ブランカ


       

「ウオッウオッウオッ!!」
  • 出身地: ブラジル
  • 生年月日: 1966年2月12日
  • 身長: 192cm
  • 体重: 98kg
  • スリーサイズ: B198 W120 H172
  • 血液型: B型
  • 好きなもの: サマンサ、ピラルク、トロピカルフルーツ、ブランカちゃん人形(6)
  • 嫌いなもの: 軍隊アリ
  • 特技: 狩り放電
  • 職業/所属: 無職→ツアーガイド
  • ファイティングスタイル: 野生への適応進化が生んだ格闘術(CVS)
                                              電撃、野生の動き(IV以降)
+ キャッチコピー
  • キャッチコピー:
    • 大自然の野生児(スパII)
    • 究極の生体兵器(RBOF)
    • アマゾンの獣人(ZERO3)
    • 野生の咆哮(CVS)
    • 密林の戦士(IV)
    • 剥き出しの獣性(ストクロ)
    • 大自然の戦士(V)

+ IV絵

+ 担当声優(Wikipediaより引用・改変)
山根剛
『EX』シリーズ
上田祐司(現・うえだゆうじ)
ZERO3』以降(『EX2PLUS』『EX3』を除く)
T. Axelrod(Taliesin Jaffe)
『IV』『ストリートファイター X 鉄拳』『V』(英語音声)
Luis Bermudez
『6』(英語音声)
石塚運昇
アニメ映画『II MOVIE』
仲野裕
実写映画『ストリートファイター』(日本語吹替・ソフト版)
中田和宏
実写映画『ストリートファイター』(日本語吹替・テレビ朝日版)

無印『IV』で従来の声優が引き継がれたのは、他にはケンベガだけである。
上田氏は『ZERO3』『CVS』ではバルログ、『III 2nd』ではユリアンを演じている。
また、T. Axelrod氏も『スパIV』ではアドンとの兼任だったりする。


ZERO3
アマゾンの大自然で気ままに暮らす
ブランカ‥‥

旅行者の車に、偶然乗り込み
やって来たのは外の世界‥‥

初めて目にする外の世界は
好奇心をくすぐるものばかり‥‥


ストリートファイター』シリーズのキャラクター。初出は『ストリートファイターII -The World Warrior-』。
ダルシムと双璧を成す、イロモノの開祖


キャラクター設定

上流貴族の子であったが、子供の頃に飛行機事故によってアマゾン上空で機外に投げ出される。
しかし、奇跡的に生きておりジャングルで長年育ってきたという、かのターザンの様なキャラクター。
さらにその前の元ネタとして任天堂の『プロレス』に出てくる「ジ・アマゾン」がモチーフになったらしい。

オレンジ色の髪とに、電撃を発する事が出来るといった人間離れした特徴を持つため、
MSHvSF』にてハルクから「お前もガンマ線を浴びたのか」と仲間扱いされたり、
公式のブランカのキャラソンで、電撃ネットワークからパニック映画の悪役の怪物みたいな扱いをされたりしているが、れっきとした人間である


 ちなみに体色が変化したのは、保護色(隠れるための効果)のため。
 『CVS』シリーズではロレントがこの能力を評価する一方、
 キャミィは「迷彩効果はほとんど無い。せいぜい威嚇か。」と否定的。
 Blanka(白)という名前なのに緑色なのは、
 モチーフであろうターザン(白い肌)に倣った命名なのかもしれない。
 電撃は電気ウナギとの格闘の際に身に付けた様だが、原理は不明。
 ローリングアタック系の技は、アルマジロをヒントに編み出したとの事。

『II』のエンディングにて明らかになるが、生き別れた母親サマンサがおり、本名は「ジミー」という。
なお、サマンサがブランカを息子と判断した決め手は、足に付いた(子供に付けるにしては大きすぎる)足輪
まさか足輪も成長と共に大きくなるオカルトめいたものだったりするのだろうか?
足輪であるにも拘らず、『II』当初は「ブレスレット」(腕輪)と誤記されていた。
これが「アンクレット」(英語で足輪の事)に修正されたのは、『スパII』においてである。
設定上はブレスレットを勘違いして足に嵌めていた、という事に誤魔化されたなった。

