ソー


「余は雷神ソー!主神オーディンの息子にして
アスガード最強の戦士なり!」

アメリカのマーベルコミックに登場するスーパーヒーロー。
名前は「Thor(ソール)」の英語読みであり、日本ではローマ字読みの「トール」の方が一般的だろう。
すなわち、北欧神話における戦争と雷の神である。
+ 名前についてあれこれ

ストーリー上でも、オーディンの息子として生を受けた彼はアスガルド最強の戦士として成長するが、
優れた能力ゆえに他者を見下す傲慢な性格に育ってしまい、謙虚さを学ばせるベく右足に障害を持つ人間ドナルド・ブレイクに転生させられた。
成長して医者になった彼は、ノルウェー旅行に行った際に土星人の襲撃を受け、ピンチに陥る。
このときに拾った木ぎれが魔法のハンマー「ムジョルニア」*1になり、
ソーとしての記憶と姿を取り戻し、土星人を撃退することに成功する。*2
それ以来、ドナルドはムジョルニアの力でソーに変身(戻ると言うべきか)して戦うヒーローとなった。

能力は、人類を遥かに超えるアスガルド神である上、そのまた最強の戦士なだけあって非常に高いスペックを誇る。
力はさすが戦神というべきか、あのハルク互角である上に、武器の扱いにも長けている。
神として長いこと生きてきたため、知識や直感力(特に戦争関連)も豊富。
宇宙空間での生存・活動も可能で、惑星を吹っ飛ばした事もある。カオスウォーというイベントではルーチンワークの如き勢いで惑星を吹っ飛ばしまくっていた。
また当然、北欧神話のトールその人のため、惑星サイズの巨大なヘビを力ずくで倒した事も。
そして防御力は惑星を破壊するビーム攻撃を受けても耐えきったことも。
スピードも、光速の数倍と作中ではっきり明言された宇宙戦艦にやすやすと追いつく程。
近年のインフレも受けて、なんとあのギャラクタスと正面から戦ったことも。

最新の展開ではオーディンから一時的に剣と鎧を借り受けた状態での力ではあるが
宇宙を一つ作り上げるほどの力を持ったオーディンと互角の力を持ち、恐怖という概念そのものである神「サーペント」を倒している。
インフレってレベルじゃねぇぞ!

所持するハンマー「ムジョルニア」は、マーベル世界でしばしば「破壊不可能」とまで評される
超高硬度金属ビブラニウムやアダマンチウム並の硬度を誇り、
そのビブラニウムを用いた合金製のキャプテンアメリカの盾をへこませたことすらある。
スパイダーウーマン曰く「壊せないものも壊せる魔法の兵器」だそうで、
他にも理論上突破不可能なエネルギーシールドの出力をハンマーで叩き続けることで弱めたり
あのオンスロートをして「殺すことができない」と言わしめ、作中で何度も物理攻撃無効と言われ続けているジャガーノート
一方的にボコボコにして被ってる中華鍋をベコベコにしたりと相手の特性を無視して破壊できる機能もついているようだ。
他にも天候操作、雷撃、飛行、次元間時間軸移動時間経過を遅くしての高速移動などの様々な能力を所持者にもたらす。
ただし、ソーと同等かそれ以上の高潔な心の持ち主でなくては使うことはおろか、持ち上げることすら出来ない。*3

交流関係も、他のアスガルドの神々やオリンポスの神であるハーキュリース(ヘラクレスの英語読み)、
他のスーパーヒーローなど、かなりの範囲に渡る。
日本にも草薙剣を借りに訪れたこともある。
また、ヒーローチーム「アベンジャーズ」の中では、キャプテンアメリカアイアンマンと共に「ビッグ3」の一人として中心的な役割を果たす。
そもそもアベンジャーズ結成のきっかけは義弟ロキの策謀でソーが狙われたためだったりする。
ただし強すぎるせいで話に絡めにくいのか、たびたび死んで一時的に表舞台から姿を消すことも多い。そして後付設定復活することも多い。
北欧神話に因んだ「ラグナロク」へ最期の戦い(まあ生きてたけど)へ旅立った後、
『シビル・ウォー』においてMr.ファンタスティックによってクローンが作られたことも。
しかも最近では明らかに90年代の頃より強くなっている。扱いに困ってる感があるのに何故異常に強く描くんだベンティス先生以下ライター陣

そんなマーヴル世界で非常に重要な位置を占めるキャラクターなのにも関わらず、格ゲーでは長い間プレイヤーキャラクターとして登場しなかった。
有名どころではMVCスペシャルパートナーとして登場しただけで、あとはデコの格ゲー「アベンジャーズ・イン・ギャラクティックストーム」(以下「AIG」)で
やはりアシストキャラとして登場。 格下のはずのサンダーストライクはプレイヤーキャラになっていたのに
ちなみにカプコン系にソーが参戦できなかった理由はどうやら雷を操る能力がストームと被るかららしい。*4 あんまりである。
しかし、『MVC3』にて遂に参戦。念願が叶った瞬間である。 そらマーベルもフライングするわ
結局ストームも出ているが、コマンド投げなど性能面もストームとはしっかり差別化されている。
なお同作の日本語版では「マイティ・ソー」が正式なキャラ名になっている。

