ルイージ


「いつか マリオにいさんをぬく。それが ボクのユメなんだ。 」


「ひどいや兄さん…」

任天堂が誇る世界的人気ゲームキャラクターの代表の一つ、マリオ双子の弟である。通称「緑の人気もの」とか「類似」。
永遠の二番手もとい、マリオの2プレイヤーキャラとして、色違いの緑色をしている
(現在は服が緑色でオーバーオールが青色だが、昔は帽子とオーバーオールは白色で髭や髪も緑色だった)。
マリオとはレースやスポーツで競ったりもするが、兄弟仲は良い。

担当声優はN64時代初期がジュリアン・バーダコフ氏でこの頃はマリオよりも高い声だった。
現在はマリオと同じチャールズ・マーティネー氏が演じており、低めの声になっている。
日本でのアニメ版の声優は水島裕氏。後述する世界観ブチ壊しの黒歴史で有名なハリウッドの実写版の吹き替えは辻谷耕史氏(日テレ版では島田氏)。
ちなみに、その時のルイージはひげがなくさわやかな青年(演じたのはジョン・レグイザモ氏)なのに対して、兄のマリオはつるっぱげの中年になっている。
そのマリオの吹き替えは、Dr.ヘル早乙女博士といった老人や博士役でおなじみの富田耕生(演じたのはボブ・ホスキンス氏)。
あまりの違いっぷりだが、それはルイージがこの映画の主役であるため(一応マリオも主役の一人なのだが)。

プロフィール


兄より背が高く、痩せ型。ヒゲの形もマリオのように波打ってはいない。
性格は穏やかで心優しいがやや内気かつ臆病であり、天然でおっちょこちょいな一面が目立つ。
この性格は割と後になってから固まったもので、初期は後述の滑りやすい性能からむしろお調子者な性格だったようだ。
マリオより声が高いのもこれを意識してのことだったのだろうが、声が低くなったあたりから今の穏やかな感じに落ち着いてきたようである。
他にも帽子は手洗いに限る(ルイージマンションより)といった拘りを持っていることから、マメな性格である事が窺える。家事は得意なのかもしれない。
基本的に柔らかめの口調で喋り、オバケや怪物といった類のものが大の苦手としている。
会話が殆ど無い『マリオ』シリーズにおいて、『スーパーマリオRPG』の説明書で「ボク」と一人称を言っているのはある意味貴重なのか。
名前の由来は、「マリオに似ているからルイージ(類似)でいいんじゃねええんちゃう」と、宮本茂氏が命名したとよく言われるが
これは後付けの通説であり、本当は任天堂の米国法人の社員がイタリア人に多いかつ語呂の良い名前を模索した結果である。

昔からファンの間ではマリオに比べて不遇といったようなネタにされることが多かったが、最近では公式でも地味な(その上少々損な)役割や
偉大な兄にコンプレックスを持ついじけキャラとして設定されることが多い。・・・彼が何をした。
主人公2Pキャラ・そっくりさん等の代名詞ともいえるほど有名なキャラであり、「永遠の二番手・脇役・サブキャラ・緑のヒゲ」などと呼ばれているが、
『Mario Is Missing!』(開発・販売に任天堂は無関与、地理の教育用ソフトで日本未発売)と、『ルイージマンション』でスピンオフの主役作品も持っている。
持っているのだが……

すっげぇキモいデザインだな!!

サラサ・ランドのプリンセスであるデイジー姫とは恋仲だったり・・・そうでなかったりと微妙な関係。
でも、デイジーの初出作品『スーパーマリオランド』にルイージは未登場。 彼女を助けたのはマリオである。
デイジーが初登場以降、ファミリーゲーム以外に登場したことがないのが原因なのだが、
初共演作の『マリオオープンゴルフ』の頃からデイジーがルイージのキャディとして登場しており、
(ただし、その理由は マリオのキャディがピーチだった ため、丁度いいキャラとして引っぱり出されたという消極的な人選)
ハリウッド実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』ではなんとデイジーがメインヒロインになり、 ルイージと恋に落ちている。
さらに、『マリオテニス64』でデイジーがマリオファミリーのメインキャラに復帰して以降も何かと一緒にコンビを組む機会が多い。

実写版で恋仲だったのが元なのか、ルイージとデイジーがカップルであると思われることが多いものの、
実際のところは公式ゲーム作品では二人の関係は明確には語られておらず、
『マリオパーティ5』『6』におけるルイージ・デイジーペアの称号は 「じみーズ」 である。ヒッデェ。
さらにルイージ・キノピオペアだと 「じみキノコーズ」 でもある。やっぱりヒッデェ。
さすがにあんまりという話なので、『マリオパーティ8』では「ぐうぜんカップルズ」に変更された。
一見多少のフォローになっているように見えるが、マリオ・ピーチペアの称号が 「ベストカップルズ」
マリオ・デイジーペアが 「ナイスカップルズ」 になっているあたり、何の救済措置にもなっていない。