サマンサと再会した後は一緒に暮らしているようで、母に誇ってもらえるような息子になるため旅に出る(IV)、
ジャングルの危機を救うべく立ち上がる(EX)等、新たな目的を持って戦いに身を投じている。
なおブランカの遭った飛行機事故は、後に『ZERO3』でシャドルーによる「要人暗殺のための爆破テロ」という設定が追加された。

+ 感動微クラッシャー
ちなみにこのEDの流れを大まかに述べると、こんな感じ。
サ「もしかして私の息子では?」
ブ「あなたは誰ですか?」
サ「人違いかしら……あ、その足輪はジミーの!」
ブ「お母さん!!」

……お気付きだろうか? 決め手になったのは、確かに足輪である。
だがサマンサがブランカを自分の息子だと判断したきっかけは、あくまで彼の風貌である
つまり飛行機事故やジャングル生活は関係なく、元々こういう顔だった……いや、母の愛による直感とかそういう良い話なのかも知れないけど。

ちなみに、似たような直感を受けた者としては、こんな人がいる。

『ZERO3』以外をよく知らない人や、どんなキャラかは詳しくなくとも取り敢えず居る事は知っている人にとっては、
ブランカは片言だったりまともに喋れないという印象があるだろうが、初登場の『II』シリーズでは、


   「野生の力を思い知ったか!!」

   「トラさえオレの前ではネコになる、
       さしずめお前はネズミといったところか!」

など、ちゃんと人語を喋っていた
しかも、敵意の無い相手に対しては「あなたは誰ですか?」など、敬語を使う程の教養を持っていた。
『CVS』シリーズでは必ず濁点が付き、『IV』では片言かつ子供っぽいものの、
そういった点を除けば話し振り自体はかなり流暢で、知的な言い回しも存在する。
『V』や『6』では、勝利メッセージではカタカナ交じりの片言感は残しつつ、野生や自然に準えた比喩表現を多く用いる『II』に近い喋り方に寄せられ、
一方のストーリーモードでは『IV』の片言が更に特徴的になった(「在庫いっぱい」が「ザイコいぱい」など)口調になっている。
……勝利メッセージの方はキャラ作りだったりするのだろうか?
いずれにせよ『II』の口調も『IV』の片言も、両方とも無かったにされずに済んでいる。

同シリーズに登場するダンとは知り合いの間柄。
過去にジャングルにやって来た彼を助けて以来親友らしく、本名である「ジミー」の名で呼ばれている。
これは中平正彦の漫画『さくらがんばる!』の設定が反映された事によるもの。
この設定は同じく中平作による漫画版『ストリートファイターZERO』にまで遡り、
単行本第一巻の巻末後書きにて「ダンはブランカが助けた」(作中で、ダンはジャングルに捨てられている)としている。

『ZERO3』ではバーディーかりんのストーリーに登場。
前者ではどういうわけかバーディーからシャドルーの戦闘員扱いされていた
(バーディーストーリー限定の設定か、たまたま居合わせていたのを勘違いされたのかは不明)。
その他、何故かザンギエフ勝利ポーズにも登場。*1
ブランカが持ってきたピラルクをザンギエフがウォッカによる炎で焼く演出が行われるが、誤ってブランカまで焼かれてしまうパターンもある。

『CVS』シリーズに出場した際は、基本的には外見のせいで人間扱いされる事があまりなく、特に事情を知らないSNKキャラには酷い対応をされる。
電気使い繋がりか、草薙京に「二階堂紅丸着ぐるみを着ているのではないか」と疑われていたりする。
当のブランカは紅丸に対して、「電撃を使える」という共通点だけで一緒にされるのが心外そうな事を勝利画面で発言していたり
(ブランカは紅丸の電撃を乾電池より劣ると見下している)、
紅丸は紅丸で「充電していた自分のMD(今や懐かしいミニディスク)プレーヤーを返してほしい」とも言っている。

