ダン



「余裕ッス!」

出身地: 香港
誕生日: 5月6日(CVS2) / 11月25日(IV以降)
身長: 177cm
体重: 74kg
スリーサイズ: B113 W83 H88
血液型: O型
好きなもの: 挑発
嫌いなもの: ワカメ、小悪党、キザな男
特技: かわら割り、カラオケ
格闘スタイル: サイキョー流
コピー: オレのオヤジは強かった(ZERO)サイキョー流師範(MVC2)無頼独走(CvS2)爆走!最強ロード(ストIV)
CV:細井(ストZERO)楠田敏之(ストIV)

ストリートファイターZERO』シリーズの登場人物。本名は 火引 (ひびき だん)。
父・火引強サガットに殺害され、復讐に燃えて剛拳リュウケンの師匠)に弟子入りするも憎しみを看破され破門。
この時、本来ならば一旦授けてしまった技を封じるために剛拳はダンの拳を破壊せねばならなかったが、弟子可愛さ故にそれが出来なかった。
その後、剛拳のもとで身につけた基本を独自に発展させ「サイキョー流」という流派を生み出し、
その技でサガットを倒した面倒だからわざと負けた説もあるが後は、自分のサイキョー流を世界に広めるため、日々精進している*1
ストリートファイターIVのダンの胴着の左胸には、特殊な字体だが「最強流」と読める文字があるので漢字で書く場合には「最強流」で良いらしい。

ジミーブランカの本名)とはジャングルで助けられてからの親友。駆け出しの春日野さくらに技の基本を教えた事もある。
あと、『CVS』で何故かジョーとタッグを組んだ事がある。

名前こそ日本式ではあるものの、彼は日本生まれではなく香港生まれの日系人であり、
ストIVにおける代表国は上記のプロフィールの通り香港である。CVSのエンディングでは日本国旗が表示されていたけれど
修行のために世界各地を旅したことから英語・タイ語・広東語を完璧に、フランス語・ロシア語も少々ながら使いこなせる。

二流格闘家という設定だが一般人よりは強く、通信空手*2もやっているようだ。
性格はお調子者で、常に自分を大きく見せたがる。
しかし敵味方全員にその無能さを見抜かれており、本人は自慢のつもりが実際にはへっぽこの馬脚を現す事も日常茶飯事。
自らが編み出し世界に広げようとしているサイキョー流についても、ガイルからは
「(ダンの)素質を無駄にするスタイル」と酷評されてしまっている。
逆に言えば素質だけは認められているらしく(他に剛拳も素質を見込んで一度弟子にしており)、
その為か打たれ強さだけは超一流で、一方的にボコボコにされながらもケンを辟易させるほどである。

一方で面倒見は良く、一人の人間としては普通にいいヤツだったりもする。
『ZERO3』の自身のストーリーは復讐を終えた後という設定なのだが、サガットに再会した際に、
「あんまりにも弱っちいからサイキョー流で1から鍛えなおしてやる」とのたまい、激高させている。
とはいえ実父を殺害した相手に対し、仇討ち後必要以上に負の感情を引き摺らず、寧ろ自流派に勧誘さえしてしまう姿には器の大きさすら感じられる
……尤も、サガットのストーリーではまだ復讐を遂げておらず、一蹴されているのだが。
勝利台詞等もストZERO時代はオラついていたが、CVSで若干緩和、ストIVでは後述の通り常識人寄りと化していった。

基本的に作中での彼はリュウ・ケンベースだが、 意図的に弱く設計されている。
飛ばない飛び道具我道拳」や、無敵のない対空技「晃龍拳」、判定発生ともに強いとは言い難い通常技の数々。
あらゆる技に欠点がつきまとい、数少ない優秀な技はゲージ消費技のみ……という悲惨なラインナップ。
ただし「断空脚」だけはそこそこ便利な性能である事が多く、特に「空中断空脚」はシリーズ通して優秀
(もっとも、空中版が搭載されているのは『ZERO3』以降など一部作品に限られるのだが…)
父親の技であり、サガットも後に参考にしたという設定のためだろうか。
初代『ZERO』ではドットボイスはリュウ・ケンの使い回しだったが、
家庭用移植でボイスが新録され、『ZERO2』以降は専用ドットに。『ZERO3』ではニュートラルポーズも専用ドットを得た。
このため初代「ZERO」では、AC版と家庭用移植(PS・SS)版では技ボイス(声優)が異なっている。
ただし、『Fighter's Generation』版の『ZERO』はAC版移植のためボイスは使い回しのまま。
『ZERO2』以降のコンセプトは「 マニアックな人が苦労して勝つキャラ 」。
しかし「カプコン製のダンは軒並み弱いが、SNK製になると多少強くなる」とも言われる。

