noroko

      

「タスケテ…」

ANDRÉS BORGHI氏製作のオリジナルキャラクターその5。
2023年1月の更新により、MUGEN1.0以降専用となった。
現在は最新版がPotS氏のサイト、旧バージョン(version 4.0)が海外サイト「MUGEN Database」にて代理公開されている。
なお、グロさに定評があるANDRÉS BORGHI氏のオリキャラ達だが、
norokoはどちらかと言うとジャパニーズホラーを前面に押し出した感じが強くなっている。
そのため、『The Black Heart』のキャラの中ではhashiと並んでグロさは最低ランク。
……と言っても、爪で引っ掻いたり手首を切って血を吹きかけたりと、過激な演出の技もしっかりあるのだが。

余談だが、今は亡きANDRÉS BORGHI氏のサイトは「norokoのサイト」と呼ばれる事が多かった。きっとnorokoが覚え易かったからだろう。
ちなみに正式名称は「Bosque muerto」(枯れた森という意味)。

コンプゲー『The Black Heart』によると、日本人形に宿った女性の霊らしい。
彼女のオープニングでは突然日本語で「たすけて」と表示されるため、日本人ほど驚かされる。…と思う。
ちなみに彼女のステージの落書きには当初「だすけて」という文字が書かかれていたが、現行版では「助けて」に改められている。
ニュートラル状態で時折奇声を上げたり、勝利ポーズで手が画面に張り付いたり、
必殺技で画面に実写の彼女の顔がアップで映し出されたりと、深夜に見るキャラじゃありません。
あと、何気にブリス技にも対応していたりする。

ホラーキャラではあるが愛されてもいるようで、こんな動画が作られたりもしている。


キャラクター設定

8年前、ある骨董品収集家が歴史ある日本人形を10000ドルで購入した。
太古の儀式に使われたという代物で彼のコレクションの中で最も安物だったが、
幽霊の話に惹かれた彼は人形を一番気に入っていた。
ある日、世界の王が殺された事により事態は一変する。
巨大な力が人形の中の霊、norokoを解き放ったのだ。
苦しみにより自制の効かない彼女は収集家を呪い殺してしまう。
心の中の闇、痛み、恨みを終わらせるために彼女は彷徨うのだった。

norokoの正体は儀式の生贄として殺された女性。
彼女の血を浴びた人形に霊として取り憑いていた。
norokoの苦しみを知ったFinalは、
成仏できるようThe Black Heartの欠片を授ける。
旧バージョン
Steam版

何気に生前は美人である。そして悲惨なEDが大半な『THE BLACK HEART』の中で唯一救いがあるEDとなっている。


性能

性能的には天井に張り付いて敵から逃げつつ、不意打ちや、座高が低いしゃがみでの刺し合いからコンボに繋いでいくキャラ。
その点ではベガバルログと似ているかもしれない。
ティッシュジャンプの持ち主だが二段ジャンプが可能で、ジャンプ中も「Snow woman」で天井に張り付ける他、
前方空中ダッシュも持っているので問題にはならない。空中ダッシュから素早く突っ込む事もできる。
画面端を背負っている状況では、バックダッシュで反対側の画面端にワープする。所謂アナカリスワープ。
発生が遅いが終わり際の隙は少ないので、逃げより不意打ちに有効。
Snow woman中は天井から降りつつまた天井に張り付けたり、解除→空中ダッシュや空中ジャンプが可能だったりするので、地上に降りずにいる事もできる。
また、J攻撃の後で張り付く事も可能だが、空中では優秀な技が特に無いので、逃げにしか使えないかも知れない。
血を噴射する「Bloody end」は飛び道具っぽいが、相手の飛び道具と相殺させる事はできない。しかし判定が大きいため回避が難しく、
先端を当て続けるだけでもAIを封殺できる事もある。飛び道具に対してはSnow womanで飛び込むといいだろう。
攻め込まれた時には当て身技「Okiku's cry」でふっとばし、態勢を立て直す事もできる。…が、発生は早くないので過信は禁物。
対空は昇竜コマンドのSnow womanの判定が弱く、通常対空となるyも発生が遅いため苦手。当て身に頼るのが一番か。
連続技はチェーンコンボ、必殺からゲージ技を使うといい。
以上のように氏のキャラの中でもかなりの潜在能力を持つが、対空に使えるのが当て身しかなく、システムがシンプルなので防御手段が無いのが難点。