+ 『MVC3』での性能

+ 『UMVC3』での性能


そして、実写映画もアイアンマンに続き公開されている(日本は2011年7月公開)。
傲慢さゆえに地球に堕とされるのは原作通りだが、ドナルドに転生するのではなく、
力とムジョルニアを没収されたのみで姿も人格もソーのままである。駄洒落ではない。
ちなみに映画のコピーは「俺様、神様、マイティ・ソー」である。駄洒落である。
いつもの調子でその俺様な性格のままに行動しようとして車に轢かれたり、テイザー銃喰らったりであっさり昏倒させられる場面がやたら多く、
ドラゴンもひとひねりだったはずの彼の弱体化を端的に現わしていた。
あと、羽ヘルメットはやっぱり最初しか被ってなかった

2012年には映画『アベンジャーズ』に参戦した。
なお、『マイティ・ソー』~『アベンジャーズ』時の吹き替え担当者は三宅健太さん。

ちなみに、MSHのサノスステージで石になってたり、キャプテンアメリカのEDに登場しているのはソーはソーでも純粋なソー本人ではなく、
一時期ソーの代理を務めていたエリック・マスターソンという人物。
ある時エリックはソーの戦闘に巻き込まれ致命傷を負ってしまい、ソーは自分の命を与える事で彼を生かすべく彼と一体化
命だけでなくソーの能力をも得たエリックが新たなソーとなった。MSHの原作「インフィニティ・ガントレット」はちょうどその頃の出来事なのだ。
後に本物のソーが復帰したが、コードネームを「サンダーストライク」に変更してエリックもヒーロー活動を継続。
そう彼こそが前述のAIGで本家のはずのソーをアシストに追いやってプレイヤーキャラの座を得たサンダーストライクその人である。

ちなみに最近になって妹がいることが発覚した。
IMAGEコミックからMARVELに版権の移った戦天使アンジェラこそがソーの妹だったのだ。何という後付
ロキははっちゃけてるし、妹の彼氏は地獄の将校だし……。兄の苦労は絶えないようだ。


MUGENにおけるソー

サンドマンワンダーウーマンで有名な海外のLoganir氏が制作したマイティ・ソーが存在する。
MVC3が発売されるよりも前に作られたMUGENオリジナルの性能なので ンーではない。

MVCシリーズを意識した仕様らしく、屈強な身体を目一杯使っての肉弾攻撃やムジョルニアでの打撃や投擲、
さらにMVCのスペシャルパートナー時とほぼ同じモーションでの雷撃などで戦うが、
実はキャラグラフィックはMVCからそのままというものは無い。
どうやらアレックスDr.ドゥームなどのグラフィックを大幅に改変して製作されたようである。

アーケードモード用にイントロとエンディングもあるなど凝った作りで、そのイントロの最後に近い部分で、
各技のコマンドを表示してくれる。その中に一見すると昇龍コマンドっぽいものがあるのだが、
これは「→↓↘ + ボタン」ではなく「→↓→ + ボタン」と入力しないと出ないので気をつけよう
(まあCOMMANDS.txtに書いてくれてもいるのだが)。

3ゲージ技の「ウォーリアー・オブ・アスガルド」は、竜巻と雷撃で拘束した後、
彼の盟友であるアスガルドの神々*6を召喚して一斉攻撃するという派手、かつ強力なもの。
初段は突進で避けづらい上にガード不可の上、非常に長い間相手を拘束することが可能である。
ただ、演出中にコンボが途切れているらしく、ライフバーを見ると最後の蹴りとその直前の攻撃のダメージしか受けていないように見えてしまう。
そのため演出が長い割にやたら安いと思われがちだが、実際は5割弱と、まぁ3ゲージ技としてはそこそこである。
+ 細かい話

だがこのキャラのハイパーコンボでもっとも強力なのは、おそらく1ゲージ技「ミスティック・レインフォール」だろう。
この技は発動と同時にステージ全体が雷雨に見舞われ、しばらくの間ランダムに下段の雷を降らせるというものだが、
コマンド完成後無敵が発生まで続く上、効果持続中はソー本人もスーパーアーマー化する
追い詰められた時には天候の力で試合をひっくり返してやろう。

他にもMVC仕様だけあってタッグ戦時に強力な武器となるような技を多数持つ。
ただし、デフォだとタッグモードがoffになっている(タッグ戦時に、相方がやられるまで引っ込む)ので、
普通にタッグで使いたい場合はdefファイルを開いてタッグモードをonにする必要がある。

