スタンド使い


「きさま新手のスタンド使いかァーッ!?」

ジョジョの奇妙な冒険』第3部から登場する、ビジュアル化された超能力=「スタンド」を発現させ、
なおかつそれを自らの意志で操作、使役することができる者の総称。「スタンド能力者」、または単に「能力者」とも呼ばれる。
第7部のスタンドは第6部以前とは異なる部分が多いが、本項では主に第3~6部におけるスタンドおよびスタンド使いについて扱う。



スタンド

スタンドとは、本体であるスタンド使い自らの生命エネルギーが作り出すパワーあるヴィジョンである。
生命の持つ精神力が具現化した存在であり、本体の性格や好奇心、本能などによって様々な個性的な能力を備える。
基本的に本体の意志で動くが、ある程度の自我をもって行動できるものもおり、他人と会話が可能なスタンドも存在する。
第3部序盤ではスタープラチナが普通の言葉を喋っていたり、水中での会話にスタンドを用いたりしていたのでスタンドを用いた会話、
ある種のテレパシーの様なものが使えるようだ。
「傍に立つ(Stand by me)」という所から命名されており、ビジュアル的なイメージは守護霊のようなものだと思えば良い
(ブッチ神父により世界が作り変えられてしまった第7部以降では「立ち向かう(stand up to)ためのもの」とされている)。
作中ではジョセフ・ジョースターが名付けたかのように発言しているが、DIOも自分が名付けたと言っており、
何故か世界中でスタンドという名称が広まっている。漫画のお約束なので深く気にしてはいけない
第3部初期では「幽波紋」と書かれ、呼吸が弱まるとスタンドも弱まるなど第2部以前の波紋の発展系のように描かれている。
第3部終盤でもスタンドが波紋を通し、吸血鬼はスタンド越しでも触れるのを躊躇うという描写はある。

また、人間だけが持つものとは限らず、才能さえあれば人間外のはもとより植物、さらにはプランクトンですらスタンドを扱うことが可能。
生物だけにとどまらず、幽霊までもスタンドを持つものがいる。また、スタンドで幽霊を攻撃することが可能。
スタンド使いの精神が入れ替われば、使用するスタンドも入れ替わる前のものを使うことになる*2
基本的にそのスタンドを操る本体に近い形状を取っているが、中には例外もあり、人間のスタンド使いがクワガタ虫のようなスタンドを持っていたり、
ドブネズミがメカっぽいスタンドを発現させたり、オランウータンが大船のスタンドを持っていたりもする。

スタンドの性質として、スタンド使い以外の一般人がスタンドを視認することはできない。その上、傷付けることはおろか触ることも不可能である。
ただし、スタンドの毒針をフライパンで防いだり、例外と思われるシーンも多い。
逆にスタンドで通常の物体に触れることは普通に可能で、
戦闘外で遠くの物や家具の隙間に落ちた物を取るのにスタンドを使ったことを発言したスタンド使いも多い。
他に後述のように物質(などの武器、車や本などの道具から本体の肉体まで)と同化して発現するタイプのスタンドも存在し、
これらは一般人にも見えたり触れたりできるものもある。

スタンド使いになる方法は複数種類存在し、
  1. 生まれつき発現している
  2. 血縁者がスタンドを発現
  3. 周囲に強力なスタンド使いが存在する
  4. 「弓と矢」の矢に貫かれる
  5. 各分野での長年の修行の結果として発現
  6. 「悪魔の手のひら」と呼ばれる地域に遭遇する
  7. ホワイトスネイクのDISCを挿入する(例外)
以上が基本的な方法である。スタンドとは才能であり、才能が無いものがスタンド能力に目覚めることは無い。
生まれつき才能はあっても発現しておらず、何かのきっかけでスタンド能力に目覚めるものも多い。
闘争本能が強いほど発現しやすく、特に罪人は魂のパワーが強いらしい。
しかしスタンドが発現したからといって必ずしもスタンド使いになるとは限らず、闘争本能の弱いものならスタンドが害になったり、
死亡してしまったり、スタンドが一人歩きし、本体の意思に反して活動・暴走してしまうこともある。
よってそれらのスタンドを生み出した本体は、厳密に言ってスタンド使いとは呼べない。
第7部の単行本にて「波紋や第7部の鉄球の回転の技術は、スタンドという才能に近付くための努力の結晶」であると書かれている。*1

