二階堂紅丸






格闘スタイル: シューティング
誕生日: 6月6日
身長: 180cm
体重: 68~70kg
血液型: O型
出身地: 日本
趣味: スカイクルージング、料理
大切なもの: 自分、ピアス
好きな食べ物: 刺身、パスタ、コーヒー
嫌いなもの: おたく、後悔
得意スポーツ: クレー射撃、高飛び込み

THE KING OF FIGHTERS』 に登場するキャラクター。「にかいどう べにまる」と読む。
『'94』からの数少ない皆勤キャラの一人で、『CVS』にも登場している。

二階堂グループを束ねる大富豪の御曹司。 副業でモデルをやっていた時期があるなど、多彩な才能を持つ天才シューター。*1
現在は特に定職を持たず、気ままに楽しく生活しているようだ('97キャラクターブックより)。
電撃を伴う技が特徴的だが血筋がどうのということではなく、帯電しやすい特異体質なため。
草薙京とはチームメイトの親友であると同時に、互いに良きライバルとして認めている。
ほど露骨な執着ではないが、京の諸々の因縁が解決した時、いずれは京との決着を付けたいと思っているようだ。
京の弟子である真吾の後見人的な立場にあり、京が行方不明だった間は彼の面倒を見ていた。
元ネタは漫画 『ジョジョの奇妙な冒険』 のジャン=ピエール・ポルナレフで、髪型や服装の他ピアスの形もそっくりだった時期がある。
ちなみに上の画像にある胸部穴あきの服は『'98』からのもので、彼の友人がデザインしプレゼントしたもの。
『カプエス』でもこの服…と思いきやさにあらず、ノースリーブで代わりに肘まで覆ったグローブとアレンジされている。
中の人はラルフチョイ紫鏡ワイラー、『SVC』のケン狂死郎花諷院和狆などを演じているモンスター前塚 (前塚あつし) 氏。
声優陣が刷新された『XIV』でもしれっと続投している。
電撃CD文庫版ではイケメンに定評のある緑川光氏が担当した。

 自他共に認めるナルシスト。プレイヤーからはオカマとかホモだとか言われる事が多いがそんな事はなく、むしろ相当な女好き。
 何をやらせても天才的なセンスを発揮し、ルックスが一流なら家柄も一流で、
 かつては格闘技も数ある趣味の一つにすぎず、本気を出すほどのものではないと考えていた。
 しかし『'94』の一年前に行われた全日本異種格闘技選手権の決勝戦で初めて京に敗れ、
 これをきっかけに真剣に格闘技に取り組むようになる。
 その後, 同じ格闘技大会で知り合った大門・京と日本チームを結成し、KOFに参加する。
 以来様々なしがらみに巻き込まれる京とは距離を置きながらも、良き友人のような関係を保ち、必要とあれば協力を惜しまない。


『'97』では日本チームの二番手的な立場に甘んじている事や京との決着が先延ばしになっている現状を不満に思い、
大会終了後は個人で様々な世界大会へ出場し、日本チームの二番手という印象を完全に払拭した。
その一方で、小説版『'98』では神楽ちづるに「自分と互角に戦える相手がいない事が不満で、引退を考えるほどに悩んだ」と語り、KOF復帰のきっかけの一つとなった。
さらに小説版『'99』では真吾にまでその事で愚痴っている。やはり、彼が一番熱くなれる戦いはKOFなのだろう。

『'99』では真吾と共にネスツの陰謀に巻き込まれ、K'マキシマと主人公チームを結成。
しかしK'は京同様の炎使いの青年キャラ、マキシマは大門同様の大柄キャラだった為、ラルフからは「進歩がない」と批判されている。
翌年の『2000』は京を探すためセスの情報網を頼り、をチームメイトに加える……まではよかったのだが
モヒカンサスペンダー紳士のセスと、モーコン辺りに出てきそうな忍者の麟が加わったことでいよいよ色物チームの様相を呈し、他参加者からは困惑されたり呆れられたりしており、再会した京にさえドン引きされている。
『2001』で京・大門が日本チームとして復帰するまで、紅丸(と真吾)の受難は続く羽目となった。
ちなみにセスとは旧知の戦友とのことだが、詳細は明かされていない。

アッシュ編では、再び三種の神器の宿命に巻き込まれることになった京たちとは初め別行動をとった。
『XI』ではデュオロン(麟かセスから知り合ったと思われるが、経緯は不明)と共にエリザベートに招かれ、
アッシュの陰謀を阻止するために動いている。
『XIII』では、メインストーリーであるアッシュのストーリーが、前大会の直後、紅丸とデュオロンが空港で別れるシーンから始まる。
その他、ちづるの元を訪れオロチの復活や「遙けし彼の地より出ずる者たち」について相談し、
日本チームのストーリーでは、庵の暴走により重症を負った真吾の見舞いに行き、そこで大門と再会する等、
かなり物語の中心に描かれた彼を見ることが出来る。

