりかなりチートな性能でそれを駆使したスタン確定コンボまで存在していた。
3rdの開発段階でも2本であったが、ロケテでさすがにこれはマズイと判断されたようで発売直前に1本に戻されたという経緯がある。

「電刃 凄まじき雷神の力!」

滅・波動拳

殺意の波動に目覚めたリュウの『CAPCOM VS. SNK 2』でのレベル3専用スーパーコンボ、及びリュウと殺意リュウのウルコンI
殺意の波動を最大まで溜めて発射する波動拳。

両者で性能が全く異なる。
『CVS2』版は電刃波動拳のような技だが、暗転後に溜め始めるので発生が遅く、隙が多い。
ただし電刃波動拳同様ガード不能で、ヒットすれば気絶確定であるため、ダウンを奪った後の起き攻めに使うと強力。
『IV』ではリュウ版は真空波動拳の強化版のような物で高い威力を持つ。豪鬼の使用する「豪波動拳」のように紫色をしているのが特徴。
AEで登場する殺意リュウのものはリュウ版より威力が少し低い分、溜めて威力を上げることが可能になっている。

「むぅぁああああっ・・・消し飛べぇっ!!」

龍哭波動拳

頂上決戦最強ファイターズにのみ、殺意の波動に目覚めたリュウに実装された隠し超必殺技。
MVCシリーズ版真空波動拳のようなビーム系の飛び道具。
小技から連続技になり、ガードされても隙が皆無。さらにケズリダメージも高い凶悪な技である。
EXシリーズのカイリも似たようなメテオコンボとして瘴鬼発動を使う。

MUGENにおいてはP.o.t.s氏の殺意リュウに搭載されており、滅・波動拳を最大まで溜めるとこの技になる。

熱血波動拳

ストリートファイターEX3における、春日野さくらまたはエースのメテオコンボ。
さくらの身の丈よりもデカい強力かつ巨大な波動拳を撃つ。
3ゲージ使うとはいえ異様に強力であり、波動拳はおろか真空波動拳とぶつかっても一方的に消す高い相殺能力、
やたら早い弾速、さくらが撃っているにも関わらず端まで届く、当たれば体力5割以上持っていく等、色々と規格外。
「最強の波動拳では?」との声もある。

MUGENではP.o.t.s氏のさくらが実装済み。だが、AIはあまり使わないので動画での登場機会は少ない。

震空我道拳

ダン版真空波動拳だが我道拳の強化版のためやはり飛ばない。
しかし、レベル1でも強我道拳よりもリーチが長いので連続技に使いやすい。
レベルを上げればそれなりに射程距離も伸びるが、弾速が遅すぎるため遠距離から当てるのは難しい。

参考動画(真空波動拳と纏めてどうぞ)

ちなみに、
SVCではこれと入れ替わる形で「 我道翔吼拳 」という覇王翔吼拳そのまんまな技を会得しており(射程距離はやっぱり短い)、
ストIVにおいても『スーパー』以降は「 覇王我道拳 」がウルトラコンボの一つとして使用可能になっている。

ハドウバースト

ショーン版真空波動拳。インチキ臭い技名とは裏腹に使い勝手は良い。
発射後の硬直が長いのが欠点だが、ちゃんと端まで飛んでいく上に弾速はかなり速く、
飛び道具一発分なら貫通するし、 ゲージは短い上に3ゲージまで溜まる
ヘタしたら同ゲームの真空波動拳より高性能である。
ちなみに技時のボイスは「 ハドゥー …バースト!」。誰を参考にしているのか…

余談だが、NAMCOxCAPCOMのケンも使用する。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3924062

滅殺豪波動

豪鬼版真空波動拳、紫を纏った光球。コマンドが長く発生が遅いなどと、あまり扱いやすい訳ではないが、その分ヒット数が多い。
3
MARVEL版は真空波動拳と同様にビームになっているが、マヴカプ豪鬼モードのリュウを除き真空波動拳よりもヒット数が少ない。
MVC3では下記の天魔豪斬空同様に片手撃ちの豪波動拳を連射する「阿形」となっており、発射前に追加入力で従来のビーム状の「吽形」に変化させられる。

SVCでは滅殺豪昇龍よりコマンドが長いがカス当たりしにくい。弱竜巻斬空脚からの追撃にはこちらを用いた方が威力は安定する。
真・豪鬼版は必殺技だが、弾の攻撃判定が一回り大きく、発生が早い。弾速の速い強はジャンプ防止効果が高い。
弱は弾速が遅いがローリスクな牽制になり、相手によっては対空にもなる。
「うぬの力 滅殺の波動に微塵も満たぬわ!」