また、スタンドにはある一定のルールが存在し、例えそのスタンドがいかに強大なパワーや無敵の能力を持とうと、
それがスタンドである限りそのルールから外れることは決してできない(いずれも多少の例外は存在する)。

  1. スタンドはスタンド使いの意志で動き、動かされる
    (前述したように操れないスタンドもある)
  2. スタンドはスタンドでしか攻撃できない
    (スタンド能力を伴わない物理的攻撃(波紋含む)は通用せず、能力を持たない者には不可視。ただし物質と同化するタイプのものは例外。
      またスタンド使い本体はこの限りではなく、スタンドで防御できなければ車に轢かれて死ぬこともありうる)
  3. スタンドは1人につき1能力である
    同系統であれば複数の能力を持つ者もおり、厳密な定義は曖昧*2
  4. スタンドが傷付けばその本体も体の同部位に同じ傷がつく
    (人型ではないスタンドでも相当する部位が傷つき、群体型ならやられた数に相当するダメージが本体に入る)
  5. スタンドが消滅すれば、その本体も死ぬ
    (物質と同化するタイプや自動操縦型の場合はこの限りではない)
  6. スタンドのエネルギー(力の強さ)は本体からの距離に反比例する
    (原則的にパワーの弱いスタンドほど遠くまで行ける。自動操縦という形で射程の制限を克服しているものもある)
  7. スタンドは、その本体から離れることができる距離に限界がある
    (一般的な近距離パワー型は2m程度)
  8. スタンドは、その本人によってはパワーとして成長する場合がある
    (経験や覚悟などによって能力の性質が大きく変化することも)

日本の漫画界に与えた影響の非常に大きい概念であり、
鉄腕アトム』の「馬力」、『キン肉マン』の「超人強度」、『ドラゴンボール』の「戦闘力」と言った
「数字の大きさで優劣を決める」インフレバトル漫画とは一線を画す、
「能力の強弱ではなく能力の相性が勝負を決める」能力バトル漫画の最初の物と言われている
(厳密には山田風太郎の『甲賀忍法帖(バジリスク甲賀忍法帖)』や横山光輝の『伊賀の影丸』等の所謂「忍法もの」という前例があったが)。
この「一人一能力」「能力にいくつかの系統がある」という特徴は、
ONE PIECE』の「悪魔の実」、『HUNTER×HUNTER』の「念能力」などに引き継がれており、
ギャグ漫画で「スタンド能力」そのものがパロディされるケースも多々ある。


主なスタンドの分類

近距離パワー型

作中に登場する中でも数が多く、また主人公のスタンドもこれに分類されることが多い。
名前の通り、スタンド像がスタンド使い本人から一定距離以上離れることができない代わりに、高いパワーを持つ
(例外的にDIOの「ザ・ワールド」はこのタイプでありながら10m近く移動が可能)。
近付いての殴り合いなら、他のタイプのスタンドを大きく上回る戦闘力を発揮できる反面、「殴ることそのものが危険なスタンド」には弱い面がある。

遠隔操作型

概ね10メートル以上の射程を持って自由に行動できるスタンド。
単純なパワーでは近距離型に大きく劣るが、何かしらの特殊能力を持っていることが多く、本体に近付かれさえしなければ高い能力を発揮できることも多い。
また、恨みのパワーで近距離パワー型並の攻撃力を得る「エボニーデビル」や、
本体に近付くことでパワーが増す「ハイプリエステス」など単に射程が長い以上の力を持っていることもある。
また、「本体がスタンド像周辺の状況を察知できる」というのも特徴で、偵察役などの役割を担うことも。

