レナ・シャルロット・タイクーン

コレのどこをどうしたらあんなドット絵に


「だいじょうぶ。ほら、私が食べてみせてあげる…モグモグ…」

レナシャルロットタイクーン(Lenna Charlotte Tycoon)
身長161cm、体重45kg。*1
旧スクウェアのゲーム『FINAL FANTASY V(FF5)』(FF5)に登場するキャラクター。
デザイアグランプリの出場者ではない。
タイクーン第二王女。年齢19歳。タイクーン城出身。父を追って城を飛び出し、その際にバッツ達に出会う。
ミニスカートを愛用し、ジョブでの姿も多くがそれである。
弱者に対する労わりを忘れない心優しい性格で、飛竜を友とする。ストーリー中で飛竜を気遣うあまり毒草に足を踏み入れたり、
人体に有害な飛竜草を自ら口にしたりと献身的な面も見せる。だがその裏には、病の床に伏した母を救えなかった事に対する後悔の念がある。
また、魔物に憑かれたり毒矢を受けたり魔物にファリス諸共攫われたりと、災難に遭う回数が多い。
サリサという姉がいるが、幼少期の頃に行方不明となってしまっている。

(以上、Wikipediaより引用)

メインキャラクターの一人で、水の心「いたわり」の象徴となっている。
ファンタジーに付き物のお姫様キャラではあるが、性格は優しく献身的である一方いざという時は非常に行動的。
FF5のシステム上戦闘面での特徴はあまりないが、初期パラメータは他のキャラクターと比較すると魔力系統が若干高め。
後述の容姿方面などからのイメージもあって、最初にジョブ(職業)チェンジができるようになった際は魔導師系統にするプレイヤーも多い。

作内での女性キャラ人気については、女である事を隠していた男勝りの海賊のボスという、
高スペックを備えるファリスに一歩譲る場合も多かったりするが、『FF5』のシリーズ中における人気の高さも手伝い、
シリーズ屈指の清楚性としばしば見せる行動力を兼ね備えた、正統派の戦うお姫様属性などにより、ファンは多数存在する。
そういった両面は、すっぴん(初期ジョブ)のミニスカートながら清楚さを失っていない衣装にもよく現れていると言える。
ちなみにレナの白魔道士姿は『FF5』のジョブの中でも特に人気が高く、「レナといったら白魔道士」と言うくらいよく似合っている。
『チョコボの不思議なダンジョン2』などチョコボシリーズの一部に登場する白魔道士の少女、シロマもレナをモデルにしている。

キャラクタードットやデフォルメ絵における、ピンク髪とショートの髪型も特徴。
ただし元になった天野嘉孝氏のイメージイラストでは金髪であった
(当時のFFシリーズに共通して言える事だが、天野嘉孝氏の設定画とゲーム中の姿は髪色を中心に相違点が多い)。
アニメや漫画では新旧問わずピンのキャラクターは多数登場しているが、
ゲームでは当時ピンク髪の女性メインキャラクターは割と珍しかったように思われる。
有名シリーズのキャラクターである事からも、ピンク髪のゲームキャラと言えばレナを想像するプレイヤーも多いだろう
ファイアーエムブレムシリーズなどではピンク髪のキャラクターも何人かいるが、発売は『FF5』より遅いものが殆ど)。

また、踊り子やGBA版で追加されたネクロマンサーなど、一部のジョブではかなり際どい衣装を着用していたりする。
まあ、当時のスクウェア作品のキャラクターには程度に差はあれどよくある事ではあったが。

2017年12月6日の『FF5』発売25周年を控えた目前にアプリゲーム『ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア』に参戦し、ボイスが付いた。
担当声優は 川澄綾子 女史。エクスカリバーが違う意味になりそうだが、気にしてはいけない
こちらでは天野版イラストをベースにドット絵をイメージしたカラーリングと、ゲームから一番原型を留めたアレンジデザインとなっている。
なお、余談中の余談だが、『FF5』のヒロイン勢の担当声優全員が、バッツ役の保志総一朗氏と何らかの形で共演している。偶然か、はたまた必然か…。

+ さらなる余談
『ひぐらしのなく頃に』で知られる竜騎士07氏はレナのファンである事でも知られており、
自身のペンネームも「竜騎士レナ」をもじった物。また、竜宮レナのモデルにもなっている。
さらに余談だが、『ディシディア ファイナルファンタジー』に出演した『FF5』の主人公・バッツは、
ひぐらし問題編の主人公である前原圭一役の保志総一朗氏が演じている。
+ もう一つおまけに
『テイルズオブヴェスペリア』に「エステリーゼ」というヒロインが存在する。
彼女もまた、「献身的」「ピンク髪の戦うお姫様」「魔法寄りだがオールラウンダーも可能」「主人公と恋愛に発展しない」
とまあ、共通点も少なからずある。
さらには上述の竜宮レナ役である中原麻衣女史が演じている。
とある場面での叫び声で彼女を思い出した人も多いだろう


MUGENにおけるレナ・シャルロット・タイクーン

アリ氏製作のものが存在している。『FF5』のドットを使ったちびキャラ
イントロのアビリティ選択により、使用可能な技が変化する。
アビリティごとに各ジョブの服装に変化する様はさながら着せ替えショーである。
2015年4月1日を以てアリ氏が引退した事により一旦入手不可となったが、
転載・改変自体は自由との事で、その後foxy氏のOneDriveにて代理公開されている。