本当にぶっちぎりで弱く、どうしようもなかった作品としては『ポケットファイター』がある。
ポケットファイターでは「ジェムシステム」という、
ジェムを集めるとそれぞれの色に対応した技(赤:飛び道具、黄色:対空技、青:突進技)が強化されるシステムがあるのだが、
敵を攻撃した時に出るジェムが他のキャラクターは3色出るのに対し、 ダンの攻撃で出るのは「我道拳」の赤のみ
これは前身になったパズルゲーム『スーパーパズルファイターIIX』の攻撃パターンの名残で、ポケファイでの弱さもこれを引き継いでいるからなのかもしれない。
ただし、青色対応の「断空脚」はレベルが上がると「晃龍拳」で締めるようになるため隙が膨大になり、
黄色対応の「晃龍拳」もレベルが上がったところで無敵が頼りないので、
むしろ赤色のみ集まるのは唯一無難に使える「我道拳」の強化が早まるため、逆に都合が良い。
ちなみにこの2作品のダンはドットが独特であり、ニュートラルポーズが爽やかな笑顔なので楽しそうである。
+さて、そのスパズルIIXでは…
ポケファイよりさらに絶望的な『パズルファイター』ダンのダイヤグラム(攻略本より)
ドノヴァン・バイン ケン レイレイ 豪鬼 デビロット モリガン・アーンスランド リュウ さくら フェリシア 春麗 合計
ダン 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 3
赤一色だけという最悪の攻撃パターン から容易に察しが付くだろうが、こんな有様である。こいつあいつそいつらもびっくりである。
2番目に弱いとされる春麗の合計でも38あるというのに。攻略本でも「接待専用キャラ」と言われている。
格ゲーではないにしろ、こんな低いダイヤを付けられるのはそうそうない。
こうなってしまった原因として、このゲームは同色のジェムを集めて巨大化させると攻撃力が上がると言うシステムであり、
赤一色を送り込むと言う事は、ノーマルジェムに戻った際に全てがくっついて超巨大化して手痛い反撃を貰ってしまうと言う事である。
つまり同キャラ対戦以外は、一撃で倒せるだけの大連鎖を組まない限り勝ち目が無いのだ…。
勿論その間も相手は牽制し放題、それに切れて半端な反撃すると死亡フラグである…。
(似たようなダイヤの落ち物パズルとしてコナミの「対戦ぱずるだま」と「対戦とっかえだま」存在するとか。
 ただしこちらは 一色キャラが2名居る (上から降らす小学生と下からせり上がるお手伝いロボ)ため
 実は「一人だけぶっちぎりで弱いと」言う事はなかったりする(一応ロボの方が弱い))

リョウ・サカザキロバート・ガルシアを足して2で割ったような外見や、
勝ちポーズユリ・サカザキの「余裕ッチ」と似たような「余裕ッス」をする事からもわかるように、
龍虎の拳』のパロディキャラでもある。更には海外での「挑発伝説」の名前は「FATAL FURY(餓狼伝説)」……
元ネタのリョウにも言えることだが、この時代は色々許される時代だったのである。
そのこともあって、ダン自体が「元々SNKへの当て付けとして生まれたキャラ」とも言われる。
ただしカプコン・SNK共に、ダン誕生の経緯について公式に発言したことは一度だけで
その内容は「他社のゲームに、苦労して作った(キャラクターのアニメーション)パターンをそっくり真似られた」ことが原因で、
これに立腹した開発者の一人が「『真似をするな』との意味を込めて、おちょくりキャラとして作らせてください」と、
船水(『ストリートファイター』シリーズのプロデューサー)に進言した、というもの*3
この発言自体も船水氏の発言と矛盾する点もあり、『他社』がどこの会社を指すのかも明確ではない。

KOF'94のルガール・バーンシュタイン登場シーン(詳しくはルガールの項にて)にカプコン側の社員が怒った」とか、
「『龍虎の拳』の登場キャラクターが『ストリートファイター』シリーズに似ていたからパロディキャラとして作った」という認識をされている事が多いが、
これらの多くはファンの勝手な推測に過ぎず、いわば都市伝説に過ぎない。
(前者に関してはKOF94の稼働は94年、ストZEROの稼働は95年だが、開発期間を考えると少々無理があるので『龍虎の拳』への抗議と取る方が妥当)
「いかにもそれっぽい」のは確かだが、「それっぽい」以上の信憑性は全く持たない

当時のカプコンはデータイーストの『ファイターズヒストリー』に対して「スト2のパクリである」と裁判を起こしていたり、
他の会社を牽制して険悪な関係になっており(その牽制に対してSNKが『ストリートファイターIII』の商標を取得して牽制し返している)、
その様なゴタゴタがある時期に露骨なSNK作品のパロディを盛り込んで生まれたキャラであることだけは事実であるが、真相は闇の中。
『CAPCOM VS. SNK 2』のムックのインタビュー記事では、両者のデザイン室はかねてから交流があり仲が良かったというような発言もある
(CAPCOMもSNKも在阪企業であったため地理的にも近い)ので、身内ノリ的な側面もあったのかもしれない。

さてダンの使用する技であるが、気力ゲージが無いときに撃った「虎煌拳」っぽい「我道拳」や「昇龍拳」の自社パロ「晃龍拳」、
「飛燕疾風脚」もどきの「断空脚」から始まり、「龍虎乱舞」もどきの「必勝無頼拳」や
覇王翔吼拳」もどきの「震空我道拳」(やっぱり飛ばない)など、素晴らしいまでのパロディ具合である。
しかし『頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM』では
カプコン側への皮肉なのか、元ネタが自社作品の龍虎だからなのか、どのモードでもゲージの有無を問わず強力な連続技が使える。
そういう意味では下手すれば同作品内において本来のシリーズでは中上位常連であるガイルや春麗よりも優遇されているとも取れる性能である。
(但し攻撃気絶値は相変わらず低く、まず相手を気絶へ追い込むことが出来ない)
ちなみに、この作品では「震空我道拳」のレベル2仕様のモーションが「覇王翔吼拳」になっており、
それが後に『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』での「我道翔吼拳」と入れ替わりになり、
さらに強化されたスパIVのパロディウルコン「覇王我道拳」の習得へと繋がっていくことになる。
ちなみに、もっと古くからゲーメストの読者投稿ページに「羅王咆吼拳」というネタがあり、ダン版覇王翔吼拳の登場はファンも期待していたと言える。

MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER』では、色紙にサインを書いて投げつける「プレミアムサイン」が追加。
「我道拳」よりはリーチは長めだが非常に発生が遅いため、当たることはほとんどないだろう。
自爆技の「漢道」が初登場したのもMVS。まるで「瞬獄殺」のように近寄り、相手を掴むと「やっ…たぜ!オヤジィー!」の叫びと同時に爆発。
『発生4F、投げ判定でガード不能、瞬獄殺より広い間合い、ダメージは特大』と、これだけ見たら優秀な技に思える。
だがSVC以外ではダンの体力も残り1ドットまで減ってしまうという、致命的な欠点がある。
しかもMVSで「波動拳」は巨大化したが、 「我道拳」は逆に小さくなってしまった 。まるで豆粒のような「震空我道拳」は必見。
ちなみにMVSに限り「震空我道拳」の威力がおかしいことになっていた。具体的に言うと中足から1ゲージ5割。見かけによらず作中最強である。

ちなみにダンのオマージュっぷりは、カプコンどころかSNKによっても強化されているフシがある。
前述の通り「覇王翔吼拳」もどきこと「我道翔吼拳」をダンに習得させたのは他ならぬSNK。
更に「天地覇煌拳」のパロディ技「究極天地我道突き」まで搭載する始末。
またSVCでのテリー・ボガードとの掛け合いで、開口一番「よお、ロバート!」、
藤堂香澄にも「あ!ロバート・ガルシア!」と言われている辺り、造形の意識に関しても理解はしている部分はあるのだろう。
つまりSNKキャラをカプコンがオマージュしたキャラに、SNKがセルフパロディを盛り込んだという事で。
共同開発してるこの時代になると寧ろ喜んでやってる様にも思える。
…いやまさかそんな。 えっ、和月? 聞こえんなあ。
余談だが「龍虎乱舞」もどきこと「必勝無頼拳」は、カプコンが過去に製作した『必殺 無頼拳』が元ネタ。
なぜそんなマイナーなゲームを引っ張ってきたかというと、『必殺 無頼拳』を企画したプロデューサーがSNKに移籍して『龍虎の拳』を作ったからである。

更に面白い事には、SNK(プレイモア)担当の『最強ファイターズ』や『SVC CHAOS』において自虐的とも取れるようなセルフパロを交えつつも、
前述の通りその実さりげに性能の重要な部分を釣り上げて強さを垣間見せているところである。
(前者の場合は強断空脚を絡めた全モード共通の強力な連続技、
 後者においては「漢道」が自爆技ではなくなりノーリスクになった事(システムの関係上乱発出来るわけではないが)や
 性能の高めな弱「断空脚」のゲージ回収率の高さと、それに関連したゲージ使用技の攻撃力の強化)

上述のように生まれた背景に黒いものを感じるキャラであるが、
その後のキャラ付けで他のキャラから頭一つ抜けた「挑発」という名の個性を与えられたり、
和解後はクロスオーバー作品でSNKに結構気に入られてセルフパロされたりと、現在ではどちらかというと両社を結びつけるキャラになりつつある。

その為か、『CVS2』のリョウ・サカザキのエンディングでは、
極限流に入門するというネタがあったりする(本人曰く「敵を崩すにはまず内部から」とのことだが)。

「思い知ったか!極限流に敵なし!!」
「甘い!サイキョー流にゃ味方も居ねぇ!!」

+ダンの誕生から紐解く格闘ゲーム創世紀
…実は、『餓狼伝説』や『龍虎の拳』は、『ストリートファイター』の生みの親である西山隆志、松本裕司両氏がSNKに移籍して開発したもの。
つまり、制作会社は違えどこれらのタイトルは兄弟作品であり、リュウ・ケンとリョウ・ロバートの技やデザインが酷似しているのも当然というわけである。
ある意味では格ゲー2大ブランドとしてのカプコン・SNK、更に言えば2D格ゲーの源流は西山・松本両氏が創りだしたとも言える。‥‥すごい漢達だ。
更に更に、旧SNK倒産の際に西山氏を含む当時のスタッフが独立して立ち上げた会社の一つが、『ストIV』の開発会社であるディンプス。
氏は2012年現在ディンプス社の代表取締役であり・・・。
ストIVのダンが、過去にないまでにパロディ色が強くなったのはそのせいだろうか。

キャラクター作りは、の2000倍ぐらい楽でしたね。(中略)イメージの変えようがないんです。
ごもっともである。

つまり、先述の禍根による誕生秘話が真実であるとすれば、
それはまるで生き別れの兄弟がお互いの素性を知らずに争っていたようなものと言えるだろう。
歴史の皮肉とロマンを感じさせるエピソードであると思わざるを得ない

 「行くぞオラァ!
                            うっしゃあ!
    オラオラぁ!
                       ナメんじゃねーぞ!
こっちこっちぃ!
                           うーらうーらァ!
  ヒャッホーイ!
                        ちょー余裕っち!」
そして、ダンといえば「挑発」である。ZEROシリーズでは挑発に回数制限があるが、ダンだけ無制限で使いたい放題。
立ち屈みジャンプに前転後転と何種類もの挑発技を持ち、なんとゲージ使用技まである。
(例・『ZERO2』などの「挑発伝説」:前転挑発×5→ジャンプ挑発→ポージング)
その間ずっと挑発を続けるため、対戦相手の理解と協力無くして最後までやり終えることはまず不可能。
挑発を超必殺技にまで昇華しているのは、おそらくダンくらいだろう。
『ZERO3』ではすべての攻撃ボタンが挑発に変化するというとんでもない超必殺技「挑発神話」を身につけた。
言うならば挑発のオリジナルコンボ。しかもZ-ISM3ゲージ専用。もはや正気の沙汰ではない。
一部は腕の部分に攻撃判定があったりするが、基本的には攻撃力ゼロ。おまけに相手のゲージを減らすなんて気の利いた効果も全くなし。
まさに無意味な技で文字通り挑発である

