キム・ドンファン



  • 格闘スタイル: テコンドー
  • 誕生日: 6月13日(20歳)
  • 身長: 181cm
  • 体重: 78kg
  • 血液型: O型
  • 好きなもの: ハイカットのスニーカー
  • 趣味: ナンパ
  • 大切なもの: ガールフレンドたち
  • 好きな食べ物: 焼肉(骨付きカルビ)
  • 嫌いなもの: ネズミ
  • 特技: 大食い(チヂミ食べ放題で60枚の記録)
  • 得意スポーツ: ウィンタースポーツ
  • 好きな音楽: Jポップ
  • 苦手なもの: 親父(尊敬はしている)




「“ココ”の出来が違うんだよ!」
キム・カッファンの長男であり、弟であるキム・ジェイフンと共に『餓狼MOW』にて初参戦。
漢字表記は「金東煥」(父の「金甲喚」とは「ファン」の字が違うが、こちらは元ネタのビッコム社長の方と同じ漢字である)。
「ドンファン」という名前だが、象のポケモンとは全く関係ない。
でも軟派な性格は有名なスペインの伝説上の放蕩貴族「ドン・ファン・テノーリオ」を意識しているのかもしれない。

幼少期の姿はキムのステージや劇場版などで確認出来る。
また、嬉野秋彦氏の小説版『KOF2000』でも幼少期の設定で登場。
テリージョーと出会っており、
ジョーの影響で『MOW』時の性格になったらしいことが作中で示唆されている
(しかしKOF世界はパラレル設定の為、同様のエピソードが餓狼世界でも起こっていたのかどうかは不明)。
声は『月華の剣士』における「天才」御名方守矢と同じ橋本じゅん氏。

成長した彼は軟派で不真面目、軽薄な男。でも密かに父を尊敬していたり、内面は結構真面目だったりする。
弟思いな一面もあり、ジェイフンの手助けしようとKOFに出場したり、真面目過ぎて思い詰めてしまうジェイフンをフォローしたりしている。
努力はしないが強い、所謂天才肌の男。そんな息子に対して父親はどう思ってるかというと、
弟や友人を大切にする部分は認めてはいるものの、もう少しテコンドーに対して真面目に取り組んで欲しいと思っている様子。
一門の秘伝「鳳凰脚」も使える…が、独自に構築したのではないかともされる。
おかげで設定上「鳳凰脚をも会得した」と言われたジェイフンの立場が無い…。
まあ、みたいに人知れず特訓やトレーニングをしているのかもしれないが。
電撃を纏った蹴りを放つのは「稲妻のごとき足技」と言われている所から。要するに演出。
ぶっちゃけ電撃エフェクトが無いとエフェクト的に地味だったからだったと思われる。

生まれ年は、テリーの年齢を考慮して1985年か1986年生まれと推察され、
仮に既に20歳であると、ジェイフン(12月29日生まれ)と同い年になってしまう点より、1985年生まれと思われる
(これが正しいなら、ジェイフンは1986年生まれとなる)。


原作での性能

ゲージが重要なキャラであり、間合いが離れたら「紫電脚」でこつこつ溜める。
飛び道具を撃たれたらJD。飛び込まれても技後の隙は少ないので、対空は大抵間に合う。
その対空技として使われる「空砂塵」は、歴代「空砂塵」の中でもトップクラスの性能と言われており、空中JDされてもリスクが少ない。
「紫電脚」の追撃にも使えるし、ブレーキングから潜在「鳳凰脚」にも繋げられる。
「カッファンやフーンも見習え」と言われる程高性能である。
ただし、このゲームの対空技は基本的に外すと隙がかなりデカいのでブレーキングが推奨されるが、
「空砂塵」BRは地上ガードされると6F不利になるので小技からコンボ、0Fの反撃を貰ってしまう
(『MOW』においては-6Fは「非常に大きい隙」に入ったりする。距離が離れるので強攻撃が当たりにくいのが救い)。
このため対空には向くが、リバサや暴れに使うには割り切りが必要となる
(ちなみに弟の「飛燕斬」BRはガードされても五分なのだが密着してしまうので投げが確定してしまう)。