ちなみに他のキャラからの評価はというと…
…お前は泣いていい。

またジャングルの外を余り知らないため、不知火舞の色仕掛けも通じず、キムの正義論も理解出来ない。
ただ、『CVS2』においてはリョウナコルルアテナと微笑ましくなるほど仲がよい様子。
あと理由は不明だがユリは彼の本名を知っていた様子。
ちなみに脳筋やらアホキャラ扱いはされてない。片言喋りとはいえ『II』の頃の知的な言い回しのイメージも取り入れられてるからかもしれない。

実写映画版では、ガイルの親友チャーリー(ナッシュ)がシャドルーに捕まり、
ヨガとは無関係の白人であるダルシム博士に改造された姿という設定で登場。
その改造というのが手枷で動きを封じたナッシュを鉄門扉の装置に閉じ込め、スイッチを押すだけというもの。
スイッチと共に電撃が走り、装置の中からスモークと共に緑の肌と橙色の髪というおなじみの姿で現れる。
改造っていうかこれ物質転送装置でナニかと融合しちゃったんじゃ(ry恐るべしシャドルーの技術。
これを基にした実写格闘ゲーム『リアルバトル・オン・フィルム』にも登場するのだが、そちらでは何故か肌色キャラになっていた
格闘スタイル自体はブランカと変わらないが、実写の野人が戦う姿は非常にシュールである。扱いが難しかったのだろうか?
(ただし、同時期に出たもう一つの実写格ゲー『ザ・ムービー』ではBGMを除き存在を抹消されていた)

『IV』シリーズでは母親との同居生活がすっかり馴染んでいたブランカだったが、周囲の化け物を見るような視線を彼は知っていた。
自分が言われるのは構わないが、母親が酷い待遇を受けるのは我慢できないと、独り立ちを決意。
ダンのいる香港で暮らしていたが、ダンの粋な計らいで母親がブランカのもとへ来て説得、再び帰国し同居する。
その後、ダンの誘いで世界格闘大会で知名度をあげて偉くなって母へ恩返しをする事に。
見事、その作戦は成功し、子供達からも慕われる人気者として幸せに母と暮らすのだった。
何このハートフル物語、というかダンもブランカの母親もマジいい人。

『V』ではSEASON3の追加キャラクターとして参戦。少し毛深くなった。
悪辣な業者に騙され、ブランカちゃん人形の在庫を大量に抱える羽目に。
最終的にはさくらが働いているゲーセンのクレーンゲームにブランカちゃん人形を置いてもらえる事になり、在庫は解消した。
ところで、同作にはブラジル人のララ・マツダがプレイアブルとして登場しているのだが、
どういう訳か彼女もブランカと同じく電撃を放てる(本人曰く「髪をこするとピリッ!」)。
更に言えばララの弟のショーンも『III 2nd』で「俺は電気に強いんだっ!テレビだって直せるっ!」
なんて勝利台詞を言ってたりしている(こちらは放電能力と言うより「叩いて直す」方と考えるのが自然だが)。
なんなんだアンタらは、なんなんだ『スト』シリーズのブラジルは。

『6』では人気者を目指してアドベンチャーツアーのガイドとして活動。オーバーオールを着用するようになった。
ブランカちゃんの着ぐるみに身を包み、謎の妖精として宣伝することでジャングル観光を盛り立てようしている。
観光客の子供がブランカちゃんのグッズを身に着けているなど一定の人気はあるようだが、
肝心のブランカちゃん人形はNPCが「在庫処分」として押し付けて手渡しており売れ行きはいまいちの模様。
ちなみに新技としてブランカちゃん人形を爆弾にして相手にぶつける技が増えた。

余談だがイギリスで行われた「歴代ゲームキャラ人気ベスト10」において、ソニックマリオピカチュウなどの人気キャラに混じり、
他のゲームキャラを押しのけて、何故か10位にランクインしている。これは、格闘ゲームキャラでは唯一のランクインであった。
また、現地ブラジルでも人気はあるらしい。

