Robber Crab


為三  戦三

三為為為 三戦

オンラインゲーム『FINAL FANTASY XI』(以下FF11)に登場する敵モンスターの一種、クラブ族の個体の一つ。「ローバークラブ」と読む。
クフタルの洞門・ボヤーダ樹・海蛇の岩窟・テリガン岬・グスタフの洞門・ブンカール浦〔S〕に生息する。
所謂現実世界でいう「蟹(カニ)」であるが、縦に移動出来るし足も四本、青い甲羅のものが顕著で、
甲羅も球体に近く鋏は縦に構えボクシンググローブの様な形状である。
そのずんぐりした体の上に二つの目が付いた姿が漢字の「為」に似ているため、プレイヤーの間では「為」という愛称で呼ばれている
(上記の図における「戦」は「戦士」を表している)。
『攻殻機動隊』のタチコマと ミナミコメツキガニ を足して二で割った甲殻類をイメージしていただければ分かりやすいか
(ちなみに実際のミナミコメツキガニも横ではなく前歩きである)。
なお、「Robber Crab」とは「泥棒蟹」という意味で、ヤシガニの異名でもある。由来は光り物を集める習性がある

拡張ディスク「ジラートの幻影」で追加されたモンスターで、
生息地域は同ディスクで追加される「ジラートエリア」と呼ばれる地域がほとんどである。
クラブ族の中でも60~68と基本レベルが高い。
そのため「『FF11』最初のストーリーのラスボスである「闇の王」より強い蟹」と度々言われており、
実際に「闇の王を倒して調子に乗っていたら蟹に殺された」という冒険者を量産している。

+ 「闇の王より強い蟹」
「闇の王」は最初期のレベルキャップ50時代に登場した敵であり、レベルにすると大体60程度に設定されている。
そのため、50キャップ時代には倒すのがほぼ絶望的な強さの敵であったが、
後に55キャップ、60キャップと引き上げられこの闇の王も討伐できるようになった。
2003年にリリースされた「ジラートの幻影」はこの60キャップに達している、
もしくはそれに近いレベルになっていることを前提とした追加ディスクのため(闇の王を倒す通称「闇王ミッション」をクリアしていないといけない)、
同ディスクで追加された敵やミッションの多くもこの強さを前提としている。

そのため、追加モンスターの多くがこの闇の王のレベル60よりも高く、「闇の王より強い○○」が多数発生することとなった。
この○○には蟹、コウモリなど様々なモンスターが入れられ、
「世界に脅威を与え、滅ぼそうとする敵よりも強い雑魚敵がうろついているのにそれを脅威と思わないNPCはどれだけ強いの?」
等とよくネタにされる。

「仲間を連れてこない」「沢山いる」「魔法を使ってこないのにMPが奪い取り放題」「特に危ない技も無いから安心」と、
パーティーにおけるレベル上げでは良く狩られる人気者。
しかし「ビッグシザー」はただの単発攻撃だが当たればかなり強く、「バブルシャワー」で水属性攻撃ついでに攻撃力を下げ、
「バブルカーテン」で魔法に、「シザーガード」で物理攻撃に強くなり、「メタルボディ」は一定ダメージを完全無効化する。
その持久力とスタンダードながら無駄が無い高性能な敵故に、ソロで挑むと泥沼、ちょっとでも気を抜けば地獄を見せられる。

また、生息地域には同じ見た目のNM(中ボス)「Cancer」「Aquarius」「Tegmine」などが出現することがある。
当然NMは通常のRobber Crabよりも強く、レベル上げ中の冒険者がエリアを徘徊していたTegmineに轢き殺される悲劇なども多発している。

ちなみにジョブ設定的にはナイトらしい。道理でしぶといわけだ。


MUGENにおけるRobber Crab

ネ実の某スレ産のものが存在。製作者はG・E・若本氏。
ブロントさん汚い忍者の様にネタ的な要素は無く、そのままただのカニである。
サイズ的にはちびキャラの部類。ジャンプ力は低く、技も余り繋がらない。
だが、シザーガードによる防御力と一発一発の攻撃力は高く、見かけによらずパワーキャラである。

ゲージ技は防御力を10秒間強化するメタルボディと、
何故かバブルシャワーではなくRPG『黄金の太陽』の水属性全体攻撃「レイジングフラッド」。
後者は自身の周囲に水柱を発生させる技で、縦方向への攻撃範囲が広い。
反面、横方向への攻撃範囲は狭いが、2ゲージ技の「レイジングフラッドII」を直撃させれば4~5割ほどのダメージを与えられる。
ちょこまか動き回って攻撃はしっかり防御、ちまちま攻撃を当ててゲージが溜まったら、
メタルボディで自己強化、レイジングフラッドIIぶっぱというちょっとチキンな戦い方が定石か。
参考動画(4:54~)

出場大会

更新停止中

出演ストーリー



最終更新:2023年01月20日 22:04