どちらかと言えば、ダンを使用する場合『勝敗よりも、いかにして挑発して魅せプレイで勝った気になるか』が重要とされる。
なんせ、挑発は相手の隙を突いてすることなのだから。
+事実
家庭用『ZERO2』が発売された折、ファミ通連動で実施されたオリコン募集企画で 見事大賞を掻っ攫ったのが
オリコン中にひたすら挑発しまくる「超ヒャッホー!」 (投稿者命名)なるオリコンだったりする。
なお、これが「挑発神話」に繋がったのかどうかは定かではない。

ダンには彼にそっくりな妹*4がおり、彼の父の火引強は素顔でも天狗のような鼻をしている。
その所為か『SVC CHAOS』の対戦前会話デモで、Mr.カラテを父の偽者呼ばわりしている。
お世辞にも美人とはいえない彼の妹の姿は『龍虎の拳』のEDをパロった『MVS』でのED、
若しくはSVCでデミトリ・マキシモフミッドナイトブリスをかけられることで見る事ができる。
また、『最強ファイターズ』でもリョウに対抗して妹自慢をしていたり、彼とのタッグ名が「 やめて!おにいちゃんズ 」になったりしている。
火引強は『ポケットファイター』で実際にダンを援護してくれるのだが、
鼻からビームを放ったり「瞬獄殺」に似た技を使う等、サガットの片目を奪ったのにも頷ける強さである。

「STREET FIGHTER X 鉄拳」にはチュートリアル及びチャレンジモードにのみ登場。
余談だがPVでは、一八に登場と同時にボコられている。

+めでたくストIVシリーズにも参戦。頭髪が後退していて、本人は相当気にしているらしい。
ストIVでは「晃龍拳」の外見が大きく変化している…というより「ユリちょうアッパー」っぽくなっている。
他にも「必勝無頼拳」のフィニッシュはちゃんとした(?)「虎砲の型」だったりその時は龍虎音(コォォォォンのアレ)っぽいのがしたり、
EX「断空脚」の最初の一撃が完全に「飛燕疾風脚」のパクリになっていたり、剛拳の片手撃ちだと注目された「我道拳」も
どちらかと言えば別のオヤジの片手撃ちだったり、ニュートラルポーズで「覇王翔吼拳」を出したがっていたり、
ニュートラル投げのモーションがまんま「天地覇煌拳」だったり(技名も「我道突き」でSVCとほぼ同じ)、
ダッサいポーズを取りながら「これがサイキョー流だ!」と言う勝利ポーズがあったり、
ウルトラコンボの「疾走無頼拳」が今までは晃龍烈火で叫んでいた「サイキョー流奥義!」というボイスと共に、
腕を交差させた後にダッシュ→ロック式乱舞技(とどめは当然「晃龍拳」。ちなみに失敗するとこけ)…などなど、自重するどころか極限を極めている。
さらに『スーパーストIV』にて、上記の「我道翔吼拳」をそのまま進化させたかのような新たなウルコン、
その名も「覇王我道拳」を会得した(こっちはこっちで、撃った反動で自分が吹っ飛んでしまうのだが)。
次回作では「暫烈拳」でも引っさげてくるのだろうか・・・と思っていたら『ウルIV』のオメガエディションで遂に「弾烈拳」が実装されてしまった。

設定的にもサイキョー流道場を開いたはいいが、門下生が集まらないため
電話代もろくに払えない極貧生活をしている様子が描かれるなど、ますます極限流に近づいている。
最近は、自分で立ち上げた「SAIKYO」というサイキョー流スポーツ格闘ブランド製の道着やプロテクトスーツを着ながら闘っているとか。
ただ実はこれが製造販売などで意外と営業効果を生んでいるらしく、格闘家よりも実業家としてのほうが収入がいいらしい。

ケンには勝ち組であることにイチャモンをつけ、ダルシムが妻子持ちであることを羨ましがり、まことには道場修繕のアドバイス。
ブランカに門下生が増えないことを愚痴りながらも、さくらの友人であるキャミィには安値で弟子入りさせようとしたり、
バルログには髪の多いやつは嫌いだと言ったり、他の連中と比べてもやたら人間臭い。
スパIVで復活した剛拳に「あんた死んだって聞いたぜ? どうなってんだ?まさか霊っぽい何かか?」と驚く姿も見れる。
またいぶきに対して「つうかお前、その袴!横もうちょっと締めとけ!な?」等と、
全てのキャラの中で唯一下心無し+常識的なツッコミをしているあたり、割と良識人の様である。