各種魔法が詠唱の隙こそあるが優秀で、その隙とゲージ消費を相方が補えるタッグ戦では特に有効。
特にリフレクの飛び道具自動反射は、飛び道具主体のキャラ相手には極めて高い効果を持つ。

+ 通常攻撃
元ゲーで武器表示がキャラに比して大きいため、武器のリーチはそこそこ。
また、イントロで「かくとう」を選ぶと素手になる。
  • A....ナイフ
  • B....剣
  • 6+A....槍
  • 6+B....斧

+ 非魔法系アビリティ
  • とんずら
前or後ろに高速移動。

イントロで「かくとう」選択時に使用可能

  • けり
飛び蹴り。
  • カウンター
他アビリティ選択時も使える当身技。
「かくとう」時は攻撃を受けた時に一定確率で自動発動。

イントロで「どうぶつ」選択時に使用可能

  • 動物
動物をランダムに呼び、動物に応じた効果を得る。
  • 狙う
矢を放つ。
  • みだれうち
矢を連射する。

イントロで「かくとう」「どうぶつ」以外を選択時に使用可能

  • 手裏剣、風魔手裏剣
手裏剣を投げる。

+ 攻撃魔法
魔法系はいずれも微量(0.15~0.55と幅はあるが)のゲージ消費がある。
また、イントロで「かくとう」を選ぶとキャンセル発動が出来なくなる。
  • ファイア系
炎を発生。強弱によりファイア、ファイラ、ファイガと変化する。
  • ブリザド系
氷を発生。ブリザド、ブリザラ、ブリザガ。微妙にファイア系より消費が多い。
  • サンダー系
雷を落とす。サンダー、サンダラ、サンダガ。微妙にブリザド系より消費が多い。
  • コメット
  • スリプル
投げ技。成功すると相手がダウンするがノーダメージ。追撃可能。

イントロで「まほうけん」選択時のみ使用可能

  • 魔法剣
ファイラ、ブリザラ、サンダラ詠唱中に追加入力で発動。剣での攻撃が変化する。

イントロで「しょうかん」以外を選択時に使用可能

  • グラビデ(1ゲージ)
重力魔法。相手の現在ライフの1/2を奪う。
多数の隕石を落とす。ゲージ技全般に言えるが詠唱が長い。
  • デス(2ゲージ)
即死魔法。

+ 補助魔法
消費や詠唱については攻撃魔法と同じ。
  • プロテス
一定時間防御力UP。
  • ヘイスト
一定時間、魔法詠唱が高速化。
  • リフレク
一定時間、飛び道具自動反射。反射物はサンダーになる。リフレク中は補助魔法使用不可
  • ブリンク
分身を作り、打撃攻撃を2回まで無効化。

+ 青魔法
イントロで「あおまほう」選択時のみ使用可能。
  • 黒の衝撃(1ゲージ)
相手のレベルを半分にする魔法。相手の攻撃力と防御力が下がる。
  • マイティガード(1ゲージ)
リフレク、プロテス、ヘイストが同時にかかる。

+ 召喚
イントロで「しょうかん」を選択時のみ使用可能。

イフリート(1ゲージ)

初登場からほぼ皆勤で登場する炎の精霊イフリートを召喚する。
火柱を吹き上げる「地獄の火炎」で攻撃する。

タイタン(2ゲージ)

『FF3』から度々登場する巨人タイタンを呼び出す。
攻撃は巨大地震を発生させる「大地の怒り」。

バハムート(3ゲージ)

召喚獣としての初登場は『FF3』だが、『FF1』にも登場してたりする。
竜王バハムートを呼び出し、全てを燃やし尽くすブレス「メガフレア」で攻撃する。

ギルガメッシュ(3ゲージ)


「じょうとうだぜ! このギルガメッシュ様が……倒せるかな?!」

+ 設定とか
初出は『5』だが、後のシリーズでも違った形で登場している人気キャラ。
エクスデスの部下としてバッツ達と何度も戦うが、その性格故か、次第に友情めいたものが芽生える事となる。
最期はバッツ達を救うため、エクスデス配下最強であるネクロフォビアを道連れに自爆して果てた。
……はずが、どうやら爆発の衝撃で異空間に飛ばされはしたものの生きていたようで、以後の作品にも何度か登場している
(同名のキャラというだけで、設定の繋がらない別人物のパターンもある)。
参考動画

自爆により即死級のダメージを与えてくるが、原作通り殴り続けて会話が終わる前にギルガメッシュを倒す事で阻止できる。
1ラウンドに1回しか召喚できない。


「ふくをかわかさなきゃ…見ちゃだめよ!」

出場大会

削除済み

出演ストーリー



*1
当時の雑誌『電撃スーパーファミコン』の付録冊子ではスリーサイズが設定されていた事がある
(具体的な数値はB:82、W:57、H:83。ゲームキャラクターとしては普通のサイズである)。
ただし、掲載されたのが公式な攻略本ではなく、その後他の媒体で同じ情報が載った事もないため、この数字は非公式だという見方も強い。


最終更新:2023年08月28日 00:42