キャプテン・サワダ

「これがサワダりゅうケンカ殺ぽうだぜ!」
神秘の武士(サムライ)
キャプテン・サワダ
奇抜な技で注目を浴びたい君に適した
ミラクル・ニューファイターだ。
沢田流ケンカ術、忍法神隠しで敵を幻惑したら、
止めは沢田スペシャル三段キックで決めようぜ!
(『ストリートファイター・リアルバトル・オン・フィルム』説明書原文)

•身長:175cm
•体重:75kg
•血液型:O
•誕生日:1月28日
•出身国:日本
•好きな物:乗馬 鍛錬
•嫌いな物:言い訳

1994年に公開された 黒歴史 実写ハリウッド映画『ストリートファイター』及び
これを原作とした格闘ゲーム『ストリートファイター ザ・ムービー』、
家庭版にあたる『ストリートファイター リアルバトル・オン・フィルム』に登場するキャラクター。
演じた俳優は 沢田謙也(現:澤田拳也) 氏。
何故彼だけが実名で映画に登場しているかは、後述する。

キャッチコピーは神秘の武士(サムライ)。次はぜひ、サムライの神秘に迫りたい
「キャプテン(Captain)」は米軍の階級で、「大尉」に相当。

映画『ストリートファイター』におけるキャプテン・サワダ

連合軍部隊を率いるウィリアム・F・ガイル大佐の右腕的存在の日本人兵士として登場。
寡黙ながら次々と命令をこなす有能な軍人として描かれており、
シャドルーに拉致された人質を救出する作戦に多大な貢献をする。
本作ではキャミィ・ホワイト中尉及びT.ホーク軍曹が「ガイル大佐の補佐」という形になっており、
二名とは事実上の同僚関係である。

本作自体が「セコい詐欺師のリュウケン」や「テレビリポーターの春麗と撮影クルーのエドモンド本田」等
キャラ設定に関してツッコミどころ満載なのに対し後述するようなネタ要素は一切無く、
あくまでも地味なサブキャラクター、といった扱いである。

他のキャラクターが『ストリートファイター』シリーズのキャラをベースとしているにも関わらず、
なぜか彼だけが「キャプテン・サワダ」というオリジナルキャラクターで、しかも実名出演となっている。
これは、「『ストリートファイターII』の映画がハリウッドで撮影される」という情報を聞きつけた
澤田氏自らハリウッドに出向き、監督に自らを売り込みに言った結果そのまま採用されたことによる。
後に『V』公式サイトのシャドルー格闘家研究所で公開されたプロフィールでは誕生日と血液型が澤田氏本人のものと一致している。
(後に担当者から「怒られたら消します。「忍法神隠し」の様に。623+PPP」と語られている)

尚、日本人のため日本語吹き替え版は澤田氏本人…と思いきや、
本人の声なのは映画及びDVD版のみで地上波で放送された際には矢崎文也氏による吹き替え音声となっていた。

同じ部隊にいることはあまりなかったが、ガイル大佐の事を常に尊敬していたらしい。

『ストリートファイター ザ・ムービー』におけるキャプテンサワダ

1995年に米インクレディブルテクノロジーズ社が発売したアーケード対戦格闘ゲーム
『ストリートファイター ザ・ムービー』にも当然キャラクターとして登場している。
本作では実写取り込みした俳優の映像に俳優本人の声を使用している。

短めのビームサーベルのような刀と蹴り技を主体とした、初心者にも扱いやすい高性能キャラクター。
決勝ラウンドでタイムアップ負け時に切腹する以外のイロモノ的な要素はほぼ一切無く、
どちらかといえばガイル大佐を尊敬するシリアスなキャラクター…の筈だった。

本作自体が「永久コンボだらけ」「ろくに補正が掛からない」「必殺技で必殺技をキャンセル可能」
「『サガット目からビームを撃つ』などの原作無視」等の悪い点が数え切れないほどあったのに加え、
当時アメリカで大流行していた『モータルコンバット』シリーズの影響かモーコン風のシステム等、
日本ではまるでウケない要素だらけだったためかひっそりと少数設置されあっという間に撤去されていった。
そのためか日本国内における認知度は非常に低く、この時点ではキャプテン・サワダの認知度もそれほど高いものではなかった。