自動操縦型

何かしらの条件を満たすことでスタンド像が自律的に行動するタイプ。
最大の特徴は、近距離パワー型並のパワーと、遠隔操作型並の射程を併せ持つ万能性である。
パワー、スピード、耐久力いずれも極めて高い上、自動操縦型スタンドはどれだけ攻撃されても本体にダメージが返らない(?)という、
他のスタンドと比較した場合極めて強力な長所を持つ(ダメージでない特殊効果は一部通用するので単に鈍いだけの可能性もある)。
弱点は「自律行動する」というものそのもの。
遠隔操作型と異なり、本体はスタンド像周辺の状況を把握することができず、
「戦況がどのように推移しているのか」、もっと極端な場合「自分のスタンドがどのような状態にあるのか」すら知ることができない場合が多い。
また、定められた条件で勝手に動くだけなので、応用性が皆無でフェイクやだまし討ちに極端に弱い側面もある。
バイツァ・ダスト」のように条件を満たせば本体にすら自動的に攻撃するという厄介なものまで存在する。
格ゲーで言うと普通のスタンドがプレイヤーキャラなら、こっちは波動拳のような「発射後勝手に飛んでいくだけの飛び道具」が近いだろうか。
なお、本体のコントロールを受け付けない「暴走状態」にあるスタンドも、射程距離の概念が通用しなかったりとこのタイプに近い能力を発揮する。

一体化型

上記の射程による分類とは別の区分によるもの。
何かしらの通常物質と一体化(ただし明らかに巨大化するケースがあるので「依代」が近いかもしれない)しているスタンド。
便宜上「物質」と呼んだが、第4部の「レッド・ホット・チリ・ペッパー」の「電気」など手に触れられる物質以外のケースもある。
基本的にスタンドはスタンド使いでない一般人には見えないが、このタイプは例外的に一般人にも認識可能。
全体的にパワーが高い傾向にある他、「一般人にも見えるし触れる」という特徴を最大限生かしたスタンドが「ストレングス」*3や「アヌビス神」である。
弱点(?)としては「スタンドでない物理的な干渉もほぼ常時受ける(例外的にアヌビス神など通過も可能な奴もいる)」というのがある。
このため物によってはタールやガラス瓶で動きを封じられたり、
逆に「イエローテンパランス」など本体を覆ってガードしたのはよいが、空気を取りこむために隙間が必要でそこを責められやられたという連中もいる。
なお、第4部に登場するサーフィス(人形を依代にするスタンド)やラブ・デラックス(髪の毛が依り代)が腕をもがれたり炎上している際の描写から
「非スタンドの物理攻撃で破壊することも可能」だが「この際本体へのダメージ反映はない」ようである。

無像型

スタンド像が存在しないタイプの能力。第3部では全く存在せず(可能性があるものでも能力使用時に姿を確認できないオインゴのクヌム神程度)、
それ以降もあまり出てこないレアなタイプのスタンド。
大抵の場合、射程距離の概念が通用しない上非常に強力かつ特殊な能力を有している。
その一方で「スタンド像がない」ためスタンドそれ自体の戦闘力は非常に低い。
有名なのはウンガロの「ボヘミアン・ラプソディー」。能力だけを見れば全スタンドを通して見てもトップクラスの凶悪さである。

群体型

「スタンドは一人一つ」の例外にある存在。
「一種類のスタンドなのだが、複数体に分割されている」のが特徴。
基本的に一体一体のパワーはごく微弱だが、全体で一点に攻撃力を集中させることで単体同様に高い破壊力を得ることができる。
そして、「スタンド全てを合わせて一体のスタンド」なので、分割されたスタンド像を一体ずつ攻撃しても、
本体にはほとんどダメージが返って行かないというスタンド使いの戦いにおいて極めて強力な長所を持つ
(「セックス・ピストルズ」は「6人で1つのスタンド」なので1人破壊されるだけで6分の1という大ダメージを負ってしまうが)。
小説『恥知らずのパープルヘイズ』においては、
カンノーロ・ムーロロが「群体型スタンドの持ち主は心や精神に大きな空洞を抱えているらしい」という伝聞を語っている。
それぞれの持ち主の経歴を思い返してみると…。

その他

メローネの「ベイビィフェイス」は「学習して進化する遠距離型スタンド」であり、
自動操縦型に近い射程距離やパワーを備えながら、本体にもある程度スタンドの状況が把握できる。
遠隔操作型と自動操縦型の中間のようなスタンドである。
セッコの「オアシス」やマジェント・マジェントの「20th century boy」は「本体が纏う」スタンド。
近距離パワー型ではあるが、より直接的に本体を防御する能力に長けている(というか20th century boyはそれしかできない)。
ちなみにギアッチョの「ホワイト・アルバム」はこれの類例っぽいが、
「スタンド像を直接纏う」ではなく、「周辺の水分を氷結させてスーツを作っている」なのでちょっと違う。
ジョセフの「ハーミット・パープル」は具体的な分類が不明な珍しいスタンド。
「多少ちぎられてもダメージのフィードバックがない」ことを考えると、
「蔓植物状の(遠隔操縦?)スタンドが多数寄り集まって作られた群体型に近いスタンド」という考察はあるが…。