『マリオテニスGC』のシングルの表彰式においてマリオはピーチ姫からキスをもらうという至れり尽くせりな内容に対し、
ルイージは兄のマリオに嫉妬から足を踏まれるというなんとも酷いことになっている。デイジーにトロフィーを渡すのはルイージなのに…
ちなみにこのとき、マリオは 「ナイスジャーン!オメデトーゥ!」 と片言っぽい日本語を話したりしている。
(尤も、ルイージは他キャラでも渡し役になりやすい。そして、たまに事件が発生する)
俺もクッパも同じくめざしたあの偉大なる長兄マリオ!この心に未いまだ消えずに、この心にやきついている!!(嫉妬的な意味で)
でも、『マリオカートWii』では二人が手をつないだ銅像もあったりする。これからの進展が楽しみな二人である。
また、前述のGC版の前作に当たる『マリオテニス64』では扱いは相変わらずだったが、
やたらとワルイ―ジに対して だけ クールな一面を見せているので、ファンは必見である。

当初はマリオと同じ能力で色が違うだけのいわゆる2Pカラーであったが、『スーパーマリオブラザーズ2』での差別化で
「マリオよりジャンプ力が高い代わりに、走るとブレーキの効きが悪く滑りやすい」という特徴が付けられた。
その後も多くの作品でマリオよりも操作難度が高いために、ルイージでのプレイは上級者向きとされている。
(滑りやすいのが原因で、見せプレイのような挙動ができることもあるのだが…)
だが、一旦ルイージに慣れるとルイージの重力の弱さが相まって、逆にマリオが使いづらくなってしまう。
『スーパーマリオUSA』ではジャンプ力の高さに加え「足をバタつかせて滞空時間を伸ばす」という特技も見せた。
更に、最近では「マリオより足が速い」という特徴も出てきている。今後定着するかは分からないが。
マリオカートやマリオテニスなどのスポーツゲームでもマリオとルイージは共にオールラウンダーだが、
細かい能力は微妙に違い、パワーが優れているマリオに対し、ルイージはテクニックに優れている場合が多い。
その為、マリオに比べれば上級者向けとも言える。
ただし『マリオ&ルイージRPG』シリーズは例外であり、ルイージはマリオより総じてHP・防御が高く、
このシリーズはその気になれば全ての攻撃を回避できるため、回避できない場合ルイージのほうが生存しやすく初心者向けになっている。
ちなみに『マリオカートDS』でもクセが強い性能であるが、彼の機体の一つがとある仕様の関係で上位を狙えたりする。

2Pキャラという事もあってか、『マリオ64』などのひとりプレイ用の作品には長らく出演できずにいたが、
『マリオギャラクシー』でNPCとして出演を果たし、さらにスターをすべて集めてクリアするとルイージで二週目をプレイする事が可能に。
『NEWマリオ』でも、クリア時に出てくる隠しコマンドを入力するとプレイヤーキャラがルイージになる。
主役になっても、二番手の立場をクリア後のお楽しみという形で守ってしまうあたりが、ルイージらしいというかなんというか。
『マリオギャラクシー2』ではスターを全て集めなくても、ルイージに交代することが出来るようになった。
更に一度EDを迎えれば、いつでも自由に交代できるので、ずっとルイージでプレイする事も可能。
おまけにこのゲームのスターの大半(特にED後)は、マリオよりルイージの方が取りやすい為、プレイヤーからの評判も上々である。やったね!

『NewスーパーマリオブラザーズWii』では兄弟+αとそろって登場したが、
マリオと比べて微妙に滑りやすかったり横ベクトルが微妙に低かったりと、やはりクセがある性能になっている。
兄弟そろってヨッシーを乗り捨てるより、くわえられたまま一緒に奈落の底に落とされてしまうキャラが定着してしまいそうな予感が…
しかも、なんとWiiの「ディスクドライブチャンネル」のこのゲームの選択画面で、
「ルイージがジャンプしてきたところをマリオが踏んでプロペラキノコをゲットする」 というなんともひどい出オチまでやらされてしまった。
公式でルイージいじめが行われている証拠映像