+アーケード版『ストリートファイター ザ・ムービー』における必殺技

必殺技

  • 鬼雷閃:236+弱P
その場で刀を振り下ろす必殺技。
刀の部分を当てることで、飛び道具を跳ね返すことができる。

  • 空雷閃:236+中Por強P
前方に飛び込みながら刀を振り下ろす、どこかで見たような必殺技。

  • 扇空脚:412+K
前方に向かってフライングニールキック(脚の側面をぶつけるキック)で突っ込む技。
攻撃判定がそこそこ強く、使いやすい。

  • 弧空脚:2溜め9+K
上空に向かって上昇しながらフライングニールキックを繰り出す。
サマーソルトタイプの対空必殺技。

スーパーコンボ

  • 烈空大車輪:412412+K
扇空脚から弧空脚を繰り出すコンビネーション技。

  • 百鬼雷閃:Pを押しながら66・Pを離す
連続で殴りつけた後に鬼雷閃のモーションで切りつける乱舞技
コマンドがかなり特殊なのは『モータルコンバット』シリーズで採用されていた
コマンド形式を意識しているからと思われる。

『ストリートファイター リアルバトル・オン・フィルム』におけるキャプテン・サワダ

1995年にカプコン大阪本社が 何をトチ狂ったか 製作した1995年発売、
セガサターン及びプレイステーション用対戦格闘ゲーム『リアルバトル・オン・フィルム』にも続投。
本作では、俳優本人の映像に声優がボイスをつけており、キャプテン・サワダには
某勇者王等で有名な檜山修之が声を当てている。
(本作では基本的にCVに関する情報を公開していないが、サワダ、ケン、ベガに関しては
 どう聞いても氏本人の声なため、誰が声を当てたか確定している)
ちなみに、ゲームのEDでは
作戦時は大部隊を任され、ぐんをぬくリーダーシップをみせたサワダ大尉は、
シャドルー壊滅の かげの こうろう者だった。
ゆうきあふれる軍人のカガミとして 彼はその後も せっきょくてきに 世界の平和に つくしてゆく。
ガイル大佐とおなじ部隊になることはあまりなかったが、彼はつねにガイルをそんけいしていた。
そしてガイルも、たよりになる戦士について たずねられると、いつもこうこたえていた。
「ニッポンのサワダだ」と。
どこか話が壮大に盛られた状態になっている。たしかに映画の内容とはまったく矛盾していないのだが……。

前作でウケなかった要素を廃し、『スーパーストリートファイターIIX』風のゲームシステムをベースに
ヴァンパイア』シリーズで言うES必殺技、『ストリートファイターIII』でいうEX必殺技に当たる
「スーパー必殺技」を搭載しているため前作よりも落ち着いたゲームバランスとなっているが
ゲージがマックスまで溜まると何度でも使用できる」という仕様のせいで
キャラクターによってはこのスーパー必殺技を連発する戦法が凶悪極まりない。

前作では比較的シリアスなキャラクターだったことから、そのまま移植されると思いきやなんと必殺技は全て大幅に変更。
「ハラキリ!」 の声とともに自分の腹を掻っ捌いて噴出する血で攻撃する「獄殺自爆陣」や
「カミカゼ!」 と叫んでバンザイして突進する「カミカゼアタック」など突き抜けた必殺技が搭載された。
シリアスな軍人キャラだったのが、「沢田流ケンカ術」なる謎の格闘技と忍術を使うという謎のキャラになった。