スタンドのパラメーター

破壊力 スピード 射程距離
持続力 精密動作性 成長性
の6項目についてA(超スゴイ)、B(スゴイ)、C(人間と同じ)、D(ニガテ)、E(超ニガテ)の5段階で下される評価
(他はともかく「射程距離」は人間のどの辺を基準にしたらいいのか荒木先生も迷うらしく、後述のように同レベルのはずが評価が変わることがある)。
一部「∞(無限大)」や「なし」、「成長性:E(完成)」という評価となっているスタンドもある。

このパラメーターで総合評価最強のスタンドは、射程距離のみCで他は全てAの「スタープラチナ」「D4C」、
精密動作性のみCで他は全てAの「レッド・ホット・チリ・ペッパー」「キッス」となる。
逆に総合評価最弱のスタンドは作中でも触れられている通り、持続力以外の全てがE評価の「サバイバー」となるだろう
(他には持続力と射程距離以外がなし評価の「スカイ・ハイ」も最弱候補か)。
なお、極論すればスタンド使いの戦いは己のスタンドをどれだけ使いこなせるかの勝負であり、
何度も言われているように「適材適所」であり「スタンドに強いも弱いもない」ため、
これらのパラメーターがどれだけ優れていようと、それだけで強力なスタンドというわけではない
ではっ倒したりで切ったりで破壊することはできないが吸うことは可能などスタンド同士での相性もあるため)。

破壊力

純粋なスタンドのパワー。近距離パワー型で高評価となっているスタンドが多い。
破壊力Aのスタンドは、パンチ一発で容易く人体をぶち抜ける破壊力であり、本当に尋常でなく強い。
一方破壊力Eとなると、物体を持ち上げることすら不可能というレベルで非力なスタンドもゴロゴロしており、個人差が非常に激しい。
しかし、破壊力Cの「ゴールド・エクスペリエンス」が車を易々と破壊したり、逆に破壊力Aの「ストーン・フリー」は鉄格子を壊せなかったりと、
スタンドパワーの評価はどういう基準なのかと聞きたくなるような描写も多い。
中には特定の行為だけ強い奴もいて、第5部の「ブラック・ザバス」は「破壊力:E(ただし押さえつける力のみA)」と、
両極端すぎる強さがステータス表に書かれていた。
また、攻撃した物体を消失させる能力を持つ「クリーム」および「ザ・ハンド」は共に破壊力Bとなっているが、
相手の防御力を無視して削り取ってしまうこれらのスタンドに、「破壊力」というパラメーターがどれだけ意味があるのかも謎である。

スピード

スタンドの移動するスピード。近距離パワー型か自動操縦型で高評価となっていることが多い。
実は、移動スピードが売りのスタンドというのは作中ではほとんど登場せず、
第4部登場の時速60㎞(劇中明記)で追いかけてきた「ハイウェイ・スター」でさえ「スピード:B」評価である
(スタープラチナやシルバーチャリオッツのように「攻撃スピードが自慢のスタンド」はいくつかあるが)。
また、第3部の自動車に取りつくスタンドでカーチェイスシーンもある「運命の車輪」、人面疽のスタンドで生身のジョセフと殴り合った「女帝」や、
操る死体がそれなりの速さで襲ってくる「正義」がD・E評価な所を見ると、操っているものの速度は関係ないようである。

そもそも近距離型は本体から一定距離以上離れられないこともあり、原作で明確にこのパラメーターが勝負の決め手になったことはあまりない。
これが高いスタンドは、むしろ上述したような「攻撃の速さ」が強みとして演出される場合が多いだろうか。