多彩な挑発ももちろん健在。さらにストIVでは挑発を複数ある中から選択できるようになっている為、
挑発のバリエーションが大幅に増えている。ここでも誰かさんを思わせる動きは忘れない。
前転挑発・後転挑発は残念ながら削除。しかし代わりにステップ時の動きがかなり挑発的になっているのでさほど支障は無い。
そして「挑発伝説」の性能がなぜか格段に向上。なんと前転挑発をウルコンでキャンセル可能となっている。
これにより「余裕ッス」まで出させてくれない不届き者を、華麗なクロスカウンターで迎撃することが可能となった
スパコンからウルコンへのキャンセルはダンの特権である
ロマン技寄りだがコンボに「挑発伝説」を挟む事でウルコンまでコンボを繋ぐ「伝説キャンセル」という新テクニックも同時に発生。
これらの要因から「ガチでの使用に耐えうるストIV最強の挑発」というまさかの進化を遂げてしまった。

さらにスパIVで空中挑発としゃがみ挑発に攻撃判定が復活、対空で上手に当てれば反撃もされ辛く、ガチで挑発したい時にも安心だ!
公式ブログによると「史上最強のダンを目指した」らしく、ところどころ光るものを持ったクセ者キャラとなっている。
総じて、ZEROシリーズよりは遥かにまともな性能といえる。
が、確かにダンも強化されたが他のキャラがそれ以上に強くなっている為、 結局のところキャラランクではぶっちぎりの最下位である

+ところが
家庭用「ウルトラストリートファイターIV」で実装されたオメガエディションでは、
  • 各種通常技の性能が大幅に強化され、全体的に発生が早く硬直が短くなった
  • 中・強断空脚がZERO時代の物になり、小技がら繋がるレベルで発生が早くなった
  • アドバンシングガード系の防御技(ただし自分が下がる)「サイキョー流防御」 追加
  • 前ステップを通常・特殊・必殺技でキャンセル可能に
  • 上記の強化により前ステップから出せる強力なコマ投げ「サイキョー転塵砕」追加
  • コンボパーツとして優秀な「弾烈拳」の追加
  • しゃがみ・空中挑発の攻撃判定が空中の敵にヒットさせると追撃可能になり、対空として実用的に

など、見違えるほどの強化を受けた。特にコンボ火力面での強化は目覚ましい。
オメガエディションは全体的にアッパー調整気味なのでどれほど戦えるかは未知数だが、少なくとも一弱キャラは脱しているといえるだろう。
……ただ、オメガエディション自体ランダムマッチで使えなかったり大会で使用されなかったりと遊ぶ機会が多くないのが残念である。

今日からはじめるサイキョー流入門。これで君もサイキョーだ!!
初版 第二版

最終版(このダンは特殊な訓練を受けています。真似しないでください)

+さくらがんばる!での活躍
一部のカプコンファンにとってはお馴染みの、中平氏の漫画『さくらがんばる!』でも登場。
実力に見合わないビッグマウスはそのままだが、さくらに格闘家の先輩としての心構えを伝え、
精神面においては間違いなく「師匠」と呼んでも差し支えないほどの好影響をさくらに与えている。
サガットへの復讐心ゆえ剛拳に破門されたことが惜しまれると思えるほどの「漢」。
ちなみに実力はさておき、戦闘スタイルから観客からの人気は高い描写もある。
また、体が頑丈らしくケンに負けたあとでも塀の上からケンの戦いを観戦し、戦い方に文句をつけたりしていた。

後に、さくらに敗れた神月かりんもダンに弟子入り?している。……が、
ダンが屋外のテントにカップラーメンで貧相な生活をしているのに対し、かりんは優雅に別荘を建ててティータイムという有様であった。
一応その後は神月邸の出入りもフリーになり接待なども受けているようだが、派閥争いに巻き込まれていきなり爆破されたりなど苦労が耐えない模様。

原作での性能面(ZERO3)

X-ISM
X-ISMのダンは、弱い
ダンの生命線たる「空中断空脚」なし、スーパーコンボは性能の悪い「必勝無頼拳」。
どうやって戦えというのか。しかし、X-ISMのダンには他にない武器、挑発がある。
なんと攻撃判定つきで判定がやたらと強い。対空として見れば『ZERO3』最強クラス。
そしてガード不能!ダメージは1ドットだがな!ここまで言えば、X-ISMが「いかにネタか」お分かり頂けるだろう。
とりあえず魅せろ!それしかやることないから!

Z-ISM
とにかく「空中断空脚」である。前述したが、ダンはこれだけは強いのだ。
とりあえず飛び込んでみたり、対空をスカしたりしつつ、ヒットさせたら屈中P>弱晃龍拳
空中カウンターから着地キャンセルして、連続技にも繋げていける。後ろに飛びながら強Kで出して、ゲージを貯めつつ逃げなんてことも可能。
更に↓↙←↗+Kで出す「低空断空(リープ断空)」が強力で、隙がほぼなく、ガードさせても(キャラにもよるが)5分以上ダン有利。
投げ&スパコンの2択を迫れたり、中「断空脚」なら中距離から一気に懐まで飛び込めたりもする。
弱「断空脚」なら固めにも組み込めるうえに隙も小さいので、弱で出すのが基本。
さらに「晃龍烈火」が強く(発生後まで無敵あり)、LV1は対空として優秀。LV2、LV3は連続技に組み込むことも可能。
ゲージを貯めて目に物見せよう。こうして見るとダンが強く見えるが、逆に言えば強いのはここぐらいだ!

V-ISM
Z-ISMのダンの強みがほぼそのまま残り、オリコンとサイキョー流防御という+αが加わる。
サイキョー流防御は要するに「アドバンシングガード」である。うまくやれば、ダンが攻めのターンを握れる強力な技(というか、守り)。
そして『ZERO3』はオリコンゲーと揶揄されるほど全キャラのオリコンが強力である為、ダンのオリコンもかなり強い。
対空で出すもよし、サイキョー流防御で画面端まで押し込んでから出すもよし。
攻めに「空中断空脚」やオリコン、ゲージがあるなら対空に「晃龍烈火」やオリコン。ただし、ゲージがないと死にかけだ!