『MOW』キャラ標準搭載の0F技は、空中超必の「スーパードンファン脚」と潜在技の「オレ様鳳凰脚」。
「ドンファン脚」の最大の利点は空中で出せるということ。これに尽きる。
拒否行動の空中ジャストディフェンスから反撃で大ダメージを取ることが出来る他、飛び道具を見てからジャンプして刺す、小ジャンプを回避して着地に、
バックステップの硬直に、相手の投げスカリに、とジャンプ逃げが強いこのゲームに非常に噛み合っている性能。当然0Fなのでガー不も可能。
他にはの「百合折り」のようなめくり特殊技、中段判定の「雷鳴斬」と「雷鳴弾」、隙の少ない下段の「紫電脚」、発生の早い「飛翔脚」…
と奇襲技が多く、更に大ジャンプ・三角飛び・空中投げ持ちなので空中戦には滅法強い。
「近立DキャンセルフェイントしゃがみCキャンセルフェイント補正切りスーパードンファン脚×2」なんて世紀末連続技も出来る。
画面端なら、更に強「空砂塵」も入るぞ!

このように空中戦は滅法強い上、地上技の判定も強い方に入るため、立ち回り能力は『MOW』キャラの中でも随一である。
が、キャンセルをかけて繋がる地上必殺技が限定状況の物が多いため、地上技のリターンがいまいち取れない部分がある。
また、通常技は地上空中問わずジェイフンとモーションが一緒にもかかわらず、判定面で微妙な差異があり、
基本的にジェイフンの方が判定が強くなっている。地上0F技の「オレ様鳳凰脚」はコマンドの関係から連続技にしにくく、
「スーパードンファン脚」は確定状況は多いものの連続技にするには技術が必要など、基本的に上級者向けのキャラである。
やれることをやれれば強いので、5強の一歩下にジェイフンと仲良く収まっている。

…と、ここまでは2010年の話。2011年、なんと新4強のポジションへとジャンプアップを遂げる。
端端の状況でも紫電脚でゲージを溜めるのが危険ということが発覚し(特にマルコ相手だと見てから虎煌拳が確定)、
相手を転ばせた時に1発分チャージ程度になり、ゲージ効率はロックの次にマシ程度までダウン。
しかし、そのハンデを上回るほどの拒否能力を手にし、相手の行動に容赦無くNoを突き付けつつ立ち回っていくキャラへと変貌した。
どのくらいNoを言えるかというと、相手のすべての行動に対し(歩きで接近まで)拒否する行動が揃っているという極端っぷり。
…が、そこまで容赦なく立ち回るには相当の修練が必要になり、強いことは強いが強さを引き出すのには尋常ではない修練が必要。
現状のポジションは4強とはいえ、理論上最強という言葉が一番しっくり来る。

有名なプレイヤーに「中野TRFの自他共に認める変態さん」「コバ堀勢筆頭」でピンクカラーのドンファンを操るかのぼ(彼女☆募集中 *1)氏がいる。

かのぼ氏の自重しないRNを使ったMAD。
MADであると同時に華麗な立ち回りも見ることが出来る
かのぼ氏の大会での活躍


「まだ本気にさせてくれねーのか?もう帰っちまうぜ?」


MUGENにおけるキム・ドンファン

MUGENでは、tukemon氏製作の『MOW』準拠にM3氏のAIパッチ(公開終了)を当てたものが有名。

+ tukemon氏製作 MOW+アレンジ仕様
  • tukemon氏製作 MOW+アレンジ仕様
基本的に原作再現だが、アレンジ要素として超必殺技「中段下段‥‥」を新たに搭載している。
これは中段の雷鳴斬と下段の紫電脚をランダムで繰り出していくという技で、相手のガードを崩すのに有効。
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴う消滅以降は、hamer氏によって代理公開されている。

M3氏(現・ねむねむ氏)によるAIパッチが存在していたが、現在は公開終了につき入手不可。
こちらには新MUGEN対応のAIパッチも付属していた。
他にはshao氏が外部AIを公開している。

+ 119way氏製作 KOFXI風アレンジ
  • 119way氏製作 KOFXI風アレンジ
スパキャンやドリキャンが可能。また、歩きの移動速度が速い、ダッシュ時に独特の音が出る、最大ゲージが5本などの特徴がある。
また、「オレ様鳳凰脚」は3ゲージ技となっており、『2002UM』風演出が付いている。
超必の性質上ドリキャンがしにくいが、「雷鳴弾」を「スーパードンファン脚」でドリキャンすることで地上に即降りし、
そこからまたコンボを始めるなんて芸当が可能。





「勝ち続けてナンボの天才よ ここ押さえどころね」

出場大会

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出演ストーリー



*1
後に一時彼氏☆募集中に変更され、コバ堀り勢筆頭の格の違いを見せた。


最終更新:2023年09月11日 22:29