なぜかキャラクター性が「外国人の考えた何かを勘違いした日本人的キャラ造形」になってしまったため色物扱いを受けているが、
使ってみると各技の性能がかなり高く、結構な強キャラである。
扱いやすい通常技コンボの締めや牽制に使える「百殺イズナ斬り」で立ち回り、
飛んでくる相手は判定が強く飛び道具相殺も可のハラキリで落とす。
通常技キャンセルから繋がる「サワダスペシャル'95」を絡めたコンボは三段目まで入れば
相手の体力を五割程度奪い火力も十分。
スーパーコンボの「カミカゼアタック」に至ってはハイパーアーマーが付くので一切潰されず、
対空にも使えるうえガードさせて有利の万能技である。
体力に余裕さえあれば真空波動拳見てからカミカゼ余裕でしたなんて芸当すら可能。神秘だからしょうがない。

…と色々いいつつも、技の性能を比較するとどうにもスパ2X時代のフェイロンの下位互換という評価がぬぐえない。

+家庭用版『ストリートファイター リアルバトル・オン・フィルム』における必殺技

必殺技

  • 百殺イズナ切り:236+P(連打)
キャプテン・サワダの手が謎の青白いオーラに包まれ、手刀による連打を繰り出す。
連打することで攻撃判定が持続する必殺技だが、連打を止めた瞬間にピタリと止まるという
使い勝手の良さに加え、攻撃判定がやたらと強いため連携・連続技のつなぎや牽制に便利。

  • 獄殺自爆陣:63214+P
「ハラキリ!」というやたら耳に残るボイスと共に突然正面を向き正座、
切腹して迸った血を吹き上げて攻撃するという狂気の必殺技。
イロモノ臭あふれる技の見た目とは裏腹に、飛び出す血液がキッチリ飛び道具判定で
相手の飛び道具を潰せる他、キャプテン・サワダの喰らい判定を覆うように攻撃判定のある
血液が出現する、キャプテン・サワダ自身は正座をしているため姿勢が低くなるため
対空技としてはひきつけて使えばそこそこ使える部類である。
尚、切腹しているが自身がダメージを受けるなどということは一切無い。

この技はスーパー必殺技に対応しており、スーパー必殺技では噴出する血液の色が 金色 になり飛び道具はじき返し属性を持つ。
前述のように、ゲージがマックスになるとスーパー必殺技を出し放題になるため
「ハラキリ!」と叫んで黄金の血液を噴出しまくるというシュールな光景が展開されることが多々ある。

  • 沢田スペシャル'95:236+K(追1:236+K 追2:2369+K)
連続キックを繰り出す必殺技で、2回の追加入力を行うと攻撃回数が増え
3回目のシメにはガイル式のサマーソルトキックを繰り出す。
威力はかなり高く、連続技に組み込むことができるが
追加コマンド入力猶予がやたらシビアな上に追加入力を失敗すると
たとえ当てても反確なため、「確実に出す自信が無い場合は封印推奨」等といわれる。

  • 忍法神隠し:624or421+PPPorKKK
忍者のように刀印を結び、前方または後方にワープする移動技。
モーションこそ異なるが、性能自体はシリーズの他キャラの移動技とほぼ同じ。
ワープするタイミングによっては追撃を受けるため、使いどころが難しい。

この技でもゲージがもりもり溜まるため、これで逃げ回りながらカミカゼに使うゲージを稼ぐ、という戦法が可能。

スーパーコンボ

  • カミカゼアタック:236236+P
キャプテン・サワダを象徴するスーパーコンボ。
両腕を高く掲げ、所謂バンザイのポーズで「カミカゼ!」という掛け声と共に体当たりを敢行する。
そのマヌケすぎる見た目とは裏腹に、発生がやたらと早く、モーション中は常にハイパーアーマー状態で5hitする突進技、
さらにガードされてもガン有利で威力はかなり高い、と最早暴力的とすらいえる性能を誇る。
そのため割り込みに相打ち覚悟で出しても相打ちどころか一方的に打ち勝ち体力がある状態ならぶっぱでもほぼノーリスク。
攻撃判定がキャプテン・サワダの伸ばした腕の当たりまで存在しているため、
ひきつけて出せば対空代わりにも使えるというキャプテン・サワダを象徴する技にして彼最大の武器となっている。