『スーパーマリオ3Dランド』では初登場が敵に捕まって牢屋に入れられてる場面、と相変わらず酷い扱いである。
性能はいつも通りだが、ジャンプ力の高さとスーパーこのはによるバタ足ジャンプの相性が良く、
ステージによってはマリオのジャンプでは超えられない柵を飛び越えてそのままゴールなんて芸当も出来てしまう。
また、今回はスーパーこのはを取った時の変身姿がマリオとは違い、『3』のタヌキルイージではなく「キツネルイージ」になる。
つまり 赤いタヌキ緑のキツネ…それなんてカップ麺?
ちなみに発売前からある公式のイメージイラストにも紛れていたり、ゲーム誌で全図が掲載されたとき気がついた人はきっと居るはず。
ちなみに、エンディング以降はピーチ姫やキノピオが変身した姿もイラストなどで見られるのだが、
彼女達はマリオと同様に「タヌキピーチ」「タヌキキノピオ」の姿となっている。
続編『3Dワールド』では実際に変身し、さらにロゼッタも登場するが、彼女もやっぱり「タヌキロゼッタ」であり、
キツネ派はルイージのみ という状況になっている(ちなみに海外では「Tanooki Luigi」で呼び名が統一されている)。

+ 余談:ルイージの性格、扱いについての詳しいこと

そんな彼に奇跡がまた1つ舞い降りた。
よもや誰もが予想だにしなかった『ルイージマンション』の続編が3DSで発売されることとなった。
全く持って続編に関してはノーガードであったこのタイトル、
果たしてルイージの新たな伝説を築く事が出来るだろうか。
+ そして2013年

今では、任天堂製のゲームで一つのキャラクターとして独立した地位を確立している。
…ちょ、誰だ「兄より優れた弟など存在しねぇ!」とか言った奴は!?
ルイージはナイーブなんだぞ!またいじけちゃうだろうが!
ユーザー間でも当事者そっちのけでの兄弟喧嘩が後を絶たない。

彼の名誉の為に言っておくと、身体能力はマリオに決して劣っている訳ではない。
「地味で報われないし目立たない。けど案外凄い」というのが、現在のルイージ像であろう。
扱いこそ悪いが性能だけはある意味優遇されている。そんな気がしてならない。
ただし初期ルイージのお調子者な性格も少し残っているようで、ことある事に自分の名前を出して露骨なアピールをする癖がある。
パーティゲーム系では自己主張のためかやたらと勝利時に自分の名前を喋るし、ひどいときはタイトルコールで「...and Luigi!」と付け足したりする。*1
マリオスポーツMIXにてマリオがインタビューを受けるという旨の公式動画では
「次のゲームは是非僕を主役にしてください」と言った感じのメッセージをわざわざ記者の前で兄のマリオに読ませるように仕向けており、
その時マリオはため息交じりに 「彼はよくこういうことをするんだよ」 と言っているので、やはり普段からお調子者な一面があるようである。
兄は兄でE3で「マリオバレエを発表する件もう一度考えてくれるんだろう?」とかやってるけどね

最近では実写CMでもお調子者の面を披露している。
兄を煽る弟 http://www.nicovideo.jp/watch/sm24892513


大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにおけるルイージ

作品ごとのデザインの変遷

マリオのコンパチとして全作品に登場。初代から『X』までは隠しキャラ(という割には、出現条件がかなり簡単なものだが)。
『DX』までは初期と同じ高い声だったが、これはディレクターの桜井政博氏によると
最初にスマブラを製作した時はマリオカート64のジュリアン氏の声を参考にしたとのことで、
マリオの声のピッチを上げたものが使用されている(なお英語版マリカ64ではチャールズ氏がルイージを演じており声が低い)。
『X』以降はボイスが区別され、お馴染みの低い声になっている。

シリーズを通してアピールに攻撃判定があるキャラの一人で、『DX』以降は 真下の吹っ飛び効果(メテオ)まで追加された
(初代のみ、崖掴まりに2段ジャンプしたかどうかの条件も使っているので、ふっとばし力が弱くても以外と痛い)
特に『X』は吹っ飛ばし力が異様に跳ね上がっている。ロマン技の域だが。
モーションが非常に アレ なのが、彼のいじけキャラを象徴している。…彼が何をした。
そしてこのアピールを筆頭にやたらジト目になる動作が多いのもルイージの特徴のひとつ。
ついでに『for』のCPルイージは崖掴まり関連でアピールを使用する。
おかげで撃墜アピールを一切行わない『for』のLv.9のCPで、唯一アピールを使うキャラになっていたりする。

+ 各種必殺ワザ(以降「B」と表記)