さらに余談だが、戦闘力に関しては女性もビックリの198を叩き出している。
鍛えた男性なら胸全体に筋肉が付くので大抵女性よりも胸囲は大きくなるが、それでもこの数値は凄い。
ちなみに、胸囲と身長から単純に出すとPカップ以上という信じられない結果になる。
…もっとも、上には上がいるが。
なお、大胸筋等の胸部の筋は主に肩関節を内側に引く筋肉であるため、ブランカのフックや引っ掻きは非常識な破壊力を持つと思われる。


「おまえのうごきでは このオレさまをたおせまい!!」


原作ゲーム上の特徴

ローリングアタック等の突進技を使ったり、電撃を発生させて攻撃したりとトリッキーな挙動が目を引くが、
必殺技も含めてコマンドが簡単なため、意外と初心者でも操作しやすいキャラクター性能である
高い火力と広い攻撃範囲という通常攻撃の使い勝手の良さも魅力。
ジャンプが他キャラに比べ非常に鋭く、ジャンプ攻撃も飛び込みに向いており、めくりもしやすいJ弱Kもあるためバッタが強力。
特に『II』時代は、発生1Fで50%の確率でガードが間に合わない垂直ジャンプ強パンチ「ブッシュバスター」が猛威を振るった。
ジャンプの高度が高いため、ガイルなどの飛び道具を使うキャラクターにもさほど労を成さないで相手が出来る。
しかしその鋭さが故ジャンプの高さに比して横の飛距離が短く、波動拳などの弾速が遅い飛び道具をその場ジャンプで回避するのが難しいという弱点もある。
作品によっては前進する際に若干前傾姿勢を取るため、一部の技(サガットのタイガーショットや、リュウケン竜巻旋風脚等)を、
歩きで潜り抜ける事が可能。後退時は仰け反り気味なため普通に当たる(と言うよりガードしてしまう)。

シリーズ初期では逃げ回る相手に全く追い付けないほど前後の移動速度がスローだったが、
シリーズ後期では多彩な移動手段が搭載され、慣れてくると高い機動性を応用したトリッキーな動きで相手を翻弄させる事も出来る。
むしろ、通常移動の遅さはローリングアタックを始めとした必殺技や、素早い飛び込み攻撃のための緩急と考えた方がいいかもしれない。

+ Xブランカについて
『スパIIX』では頼みのローリングアタックが多くのキャラにガードされると反確ヒットさせて反確のキャラも複数)
というあんまりな調整を受け、下位キャラに転落。しかしやりこみの末ローリングアタックを相手に当てず移動技として使い、
追加された移動技「サプライズフォワード」「サプライズバック」も駆使して異常な機動力で相手を翻弄、
比較的投げ間合いの広い掴み投げ(噛み付き)で仕留めるという全く新しいスタイルを編み出すプレイヤーも現れた。

Xブランカの第一人者にして神・コモダブランカ

コモダブランカがウメハラを含む強豪チーム相手に行った伝説の逆3タテ(コモブラは4:00~)

シリーズでは手軽に強さを発揮できる強キャラになる事が多い。

『IV』では何故かリュウより速い前進速度、各種技の性能の高さ、
ウルコン「ライトニングキャノンボール」の威力が最大(ヒット時はKFM換算で500~750、ただし削りが主な用途である)、
かつ発動してから上昇するまでは下段、空中時は中段、着地後の転がりは上段とガード方向が忙しなく変わり、起き上がりに着地を重ねれば表裏二択も可能、
他にもしゃがみの姿勢が異常に低い(しゃがんでいるだけで、波動拳ほか大多数の攻撃をすかせる)などの理由で上位クラスとなっている。
余談だが、ザンギエフとの対戦では自分では近付いていけないザンギエフがこれまた近付きたくないブランカからローリングアタックをされる事になり、
これをザンギエフがシビアなタイミングのダブルラリアットで迎撃し続けるという光景になるため、野球と呼ばれる。
『スパIV』においてはウルコンの削り性能、火力は低くなったものの、サプライズフォワードの着地硬直が減るなど依然としてガード方向攪乱は強みであり、
追加されたウルコン2「シャウトオブアース」は飛び道具無敵で全地上判定の対地、めくり気味の相手にも当たる対空と使い分ける事が出来る。
しかし、『スパIVAE』では中と強ローリングアタックをガードさせた後の跳ね返り距離が短くなり、
確定するウルコン、スパコンが増えたために慎重な立ち回りが必要になった。
『スパIVAEver2012』では強とEXローリングアタックの出際を当てるとダウンするようになっている。
『スパIV』シリーズではだいたい一貫して中堅辺りの評価になっている。