このように、京の初期ライバルとして登場したキャラだが、庵登場後もしっかり立ち位置を確保している。
ネスツ編以降は主人公達が割合自己中心的なこともあり、裏から真相を追うハイデルンに対し、
表からストーリーを追うといった重要ポジションに置かれているため、どこかの血を吐く人とは違うのだ、多分。
もとい、ありがちな軽薄キャラにはなっておらず、良い意味で脇役をこなしている…といった感じだろうか。


またカプコンとのクロスオーバー対決の『CAPCOM VS. SNK』シリーズでも参戦を果たしており、割と登場している作品は豊富である。





嫌味な金持ちを装ってはいるが、意外と情に厚く友人思いで、影で努力を惜しまないタイプ。
むしろ、プライドが高く人に弱みを見せないナルシスト気質と根のお人よしさが合わさった結果、厄介な荷物を自分からホイホイ背負い貧乏くじを引きまくる苦労人と化している。
その様子は、傲岸不遜な京すら紅丸本人にお前は苦労性だと発言したことがあるほど。
『'97』のドラマCDでは奥技を使いこなせず悩む京に自分が練習台になる事をもちかけたところ、
苛立つ京に「いくら強くても普通の人間じゃ練習台にならない」と暴言を吐かれるが、
それでも京の奥技習得のことを考え、仲間割れを狙う達の誘いにわざと乗ってオロチの力を手に入れ
京にその自分を倒させることで奥技を完全に習得させようとした。

『2000』ドラマCDではクーラと兄妹の契りを交わしていたり、 (その後クーラの記憶は消されてしまうが)
『XII』ストーリーではちづるとデートしていたりする。う、うらやましくなんかないんだからね!
なお、ゲーム上のストーリーでは紅丸とちづるの関連性は薄いようだが、
小説版『'97』では、準決勝で山崎の反則行為で重傷を負った大門の代理としてちづるがチームに参加し、
続く『'98』では京と庵が1年前から消息不明(というより、実質故人扱い)であるため、紅丸、真吾、ちづるの3人でチームを組んだ。
(ちなみに大門は引退中なので出場せず、一人空いてしまった女性格闘家チームには
 「タクマリョウロバートと共に出場」となったために
 あぶれていたユリが代打として復帰している)
しかし、小説から10年経ってこの設定が掘り起こされるとは誰も思わなかったであろう。
また『'99』以降で紅丸と真吾が同チームとなったのは、ゲームスタッフがこの小説版の設定を気にいったからのようで、
小説版作者の嬉野氏を驚愕させたという逸話がある。ハブられてしまったちづるだが、
小説版『'99』では紅丸と真吾の会話の中でかつてのチームメイト扱いで登場している。
見ての通りポルポル君がモデルとなっており、製作初期はスタッフの間でも露骨に 「ポルナレフ」 と呼ばれていたらしい。*2 SNK自重しるw
このため、デザイナーは初めて『'94』のボイスを聞いた時に「こんなオカマキャラじゃないのに!」と愕然としたんだとか。
ガイルとは元ネタが共通で、『CVS』では自分が使っているヘアスプレー(1回のセットで1本全部使うらしい)を薦めている。
しかし、デモなどで髪を下ろしている状態から静電気を使って一瞬で逆立てている場面もあり、この辺りは割と謎。
特に『XI』のエンディングでは、額に貼り付くほど濡れていた髪がシーンが変わるといきなり逆立っているため、
初見だと突然別の人が出てきたように見える。

オタクが嫌いなくせに、技はアニメや特撮が元ネタのものばかりである。
実のところ無条件にオタク自体を毛嫌いしてる訳ではなく中途半端な知識のオタクが嫌いなだけで、コアなオタクには逆に友情を感じるらしい。
特に技名は 『破裏拳ポリマー』 の影響が強い(技自体は本家と全然違っているのだが)。
下の動画を見ればそれがよく分かるだろう。

また、技そのものには『新造人間キャシャーン』の影響も一部見られ、特に「フライングドリル」は結構まんまである。

なお、『タツノコ VS. CAPCOM』 のポリマーは声が庵 ( 安井邦彦 氏) なため、
古参のSNKファンからすると 「庵が紅丸の技の名前を叫んでる」 という愉快なことになっている。

しかし『XIV』では元ネタがある技名が今更尽く改訂された(紅丸コレダー→紅丸 コライダー 、反動三段蹴り→ 稲妻 三段蹴り)。
真空片手駒?(『XII』の時点からもう)そんなものはない
アンヘルの技名もそうだが、何か思うところでもあったのだろうか。