射程距離

スタンドが本体からどの程度離れられるかという射程距離。無論、遠隔操作型か自動操縦型で高く、近距離パワー型ではあまり優れていない。
ただ、3~5部主人公のスタンドは全員近距離パワー型で、『JOJO A-GO!GO!』では射程距離2m同士のはずなのに、
「スタープラチナ」C、「クレイジー・ダイヤモンド」D、「ゴールド・エクスペリエンス」Eと大分評価が違う。
目安としては、「大体10メートル程度までは評価C」、「50~100メートル程度で評価B」、「数キロ単位だと評価A」となっている模様。
割と曖昧なパラメーターであり、「スタンド像の射程距離」なのか「能力の射程距離」なのか不明なキャラが多い。
例えばDIOの「ザ・ワールド」は射程距離評価Cで、実際スタンド像は10メートルほどしか動かせないが、能力の「時間停止」は全世界にまで影響があり、
この考え方では射程距離評価は到底Cには収まらない。
一方「キッス」の射程距離は「A」だが、キッスそのものは近距離パワー型で、この射程距離は特殊能力の「シール」の方を指していると思われる。

持続力

スタンドをどの程度維持できるか、というパラメーター。
一種の防御力のようなものとも考えられるが、「持続力自慢」のスタンドがあまりなく、目立ったパラメーターではない。
これもスタンド像の持続力なのか特殊能力の持続力なのかは曖昧である。

精密動作性

そのスタンドがどの程度精緻な動作を行えるかを表したパラメーター。
高いほど本体の意思通りに正確に行動できるが、低いと大ざっぱな攻撃しかできない。
この評価が低いスタンドには、無差別攻撃を行うタイプが含まれる。
サン」は精密動作性Eだが、光線でラクダや双眼鏡を狙い撃ちにしているシーンもあり、
低いからといって全ての行動で精密動作ができないというわけではない。

成長性

そのスタンドの秘めた可能性。生まれたてのスタンドや、本体に強い好奇心がある場合に高評価となることが多い。
逆に既に高い能力を持っているスタンドだと、低めの評価となっている。
スタープラチナは第3部では「A」だが第6部では成長し切り、「E(完成)」となっている
(第6部でもスタープラチナ ザ・ワールドは「C」となっている)。


ジョジョの奇妙な冒険のスタンド使い(MUGEN内に存在するキャラ)

本体 スタンド
第三部
空条承太郎 スタープラチナ
DIO / 天国に到達したDIO ザ・ワールド / ザ・ワールド・オーバーヘブン
ジョセフ・ジョースター ハーミットパープル
モハメド・アヴドゥル マジシャンズレッド
花京院典明 ハイエロファントグリーン
ジャン=ピエール・ポルナレフ シルバーチャリオッツ
イギー ザ・フール
グレーフライ タワーオブグレー
呪いのデーボ エボニーデビル
ラバーソール イエローテンパランス
ホル・ホース エンペラー
J・ガイル ハングドマン
ズィー・ズィー ホウィール・オブ・フォーチュン
エンヤ婆 ジャスティス
スティーリー・ダン ラバーズ
アラビア・ファッツ サン
マニッシュ・ボーイ デス・13(サーティーン)
カメオ ジャッジメント
ミドラー ハイプリエステス
ンドゥール ゲブ神
チャカカーンアヌビス二刀流ポルナレフ アヌビス神
マライヤ バステト女神
アレッシー セト神
オインゴ クヌム神
ボインゴ トト神
ペットショップ ホルス神
ヴァニラ・アイス クリーム
第四部
東方仗助 クレイジー・ダイヤモンド
広瀬康一 エコーズ ACT1.2.3
虹村形兆 バッドカンパニー
虹村億泰 ザ・ハンド
山岸由花子 ラブ・デラックス
岸辺露伴 ヘブンズ・ドアー
音石明 レッド・ホット・チリ・ペッパー
噴上裕也 ハイウェイ・スター
宮本輝之輔 エニグマ
吉良吉影 キラークイーン
第五部
ジョルノ・ジョバァーナ ゴールド・エクスペリエンス
ブローノ・ブチャラティ スティッキー・フィンガーズ
レオーネ・アバッキオ ムーディー・ブルース
グイード・ミスタ セックス・ピストルズ
パンナコッタ・フーゴ パープル・ヘイズ
ナランチャ・ギルガ エアロスミス
トリッシュ・ウナ スパイス・ガール
ポルポ ブラック・サバス
プロシュート ザ・グレイトフル・デッド
ペッシ ビーチ・ボーイ
メローネ ベイビィ・フェイス
ギアッチョ ホワイト・アルバム
リゾット・ネエロ メタリカ
カルネ ノトーリアス・B・I・G
チョコラータ グリーン・ディ
セッコ オアシス
ディアボロ キング・クリムゾン
スコリッピ ローリング・ストーン(ズ)
第六部
空条徐倫 ストーン・フリー
エンポリオ・アルニーニョ バーニング・ダウン・ザ・ハウス
ウェザー・リポート ウェザー・リポート
ケンゾー ドラゴンズドリーム
エンリコ・プッチ ホワイトスネイク
C-MOON
メイド・イン・ヘブン
第七部
ジョニィ・ジョースター タスク(牙)
ジャイロ・ツェペリ ボール・ブレイカー
ホット・パンツ クリーム・スターター
ブラックモア キャッチ・ザ・レインボー
リンゴォ・ロードアゲイン マンダム
ディエゴ・ブランドー スケアリー・モンスターズ
THE WORLD
ファニー・ヴァレンタイン D4C


