マート

「いやならやめてもいいんじゃぞ。」

オンラインゲーム『FINAL FANTASY XI』に登場するキャラクター。ゲーム中の表記は「Maat」。
レベルの上限を解除するクエスト、通称限界クエストを依頼してくる正体不明のNPC(ノンプレイヤーキャラクター)。
通称限界じじい。彼が何者なのかは後々クエストで明らかになる。

プレイヤーを事ある毎に未熟者扱いし、無理難題をふっかけて来るため、多くのプレイヤーから忌み嫌われているNPC。
かなりの高齢ながらも軽やかなステップを踏みつつル・ルデの庭に鎮座している。
決め台詞はこのページ冒頭にもある「いやならやめてもいいんじゃぞ」。
なんとなくこのセリフには「wwwwwww」をつけたほうがしっくり来る気がする。

これを聞いてホントにFFXIを辞めてしまった人がいるという噂もチラホラ。
FFXIというオンラインゲームの難易度を押し上げている代表的存在といえる。
たかがNPCの台詞で難易度が上がったりゲームを辞めてしまう人間続出ということを信じられないと思う人もいるかもしれない。
+だがそれほど有名な台詞になったのには理由があった。
FFXIユーザーはスクウェア(当時)の「LvUPに対する足止め策」に不満が溜まっていた。
そこに究極の足止めともいえる限界クエストを、マートを通じて導入したのである。
その内容はレア・アイテムの収集に始まり、それらを落とすボスの取り合いを加速させる内容だったため、血で血を洗う仁義無き争奪戦が繰り広げられた。
トラブルが絶えない狩場でひたすら何日も指定されたキーアイテムの奪い合いを続ける世紀末さながらの環境で、そんな仕打ちをした当人が言い放つ
「いやならやめてもいいんじゃぞ」。
この傲岸不遜な台詞は、不満が爆発しそうなユーザーにとってスクウェアからの挑発にしか見えなかったのである。
ユーザーはマートへの怒りを、いつしかスクウェアそのものへの諦めへと昇華してしまったのだった。

制作者側が意図的にむかつくキャラとしてキャラ作りを行うケース数多く存在するが、彼の場合ラスボスや雑魚キャラ達と違って 倒すことができない NPCなので余計にたちが悪い。
多くの場合はそのストレスを解消する方法を用意して置く物なのだが…。
一応、後のクエストでこのじいさんをボコれる機会はあるものの、しばらく戦闘を続けると勝手に降参してしまうことがますます怒りを加速させる。

彼を忌み嫌う冒険者がいる一方、彼を慕う人もいる。
彼を「障害」として見るか、「己を磨いてくれる師」として見るかの違いなのだが、
いずれにせよ冒険者たちにとって、彼の存在は決して忘れることは出来ないものであろう。

以上、 FF11用語辞典 より。(一部加筆、改訂)

あまりにもえげつないその発言は後々も禍根を残すこととなったのである。

+その正体と目的は…ネタバレ注意
冒険者に数々の試練(受難?)を与える彼は、実はジュノ親衛隊の武術指南もしているという凄腕である。

限界5クエスト:『星の輝きを手に』の1コマ。
プレイヤーに偉大な○○の証を手に入れて見せるように言った後、ジュノ大公国親衛隊長ウォルフガングが現れる。
Wolfgang:マート様!
Maat:ウォルフガングか。なんじゃ?
Wolfgang:そろそろ時間です、お願いします。
Maat:うむ。
Wolfgang:マート様、また冒険者を相手に
       しておられるのですか? お遊びはほどほどに
       していただかないと……。
Maat:フン、これはワシの趣味じゃ。
    お前にとやかく言われることではない。
    こやつなんぞ、もうお前がかなう相手では
    ないかもしれぬぞ。
Wolfgang:……。
       とにかく私は先に行っておりますゆえ、
       お手合わせよろしくお願いします。

若かりし頃のマートは腕っ節の強い船長であり、貧しいながらも人情味溢れる漁村のジュノが大好きだったという。
そんな彼はある日、海で不思議な2人組を助ける。その2人のお陰でジュノは多大な発展を遂げることになり、
当初はマートもそれを喜んでいた。
しかし、あまりに急激に発展して行くジュノに次第に違和感を抱き始め、
やがて自分が助けた2人組には何か特別な思惑があるのではとの疑念を持つようになる。
だが、それを確かめるには自身は年を取り過ぎていると考えた彼は、
真実を次なる世代に託すべく冒険者に数々の試練を与え、その成長を見守ることにした。

もっとも、彼自身は生涯現役のままでいるつもりらしく、
少なくとも自分の目の黒いうちは自らの手でジュノを守って行こうと言う決意を秘め、
今日もル・ルデの庭で軽やかにステップを踏んでいる。

以上、 FF11用語辞典 より。(一部加筆、改訂)

限界クエスト「星の輝きを手に」では本気のMaatが直接プレイヤーと対決することになるのだが、その際にはプレイヤーのサポートジョブ能力が無効化されてしまうのに対してMaatは本人の元々のジョブであるモンクの能力も持っており、とんでもない威力の格闘攻撃で殴りながら各種WSも繰り出してくるという嫌がらせのような仕様になっている。
繰り出してくるWSは完全ランダムであり、運がよければ低威力の単発WSで済むが運が悪いと5回攻撃の乱撃、攻撃力の高い双竜脚や空鳴拳を繰り出してくることもある。高威力の多段WSを出されると、HPが低いキャラクターは一撃で戦闘不能にされることもある。
さらに、戦闘開始から一定時間が経過するとメッセージとともに8回攻撃のWS、夢想阿修羅拳を連発してくるモードになるためこうなると完全に手がつけられない。

クエスト実行直後はこの難敵Maatに挑戦するプレイヤーが殺到し、各種回復アイテムやステータスを向上させる効果を持つ食品が飛ぶように売れた結果、市場価格が暴騰を起こし合成職人たちがフル稼働でアイテムを生産するなどの特需状態にもなった。

そんな高性能おじいちゃんが、とうとうMUGENにもその魔手を伸ばしてきたのであった。


MUGENでのマート

ブロントさん同様、某スレ産である。製作は汚い忍者の作者でもあるマンドラフ氏。
ボイスはマンドラフ氏自身の声とリューサン氏の声をスイッチ式でどちらか好みの方に変えられる。
そのヨボヨボジジイボイスは妙に味がある。何故かイントロでブロント語を喋る。
元々モンク(格闘家)然としたキャラクター像と技の数々だった為か、波動昇龍キャラとして製作された。
おまけに阿修羅閃空までやらかしちゃう。MUGENでも自重する気ゼロか、このジジイ。

現在は作者引退に伴うサイト閉鎖によりDL不可能。

出場大会

削除済み

出演ストーリー

グラットン伝説
Lucid Dream(30話ゲスト)