つぐみ





   「あなたをはらわせて頂きます。覚悟!!」

1995年にコナミが製作した対戦格闘ゲーム『ドラグーンマイト』の貧乳担当ヒロイン。
担当声優は『ドラゴンボール』のブルマ等で知られる 鶴ひろみ 女史。同作では巨乳担当のレイラと少年キャラのザックも演じている。

ガンダムのツノ鳥(カラス?)をモチーフにした冠を頭につけ、巫女装束に似た服を着た少女。
その欠片を揃えればどんな願いも叶うという「龍の刻印」(それってどこのドラゴンボ(r )。
その存在から邪悪なものを感じ取った彼女は、人類を救うために刻印を探す旅に出る。
使命感が強く、穏やかで優しい性格の持ち主。好きなことは横笛を吹くこと。


   「刻印は血に呪われています。
                                 渡した方が身のためよ!!」

の様な格好をしているが、実は天狗の血を引く一族の末娘である。
そう、彼女こそ格ゲー界初にして空前絶後の天狗っ娘なのである。

武器は天狗らしい、ヤツデ型の扇子のような剣。
くるくると踊るように回りながら空を飛び、「木枯らしの術」や「つむじ風の術」等の技を繰り出す。
また、両足にはぽっくり(舞妓さんなどが履く底の高い厚ぼったい下駄のこと)を履いている。
またダルシムの様に口から火を吐く必殺技「火炎の術」も使う。

結構凄い勢いで吐いていて、しかもこの技でKOすると相手がダウンしても炎上したまま
焼死体のような見た目で正直かなりえげつない。
本作の稼働当時は女性キャラが口から火を吐くとは何事かと思われた人も多かったというが、
様々な女性キャラが生まれた現在では特に問題はないと思われる。というかむしろそこがいい
その後、格ゲー界隈において口から火を吐く女性キャラは増えたものの、ドラゴンといった人外しかいない。
また、プレイアブルキャラクター以外だと一条あかりの必殺技「劾鬼・清姫」なんて変わり種も。

ちなみに『ボンバーガール』の没キャラクターにつぐみをモチーフにした「紅」という巨乳の大女がいた。
設定としてはつぐみと同じ天狗の一族の血を引く少女とのこと。
……コナミの格ゲーキャラの中でも無駄に有名なレイチェルマーシャルチャンピオン)ではなくつぐみを持ってくるあたり、スタッフはかなりの通だと思う。
なお、没になった理由としては「身長が242.4cmありそう」だからだそうな。つぐみは大女でもないのに理由が雑過ぎる


原作での性能

伸びのある遠距離攻撃と優秀な突進技を持つ。
突進技の「木枯らしの術」はヒット後の跳ね上がりがなく、
後退中に出すことも可能なため主に牽制に用いられる。

また、本作の特徴の一つであるボンバー技自らの体力を消費する代わりに簡単なコマンドで出せる強力な必殺技)として
扇を投げ付け、取り付けたワイヤーから電流を流して相手を感電させる「いかづちの術」と、
強化版のスーパーボンバー技「鹿角の術」を持ち、どちらも強力な対空技として重宝する。

多段ヒットする技が多く、リーチも長く全体的に使いやすいので、
初心者でも扱いやすいキャラクターであると言える。


「つむじ風の術!」


「木枯らしの術!」


MUGENにおけるつぐみ

○作シリーズの人ことサクラカ氏によるつぐみが存在していたが、現在はリンク切れにより入手不可。
「いかづちの術」が体力を消費せずに出すことができ、コンボにも繋がるなど、いくつかのアレンジがなされている。
また7P~12Pカラーではサクラカ氏製作のオリジナル追加技を使用できる。

氏のキャラだけあってAIがデフォルトで搭載されており、中々の動きを見せてくれる。
ちなみにオリジナル技をAIに使わせたい場合は設定を一部変更する必要があるので注意すること。

この他、Cenobite53氏が専用ステージを公開している。



「天狗の技は風の舞。人間には見切れないわ。」

出場大会



最終更新:2023年09月02日 15:15