カッコつけのキザなタラシだが、どことなく微妙に ダサい のも紅丸の魅力である。
特に『'99』から登場する 「幻影ハリケーン」(元ネタはポリマーの「必殺・幻影破裏拳」)はそのモーションに加え、
自ら「決まったな」と言う決めポーズが、なぜか「トレンディのポーズ」(『すごいよ!マサルさん』の1コマ)に似ている。


原作中の性能

長い手足から来るリーチを活かした牽制能力が高く、
地上での移動も早めに設定されることが多く、攻めも守りも両方こなせる万能キャラ。
特に小足のリーチが長く性能も毎年安定しており、連打キャンセル必殺技キャンセルがかかるのが大きい。
必殺技は変更も多いが、発生が非常に速く「反動三段蹴り」に派生できる「居合い蹴り」、
崩しに重宝し、相手が吹っ飛ばないため起き攻めも容易なコマ投げ「紅丸コレダー」など性能が良いものが揃う。
特殊技や空中投げなども立ち回りに使える技が充実しており、かなり使いやすい。
割り込みも「紅丸コレダー」や「雷光拳」、「幻影ハリケーン」と事欠かない。
唯一対空に不安が残るが、作品によっては無敵のある「スーパー稲妻キック」や
上半身無敵の「雷靱拳(強)」、判定の長く残る「雷鳴刀」といった使える対空技もきっちり装備。
中間距離では安定した強さを発揮しほぼ毎年中堅~上位に位置する。
逆に、ジャンプがふんわりしていることが多く、飛び道具を持たないため積極的に自分で攻めて行くのは苦手で
火力も低めに設定されることが多い。

『'94』では小足がかなり連続でヒットすること以外見る点は少ないが、地上戦主体のゲーム性にマッチして
なかなかの強さ。

『'95』では以降のシリーズでネックになりやすい火力の低さはどこへやら、
「雷光拳」が密着でヒットすればほぼ即死級のダメージ(京の大蛇薙が140ダメージなのに対し280ダメージ)で、
相手がMAX状態、こちらが体力点滅状態でMAX版雷光拳なら 単発で即死 というとてつもない一発屋だった。
ただ、立ち回りはそこまで強い訳でもなく、超必殺技一発で即死はとてつもないインパクトがあるものの
隠しコマンドで使えるボスがもっとぶっ壊れ、そして最初から使えるチームメイト
もっともっとぶっ壊れていたため、取りざたされることは少ない。
参考(1分21秒~)

『'97』では特殊技「フライングドリル」から直接地上技が繋がる、雷光拳が小技から繋がるほど発生が早く
出がかりまで長い無敵がある、全体的な通常技の性能強化などもあってバランスよくかなりの強さ。
ただ、もっとぶっ壊れていた暴走キャラがいたため(ry

『'99』から『2002』を除いて「紅丸コレダー」が削除されたため近距離戦が弱体化されたが、
持ち前のバランスの良さで毎回中堅ぐらいの強さ。
特に『2003』では他キャラに較べて優遇された通常技、お手軽で大ダメージを狙える反動三段蹴りSCコンボ、
長い無敵があるリーダー版雷光拳とDDコンビの直下に付ける強キャラ。
ただ、結局はDDコンビがもっとぶっ壊(ry

『XIII』では、しゃがみにも当たるようになった立ち小パンチ、通常投げから追撃が可能に、
設置飛び道具の感覚で使えるEX版「紅丸ランサー」の追加で苦手だった遠距離もこなせるなど
総じて強化が目立ち、一時期は海外勢から「XIII最強は紅丸」との評価を受けていた。
まぁ後に追加されたDLCキャラがもっとぶっ(ry
また、バージョンアップで永久コンボが削除される中で、
『XIII』の紅丸には「雷靭ループ」と言われる永久コンボがある。
ただ、これは「壁際でバックステップから最速で雷靭拳を出すのを繰り返す」というもので
かなりの高難易度のため実践で狙うのは難しい。
参考


このように、ほぼ毎回中堅より少し上か最上位のすぐ下になることが多く
ある意味安定しているのだが、逆に言えばぶっちぎりの強キャラになることはまだない
(最下位クラスに落ちたことも同じく無いのだが)。
最強キャラになるか影が薄いかの二択なゴローちゃんとは対照的である。







「君が今痺れているのは
  電撃のせいだけじゃないんだよ」

MUGENにおける二階堂紅丸


+Duende Macabro氏製作 '94仕様+アレンジ
Duende Macabro氏製作 '94仕様+アレンジ

必殺技3つ+特殊技1つ+超必殺技1つしかないシンプルな紅丸。
スプライトやボイスが『'94』のものになっており、パワーゲージやゲージ溜め動作も再現しているが
なぜか避けがステップになっていたり、エフェクトが『XI』になっていたりする。
簡易AIを搭載。