  ……ちょ、誰だ弱いとか言った奴!
  連続技も弱いし、気絶値低いし、攻防面どちらも光るもののない最弱だけど
  「サイキョー」だからいいんだよ!!

MUGENにおけるダン

複数存在するが、搭載されている(または新たに製作された)AIの多くが 暇さえ有れば挑発しまくる

Pots氏製作・CVS仕様+アレンジ
ニコニコ動画で最も見かけるダンはこれだろうか。グラフィックはカプエスだが、
上述の「プレミアムサイン」や「我道翔吼拳」、「究極天地我道突き」等が搭載されたハイブリット仕様となっている。
「漢道」や「挑発伝説」の演出がかなり強化されており、見る者を退屈させない。
「漢道」でフィニッシュした際は、倒れながらも親指を立て「余裕ッス」とアピール。これぞまさしく「漢の道」である。
「挑発伝説」中の挑発動作にも非常に多くのパターンがあり、邪魔されずに全ての挑発を完了すれば何処からともなく大歓声が鳴り響く。
逆に途中で邪魔されると、ブーイングが起こるという凝り様。
AIも標準搭載されており、結構な強さを持つ。現在サイトで公開しているものは、旧MUGENで使用できないので注意。
サイトをよく探せば、旧版に対応しているものへのリンクがある。
またオトコマエAIことmisobon_ism氏のAIも公開された。
さらなる活躍が期待できそうである。

また、このダンの改変キャラとしてデフォルトの胴着の色が緑でMr.カラテのように天狗の面を着けた謎の男「Mr.サイキョー」が存在している。
AIを搭載しており、動画に出演するたび正体を気にするコメントがよく流れる。
Mr.サイキョー…一体何者なんだ?
挑発で面を外し素顔を曝しているようにも見えるが多分気のせいであり、その正体は謎に包まれている……が、実はその正体はオヤジだったりする。
悪咲3号氏製作・CVS仕様
もはや説明不要のクオリティ。
SVCの「究極天地我道突き」や「覇王翔吼拳」もどきの「羅王咆哮拳」が搭載されている。
AIも搭載されているが、狙って作ったのか単にテキトーに作ったのかは不明だが、どう考えても当たらない位置で
必殺技(特に「晃龍拳」)を連発したりと、優秀なAIが搭載されている氏のキャラの中では一際弱い
しかし、ゲージ溜め等細かい部分はかなりしっかり作ってあるため、狙って作ったのは確定的に明らか
一方で大艦氏により悪咲氏のデフォAIを元に改良を加えたAIパッチが公開されていたが、
現在は公開先のJ・J氏のサイトから蓬莱氏のサイトへの移転のため、公開停止。
あだむすきー氏製作・ZERO3仕様
ほぼ完全再現。
現在は2016年のフリーティケットシアター終了及び、サイト閉鎖により入手不可。
Fido氏製作・ダンMX
ZEROシリーズを基にアレンジしている。綺麗なエフェクトが特徴的。現在は入手不能。
THE KING OF FIGHTERS』のMAX発動のようなものを搭載しており、発動中はコマンド挑発から必殺技や別の挑発にキャンセル出来たりする。
また「挑発伝説」は常に必殺技等でキャンセルできるため、うかつに手が出せなくなっている。
cmdファイルの記述順の関係で「晃龍拳」が非常に出しづらくなっているので、使用するときはこちらで中身を弄ってやるといい。
Carlos_killar & Pain228氏制作・ストIII風ダン
ストIIIのリュウやショーンのスプライトを改変して、ストIII風にしたダン。音声は英語。
飛ばない「我道拳」、密着しないと当たらない「晃龍拳」などダンらしい性能になっており、「断空脚」や「挑発伝説」も完備。
必殺技の威力が低く、コマンド挑発技(?)のサイン投げが当たったときのダメージの方が高い始末である。
全体にストIIIバランスに仕上がっており、超必殺技の「震空我道拳」と「晃龍烈火」は性能はともかく1ゲージ相応の威力がある。
ちゃんと格ゲーをしつつ低性能、だが頑張ればやれるというダンのコンセプトをきちんと押さえたキャラである。
Tatsu氏製作・SVC仕様
SVCのダンだが、「最強流○○殺」が搭載されている。また、何故か声が妙に高い。
コケココ氏と青村氏とt3hplatyz0rz氏のAIがリリースされている。
第1者は技使用設定スイッチがあり5段階で調整可能。 4月にHP閉鎖し現在は入手不可
第2者も挑発スイッチなるものが存在し、最大レベルにすると「挑発伝説」と「挑発神話」を解禁する。
Mr.X-file氏製作・SVC+TLEアレンジ仕様
SVCベースだが名残は勝利メッセージ画面に見られる程度で、ほぼKOF仕様となっている。
必殺技にプレミアムサインと挑発伝説が復活し、さらに新技として暫烈拳に似た技「懺滅拳」と空中我道拳、オレ式・漢ブロッキングを搭載。
ZEROシリーズでは恒例の晃龍拳がランダムで全身無敵になる仕様も導入されている。が、これを参考にしたのか懺滅拳と漢道に罠が…。
前者は弱で出すとワイヤーダメージを誘発、追撃可能という強力な技だが、弱で出した場合に限り1/3の確率で脱臼を起こし反確
後者も原作ではノ―リスクな切り札だったが、1/4の確率で相手ではなくダンが大ダメージをくらう「奥偽・漢逝き」となる。
他にも、初段ヒットでワイヤーダメージを誘発するも硬直が長過ぎて絶対に追撃できないプレミアムサインなど、全般的にネタ色が強くなっている。
ただ、空中ふっとばし攻撃が強・空中断空脚の3段目モーションになっているため、空中戦はそれなりに強化。
くるぶしキックはつなぎに使いやすいし、懺滅拳も強で出せば脱臼なし&割と良いダメージソースになる等、
頑張れば戦える「ダンらしさ」もきちんと再現されている。
Mr.X-file氏製作・狭間ニテ 闇ニ魅入ラレシ ダン
上記のダンをベースとした自己アレンジキャラ。
通称は「闇ダン」だが、ニコMUGEN的にはディスプレイネームの「バイオレントダン」の方が知名度は高いか。
殺意の衝動と闇に魅入られて暴走したというものになっており、特殊技・必殺技にも豪鬼系列のものが散見される。
技は基本的な隙は割とそのままながら、性能が段違いに格上げされている。
まずKOF2002のタクマ・サカザキの様な、一瞬で画面端まで到達する波動の軌道が見えない「我道拳」。
殆ど「飛燕疾風脚」と同性能な「断空脚」。炎のオーラを纏った「晃龍拳」。ゲージを使用せずに画面端まで高速に撃ち出せる「我道翔吼拳」。
他にもアレンジされた技の数々がある。しかし、それでもやたら滅法強いというわけではなく、上記のように元来ダンの技が持っている隙もある。
とはいえそれでも、アップした性能は伊達ではなく、油断してしたら一気に攻め込まれて敗れてしまうほどの強さはしっかりとある。
瞬獄殺系統の技「無名蓮華」を決めて背中に「人」の字が浮かび上がる姿は、動画でもわりかし良く見られる光景。
勝利メッセージも付いており、それでは闇の力と葛藤をする、やたら男らしいダンの姿がかいま見れる。
ilcane87氏製作・エビルダン
プレミアムサインの中からダンの分身(ゴースト)が出てきて追撃を行うなどのアレンジがされている。
作者曰く、エビルリュウエビルケンほど強くするつもりはないとのこと。
だが、AIの動きはほぼエビルケンのコピペ+強化といった挙動である。
mouser氏製作・MVC仕様
製作活動を再開したmouser氏により2013年5月24日に公開されたMVC仕様のダン。
「漢道」「挑発伝説」「挑発神話」「プレミアムサイン」といった定番の技も完備。
AIは未搭載なので弱い。氏のMediaFireのMy Fileからダウンロードできる。
kamekaze氏製作・MVC2仕様
現在は新mugen専用。
AIもデフォルトで搭載。
みーご氏製作・ダンガン
ボウケンをリスペクトした改変。
晃龍拳の着地時に足を挫いたSEが鳴ったり、我道拳がフラフラしたり、
前転姿勢でローリングしながら連続で相手を踏んだり、勝利時にMUGEN界のサイキョー流の弟子を呼んだり、
必勝無頼拳で案の定画面上空に飛んでいったりと笑いを誘う。
1Pでは狂下位相当、強化カラーではそれ以上。凶相手なら無敵が少ない弱体化の6Pを。


