セシリア

「その身に刻め……十字断罪(スラッシュクロス)!」


2D格闘ゲームツクールで制作されたフリーゲーム『タイトル未定 DS』(DSはDark Servantの略。Nintendo DSのDSではない)の登場人物。魔乳軍将ではない。
タイトル未定ながら、ゲーム自体は完成し完結している。
キャラクターセレクトの初期カーソル位置などから同作の主人公と言っても間違いではないだろう。
原作者及びファンからの愛称は「天さん」(たまに「天使さん」と間違われる)。初期の頃は「天使様」とも呼ばれていた。
声優はゼノンと同じ計名さや香女史。
元となった原作ゲームに関しては、それほど設定やストーリー等は決められてはおらず、まさに「タイトル未定」という名の通り、
特に決まりやルール等に縛られずに作られたようである。(ニコニコのMUGEN動画で出すには、自由にバックボーンや設定を決められやすい……かも?)
ただし、後付の設定を作って弄ることを前提としたキャラではないので何事も程々に。

+ 原作で判明している主な設定やストーリー

ちなみに、年齢は 387歳 *1
それでも高性能ばあちゃん扱いされないのは、やはり設定が知られてない彼女よりもが山ほど存在するからだろうか?



原作におけるセシリア

剣士キャラなので全体的に広い攻撃範囲を持つ技が多く、作中のキャラでも群を抜くほどの高火力コンボを叩き出せる。
また、初期プレイヤーキャラで唯一空中ジャンプとガードキャンセル(以下GC)が可能だが、機動力がやや低い。
一部の技のモーションは高嶺響ジョニー徳川慶寅をモデルにしている。
唯一の飛び道具であるが、Hitするごとに威力が下がっていく「裂空斬(エアスラッシャー)」、乱戦では外れやすい「十字断罪(スラッシュクロス)」等クセが強い技が多い。
さらに、上記の高火力コンボはゲージ依存性が高く、乱戦や対人戦では実用性がないため、上級者向けのキャラとなっている。
しかし、ほとんどの超必の無敵時間が長く、おまけにGCによる ダッシュステップ(近距離ダッシュ)中は着地するまで完全無敵 なので、相手に近づければほぼ主導権を握っていける。
ゲージ次第では即死も狙えるコンボルートの豊富さ も相まってゼノン、ラファと並んで3強に位置している。

+ 3強の秘密

ちなみに、同作品にはシャドウブレイドというラファによって生み出されたセシリアのクローンが登場する。
その名前からセシリアを黒くした外見をしており、瞳の色は金色で目付きも悪い。
(CV・台詞はオリジナルであるセシリアと全く同じ)
こちらはゼノン同様、ボスキャラクターで、二段ジャンプの他に空中ダッシュが使える。
(ちなみに空中ダッシュは初期キャラクターではラファのみが使える)
ほとんどの特殊技・必殺技に仕様変更が入っておりセシリアの強化・改造版とも言える。
…が、先の「3強」の面子の通りセシリアより評価は下である。こういう事にはよくあること。

かなり蛇足になるが2D格闘ゲームツクールには「レバーガード」と「ボタンガード」と言う2つのガードの仕様が存在する。
といっても、ツクール制作者は一般的なレバーでのガードを取って制作している事が殆どなのでボタンガードは若干誰得気味。
そんな中、『タイトル未定』では後者のボタンガード仕様で制作されており、体感的には格闘よりも対戦アクションに近いゲームとなっている。
ちなみにマニュアルには「ガーヒーとか好きならすんなり馴染めるかも」と書いてある。

MUGENにおけるセシリア

ハイパーヒロロ氏が製作したものが存在。同氏制作のタイトル未定版ゼノン原作再現だがこちらはMUGEN用にアレンジを加えたとの事。
ゲージ仕様が大きく異なる他、開発終了までラフ画のラン動作だったダッシュの性質も別物になった。
の人」ことel氏によるAIも製作されており、原作の即死コンボこそ狙ってこないものの、カウンターを重視した非常に手強いAIである。
一時公開停止され動画使用も禁止にされていたが、現在は「迷惑を被る方がいないか、人目に曝すことによって気分を害する方が
いないかに注意をしてくれれば自由に使って頂いて構いません」とのこと。