+ 技説明
Bloody end 236+パンチ
いきなり手首を切り血を噴射するバイオレンスな技。
ヒットすると受身可能ダウンを狙える。
弱と強でリーチと威力が変わるが、もちろん隙も大きくなる。
Okiku's cry 214+パンチ
その場で泣き出し、打撃攻撃を受けると叫び声を上げて反撃する当て身技。
上下段関係なく発動するので使いやすいが、効果時間がキャンセル不可で長いので、乱発するとすぐ投げられる。
AI相手の場合AI殺しとなる。
技名の「Okiku」は『 番町皿屋敷 』をイメージしていると思われる。
Kwaidan 236+キック
「Kwaidan」とはまんま怪談の事。
両手を伸ばして突進し、当たれば上空へ放り投げて攻撃する打撃投げ。
一部技で追撃可能。
Snow woman 623+キック
ジャンプ中発動可能。
真上にバック宙し天井に張り付く。飛び上がっている最中攻撃判定はあるが無敵はない。
張り付きは5秒ほど経つと自動で落ちる。
張り付いたあと左右に移動でき、弱ボタンで左下、強で右下に飛びかかる。方向はnorokoの向きに関わらない。
下入力で降りる事もでき、空中行動が可能。
一定時間で解除されるが、張り付き中に再度入力する事で延々と天井にいる事が可能。
「Snow woman」とは文字通り雪女の事。

Super Attack

全て1ゲージ消費。発動時カットインが表示される他、全ての必殺技からキャンセルで出せる。
Emma-O mask 236+パンチ×2
直訳して「閻魔王の面」。
般若のカットインが入り、面を顔に付け、そこから8体能面の顔をした霊を放出する。
一発当たれば浮かせダウンになる。
Soul punishment 236+キック×2
漢字の「魂」が背景に現れ、「Kwaidan」のように前へ突進し、
当たれば相手の魂を抜き取り攻撃する。
フィニッシュ時になんか怖い画像が映るがするが気にしてはいけない。
空中に打ち上げ後のコンボとして使うと初段がヒットした瞬間復帰可能になり、復帰されるとnorokoだけが青くなって上手く発動しないバグがある。
Funeral 623+キック×2
ジャンプ中発動可能。
灯篭流しの画像がフラッシュし、何体もの分身と共に「Snow woman」のバク宙から飛び降り攻撃する。
発動すると足元に灯籠が出てくるが判定は無い演出である。
「Funeral」とは「葬式」「弔い」といった意味。

KillerMode

Posession パンチ+キック
2ゲージ以上で使用可能。『The Black Heart』の共通システムである、
ヴァンパイアセイヴァー』のダークフォースのような技。
効果は使用してからゲージが0になるまで続く。
所持している日本人形に乗り移り攻撃できる。
この状態はかなり小さくなるため、身長差で一部の攻撃が当たらなくなったりする。
パンチで能面の霊放出、キックで回りながら突進。
通常攻撃ヒット中に発動するとでかい女能面の霊を3体発射する。
また、一度発動すると解除後も人形はそのラウンド中ステージ内に残っている。
ちなみにこの状態の時にKOすると、人形がばらばらになる。とことん怖い。

Fatal move

Onryou 214+パンチ×2
3ゲージ消費。『The Black Heart』の共通システムである一撃必殺技。
発動条件はゲージが溜まっている時に相手の体力が3分の1を下回っている事。
チーム戦ではライフが一定値より多い相手にヒットしてしまった場合攻撃が発動しないという、かなり敵に優しい仕様。
norokoの実写画像の後に黒い影となって突進し、当たれば演出へ移行するガード可能の打撃投げ。
急に画面が白黒テレビ風になり、上下に帯が入る。
泣いているnorokoに敵が駆け寄ると、恐ろしい実写norokoのアップが映るというもの。
よく考えると敵がビックリして負けたようにしか見えないが…なに、気にすることはない
通常技からキャンセル可能なのでコンボにも組み込める。