この技であけぼのフィニッシュを決めると「バンザーイ!」という追加ボイスが出るため、
ますます変に印象に残る技に仕上がっている。

上記のようなイロモノっぷりから「ゲームは知らないけどキャプテン・サワダは知ってる」
という人を量産するに至っており、仮にキャプテン・サワダで伝わらなくても
「ハラキリとカミカゼの人」と言えば伝わる場合も多々ある。

ちなみに、元SNKプレイモア社員のFALCOON氏が『SNKvsCAPCOMカードファイターズDS』に
登録したいキャラとして真っ先にカプコンに掛け合ったキャラに挙げていた。流石に実現はしなかったが。

「やっぱり、銃よりもこっちがいいねえ!」

参考動画

+2008年以降
上記のように、そのネタ性から「知る人ぞ知る」キャラクターだったキャプテン・サワダだが、
PS3の『まいにちいっしょ』内の番組『トロ・ステーション』第766回「キャプテン・サワダの~護身術入門~」にまさかの登場。

護身術を習いに来ておきながらいつまでもゲームの話を続けるクロに
「昔の話はそれくらいにしておけと言ってるだろう」「長生きしたければ気をつけることだな」
と釘を刺し、戦いの中に生きる漢のすごみを見せつける。

そしてキャプテン流の護身術として、暴漢に襲われにくくする方法を伝授。
  • 視線がフラフラしていると絡まれやすいので、前をまっすぐ見つめて自信を持って歩け。
  • もし絡まれたら相手の目をまっすぐ見つつ、周囲の様子を把握しろ。
といった心構えから、実際に腕を掴まれた時のふりほどき方まで、意外とガチ。
しかしトロとクロに「キャプテンみたいになりた~い」と褒められると途端にデレる。
上機嫌になった勢いで
という逸話を披露した。

これが好評だったのか、第886・887回にまさかの再登場。

ラーメン屋見学に行ったら何故かキャプテンが来店。実はキャプテンの弟がラーメン屋の店長だったらしい。
さらに第906回でも新作映画『新宿インシデント』の宣伝のために登場。
ジャッキー・チェン主演で、キャプテンはヤクザの中島役で出演している。R-15指定。

週刊となったトロ・ステーションでも登場して健在っぷりをアピールした。


アゴを守れ!
脇腹をしめろ!
スタンスは狭く!
最後は必殺の掌底でトドメをさせ!
※よい子はトドメをささないでね


MUGENにおけるキャプテン・サワダ

たまご氏製作

infoseek無料HPサービス終了に伴い、現在は入手不可。
AIは搭載されておらず、また同梱のテキストにはパッチを含めて改変不可とあるので
たまご氏の意を汲む限りは外部AIの製作は禁止という事になる。
本体の転載も事前に連絡があれば許可するだろうが、事後報告は駄目とのこと。
たまご氏のサイトの掲示板は残されているので、一応連絡は取れる模様だが、
現時点では本体の再アップは行われていない。

NS氏製作

2017年になって製作された新たなサワダ。
原作再現系でAIも搭載済み。
火力は『ストII』の時代なので非常に高く、ごく単純な「飛び込み→通常技キャンセル必殺技」程度で5~6割は軽く持って行く。
ただし、キツめの逆根性値が搭載されており試合の終盤は目に見えて威力が落ちるため、総合的な目線では異常というほどの火力ではない。
攻撃面も防御面も特別なシステムはまだ無かった時代の再現キャラなので、
攻撃面では敵のガードが堅い時に崩す手段に乏しく、防御面では切り返しの手段に乏しい。
21世紀以降の格ゲーのキャラと戦わせるとシステム上の不利が目立つため、技の振り合いに付き合ってくれるキャラと戦わせないといい試合にならないかもしれない。

空中の相手に技を当てると、相手がやけにふんわりと落下するのだが、これは全技でステートを奪っているのではなく
攻撃の「hitdef」に相手の重力を規定する「yaccel」という項目があり、この数字が小さく設定されている(=体重が軽くなる)ため。

出場大会

削除済み

出演ストーリー


「とうようのしんぴ、おもいしったか!」


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