「スタンド使いとスタンド使いは引かれあう」


MUGENにおけるスタンド使い

MUGENにおいては、既存のキャラに既存のスプライトをくっつけるだけで作成でき、
システムが複雑になるものの、ドット絵を描く必要が無いわりには強いインパクトや個性を持たせられるためか、
アレンジによるスタンド使いが多数存在する。
勿論、スタンドを含めて全て新規で描かれたスタンド使いも存在する。
本体 スタンド
咲夜ブランドー ザ・ワールド
ファイナル咲夜
空条美鈴 スタープラチナ
紅美鈴 カンフーマン
チャリオッツ妖夢 シルバーチャリオッツ
チルノ・ブランドー クレイジー・ダン
リュウ スモープラチナ
シオン・エルトナム・アトラシア 遠野志貴
American idiot センチピード(ハイエロファント)&ロブスター(シルバーチャリオッツ)
クリスチャン クリーパー
クエーカ シルバナハート
ED G. 正体不明
ファイナルディオルド ドナリー(ドナルドガール)
当然ながら、作品の枠を超えた異種格闘技戦がデフォであるMUGENでは、
スタンド使いでなくともスタンドと張り合うことが可能である。
ストーリー動画でも多くの場合は暗黙の了解として扱われているが、このことについてきちんと理由付けをしている作品も一応はある。
また、設定の使い勝手の良さからか、既存の格ゲーキャラとセットで主に人外・モンスターやデフォルメキャラがスタンド扱いで登場することもよく見られる
こちらは特にそれが顕著で、多数のポケモンカービィのキャラクターがスタンド役として登場)。

なお、上記のキャラ以外にも、
など、スタンドと酷似する特徴や技を持つキャラもスタンド使いと呼ばれる場合があり、
それらのキャラ同士がトーナメントなどで試合になるとJOJOでやれと言われることも
(一方で「○○のアルカナ」と呼ばれることも多いが)。
その他に『スクライド』の「アルター」や『ペルソナ』シリーズの「ペルソナ」なども、位置付けがスタンドに酷似している。


*1
これの裏付けと言えそうなものとして、第1部に登場するツェペリの波紋法の師・トンペティは「手を握った相手の先の運命を知ることができる」という、
波紋の原理ではとても説明が付かないような能力を身に付けている。
これが修行の末に身に付けたスタンド能力だとすると、彼こそが『ジョジョ』で一番最初に登場したスタンド使いということになるのだろうか。

*2
DIOは「ザ・ワールド」とは全く別にジョセフと同じような「念写能力のイバラのスタンド」を使えるが、
「これは『ジョナサン・ジョースターの肉体が発現させたスタンド』であり、
ジョナサンの肉体を乗っ取っているためそのスタンドをもDIOは自由にできる」とされている。
これは本編では全く語られなかったが、画集『JOJO A-GO!GO!』付録のスタンド辞典でそう説明された。

*3
ただしこのストレングスが一般人にも見える理由は他の一体化型スタンドとは違い「エネルギーが巨大なため」とされている。
これは本編でもアヴドゥルが推測だけはしていたが、画集『JOJO6251―荒木飛呂彦の世界』でそう説明された。
小さな船と一体化し、巨大な貨物船に見せるスタンド。(中略)スタンドのエネルギーがあまりにも巨大なので、普通の人間にも見ることができる。
つまり、他の一体化型スタンドが見えるのは物質と一体化している時だけだが、恐らくストレングスだけは非一体化時でも見えるのだろう。……多分。


最終更新:2024年03月17日 18:51
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