最も強いブランカは、やはり『CVS2』でのブランカだろう。
移動スピードこそ遅いものの、ジャンプスピードが早く体力気絶耐久値が高めで、
発生もそこそこ早いうえ隙が少なくリーチが長いしゃがみ強P、非常に見切りづらい小ジャンプ強Kや、
発生3Fで空対空やオリコンに使えるジャンプ強Pなど一部の通常技の強さは最強クラス。
さらに、見た目はカッコ悪いが姿勢が非常に低くなるため多くの飛び道具を潜って近付き、
先端当てなら確反が無いヘッドスライディングの「アマゾンリバーラン(通称雑巾がけ。仰向けなのでむしろ背泳ぎっぽいが)」により
飛び道具に対して地上から近付く事も可能である。
また前転キャンセル(通称:RC、前キャン)のおかげでほとんどの必殺技に無敵が付与可能で、
特にボタン連打という簡単かつ即座に入力できる(アケコンの場合)コマンド、
発生直後に連打を中止すればほぼ隙無し、削りも期待できる上に当てて10F有利、全方位に攻撃判定が出現する等
ただでさえ強力なエレクトリックサンダーに無敵が付加される事になり、
投げの届かない距離からの起き攻め、ガードされても全く隙のない割り込み・暴れ潰しが可能という理不尽な無敵技として君臨する事になった。
オリコンの火力も高めで、火力はAグルーヴベガには劣るが立ち回り等では抜きん出ていたため、Aブラは最強キャラとの呼び声が高い。

ちなみに、初代『II』限定で「ローリングアタック中にカウンターを決められると、被ダメージが倍化する」という、かなりヒドい仕様が付いていた
(プレイヤーキャラではブランカのみ*2。ちなみにハンデのためか攻略のためか、全員も持っていた)。
故にカウンターに昇龍拳ヨガフレイムエレクトリックサンダーでも重ねられると涙目どころでは済まない
(時々、強エレクトリックサンダーが昇龍拳よりダメージが大きくなったりする)。
以降の作品では唯一、技後の硬直に食らってもカウンターヒット扱いになる技となっている
(ただし、被ダメージは通常のカウンターヒットと同じく1.2倍)。
またブランカは連続技を喰らいやすく、ジャブ昇龍が3ヒットして気絶から再び気絶に追い込まれたり、
リュウ、ケン、ガイルなどの3段攻撃でカウンターヒット以上のダメージを受けたりと
(ジャブ昇龍は「ジャブの後に昇竜拳が2ヒット」する事が重要なので、昇龍拳が1ヒットしかしない3段攻撃は気絶確定ではない)、
ある意味"やられ王"であった。



「これでわかっただろう! ヤセイのチカラにまさるものなし!」
スイカオレンジバナナがたべたい! おまえとってこい!」


MUGENにおけるブランカ

『II』仕様、『CVS』仕様等多数製作されている。やはり海外の製作者の方が多いが…。

+ MASA@DAS氏製作 II' ~ターボ仕様
  • MASA@DAS氏製作 II' ~ターボ仕様
WinMUGEN対応。
2017年2月のJ:COMのWebSpace終了によるサイト消滅により、現在はマムル氏が代理公開している。
とことん原作仕様にこだわったキャラ
スタートボタンを押す事で機動性や空中必殺技の設定、ターボで加わったバーチカルローリングの使用の選択ができるが、
そのままだとWin版MUGENではCPU操作にすると、そのメニュー画面が勝手に開いたまま止まってしまうので注意が必要。
ただ、defファイルをちょっといじるだけでこの機能は無効にする事ができる。やり方はdefファイル内に記載されている。