原作のストーリーモードで登場したシルファリア *2ストライカーとして呼び出すことができ、後方から弓で援護してくれる。

剣士キャラにしては全体的に間合いが短く、単発火力もあまり高くないものの、素早い連続攻撃を武器に切り込んでゆくのが得意。
また、シルファリアの弓攻撃が時間差をおいて飛んでくるため、コンボや固め能力は高水準。
シルファリアが画面上にいる間はゲージが徐々に微量ずつ減少していくが、素のゲージ回収率が異様に高いので大した欠点にはなっていない。
ちなみにこのシルファリアはガード中だろうが食らい中だろうがお構いなしに出して攻撃ことができるため切り返し能力も非常に高く、
コンボを決められている所に楽勝で割り込んで逆にコンボを決めるなんてことも可能。
さらに食らい判定の横幅が見た目や内部的な横幅よりもかなり小さく、低い身長ゆえの判定の小ささも相まって
被コンボ拒否能力の高さが大きなアドバンテージになっている。
ただし、シルファリア以外のコンボ抜けシステム等は持っていないので絶対的に有利というほどではない。
(特にエリアルがかみ合ってしまう相手やロック系必殺技を持っている相手にはシルファリアの援護が届かないため、長所が潰されてしまう)
また、画面端に追い込まれるとシルファリアの援護が生かせずにフルボッコされてしまうことも多い。
なお、シルファリアの呼び出しや撤収、各種援護行動はプレイヤーのコマンド入力で行う事になるのでAIのような真似をすると指が非常に忙しい事になる。

なお、上記のel氏のAIはAIレベルの他に、シルファリアの使用率やジャストディフェンス使用頻度、コンボループ回数を設定することが可能。
ただし、これらを全てMAXにすると、隠し剣質マスター守矢Bスタイルエルクゥ等とも渡り合える狂キャラと化すので、大会動画で使用する際は注意すること。
(AIが更新された現在はAIレベル9、シルファリアの使用率9、ジャストディフェンスの使用頻度999、コンボループ回数5以上が最強)
+ el氏AIのシルファリア使用率補足

さらに、更新された最新版のAIでは、AIレベルをMAXにすると 積極的に攻めるようになった
そのため、上記の設定次第では ラウンド開始数秒で7割余裕でした なんてこともある。
(それでも、即死コンボと永久は自重している原作よりは有情な辺りに、原作の世紀末ぶりが伺える)
しかし、これにより総合的にAI戦でもセシリアに勝てるキャラの幅が広がった。
たとえば、投げキャラ当て身を積極的に狙うキャラは、セシリアが自分から射程圏内に入ってくれるようになったため、(更新前と比べると)勝率は格段に上がった。
AI更新前のセシリアは、相手と一定距離を置き、隙を見せた瞬間接近してコンボを叩き込むというのがメイン戦法だった)
特に、超反応AIを搭載したキャラはセシリアに対して圧倒的に有利になっている。
逆に、弾幕キャラや待ちガイルは圧倒的に不利になった。
理由としては、弾幕を張っても GCで突破されやすくなった からである。
実際動画でセシリアが弾幕キャラと戦うことになったら、その見事なまでのグレイズっぷりを披露してくれることであろう。


なお、上記のとおり現在のAIは 10段階にレベルが調整可能だが、実際はAIレベル9が一番強い
(レベル9はカウンター重視の待ち、レベル10は積極的に攻める)
そのため、大会動画でセシリアを登場させる際はAIレベルに気をつけよう。
ちなみに、AIレベルが10だと、 2ラウンド目以降、高確率でフライングをする
これは、レベル10が後付けで付けられたレベルであるためだと思われる。
予断だがAIレベル10同士のセシリアを同キャラ対戦させると お互い交互にダメージを受け合うハマり現象 が起こることがある。
+ 実際大会で起こった一例


全開セシリア(AI更新前)にプレイヤー操作で果敢にも挑戦し、見事打ち勝った動画。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6489513

また、5月2日にはrotarywonda氏によって12Pまで対応するカラーパレットが制作された。
中には魔法少女風のカラーも。
これもハイパーヒロロ氏のサイトで代理公開されている。

+ 大会ネタバレ

あと、mugenろだにはこれを改変したコンパチキャラのシャドウブレイドがいる。改変者は不明。
シルファリアが呼べなくなっているが、技性能に変化はなく原作再現という訳ではない。

そして、まさかの神キャラ入り。
melt氏の「聖なるセシリア」という改変で新人製作者なのに高度な技術で作られており凶悪界で話題となっている。
AIレベル、即死攻撃、防御力、ダメージ減少、タイムアップ時全回復、AIのレベルのランダム化、防御力のランダム化を設定することができ、聖霊化をONにすることで準論外クラスの耐性となるので幅広い大会に出しやすい。

今後の活躍に期待したい。

+ 初公開の時点でのステータス(現行のverでは変わっている可能性があります)


出場大会

+ 一覧

出演ストーリー




*1 当初の設定では87歳だったが、「天使なのに年齢は2桁」というのが妙にリアルだったことと、ライバルキャラであるラファの年齢(426歳)とのバランスを考え、300歳プラスされたという裏話がある。

*2 このシルファリア、最初期のバージョンでは『セシリアの妹分』という設定のみが存在していたいわゆる没キャラだったのだが、ファンからの「(バージョンアップに併せて)新キャラ希望」という声に答える形で一部設定をリファインして誕生したという経緯がある。
名前が決定する以前は、原作者から(「弓を装備している」というそのまんまな理由で)「 弓子 」と呼ばれていた。
上記の呼び名は、現在では彼女の愛称として定着している。
なお、(追加キャラクターであるため)ゲーム中では唯一CVがないキャラクターである。