その他、リュウや豪鬼ほどではないにせよ、出演作品の多さもあり原作準拠のものから、
上記以外にも初代ストリートファイター風(ダンの初出はストZERO)といったアレンジキャラが存在する。


+大会ネタバレ注意
挑発こそ正義!いい時代になったものだ。トーナメント』のPart1では美代子の腹筋に敗北したが、
Part2では数々の猛者を得意の挑発で蹴散らし、準決勝ではかのSUMOUにも挑発で勝利した。
だが、決勝戦では対戦相手のパターンに翻弄されて挑発を使う暇もなく、超必殺技も相手の超必で返され、惨敗となった。

「やったぜ…! 親父いいぃぃぃぃぃぃ!!」

出場大会

【ダン】
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
凍結
更新停止中
非表示

【エビルダン】
削除済み

【闇ダン(バイオレントダン)】

出演ストーリー

Mr.Kの挑戦状
Mr.Kの挑戦状Dynamite
MUGEN STORIES INFINITY
MUGEN街の夜雀亭
MUGEN街の夜雀亭 2nd
mugen島物語 ~幻想帰譚~
MUGEN X Fighters
頭文字D (「あたまぶんじでぃー」と読む、主人公)
アリスとラオウ(八百屋さん)
居酒屋mugen
狼は安らかに眠れない!
カードキャプターみやこ
がくえんアリス(不良)
きれいダン(主人公)
クロス・ゼロ(謙虚かつキレイな弾)
コーディーたち
サイキョー流珍道中(主人公)
サイキョー流珍道中第二幕 サイキョー漫遊記(主人公)
ザキレイネ
ジャギ様家族
すごい漢シリーズ
たとえばこんなサプライズ
ディオ・ブランドーは落ち着けない
ナイトメア・ハンターズ
七夜が往く
ブランドー一家(エビルダン)
新約ブランドー一家
無限の果てに。
無限旅行
ユウ☆キ☆オウ