koikoi氏のAIパッチが製作されている。
AIを起動するとモード選択はターボ(バーチカルローリングあり)、技表機能OFFに固定される。
取り敢えずローリングで突っ込んで近ければ電撃を繰り出し、相手の起き上がりには密着して電撃で削ろうとするパターンで、
あたかもブランカを覚えたての小学生みたいな動きをするので非常に微笑ましい。
「最初は自分もこうだったよなー」と何か懐かしい気持ちにさせてくれる。
と言ってもCPUなので目押しは完璧。中パンチや中足が入ればもれなくのびーるパンチが追加で決まり、
間合いによっては中中強だの中中中強だのといった目押しコンボであっさり5割持って行く。中P中P中足のびーるパンチって原作で入ったっけ……
原作との些細な(そして大きな)違いとして、MUGENではダウン後の起き上がりに漏れなく数フレームの無敵時間が付与される。
つまり発生1フレームの電撃が起き上がり時のみ無敵技として機能する
原作ではリバーサルに成功したとしても良くて相打ち、失敗してたらそのままやられてしまったので
起き上がりに電撃を試みるのはいけないと言われていたというのに、MUGENの仕様と上手く組み合わさった夢のような強化点である。
またAIは一瞬で電撃を出せるため、意外と頼りになる対空技になってくれる。
噛み付きの連打速度も8人目のコンピュータとしか思えない超絶速度を誇り、通常投げ一発で5割は軽く消えるという大惨事。
当時を知る人間が見れば「そうそう、こうだったよ。懐かしいな」と思うはずだが、現在の視点から見たら理不尽極まりないと思われるかもしれない……。
AIにレベル設定は無いが、さすがに噛み付きの速度は自重するスイッチが用意されており、自重させれば体力1/4ぐらいで勘弁してくれる。
……これでも勘弁してる方なんです。昔のCPUブランカの噛み付きは5割じゃ済まなかったんですから……。

+ Gal129製作 CVS2仕様
  • Gal129製作 CVS2仕様
他の氏のCVSキャラ同様、システムは完全再現されており、オプションでガードクラッシュや気絶の設定ができる。
ちなみにCVSブランカといえば前転キャンセルが強力だが、バランスのため意図的に搭載されてはいない。
AIが元から搭載されているので、ニコニコでは一番有名だろうか。

+ Blackchaos氏製作 ChaosBlanka
  • Blackchaos氏製作 ChaosBlanka
『ZERO3』以降のブランカのグラフィックを使用したアレンジ。
従来よりも雷の扱いに長けており、超必殺技で雷の球を投げ付けたり、エレクトリッガーが出来たりする。
その他にも壁張り付きなどの必殺技が増えたり、通常技がチェーンで繋がったり、
空中で必殺技を出せたりとブランカらしさを損なわないで強化した良アレンジ。
AIも搭載されているが、対人目的で作られているのか、かなり抑え目な印象である。

+ ですからー氏製作 IV風仕様
  • ですからー氏製作 IV風仕様
ですからー氏定番、『IV』っぽいアレンジ。
エレクトリックサンダーのエフェクトがEX版だと『ZERO』から『CVS』仕様になるなど芸コマ。
超必はグランドシェイブ、ローリングダイレクトライトニング、ライトニングキャノンボールをボタンの強弱で使い分けられ、
『スパIV』のウルコンシャウトオブアースを搭載。
何故かトロピカルハザードも追加されているが、性能が原作と違うので使えない事もないかもしれない。
レベル設定可能なAIもデフォルトで搭載済み。
ちなみに、何故か通常のブランカより細身である(ですからー氏曰く「何となく」)。

+ gou-san氏製作製作 ZERO3+VSシリーズアレンジ仕様
  • gou-san氏製作製作 ZERO3+VSシリーズアレンジ仕様
コーディーで有名なgou-san氏の製作したブランカ。
VSシリーズの仕様なので、ステップが出来たり、チェーンコンボの追加やスーパージャンプ追加など、機動力が上がっている。
また、スパコンが一新されている。新しく追加されたスパコンは「雷球を纏っての突進」、「ほぼ全画面判定の放電」、
「飛び込んで乱舞、飛び上がって相手に突っ込む飛翔白麗のような技」や、果てにはダンさくらとのスリープラトン等、かなり充実している。
空中で技が出せたり、オリコンなども搭載されていたりと、システム面も充実している。