性能はやはりクセが強く扱いづらい上、垂直に飛ぶ上Bや特徴的なアピールなどその姿は某サイキョー流を彷彿とさせる。
その一方で接近技の性能は発生が速く、重量級並のパワーもあるので一旦攻めに入ったら某聖帝よろしく非常に強い。
とにかく接近戦の強さ、そして空中における技の使いやすさと異常な爆発力が長所である。
このおかげで「ホームランコンテスト」という、サンドバッグくんと呼ばれるキャラクターを10秒以内にできるだけダメージを与えて
最後にホームランバットでかっ飛ばすミニゲームでは1000m越えは余裕である。熟練すればバットを使わずに達成可能。

が、リーチが短く足が遅い上、原作再現かジャンプ力は高いもののティッシュジャンプで、ルイージらしく異常に滑る。
どれも痛い欠点(もっともティッシュジャンプは「場外に落ちると負け」のルールを考えると欠点か微妙だが)なのだが、最後の滑りが特に痛い。
ダッシュから滑るだけなら利点にもなりえるが、相手の攻撃をガードした時のノックバックが他キャラよりおよそ3倍。
これのせいで普通なら脅威となるガードキャンセルからの投げや上Bジャストシールドでないと決まらなくなるため、それほど脅威とならない。
上記のように得意の近距離戦に持ち込むのが苦手、ガードキャンセルからの反撃が取りにくいなどでどうしても分が悪くなりがち。
さらに言えば『DX』以降は、大きいふっ飛ばし力を持つ技のほとんどが上方向となったため、
(横スマッシュは下段を狙えば横方向に調節できるが)ステージに相性を左右されやすいという面も。

ルイージを使うには慎重に慎重を重ねての立ち回り、読みや回避、ジャストシールドを使いこなすなど
かなり高いプレイヤースキルが求められるため、ルイージ使いはキャラも相まってか少なめである。
もっとも、ルイージ使いの大半は何かが間違っているのだが
格好悪いし嫌がられるが、チキン戦法だと案外長く生き残れたりする。

+ 初代でのルイージ
+ 『DX』でのルイージ
+ 『X』でのルイージ
+ 『for』でのルイージ

しかし、スマブラシリーズにおけるルイージの扱いはというと RPGシリーズと比べてもかなりヒドいレベルだったりする。
+ というのも…


MUGENにおけるルイージ

人気キャラの為か、海外で複数存在する。
…が、有名なものが 同製作者が既に製作しているマリオのコンパチキャラクターばかりである。 …彼が何をした。
代表的なものとして 本当にマリオの2Pカラーというだけ というものと、
スマブラ仕様マリオに伴い差別化されているものの2種類。後者はマリオとは一部の必殺技の性能や立ちモーションに変更が加えられているが、
大半はティッシュジャンプだけ再現してジャンプ力と滑りやすさは再現していないようだ。
(滑りやすいとスマブラと違って相手側は大半のキャラでの地上コンボが安定しなくなってしまう)
普通に活躍する動画でも 「緑は卑怯者ですぞ」 などの赤字コメがあったりするが、
この手のネタは最大限空気を読むようにしよう。

マリオの凶悪改変の影響か、ルイージの凶悪改変も多くなっている。
…まあ、改変前のマリオの時点で永久持ち、無敵、判定おかしいと世紀末仕様だったのだが。

オリジナル

+ ShinRyoga氏 & NeOaNkH氏のルイージ
+ N64Mario氏 & TMasta氏のルイージ
+ Warner氏のルイージ
+ HCL氏のルイージ

改変・凶悪キャラ

+ 無眠の人氏のEternal second runner-up
+ Atlas氏のR-Luigi
+ STG氏のルイージ閣下
+ WEEGEE

緑で2Pな彼女はルイージの弟子とかアンサイクロペディアで言われていたり。

「なんでかな? この順位(二位)なぜかおちつくんだ」

出場大会

WEEGEE
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ルイージ閣下
更新停止中

出演ストーリー



*1
だが現在では兄やその取り巻きの連中もよく自分の名前を語るようになっており、どうやら制作側の都合らしい。

*2
その勝利ポーズの一つ「直立姿勢のまま倒れる動作(上の『for』での公式画像)」は桜井氏が思いついたもので、
これをデザイナーに伝えるために わざわざソファーを広げてその上で実演した ・・・・すごいディレクターだ。

*3
ただし、兄の方は冒頭からいきなり敵の不意打ち受けて退場させられるわ、頭踏まれるわ、 フィギュア化する=敗北する回数が一番多い わ、
カービィに出番奪われてるわ、プレイヤーのプレイスタイルによっては 最終決戦に参加出来ない 可能性もあるわとよく考えればもっと酷い扱いである。
そう考えると、破滅的大敗後のムービーに出番が与えられている兄は出番なし )、最終メンバーに必ず加入できている(=確実に世界を救える)という
オイシイ位置についているだけでもまだマシな方なのかもしれない。


おまけ