+ コンボレシピ
レシピ 備考 同じくくりのコンボであれば、下に行くほど火力が高くなります。
(x→)2x→2a→2b→強[Kwaidan]→弱[Bloody end] 基本コンボ。はじめのxは密着のみ。
(x→)2x→2a→y→弱[Kwaidan]→弱[Bloody end] タイミングが難しいが、yと弱Kwaidanは補正が弱いため火力が上がる。
Jy→空中[Snow woman]昇り→前降りor後ろ降り 空中コンボ。ガードされたら後ろ降りで逃げ。
(x→)2x→2a→2b→強[Kwaidan]→[Soul punishment] 1ゲージコンボ。最速だと当たらない事も。
(x→)2x→2a→y→弱[Kwaidan]→[Soul punishment] 1ゲージコンボ。
(x→)2x→2a→2b→強[Kwaidan]→x→y→弱[Bloody end] 端コンボ。norokoで端に追い詰める状況がレアだが…。
(x→)2x→2a→y→弱[Kwaidan]→x→y→弱[Bloody end] 端コンボ。最後のBloody endは猶予が短い。
(x→)2x→2a→2b→強[Kwaidan]→x→[Snow woman]昇り→前降りor後ろ降り 端コンボ。前降りはやや不利か。
(x→)2x→2a→y→弱[Kwaidan]→x→[Snow woman]昇り→前降りor後ろ降り 端コンボ。
(x→)2x→2a→2y→強[Kwaidan]→[Funeral] 1ゲージ端コンボ。
(x→)2x→2a→y→弱[Kwaidan]→[Funeral] 1ゲージ端コンボ。タイミングがシビア。
(x→)2x→2a→2y→強[Kwaidan]→x→[Soul punishment] 1ゲージ端コンボ。比較的安定して出しやすい。
(x→)2x→2a→y→弱[Kwaidan]→x→[Soul punishment] 1ゲージ端コンボ。
(x→)2x→2a→2b→強[Kwaidan]→x→y→[Emma-O mask] 1ゲージ端コンボ1。最後の方のx拾いはやや遅らせ気味に、Emma-O maskは最速で出さないとフルヒットしない。
(x→)2x→2a→2b→強[Kwaidan]→x→y→[Emma-O mask] 1ゲージ端コンボ1。タイミングが更にシビアだが、火力は高い。
(x→)2x→2a→y or 2b→[Onryou] 3ゲージ即死コンボ。Onryouが相手体力250以下限定という点に注意。即死とは言いつつ、完全に魅せコンボ。
Snow woman→降り弱P→Snow woman→降りSnow woman*n→追加入力強 端限定かつキャラやステージ限定。少なくともThe Black heartでなら大体OK。低空ダッシュ中段始動からでも入る。nはジャグル加算されていない(下段始動)なら10、中段始動なら6。最後のSnow woman追加入力をFuneralに変えれば9割強減ったりする。

手描きで完成度も高いが、デフォルトで搭載されているAIはあまり動かない。
尤も、それ自体が不気味さに一役買っていたりするのだが。
外部AIはサクラカ氏(○作シリーズのもの)、特に名乗る名の無い流れ者氏、ホルン氏によるものが存在。
動画でよく見かけるのは流れ者氏のAIだが、サクラカ氏のAI共々最新版には未対応。
ホルン氏のAIは最新版に対応しており、恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルに加え、Fatal moveを使用するか否かの設定が可能。
なお、Fatal moveを使用する場合は1ラウンド取った後にゲージを温存するようになるので、実質弱体化する点に注意。
想定ランクは強との事。

ANDRÉS BORGHI氏のキャラの中では最も大会動画での出番が多い。
主にELLAザッパなどとホラー系チームを組み、先鋒として中々の成績を残しているようだ。
Halloween向け恐キャラタッググランプリでは不死英雄戦士と「骨と剣と勇者と呪われし姫君」タッグを組んで参戦。
ブロック予選をトップで通過し、本戦でもその強さを如何なく発揮し準優勝の戦績を残している。
また、「載ってねぇ」における看板娘としても活躍している。
ここでは萌えキャラとして扱われているようだ。貧乳はステータスだ!希少価値だ!

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
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出演ストーリー

+ 一覧

その他



+ イラスト
ニコニコMUGEN絵板保管庫絵掲示板より桜駱駝氏画。


最終更新:2023年05月24日 11:31