冥恫豪波動

狂オシキ鬼のウルトラコンボIで、突き出した掌がヒットすると演出に移行する。
演出では先ず6ヒットの波動で相手の胸を1/4程抉って吹き飛ばし、直ぐに復た構えを取り再度波動をその中央に放つ。2発目は相手の肉体を貫通し(1ヒット)、背中側で内部から喰い破る様に「天」と炸裂する。なお『IV』の殺意リュウはこの技で誕生している。
「地獄の門戸 開かれたり! フフハハハハハハ……」

真空天仰波動拳

さくらの完全燃焼アタック。斜め上に向かって真空波動拳を放つ、天仰波動拳の強化版。
VS.シリーズの真空波動拳と違い、通常の真空波動拳の発射方向を変えたものである。

なおスパIVにおいては、ウルトラコンボに真空波動拳を選択した時、この技も使える。

滅殺豪天破

狂オシキ鬼のウルトラコンボI´で、滅殺の構えから真上に波動を放つ。
「灰燼に帰すべし!どぉーりゃああぁぁぁっ!!」

斬空波動拳

空中から地上に向けて片手で豪波動拳を放つ豪鬼の必殺技。真・豪鬼の場合は一度に2発を同時に放つ。
威力は低めだが接近手段に使える。作品によって軌道や発生の早さが多少違う。
『EX』シリーズでは波動拳の構えで放つ。また『EX』シリーズでは弾発射後に上へ跳ね上がるため、そこから天魔空刃脚を出すことが可能。
豪鬼を象徴する技の一つで、シリーズを通して使用頻度の高い技。

蒼空波動拳

空中から地上に向けて片手で波動拳を放つさくらの必殺技。
上記の斬空波動拳とほぼ同じ性質であるが、こちらは射程距離があり、弱では距離が短く、強では距離が長い。マーヴルVS.シリーズで初実装。
ただしこの当時は単に波動拳の空中版という扱いであり、この名称が正式になったのは私立ジャスティス学園からである。

ちなみにNAMCOxCAPCOMでも使用する。こちらでは通常必殺技ではなく防御カウンターと言う反撃技として搭載されているのだが、
その内容はペアユニットの相方である神月かりんに敵の攻撃を受けさせてその隙に彼女の肩を踏み台に飛び上がり蒼空波動拳を放つと言う、
なんとも後が恐ろしい内容であった。

参考動画(3:00~) http://www.nicovideo.jp/watch/sm1922962

天魔豪斬空/滅殺豪斬空

豪鬼(後者は狂オシキ鬼)の超必技で、空中で一旦静止し気を練ってから多段ヒットする滅殺豪波動を撃つ空中飛び道具、弾を撃った後は反動で後方に跳ねる。
斬空波動拳と違い、後方に跳ねた隙を突かれやすく、ダメージも低いので使いにくい。作品によってはエリアルの締めやケズリに使える。
ストIIIにおいてはSAセレクトで滅殺豪波動を選択すればこちらも空中版という形で使うことが出来る。
MVC版は大量の斬空波動拳を拡散発射する(最大18ヒット)。ボタン連打でヒット数が上がる。
MVC3ではこちらも連射型の「阿形」とビーム状の「吽形」があり、滅殺豪波動と同様の使い分けが可能。
また、豪鬼モードにモードチェンジしたリュウもこの技を使用できる。
ちなみにサイバーボッツに登場する零豪鬼が使用するものは技名が「滅殺空中SPドリル」になっている。
EXシリーズのカイリも似たようなスーパーコンボとして神鬼発動を使う。

MUGENにおいてはP.o.t.s氏の神人豪鬼が2ゲージ技としてMVC版を搭載している(1ゲージ版は普通)。
こちらはAIもコンボに組み込んでくるので比較的よく見られる。

「笑止! 我が波動に耐えきれぬか!」

真空蒼空波動拳

さくらの完全燃焼アタック。空中で一旦静止し気を練ってから多段ヒットする蒼空波動拳を撃つ。
基本的には上記の天魔豪斬空とほぼ同一性能技で、弾を撃った後はやはり反動で後方に跳ねる点も同じ。


なお、ここに書かれているもの以外にもまだ派生技はある。波動拳のバリエーションの広さは脅威である。

関連項目: 昇龍拳   竜巻旋風脚