*1
ちなみに登場初期の『ZERO』『ZERO2』でのダンのバックストーリーは非常にシリアスなものであり、
ゲーム中での色物っぷりとは大きくギャップのある内容になっていた。
+ZERO1 バックストーリー
ゴウケンの目の前に、その額を床に接するようにして、1人の若者が座っていた。
どこで聞きつけたのか、人里離れた山奥で己の技にさらに磨きをかけんとする
ゴウケンのもとに、教えを乞おうと若者はやってきたのだった。
一目みてゴウケンは見抜いた。
この若者の中に、類稀な闘いの才能が秘められていることを……。
「ダンとやら、お前はその拳に何を求める」
そのゴウケンの言葉に若者は静かに頭を上げ、凛としてこう答えた。
「ただ、強さのみ!」
ゴウケンがダンの才能に興味を持ち、弟子として迎え入れてから、
いくばくかの月日が流れていた。
ゴウケンの睨んだ通り、ダンは着実に才能を開花させていったのだったが、
なにかが、おかしかった。
繰り出される拳に常につきまとう、ひときわ燃え上がるような憎悪の念と、
何かに駆り立てられるかのような焦り……。
ゴウケンの目指す拳の心は、ダンの拳の先にはなかった。
「わしは誤ったのかもしれん……」
ゴウケンは何かを決意した目で、そう呟いた。

漆黒の闇の中、ロウソクの明かりだけがほのかに揺らめく道場に、
初めて出会った日のように、じっと対座する2人の姿があった。
「ダンよ、お前は何を背負っている」
その問いに顔を背けて沈黙するダンを見て、ゴウケンはゆっくりと立ち上がった。
「ならばお前の拳、封じるしかあるまい」
静かに歩み寄り、膝の上に置かれたダンの拳を目掛けて突きを放った。
身をこわばらせたダンがゆっくり目を開けると、その突きはダンの拳の直前で止まっていた。
いやしくも師として、教えを授けた弟子の拳を自らの手で砕くことなど、
ゴウケンにできようはずもなかった。
「ダンよ、わしの前から立ち去れ……そして、拳は捨てよ」
背を向けそう言い放つと、ゴウケンは涙を流すダンを残したまま、道場を出ていった。
その夜ダンはゴウケンのもとを去った。
憎しみにまみれていようと、拳を捨てるわけにはいかない……
そう、あの男への復讐を果たすまでは!
+ZERO2 バックストーリー
必勝無頼拳

白熱灯に照らされ、浮かび上がる2人の男。
2メートルを超す大男が、苦しそうに荒い息をしている。
そこに飛びかかるもうひとりの男。
「あれは……オレの、オヤジ? そうだ、あれは……
ムエタイ・チャンピオンに挑むオヤジの姿だ。て、ことは……!? 
だめだ……やめろ、やめてくれ!!」
大男の眼が見開き、狂暴な赤い光を放った。
それは吹き出す鮮血だった……。
「やめろォォーーーー!!」
飛びかかった男は、その血を全身に浴び、逆に吹っ飛ばされた。
世界が、赤く染まってゆく……
「!!」ダンはベッドから飛び起きた。
全身が震え、不快な汗がシーツをぬらしていた。
「また、あの夢か……!」
格闘家だった父が、ムエタイ・チャンピオンのサガットとの試合の直後に
命を落としてから十数年、ダンはこの悪夢に悩まされつづけてきた。
復讐を果たすまではこの悪夢は去らない。
そう信じ、ダンは遮二無二、己の拳に殺意と憎悪を宿らせ、
悪鬼サガットを討つべく修行を重ねてきたのだ。
おもむろに立ち上がるダン。体中にみなぎる炎のごときパワー。
目前に揺れるサンド・バッグの前に立ち、ダンは力を解き放った。
「オラオラオラオラオラアアァァァーー!!」
すさまじい勢いで蹴りや突きが放たれ、一分のスキもなくサンド・バッグに吸い込まれてゆく。
もてるすべての技を瞬時にたたき込む……
ダンの怒りが臨界に達したとき、抑止不可能の超絶技「必勝無頼拳」が発動する。
「晃ゥ龍ゥ拳ンン!!」
あとかたもなく消し飛ぶサンド・バッグ。
いまやダンに、サガットを恐れる心はない。
恐れは怒りに、脅えは憎しみに変えてみせる
……己に課した誓いを確かめるかのように、ダンはひとり、拳を突き上げるのだった。

*2
受講者の一人に「私立ジャスティス学園」に登場する太陽学園の委員長がいる。
が、後にマスターズ流空手に乗り換えられており、内容的に芳しくないことが伺える。

*3
ダンの原型である「サガットに首根っこを掴まれ持ち上げられている道着姿の男」は、
実際はSNKの『THE KING OF FIGHTERS』シリーズが世に出る前に、既にイラストレーターによって描かれていた。

*4
当初名前は不明であったが、後に「パラレル設定です」と しつこく念を押した上で
「シャドルー格闘家研究所」にて詳細な設定が明かされた。
+パラレル設定です
フルネームは 火引百合子 (ひびき ゆりこ)。好きなものは兄とケーキ、嫌いなものはワカメとメカ豪鬼
兄とは違い、生まれは日本である。
好奇心旺盛な性格で、世界を旅する兄をこっそり尾行し見守っている。
何気に某トゥードゥーも真っ青なスニーキングスキルを備えているようで、
兄はおろか プレイヤーや開発にすら気付かれない 域に達しているらしい。・・・・すごい妹だ。
フラフラしてる兄にはそろそろ落ち着いて欲しいと願っており、
将来は兄の商才を活かして一緒に通販ショップでも開きたいと考えているんだそうな。良い妹さんである。
ちなみに格闘技には全く興味が無いそうなので、他社ののようにはならない筈。…たぶん。