ストライカー

「やっちゃってくださーい!」


画面外から現れてプレイヤーを援護するキャラクターを指す。

元は『THE KING OF FIGHTERS'99』~『2001』に存在したシステムである。
実際は『MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER』の「ヴァリアブルアシスト」の方が先だが、
呼称としてはどちらかと言うと「ストライカー」の方が定着している感がある。
さらに元をたどれば『痛快GANGAN行進曲』の草薙条GANGAN必殺技「友情の合体熱血パンチ」や、
『KOF'94』~『'98』のサブシステム「援護攻撃」辺りということになるだろうか。
だがKOFでは対戦が成り立たないほどにバランスを崩壊させた要因として、黒歴史扱いされつつある(『KOF2000』は特にひどかった)。
対戦のたび「 オッシャー! 」と乱入してフルボッコにされ、おまけに挑発まで(『'99』では尻も)出していく
パンツ男の悪夢に悩まされた人も多いのではないだろうか。

『KOF2000』にはデフォルトキャラの他に隠しストライカーの「アナザーストライカー」、
さらにその隠しの「マニアックストライカー」が用意されており、旧SNKの過去作や他社からの客演キャラが無数に登場した。
ここまで来るとほとんどバランスなど存在せず、また開発当時SNKの経営が既に致命的に傾いていたため、
この大判振る舞いは 最後のファンサービス だったと見られている。
『KOF2001』の時点でストライカーシステムを廃止しようと言う方向もあったようだが、
当時のスポンサーである韓国イオリス社に続行を進められる形で、2001まで続いた。

使用できる条件・状況は作品によって異なるが
  • 既に画面上に出ているキャラクターは呼び出せない
  • ある程度時間を置かないと同じキャラクターは呼び出せない
のが基本だろうか。
KOFでは試合開始前に「戦闘に参加するキャラ」と「ストライカー専門キャラ」を選択するが、
MARVEL VS. CAPCOM』シリーズでは待機中の相方がアシストとして現れる。「 KOFでもそうしろよ! 」とは割と言われ尽くした話。
そのためか、外伝作品の『EX2』では次の順番のキャラがストライカー(3人目はストライカー無し)というシステムとなっている。

一方、パピーガルフォードパピー、『CAPCOM VS. SNK2』でのチャンに対するチョイ中西剣道に対する弓道などのように、
常に画面に出っぱなしで本体に付き従っているモノは「 オプション 」と呼ばれ、区別されることが多い。
時には 本体がオプション なんて事も。

さらに出現位置が本体の間近だったり半透明だったりすると「 スタンド 」と呼ばれたりもする。
まぁ、はっきりとそう呼ばれているジョジョキャラならともかく、
あくまで「それっぽい」だけのキャラの場合、ちゃんとした定義は存在しないのだが。

MUGENでは

MUGENの仕様上、控えメンバーを参加させることは出来ないため、ストライカーをキャラ自体に組み込むことで擬似的に再現している。
またMUGEN上ではほぼ同じ扱いのためか『NEOGEO BATTLE COLISEUM』や『レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ』の同時攻撃時の相方や、
春日舞織萬三九六人間弾幕のような、共通システムではなく自身の固有技として召喚するもの *1 も「ストライカー」と呼ばれることが多い。
多くは何らかの制限が設けられているが、無制限に呼びまくれるキャラも珍しくないため、自重しないAIを組むと非常にカオスなことになる。
その極みがアフロン氏のだろう。

他にもMUGENオリジナルキャラには、そのキャラの関連キャラをストライカーとして召還可能になっているキャラも多数存在する。
これは「そのキャラもMUGEN入りさせたい。でも単体製作するにはかなり手間がかかる」といった理由から多用されているものと思われる。
ただこのタイプのストライカーの場合、すでに単体キャラとして完成されたキャラにさらに足す形になるために、
そのキャラ本来の性質からすれば異端な技になる事も多い(近接キャラなのに、隙無しストライカーのために遠距離戦も万全…など)。

なお、これらのシステムを最大限に生かした(?)大会動画も存在する。

ストライカーを複数持つキャラ同士が、タッグを組むとこんな事になる。

*1
なおストライカーの語源たるKOFにも、同様の例外が存在する。オリジナルゼロが呼び出すクリザリッド、グルガン、龍がそれ。
彼らもまたストライカーと総称されるが、位置づけはゼロ自身の固有技(特殊技ないし必殺技)とされているのである
(故に、既にストライカーシステムが廃止されている『2002UM』でも、問題なく使用できている)。

関連項目: 特殊システム一覧


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