+斑鳩氏製作 KOF'98仕様
斑鳩氏製作 KOF'98仕様

下記のアレンジ仕様の公開停止の後に公開された『'98』無印の再現仕様。
X~Zボタンで選択するとADVANCEDモードに、A~Cボタンで選択するとEXTRAモードになる。
技・システムともに再現度が高く、他の『'98』仕様キャラと同様、K.O.後のアナウンスも搭載されている。

例によって反応速度の調整も可能なAIもデフォルトで搭載している。

+Sander71113氏製作 '98~2002&CVS複合仕様
Sander71113氏製作 '98~2002&CVS複合仕様

4種類の超必殺技全てにMAX版が用意されている。 ただしMAX2はなし。
2段階に調整可能なAIを積んでおり、Hardにしておくと「紅丸コレダー」や「エレクトリッガー」を超反応で使ってくるようになる。
こうなると投げキャラでもないのに、ダメージソースの半分がコマ投げといった事態になることも珍しくないため、
投げ丸と呼ばれることもある。他には「投げナレフ」とか。関連として投げ夜が挙げられる。
届かない距離で小技を連打するのが玉に瑕。

斑鳩氏によるAIが公開されていた。こちらは投げ一辺倒な戦い方ではなく、打撃技に重点を置いている。
ちなみに、AIを作った理由は「 投げ丸から卒業させたかったから 」らしい。
残念ながら、後述のアレンジ仕様の紅丸と入れ替わる形で公開終了している。

netyzh2007氏によるAIも公開されている。こちらはガン攻めかつダメージ補正が比較的緩めで、かなり強力。

+HiroHiro氏製作 2002仕様+アレンジ
HiroHiro氏製作 2002仕様+アレンジ

コマンドは『2003』以降のもの、暗転やSC・DCエフェクトは『XI』のものを使用。
オリジナル超必殺技として「ファイナルフォース」とパワーアップ技「ライトニングエクスプロージョン」が追加されている。
コマンド表を見るとEXキャラ製作の予定があったようだが、今のところどのボタンで選んでも性能に変化はない。
完成度は高いが、AIが入っていないため動画で見かける機会は少ない。

+斑鳩氏製作 アレンジ仕様
斑鳩氏製作 アレンジ仕様

恒例の仕様の紅丸。AIの強さや傾向、反応速度から使用システムまで細かく設定できる。
紅丸ランサーとNEOMAX超必殺技雷皇拳を搭載している。
ただし現在は他のアレンジ仕様ともども公開停止で、動画使用も禁止されている

+RYO2005氏製作 KOF+ROTD風アレンジ仕様
RYO2005氏製作 KOF+ROTD風アレンジ仕様

氏お馴染みのROTD風。
コンビネーションも搭載。
+悪咲3号氏製作 CVS2仕様
悪咲3号氏製作 CVS2仕様

説明不要のクオリティー。
2011年10月を以て公開停止。

rei氏によりAIが製作されていた(現在は公開停止)が、対人戦想定なためか強さはかなり控えめ。
そのため動画ではあまり見かけない。
また中国の製作者であるMKII氏によるAIも公開された。
いまのところEXグルーヴにしか対応しておらず、オリコンも搭載していないが、昨今の大会動画についていける強さはあり、今後の活躍が期待される。
…が、現在は2016年のフリーティケットシアター終了によるサイト消滅で入手不可。


この他Jennifer氏のCVSベース、zzzasd氏の2003仕様、BUG氏のXI仕様や、
『'97』ドラマCDにインスパイアされたと思しき改変キャラ "Orochi Benimaru"や雷の代わりに炎を使う改変キャラ "Clone Benimaru" が製作されている。

出場大会

+一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中

出演ストーリー


*1  「シューティング」 は実在する格闘スタイル。
日本では初代タイガーマスクこと佐山聡氏 (ラモンのモデル) が提唱した総合格闘技 「修斗」 と
キックボクシングから派生した 「シュートボクシング」 の2つがあるが、どちらを指すのかは不明。
どちらも組み技が重要な要素になっているが、紅丸はあまり組み技を使わないため独自のスタイルなのかもしれない。

*2 さらに余談として、セガのPSP用アクションRPG『ファンタシースターポータブル2・インフィニティ』で新登場した
「ワイナール」というキャラクターは、髪型や顔つきはおろか、言動までもが紅丸に似ていたことから、
ゲーム発売当初はもっぱら「ベニー」「紅丸」とも呼ばれていたんだとか。
ただしヤツの髪型をネタバレしてしまうと上に向かって束ねられた、いわゆる筒状なのだが。