AIもデフォルトで搭載されている。
やや立ち回りに難があるが、コンボをしっかりと繋げてくる。

+ Fido氏製作製作 MX仕様
  • Fido氏製作製作 MX仕様
ブロッキングジャストディフェンスを搭載。氏のMXシリーズ共通のシステムを持つ。
エフェクトが非常に綺麗。現在は入手不能。

+ 蜂百合氏製作製作 DragonEdition仕様
  • 蜂百合氏製作製作 DragonEdition仕様
SFC版『II』の海賊版『DragonEdition』ブランカの再現。
原作が原作だけあり、常時喰らい抜け可能だったり、しゃがみ強キックが永続ヒットしたりと色々酷い。
氏曰く「リュウ・ケン・ザンギエフよりはマシ」「強いとか弱いとかそういう類のキャラではありません」。
デフォルトでAIが搭載されており、ネタスイッチを入れると画面を縦横無尽に飛び回る。
食らい抜け等の頻度を調整する事により、普通?のキャラとしての運用も可能な模様。

+ 119way氏&winodds氏製作 KOF風ドット
  • 119way氏&winodds氏製作 KOF風ドット
現在は入手不可。
非常にクオリティの高いKOFドットで作られたブランカ。
MUGEN1.0用のキャラであるが、WinMUGENでも一応は問題無く使用可能。
暗転時のエフェクトは『KOFXI』のもので、一通りの動作やMAX超必殺技も搭載されている。
「ブランカがKOFやSVCにいたらこんな感じかも?」と思わせてくれる仕上がりである。
ただヒットスパークがデフォルトのままなのが少々寂しい。
AIは搭載されていない。

+ Zadkiel Mugen氏(現・AnimugenZ氏)製作 KOF風アレンジ仕様
  • Zadkiel Mugen氏(現・AnimugenZ氏)製作 KOF風アレンジ仕様
上記の『KOF』風ブランカを改変したもの。
同氏の不破刃と同じく「KOF XI UM」と呼ばれるアレンジシリーズの内の一体。
ヒットスパークがKOFのものに差し替えられている他、スパキャンやドリキャンも実装され、より『KOF』キャラらしくなった。
…ただし色化けか仕様か定かではないが、デフォルトカラーではイントロや超必殺技で降ってくるフルーツが妙に毒々しい色になる
AIは対人レベルの控えめな強さのものが搭載済み。

なおMUGEN1.0専用であるが、WinMUGEN対応パッチも同時に公開されている。
DLは下記の動画から

+ Mulambo氏製作 Coffee Blanka
  • Mulambo氏製作 Coffee Blanka
ピングーなどの作者として知られるMulambo氏による、超カオスな改変キャラ。
単体公開はされておらず、同氏製作のコンプゲー『Street WTFighter』に収録されている。
肌の色が赤いのが特徴で、突如倒れ込んで突撃したり、何故か口からひよこを吐き出す技も持っている。




 「ウオーーーーーーーッッッ!!


      ウォッ!! ウォッ!!」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示

出演ストーリー



「トラさえ、オレの前ではネコになる……のだ。」


*1
恐らく『さくらがんばる!』で労働者のために格闘ショーをしていたザンギエフの相手役をやらされたエピソードが元だろう。
同作での扱いを見る限りどうやら猛獣か何かと間違われていたようだが。
それを見たダンが直後に怒ってザンギエフにストリートファイトを挑むがあっさり返り討ちにあっている。
ザンギエフは本来紳士なので、間にダンが入ったおかげでその後もしかしたら友達になったのかもしれない。

*2
ただし、無印アーケード版のリュウにも気絶時の特定のモーション中に攻撃を受けるとダメージが2倍になるというバグがあり、
(コンパチキャラのはずのケンにはこのバグが無かったため)「浮浪者故の病気持ち」と呼ばれていた。
こちらはバグ扱いであったため『ダッシュ』以降は修正されている。


最終更新:2024年03月11日 18:08