全体的に非常に完成度が高いキャラで、強いAIも標準で搭載されているほか、
2013年にはnaclken氏によるAIが氏のSkyDriveおよび語るスレ用小物ロダにて公開された。
こちらのAIは的確なアドガで距離を離しつつ雷を落とし、迂闊に飛び込めばコンボを叩き込んでくる強力なAIとなっている。
naclken氏のサイトではよりバージョンが新しくなったAIが公開されている場合があるが、
たまに小物ロダのほうが新しい場合もあるので小物ロダと氏のサイトの両方をチェックすると良いだろう。


また、同じくLoganir氏により上記のソーをベースにコンプゲー『Avengers vs. X-Men』仕様のソーが公開された。
こちらは新MUGEN専用となっているほか、ボイスが『MVC3』のものに変更されている。マジパネェし!
デフォルトAIも搭載されているが、「ウォーリアー・オブ・アスガルド」や一部システムなどは削除されている模様。


この他、Rel氏によりUMVC3仕様のソー…を再現したキャラのマイティ・ミョンが公開されている。


Youtubeでは同じ怪力キャラ繋がりかよくハルクジャガーノートと組んだり殴り合ったりしている。

「この勝利を、主神オーディンに捧げよう!」

出場大会

削除済み
更新停止中
凍結

出演ストーリー



*1
「ムジョルニア」は「ミョルニル」の英語読みとされることが多いが、実は間違いである。(詳細は誤植の記事を参照)

*2
なお、この時にぶっとばされた土星人当人が後々変なところで再登場するのだが、それはまた別の話。

*3
たまに奪われて悪用されることもある。何故だ。 元々ソーも傲慢な性格だったからk
具体的にソーと、ムジョルニアの製作者であるオーディン以外でムジョルニアを持ち上げたキャラクターとして
キャプテンアメリカスーパースクラル、ベータ・レイ・ビル、
異世界のキャラクターではスーパーマンワンダーウーマンなどがいる。
特にスーパーマンは同時にキャプテンアメリカの盾も装備し、攻守ともに最強状態になったことも。

また並行世界のそのまたアニメ版の話ではあるがハルクが無理矢理腕力で持ち上げたりもしている。
赤いタイツ?ハハッ、何のことやら。

*4
X-MENとアヴェンジャーズを対比させる際にソーの対比キャラとしてストームが選ばれることも多い。
天候操作能力やチームの切り札的ポジション、神と女神など実際かなり被っている。
ソーがアヴェンジャーズを脱退した時、代わりのメンバーとして選ばれたのがストームであったりする。

*5
ストームが出演していない『アベンジャーズ・イン・ギャラクティックストーム』での攻撃方法は
ライトニングストーム同様の「雷による全方向攻撃」となっている。

*6
最初に登場する三人の戦士はソーの配下のアスガルドの神々、ウォリアーズ・スリー。
一番手の青い服の男は、メイスの名手で孤独と沈黙を愛する無慈悲なるホーガン
二番手の緑の服の男は、陽気でユーモアを愛する剣の達人疾風のファンドラル
三番手の赤い服の男は、口が達者な大食漢大いなるボルスタッグ。敵の上から落下して下敷きにするのはお約束。
最後に登場するなにやら馬面な異形のお方はアスガルドの神ではなく、ベータ・レイ・ビルという名の異星のサイボーグ戦士。
ソーに勝るとも劣らぬ力量と気高い人格から、オーディンに勇者と認められ、ムジョルニアと同等の魔法のハンマー「ストームブレイカー」を贈られた。
初登場時にはソーと互角以上の強さを誇ったのだが、近年のインフレ傾向についていけず「シークレットインベイジョン」というイベントで
あっさりスーパースクラルに破れてストームブレイカーを奪われちゃったこともある。
対してソーの方は大量のスーパースクラル相手に無双していた。インフレってホント非情
…いやでも個人誌じゃ惑星何個も吹っ飛ばす戦闘しまくって「ゴッドイーター」なんて異名までつけられてんのよ?

ついでに他の演出に登場する神々も紹介。
勝利ポーズで背景に出てくる巨大な顔は全能神オーディン。遠隔会話の魔法で連絡を取る時、あのようにして顕現する。本体はちゃんとした人間型である。
別の勝利ポーズで、空飛ぶ騎馬戦車に乗ってくる女性はソーの恋人楯の女神シフ。前述のベータ・レイ・ビルに惚れ込んだことも。
専用ステージは、光り輝く神々の国アスガードと人間の世界ミッドガードを繋いでいる虹の橋ビフロスト。
その背景で見守っているのは、橋の守護神忠実なるヘイムダール。MVC3のエンディングでは、ソーから「もうひとつのミッドガード」の守護を頼まれた。
アスガードの主要メンバーがキャラとステージで勢揃いしている、豪華なキャラである。

……光の神バルドルとして有名な勇敢なるボールダーを除いて。なぜ彼だけどこにもいないのだろうか。 ボルスタッグと大食い大会とか?